JP5281095B2 - 照明装置及びこれに用いる導光板並びにこの導光板の製造方法 - Google Patents

照明装置及びこれに用いる導光板並びにこの導光板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光源と導光板とからなる照明装置、及びこれに用いる導光板の製造方法に係り、特に、照明装置における導光板の構成とその製造方法とに関する。
この種の照明装置は、光源から出射された光を、入光面及び出光面を備えた導光板にて所要の照光部まで導き、出光面から出た光で照光部を照光するものであり、薄型であること及び出光部の輝度が均一であることが特に求められる。
従来、この種の照明装置としては、例えば特許文献1に記載のものが提案されている。この特許文献1に記載の照明装置は、図34に示すように、鋸歯形状に形成された段差面202を介して厚肉の光導入部203と薄肉の光出力部204とが一体に形成された導光板201を備え、光導入部203の段差面202と正対する光導入部203の外側面を入光面205とし、これと対向に複数の光源206を設定すると共に、この入光面205から入射された光を光出力部204に導き、この光出力部の一方の主面を出光面207として、この面から光を取り出すものである。
特開2003−272428号公報
しかしながら、特許文献1に記載の照明装置は、入光面205から入射された光を、それと正対する方向に配置された光出力部204に導く構成であるので、出光面207の輝度を均一化するためには、図34に示すように、入光面205に沿って複数の光源206を密に配置しなくてはならず、照明装置がコスト高になると共に、消費電力が大きくなるという問題点がある。かかる問題点は、光導入部203の長さ寸法が大きくなるほど顕著になる。
本発明は、かかる従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、少数の光源で輝度分布が制御され、かつ高輝度の照明品質を得ることができる導光板を備えた照明装置を提供すること、及びこの照明装置に適用される導光板を容易かつ高精度に製造する方法を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、光源と、該光源から出射される光の入光面及び出光面を有する導光板とを備えた照明装置において、前記導光板は、前記入光面が設けられ、長手方向に前記光源から出射される光を導く第1導光部と、該第1導光部と平行に設けられ、一方の主面が前記出光面となる第2導光部と、これら第1導光部と第2導光部との間に設けられた溝部とから構成されており、前記溝部は、前記第1導光部の長手方向に沿って前記導光板の板厚が変化していることを特徴とする。
かかる構成によると、光源から出射される光が第1導光部の長手方向に導かれ、その光が溝部を介して第2導光部に導かれるので、入光面から入射された光を、それと正対する方向に配置された光出力部に直接導く従来の照明装置に比べて、1つの光源で照明可能な範囲を広げることができる。また、第1導光部と第2導光部との間に溝部を設け、該溝部における導光板の板厚を、第1導光部の長手方向に沿って変化するので、例えば第1導光部を伝播する光の光量が大きな部位においては導光板の板厚を小さくし、第1導光部を伝播する光の光量が小さな部位においては導光板の板厚を大きくすることによって、第2導光部に導入される光量を均一化することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記光源が、第1導光部の長手方向の端面と対向するように配置されていることを特徴とする。
光源を第1導光部の長手方向の端面と対向するように配置すると、第1導光部への光の入射効率を高めることができる。本構成は、光源として片面発光タイプの発光ダイオードを用いた照明装置に適用できる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記光源が、第1導光部に形成された光源設定凹部内に配置されていることを特徴とする。
光源を第1導光部に形成された光源設定凹部内に配置すると、導光板の省スペース化が図れ、さらにデザイン性の高い導光体を実現することができる。本構成は、光源として全面発光タイプ又は両面発光タイプの発光ダイオードを用いた照明装置に適用できる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記溝部に、前記第1導光部を伝播する光を、前記溝部を介して前記第2導光部内に導くプリズムを形成することを特徴とする。
かかる構成によると、第1導光部を伝播する光を溝部に形成されたプリズムによって効率的に第2導光部内に導くことができるので、光の利用効率が高められ、出光面の輝度を高めることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記溝部における前記導光板の板厚変化は、段差構造であることを特徴とする。
導光板の板厚変化は、段差構造とすることもできるし、斜面構造とすることもできるが、段差構造は加工が簡単であり、かつ加工面の鏡面度を高くできるので、高性能の照明装置を安価に製造することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記導光板は、前記第1導光部の少なくとも一部に曲線部を有していることを特徴とする。
本発明の照明装置に備えられる導光板は、光源から入射する光を第1導光部の長手方向に沿って伝播するので、第1導光部の少なくとも一部に曲線部を設けることにより、任意の部位に光を導くことができ、汎用性の高い照明装置とすることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記導光板は、平面形状が環状に形成されていることを特徴とする。
かかる構成によると、環状に形成された出光面から光を環状に出光することができるので、例えば液晶表示装置における表示面の外周エッジを選択的に照光するなどの用途に適用することができ、この種の電子機器のデザイン性を高めることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記出光面及びこれと対向する面に、前記出光面からの光の取出効率を高めるための手段を施すことを特徴とする。
光の取出効率を高めるための手段としては、出光面に拡散シートを備えたり、出光面の対向面に反射シートを備えたり、これらの面に光を拡散するための微細な凹凸を形成するなどの手段がある。これらの手段を適宜の面に施すと、出光面からの光の取出効率を高めることができるので、出光面の輝度を高めることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記光源として発光ダイオードを用いることを特徴とする。
発光ダイオードは、小型にして消費電力が小さいので、これを光源として用いることにより、照明装置の光源設定部を小型化できると共に、照明装置の消費電力を抑制することができる。また、発光ダイオードには、全面発光タイプ、両側面発光タイプ及び片面発光タイプなどの様々なバリエーションがあるので、必要に応じて所要の発光ダイオードを選択することにより、多用途に適用可能な照明装置を容易に作製することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記第1導光部を介して前記第2導光部と反対側に、溝部により前記第1導光部と分離され、前記光源から出射される光を前記光源から見て最も遠くまで伝播可能な第3導光部を設けたことを特徴とする。
