JP2008297739A - キーホルダー - Google Patents

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Noriaki Miyagawa
憲明 宮川
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Abstract

【課題】キー溝部分が露出していることで生じる様々な問題を解消できるキーホルダーを提供する。
【解決手段】操作レバー17でキー本体11をスライドさせ、キー本体11のキー溝11aをキー挿通孔16aを介してホルダー本体21から露出させたキー使用位置と、キー本体11全体をキー挿通孔16aを介して収容室16に収容させたキー収容位置とに切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、キーホルダーに関するものである。
従来より、鍵の紛失を防止したり携帯性を向上させるために、鍵をキーホルダーに取り付けて持ち運ぶことが一般的に行われている。このキーホルダーは様々な形状のものが知られており、例えば、デザインを重視した装飾性の高いものや、特許文献1に示すように、車両のドアロックを遠隔操作で解錠又は施錠する電子機器を有する機能性の高いものがある。
特開平10−184120号公報
しかしながら、従来のキーホルダーでは、鍵のキー溝部分がキーホルダーから露出した状態となっているため、例えば、鍵をカバンやポケット等に収納しておくと、鍵のキー溝がカバンやポケット等の内側の布地に引っかかってカバンやポケット等が破れたり、鍵のキー溝がカバンやポケット内に収納している他の製品(財布や携帯電話等)に接触することでキー溝の表面が摩耗して傷が付いてしまうおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、キー溝部分が露出していることで生じる様々な問題を解消できるキーホルダーを提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、キー本体をホルダー本体に設けた収容室に収容できるようにし、さらに、解錠又は施錠時にはキー本体のキー溝をホルダー本体から簡単に露出できるようにした。
具体的に、本発明は、先端部にキー溝が形成されたキー本体と、前記キー本体の基端側に取り付けられたホルダー本体とを備えたキーホルダーを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1の発明は、前記ホルダー本体には、前記キー本体を収容する収容室が設けられる一方、該収容室に連通し該キー本体を挿通させるキー挿通孔と、該収容室に連通し長手方向に沿って開口したガイド長孔とが形成され、
前記キー本体の基端部には、前記ホルダー本体のガイド長孔を介して該ホルダー本体の表面から突出した操作手段が取り付けられ、
前記操作手段を前記ガイド長孔に沿ってスライドさせることで、前記ホルダー本体に対する前記キー本体の位置を、該キー本体のキー溝を前記キー挿通孔を介して該ホルダー本体から露出させたキー使用位置と、該キー本体全体を該キー挿通孔を介して前記収容室に収容させたキー収容位置とに切り替えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、前記ホルダー本体には、前記キー本体を収容する収容室が設けられる一方、該収容室に連通し該キー本体を挿通させるキー挿通孔が形成され、
前記キー本体の基端部は、該キー本体を回動自在に支持する支持軸を介して前記ホルダー本体に取り付けられ、
前記ホルダー本体は、
前記キー本体を前記支持軸回りに回動させて、該キー本体のキー溝を前記ホルダー本体の収容室から露出させたキー使用位置に付勢する付勢手段と、
前記付勢手段の付勢力に抗して前記キー本体全体を前記ホルダー本体の収容室に収容させたキー収容位置で保持する保持手段と、
前記保持手段による前記キー本体の保持を解除する解除手段とを備えていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、
前記ホルダー本体には、非接触式キー及び電波式キーのうち少なくとも一方が内蔵されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1項において、
前記ホルダー本体のキー挿通孔の近傍に設けられた照明手段を備え、
