JP2008298344A - 室外ユニット - Google Patents

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Tetsuro Takamizo
哲朗 高溝
Takeshi Arai
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Abstract

【課題】略直方体箱状のケーシングの内部空間が鉛直に延びる仕切板によって左右に分割されることで送風機室及び機械室が形成されており、室内ユニットと接続されることによって冷媒回路を構成する室外ユニットにおいて、サービスポートと細管との接合部や室外側冷媒回路構成部品と細管との接合部に力が加わりにくくする。
【解決手段】室外ユニット2は、室外側冷媒回路構成部品と、細管91、93と、サービスポート92、94と、ポート取付プレート95とを備えている。室外側冷媒回路構成部品は、ユニットケーシング51内に設けられ、冷媒回路10の一部を構成している。細管91、93は、室外側冷媒回路構成部品から分岐されている。サービスポート92、94は、細管91、93の先端に設けられている。ポート取付プレート95は、サービスポート92、94が固定されるとともに、ユニットケーシング51に固定されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、室外ユニット、特に、略直方体箱状のケーシングの内部空間が鉛直に延びる仕切板によって左右に分割されることで送風機室及び機械室が形成されており、室内ユニットと接続されることによって冷媒回路を構成する室外ユニットに関する。
従来の室外ユニットとして、略直方体箱状のケーシングの内部空間が鉛直に延びる仕切板により左右に分割されることで送風機室及び機械室が形成された構造を有するものがある。このような室外ユニットは、室内ユニットと接続されることによって冷媒回路を構成している。そして、室外ユニット内には、圧縮機、熱交換器、弁や冷媒管等の室外側冷媒回路構成部品が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−236284号公報
このような室外ユニットにおいて、試運転やメンテナンス等の作業のために、室外側冷媒回路構成部品から細管を分岐して、その先端にサービスポートを設けることがある。ここで、サービスポートは、試運転やメンテナンス等に必要な機器を接続するための接続口として機能する部材である。
このようなサービスポートは、通常運転等を行っている場合には、キャップが取り付けられることによって閉鎖されており、試運転やメンテナンス等の作業を行う場合において、作業開始時には、キャップが取り外されて、試運転やメンテナンス等に必要な機器としての圧力計やボンベ等が接続され、作業終了時には、試運転やメンテナンス等に必要な機器が取り外されて、キャップが取り付けられる。
しかし、キャップを取り外したり取り付ける等のサービスポートを操作する際には、サービスポートと細管との接合部や室外側冷媒回路構成部品と細管との接合部に力が加わりやすく、これにより、接合部又はその近傍部分を損傷して冷媒漏れを発生させるおそれがあることから、このような事態が生じないように、接合部にできるだけ力が加わらないようにサービスポートの操作を慎重に行う必要があり、試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性も向上させにくい状況にある。また、接合部にできるだけ力が加わらないようにするためには、細管の長さをできるだけ短くすることが望ましいのであるが、細管の長さを短くすると、アクセスしにくい位置にサービスポートを配置せざるを得なくなったり、逆に、サービスポートへのアクセスを優先すると、細管を室外側冷媒回路構成部品から分岐させる位置として、機能上最も好ましい位置に設定できなくなるという問題も生じる。
本発明の課題は、略直方体箱状のケーシングの内部空間が鉛直に延びる仕切板によって左右に分割されることで送風機室及び機械室が形成されており、室内ユニットと接続されることによって冷媒回路を構成する室外ユニットにおいて、サービスポートと細管との接合部や室外側冷媒回路構成部品と細管との接合部に力が加わりにくくすることにある。
第1の発明にかかる室外ユニットは、略直方体形状のケーシングの内部空間が鉛直に延びる仕切板によって左右に分割されることで送風機室及び機械室が形成されており、室内ユニットと接続されることによって冷媒回路を構成する室外ユニットであって、室外側冷媒回路構成部品と、細管と、サービスポートと、ポート取付プレートとを備えている。
室外側冷媒回路構成部品は、ケーシング内に設けられ、冷媒回路の一部を構成している。細管は、室外側冷媒回路構成部品から分岐されている。サービスポートは、細管の先端に設けられている。ポート取付プレートは、サービスポートが固定されるとともに、ケーシング又は仕切板に固定されている。
この室外ユニットでは、室外側冷媒回路構成部品から分岐された細管の先端に設けられたサービスポートを、ポート取付プレートに固定し、さらに、このポート取付プレートをケーシング又は仕切板に固定するようにしているため、サービスポートと細管との接合部や室外側冷媒回路構成部品と細管との接合部に力が加わりにくくすることができる。