第1導光部に入射した光は、溝部を通って第2導光部に導かれ、第2導光部に設けられた出光部から外部に出射されるので、光源からの距離が大きくなるほど光量が低下し、遠方まで伝播しにくい。これに対して、第3導光部に入射した光は、第3導光部が第2導光部から離れた位置に形成されているので、光源からの距離が大きくなっても光量が低下しにくく、遠方まで伝播する。したがって、光源から離れた部位の照度を高めることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記第1導光部と前記第3導光部を分離する溝部を、前記入光面に近い位置に形成された直線部とそれに続く曲線部とから構成し、前記曲線部における前記第3導光部の幅を、前記直線部における前記第3導光部の幅よりも狭くすることを特徴とする。
曲線部においては、壁面から外部に放射される光量が増加するため、導光損失が大きくなるが、導光損失は、導光部の幅に比例して大きくなるため、曲線部における第3導光部の幅を、直線部における第3導光部の幅よりも狭くすることにより、導光損失を低減できて、曲線部の先まで必要な光量を伝播することができる。また、曲線部における第3導光部の幅を狭くするので、その手前の直線部にて使える光量を相対的に増やすことができ、全体として照光部の均一な照明が可能になる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記第1導光部内及び前記第2導光部内の所要の部位に溝部を形成すると共に、この第1導光部内及び前記第2導光部内に形成される溝部を含む前記導光板に形成される全ての溝部を、貫通孔と、前記導光板の板厚の80パーセント程度の深さを有する窪みとから構成することを特徴とする。
第1導光部内及び第2導光部内に溝部を形成すると、溝形成部及びその周辺部における光量配分を調整することができる。したがって、溝深さを厳密に調整しなくても、貫通孔と導光板の板厚の80パーセント程度の深さを有する窪みとからのみ構成される溝部を形成するだけで必要な光量調整が可能になり、溝部の形成を容易化することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記溝部の端部と前記入光面との間に、前記溝部を介さずに前記各導光部が連結されるスペース部を設けることを特徴とする。
かかる構成によると、光源からの出射光がスペース部を介して各導光部に入射されるので、各導光部の境界部分での輝度むらを抑制することができる。また、各導光部に入射する光量を均一化できるので、溝部の深さを長さ方向に厳密に調整しなくても、出光面における輝度を広い範囲で均一にすることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記導光板に開設されるボルト貫通孔の平面形状を涙滴形とし、当該ボルト貫通孔の末端部に前記溝部の一端を連結したことを特徴とする。この場合、前記導光板に開設される涙滴形のボルト貫通孔の円弧面に沿って、貫通孔よりなる溝部を配置することもできる。

かかる構成によると、涙滴形に形成されたボルト貫通孔の壁面を光を導くための反射面として利用することができるので、ボルト貫通孔をよけて溝部を形成する場合に比べて、導光部の幅を広くすることができ、伝播可能な光量を増加することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記曲線部は貫通孔をもって形成することを特徴とする。
上述のように、曲線部においては導光損失が大きくなるが、貫通孔をもって曲線部を形成することにより、該部における導光損失を最小とすることができる。また、溝部をレーザ加工により形成する場合、溝深さが小さいほど加工面の傾斜が大きくなるが、貫通孔については加工面を垂直に近い形に形成できるので、この点からも導光損失を抑制することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記直線部については、前記入光面の近傍部分を除いて、貫通孔を形成しないことを特徴とする。
入光面の近傍部分については、溝部に貫通孔を形成することにより、第1導光部から第2導光部への光の伝播を抑制することができ、出光面の輝度を均一化することができる。一方、その他の領域において、貫通孔を形成しない構成にすると、導光板の剛性を高めることができて、そのハンドリングを容易なものにすることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、平面形状が環状に形成された前記導光板の内周側に、前記導光板を他の部材に固定するためのリブを形成し、これら導光板とリブとの間に前記溝部を形成したことを特徴とする。
かかる構成によると、導光板とリブとの間に溝部を形成したので、導光部内を伝播する光がリブに伝播されにくく、リブを設けたことによる光の無駄を抑制することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記導光板に設定される出光面の背面側に、窪みからなる前記溝部を形成したことを特徴とする。
かかる構成によると、導光板の溝部と対応する部分からも照明光を取り出すことができるので、多様な照光部の形状に応じることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記導光板に開設される涙滴形のボルト貫通孔の円弧面に沿って、貫通孔よりなる溝部を配置したことを特徴とする。
かかる構成によると、入光面からみてボルト貫通孔の裏側に光を効率的に導くことができるので、該部における輝度不足を解消することができる。
一方、導光板の製造方法に関して本発明は、原料シートをレーザ加工することにより、光源から出射される光の入光面と、前記入光面から入射された光を所要の出光面に導く複数の導光部と、隣接して配置される2つの導光部の間に設けられる溝部とを有する導光板を製造する方法において、前記原料シートとして、所要の厚みを有するウレタンシートを用意する工程と、前記原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、導光板の外形及び前記溝部のうちの貫通孔よりなる部分を形成する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、前記溝部のうちの深さが前記ウレタンシートの厚み以下の部分を形成する工程を含むことを特徴とする。
かかる構成によると、レーザ装置の出力レベルを2段階に切り替えるだけで、所要の溝部を有する導光板を製造することができるので、多段階の溝深さを有する導光板を製造する場合に比べて、導光板の製造を容易なものにすることができる。また、原料シートとしてウレタンシートを用いるので、レーザ照射による熱変質部が生じにくく、熱変質部の除去処理を不要とすることができる。よって、高精度の導光板を容易かつ低コストに製造することができる。
また、導光板の製造方法に関して本発明は、原料シートをレーザ加工することにより、光源から出射される光の入光面と、前記入光面から入射された光を所要の出光面に導く複数の導光部と、隣接して配置される2つの導光部の間に設けられる溝部とを有する導光板を製造する方法において、前記原料シートとして、所要の厚みを有するポリカーボネートシートを用意する工程と、前記原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、導光板の外形及び前記溝部のうちの貫通孔よりなる部分を形成する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、前記溝部のうちの深さが前記ポリカーボネートシートの厚み以下の部分を形成する工程と、レーザ加工により生じた熱変質部を薬剤処理により除去する工程を含むことを特徴とする。
