JP2008297974A - 可変容量型圧縮機用制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を複雑にすることなく、吐出圧力Pdによる制御への悪影響を受け難くできる可変容量型圧縮機用制御弁を提供する。
【解決手段】軸部15bと弁体部15aを有する弁棒15と、該弁棒15の軸部15bが摺動自在に嵌挿された案内孔19と前記弁体部15aが接離する弁口22が設けられた弁室21とを有し、吐出圧冷媒入口25及び冷媒出口26が設けられた弁本体20と、を備え、吸入圧力(Ps)は、吐出圧力(Pd)の変化に影響を受けずに一定値を保つか又は前記吐出圧力(Pd)の上昇に対して僅かに低下するように、前記弁棒や弁本体における各部の寸法形状等が設定されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、可変容量型圧縮機用制御弁に係り、特に、案内孔に摺動自在に嵌挿された弁棒が圧力の影響を受け難くされたカーエアコン等に使用される可変容量型圧縮機用制御弁に関する。
一般に、カーエアコン等に使用される可変容量型圧縮機用制御弁は、圧縮機のクランク室内の圧力Pcを調整すべく、圧縮機(の吐出室)から吐出圧力Pdの冷媒が導入されるとともに、その吐出圧力Pdの冷媒を絞ってクランク室へ導出するようにされ、このクランク室への導出量(絞り量)を、圧縮機の吸入圧力Psに応じて制御するようになっており、下記特許文献1等にも見られるように、電磁式アクチュエータ(ソレノイド)を用いたものが種々提案ないし実用に供されている。
かかる可変容量型圧縮機用制御弁の従来例を図10に示す。図示の制御弁5は、軸部15b及び該軸部15bより大径の弁体部15aを有する弁棒15と、弁体部15aにより開閉される弁口(弁座)22が設けられた弁室21を有し、この弁室21の外周部(弁口22より上流側)に圧縮機から吐出圧力Pdの冷媒を導入するための複数のフィルタ25A付き吐出圧冷媒導入口25が設けられるとともに、弁口22の下方(下流側)に圧縮機のクランク室に連通する冷媒出口26が設けられた弁本体20と、電磁式アクチュエータ30と、を備えている。
電磁式アクチュエータ30は、通電励磁用のコネクタ部31を有するコイル32、該コイル32の内周側に配在された円筒状のステータ33、該ステータ33の下端部内周に圧入固定された断面凹字状の吸引子34、ステータ33の下端部外周(段差部)にその上端部がTIG溶接により接合された鍔状部35a付きパイプ35、吸引子34の下方でパイプ35の内周側に上下方向に摺動自在に配在されたプランジャ37、及び、前記コイル32の外周を覆うように配在された有底穴付き円筒状のハウジング60を備えている。
また、前記ステータ33の上部には、六角穴付きの調節ねじ65が螺合せしめられ、ステータ33の内周側における前記調節ねじ65と吸引子34との間には、圧縮機の吸入圧力Psが導入される感圧室45が形成され、この感圧室45には感圧応動部材としての、ベローズ41、逆凸字状の上ストッパ42、逆凹字状の下ストッパ43、及び圧縮コイルばね44からなるベローズ本体40が配在され、さらに、ベローズ本体40と吸引子34との間には、ベローズ本体40を収縮させる方向(調節ねじ65側に圧縮する方向)に付勢する圧縮コイルばね46が配在されている。また、ベローズ本体40の下ストッパ43(の逆凹部)とプランジャ37(の凹部37c)との間には、前記吸引子34を貫通する段付きの作動棒14が配在され、さらに、吸引子34とプランジャ37(の凹部37b)との間には、プランジャ37を介して弁棒15を下方(開弁方向)に付勢する圧縮コイルばねからなる開弁ばね47が配在されている。
一方、前記弁本体20の上部中央には、プランジャ37の最下降位置を規制するための凸状ストッパ部28が突設され、この凸状ストッパ部28を含む弁室上方の中央部分には、前記弁棒15が摺動自在に嵌挿された案内孔19が形成されている。また、前記プランジャ37と弁本体20の上部外周(凸状ストッパ部28外周)との間には、圧縮機の吸入圧力の冷媒が導入される吸入圧冷媒導入室23が形成されるとともに、その外周側に複数個の吸入圧冷媒導入口27が形成され、この吸入圧冷媒導入口27から吸入圧冷媒導入室23に導入された吸入圧力Psの冷媒は、プランジャ37の外周に形成された縦溝37a、37a、…及び中央部に穿設された連通孔37dや吸引子34に形成された連通孔39等を介して前記感圧室45に導入される。