これにより、これらの接合部又はその近傍部分の損傷を防いで冷媒漏れを防止するとともに、サービスポートの操作を容易にして試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性を向上させることができる。また、細管の長さを長くすることが許容されるため、サービスポートをアクセスしやすい位置に配置したり、細管の室外側冷媒回路構成部品から分岐させる位置を、機能上最も好ましい位置に設定することができる。
第2の発明にかかる室外ユニットは、第1の発明にかかる室外ユニットにおいて、ケーシングは、前面部分を構成する前板と、側面部分を構成する側板と、底面部分を構成する底板と、天面部分を構成する天板とを有するとともに、前板の少なくとも機械室を形成する部分を取り外すことが可能になっている。そして、ポート取付プレートは、仕切板の前板側部分、又は、機械室を形成する側板の前板側部分に固定されている。
この室外ユニットでは、ポート取付プレートを、仕切板、又は、機械室を形成する側板、すなわち、試運転やメンテナンス等の作業を行う際に取り外されることのない部材に固定するようにしているため、試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性の向上の妨げにならないようにすることができる。しかも、仕切板の前板側部分や側板の前板側部分という、前板の少なくとも機械室を形成する部分を取りはずした状態において、最もアクセスしやすい位置に、ポート取付プレートを固定しているため、サービスポートへのアクセス性を向上させることができる。
第3の発明にかかる室外ユニットは、第2の発明にかかる室外ユニットにおいて、細管は、室外側冷媒回路構成部品から複数分岐されるとともに、各細管の先端にサービスポートが設けられている。そして、ポート取付プレートは、複数のサービスポートを上下方向に並んだ状態で固定している。
上述の第2の発明にかかる室外ユニットにおいて、サービスポートを複数設ける場合には、これら複数のサービスポートをすべて1つのポート取付プレートに固定することが望ましいが、機械室内へのはみ出しが大きくなり、機械室内に配置される他の部品へのアクセスを妨げたり、他の部品の配置の変更が必要となるおそれがある。
しかし、この室外ユニットでは、複数のサービスポートを上下方向に並んだ状態で固定するポート取付プレートを採用しているため、機械室内へのはみ出しを小さくすることができる。
これにより、機械室内に配置される他の部品へのアクセス性を確保し、他の部品の配置の変更を最小限に抑えることができる。また、サービスポートの操作を行う際のポート取付プレートの変形も抑えることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、接合部又はその近傍部分の損傷を防いで冷媒漏れを防止するとともに、サービスポートの操作を容易にして試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性を向上させることができる。また、細管の長さを長くすることが許容されるため、サービスポートをアクセスしやすい位置に配置したり、細管の室外側冷媒回路構成部品から分岐させる位置を、機能上最も好ましい位置に設定することができる。
第2の発明では、試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性の向上の妨げにならないようにすることができる。しかも、仕切板の前板側部分や側板の前板側部分という、前板の少なくとも機械室を形成する部分を取りはずした状態において、最もアクセスしやすい位置に、ポート取付プレートを固定しているため、サービスポートへのアクセス性を向上させることができる。
第3の発明では、機械室内に配置される他の部品へのアクセス性を確保し、他の部品の配置の変更を最小限に抑えることができる。また、サービスポートの操作を行う際のポート取付プレートの変形も抑えることができる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる室外ユニットの実施形態について説明する。
(1)空気調和装置の構成
<全体>
図1は、本発明の一実施形態にかかる室外ユニットが採用された空気調和装置1の概略構成図である。
本実施形態において、空気調和装置1は、室内の冷暖房に使用される装置であり、主として、室外ユニット2と、室内ユニット4と、室外ユニット2と室内ユニット4とを接続する第1冷媒連絡管6及び第2冷媒連絡管7とを備えた、いわゆるセパレート型の空気調和装置である。すなわち、本実施形態において、室外ユニット2及び室内ユニット4は、設置場所に出荷されて設置された後に、現地において施工される冷媒連絡管6、7によって接続されることによって構成されるものである。そして、本実施形態の空気調和装置1の冷媒回路10は、室外ユニット2と室内ユニット4とが冷媒連絡管6、7を介して接続されることによって構成されている。
<室内ユニット>
次に、室内ユニット4の構成について、図1を用いて説明する。
室内ユニット4は、第1冷媒連絡管6及び第2冷媒連絡管7を介して室外ユニット2に接続されており、冷媒回路10の一部を構成している。室内ユニット4は、主として、冷媒回路10の一部を構成する室内側冷媒回路10bを有している。この室内側冷媒回路10bは、主として、第2熱交換器としての室内熱交換器41を有している。