かかる構成によると、原料シートとしてポリカーボネートシートを用いるので、導光性能に優れた導光板を製造することができる。
また、導光板の製造方法に関して本発明は、原料シートをレーザ加工することにより、光源から出射される光の入光面と、前記入光面から入射された光を所要の出光面に導く複数の導光部と、隣接して配置される2つの導光部の間に設けられる溝部とを有する導光板を製造する方法において、前記原料シートとして、所要の総厚を有するポリカーボネートシートとアクリルシートとの積層シートを用意する工程と、前記原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、前記積層シートの前記アクリルシート側からレーザビームを照射し、導光板の外形及び前記溝部のうちの貫通孔よりなる部分を形成する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、前記積層シートの前記アクリルシート側からレーザビームを照射し、前記溝部のうちの深さが前記積層シートの厚み以下の部分を形成する工程と、レーザ加工により前記ポリカーボネートシートに生じた熱変質部を薬剤処理により除去する工程を含むことを特徴とする。
かかる構成によると、アクリルシートがポリカーボネートシートからなる導光部のクラッド材として機能するので、適用箇所の光学的条件に関わりなく高い導光性能を発揮可能な導光板を製造することができる。
また本発明は、導光板に関しては、複数の導光路と、光源からの出射光を前記導光路のいずれかに入光する入光面と、前記導光路内を伝播した光を外部に向けて出光する出光面とを有する導光板において、前記導光路として、溝部を介して互いに並行に配列され、複数の光源からの出射光を個別に前記入光面から入光する複数の入光用導光路と、これら複数の入光用導光路と溝部を介して並行に配列された少なくとも1つの出光用導光路とを有し、前記溝部は、前記複数の入光用導光路のそれぞれから前記溝部を介して前記出光用導光路に至る光の光量を調整するように、長手方向に沿って前記導光板の板厚が変化しているという構成にした。
かかる構成によると、各入光用導光路の入光面から入射された光は、まず各入光用導光路の長さ方向に伝播する。そして、溝部の導光板がある部分においては、導光板の板厚に応じた光量が出光用導光路に漏れ出し、その光が、出光用導光路の出光面から外部に向けて出光される。1の入光用導光路の出光用導光路側に形成される溝部の板厚と、他の1の入光用導光路の出光用導光路側に形成される溝部の板厚とを調整することにより、これら2つの入光用導光路を伝播する光が共に溝部の板厚に応じた光量で出光用導光路に漏れ出すので、出光用導光路の出光面の発光色が、それら2つの光の任意の割合で混色とすることができる。よって、各入光用導光路の各入光面毎に出射光の色が異なる光源を配置することにより、導光板に特別な印刷を施すことなく、出光用導光路の出光面を色のグラデーションがかかった発光パターンで発光させることができる。
また本発明は、前記溝部の一部に、導光板の底面まで達する貫通孔が開設されていることを特徴とする。
1の入光用導光路の出光用導光路側に形成される溝部のみに導光板を残しておき、他の入光用導光路の出光用導光路側に形成される溝部については導光板の底面まで達する貫通孔を開設しておけば、前記1の入光用導光路を伝播する光のみが出光用導光路に漏れ出すので、出光用導光路の出光面を当該1の入光用導光路を伝播する光の単色で発光させることができる。これによりさらに多彩な発光色を得ることができる。
また本発明は、前記構成の導光板において、前記溝部における前記導光板の板厚変化は、段差構造であるという構成にした。
導光板の板厚変化は、段差構造とすることもできるし、斜面構造とすることもできるが、段差構造は加工が簡単であり、かつ加工面の鏡面度を高くできるので、高性能の導光板を安価に製造することができる。
また本発明は、前記構成の導光板において、前記導光路は、少なくともその長さ方向の一部に曲線部を有しているという構成にした。
かかる構成によると、導光部の少なくとも一部に曲線部を設けることにより、任意の部位に光を導くことができるので、汎用性の高い導光板とすることができる。
また本発明は、前記構成の導光板において、前記導光路は、平面形状が環状に形成されているという構成にした。
かかる構成によると、環状に形成された出光面から光を環状に出光することができるので、例えば液晶表示装置における表示面の外周エッジを選択的に照光するなどの用途に適用することができ、この種の電子機器のデザイン性を高めることができる。
一方、照明装置に関して、本発明は、光源と、該光源から出射される光の入光面及び出光面を有する導光板とを備えた照明装置において、前記導光板は、複数の導光路と、光源からの出射光を前記導光路のいずれかに入光する入光面と、前記導光路内を伝播した光を外部に向けて出光する出光面とを有し、かつ前記導光路として、溝部を介して互いに並行に配列され、出射光の色が異なる複数の光源からの出射光を個別に前記入光面から入光する複数の入光用導光路と、これら複数の入光用導光路と溝部を介して並行に配列された少なくとも1つの出光用導光路とを有しており、前記溝部は、前記複数の入光用導光路のそれぞれから前記溝部を介して前記出光用導光路に至る光の光量を調整することにより、前記出光用導光路に出光面の位置によって色が変化した出射光が出射されるように、長手方向に沿って前記導光板の板厚が変化しているという構成にした。
かかる構成によると、各入光用導光路から出光用導光路に伝播する光の光量を適宜調整可能な導光板を用いるので、導光板に特別な印刷を施すことなく、出光用導光路の出光面を色のグラデーションがかかった発光パターンで発光させることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記光源として、出射光の色が異なる複数の光源を備え、これら複数の光源が、前記複数の入光用導光路の端面に形成された入光面のそれぞれと対向するように配置されているという構成にした。
光源を入光用導光部の端面と対向するように配置すると、入光用導光部への光の入射効率を高めることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記光源が、発光色が異なる複数の素子をパッケージングした発光デバイスであり、前記複数の素子が、前記複数の入光用導光路の端面に形成された入光面のそれぞれと対向するように配置されているという構成にした。
光源としてパッケージングした発光デバイスを利用することで、実装コストを低減させることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記光源として、出射光の色が異なる複数の光源を備え、これら複数の光源が、前記複数の入光用導光路のそれぞれに形成された光源設定凹部内に配置されているという構成にした。