前記照明手段は、前記キー本体がキー使用位置に位置付けられているときに点灯するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1項において、
前記ホルダー本体は、互いに対向させた2枚の板状部材と、該2枚の板状部材の間に挟まれた中間部材とで構成されていることを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、操作手段でキー本体をスライドさせ、該キー本体のキー溝をキー挿通孔を介してホルダー本体から露出させたキー使用位置と、該キー本体全体をキー挿通孔を介して収容室に収容させたキー収容位置とに切り替えるようにしたから、キーホルダーをポケットに入れて持ち運ぶ場合にキー本体をキー収容位置にスライドさせて収容しておくことで、キー溝がポケット内側の布地に引っかかってポケットが破れてしまったり、ポケット内に収納している他の製品(例えば、携帯電話等)に接触してキー溝の表面が摩耗して傷が付いてしまうことを防止できる。
請求項2に係る発明によれば、保持手段によるキー本体の保持を解除手段で解除させ、付勢手段でキー本体を支持軸回りに回動させてキー使用位置に付勢させる構成としたから、ドアを解錠又は施錠する際に、ホルダー本体の収容室に収容していたキー本体をワンタッチで露出させ、キー使用位置に簡単に位置付けることができて操作性が向上する。
請求項3に係る発明によれば、ホルダー本体に非接触式キー及び電波式キーのうち少なくとも一方が内蔵されているから、例えば、近年、マンション等で導入されているような共用エントランスのオートロックの解錠を非接触式キーや電波式キーで行い、自宅のドアの解錠又は施錠をキー溝が形成されたキー本体で行う場合であっても、非接触式キーや電波式キーとキー本体とを別々に持ち歩く必要がなく利便性が向上する。
請求項4に係る発明によれば、キー本体がキー使用位置に位置付けられているときに、照明手段が点灯するようにしたから、例えば、夜間に帰宅したときに周囲が暗くて鍵穴の位置が認識しづらい場合でも、キー本体をキー使用位置にスライドさせて最先端部まで突出させた後、操作手段としての操作レバーをホルダー本体側に押し込むことで照明手段が点灯するような構成とすれば、夜間でも鍵穴を認識しやすくなり利便性が向上する。
請求項5に係る発明によれば、2枚の板状部材と両板状部材間に挟まれた中間部材とでホルダー本体を構成したから、板状部材及び中間部材の素材の組み合わせを適宜変更することで、重量感や高級感がありバリエーションに富んだデザイン性の高いキーホルダーを作成することができる。例えば、外側の板状部材や中間部材をPBT(ポリブチレンテレフタレート)で形成すれば、陶器のような質感を出すことが可能である。また、ホルダー本体の表面(具体的には、外側の板状部材の表面や側面、中間部材の側面等)に刻印を施すことも可能であり、例えば、マンションのデベロッパーの名称等を刻印しておくことで、販売促進用のツールとしても使用可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
図1は本発明の実施形態1に係るキーホルダーの構成を示す斜視図、図2は平面図、図3は側面図、図4は裏面図である。図1〜図4に示すように、このキーホルダー10は、キー本体11とホルダー本体21とを備えている。
前記キー本体11の先端部にはキー溝11aが形成されている。このキー溝11aをドアの鍵穴に差し込んで回すことでドアの解錠又は施錠をすることができる。キー本体11の基端部11bは、キー溝11aが形成された先端部よりも幅広に形成されている。
前記ホルダー本体21は、キー本体11の基端部に設けられており、キー本体11でドアの施錠等をする際に把持するためのものである。このホルダー本体21は、互いに対向させた金属製の2枚の板状部材21a,21aと、2枚の板状部材21a,21aの間に挟まれた樹脂製の中間部材21bとを複数の締結ボルト12で締結することにより構成されている。この中間部材21bは、板状部材21aの周縁に沿ってホルダー本体21の側周壁をなすように形成されており、2枚の板状部材21a,21aと中間部材21bとでホルダー本体21内部に収容室16が区画されている。この収容室16にはキー本体11が収容される。
前記ホルダー本体21の先端部には、収容室16に連通しキー本体11のキー溝11aを挿通させるキー挿通孔16aが形成され、ホルダー本体21の厚さ方向の一側(図1では上側)には、収容室16に連通し長手方向に沿って開口したガイド長孔16bが形成されている。
