JP2008298235A - 流体軸受装置及びその組み立て方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スラスト軸受隙間の隙間幅を高精度かつ低コストに設定することができる流体軸受装置の組み立て方法を提供する
【解決手段】軸部材2の軸部2a(可動部A)をフランジ部2bの下側端面2b2から突出させる。この軸部材2をハウジング7の内周に配し、軸部2aの下端部2a2をハウジング底部7bの上側端面7b1に当接させると共に、フランジ部2bの上側端面2b1を軸受スリーブ8の下側端面8cと当接させる。この状態で、ハウジング底部7bをハウジング開口側へ押し上げて、軸部2aとフランジ部2bを軸方向に相対移動させることにより、第1及び第2スラスト軸受隙間の幅設定を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、流体軸受装置及びその組み立て方法に関するものである。
流体軸受装置は、情報機器、例えばHDD等の磁気ディスク駆動装置、CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM/RAM等の光ディスク駆動装置、MD、MO等の光磁気ディスク駆動装置等のスピンドルモータ用、レーザビームプリンタ(LBP)のポリゴンスキャナモータ用、プロジェクタのカラーホイール用、あるいは電気機器の冷却ファン等に使用されるファンモータなどの小型モータ用として好適に使用可能である。
例えば、特許文献1および特許文献2に示されている流体軸受装置は、有底の筒状をなしたハウジングと、ハウジングの内周に固定されたスリーブ部(軸受スリーブ)と、フランジ部を有する軸部材とを備える。軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間にはラジアル軸受隙間が形成され、フランジ部の上側端面と軸受スリーブの下側端面との間、およびフランジ部の下側端面とハウジング底部の上側端面との間にそれぞれスラスト軸受隙間が形成される。各軸受隙間に生じる潤滑膜で、軸部材がラジアル方向およびスラスト方向に非接触支持されている。
特開2005−282779号公報 特開2002−61637号公報
このような流体軸受装置において、軸受隙間の隙間幅の設定精度は軸受性能に大きな影響を与える。しかし、スラスト軸受隙間の高精度な幅設定は容易ではなく、特に上記のような有底筒状のハウジングを用いる場合、スラスト軸受隙間の幅設定は困難であるため、様々な方法でスラスト軸受隙間を高精度に設定する工夫がなされている。
例えば、特許文献1に示される流体軸受装置は、ハウジングの内周に段部を設け、その段部に軸受スリーブの下側端面を当接させて位置決めすることにより、スラスト軸受隙間の隙間幅を設定している。また、特許文献2に示される流体軸受装置は、ハウジング底部の上側端面と軸受スリーブの下側端面との間に、両面に当接する位置決め部材を設けることにより、スラスト軸受隙間の隙間幅を設定している。
しかしながら、上記の何れの方法も、ハウジングの段部、あるいは位置決め部材を必要するため、工程数や部材数が増加する。さらに、これらの段部や位置決め部材はスラスト軸受隙間の隙間幅の精度に直結するため高精度に加工する必要があるが、大量生産される全ての軸受装置においてこれらの部材を高精度に加工することは非常に困難であると共に、コスト高や生産効率の低下を招く。
本発明の課題は、スラスト軸受隙間の隙間幅を高精度かつ低コストに設定することができる流体軸受装置、及びその組み立て方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、有底の筒状をなし、少なくとも底部が金属製のハウジングと、ハウジングの内周に設けられたスリーブ部と、ハウジング底部とスリーブ部との間に配置されたフランジ部を有する軸部材と、スリーブ部の内周面と軸部材の外周面との間に形成されたラジアル軸受隙間と、フランジ部の両端面に面する二つのスラスト軸受隙間とを有する流体軸受装置であって、軸部材に、フランジ部に対して軸方向に相対移動可能な可動部を設け、ハウジング底部を弾性変形させた状態で、ハウジング底部が軸部材の可動部と軸方向に当接可能で、かつ軸部材のフランジ部がスリーブ部と軸方向に当接可能であることを特徴とする。