光源を入光用導光部に形成された光源設定凹部内に配置すると、第1導光部への光の入射効率を高めることができる。本構成は、光源として全面発光タイプ又は両面発光タイプの発光ダイオードを用いた照明装置に適用できる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、光源設定凹部内は透明樹脂にて埋められていることを特徴とする。
光源を入光用導光部に形成された光源設定凹部内に配置し、かつ透明樹脂にて光源と導光板との間を埋めることで、導光板のアライメントずれによる光結合の安定化を図ることができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記溝部における前記導光板の板厚変化は、前記出光用導光路から最も近い位置に形成された入光用導光路内に入射された光が、前記出光用導光路の長さ方向に関して、前記光源の設定位置から最も近い位置から外部に向けて出光され、前記出光用導光路から最も遠い位置に形成された入光用導光路内に入射された光が、前記出光用導光路の長さ方向に関して、前記光源の設定位置から最も遠い位置から外部に向けて出光されるように形成するという構成にした。
かかる構成によると、各光源から各入光用導光路を通って出光用導光路に至る光路長を最も短くすることができるので、導光板の構成を単純化でき、照明装置を低コスト化できると共に、予期しない光の混合を防止することができ、出光面に所望の色のグラデーションを表示することができる。
また本発明は、前記構成の照明装置において、前記溝部に、前記入光用導光路内を伝播する光を、前記溝部を介して前記出光用導光路側に導くプリズムを形成するという構成にした。
かかる構成によると、入光用導光部を伝播する光を溝部に形成されたプリズムによって効率的に出光用導光部側に導くことができるので、光の利用効率が高められ、出光面の輝度を高めることができる。
本発明に係る照明装置は、光源から出射される光を第1導光部の長手方向に導き、その光を溝部を介して第2導光部に導くので、1つの光源で照明可能な範囲を大きくすることができ、光源数の減少による照明装置の低コスト化及び省電力化を図ることができる。また、第1導光部と第2導光部との間に溝部を設け、該溝部における導光板の板厚を変化するので、第1導光部を伝播する光の光量に応じて溝部における導光板の板厚を調整することにより、出光面における輝度を均一化することができる。
また、本発明に係る導光板の製造方法は、レーザ装置の出力レベルを2段階に切り替えるだけで、所要の溝部を有する導光板を製造することができるので、多段階の溝深さを有する導光板を製造する場合に比べて、導光板の製造を容易なものにすることができる。
〈第1実施形態〉
本発明に係る照明装置の第1実施形態を、図1乃至図3を用いて説明する。図1は第1実施形態に係る照明装置の平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は第1実施形態に係る照明装置の入光面側から見た側面図である。
これらの図に示すように、第1実施形態に係る照明装置1Aは、光源である片面発光タイプの発光ダイオード1と、透明樹脂材料をもって形成された導光板2とからなる。導光板2は、第1導光部3と、第2導光部4と、これら第1導光部3と第2導光部4との間に設けられた溝部5とから構成されており、平面形状が四角形に形成されている。本例の照明装置1Aは、光源として発光ダイオード1を用いるので、薄型にして、消費電力を小さくすることができる。
第1導光部3は、長さ方向の一端面が入光面6になっており、この入光面6と対向に発光ダイオード1の出光面が配置されている。第2導光部4は、第1導光部3と平行に形成されており、一方の主面(本例の場合には、上面)が出光面7になっている。溝部5は、図2に示すように、入光面6からの距離が大きくなるほど、溝深さが浅くなるように、換言すれば、該溝部5における導光板2の板厚が大きくなるように形成される。本例においては、溝部5における導光板2の板厚変化が、ほぼ等間隔な段差構造になっている。このように、溝部5における導光板2の板厚変化を段差構造にすると、板厚変化の加工を容易化できると共に、加工面の鏡面度を高くできるので、高性能の照明装置を安価に製造することができる。
なお、図1乃至図3においては、溝部5における導光板2の板厚変化が3段階になっているが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、2段階又は4段階以上の多段階とすることもできる。また、各段の段差は等間隔である必要はなく、出光面7の輝度が均一になるように各段の段差の高さ及び長さを変更することができる。さらに、導光板2の下面には、クラッドフィルムを備えることもできる。クラッドフィルムは、導光板2よりも光の屈折率が低い樹脂材料をもって形成される。
本例の導光板2は、インプリントモールド法、即ち、導光板2の反転パターンが形成されたモールド型と基材との間で溶融状態にある透明樹脂を展伸した後、モールド型を剥離する方法で作成することができる。この方法によると、射出成形法では作製が困難な非常に薄型の導光板を作製することができる。また、本例の導光板2は一体成形品である。
本例の照明装置1Aにおいて、発光ダイオード1から出射された光Lは、図1に示すように、第1導光部3の側面及び上下面並びに溝部5の側面で反射されながら第1導光部3の長手方向に伝播する。この第1導光部3内を長手方向に伝播する光Lは、入光面6からの距離が小さいほど光量が多くなり、入光面6からの距離が大きいほど光量が減少する。そして、この第1導光部3内を伝播する光Lは、その過程において、その一部が溝部5を通過して第2導光部4内に達し、出光面7から外部に向けて出射される。本例の照明装置1Aにおいては、入光面6からの距離が大きくなるほど、溝部5における導光板2の板厚が大きくなるように溝部5を形成したので、第1導光部3を伝播する光の光量が高い入光面6の近傍では第2導光部4内への光Lの入光が制限され、第1導光部3を伝播する光の光量が低い入光面6の遠方では第2導光部4内への光Lの入光が促進される。よって、出光面7の輝度を均一化することができる。
〈第2実施形態〉
本発明に係る照明装置の第2実施形態を、図4を用いて説明する。図4は第2実施形態に係る照明装置の平面図である。
図4に示すように、第2実施形態に係る照明装置1Bは、発光ダイオード1を導光板2の端面に位置付けるのではなく、発光ダイオード1を第1導光部3に形成された光源設定凹部8内に収納し、樹脂にて封止したことを特徴とする。本例の照明装置1Bは、発光ダイオード1を光源設定凹部8内に収納したので、照明装置としての省スペース化が図れ、更に樹脂で封止したので、発光ダイオード1あるいは導光板2の位置ずれによる第1導光部3への光の入射効率の低下を抑えることができる。
〈第3実施形態〉
本発明に係る照明装置の第3実施形態を、図5を用いて説明する。図5は第3実施形態に係る照明装置の平面図である。
図5に示すように、第3実施形態に係る照明装置1Cは、導光板2の第1導光部3寄りに、第1導光部3内を伝播する光Lを溝部5を介して第2導光部4内に導くプリズム9を形成したことを特徴とする。本例の照明装置1Cは、導光板2の第1導光部3寄りにプリズム9を形成したので、第1導光部3から第2導光部4への光Lの伝播を円滑にすることができ、光の利用効率が高められて、出光面の輝度を高めることができる。
〈第4実施形態〉
本発明に係る照明装置の第4実施形態を、図6乃至図10を用いて説明する。図6は第4実施形態に係る照明装置の平面図、図7は図6のB−B断面図、図8は図6のC−C断面図、図9は図6のD−D断面図、図10は図6のE−E断面図である。
