JP2008296480A - 成型用型及び導光体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減できる成型用型を提供する。
【解決手段】成型用型1は、基板2と、複数の成型ピン3と、押圧部材4とを備えている。基板2には、成型ピン3が取り付けられる複数の円柱形状のピン穴11が、導光板101の凹部104の位置に対応した位置に形成されている。成型ピン3は、導光板101の凹部104を成型するためのものであり、基板2に取り外し可能に取り付けられる。成型ピン3は、収容部15と、突出部16と、押圧部17とを備えている。収容部15は、ピン穴11と同じ直径を有する円柱形状に形成され、基板2に形成されたピン穴11に収容される。突出部16は、基板2の成型面2aから突出する。突出部16は、収容部15と同じ円柱形状に形成されている。突出部16の上部には、基板2の成型面2aとの間の角度が約45°〜約60°となるように切断された傾斜面18が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、反射面を有する複数の凹部が形成された導光体の成型用型及び導光体の製造方法に関する。
従来、画像を表示するための表示装置や液晶バックライトの部品として用いられる導光体が知られている。このような導光体は、端面に設けられた光源からの光を透過する材料からなり、少なくとも一方の面には複数の凹部(または凸部)が形成されている。各凹部には、導光体の内部を導光する光を所定の方向に反射する反射面が形成されている。これによって、導光体が、バックライト、または、画像を表示するものとして機能する。
このような導光体を製造する方法が提案されている。特許文献1には、導光体を成型するための成型金型が開示されている。特許文献1の技術では、複数の凸部が板部材に一体的に形成された成型金型を用いて射出成型することにより、複数の凹部が形成された導光体を製造している。これにより、同一の形状を有する導光体を大量に製造することができた。
また、画像を表示するための導光体の製造方法として、導光体の一方の面にレーザ加工やエッチングにより粗面化された反射面を有する凹部を形成する方法が知られている。これにより、光源からの光を凹部の反射面により反射して図形、ロゴ等の画像を表示することができる。
特開平5−210014号公報
しかしながら、特許文献1の成型金型では、導光体の凹部の位置などを変更して、新たな導光体を成型する場合、板部材及び凸部を含む成型金型全体を再度製造しなければならない。このため成型金型の製造コストが増大するといった課題があった。
一方、レーザ加工やエッチングにより導光体に凹部を形成する製造方法により製造された導光体では、凹部の反射面が粗面化されているので、光源からの光が散乱して、各凹部で反射される光の明瞭性が低いといった課題があった。また、凹部が粗面化されているため導光板の透明性が損なわれるといった課題があった。また、これらの方法は、金型での成型に比べて一般的に生産性が低く、大量生産する場合には製造コストが増大するという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、製造コストを低減でき、凹部で反射される光の明瞭及び導光板の透明性を向上させることができる成型用型及び導光体の製造方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の発明は、端面に設けられた光源からの光を一方の面へと反射する反射面を有する複数の凹部が他方の面に形成された導光体を作製するための成型用型において、前記複数の凹部の位置に対応した位置に複数のピン穴が形成された基板と、前記ピン穴から一部が突出するように前記ピン穴に取り付けられて前記凹部を成型する成型ピンとを備えていることを特徴とする成型用型である。
本発明の請求項2に記載の発明は、前記成型ピンは前記ピン穴から取り外し可能なことを特徴とする請求項1に記載の成型用型である。
本発明の請求項3に記載の発明は、前記成型ピンが取り付けられた前記基板を収容するための成型枠を備え、前記成型枠には、導光体の材料を注入するための注入穴が形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の成型用型である。
本発明の請求項4に記載の発明は、端面に設けられた光源からの光を一方の面へと反射する反射面を有する複数の凹部が他方の面に形成された導光体を作製するための成型用型において、複数のピン穴が形成された基板と、前記ピン穴から一部が突出するように前記ピン穴に取り付けられて前記凹部を成型する成型ピンと、前記ピン穴から突出しないように前記ピン穴に取り付けられる埋設ピンとを備えていることを特徴とする成型用型である。
本発明の請求項5に記載の発明は、前記成型ピン及び前記埋設ピンは前記ピン穴から取り外し可能なことを特徴とする請求項4に記載の成型用型である。
本発明の請求項6に記載の発明は、前記成型ピン及び前記埋設ピンが取り付けられた前記基板を収容するための成型枠を備え、前記成型枠には、導光体の材料を注入するための注入穴が形成されていることを特徴とする請求項4または5のいずれか1項に記載の成型用型である。