このように、軸部材に、フランジ部に対して軸方向に相対移動可能な可動部を設けることにより、軸部材をスラスト軸受隙間の幅設定を行うための治具として用いることが可能となる。例えば、フランジ部の端面から可動部を所定量だけ突出させ、この状態で軸部材をハウジング内に収容する。次いで、可動部をハウジング底部と軸方向で当接させると共に、フランジ部をスリーブ部と軸方向で当接させれば、軸部材を基準として、ハウジング底部とスリーブ部の軸方向の相対位置を精度良く定めることができる。その後、ハウジング外から、フランジ部の端面から突出した可動部を押込む方向に両者を相対移動させれば、ハウジング内で軸部材が軸方向の遊びを持つようになる。従って、このときの相対移動量を適宜コントロールすることにより、適正幅のスラスト軸受隙間を得ることが可能となる。ハウジング外からの可動部とフランジ部の相対移動は、例えばハウジング底部を弾性変形させ、ハウジング底部に当接した可動部を軸方向に押込むことによって行うことができる。
軸部材には、ラジアル軸受隙間に面する軸部を設けることができる。この場合、軸部で可動部を構成すれば、可動部と軸部を別体にする場合と比べ、部品点数を削減して軸部材の低コスト化を図ることができる。この場合、軸部とフランジ部の結合部には、両者の軸方向相対移動を許容しつつ、軸受運転中に軸受装置に負荷され得る最大荷重(衝撃荷重等)でずれを生じない程度の結合強度が求められる。この条件に適合する結合方法として圧入があり、この場合、軸部の外周面とフランジ部の内周面との間に、上記条件を満たす圧入代を選定する必要がある。
一方、可動部と軸部を別体に形成すれば、スラスト軸受隙間の幅設定に際しては、可動部を軸部に対して相対移動させればよく、軸部とフランジ部との間の相対移動が不要となる。従って、軸部とフランジ部の結合構造の選択自由度が高まる。例えば軸部とフランジ部を鍛造や旋削等で一体成形することができ、これにより軸部とフランジ部の間に高い直角度を確保することが可能となる。その他、接着や溶接等の手段で両者を強固に結合してもよい。何れの場合でも、可動部と軸部の結合部には、両者の軸方向相対移動を許容しつつ、軸受運転中に軸受装置に負荷され得る最大荷重ではずれを生じない程度の結合強度が求められ、これは例えば可動部を軸部に圧入することで実現することができる。
以上に述べた流体軸受装置のスラスト軸受隙間の幅設定は、軸部材に、フランジ部に対して軸方向に相対移動可能な可動部を設け、この可動部をフランジ部の端面から突出させて軸部材をハウジング内に収容し、ハウジング底部を軸部材の可動部に当接させると共に、フランジ部をスリーブ部に当接させた状態でハウジング底部を弾性変形させて、可動部とフランジ部とを軸方向に相対移動させることにより行うことができる。
このようなスラスト軸受隙間の幅設定は、例えば、可動部をフランジ部の端面からスラスト軸受隙間幅に等しい量だけ突出させた状態で、軸部材をハウジング内に収容し、ハウジング底部の弾性変形で、フランジ部の端面に対する可動部の突出量を0にすることにより行うことができる。
以上のように、本発明によると、スラスト軸受隙間の隙間幅を高精度かつ低コストに設定することができる流体軸受装置、及びその組み立て方法が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る流体軸受装置1(動圧軸受装置1)を組込んだ情報機器用スピンドルモータの一構成例を概念的に示している。このスピンドルモータは、HDD等のディスク駆動装置に用いられるもので、ディスクハブ3を取付けた軸部材2を回転自在に非接触支持する動圧軸受装置1と、半径方向のギャップを介して対向させたステータコイル4およびロータマグネット5と、モータブラケット6とを備えている。ステータコイル4はモータブラケット6の外周に取付けられ、ロータマグネット5はディスクハブ3の内周に取付けられている。動圧軸受装置1のハウジング7は、モータブラケット6の内周に固定される。ディスクハブ3には、磁気ディスク等のディスク状情報記録媒体(以下、単にディスクという)Dが任意の枚数保持される。このように構成されたスピンドルモータにおいて、ステータコイル4に通電すると、ステータコイル4とロータマグネット5との間に発生する電磁力でロータマグネット5が回転し、これに伴って、ディスクハブ3およびディスクハブ3に保持されたディスクDが軸部材2と一体に回転する。