室内熱交換器41は、本実施形態において、冷房時には冷媒の加熱器として機能し、暖房時には冷媒の冷却器として機能する熱交換器である。室内熱交換器41は、その一端が第2冷媒連絡管7に接続され、その他端が第1冷媒連絡管6に接続されている。
室内ユニット4は、本実施形態において、ユニット内に室内空気を吸入して、熱交換した後に、室内に供給するための室内ファン42を備えており、室内空気と室内熱交換器41を流れる冷媒とを熱交換させることが可能である。室内ファン42は、室内ファンモータ42aによって回転駆動されるようになっている。
<室外ユニット>
次に、室外ユニット2の構成について、図1〜図3を用いて説明する。ここで、図2は、本発明の一実施形態にかかる室外ユニット2を示す斜視図(但し、右前板を除いた状態で図示)である。図3は、図2から天板53、左前板54、右前板、左側板及び右側板55を除いて示した斜視図である。尚、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「正面」、「背面」は、特にことわりのない限り、図2に示される室外ユニット2を正面側(又は前面側)から見た場合の方向を意味するものとする。
室外ユニット2は、第1冷媒連絡管6及び第2冷媒連絡管7を介して室内ユニット4に接続されており、冷媒回路10の一部としての室外側冷媒回路10aを構成している。
室外ユニット2は、略直方体箱状のユニットケーシング51の内部空間が鉛直に延びる仕切板56によって左右に分割されることで送風機室S1及び機械室S2が形成された構造(いわゆる、トランク型構造)を有するものであり、主として、ユニットケーシング51と、室外側冷媒回路10aを構成する室外側冷媒回路構成部品(後述)と、室外ファン36、37と、室外ユニット2を構成する各部の動作の制御等を行うための電装品ユニット61とを有している。
ユニットケーシング51は、主として、底板52と、天板53と、左前板54と、左側板(図2には図示せず)と、右前板(図2には図示せず)と、右側板55(図2には図示せず)と、仕切板56とを有している。
底板52は、ユニットケーシング51の底面部分を構成する横長の略長方形状の金属製の板状部材である。底板52の周縁部は、上向きに折り曲げられている。底板52の外面には、現地据付面に固定される2つの固定脚57が設けられている。固定脚57は、ユニットケーシング51の正面視において略U字形状を有し、ユニットケーシング51の前側から後側に向かって延びる金属製の板状部材である。
天板53は、室外ユニット2の天面部分を構成する横長の略長方形状の金属製の板状部材である。
左前板54は、主に、ユニットケーシング51の左前面部分を構成する金属製の板状部材であり、その下部が底板52にネジ等により固定されている。左前板54には、室外ファン36、37によってユニットケーシング51の背面側及び左側面側から内部に取り込まれた空気を外部に吹き出すための吹出口54a、54bが設けられている。吹出口54a、54bは、本実施形態において、上下に並んで2つ設けられている。また、各吹出口54a、54bには、それぞれ、ファングリル58a、58bが設けられている。
左側板(図2において図示せず)は、主に、ユニットケーシング51の左側面部分を構成する金属製の板状部材であり、その下部が底板52にネジ等により固定されている。この左側板は、ユニットケーシング51内に吸入される空気の吸入口としても機能できるようになっている。
右前板(図2において図示せず)は、主に、ユニットケーシング51の右前面部分及び右側面の前側部分を構成する金属製の板状部材であり、その下部が底板52にネジ等により固定されている。また、右前板は、その左側部が左前板54の右側部にネジ等により固定されている。
右側板55は、主に、ユニットケーシング51の右側面の後側部分及び背面の右側部分を構成する金属製の板状部材であり、その下部が底板52にネジ等により固定されている。
仕切板56は、底板52上に配置される鉛直に延びる金属製の板状部材であり、ユニットケーシング51の内部空間を左右に分割することで、送風機室S1と機械室S2を形成している。仕切板56は、その下部が底板52にネジ等により固定されている。本実施形態において、仕切板56は、本実施形態において、ユニットケーシング51の平面視において、送風機室S1側に突出するように湾曲した形状(以下、湾曲面とする)を有している。
このように、ユニットケーシング51は、その内部空間が仕切板56によって送風機室S1と機械室S2とに分割されている。本実施形態において、送風機室S1は、仕切板56の左側の空間であり、底板52、天板53、左前板54、左側板、及び仕切板56によって形成されている。また、機械室S2は、仕切板56の右側の空間であり、底板52、天板53、右前板、右側板55、及び仕切板56によって形成されている。そして、後述のように、送風機室S1には、室外側冷媒回路構成部品の1つである室外熱交換器24と室外ファン36、37とが配置され、機械室S2には、アキュムレータ21や圧縮機22等の機器、弁及び冷媒管等の部材を含む室外側冷媒回路構成部品(但し、室外熱交換器24を除く)と電装品ユニット61とが配置されている。そして、このユニットケーシング51では、左前板54が送風機室S1に面するように配置されており、右前板が機械室S2に面するように配置されており、右前板を取り外すことによって、機械室S2の内部が見えるようになっている。尚、右前板は、左前板54と一体の部材(以下、前板とする)であってもよく、この場合には、この前板を取り外すことによって、送風機室S1及び機械室S2の内部が見えることになる。また、本実施形態においては、室外ユニット2を正面から見て左側に送風機室S1が配置され、右側に機械室S2が配置されているが、左右逆の配置であってもよい。このように、本実施形態の室外ユニット2は、前板の少なくとも機械室S2に面する部分を取り外すことが可能な構造を有するものとなっている。