本発明の請求項7に記載の発明は、前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円柱形状の端部が中心軸に対して傾斜した傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円柱形状の突出部とを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型である。
本発明の請求項8に記載の発明は、前記複数の成型ピンの突出部は、それぞれ異なる直径を有する円柱形状からなることを特徴とする請求項7に記載の成型用型である。
本発明の請求項9に記載の発明は、前記複数の成型ピンの収容部は、同じ直径の円柱形状に構成されていることを特徴とする請求項8に記載の成型用型である。
本発明の請求項10に記載の発明は、前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円錐形状の頂部が中心軸に対して傾斜した傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円錐形状の突出部とを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型である。
本発明の請求項11に記載の発明は、前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円柱形状の端部が中心軸に対して傾斜した第1傾斜面及び第2傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円柱形状の突出部とを有し、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面は、円柱の中心軸に対して互いに反対側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型である。
本発明の請求項12に記載の発明は、前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円錐形状の端部が中心軸に対して傾斜した第1傾斜面及び第2傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円錐形状の突出部とを有し、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面は、円錐の中心軸に対して互いに反対側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型である。
本発明の請求項13に記載の発明は、端面に設けられた光源からの光を一方の面へと反射する反射面を有する複数の凹部が他方の面に形成された導光体の製造方法において、基板に複数のピン穴を形成するピン穴形成工程と、前記凹部を成型するための成型ピンを前記ピン穴から一部が突出するように前記ピン穴に取り付けるピン取付工程と、前記成型ピンが前記基板に取り付けられた成型用型により導光体の材料を成型する成型工程とを備えたことを特徴とする導光体の製造方法である。
本発明の請求項14に記載の発明は、前記ピン穴形成工程では、前記凹部の位置に対応した位置に前記ピン穴が形成されることを特徴とする請求項13に記載の導光体の製造方法である。
本発明の請求項15に記載の発明は、前記成型ピンが取り付けられた前記基板を中空状の成型枠に収容する工程を備え、前記成型工程では、前記成型枠の内部に導光体の材料を注入することを特徴とする請求項13または14のいずれか1項に記載の導光体の製造方法である。
本発明の請求項16に記載の発明は、前記ピン取付工程では、前記凹部に対応していない前記ピン穴には前記ピン穴を埋めるための埋設ピンが取り付けられることを特徴とする請求項13に記載の導光体の製造方法である。
本発明の請求項17に記載の発明は、前記成型ピン及び前記埋設ピンが取り付けられた前記基板を中空状の成型枠に収容する工程を備え、前記成型工程では、前記成型枠の内部に導光体の材料を注入することを特徴とする請求項16に記載の導光体の製造方法である。
本発明の成型用型及び導光体の製造方法によれば、成型用型が基板と基板から取り外し可能な成型ピンを備えているので、基板のピン穴の位置を変更するか、または、成型ピンを収容するピン穴の位置を変更することによって、導光体の変更に対応することができる。これにより、導光板を変更しても、成型用型を全て再度製造しなくてもよいので、成型用型の製造コストを低減できる。また、成型用型を用いて、導光板を成型することにより、凹部の反射面を含む表面を平滑化することができるので、反射面により反射される光の明瞭性及び導光板の透明性を向上させることができる。更に、成型用型により導光体を成型しているので、レーザ加工やエッチングにより導光板を製造する場合に比べて、大量生産する場合の製造コストを低減できる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を、図面を参照して説明する。