図2は、動圧軸受装置1を示している。この動圧軸受装置1は、筒状の側部7a及び側部7aの一端開口部を閉塞する底部7bを有するコップ状のハウジング7と、ハウジング7に固定されたスリーブ部としての軸受スリーブ8と、ハウジング7および軸受スリーブ8に対して相対回転する軸部材2とを主な構成要素として構成される。なお、説明の便宜上、ハウジング7の開口側を上側、底部7b側を下側として以下説明する。
軸部材2は、例えばSUS鋼などの金属材料で形成され、軸部2aと、軸部2aの下端に一体又は別体に設けられるフランジ部2bとを備える。本実施形態では、軸部2a及びフランジ部2bは別体に形成され、この軸部2aが、フランジ部に対して軸方向に相対移動可能な可動部Aを構成する。軸部2aとフランジ部2bは、軸受運転中の衝撃荷重等でずれを生じない程度の結合強度が求められ、例えば圧入により固定される。圧入固定される軸部2aの外周面2a1及びフランジ部2bの内周面2b3は、共に円筒面とする他、例えば両面にスプライン又はセレーションを形成してこれらを嵌合させて、トルク伝達方向の締結力を高めてもよい。
軸受スリーブ8は、例えば銅を主成分とする焼結金属の多孔質体で円筒状に形成される。この他、軸受スリーブ8を他の金属や樹脂、あるいはセラミック等で形成することも可能である。
軸受スリーブ8の内周面8aの全面又は一部円筒領域には、ラジアル動圧発生部として、例えば図3(a)に示すように、複数の動圧溝8a1、8a2をヘリングボーン形状に配列した領域が軸方向に離隔して2箇所形成される。図3(a)にクロスハッチングで示す領域は、ラジアル動圧発生部の丘部を表している。上側の動圧溝8a1は軸方向非対称形状に形成され、具体的には、動圧溝8a1の軸方向中間部に形成された環状の平滑部より上側の溝の軸方向寸法X1が下側の溝の軸方向寸法X2よりも大きくなっている(X1>X2)。
軸受スリーブ8の外周面8dには、軸方向に延びる溝8d1が軸方向全長に亘って任意の本数形成される。この実施形態では、3本の軸方向溝8d1を円周方向等間隔に形成している。これら軸方向溝8d1は、軸受スリーブ8をハウジング7の内周に固定した状態では、対向するハウジング7の内周面7a1との間に潤滑油の流体流路を構成する(図2を参照)。これら軸方向溝8d1は、例えば軸受スリーブ8本体をなす圧粉体の成形型に予め軸方向溝8d1に対応する箇所を設けておくことで、軸受スリーブ8本体の圧粉体成形と同時に成形することができる。
軸受スリーブ8の下側端面8cの全面または一部環状領域には、スラスト動圧発生部として、図3(b)に示すように、複数の動圧溝8c1をスパイラル形状に配列した領域が形成される。図3(b)にクロスハッチングで示す領域は、スラスト動圧発生部の丘部を表している。
軸受スリーブ8の上側端面8bの径方向の略中央部には、図3(a)に示すように、V字断面の周方向溝8b1が全周に亘って形成される。周方向溝8b1によって区画された上側端面8bの内径側領域には、任意の本数の半径方向溝8b2が形成される。この半径方向溝8b2は、軸受スリーブ8にシール部9を当接させた状態で、周方向溝8b1とラジアル軸受隙間との間を連通する(図2参照)。
ハウジング7は、金属材料で形成され、例えば旋削等の機械加工により形成される。この他、真ちゅう等の軟質金属の塑性加工(例えば、鍛造加工やプレス加工)でハウジング7を形成することもできる。あるいは、マグネシウム合金やアルミニウム合金等の低融点金属材料の射出成形や、金属紛とバインダーの混合物で射出成形した後、脱脂・焼結するいわゆるMIM成形によりハウジング7を形成することもできる。