前記弁本体20の下部(冷媒出口26)には、前記弁棒15を上方に付勢する円錐状の圧縮コイルばねからなる閉弁ばね48が配在されており、この閉弁ばね48の付勢力により、弁棒15の上端部は、常時プランジャ37(の連通孔37d部分)に圧接するようにされている。
また、弁本体20の上端部には、Oリング57を介して前記パイプ35の下端鍔状部35aが乗せられ、この鍔状部35aと前記コイル32との間には鍔状部56a付き短円筒状のパイプホルダ56が介装され、それらの鍔状部35a、56aが弁本体20の上端外周かしめ部29により共締め固定されている。また、パイプホルダ56の上端部には、前記ハウジング60の穴付き底部61が圧入固定され、ハウジング60の上端部62は、前記コネクタ部31の鍔状部31c上にかしめ固定され、ハウジング60とコネクタ部31とコイル32との間にはOリング66が介装されている。なお、コネクタ部31の中央下部には、前記調節ねじ65の六角穴に嵌合せしめられる凸部31bが突設された凹部31aが形成されており、この凹部31a内に前記ステータ33及び調節ねじ65の上部が挿入されている。
このような構成とされた制御弁5においては、コイル32、ステータ33及び吸引子34からなるソレノイド部が通電励磁されると、吸引子34にプランジャ37が引き寄せられ、これに伴い、弁棒15が閉弁ばね48の付勢力により上方(閉弁方向)に移動せしめられる。一方、圧縮機から吸入圧導入口27に導入された吸入圧力Psの冷媒は、導入室23からプランジャ37の外周に形成された縦溝37a、37a、…や吸引子39に形成された連通孔39等を介して前記感圧室45に導入され、ベローズ本体40(内部は真空圧)は感圧室45の圧力(吸入圧力Ps)に応じて伸縮変位(吸入圧力Psが高いと収縮、低いと伸張)し、該変位が作動棒14及びプランジャ37を介して弁棒15に伝達され、それによって、弁開度(弁口22からの弁体部15aのリフト量)が調整される。すなわち、弁開度は、コイル32、ステータ33及び吸引子34からなるソレノイド部によるプランジャ37の吸引力と、ベローズ本体40の付勢力と、開弁ばね47及び閉弁ばね48による付勢力と、弁棒15に作用する開弁方向荷重と閉弁方向荷重とによって決定され、その弁開度に応じて、吐出圧冷媒導入口25から弁室21に導入された吐出圧力Pdの冷媒の絞り量、つまり、クランク室への導出量(絞り量)が調整される。言い換えれば、弁開度に応じて、冷媒出口26側の圧力Pc(以下、出口側圧力Pcと称す)、すなわち、クランク室内の圧力が制御され、これに伴い、圧縮機の斜板の傾斜角度及びピストンのストロークが調整されて、吐出量が増減される。
特開2006−291867号公報
前記した如くの従来の可変容量型圧縮機用制御弁5においては、次のような改善すべき課題があった。
すなわち、制御弁5においては、弁口22より上流側に吐出圧冷媒入口21が設けられるとともに、弁口22より下流側に冷媒出口26が設けられ、かつ、弁体部15aは弁棒15の軸部15bの下端部に設けられて前記弁口22をその下側から開閉するようにされていて、軸部15bに吐出圧力Pdが作用するようになっているが、弁体部15aの外径(及び弁口22の口径)が軸部15aの外径より大径とされているので、弁棒15における開弁方向受圧面積(開弁方向荷重)が閉弁方向受圧面積(閉弁方向荷重)より大きくなり、そのため、図9に示される如くに、吸入圧力Psは、吐出圧力Pdの影響を受け、これが制御に悪影響を及ぼす(制御精度の低下等を招く)という問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、構成を複雑にすることなく、吐出圧力Pdによる制御への悪影響を受け難くできる可変容量型圧縮機用制御弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁は、基本的には、軸部と弁体部を有する弁棒と、該弁棒の軸部が摺動自在に嵌挿された案内孔と前記弁体部が接離する弁口が設けられた弁室とを有し、圧縮機から吐出圧力(Pd)の冷媒を導入するための吐出圧冷媒入口が設けられるとともに、前記圧縮機のクランク室に連通する冷媒出口が設けられた弁本体と、前記弁棒を弁口開閉方向に駆動するための電磁式アクチュエータと、前記圧縮機の吸入圧力(Ps)に応動して前記弁棒を弁口開閉方向に駆動する感圧応動部材とを備える。