まず、第1実施形態により製造される導光板を用いた表示装置について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、導光板を含む表示装置の斜視図である。図2は、図1におけるA−A線に沿った断面図である。尚、図1の矢印に示す上下を上下方向とする。
表示装置100は、文字、図形、模様などの画像を表示するためのものである。図1及び図2に示すように、表示装置100は、導光板101と、光源102と、制御部103とを備えている。
導光板101は、アクリル樹脂からなる約1mm〜約3mmの厚みを有する四角形の板状の部材からなる。また、導光板101は、光を導光しつつ透過可能な無色透明に構成されている。導光板101の下面101bには、複数のドット状で且つ上部が斜めに切断された円柱形状の凹部104が形成されている。凹部104の一面には、楕円形状で且つ平面状の反射面105が形成されている。反射面105は、光源102からの光Lを上面(表示面)101aへと反射するためのものであって、下面101bに対して所定の傾斜角度α(図2参照)で傾斜するように構成されている。ここで、反射面105の下面101bに対する傾斜角度αは、多くの光を上面101a側へと反射できるように、例えば、45°〜60°、好ましくは、50°〜55°に形成される。また、反射面105の表面は、反射面105で反射される光の方向を揃えるために、平滑な平面が望ましい。
光源102は、導光板101の一端面101cに設けられ、所定の間隔で一端面101cに沿って配置された複数の発光ダイオード(図示略)を備えている。尚、発光ダイオードが発光する光の色は特に限定されるものではなく、青、緑、赤、または、複数の色を組み合わせてもよい。制御部103は、光源102と電気的に接続され、光源102に設けられた発光ダイオードを制御するためのものである。
この表示装置100では、光源102から照射された光Lが導光板101の内部を導光し、凹部104の反射面105に達した光Lは、上面101aへと反射される。これにより、凹部104が形成された位置に光Lの輝点が形成されて、これら輝点の集合により文字、図形、模様などの画像が上面101aに表示される。
次に、本発明の第1実施形態による成型用型について説明する。図3は、本発明の第1実施形態による成型用型の斜視図である。図4は、成型用型の分解斜視図である。図5は、図3のB−B線に沿った分解斜視図である。図6は、成型ピンの斜視図である。
成型用型1は、上述した導光板101を成型するためのものである。図3〜図5に示すように、第1実施形態による成型用型1は、基板2と、複数の成型ピン3と、押圧部材4と、4本のネジ5とを備えている。以下の説明において、符号2aを基板2の成型面とし、符号2bを基板2の裏面とする。また、図4においては、便宜上成型ピンの一部を省略している。
基板2は、成型ピン3を保持して位置ずれを防ぐためのものである。基板2は、平面状の金属板からなる。図4に示すように、基板2には、成型ピン3が取り外し可能に取り付けられる複数の円柱形状のピン穴11が、導光板101の凹部104の位置に対応した位置に形成されている。図5に示すように、ピン穴11は、基板2の成型面2aから裏面2bへ貫通するように形成されている。基板2の裏面2bの4隅には、ネジ溝を有するネジ孔12が形成されている。ネジ孔12は、成型面2aまで貫通しない程度の深さに形成されている。
成型ピン3は、基板2のピン穴11に取り外し可能に取り付けられ、導光板101の凹部104を成型するためのものである。成型ピン3は、金属からなる。図6に示すように、成型ピン3は、収容部15と、突出部16と、押圧部17とを備えている。収容部15は、ピン穴11とほぼ同じ直径を有する円柱形状に形成され、基板2に形成されたピン穴11に収容される。突出部16は、基板2のピン穴11から突出し、導光板101の凹部104を成型する。突出部16は、収容部15と同じ直径の円柱形状に形成されている。突出部16の上部には、円柱の中心軸から傾斜した傾斜面18が形成されている。傾斜面18は、反射面105を成型するためのものであって、基板2の成型面2aとの間の角度が約45°〜約60°となるように、円柱形状の上端部が切断されて形成されている。押圧部17は、ピン穴11に収容されないようにピン穴11よりも大きい直径を有する円板状に形成されている。そして、押圧部17は、基板2の裏面2bと押圧部材4の一面4bとによって押圧される。従って、押圧部材4による押圧部17の押圧を解除することにより、成型ピン3はピン穴11から取り外し可能となる。
押圧部材4は、成型ピン3の押圧部17を押圧し、基板2に成型ピン3を固定するためのものである。押圧部材4は、基板2と略同じ形状の金属板からなる。図4に示すように、押圧部材4の4隅には、基板2のネジ孔12に対応した位置に4つの挿通穴4aが形成されている。押圧部材4は、挿通穴4aに挿通されたネジ5を基板2のネジ孔12に螺合させることによって、基板2に固定される。この結果、押圧部材4により、成型ピン3の押圧部17が押圧されて基板2からの離脱が防止される。