室外側冷媒回路10aを構成する室外側冷媒回路構成部品としては、主として、アキュムレータ21と、圧縮機22と、四路切換弁23と、室外熱交換器24と、膨張弁25と、第1閉鎖弁26と、第2閉鎖弁27とがある(図1〜3参照)。ここで、室外熱交換器24は、送風機室S1に配置されており、室外熱交換器24以外の室外冷媒回路構成部品は、機械室S2内に配置されている。
アキュムレータ21は、圧縮機22の吸入口と四路切換弁23との間に接続された冷媒回路10内を循環する低圧冷媒を一時的に溜めるための容器であり(図1参照)、本実施形態において、機械室S2の右後方の角部に配置されている(図3参照)。アキュムレータ21の出口は、第1吸入管28によって圧縮機22の吸入口に接続されており、アキュムレータ21の入口は、第2吸入管29によって四路切換弁23に接続されている。
圧縮機22は、低圧の冷媒を吸入し圧縮して高圧の冷媒とした後に吐出する機能を有する圧縮機であり、本実施形態において、四路切換弁23等の他の室外側冷媒回路構成部品や電装品ユニット61を配置する空間を上方に空けた状態で、機械室S2の平面視略中央に配置されている(図2、3参照)。圧縮機22の吐出口は、吐出管30によって四路切換弁23に接続されている(図1参照)。本実施形態において、圧縮機22は、圧縮機モータ22aがハウジング内に内蔵された密閉式圧縮機である(図1〜3参照)。
四路切換弁23は、冷房と暖房との切換時に、冷媒の流れの方向を切り換えるための弁であり、冷房時には圧縮機22の吐出口と室外熱交換器24とを接続するとともにアキュムレータ21と第2閉鎖弁27とを接続し、暖房時には圧縮機22の吐出口と第2閉鎖弁27とを接続するとともにアキュムレータ21と室外熱交換器24とを接続することが可能である(図1参照)。四路切換弁23は、第1冷媒管31によって室外熱交換器24に接続されており、また、第4冷媒管34によって第2閉鎖弁27に接続されている(図1参照)。
室外熱交換器24は、本実施形態において、冷房時には室外空気を熱源とする冷媒の冷却器として機能し、暖房時には室外空気を熱源とする冷媒の加熱器として機能する熱交換器である。室外熱交換器24の一端は、第1冷媒管31に接続されており、室外熱交換器24の他端は、第2冷媒管32に接続されている(図1参照)。室外熱交換器24は、本実施形態において、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であり、送風機室S1内に配置されている。室外熱交換器24は、平面視L字形状を有しており、ユニットケーシング51の左側面及び背面に沿うように配置されている(図3参照)。
膨張弁25は、本実施形態において、冷房時には室外熱交換器24において冷却された高圧の冷媒を室内熱交換器41に送る前に減圧し、暖房時には室内熱交換器41において冷却された高圧の冷媒を室外熱交換器24に送る前に減圧することが可能な電動膨張弁である(図1参照)。膨張弁25の一端は、第2冷媒管32に接続されており、膨張弁25の他端は、第3冷媒管33によって第1閉鎖弁26に接続されている(図1参照)。
第1閉鎖弁26は、室外ユニット2側の冷媒管(本実施形態における第3冷媒管33)と第1冷媒連絡管6との接続部分に設けられる弁である(図1参照)。また、第2閉鎖弁27は、室外ユニット2側の冷媒管(本実施形態における第4冷媒管34)と第2冷媒連絡管7との接続部分に設けられる弁である(図1参照)。第2閉鎖弁27は、第4冷媒管34によって四路切換弁23に接続されている(図1参照)。尚、本実施形態において、第1及び第2閉鎖弁26、27は、ユニットケーシング51の機械室S2内において、アキュムレータ21の前方で、かつ、右前板の角部近傍に配置されている(図2、3参照)。
室外ファン36、37は、ユニットケーシング51の左側面及び背面に形成された吸入口(図示せず)を通じて送風機室S1内に空気を取り込み、室外熱交換器24を通過させた後に、ユニットケーシング51の前面に形成された吹出口54a、54bから吹き出すように機能する送風ファンである(図3参照)。各室外ファン36、37は、本実施形態において、室外ファンモータ36a、37aによって駆動されるプロペラファンであり、送風機室S1内の室外熱交換器24の前側に配置されている(図2、3参照)。室外ファン36は吹出口54aに対向するように配置されており、室外ファン37は吹出口54bに対向するように配置されている(図2参照)。すなわち、室外ファン36と室外ファン37とは、上下に並んで配置されている(図2、3参照)。尚、本実施形態の室外ユニット2では、2台の室外ファン36、37を有する構成であるが、これに限定されるものではなく、例えば、1台の室外ファンを有する場合のように、2台以外の台数の室外ファンを有していてもよい。