図6に示すように、第4実施形態に係る照明装置1Dは、平面形状がU字形に形成されており、その一端面に発光ダイオード1が設定されている。溝部5のうち、その直線部分については、第1乃至第3実施形態に係る照明装置1A〜1Cと同様に、図7に示すように、入光面6からの距離が大きくなるほど、導光板2の板厚が大きくなるように形成される。これに対して、その湾曲部分については、図9に示すように、入光面6と正対する部分においては、光の直進性により、第1導光部3に伝播した光Lが、溝部5を通って第2導光部4に伝播しやすくなる。したがって、入光面6と正対する部分における溝部5の板厚を小さくし、溝部5を通じて第2導光部4に伝播される光Lの光量を低減する。これによって、湾曲部分において過度に輝度が高くなることが防止され、出光面の輝度の均一性が保たれる。
〈第5実施形態〉
本発明に係る照明装置の第5実施形態を、図11乃至図13を用いて説明する。図11及び図12は第5実施形態に係る照明装置の平面図、図13は第5実施形態に係る照明装置の適用例を示す電子機器の断面図である。
図11及び図12に示すように、第5実施形態に係る照明装置1Eは、平面形状がオーバル形に形成されており、第1導光部3内に複数個(図11及び図12の例では、4個)の発光ダイオード1が設定されている。図11は第1導光部3の外周に溝部5と第2導光部4を配置した例であり、図12は第1導光部3の内周に溝部5と第2導光部4を配置した例である。発光ダイオード1としては、全面発光タイプまたは両面発光タイプのもの(片面発光タイプでも良い。)を用いることができ、この発光ダイオード1は、第2実施形態に係る照明装置1Bと同様に、第1導光部3に形成された光源設定凹部8内に収納される。溝部5は、第4実施形態に係る照明装置1Dと同様に、直線部分又は直線に近い形状の部分については、入光面6からの距離が大きくなるほど、該溝部5における導光板2の板厚が大きくなるように形成され、湾曲部分については、発光ダイオード1の光出射面と正対する部分における溝部5の板厚を小さくし、溝部5を通じて第2導光部4に伝播される光Lの光量を低減する。これにより、全周にわたって、出光面の輝度の均一性が保たれる。
本例の照明装置1Eは、図13に示すように、配線基板11及び入出力装置12などを備えた携帯電話などの電子機器の筐体13内に収納され、入出力装置12と筐体13の隙間を照光する照明装置として用いることができる。なお、図中の符号14は電子機器の保護カバーを示しており、符号15はシリコーン又はウレタン系の透明樹脂からなる接合部材を示しており、符号16は他の導光体を示している。ここで、接合部材15は、他の導光板16と導光板2とを光学的に接合する接合体である。また、他の導光板16は、照明装置1Eから出射された光を前記隙間に導く導光体である。このように、入出力装置12と筐体13の隙間を照光すると、入出力装置12の周囲を光で強調することができるので、そのデザイン性を高めることができる。
〈第6実施形態〉
本発明に係る照明装置の第6実施形態を、図14及び図15を用いて説明する。図14は第6実施形態に係る照明装置の平面図、図15は図14のF−F断面図である。
図14及び図15に示すように、第6実施形態に係る照明装置1Fは、第1導光部3の長手方向に沿って複数個(図14及び図15の例では、2個)の発光ダイオード1を設定したことを特徴とする。その他については、第2実施形態に係る照明装置1Bと同様である。本例の照明装置1Fは、第1導光部3の長手方向に沿って複数個の発光ダイオード1を設定したので、出光面7の輝度が高められると共に、その均一性も高めることができる。そして、従来例に係る照明装置(図18参照)とは異なり、第1導光部3の長手方向に発光ダイオード1から出射された光Lを伝播するので、複数の発光ダイオード1の設定間隔を大きくすることができ、単位長さ当たりの発光ダイオード1の設定数を減少することができる。したがって、従来例に係る照明装置に比べて製造コストを低減できると共に、消費電力の低減を図ることができる。
〈第7実施形態〉
本発明に係る照明装置の第7実施形態を、図16及び図17を用いて説明する。図16は第7実施形態に係る照明装置の平面図、図17は図16のG−G断面図である。
図16及び図17に示すように、第7実施形態に係る照明装置1Gは、第1導光部3内に、両面発光タイプの発光ダイオード1を設定したことを特徴とする。その他については、第2実施形態に係る照明装置1Bと同様である。本例の照明装置1Fは、第1導光部3内に両面発光タイプの発光ダイオード1を設定したので、発光ダイオード1の設定数をより減少することができ、製造コストのより一層の低減と、消費電力のより一層の低減を図ることができる。
〈第8実施形態〉
本発明に係る照明装置の第8実施形態を、図18乃至図20を用いて説明する。図18は第8実施形態に係る照明装置の平面図、図19は図18のH−H断面図、図20は第1溝部の長さ方向に沿った断面図、図21は第2溝部の長さ方向に沿った断面図、図22は溝形状の深さ依存性を示す断面図、図23は第3溝部の長さ方向に沿った断面図、図24は第4溝部の長さ方向に沿った断面図、図25は第5溝部の長さ方向に沿った断面図、図26は本発明に係る照明装置が適用される携帯電話機の分解斜視図、図27は携帯電話機の照光状態を示す要部断面図である。
第8実施形態に係る照明装置1Hは、例えば携帯電話機に備えられる液晶表示パネルの周辺部分の照光等に適用されるもので、図18に示すように、導光板2が角部に丸みを有する略長方の枠形に形成されている。長辺の略中央部には、発光ダイオード設定孔21が開設され、その壁面が入光面6となっている。また、4つの角部には、涙滴形のボルト貫通孔22が、それぞれ末端部を長辺に向けて開設されている。さらに、内周の所要の位置には、導光板2を他の部材に固定するためのリブ23が形成されている。加えて、この導光板2の裏面側(出光面7の背面側)には、図18及び図19に示すように、所要の導光部を形成するための第1乃至第5の溝部5a〜5eが、所要の配列で形成されている。
このように、第8実施形態に係る導光板2は、出光面7の背面側に窪みからなる溝部5a〜5eを形成したので、導光板2の溝部5a〜5eと対応する部分からも照明光を取り出すことができ、多様な照光部の形状に応じることができる。
第1溝部5aは、発光ダイオード1から入射した光を導光板2の長さ方向に伝播する第1導光部3と出光面7を有する第2導光部4とを画成するものであって、直線部のみをもって構成されており、その一端部は、涙滴形に形成されたボルト貫通孔22の末端部に連結され、他の一端部は、入光面6からやや離れた位置に配置される。この第1溝部5aは、図20に示すように、入光面6側の端部が貫通孔をもって形成され、他の部分はボルト貫通孔22に至るまで、一定深さの窪みをもって形成される。窪みの深さは、第1導光部3と第2導光部との間の導光効率及び導光板2の剛性低下を考慮して、導光板2の総厚の80パーセント程度とすることが望ましい。
ボルト貫通孔22を涙滴形に形成し、その末端部に第1溝部5aを連結すると、涙滴形に形成されたボルト貫通孔22の壁面を光を導くための反射面として利用することができるので、ボルト貫通孔22をよけて溝部を形成する場合に比べて、導光部の幅を広くすることができ、伝播可能な光量を増加することができる。