ハウジング底部7bの上側端面7b1の全面又は一部環状領域には、図4に示すように、スラスト動圧発生部として、複数の動圧溝7b11をスパイラル形状に配列した領域が形成される。また、ハウジング7の内周面7a1には、軸受スリーブ8の外周面8dが、例えば接着(ルーズ接着や圧入接着を含む)、圧入、溶着等の適宜の手段で固定される。尚、図4にクロスハッチングで示す領域は、スラスト動圧発生部の丘部を表している。
シール部9は、図2に示すように、例えば金属材料や樹脂材料でハウジング7とは別体に形成され、ハウジング7の側部7aの上端部内周に圧入、接着、溶着、溶接等の手段で固定される。シール部9の固定は、シール部9の下側端面9bを軸受スリーブ8の上側端面8bに当接させた状態で行われる。
シール部9の内周面9aにはテーパ面が形成されており、このテーパ面と、テーパ面に対向する軸部2aの外周面2a1との間には、上方に向けて半径方向寸法が漸次拡大する環状のシール空間Sが形成される。シール部9で密封されたハウジング7の内部空間には、潤滑油が注油され、ハウジング7内が潤滑油で満たされる(図2中の散点領域)。この状態では、潤滑油の油面はシール空間Sの範囲内に維持される。
この動圧軸受装置1は、ハウジング底部7bをハウジング開口側に弾性変形させた状態で、ハウジング底部7bが軸部2aの下端部2a2と当接可能で、かつフランジ部2bが軸受スリーブ8と当接可能となるように構成される。言い換えると、ハウジング底部7bを変形させ、ハウジング底部7bと軸部2a、フランジ部2bと軸受スリーブ8をそれぞれ当接させた状態で、ハウジング底部7bの変形が弾性範囲内となるように、ハウジング底部7bの材料や形状等が適宜設定される。
上記構成の動圧軸受装置1において、軸部材2の回転時、軸受スリーブ8のラジアル軸受面(内周面8aの動圧溝8a1、8a2形成領域)は、軸部2aの外周面2a1とラジアル軸受隙間を介して対向する。軸部材2の回転に伴い、上記ラジアル軸受隙間の潤滑油が動圧溝8a1、8a2のそれぞれの軸方向中央側に押し込まれ、その圧力が上昇する。このような動圧溝8a1、8a2の動圧作用によって、軸部材2をラジアル方向に非接触支持する第1ラジアル軸受部R1と第2ラジアル軸受部R2とが構成される。
これと同時に、軸受スリーブ8のスラスト軸受面(下側端面8cの動圧溝8c1形成領域)とこれに対向するフランジ部2bの上側端面2b1との間の第1スラスト軸受隙間、およびハウジング7のスラスト軸受面(ハウジング底部7bの上側端面7b1の動圧溝7b11形成領域)とこれに対向するフランジ部2bの下側端面2b2との間の第2スラスト軸受隙間に、各動圧溝の動圧作用により潤滑油の油膜がそれぞれ形成される。そして、これら油膜の圧力によって、軸部材2をスラスト方向に非接触支持する第1スラスト軸受部T1と、第2スラスト軸受部T2とが構成される。なお、上記のラジアル軸受隙間およびスラスト軸受隙間の隙間幅は、1μm以上50μm以下の任意の値に設定される。また、この隙間幅の公差は20μm以内、望ましくは10μm以内に設定される。
また、ハウジング7の閉塞側に位置する第1及び第2スラスト軸受隙間と、ハウジング7の開口側に形成されるシール空間Sとの間が、軸方向溝8d1や半径方向溝8b2等を介して連通状態となる。これによれば、例えば何らかの理由でスラスト軸受部T1、T2の側の流体(潤滑油)圧力が過度に高まり、あるいは低下するといった事態を避けて、軸部材2をスラスト方向に安定して非接触支持することが可能となる。
また、この実施形態では、第1ラジアル軸受部R1の動圧溝8a1が軸方向非対称(X1>X2)に形成されているため(図3参照)、軸部材2の回転時、動圧溝8a1の上側の溝による潤滑油の引き込み力(ポンピング力)は、下側の溝の引き込み力に比べて相対的に大きくなる。そして、この引き込み力の差圧によって、軸受スリーブ8の内周面8aと軸部2aの外周面2a1との間の隙間に満たされた潤滑油が下方に流動し、第1スラスト軸受隙間→軸方向溝8d1→シール部9の下側端面9bと軸受スリーブ8の上側端面8bとの間の隙間→円周方向溝8b1→半径方向溝8b2という経路を循環して、第1ラジアル軸受部R1のラジアル軸受隙間に再び引き込まれる。このように、潤滑油がハウジング7の内部空間を流動循環するように構成することで、軸受内部の圧力バランスが適正に保たれる。これにより、潤滑油の負圧発生に伴う気泡の生成を防止し、これに伴う潤滑油の漏れや振動の発生等の問題を解消することができる。