電装品ユニット61は、機械室S2の上部空間に配置されており、主として、圧縮機モータ22aや室外ファンモータ36a、37a等の回転数を制御するためのインバータ制御素子等の電装品が実装された第1基板71と、運転制御を行うためのマイコン等の電装品が実装された第2基板81とを有している(図2、3参照)。
(2)サービスポート及びその周辺の構成
本実施形態の室外ユニット2においては、試運転やメンテナンス等の作業のために、室外側冷媒回路構成部品から細管(後述の第1細管91及び第2細管93)を分岐して、その各先端にサービスポート(後述の第1サービスポート92及び第2サービスポート94)が設けられている。以下、サービスポート92、94及びその周辺の構成について、図1〜図6を用いて説明する。ここで、図4は、図3のサービスポート92、94付近の拡大図(但し、電装品ユニット61を除いて図示し、かつ、ポート取付プレート95を2点鎖線で図示)である。図5は、サービスポート92、94の断面図(さらに、細管91、93及びポート取付プレート95を2点鎖線で図示)である。である。図6は、ポート取付プレート95を示す斜視図(サービスポート92、94を2点鎖線で図示)である。
まず、第1細管91と第1細管91の先端に設けられた第1サービスポート92について説明する。本実施形態において、第1細管91及び第1サービスポート92は、主として、試運転やメンテナンス等の際に、室外ユニット2と室内ユニット4とを冷媒連絡管6、7を介して接続することによって構成される冷媒回路10に対して、冷媒を冷媒回路10に充填するにあたり、試運転やメンテナンス等に必要な機器としてのボンベから冷媒回路10に冷媒を送るための管路として機能する部材、及び、ボンベの接続口として機能する部材である。
第1細管91は、室外側冷媒回路構成部品の1つである第1吸入管28から分岐された銅製の管部材である(図1、4参照)。ここで、第1吸入管28は、アキュムレータ21の出口から上方に向かって延びた後に、下方に折り返して圧縮機22の吸入口まで延びる冷媒管であり(図4参照)、第1細管91は、第1吸入管28のうち下方に折り返して圧縮機22の吸入口まで延びる部分から分岐されて、機械室S2内に配置された他の室外側冷媒回路構成部品間の隙間を通じて、右側板55の前板側部分の近傍まで延びている(図4参照)。また、第1細管91は、その一部がコイル状に巻かれることによって、管路長さが長くなっている(図4参照)。そして、第1細管91は、その管路長さが長くなっていることから、ボンベから送られる冷媒を減圧することで、ガス状態の冷媒を第1吸入管28に送るようにするとともに、第1吸入管28に送られる冷媒の流量が過大にならないように制限できるようになっている。しかも、第1細管91は、アキュムレータ21の出口に接続された第1吸入管28に接続されており、しかも、アキュムレータ21の出口から上方に向かって延びる部分ではなく、下方に折り返して圧縮機22の吸入口まで延びる部分から分岐されているため、冷媒がアキュムレータに過度に溜まり込んでしまうのを防ぐとともに、冷媒を圧縮機22に速やかに送ることができるようになっている。
第1サービスポート92は、第1細管91の先端に設けられている(図1、4、5参照)。第1サービスポート92は、主として、第1細管91の先端に接合されたポート本体92aと、ポート本体92a内に挿入された弁体92bと、ポート本体92aに取り付けられたキャップ92cとを有している(図5参照)。ポート本体92aは、第1細管91の先端にロウ付け等によって接合された銅製の部材であり、後述のポート取付プレート95に固定される固定部92dと、キャップ92cが螺着される雄ネジ部92fとが形成されている(図5参照)。弁体92bは、ボンベ等の試運転やメンテナンス等に必要な機器がポート本体92aに接続されていない状態において、ポート本体92aを通じて第1細管91から外部に冷媒が漏れるのを防ぎ、かつ、ボンベ等の試運転やメンテナンス等に必要な機器がポート本体92aに接続された状態において、ポート本体92aを通じて第1細管91と外部とを連通させることが可能な逆止弁として機能する部材である。キャップ92cは、ポート本体92aに形成された雄ネジ部92fに螺着する雌ネジ部92gが形成された部材であり、試運転やメンテナンス等に必要な機器を接続する際(すなわち、サービスポート使用時)には、ポート本体92aから取り外され、試運転やメンテナンス等に必要な機器を取り外した後又は通常運転等を行っている場合(すなわち、サービスポート不使用時)には、ポート本体92aを閉鎖するためにポート本体92aに取り付けられている(図5参照)。このキャップ92cは、本実施形態において、ポート本体92aに形成された雄ネジ部92fに雌ネジ部92gを螺着させる際に、スパナやレンチ等を用いることができる外形(例えば、六角形の外形)を有している。
次に、第2細管93と第2細管93の先端に設けられた第2サービスポート94について説明する。本実施形態において、第2細管93及び第2サービスポート94は、主として、試運転やメンテナンス等の際に、冷媒回路10内における冷媒の圧力を測定するにあたり、試運転やメンテナンス等に必要な機器としての圧力計に連通する管路として機能する部材、及び、圧力計の接続口として機能する部材である。