次に、上述した成型用型を用いたプレス成型による導光板の製造方法について、図面を参照して説明する。図7〜図9は、第1実施形態による成型用型を用いた導光板の各製造工程における断面図である。
まず、表示したい所望の画像に合わせて基板2の所定の位置に複数のピン穴11を形成する(図4参照)。次に、図7に示すように、基板2に形成されたピン穴11に突出部16が突出するように成型ピン3を取り付けた状態で、ネジ5によって押圧部材4を基板2に固定することにより、基板2と押圧部材4によって成型ピン3の押圧部17を押圧する。これにより成型用型1が完成する。そして、導光板101の材料となるアクリル板101Aを約180℃に加熱させて、軟化させる。
次に、図8に示すように、軟化したアクリル板101Aに成型用型1の成型ピン3の突出部16を押し付ける。これにより、成型用型1に取り付けられた成型ピン3の突出部16がアクリル板101Aに埋め込まれる。
次に、図9に示すように、成型ピン3の突出部16をアクリル板101Aから抜いた後、アクリル板101Aを冷却することにより硬化させる。これにより、突出部16により成型された複数の凹部104が形成された導光板101が完成する。
上述したように、第1実施形態による成型用型1及び成型用型1を用いた導光板101の製造方法は、基板2から取り外し可能な成型ピン3により導光板101の凹部104を成型しているので、基板2のピン穴11の位置を変えることにより、導光板101の凹部104の位置の変更に対応することができる。これにより、導光板101の凹部104の位置を変更する場合でも、所望の位置にピン穴11が形成された基板2のみを再度製造すればよいので、成型用型1の製造コストを削減することができる。
また、成型ピン3の収容部15を円柱形状に形成することによって、旋盤により容易に作製することができるとともに、基板2のピン穴11もドリルなどにより容易に形成することができる。
また、成型用型1により導光板101を成型することにより、凹部104の反射面105を含む表面を平滑化することができるので、反射面105により反射される光の明瞭性及び導光板101の透明性を向上させることができる
更に、成型用型2により導光板101を成型しているので、レーザ加工やエッチングにより導光板を製造する場合に比べて、大量生産する場合の製造コストを低減できる。
尚、上述した第1実施形態による導光板の製造方法では、アクリル板101Aを加熱したが、例えば、約200℃に加熱された成型用型1を常温のアクリル板101Aに押し付けて、アクリル板101Aを成型することにより導光板101を製造してもよい。
(第2実施形態)
次に、上述した第1実施形態の一部を変更した成型用型を及びそれを用いた別の導光板の製造方法について、図面を参照して説明する。図10は、第2実施形態による成型用型の断面図である。尚、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。
第2実施形態による導光板の製造方法では、成型枠を用いて射出成型により導光板を製造する。
図10に示すように、成型用型21は、更に、成型枠22を備えている。成型枠22は、中空状の直方体形状に形成されている。成型枠22は、互いに分離可能な本体部23と、蓋部24とを備えている。本体部23の断面は、側面視にて一方の面が開口された「コ」字状に形成されている。本体部23の内周面は、基板2の外周面に対応させて形成されている。本体部23には、溶融された樹脂を注入するための注入穴23aが形成されている。蓋部24は、本体部23の開口面を閉鎖するためのものである。
第2実施形態おける射出成型による導光板の製造方法では、成型枠22の本体部23に基板2、成型ピン3、押圧部材4及びネジ5を収容した後、蓋部24により本体部23の開口面を閉鎖する。次に、加熱されて溶融されたアクリル樹脂を本体部23の注入穴23aから成型枠22の内部へと射出する。その後、アクリル樹脂を冷却してアクリル樹脂を硬化させる。最後に、蓋部24を本体部23から外し、内部に成型された導光板101を取り出すことにより、導光板101が完成する。
上述したように第2実施形態による導光板の製造方法では、第1実施形態と同様の成型用型21を用いるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
尚、第2実施形態では射出成型により導光板101を成型したが、真空成型や注型成型により導光板101を成型してもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態による成型用型について、図面を参照して説明する。図11は、第3実施形態による成型用型の斜視図である。図12は、図11におけるC−C線に沿った断面図である。図13は、基板の斜視図である。図14は、埋設ピンの斜視図である。尚、上述した実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。
図11及び図12に示すように、第3実施形態による成型用型31は、基板32と、複数の成型ピン3と、押圧部材4と、4本のネジ5と、複数の埋設ピン36とを備えている。