第2溝部5bは、第1導光部3と第3導光部24とを画成するものであって、直線部とそれに続く曲線部とをもって構成されており、曲線部の一端は、導光板2の短辺にまで達し、直線部の一端は、入光面6からやや離れた位置に配置される。この第2溝部5bは、図21に示すように、直線部の入光面6側の端部が貫通孔をもって形成され、直線部の他の部分はボルト貫通孔22に至るまで一定深さの窪みをもって形成され、曲線部は貫通孔をもって形成される。窪みの深さは、第1溝部5aと同様に、導光板2の総厚の80パーセント程度に形成される。なお、第2溝部5bによって画成される第3導光部24は、一定幅ではなく、曲線部と対応する部分の導光部の幅が、直線部と対応する部分の導光部の幅よりも狭くなっている。
第3導光部24は、第1導光部3を介して第2導光部4の反対側に配置されているので、第3導光部24を伝播する光は出光面7を有する第2導光部4に導かれにくく、入光面6からの距離が大きくなっても光量が低下しにくい。よって、光源から離れた部位の照度を高めることができる。また、曲線部における第3導光部24の幅を、直線部における第3導光部24の幅よりも狭くしているので、曲線部における導光損失を低減できて、曲線部の先まで必要な光量を伝播できると共に、その手前の直線部にて使える光量を相対的に増やすことができ、全体として照光部の均一な照明が可能になる。さらに、貫通孔をもって第2溝部5bの曲線部を形成すると、第2溝部5bを通って第3導光部24から第1導光部3に抜ける光量を最小とすることができ、曲線部を形成することに伴う導光損失を最小とすることができる。また、溝部5a〜5eをレーザ加工により形成する場合、図22に示すように、溝深さが小さいほど加工面の傾斜が大きくなるが、貫通孔については加工面を垂直に近い形に形成できるので、この点からも導光損失を抑制することができる。
第3溝部5cは、第1導光部3の光量配分を均一化するために形成されるものであって、直線部のみをもって構成されている。その長さは、第1溝部5a及び第2溝部5bに比べて格段に短く、入光面6からやや離れた位置に形成される。この第3溝部5cは、図23に示すように、入光面6側の端部が貫通孔をもって形成され、他の部分は他端に至るまで、一定深さの窪みをもって形成される。窪みの深さは、第1導光部3と第2導光部との間の導光効率及び導光板2の剛性低下を考慮して、導光板2の総厚の80パーセント程度とすることが望ましい。
このように、第1乃至第3の溝部5a〜5cの一端部を入光面6からやや離れた位置に配置すると、これら第1乃至第3の溝部5a〜5cの一端部と入光面6との間にスペース部25が形成され、入光面6から入射した光は、スペース部25を介して各導光部3,4,24に入射されるので、各導光部3,4,24の境界部分での輝度むらを抑制することができる。また、各導光部3,4,24に入射する光量を均一化できることから、溝部の深さを長さ方向に厳密に調整しなくても、出光面における輝度を広い範囲で均一にすることができる。さらに、貫通孔をもって第1乃至第3の溝部5a〜5cの入光面6側を形成するので、入光面の近傍における輝度が過剰に高くならず、導光板2の全周にわたって出光面7の輝度を均一化することができる。
第4溝部5dは、入光面6側から見てボルト貫通孔22の背面側に、第1導光部3を伝播した光を導くものであって、円弧状に形成され、ボルト貫通孔22の曲面に沿って配置される。この第4溝部5dは、図24に示すように、貫通孔のみをもって形成される。このように、入光面6側から見てボルト貫通孔22の背面側に第4溝部5dを形成すると、第1導光部3を伝播した光を効率的にボルト貫通孔22の背面側に導くことができるので、該部における輝度不足を解消することができる。
第5溝部5eは、リブ23からの光の漏れ出しを抑制するためのものであって、直線部のみをもって構成され、リブ23と第3導光部24の境界部に形成される。この第5溝部5eは、図25に示すように、一定深さの窪みをもって形成される。窪みの深さは、光の遮断効率及び導光板2の剛性低下を考慮して、導光板2の総厚の80パーセント程度とすることが望ましい。このように、リブ23と第3導光部24の境界部に第5溝部5eを形成すると、第3導光部24内を伝播する光がリブ23に伝播されにくくなるので、リブ23を設けたことによる光の無駄を抑制することができる。
上述のように、第8実施形態に係る導光板2は、第1及び第2の溝部5a,5bにて画成される第1及び第2の導光部3,4内に第3乃至第5の溝部5c,5d,5eを形成したので、これら各溝部の形成部及びその周辺部における光量配分を厳密に調整することができる。また、導光板2内の光量配分が溝部5a〜5eの形状や配列によって厳密に調整されることから、光量配分に対する溝深さの寄与率が相対的に低下し、溝部5a〜5eの溝深さを、貫通孔と導光板の板厚の80パーセント程度の深さを有する窪みとからのみ構成することが可能になるので、溝部の形成ひいては導光板2の形成を容易化することができる。また、各溝部5a〜5eの直線部については、入光面6の近傍部分を除いて、貫通孔を形成しない構成としたので、必要個所における光の伝播を有効に抑制できると共に、溝部5a〜5eの形成による導光板2の剛性の低下を最小限に抑えることができて、ハンドリングが容易な導光板とすることができる。
なお、本実施例においては溝部を5本形成するものとしたが、溝部をさらに多く形成して第3の導光部と第1の導光部との間にさらに他の導光部が形成されてもよい。また、第3の導光部にさらに溝部を形成して複数の導光部に分けてもよい。これらの構成により、距離に応じて放出される光量を均一化したり、より光源から離れた部分の照度を高めたりすることもできる。
次に、第8実施形態に係る導光板2の製造方法について説明する。
〈製造方法の第1例〉
まず、原料シートとして、所要の厚みを有するウレタンシートを用意する。また、これと共に、原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する。しかる後に、炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、導光板2の外形及び溝部5a〜5eのうちの貫通孔よりなる部分を形成する。次に、炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、溝部5a〜5eのうちの深さがウレタンシートの厚み以下の部分を形成する。
かかる構成によると、レーザ装置の出力レベルを2段階に切り替えるだけで、所要の溝部を有する導光板を製造することができるので、多段階の溝深さを有する導光板を製造する場合に比べて、導光板の製造を容易なものにすることができる。また、原料シートとしてウレタンシートを用いるので、レーザ照射による熱変質部が生じにくく、熱変質部の除去処理を不要とすることができる。よって、高精度の導光板を容易かつ低コストに製造することができる。
〈製造方法の第2例〉
まず、原料シートとして、所要の厚みを有するポリカーボネートシートを用意する。また、これと共に、原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する。しかる後に、炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、導光板の外形及び溝部5a〜5eのうちの貫通孔よりなる部分を形成する。次に、炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、溝部5a〜5eのうちの深さがポリカーボネートシートの厚み以下の部分を形成する。最後に、レーザ加工により生じた熱変質部を薬剤処理により除去する。