前記キー本体11の基端部11bには、ホルダー本体21のガイド長孔16bを介してホルダー本体21の表面、すなわち上側の板状部材21aから突出した操作レバー17(操作手段)が取り付けられている。
前記操作レバー17の板状部材21aから突出した部分は、ガイド長孔16bの孔径よりも大きな円形板状に形成されている。この操作レバー17をガイド長孔16bに沿ってホルダー本体21の長手方向、すなわち前後方向にスライドさせることで、ホルダー本体21に対するキー本体11の位置を、キー本体11のキー溝11aをキー挿通孔16aを介してホルダー本体21から露出させたキー使用位置と、キー本体11全体をキー挿通孔16aを介して収容室16に収容させたキー収容位置とに切り替えることができるようになっている。
また、前記ホルダー本体21の後端部裏面には、非接触式キー22及び電波式キー23が内蔵されている。この非接触式キー22は、例えば、近年、マンション等で導入されているような共用エントランスのオートロックを解除するためのものであり、ホルダー本体21を信号読み取り機にかざすだけでオートロックを解除できるようになっている。また、電波式キー23は図示しないスイッチを押すことで、解錠信号を電波で飛ばして離れた位置からオートロックを解錠できるようになっている。このように、1つのキーホルダー10に、キー溝11aが形成されたキー本体11と、非接触式キー22及び電波式キー23とを設けておけば、共用エントランスのオートロック解除を非接触式キー22や電波式キー23で行い、自宅ドアの解錠又は施錠をキー溝11aが形成されたキー本体11で行う場合であっても、非接触式キー22及び電波式キー23やキー本体11を別々に持ち歩く必要がなく利便性が向上する。
さらに、前記ホルダー本体21の後端部には、ストラップホルダー25が設けられており、このストラップホルダー25に形成された貫通孔に携帯ストラップの紐を通すことで、キーホルダー10に任意の携帯ストラップを取り付けることができるようになっている。
また、前記ホルダー本体21の先端部、すなわち、ホルダー本体21のキー挿通孔16aの近傍には、照明ライト18(照明手段)が設けられている。この照明ライト18は、例えばLEDライトで構成することができる。そして、操作レバー17でキー本体11を前方にスライドさせ、キー本体11をキー使用位置に位置付けた後、操作レバー17をホルダー本体21側に押し込むことで、後述するボールプランジャ27の取り付け部分が接点スイッチ20aを介してボタン電池20に電気的に接続され、これにより照明ライト18に電力が供給されて照明ライト18が点灯するようになっている。これにより、例えば、夜間に帰宅したときに周囲が暗くて鍵穴の位置が認識しづらい場合でも、キー本体11をキー使用位置にスライドさせて最先端部まで突出させた後、操作レバー17をホルダー本体21側に押し込むことで照明ライト18が点灯するため、夜間でも鍵穴を認識しやすくなり利便性が向上する。
図4に示すように、ホルダー本体21の先端部裏面には、電波式キー23や照明ライト18に電力を供給するためのボタン電池20を収容する電池収容部19が形成されている。ボタン電池20に隣接して、接点スイッチ20aが電気的に接続されている。また、ホルダー本体21の裏面をなす金属製の板状部材21aには、例えば、マンションのデベロッパーの名称等が刻印された刻印部26が形成されている。なお、この刻印部26は、例えば、板状部材21aのガイド長孔16bの周辺部や板状部材21aの側面、中間部材21bの側面等に形成するようにしても構わない。
図5はキー本体をキー使用位置に位置付けたときの側面断面図、図6はキー本体をキー収容位置に位置付けたときの側面断面図である。図5及び図6に示すように、キー本体11の基端部には、キー本体11をキー使用位置又はキー収容位置でロックするためのボールプランジャ27が取り付けられている。また、図5で下側の板状部材21aには、前後方向に間隔をあけて断面円錐状のプランジャ孔28,28が形成されている。このプランジャ孔28,28は、キー本体11がキー使用位置又はキー収容位置に位置付けられたときに、ボールプランジャ27が係合してキー本体11がロックされる位置にあけられている。
すなわち、図5に示すように、操作レバー17を前方にスライドさせてキー本体11をキー使用位置に位置付けると、板状部材21aの先端側に形成されたプランジャ孔28にボールプランジャ27が係合され、キー本体11がキー使用位置でロックされる。一方、図6に示すように、操作レバー17を後方にスライドさせてキー本体11をキー収容位置に位置付けると、板状部材21aの後端側に形成されたプランジャ孔28にボールプランジャ27が係合され、キー本体11がキー収容位置でロックされる。