図12及び図13に示すように、基板32には、成型面32aから裏面32bへと貫通された複数のピン穴41が形成されている。ピン穴41は、成型ピン3及び埋設ピン36を取り外し可能に取り付けるためのものである。ピン穴41は、成型ピン3の収容部15と同じ直径を有する円柱形状であって、マトリックス状に配列されている。また、基板32の4隅には、ネジ孔42が形成されている。
埋設ピン36は、導光板101の凹部104を形成する必要のない位置に形成されている基板32のピン穴41を塞ぐためのものである。図14に示すように、埋設ピン36は、収容部45と、押圧部47とを備えている。収容部45は、成型ピン3の収容部15及びピン穴41と同じ直径を有する円柱形状に形成されている。また、収容部45は、ピン穴41の深さと同じ高さを有する円柱形状に形成され、基板32に形成されたピン穴41から突出することなく収容される。押圧部47は、成型ピン3の押圧部17と同じ構成を有する。従って、押圧部材4による押圧を解除することにより、埋設ピン36はピン穴41から取り外し可能となる。
第3実施形態による成型用型31は、成型ピン3及び埋設ピン36の配列を変更することによって、導光板101の変更に対応することができるので、成型用型31の製造コストをより低減することができる。
尚、第3実施形態においても、基板32、成型ピン3、押圧部材4、埋設ピン36及びネジ5を成型枠22に収容した状態で、第2実施形態と同様に射出成型または真空成型を行ってもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、第4実施形態よる成型用型により製造される導光ロッドを備えた照明装置について説明する。図15は、導光ロッドを含む照明装置の斜視図である。尚、以下の説明において、導光ロッドとは棒状の導光体のことをいう。
図15に示すように、照明装置110は、導光ロッド111と、光源112と、光源112を制御するための制御部113とを備えている。導光ロッド111は、アクリル樹脂からなり、棒状の直方体形状に形成されている。導光ロッド111の下面111bには、複数の凹部114(n=1、2・・・)が形成されている。凹部114は、一直線上に配列されている。凹部114の深さは、光源112が設けられる端面111cに最も近い凹部114が最も浅く、端面111cから離れるにつれて順に深くなるように形成されている。各凹部114には、光源112からの光を上面111aに反射するための反射面115が形成されている。反射面115の面積は、端面111cに最も近い凹部114の反射面115が最も小さく、端面111cから離れるにつれて順に大きくなるように形成されている。
このように、凹部114の深さを端面111cから離れるにつれて深くし、反射面115の面積を端面111cから離れるにつれて大きくすることによって、端面111cから遠く光源112からの光が届きにくい反射面115においても十分に光を反射することができる。この結果、全ての凹部114の反射面115により反射される光の輝度を略均一化することができる。
次に、上述した導光ロッド111を製造するための第4実施形態による成型用型について、図面を参照して説明する。図16は、第4実施形態による成型用型の斜視図である。図17は、図16におけるD−D線に沿った断面図である。
図16及び図17に示すように、成型用型51は、基板52と、成型ピン53(n=1、2・・)と、押圧部材54と、ネジ5とを備えている。
基板52には、導光ロッド111の凹部114に対応した位置に複数のピン穴61が形成されている。ピン穴61は、E方向に一直線上に配列されている。ピン穴61の直径は、E方向に進むにつれて、大きくなるように構成されている。
各成型ピン53は、対応する凹部114を成型するためのものである。成型ピン53は、収容部65と、突出部66と、押圧部67とを備えている。収容部65は、それぞれが収容されるピン穴61と同じ直径を有する円柱形状に形成されている。突出部66は、収容部65と同じ直径の円柱形状の上部を基板52の成型面52aとの間の角度が約45°〜約60°となるように切断された傾斜面68を有する。押圧部67は、ピン穴61の直径よりも大きい直径を有する円板状に形成されている。
押圧部材54は、ネジ5により基板52に固定され、各成型ピン53の押圧部67を押圧する。
上述したように第4実施形態による成型用型51は、基板52から取り外し可能な成型ピン53を備えているので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、各成型ピン53を、光源112から遠い凹部114を深く成型し、且つ、光源112から遠い反射面115の面積を大きく成型するように構成することによって、成型された導光ロッド111の各反射面115で反射される光の輝度を略均一化することができる。
(第5実施形態)
次に、第1実施形態による成型用型の成型ピンを変形した、第5実施形態による成型ピンについて、図面を参照して説明する。図18は、第5実施形態による成型ピンの斜視図である。