第2細管93は、室外側冷媒回路構成部品の1つである第1冷媒管31から分岐された銅製の管部材である(図1、4参照)。ここで、第1冷媒管31は、四路切換弁23から室外熱交換器24に向かって延びる冷媒管であり(図1、4参照)、第2細管93は、第1冷媒管31のうち四路切換弁23から上方に延びる部分から分岐されて、機械室S2内に配置された他の室外側冷媒回路構成部品間の隙間を通じて、右側板55の前板側部分の近傍まで延びている(図4参照)。尚、第2細管93の先端は、第1細管91の先端の直上位置に配置されている(図4参照)。
第2サービスポート94は、第2細管93の先端に設けられており、第1サービスポート92の直上位置に配置されている(図2、4、5参照)。ここで、第2サービスポート94は、第1サービスポート92と同様の構造を有しているため、上述の第1サービスポート92の構造の説明において、第1細管91を第2細管93と読み替えるとともに、第1サービスポート92に関する92番台の符号を94番台に読み替えることによって、説明を省略する。
以上のように、本実施形態の室外ユニット2においては、2つの細管91、93及び各細管91、93に対応するサービスポート92、94が設けられており、試運転やメンテナンス等の作業における冷媒充填や圧力測定に対する便宜が図られている。しかも、第1細管91については、冷媒充填に最も適した位置から分岐されるとともに管路長さも確保されており、また、サービスポート92、94は、いずれも右側板55の前板側部分の近傍に配置されているため、冷媒充填等の作業に好ましい状況を得るとともに、サービスポート92、94へのアクセスもしやすくなっている。
しかし、上述のように、細管91、93の長さを長くしたり、サービスポート92、94をアクセスしやすい位置に配置すると、キャップ92c、94cを取り外したり取り付ける等のサービスポート92、94を操作する際に、サービスポート92、94と細管91、93との接合部や室外側冷媒回路構成部品(本実施形態では、第1吸入管28や第1冷媒管31)と細管91、93との接合部に力が加わりやすく、これにより、接合部又はその近傍部分を損傷して冷媒漏れを発生させるおそれがあることから、このような事態が生じないように、接合部にできるだけ力が加わらないようにサービスポート92、94の操作を慎重に行う必要があり、試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性も向上させにくい状況となる。また、接合部にできるだけ力が加わらないようにするためには、上述の細管91、93とは異なり、細管91、93の長さをできるだけ短くすることが望ましいのであるが、細管91、93の長さを短くすると、例えば、第1吸入管28や第1冷媒管31からの細管91、93の分岐位置付近のようなアクセスしにくい位置にサービスポート92、94を配置せざるを得なくなったり、逆に、サービスポート92、94へのアクセスを優先すると、細管91、93を室外側冷媒回路構成部品から分岐させる位置として、例えば、第1細管91について言えば、第1吸入管28のうち下方に折り返して圧縮機22の吸入口まで延びる部分という、機能上最も好ましい位置に設定できなくなるという問題も生じる。
そこで、本実施形態の室外ユニット2では、室外側冷媒回路構成部品(本実施形態では、第1吸入管28や第1冷媒管31)から分岐された細管91、93の各先端に設けられたサービスポート92、94を、ポート取付プレート95に固定し、さらに、このポート取付プレート95をユニットケーシング51に固定するようにしている。
このポート取付プレート95は、サービスポート92、94が固定された金属製の板状部材である(図2〜6参照)。そして、ポート取付プレート95は、本実施形態において、上下方向に細長い形状のプレート本体95aを有しており、プレート本体95aの右側縁部が、機械室S2を形成する側板である右側板55の前板側部分に固定されている。より具体的には、プレート本体95aの右側縁部には、複数(ここでは、2つ)のプレート固定用ネジ孔95bが形成されており(図6参照)、ポート取付プレート95は、図示しないプレート固定ネジによって、右側板55の前板側部分に固定されている(図2参照)。また、プレート本体95aの左側縁部には、複数(ここでは、2つ)のポート取付部95cが形成されている(図6参照)。ポート取付部95cは、サービスポート92、94の配置に対応するように形成された切り欠き部分であり、サービスポート92、94の各ポート本体92a、94aをプレート本体95aの左側から差し込むことができるように切り欠かれている(図6参照)。尚、ポート取付部95cは、切り欠きではなく、サービスポート92、94の各ポート本体92a、94aを挿入可能な孔であってもよいが、室外ユニット2の組立性を考慮して、各細管91、93に設けられた状態のサービスポート92、94をポート取付プレート95に固定できるように、ポート取付部95cを切り欠きにすることが望ましい。プレート本体95aの各ポート取付部95cの右側には、サービスポート92、94の各固定部92d、94dに形成されたネジ孔92h、94hに対応するように、ポート固定用ネジ孔95dがそれぞれ形成されており、複数(ここでは、2つ)のサービスポート92、94のすべてが、ポート固定ネジ95eによって、上下方向に並んだ状態で1つのポート取付プレート95に固定されている(図2、3、4、6参照)。