以上のような構成を有する動圧軸受装置1の組み立て方法、特にスラスト軸受隙間の設定方法の一例を、図5に基づいて概略的に示す。
まず、可動部Aとしての軸部2aの下方からフランジ部2bを圧入し、軸部2aの下端部2a2をフランジ部2bの下側端面2b2から突出させる(図5(a)参照)。このとき、フランジ部2bの下側端面2b2からの軸部2aの突出量δは、第1及び第2スラスト軸受隙間の隙間幅の合計量の設定値と等しくなるように設定される。
次に、図5(b)に示すように、軸部材2及び軸受スリーブ8をハウジング7の内周に収容する。このとき、軸部2aの下端部2a2をハウジング底部7bの上側端面7b1に当接させると共に、フランジ部2bの上側端面2b1と軸受スリーブ8の下側端面8cとを当接させる。これにより、軸部材2を基準として、ハウジング底部7bと軸受スリーブ8の軸方向の相対位置が精度良く定められ、この状態で軸受スリーブ8をハウジング7の内周面7a1に固定する。例えば、軸受スリーブ8の外周面8dとハウジング7の内周面7a1とを隙間接着で固定する場合、両部材の間に熱硬化性接着剤を介在させ、上記の状態で熱処理(ベーキング)することにより、これらを固定することができる。
次に、図5(c)に示すように、ハウジング底部7bの下側端面7b2を治具10で押し上げ、底部7bを弾性変形させる。このとき、治具10の上端面10aでハウジング7のハウジング底部7bの下側端面7b2を押し上げる領域が小さすぎると、ハウジング7に塑性変形が生じる恐れがあるため、この領域はなるべく大きくすることが好ましく、例えば、軸部2aの下端部2a2よりも大きい領域で押し上げることが好ましい。あるいは、図2に示すように、ハウジング底部7bの下側端面7b2の中央部に逃げ部7b20が形成される場合は、逃げ部7b20の周辺領域を押し上げることが好ましい。さらに、図2に示すように、ハウジング底部7bの下側端面7b2の外周部に環状溝7b21等の凹部を形成しておくと、底部7bの弾性変形が容易化されて内部応力が低減するため、底部7bに塑性変形が生じる恐れをより確実に回避することができる。
このように、ハウジング7の底部7bをハウジング7の開口側へ向けて突出させることにより、軸部材2の軸部2aが押し上げられる。このとき、フランジ部2bの上側端面2b1は、ハウジング7の内周面7a1に固定された軸受スリーブ8の下側端面8cと当接しているため、フランジ部2bの上方への移動は規制される。従って、ハウジング底部7bで押し上げられた軸部2aは、フランジ部2bに対して相対的に上方へ移動することとなる。これにより、フランジ部2bの下側端面2b2から突出した軸部2aの下端部2a2が押し上げられ、軸部2aとフランジ部2bとの相対位置を調整することができる。本実施形態では、軸部2aの突出量δを、予めフランジ部2bの端面2b2から第1及び第2スラスト軸受隙間の隙間幅の合計量に設定しているため、軸部2aの突出量が0となるまで、すなわち、フランジ部2bの下側端面2b2と軸部2aの下端部2a2とが面一になるまで軸部2aを押し上げればよい。
その後、治具10の押し上げを解放すると、図5(d)に示すように、ハウジング7の底部7bの変形が弾性的に復元し、上側端面7b1が平面状に戻る。以上により、第1及び第2スラスト軸受隙間の幅設定が行われる。
本発明に係る組み立て方法は、上記の実施形態に限られない。以下、本発明の他の実施形態を説明する。尚、以下の説明において、上記の実施形態と同一の構成・機能を有する箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示す実施形態は、軸部2aの下端部に下方へ向けて漸次拡径したテーパ面2a3を形成している点で、上記の実施形態と異なる。動圧軸受装置1を組み立てる際には、まず、軸部2aの上方から、すなわちテーパ面2a3が形成された端部と反対側の端部からフランジ部2bを外挿し、フランジ部2bの下側端面2b2から軸部2a(可動部A)の下端部2a2をδだけ突出させる(図6(a)参照)。