そして、前記吸入圧力(Ps)は、前記吐出圧力(Pd)の変化に影響を受けずに一定値を保つか又は前記吐出圧力(Pd)の上昇に対して僅かに低下するように、前記弁棒や弁本体における各部の寸法形状等が設定されていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記弁口より上流側に前記吐出圧冷媒入口が設けられるとともに、前記弁口より下流側に前記冷媒出口が設けられ、かつ、前記弁体部は前記弁棒の下端部に設けられて前記弁口をその下側から開閉するようにされる。
より好ましい態様では、前記弁棒に対する吐出圧力Pdによる開弁方向荷重と閉弁方向荷重とが略同等、あるいは、前記開弁方向荷重より前記閉弁方向荷重が僅かに大きくなるようにされる。
さらに好ましい態様では、前記弁棒における開弁方向受圧面積と閉弁方向受圧面積とが略同等、あるいは、開弁方向受圧面積より閉弁方向受圧面積が僅かに大きくなるようにされる。
より具体的な好ましい態様では、前記弁棒の軸部に、該軸部より大径で前記案内孔に摺動自在に嵌挿される大径部が設けられる。
この場合、好ましくは、前記軸部と前記大径部とが別体とされる。
より具体的な好ましい態様では、前記弁体部の外径が前記軸部と略同等ないし小径とされ、かつ、前記弁口の口径が前記弁体部の外径より小径とされる。
より具体的な好ましい態様では、前記案内孔の上部に大径孔部が設けられるとともに、前記軸部の上部に前記軸部より大径の大径受圧部材が摺動自在に外嵌され、かつ、前記弁棒に前記大径受圧部材の受圧荷重を伝えるばね部材が配在される。
本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁は、吸入圧力(Ps)が吐出圧力(Pd)の変化に影響を受けずに一定値を保つか又は吐出圧力(Pd)の上昇に対して僅かに低下するように、例えば、弁棒に対する吐出圧力Pdによる開弁方向荷重(開弁方向受圧面積)と閉弁方向荷重(閉弁方向受圧面積)とが略同等、あるいは、開弁方向荷重より閉弁方向荷重が僅かに大きくなるようにされるので、構成を複雑にすることなく、吐出圧力Pdによる制御への悪影響を受け難くできる。
以下、本発明の可変容量型圧縮機用制御弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の一実施形態(第1実施例)を示す縦断面図、図2は図1の要部拡大図である。図1及び図2に示される可変容量型圧縮機用制御弁1Aにおいて、前述した図10に示される従来例の可変容量型圧縮機用制御弁5の各部に対応する部分には同一の符号を付して重複説明を省略し、以下においては、相違点を重点的に説明する。
図示実施例1の制御弁1Aでは、吸入圧力(Ps)が吐出圧力(Pd)の変化に影響を受けずに一定値を保つか又は吐出圧力(Pd)の上昇に対して僅かに低下するように、弁棒15や弁本体20における各部の寸法形状等が設定されている。
具体的には、弁口22の口径Dbと同径の、孔径がDd(Dd=Db)の案内孔19の上部に、孔径がDe(De>Dd)の大径孔部19aが設けられるとともに、外径がDa(Da>Db)の弁体部15aを持つ弁棒15の軸部15b(外径Dc)の上部に、該軸部15bより大径で前記案内孔19の大径孔部19aに摺動自在に嵌挿される外径がDf(孔径Deと略同じ)の大径部71が設けられている。大径部71は、軸部15bとは別体に円筒状に作製されて後で圧入等の手法で軸部15bの上部小径部15cに圧入されたものである。