このように、本実施形態の室外ユニット2では、室外側冷媒回路構成部品(本実施形態では、第1吸入管28や第1冷媒管31)から分岐された細管91、93の各先端に設けられたサービスポート92、94を、ポート取付プレート95に固定し、さらに、このポート取付プレート95をユニットケーシング51(ここでは、右側板55)に固定するようにしているため、キャップ92c、94cを取り外したり取り付ける等のサービスポート92、94を操作する際に、サービスポート92、94と細管91、93との接合部や室外側冷媒回路構成部品(本実施形態では、第1吸入管28や第1冷媒管31)と細管91、93との接合部に力が加わりにくくすることができる。
これにより、これらの接合部又はその近傍部分の損傷を防いで冷媒漏れを防止するとともに、サービスポート92、94の操作を容易にして試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性を向上させることができる。また、細管91、93の長さを長くすることが許容されるため、サービスポート92、94をアクセスしやすい位置に配置したり、細管91、93の室外側冷媒回路構成部品(本実施形態では、第1吸入管28や第1冷媒管31)から分岐させる位置を、機能上最も好ましい位置に設定することができる。
すなわち、本実施形態の室外ユニット2では、試運転やメンテナンス等の作業における冷媒充填や圧力測定に対する便宜を図ることを目的として、室外側冷媒回路構成部品(本実施形態では、第1吸入管28や第1冷媒管31)から細管91、93を分岐するとともに、細管91、93の各先端にサービスポート92、94を設けるにあたり生じる問題に対して、サービスポート92、94をポート取付プレート95に固定し、さらに、このポート取付プレート95をユニットケーシング51に固定することによって解決するようにしている。
また、本実施形態の室外ユニット2では、ポート取付プレート95を、機械室S2を形成する側板(ここでは、右側板55)、すなわち、試運転やメンテナンス等の作業を行う際に取り外されることのない部材に固定するようにしているため、試運転やメンテナンス等の作業を行う際の作業性の向上の妨げにならないようにすることができる。しかも、右側板55の前板側部分という、前板(ここでは、左前板54及び右前板)の少なくとも機械室S2を形成する部分(ここでは、右前板)を取りはずした状態において、最もアクセスしやすい位置に、ポート取付プレート95を固定しているため、サービスポート92、94へのアクセス性を向上させることができる。
さらに、本実施形態の室外ユニット2では、サービスポート92、94を上下方向に並んだ状態で固定するポート取付プレート95を採用しているため、ポート取付プレート95を上下方向に細長い形状にすることができるようになり、機械室S2内へのはみ出しを小さくすることができる。
これにより、サービスポートを複数(ここでは、2つのサービスポート92、94)設ける場合であるにもかかわらず、これら複数のサービスポート92、94をすべて1つのポート取付プレートに固定することができるとともに、機械室S2内へのはみ出しが大きくなるのを防ぐことができるため、機械室S2内に配置される他の部品へのアクセス性を確保し、他の部品の配置の変更を最小限に抑えることができる。しかも、本実施形態の室外ユニット2のように、ポート取付プレート95を右側板55の前板側部分のみに固定する構造を採用している場合であっても、ポート取付プレート95を上下方向に細長い形状にすることで、ポート取付プレート95の強度を確保しやすくなるため、サービスポート92、94の操作を行う際のポート取付プレート95の変形も抑えることができる。
(3)変形例1
上述の実施形態では、ポート取付プレート95をユニットケーシング51(より具体的には、右側板55)に固定した構成を説明したが、これに限定されず、図7に示されるように、図6に示されたポート取付プレート95と左右鏡対称の形状を有するポート取付プレート96が仕切板56の前板側部分に固定された構成としてもよい。尚、この仕切板56は、右側板55と同様、試運転やメンテナンス等の作業を行う際に取り外されることのない部材である。
本変形例では、上述の実施形態(すなわち、ユニットケーシング51の右側板55にポート取付プレート95を設けた構成)と比べて、機械室S2の左寄り部分にサービスポート92、94が配置されるという構成上の違いはあるが、上述の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(4)変形例2
上述の実施形態及び変形例1では、ポート取付プレート95やポート取付プレート96にサービスポート92、94のみが固定された構成を説明したが、これに限定されず、図8及び図9に示されるポート取付プレート97のように、電装品ユニット61だけでは得られない付加機能(例えば、デマンド制御等)を追加するための補助基板(図示せず)を固定するための基板固定部97fを形成してもよい。ここで、基板固定部97fは、ポート固定部97cの下側においてプレート本体97aと一体に形成されている。尚、基板固定部97fを除くポート取付プレート97の各部は、上述の実施形態におけるポート取付プレート95の各部と同様の構造を有しているため、上述の実施形態におけるポート取付プレート95の構造の説明において、ポート取付プレート95に関する95番台の符号を97番台に読み替えることによって、説明を省略する。