このとき、ラジアル軸受面が形成された軸部2aの外周面2a1を傷つけないように、軸部2aとフランジ部2bとは隙間嵌め、あるいは軽圧入状態であることが好ましい。また、軸部2aのうち、フランジ部2bが固定される部分は、フランジ部2bとの固定力を高める措置を講ずることが好ましい。例えば、この領域の軸部2aの外周面2a1をやや大径とすることで軸部2aとフランジ部2bとを圧入状態とすることにより両者の締結力を高めたり、あるいは、この領域の軸部2aの外周面2a1及びフランジ部2bの内周面2b3にスプラインを形成し、これらを嵌合させることで両者のトルク方向の締結力を高めたりすることが好ましい(図示省略)。
そして、図5(b)と同様に、軸部材2をハウジング7の内周に収容し、軸受スリーブ8をハウジング7の内周面7a1に固定する。その後、ハウジング7の底部7bを治具で押し上げることにより、軸部2aのテーパ面2a3をフランジ部2bの内周面2b3に圧入する(図6(b)参照)。このように、テーパ面2a3部分をフランジ部2bの内周に圧入することで、両者の圧入締結力を向上させることができる。また、テーパ面2a3がフランジ部2bの内周面2b3と軸方向で係合することで、軸部2aとフランジ部2bとの抜け止めを行うことができる。
以上の実施形態では、軸部2aと可動部Aを一体に形成しているが、これに限らず、例えば、図7に示すように、軸部材2と可動部Aを別体に形成することもできる。具体的には、まず、軸部2aの下端部2a2に形成した軸方向孔2a4に、別途形成した可動部Aを圧入し、この可動部Aを軸部2aの下端部2a2からδだけ突出させる(図7(a)参照)。この状態で、図5(b)と同様に、軸部材2をハウジング7の内周に収容して軸受スリーブ8をハウジング7の内周面に固定し、その後、治具でハウジング底部7bを弾性的に押し上げることにより、可動部Aを軸方向孔2a4に圧入する(図7(b)参照)。このように、軸部2aと可動部Aを別体に形成することにより、スラスト軸受隙間の幅設定に際して軸部2aとフランジ部2bとの間の相対移動が不要となる。従って、例えば軸部2aとフランジ部2bを接着や溶接等の手段により強固に固定することができる。また、軸部2aとフランジ部2bを圧入固定する場合、可動部Aを軸部2aの下端部2a2の軸方向孔2a4に圧入することにより軸部2aの外径寸法が拡径するため、フランジ部2bとの圧入締結力を増大させることができる。尚、可動部Aや軸方向孔2a4の形状は特に限定されず、例えばともに円筒状に形成することができる。あるいは、軸方向孔2a4を円筒面とすると共に、可動部Aの外周面を下方へ向けて拡径したテーパ面とすることもできる(図示省略)。
また、軸部2aと可動部Aを別体に形成すると、図8に示すように軸部2aとフランジ部2bとを鍛造や旋削等で一体成形することもでき、これにより軸部2aとフランジ部2bとの間に高い直角度を確保することが可能となる。この他、例えば、金属製の軸部2aをインサート部品とした樹脂の射出成形でフランジ部2bを形成してもよい。あるいは、フランジ部2bの両端面2b1、2b2のみを樹脂で形成し、その他の部分を金属材料で形成してもよい。
本発明に係る動圧軸受装置1は上記に限られない。上記の実施形態では、ハウジング7の側部7a及び底部7bが一体に形成されているが、例えば図9に示すように、ハウジング7の側部7a及び底部7bを別体に形成してもよい。この場合、金属製のハウジング底部7bの形状が簡略化されるため、プレス加工等により容易に形成することができる。また、側部7aは金属材料に限らず、例えば樹脂材料の射出成形で形成することができるため、製造コストをさらに低減することができる。
あるいは、図10に示すように、ハウジング側部7aとスリーブ部8とを軸受部材17として一体に形成してもよい。このとき、ハウジング底部7bは軸受部材17と別体に形成され、軸受部材17の下側の大径内周面、すなわち、上記実施形態で言うハウジング側部の内周面7a1に圧入や接着等の適宜の方法で固定される。また、軸受部材17のうち、スリーブ部8の外径端には、スリーブ部8の両端面8b及び8cに開口した貫通孔17aが形成され、スリーブ部8の上側端面8bには径方向溝17bが形成される。これら貫通孔17a及び径方向溝17bにより、第1スラスト軸受隙間の外径端とラジアル軸受隙間の上端とが連通状態となる。