かかる構成の制御弁1Aでは、弁棒15に対する吐出圧力Pdによる開弁方向荷重は、開弁方向受圧面積A2、つまり、弁口22の口径Dbと弁体部15aの外径Daで定まり、弁棒15に対する吐出圧力Pdによる閉弁方向荷重は、閉弁方向受圧面積A1、つまり、大径部71の外径Dfで定まる。ここでは、開弁方向荷重(開弁方向受圧面積A2)より閉弁方向荷重(閉弁方向受圧面積A1)が僅かに大きくなるように、前記Da〜Dfが設定されているので、弁棒15に上向き(閉弁方向)の力が与えられる。
そのため、電磁式アクチュエータ30のコイル32に供給される電流値Iを一定とすると、図7にPd−Ps特性が示される如くに、吐出圧力Pdが高くなるほど、弁棒15(弁体部15a)は閉方向に動き、出口圧力Pcひいては吸入圧力Psは低くなる。
また、図8に、吐出圧力Pdを一定として、電磁式アクチュエータ30のコイル32に供給される電流値Iを変化させた際の制御圧力特性が示されているように、電流値Iが上昇すると、吸引子34の吸引力が増加するので、弁棒15(弁体部15a)は閉方向に動き、制御圧力Ps(出口圧力Pc)は、右下がりとなる。また、前記Pd−Ps特性と同様に、吐出圧力Pdが高くなるほど(c>b>a)、弁棒15に作用する閉弁方向荷重も増加するので、制御圧力Psが低下する。
このように、本実施例の可変容量型圧縮機用制御弁1Aでは、吸入圧力(Ps)が吐出圧力(Pd)の変化に影響を受けずに一定値を保つか又は吐出圧力(Pd)の上昇に対して僅かに低下するように、構成を複雑にすることなく、吐出圧力Pdによる制御への悪影響を受け難くできる。
図3は、本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の第2実施例を示す縦断面図、図4は図3の要部拡大図である。
本実施例の制御弁1Bでは、弁体部15aの外径Daが弁棒15の軸部15bの外径Dcと略同等ないし小径とされ、かつ、前記弁口22の口径Dbが前記弁体部15aの外径Daより小径とされている。なお、組立上の便宜を図るため、弁体部15aは軸部15bと別体に作製されて後で固定されたものである。
かかる構成の制御弁1Bにおいても、開弁方向荷重(開弁方向受圧面積A2)より閉弁方向荷重(閉弁方向受圧面積A1)が僅かに大きくなるため、前述した実施例1と略同様な作用効果が得られる。
図5は、本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の第3実施例を示す縦断面図、図6は図5の要部拡大図である。
本実施例の制御弁1Cでは、前記案内孔19の上部に大径孔部19bが設けられるとともに、前記プランジャ37の下部に凹穴37eが設けられ、前記軸部15bの上部に、該軸部15bより大径の外径Dg(Dg>Dc、)を持つ、L形断面を有する円環状の大径受圧部材73が摺動自在に外嵌され、かつ、前記弁棒15の上部小径部15dにはばね受け部材76が外嵌固定されて、該ばね受け部材76と前記大径受圧部材73との間に、前記大径受圧部材73の受圧荷重を弁棒15に伝える圧縮コイルばね75が介装されている。
かかる構成の制御弁1Cにおいても、実施例1、2と同様に、開弁方向荷重(開弁方向受圧面積A2)より閉弁方向荷重(閉弁方向受圧面積A1)が僅かに大きくなるため、前述した実施例1と略同様な作用効果が得られる。なお、本実施例の大径受圧部材73は、実施例1の大径部71のように、案内孔19(の大径穴部19a)に嵌挿する必要がないため、寸法加工精度をさほど高くしなくて済むという利点が得られる。
本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の第1実施例を示す縦断面図。 図1に示される制御弁の要部の拡大縦断面図。 本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の第2実施例を示す縦断面図。 図3に示される制御弁の要部の拡大縦断面図。 本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の第3実施例を示す縦断面図。 図5に示される制御弁の要部の拡大縦断面図。 本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の第1実施例のPd−Ps特性を示すグラフ。 本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の第1実施例の制御特性を示すグラフ。 従来の可変容量型圧縮機用制御弁の一例のPd−Ps特性を示すグラフ。 従来の可変容量型圧縮機用制御弁の一例を示す縦断面図。