以上のように、本発明の実施形態1に係るキーホルダー10によれば、操作レバー17でキー本体11をスライドさせ、キー本体11のキー溝11aをキー挿通孔16aを介してホルダー本体21から露出させたキー使用位置と、キー本体11全体をキー挿通孔16aを介して収容室16に収容させたキー収容位置とに切り替えるようにしたから、キーホルダー10をポケット等に入れて持ち運ぶ場合にキー本体11をキー収容位置にスライドさせて収容しておくことで、キー溝11aがポケットに引っかかってポケットが破れてしまったり、ポケット内に入れている他の製品(例えば、携帯電話等)に接触して、キー溝11aの表面が摩耗して傷が付いてしまうことを防止できる。
なお、本実施形態1では、ボールプランジャ27を用いてキー本体11をキー使用位置又はキー収容位置でロックするようにした構成について説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、図7及び図8に示すキーホルダー30では、キー本体11の基端部の幅方向の一方の側壁部(図7では下側の側壁部)に嵌合凹部31を形成し、ホルダー本体21の中間部材21bの側周壁内に弾性変形可能な係止バネ32を収容する係止バネ収容部33を設け、係止バネ収容部33の開口孔34から突出した係止バネ32の先端部をキー本体11の嵌合凹部31に嵌合させることで、キー本体11をキー使用位置で動かないようにロックしている。また、図8に示すように、キー本体11をキー収容位置に位置付けたときには、キー本体11の先端部と基端部11bとの幅方向の寸法の違いにより形成される段差部に係止バネ32を係止させることで、キー本体11をキー収容位置で動かないようにロックしている。
なお、本実施形態1では、ホルダー本体21を、金属製の2枚の板状部材21a,21aと該2枚の板状部材21a,21a間に挟まれた樹脂製の中間部材21bとの3層構造で構成するようにしたが、例えば、図9に示すキーホルダー40のように、ホルダー本体41全体を樹脂材、PBT等で構成するようにしても構わない。このようにすれば、軽量化を図る上で有利になるとともに、シンプルなデザインとすることができる。なお、ホルダー本体41だけではなく、操作レバー17もホルダー本体41と同じ材質で構成するようにすれば、デザインに統一感が生まれてさらに見栄えが良くなる。
また、本実施形態1では、金属製の板状部材21a及び樹脂製の中間部材21bを用いてホルダー本体21を構成するようにしたが、この形態に限定するものではなく、例えば、板状部材21aをプラスチック、PBT、木材等で構成してもよい。同様に、中間部材21bを金属材、プラスチック、PBT、木材等で構成してもよい。さらに、3層とも異なる材料で構成したり、同種の材料で統一させることも考えられる。このような材料の組み合わせは、デザイン性や製品コスト等を考慮して発明者が適宜変更することが可能である。
<実施形態2>
図10は本発明の実施形態2に係るキーホルダーの構成を示す平面図、図11は側面図である。前記実施形態1との違いは、キー本体51を支持軸53を介してホルダー本体52に回動可能に支持するようにした点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図10及び図11に示すように、このキーホルダー50は、キー本体51とホルダー本体52とを備えている。
前記キー本体51の先端部にはキー溝51aが形成されている。このキー本体51の基端部51bは、キー本体51を回動自在に支持する支持軸53を介してホルダー本体52に取り付けられている。
前記ホルダー本体52には、キー本体51を収容する収容室56が設けられている。さらに、ホルダー本体52の側周壁には、収容室56に連通しキー本体51を挿通させるキー挿通孔56aが形成されている。
図12はキー本体をキー収容位置で収容している状態を示す側面断面図、図13は解除スイッチを作動させたときの状態を示す側面断面図である。図12及び図13に示すように、前記ホルダー本体52には、キー本体51を支持軸53回りに回動させるとともに、キー本体51のキー溝51aをホルダー本体52の収容室56から露出させたキー使用位置に付勢する付勢スプリング54(付勢手段)と、該付勢スプリング54の付勢力に抗してキー本体51全体をホルダー本体52の収容室56に収容させたキー収容位置で保持する保持爪55(保持手段)と、保持爪55によるキー本体51の保持を解除する解除スイッチ57(解除手段)とを備えている。