図18に示すように、第5実施形態による成型用型の成型ピン73は、基板のピン穴に収容される収容部75と、基板のピン穴から突出して導光板の凹部を成型するための突出部76と、押圧部77とを備えている。収容部75及び押圧部77に関しては、第1実施形態の成型ピン3の収容部15及び押圧部17と同様の構成を有するので説明を省略する。
突出部76は、収容部75の上面と底面が一致する円錐形状に形成されている。突出部76の上部には、円錐の中心軸から傾斜した傾斜面78が形成されている。傾斜面78は、押圧部77との角度、即ち、基板の成型面との角度が約45°〜約60°となるように切断されて形成されている。
このように成型ピン73の突出部76を円錐形状に形成することによって、導光板を成型するためにアクリル板に挿入された突出部76を容易に抜くことができる。
(第6実施形態)
次に、第1実施形態の成型ピンを変形した、第6の実施形態による成型用型について、図面を参照して説明する。図19は、第6実施形態による成型用型の斜視図である。
図19に示すように、第6実施形態による成型用型の成型ピン93は、基板のピン穴に収容される収容部95と、基板のピン穴から突出して導光板の凹部を成型するための突出部96と、押圧部97とを備えている。収容部95及び押圧部97に関しては、第1実施形態の成型ピン3の収容部15及び押圧部17と同様の構成を有するので説明を省略する。
突出部96は、収容部95と同じ円柱形状に形成されている。突出部96の上部には、円柱の中心軸から傾斜した第1傾斜面98a及び第2傾斜面98bが形成されている。第1傾斜面98aは、凹部の反射面を成型するためのものであって、基板の成型面との間の角度が約45°〜約60°となるように切断されて形成されている。第2傾斜面98bは、円柱の中心軸に対して第1傾斜面98aとは反対側に形成されている。また、第1傾斜面98aと円柱の中心軸との間の傾斜角と、第2傾斜面98bと円柱の中心軸との間の傾斜角は等しくなるように構成されている。すなわち、中心軸を挟み、第1傾斜面98aと第2傾斜面98bは、対称になるように形成されている。
このように、中心軸を挟み一対の第1傾斜面98a及び第2傾斜面98bを突出部96に形成することによって、導光板を成型するためにアクリル板に挿入された突出部96を容易に抜くことができる。尚、第2傾斜面98bにより凹部の反射面を成型してもよい。
(第7実施形態)
次に、第1実施形態の成型ピンを変形した、第7実施形態による成型用型について、図面を参照して説明する。図20は、第7実施形態による成型用型の斜視図である。
図20に示すように、第7実施形態による成型用型の成型ピン133は、基板のピン穴に収容される収容部135と、基板のピン穴から突出して導光板の凹部を成型するための突出部136と、押圧部137とを備えている。収容部135及び押圧部137に関しては、第1実施形態の成型ピン3の収容部15及び押圧部17と同様の構成を有するので説明を省略する。
突出部136は、収容部135の上面と底面が同じ円錐形状に形成されている。突出部136の上部には、円柱の中心軸から傾斜した第1傾斜面138a及び第2傾斜面138bが形成されている。第1傾斜面138aは、凹部の反射面を成型するためのものであって、基板の成型面との間の角度が約45°〜約60°となるように切断されて形成されている。第2傾斜面138bは、円錐の中心軸に対して第1傾斜面138aとは反対側に形成されている。また、第1傾斜面138aと円錐の中心軸との間の傾斜角と、第2傾斜面138bと円錐の中心軸との間の傾斜角は等しくなるように構成されている。すなわち、中心軸を挟み、第1傾斜面138aと第2傾斜面138bは、対称になるように形成されている。
このように、中心軸を挟み一対の第1傾斜面138a及び第2傾斜面138bを突出部136に形成することによって、導光板を成型するためにアクリル板に挿入された突出部136を容易に抜くことができる。尚、第2傾斜面138bにより凹部の反射面を成型してもよい。
(第8実施形態)
次に、第1実施形態による成型用型の成型ピンを変形した、第8実施形態による成型用型について、図面を参照して説明する。図21は、第8実施形態による成型用型の部分断面図である。
図21に示すように、第8実施形態による成型用型81の成型ピン83は、収容部85と、突出部86と、押圧部87とを備えている。押圧部87に関しては、第1実施形態の成型ピン3の押圧部17と同様の構成を有するので説明を省略する。
第8実施形態による基板2には、全て同じ直径を有する円柱形状のピン穴11が複数形成されている。そして、全ての収容部85は、ピン穴11に対応させて同じ直径の円柱形状に形成されている。
突出部86は、円柱形状の収容部85の直径と同じ直径または小さい直径を有する円柱形状に形成されている。突出部86の上部は、押圧部87との角度が約45°〜約60°となるように切断された傾斜面88を有する。ここで、各突出部86の円柱形状の直径は、異なるように設定されている。例えば、光源(図示略)に近い凹部を成型するための成型ピン83は、突出部86の円柱形状の直径を小さくし、光源から離れた凹部を成型するための成型ピン83は、大きくすることが好ましい。尚、幾つかの突出部86の円柱形状の直径を同じ直径に設定してもよい。