符号の説明
1 可変容量型圧縮機用制御弁
14 作動棒
15 弁棒
15a 弁体部
15b 軸部
19 案内孔
19a 大径孔部
20 弁本体
21 弁室
22 弁口
25 吐出圧冷媒導入口
26 冷媒出口
27 吸入圧冷媒導入口
30 電磁式アクチュエータ
32 コイル
33 ステータ
34 吸引子
35 パイプ
37 プランジャ
40 ベローズ本体
45 感圧室
47 開弁ばね
48 閉弁ばね
52 連通孔
71 大径部
73 大径受圧部材
75 圧縮コイルばね

Claims (8)

  1. 軸部と弁体部を有する弁棒と、該弁棒の軸部が摺動自在に嵌挿された案内孔と前記弁体部が接離する弁口が設けられた弁室とを有し、圧縮機から吐出圧力(Pd)の冷媒を導入するための吐出圧冷媒入口が設けられるとともに、前記圧縮機のクランク室に連通する冷媒出口が設けられた弁本体と、前記弁棒を弁口開閉方向に駆動するための電磁式アクチュエータと、前記圧縮機の吸入圧力(Ps)に応動して前記弁棒を弁口開閉方向に駆動する感圧応動部材とを備えた可変容量型圧縮機用制御弁であって、
    前記吸入圧力(Ps)は、前記吐出圧力(Pd)の変化に影響を受けずに一定値を保つか又は前記吐出圧力(Pd)の上昇に対して僅かに低下するように、前記弁棒や弁本体における各部の寸法形状等が設定されていることを特徴とする可変容量型圧縮機用制御弁。
  2. 前記弁口より上流側に前記吐出圧冷媒入口が設けられるとともに、前記弁口より下流側に前記冷媒出口が設けられ、かつ、前記弁体部は前記弁棒の下端部に設けられて前記弁口をその下側から開閉するようにされていることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
  3. 前記弁棒に対する吐出圧力Pdによる開弁方向荷重と閉弁方向荷重とが略同等、あるいは、前記開弁方向荷重より前記閉弁方向荷重が僅かに大きくなるようにされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
  4. 前記弁棒における開弁方向受圧面積と閉弁方向受圧面積とが略同等、あるいは、開弁方向受圧面積より閉弁方向受圧面積が僅かに大きくなるようにされていることを特徴とする請求項3に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
  5. 前記弁棒の軸部に、該軸部より大径で前記案内孔に摺動自在に嵌挿される大径部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
  6. 前記軸部と前記大径部とが別体とされていることを特徴とする請求項5に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
  7. 前記弁体部の外径が前記軸部と略同等ないし小径とされ、かつ、前記弁口の口径が前記弁体部の外径より小径とされていることを特徴とする請求項4に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
  8. 前記案内孔の上部に大径孔部が設けられるとともに、前記軸部の上部に前記軸部より大径の大径受圧部材が摺動自在に外嵌され、かつ、前記弁棒に前記大径受圧部材の受圧荷重を伝えるばね部材が配在されていることを特徴とする請求項4に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
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