かかる構成によると、原料シートとしてポリカーボネートシートを用いるので、導光性能に優れた導光板を製造することができる。
〈製造方法の第3例〉
まず、原料シートとして、所要の総厚を有するポリカーボネートシートとアクリルシートとの積層シートを用意する。またこれと共に、原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する。しかる後に、炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、積層シートのアクリルシート側からレーザビームを照射し、導光板の外形及び溝部5a〜5eのうちの貫通孔よりなる部分を形成する。次に、炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、積層シートのアクリルシート側からレーザビームを照射し、溝部5a〜5eのうちの深さが積層シートの厚み以下の部分を形成する。最後に、レーザ加工によりポリカーボネートシートに生じた熱変質部を薬剤処理により除去する。
かかる構成によると、アクリルシートがポリカーボネートシートからなる導光部のクラッド材として機能するので、適用箇所の光学的条件に関わりなく高い導光性能を発揮可能な導光板を製造することができる。
このほかにも、軟化させた樹脂シートを加熱しながら金型を用いてプレスして所望の形状を得る熱プレス法や、熱硬化性あるいは紫外線硬化性の樹脂を型に流し込んで形状を作成するインプリント法、あるいは射出成形などの方法で作製することができる。
次に、第8実施形態に係る照明装置1Hの適用例を、携帯電話機に適用した場合を例にとって説明する。
図26に示すように、本例の携帯電話機は、プラスチックの射出成形品からなる浅皿状のベース31と、導光板2と、発光ダイオード1、イヤフォン、カメラ及び所要のコネクタ等が実装され、導光板2に取り付けられたフレキシブル配線板32と、液晶表示パネル33と、ねじ34を用いてこれらの各部材を一体に結合するプラスチックの射出成形品からなるベゼル35と、ベゼル35の表面に取り付けられた透明なウインドウ36とを備えている。
発光ダイオード1は、導光板2に開設された発光ダイオード設定孔21内に収納され、これら発光ダイオード1と導光板2とをもって第8実施形態に係る照明装置1Hが構成される。
図27に示すように、ベース31には、全周にわたって壁体31aが周設されており、導光板2は、その外周面を壁体31aの内面に突き当てるようにして、ベース31内に収納される。また、ベゼル35の内面には、照明装置1Hから放射された光を所要の照光部に導くための導光部35aが周設されており、その先端部は、導光板2の出光面7と対応する部分と対向するように配置される。また、該導光部35aには、照光範囲を規制するための遮光膜37が形成される。したがって、本例の携帯電話機は、液晶表示パネル33の外周部分を一定幅のリング状に照光することができる。
なお、照明装置1Hの出光面7が幅広であると、遮光膜37によって反射又は吸収される光量が増加し、照光部の輝度が低下するので、照明装置1Hに形成される出光面7の幅は、なるべく狭くすることが望ましい。
また、近年の電気機器や表示装置においては、照光部のデザイン性をより高めるため、単に照光部を単色の光で照光するだけでなく、色のグラデーションがかかった光で照光することが求められる場合がある。照光部を色のグラデーションがかかった光で照光する手段としては、例えばインクジェットなどによって、照光部に所望の発光パターンに応じた色のグラデーションを印刷すると共に、導光路内に光源から白色光を入射する方法などが考えられる。しかしながら、かかる方法によると、照光部に発光パターンに応じた色のグラデーションを印刷しなくてはならないので、電気機器および表示装置の製造工程が複雑化し、高コスト化するという問題がある。
本発明の思想を発展させ、溝部による光量の制御によって、安価にして、照光部を色のグラデーションがかかった光で照光可能な導光板、及びこの導光板を備えた照光装置を提供するための実施形態を、以下に説明する。
〈第9実施形態〉
図28乃至図39に、第9実施形態に係る照明装置1Jを示す。これらの図に示すように、第9実施形態に係る照明装置1Jは、透明樹脂材料をもって平面形状が四角形に形成された導光板101と、該導光板101の端面に配置された3つの片面発光タイプの発光ダイオード102,103,104と、導光板101の下面に配置されたクラッドフィルム105とから構成されている。クラッドフィルム105は、導光板101よりも光の屈折率が低い樹脂材料をもって形成される。
導光板101は、溝部106,107,108によって区切られた4本の導光路111,112,113,114を有しており、最も外側に配置された1本の導光路111を除く3本の導光路112,113,114の端面には、それぞれ発光ダイオード102,103,104が1つずつ設定されている。したがって、導光路112,113,114については、発光ダイオード102,103,104が設定される端面が入光面となっており、当該入光面から入光した光を、長さ方向に伝播するように構成されている。これに対して、他の導光路111については、溝部106の導光板101が存在する部分を通して、各導光路112,113,114からの光が入光され、上面から出光するようになっている。本明細書においては、導光路112,113,114を入光用導光路、導光路111を出光用導光路という。
溝部106,107,108は、図30に例示するように、長さ方向の各位置において、深さd、換言すれば導光板101の板厚tが段階的に増減するように形成されている。本例においては、溝部106,107,108における導光板101の板厚変化が、ほぼ等間隔な段差構造になっており、板厚を有しない部分、即ち、貫通孔が開設された部分も形成されている。このように、溝部106,107,108における導光板101の板厚変化を段差構造にすると、板厚変化の加工を容易化できると共に、加工面の鏡面度を高くできるので、高性能の照明装置を安価に製造することができる。導光板101の板厚tが小さい部分では、入光用導光路112,113,114から出光用導光路111に漏れ出す光の光量が少なく、逆に、導光板101の板厚tが大きい部分では、入光用導光路112,113,114から出光用導光路111に漏れ出す光の光量が多くなる。そして、貫通孔を開設した部分では、入光用導光路112,113,114から出光用導光路111に漏れ出す光の光量がゼロになる。このように、入光用導光路112,113,114から出光用導光路111に漏れ出す光の光量を適宜調整することにより、出光用導光路111の出光面から放射する光の発光パターンを調整することができる。
導光板101は、インプリントモールド法、即ち、導光板101の反転パターンが形成されたモールド型とクラッドフィルム105との間で溶融状態にある透明樹脂を展伸した後、モールド型を剥離する方法で作成することができる。この方法によると、射出成形法では作製が困難な非常に薄型の導光板を作製することができる。