この動圧軸受装置の組み立ては、次のようにして行われる。まず、軸受部材17のスリーブ部8の内周に軸部材2を挿入する。その後、軸受部材17の内周面7a1にハウジング底部7bを嵌合し、軸部材2のフランジ部2bの上側端面2b1にスリーブ部8の下側端面8cを当接させると共に、可動部Aとしての軸部2aの下端部2a2にハウジング底部7bの上側端面7b1を当接させ、この状態でハウジング底部7bをハウジング側部7aの内周面7a1に固定する。その後、ハウジング底部7bをハウジング開口側へ弾性変形させ、軸部2aとフランジ部2bを軸方向に相対移動させてスラスト軸受隙間の幅設定を行う。
また、本発明は、図11に示すような動圧軸受装置1にも適用することができる。この動圧軸受装置1は、ハウジング7の開口部でシール空間が2箇所形成されている点で上記の動圧軸受装置と異なる。具体的には、ハウジング7の開口部に配されるシール部材19が、円盤部19aと、円盤部19aの外径端から下方へ延びた円筒部19bとからなる断面L字型に形成される。シール部材19の円盤部19aの内周面19a2は上方へ向けて拡径したテーパ面状に形成され、円筒部19bの外周面19b1及び内周面19b2は円筒面状に形成される。また、ハウジング7の側部7aの開口端部には、側部7aよりも大径な大径部7cが形成され、この大径部7cの内周面7c1は上方へ向けて拡径したテーパ状に形成される。
シール部材19は、円盤部19aの下側端面19a1が軸受スリーブ8の上側端面8bに固定されると共に、円筒部19bの内周面19b2が軸受スリーブ8の外周面8dに嵌合する。この状態で、シール部材19の円筒部19bの下端は、ハウジング7の側部7aと大径部7cとの間に形成された肩面7eと軸方向隙間20を介して対向する。
軸部材2が回転すると、シール部材19の円盤部19aの内周面19a2と軸部材2の軸部2aの外周面2a1との間に、下方へ向けて径方向寸法が漸次縮小した第1シール空間S1が形成される。同時に、シール部材19の円筒部19bの外周面19b1とハウジング7の大径部7cの内周面7c1との間に、下方へ向けて径方向寸法が漸次縮小した第2シール空間S2が形成される。シール部材19の円盤部19aの下側端面19a1には径方向溝19a10が形成され、この径方向溝19a10、及び軸受スリーブ8の外周面8dに形成された軸方向溝8d1により、第1スラスト軸受部の軸受隙間の外径端、第1シール空間S1、及び第2シール空間S2が連通する。
以上の実施形態では、ラジアル動圧発生部としてヘリングボーン形状の動圧溝8a1、8a2が形成されているが、これに限らず、例えばスパイラル形状の動圧溝やステップ軸受、あるいは多円弧軸受を採用してもよい。あるいは、軸部2aの外周面及び軸受スリーブ8の内周面8aの双方を円筒面とし、いわゆる真円軸受を構成してもよい。また、上記では、スラスト動圧発生部としてスパイラル形状の動圧溝が形成されているが、これに限らず、例えばヘリングボーン形状の動圧溝やステップ軸受、あるいは波型軸受(ステップ型が波型になったもの)等を採用することもできる。
また、上記では、動圧発生部が軸受スリーブ8の内周面8a、下側端面8c、およびハウジング底部7bの上側端面7b1に形成されているが、それぞれと軸受隙間を介して対向する面、すなわち軸部2aの外周面2a1、フランジ部2bの上側端面2b1、および下側端面2b2に動圧発生部を設けてもよい。
また、以上の実施形態では、ラジアル軸受部R1、R2が軸方向で離隔して設けられているが、これらを軸方向で連続的に設けてもよい。あるいは、これらの何れか一方のみを設けてもよい。
また、以上の実施形態では、動圧軸受装置1の内部に充満し、ラジアル軸受隙間や、スラスト軸受隙間に動圧作用を生じる流体として、潤滑油を例示したが、それ以外にも各軸受隙間に動圧作用を発生可能な流体、例えば空気等の気体や、磁性流体、あるいは潤滑グリース等を使用することもできる。