本変形例では、上述の実施形態(すなわち、ポート取付プレート95にサービスポート92、94のみが固定された構成)と比べて、基板固定部97fが形成されるという構成上の違いはあるが、上述の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、ここでは図示しないが、変形例1における仕切板56にポート取付プレート96が固定された構成においても、上述のような基板固定部を形成することも可能であり、この場合においても、変形例1と同様の作用効果を得ることができる。
(5)他の実施形態
以上、本発明の実施形態及び変形例について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態及び変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(A)
上述の実施形態及び変形例では、ポート取付プレート95〜97のユニットケーシング51又は仕切板56への固定や、サービスポート92、94のポート取付プレート95〜97への固定手段としてネジ固定が採用されているが、これに限定されず、爪固定等のような他の固定手段を採用してもよい。
(B)
上述の実施形態及び変形例では、細管及びサービスポートが2つ(すなわち、細管91、93及びサービスポート92、94)であったが、これに限定されず、1つだけであってもよいし、3つ以上であってもよい。
(C)
上述の実施形態及び変形例では、ポート取付プレート95〜97がユニットケーシング51の側面部分を形成する右側板55や仕切板56に固定されているが、これに限定されず、天板53や底板53に固定されていてもよい。但し、電装品ユニット61や圧縮機22との干渉やサービスポート92、94の操作性を考慮すると、右側板55や仕切板56に固定する方が望ましい。
本発明を利用すれば、略直方体箱状のケーシングの内部空間が鉛直に延びる仕切板によって左右に分割されることで送風機室及び機械室が形成されており、室内ユニットと接続されることによって冷媒回路を構成する室外ユニットにおいて、サービスポートと細管との接合部や室外側冷媒回路構成部品と細管との接合部に力が加わりにくくすることができる。
本発明の一実施形態にかかる室外ユニットが採用された空気調和装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかる室外ユニットを示す斜視図(但し、右前板を除いた状態で図示)である。 図2から天板、左前板、右前板、左側板及び右側板を除いて示した斜視図である。 図3のサービスポート付近の拡大図(但し、電装品ユニットを除いて図示し、かつ、ポート取付プレートを2点鎖線で図示)である。 サービスポートの断面図(さらに、細管及びポート取付プレートを2点鎖線で図示)である。 ポート取付プレートを示す斜視図(さらに、サービスポートを2点鎖線で図示)である。 変形例1にかかる室外ユニットを示す斜視図(但し、右前板を除いた状態で図示)である。 変形例2にかかる室外ユニットを示す斜視図(但し、右前板を除いた状態で図示)である。 変形例2にかかるポート取付プレートを示す斜視図(さらに、サービスポートを2点鎖線で図示)である。
符号の説明
2 室外ユニット
4 室内ユニット
10 冷媒回路
51 ユニットケーシング(ケーシング)
55 右側板(側板)
56 仕切板
91、93 細管
92、94 サービスポート
95、96、97 ポート取付プレート
S1 送風機室
S2 機械室

Claims (3)

  1. 略直方体形状のケーシング(51)の内部空間が鉛直に延びる仕切板(56)によって左右に分割されることで送風機室(S1)及び機械室(S2)が形成されており、室内ユニット(4)と接続されることによって冷媒回路(10)を構成する室外ユニットであって、
    前記ケーシング内に設けられ、前記冷媒回路の一部を構成する室外側冷媒回路構成部品と、
    前記室外側冷媒回路構成部品から分岐される細管(91、93)と、
    前記細管の先端に設けられたサービスポート(92、94)と、
    前記サービスポートが固定されるとともに、前記ケーシング又は前記仕切板に固定されるポート取付プレート(95、96、97)と、
    を備えた室外ユニット(2)。
  2. 前記ケーシング(51)は、前面部分を構成する前板と、側面部分を構成する側板と、底面部分を構成する底板と、天面部分を構成する天板とを有するとともに、前記前板の少なくとも前記機械室(S2)を形成する部分を取り外すことが可能になっており、
    前記ポート取付プレート(95、96、97)は、前記仕切板(56)の前板側部分、又は、前記機械室(S2)を形成する側板(55)の前板側部分に固定されている、
    請求項1に記載の室外ユニット(2)。
  3. 前記細管(91、93)は、前記室外側冷媒回路構成部品から複数分岐されるとともに、前記各細管の先端に前記サービスポート(92、94)が設けられており、
    前記ポート取付プレート(95、96、97)は、前記複数のサービスポートを上下方向に並んだ状態で固定している、
    請求項2に記載の室外ユニット(2)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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