なお、前記ホルダー本体52は、前記実施形態1と同様に、互いに対向させた金属製の2枚の板状部材52a,52aと、2枚の板状部材52a,52aの間に挟まれた樹脂製の中間部材52bとを締結ボルト12で締結することにより構成されているものとする。
前記付勢スプリング54は、環状に巻回された環状部54aを有し、図12で上側の板状部材52aに形成された凹部52cとキー本体51に形成された凹部51cとの間に挟まれた状態で配置され、環状部54aから突出したスプリングの一端部54bが板状部材52aの凹部52cの内周壁に係止され、他端部54cがキー本体51の凹部51cの底面の係止孔67(図10参照)に係止されており、キー本体51がキー使用位置に位置する方向に付勢している。ここで、付勢スプリング54の付勢力に抗してキー本体51を支持軸53回りに回動させてキー収容位置に位置付けると、付勢スプリング54が弾性変形し、キー本体51をキー使用位置に位置させる方向に付勢力が働くようになっている。
前記支持軸53の上端部には、支持軸53の外径よりも大きな円形状の解除スイッチ57が取り付けられている。支持軸53には圧縮スプリング61が嵌合され、圧縮スプリング61は、解除スイッチ57と、下側の板状部材52aとキー本体51との間に配設された受け部材62のスプリング保持部62bとの間に配置されている。ここで、解除スイッチ57を押圧すると、圧縮スプリング61の付勢力に抗して支持軸53が下方に移動するようになっている。また、支持軸53の下端部には、径方向に突出した保持爪55が取り付けられている。
前記受け部材62は、支持軸53を図12で上下方向に摺動自在に保持するものであり、下側の板状部材52aに形成された凹部52cに嵌合固定される固定部62aと、圧縮スプリング61を保持するスプリング保持部62bとを備えている。
前記キー本体51の基端部51bには、受け部材62のスプリング保持部62bを挿通する貫通孔65と、貫通孔65の内周縁を一部切り欠いてなる保持溝66と、付勢スプリング54の他端部54cを係止する係止孔67が形成されている。
前記支持軸53の下端部に取り付けられた保持爪55は、キー本体51の保持溝66に嵌合して係合されるものであり、圧縮スプリング61の付勢力で支持軸53が上方に付勢されることで、常に保持爪55が保持溝66に係合された状態で保持されるようになっている。
ここで、キー本体51をキー収容位置に保持するためには、まず、解除スイッチ57を押圧し続けた状態で、保持爪55と保持溝66との係合を解除する。そして、キー本体51を支持軸回りに回動させ、キー本体51をキー収容位置に収容した後、解除スイッチ57の押圧状態を解除する。このようにすれば、キー収容位置で保持溝66に保持爪55が嵌合係合され、付勢スプリング54の付勢力に抗してキー本体51の回動を阻止し、キー本体51をキー収容位置に保持することができる。
一方、キー本体51をキー使用位置に位置付けるためには、解除スイッチ57を押圧するだけでよい。解除スイッチ57を押圧すると、支持軸53に連動して保持爪55が下方に移動し、保持爪55と保持溝66との係合が解除される。そして、付勢スプリング54の付勢力により、キー本体51が支持軸53回りに回動して、キー本体51がキー使用位置に位置付けられる。ここで、解除スイッチ57の押圧状態を解除すると、圧縮スプリング61の付勢力により、支持軸53に連動して保持爪55が上方に移動し、保持爪55と保持溝66とが再び係合されるようになっている。
なお、本実施形態2に係るキーホルダー50では、照明ライト18、非接触式キー22、電波式キー23、電池収容部19等の図示を省略しているが、ホルダー本体52の空きスペース、例えば、図10に示すホルダー本体52の右下部分に内蔵する等、適宜配置すればよい。
以上のように、本実施形態2に係るキーホルダー50によれば、保持爪55によるキー本体51の保持を解除スイッチ57で解除させ、付勢スプリング54でキー本体51を支持軸53回りに回動させてキー使用位置に付勢させる構成としたから、ドアを解錠又は施錠する際に、ホルダー本体52の収容室56に収容していたキー本体51を解除スイッチ57を押圧することでワンタッチで露出させ、キー使用位置に簡単に位置付けることができて操作性が向上する。