また、本発明に係る動圧軸受装置は、上記のようにHDD等のディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータに限らず、光ディスクの光磁気ディスク駆動用のスピンドルモータ等、高速回転下で使用される情報機器用の小型モータ、レーザビームプリンタのポリゴンスキャナモータ等における回転軸支持用、あるいは電気機器の冷却ファン用のファンモータとしても好適に使用することができる。
動圧軸受装置を組み込んだスピンドルモータの断面図である。 動圧軸受装置の断面図である。 (a)は、軸受スリーブの断面図である。(b)は、軸受スリーブの下面図である。 図2のハウジングのB−B断面を矢印方向に見た断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の組み立て方法を示す断面図である。 (a)、(b)は、本発明の組み立て方法の他の例を示す断面図である。 (a)、(b)は、本発明の組み立て方法の他の例を示す断面図である。 本発明の組み立て方法の他の例を示す断面図である。 他の例の動圧軸受装置の断面図である。 他の例の動圧軸受装置の断面図である。 他の例の動圧軸受装置の断面図である。
符号の説明
1 動圧軸受装置(流体軸受装置)
2 軸部材
2a 軸部
2b フランジ部
A 可動部
3 ディスクハブ
4 ステータコイル
5 ロータマグネット
6 モータブラケット
7 ハウジング
7a 側部
7b 底部
8 軸受スリーブ
9 シール部
R1、R2 ラジアル軸受部
T1、T2 スラスト軸受部
S シール空間

Claims (6)

  1. 有底の筒状をなし、少なくとも底部が金属製のハウジングと、ハウジングの内周に設けられたスリーブ部と、ハウジング底部とスリーブ部との間に配置されたフランジ部を有する軸部材と、スリーブ部の内周面と軸部材の外周面との間に形成されたラジアル軸受隙間と、フランジ部の両端面に面する二つのスラスト軸受隙間とを有する流体軸受装置であって、
    軸部材に、フランジ部に対して軸方向に相対移動可能な可動部を設け、ハウジング底部を弾性変形させた状態で、ハウジング底部が軸部材の可動部と軸方向に当接可能で、かつ軸部材のフランジ部がスリーブ部と軸方向に当接可能であることを特徴とする流体軸受装置。
  2. 軸部材に、ラジアル軸受隙間に面する軸部を設け、軸部で可動部を構成した請求項1記載の流体軸受装置。
  3. 軸部材に、ラジアル軸受隙間に面する軸部を設け、軸部と可動部を別体に形成した請求項1記載の流体軸受装置。
  4. 有底の筒状をなし、少なくとも底部が金属製のハウジングと、ハウジングの内周に設けられたスリーブ部と、ハウジング底部とスリーブ部との間に配置されたフランジ部を有する軸部材と、スリーブ部の内周面と軸部材の外周面との間に形成されたラジアル軸受隙間と、フランジ部の両端面に面する二つのスラスト軸受隙間とを有する流体軸受装置の組み立てに際し、
    軸部材に、フランジ部に対して軸方向に相対移動可能な可動部を設け、この可動部をフランジ部の端面から突出させて軸部材をハウジング内に収容し、ハウジング底部を軸部材の可動部に当接させると共に、フランジ部をスリーブ部に当接させた状態で、ハウジング底部を弾性変形させることにより、可動部とフランジ部とを軸方向に相対移動させてスラスト軸受隙間の幅設定を行うことを特徴とする流体軸受装置の組み立て方法。
  5. 可動部を、フランジ部の端面からスラスト軸受隙間幅に等しい量だけ突出させた状態で、軸部材をハウジング内に収容する請求項4記載の流体軸受装置の組み立て方法。
  6. ハウジング底部の弾性変形で、フランジ部の端面に対する可動部の突出量を0にする請求項5記載の流体軸受装置の組み立て方法。
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JP2015084646A (ja) * 2015-01-09 2015-04-30 東京パーツ工業株式会社 スピンドルモータ

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