上述したように、第8実施形態の成型用型81では、各成型ピン83の突出部86の円柱形状の直径を異ならせることによって、導光板の凹部をそれぞれ異ならせ、凹部の反射面で反射される光の輝度を略均一化することができる。また、各成型ピン83の収容部85の直径を等しくすることによって、基板2のピン穴11を同じ直径で構成することができるので、基板2を容易に製造することができる。
(第9実施形態)
次に、第1実施形態による成型用型を変形した、第9実施形態による成型用型について、図面を参照して説明する。図22は、第9実施形態による成型用型の部分断面図である。
図22に示すように、第9実施形態による成型用型141は、基板142と、複数の成型ピン143とを備えている。
基板142の成型面142aには、複数のピン穴151が形成されている。ピン穴151は、円柱状に形成されるとともに、基板142を貫通しないように形成されている。尚、ピン穴151を貫通するように形成してもよい。
成型ピン143は、収容部155と、突出部156とを備えている。収容部155は、ピン穴151と同じ直径を有する円柱形状に形成され、ピン穴151に圧入される。尚、収容部155をピン穴151に溶接、接着、ロウ付けしてもよい。突出部156は、基板142のピン穴151から突出して、導光板の凹部を成型する。突出部156は、収容部155と同じ円柱形状に形成されている。突出部156の上部には、円柱の中心軸から傾斜した傾斜面158が形成されている。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
例えば、成型用型を構成する材料は、金属に限定されるものではなく、セラミックなど適宜変更可能である。
また、成型ピン及び埋設ピンは、円柱形状または円錐形状に限定されるものではなく、四角柱形状や多角柱形状などに適宜変更可能である。
また、成型ピン及び埋設ピンを溶接、接着、ろう付け等により基板に取り付けてもよい。このように構成しても、基板と成型ピン及び埋設ピンを別途製造するので、同時に成型ピン及び基板を一体的に成形して成型用型を作製する場合に比べて製造コストを削減することができる。
また、導光体を構成する材料はアクリル樹脂に限定されるものではなく、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、シクロポリオレフィン樹脂などの合成樹脂や、ガラス板などに適宜変更可能である。
また、反射面の形状は、平面状に限定されるものではなく、曲面を有するように形成してもよい。
導光板を含む表示装置の斜視図である。 図1におけるA−A線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による成型用型の斜視図である。 成型用型の分解斜視図である。 図3のB−B線に沿った分解斜視図である。 成型ピンの斜視図である。 第1実施形態による成型用型を用いた導光板の各製造工程における断面図である。 第1実施形態による成型用型を用いた導光板の各製造工程における断面図である。 第1実施形態による成型用型を用いた導光板の各製造工程における断面図である。 第2実施形態による成型用型の断面図である。 第3実施形態による成型用型の斜視図である。 図11におけるC−C線に沿った断面図である。 基板の斜視図である。 埋設ピンの斜視図である。 導光ロッドを含む照明装置の斜視図である。 第4実施形態による成型用型の斜視図である。 図16におけるD−D線に沿った断面図である。 第5実施形態による成型ピンの斜視図である。 第6実施形態による成型ピンの斜視図である。 第7実施形態による成型ピンの斜視図である。 第8実施形態による成型用型の部分断面図である。 第9実施形態による成型用型の部分断面図である。
符号の説明
1、21、31、51、81、141 成型用型
2、32、52、142 基板
2a、32a、52a、151 成型面
2b、32b 裏面
3、53、73、83、93、133、143 成型ピン
4、54 押圧部材
11、41、61、151 ピン穴
15、65、75、85、95、135、155 収容部
16、66、76、86、96、136、156 突出部
17、67、77、87、97、137 押圧部
18、68、78、88、98a、98b、158 傾斜面
98a、138a 第1傾斜面
98b、138b 第2傾斜面
22 成型枠
23 本体部
23a 注入穴
24 蓋部
36 埋設ピン
45 収容部
47 押圧部
100 表示装置
101 導光板
101a 上面
101b 下面
101c 一端面
101A アクリル板
102 光源
104 凹部
105 反射面
110 照明装置
111 導光ロッド
111a 上面
111b 下面
111c 端面
112 光源
114 凹部
115 反射面

Claims (17)

  1. 端面に設けられた光源からの光を一方の面へと反射する反射面を有する複数の凹部が他方の面に形成された導光体を作製するための成型用型において、
    前記複数の凹部の位置に対応した位置に複数のピン穴が形成された基板と、
    前記ピン穴から一部が突出するように前記ピン穴に取り付けられて前記凹部を成型する成型ピンとを備えていることを特徴とする成型用型。