以上説明したように、本発明は、キー溝部分が露出していることで生じる様々な問題を解消できるキーホルダーを提供することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態1に係るキーホルダーの構成を示す斜視図である。 キーホルダーの構成を示す平面図である。 キーホルダーの構成を示す側面図である。 キーホルダーの構成を示す裏面図である。 キー本体をキー使用位置に位置付けたときの側面断面図である。 キー本体をキー収容位置に位置付けたときの側面断面図である。 キー本体をキー使用位置に位置付けたときのロック機構の別の構成を示す平面断面図である。 キー本体をキー収容位置に位置付けたときのロック機構の別の構成を示す平面断面図である。 本実施形態1に係るキーホルダーの変形例を示す斜視図である。 本実施形態2に係るキーホルダーの構成を示す平面図である。 キーホルダーの構成を示す側面図である。 キー本体をキー収容位置で収容している状態を示す側面断面図である。 解除スイッチを作動させたときの状態を示す側面断面図である。
符号の説明
10 キーホルダー
11 キー本体
11a キー溝
11b 基端部
12 締結ボルト
16 収容室
16a キー挿通孔
16b ガイド長孔
17 操作レバー(操作手段)
18 照明ライト(照明手段)
21 ホルダー本体
21a 板状部材
21b 中間部材
22 非接触式キー
23 電波式キー
53 支持軸
54 付勢スプリング(付勢手段)
55 保持爪(保持手段)
57 解除スイッチ(解除手段)

Claims (5)

  1. キー溝が形成されたキー本体と、
    前記キー本体の基端部に設けられたホルダー本体とを備えたキーホルダーであって、
    前記ホルダー本体には、前記キー本体を収容する収容室が設けられる一方、該収容室に連通し該キー本体を挿通させるキー挿通孔と、該収容室に連通し長手方向に沿って開口したガイド長孔とが形成され、
    前記キー本体の基端部には、前記ホルダー本体のガイド長孔を介して該ホルダー本体の表面から突出した操作手段が取り付けられ、
    前記操作手段を前記ガイド長孔に沿ってスライドさせることで、前記ホルダー本体に対する前記キー本体の位置を、該キー本体のキー溝を前記キー挿通孔を介して該ホルダー本体から露出させたキー使用位置と、該キー本体全体を該キー挿通孔を介して前記収容室に収容させたキー収容位置とに切り替えることを特徴とするキーホルダー。
  2. キー溝が形成されたキー本体と、
    前記キー本体の基端部に設けられたホルダー本体とを備えたキーホルダーであって、
    前記ホルダー本体には、前記キー本体を収容する収容室が設けられる一方、該収容室に連通し該キー本体を挿通させるキー挿通孔が形成され、
    前記キー本体の基端部は、該キー本体を回動自在に支持する支持軸を介して前記ホルダー本体に取り付けられ、
    前記ホルダー本体は、
    前記キー本体を前記支持軸回りに回動させるとともに、該キー本体のキー溝を前記ホルダー本体の収容室から露出させたキー使用位置に付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段の付勢力に抗して前記キー本体全体を前記ホルダー本体の収容室に収容させたキー収容位置で保持する保持手段と、
    前記保持手段による前記キー本体の保持を解除する解除手段とを備えていることを特徴とするキーホルダー。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ホルダー本体には、非接触式キー及び電波式キーのうち少なくとも一方が内蔵されていることを特徴とするキーホルダー。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項において、
    前記ホルダー本体のキー挿通孔の近傍に設けられた照明手段を備え、
    前記照明手段は、前記キー本体がキー使用位置に位置付けられているときに点灯するように構成されていることを特徴とするキーホルダー。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1項において、
    前記ホルダー本体は、互いに対向させた2枚の板状部材と、該2枚の板状部材の間に挟まれた中間部材とで構成されていることを特徴とするキーホルダー。
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