  2. 前記成型ピンは前記ピン穴から取り外し可能なことを特徴とする請求項1に記載の成型用型。
  3. 前記成型ピンが取り付けられた前記基板を収容するための成型枠を備え、
    前記成型枠には、導光体の材料を注入するための注入穴が形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の成型用型。
  4. 端面に設けられた光源からの光を一方の面へと反射する反射面を有する複数の凹部が他方の面に形成された導光体を作製するための成型用型において、
    複数のピン穴が形成された基板と、
    前記ピン穴から一部が突出するように前記ピン穴に取り付けられて前記凹部を成型する成型ピンと、
    前記ピン穴から突出しないように前記ピン穴に取り付けられる埋設ピンとを備えていることを特徴とする成型用型。
  5. 前記成型ピン及び前記埋設ピンは前記ピン穴から取り外し可能なことを特徴とする請求項4に記載の成型用型。
  6. 前記成型ピン及び前記埋設ピンが取り付けられた前記基板を収容するための成型枠を備え、
    前記成型枠には、導光体の材料を注入するための注入穴が形成されていることを特徴とする請求項4または5のいずれか1項に記載の成型用型。
  7. 前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円柱形状の端部が中心軸に対して傾斜した傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円柱形状の突出部とを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型。
  8. 前記複数の成型ピンの突出部は、それぞれ異なる直径を有する円柱形状からなることを特徴とする請求項7に記載の成型用型。
  9. 前記複数の成型ピンの収容部は、同じ直径の円柱形状に構成されていることを特徴とする請求項8に記載の成型用型。
  10. 前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円錐形状の頂部が中心軸に対して傾斜した傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円錐形状の突出部とを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型。
  11. 前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円柱形状の端部が中心軸に対して傾斜した第1傾斜面及び第2傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円柱形状の突出部とを有し、
    前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面は、円柱の中心軸に対して互いに反対側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型。
  12. 前記成型ピンは、前記ピン穴に収容される円柱形状の収容部と、円錐形状の端部が中心軸に対して傾斜した第1傾斜面及び第2傾斜面を含み前記ピン穴から突出する円錐形状の突出部とを有し、
    前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面は、円錐の中心軸に対して互いに反対側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の成型用型。
  13. 端面に設けられた光源からの光を一方の面へと反射する反射面を有する複数の凹部が他方の面に形成された導光体の製造方法において、
    基板に複数のピン穴を形成するピン穴形成工程と、
    前記凹部を成型するための成型ピンを前記ピン穴から一部が突出するように前記ピン穴に取り付けるピン取付工程と、
    前記成型ピンが前記基板に取り付けられた成型用型により導光体の材料を成型する成型工程とを備えたことを特徴とする導光体の製造方法。
  14. 前記ピン穴形成工程では、前記凹部の位置に対応した位置に前記ピン穴が形成されることを特徴とする請求項13に記載の導光体の製造方法。
  15. 前記成型ピンが取り付けられた前記基板を中空状の成型枠に収容する工程を備え、
    前記成型工程では、前記成型枠の内部に導光体の材料を注入することを特徴とする請求項13または14のいずれか1項に記載の導光体の製造方法。
  16. 前記ピン取付工程では、前記凹部に対応していない前記ピン穴には前記ピン穴を埋めるための埋設ピンが取り付けられることを特徴とする請求項13に記載の導光体の製造方法。
  17. 前記成型ピン及び前記埋設ピンが取り付けられた前記基板を中空状の成型枠に収容する工程を備え、
    前記成型工程では、前記成型枠の内部に導光体の材料を注入することを特徴とする請求項16に記載の導光体の製造方法。
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