発光ダイオード102,103,104としては、それぞれ赤色発光ダイオード102、緑色発光ダイオード103、及び青色発光ダイオード104が用いられる。この場合、図29に矢印で示すように、出光用導光路111の出光面に、発光ダイオード102,103,104の設定位置と近い位置から、赤色の光、赤色と緑色の混色光であって赤色の強い光、赤色と緑色の混色光であって赤色と緑色がほぼ等価の光、赤色と緑色の混色光であって緑色の強い光、緑色の光、緑色と青色の混色光であって緑色の強い光、緑色と青色の混色光であって緑色と青色がほぼ等価の光、緑色と青色の混色光であって青色の強い光、青色の光をこの順に発光させるように、溝部106,107,108における導光板101の板厚tを調整することが特に望ましい。このようにすると、各発光ダイオード102,103,104から各入光用導光路112,113,114を通って出光用導光路111に至る光路長を最も短くすることができるので、導光板101の溝構成を単純化でき、照明装置を低コスト化することができる。また、予期しない光の混合を防止することができるので、出光面に所望の色のグラデーションを表示することができる。さらに、本例の照明装置1Jは、光源として発光ダイオード102,103,104を用いるので、薄型にして、消費電力を小さくすることができる。
なお、第9実施形態に係る照明装置1Jにおいては、発光ダイオード102,103,104として赤色発光ダイオード102、緑色発光ダイオード103、及び青色発光ダイオード104を用いたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、他の色の光を出射する発光ダイオードの組合せとすることもできる。また、発光ダイオードの数は、「3」に限定されるものではなく、2以上の任意の数とすることができる。さらに、発光ダイオード以外の発光体を光源として用いることもできる。さらに、出光用導光路111の本数についても、1本に限定されるものではなく、2以上の数とすることができる。
〈第10実施形態〉
図31に、第10実施形態に係る照明装置1Kを示す。この図に示すように、第10実施形態に係る照明装置1Kは、導光板101の平面形状を環状にしたことを特徴とする。また、図32に示すように、本例の照明装置1Kは、光源として、赤色発光ダイオード素子102、緑色発光ダイオード素子103及び青色発光ダイオード素子104が一体にパッケージングされてモジュール化された全側面発光タイプ又は両側面発光タイプの発光モジュール122を用い、この発光モジュール122を導光板101に形成された光源設定凹部123内に配置したことを特徴とする。図31中の符号124は、発光モジュール122を搭載する回路基板を示している。その他については、第9実施形態に係る照明装置1Jと同じであるので、対応する部分に同一の符号を付して説明を省略する。
本例の照明装置1Kは、導光板101の平面形状を環状にしたので、例えば液晶表示装置における表示面の外周エッジを選択的に照光するなどの用途に適用することができ、この種の電子機器のデザイン性を高めることができる。また、赤色発光ダイオード素子102、緑色発光ダイオード素子103及び青色発光ダイオード素子104が一体にパッケージングされてモジュール化された発光モジュール122を光源として用い、各素子が入光用導光路112,113,114と対向するように配置したことにより、実装工程が一度で済み、実装コストが低減する。また、発光モジュール122を導光板101に形成された光源設定凹部123内に配置するという構成にしたので、導光板101に対する光源の取り付けを容易化できると共に、入光用導光路112,113,114への光の入射効率を高めることができ、出光面の輝度を高めることができる。
なお、導光板101の平面形状は、用途に応じて適宜変更することができ、直線形及び環状のほか、例えばU字形又はS字形など、その一部に曲線部を有する形状とすることもできる。これにより、各種の用途に適用することができる。
〈第3実施形態〉
図33に、第11実施形態に係る照明装置1Mを示す。この図に示すように、第11実施形態に係る照明装置1Mは、導光板101に、入光用導光路112,113,114内を伝播する光Lを溝部106,107,108を介して出光用導光路111内に導くプリズム125を形成したことを特徴とする。その他については、第9実施形態に係る照明装置1Jと同じであるので、対応する部分に同一の符号を付して説明を省略する。
本例の照明装置1Mは、導光板101に、入光用導光路112,113,114内を伝播する光Lを出光用導光路111側に導くプリズム125を形成したので、入光用導光路112,113,114内から出光用導光路111への光Lの伝播を円滑にすることができ、光の利用効率が高められて、出光面の輝度を高めることができる。
このように第9乃至第11の実施形態によると、光源からの出射光を導光路内に入光する入光面と、導光路内を伝播した光を外部に向けて出光する出光面とを有する導光板につき、複数の入光用導光路と少なくとも1つの出光用導光路とを溝部を介して互いに並行に配列し、溝部の深さを調整することによって、各入光用導光路から溝部を介して出光用導光路に至る光の光量を調整するようにしたので、各入光用導光路の入光面と対向に出射光の色が異なる光源を配置した場合に、各光を単独で出光用導光路に導くこともできるし、各光の混合光を出光用導光路に導くこともできる。よって、導光板に特別な印刷を施すことなく、出光用導光路の出光面を色のグラデーションがかかった発光パターンで発光させることができる。
第1実施形態に係る照明装置の平面図である。 図1のA−A断面図である。 第1実施形態に係る照明装置の入光面側から見た側面図である。 第2実施形態に係る照明装置の平面図である。 第3実施形態に係る照明装置の平面図である。 第4実施形態に係る照明装置の平面図である。 図6のB−B断面図である。 図6のC−C断面図である。 図6のD−D断面図である。 図6のE−E断面図である。 第5実施形態に係る照明装置の平面図である。 第5実施形態の変形例に係る照明装置の平面図である。 第5実施形態に係る照明装置の適用例を示す電子機器の断面図である。 第6実施形態に係る照明装置の平面図である。 図14のF−F断面図である。 第7実施形態に係る照明装置の平面図である。 図16のG−G断面図である。 第8実施形態に係る照明装置の平面図である。 図18のH−H断面図である。 第1溝部の長さ方向に沿った断面図である。 第2溝部の長さ方向に沿った断面図である。 溝形状の深さ依存性を示す断面図である。 第3溝部の長さ方向に沿った断面図である。 第4溝部の長さ方向に沿った断面図である。 第5溝部の長さ方向に沿った断面図である。 本発明に係る照明装置が適用される携帯電話機の分解斜視図である。 携帯電話機の照光状態を示す要部断面図である。 第9実施形態に係る照明装置の斜視図である。 第9実施形態に係る照明装置の平面図である。 第9実施形態に係る照明装置の要部断面図である。 第10実施形態に係る照明装置の平面図である。 第10実施形態に係る照明装置の要部斜視図である。 第11実施形態に係る照明装置の要部平面図である。 従来例に係る照明装置の斜視図である。
1A〜1M 照明装置
1 発光ダイオード
2 導光板
3 第1導光部
4 第2導光部
5,5a〜5e 溝部
6 入光面
7 出光面
8 光源設定凹部
9 プリズム
11 配線基板
12 入出力装置
13 筐体
14 保護カバー
15,16 他の導光体
21 発光ダイオード設定孔
22 ボルト貫通孔
23 リブ
24 第3導光部
25 スペース部
31 ベース
32 フレキシブル配線板
33 液晶表示パネル
34 ねじ
35 ベゼル
36 ウインドウ
37 遮光膜
101 導光板
102,103,104 発光ダイオード
105 クラッドフィルム
106,107,108 溝部
111 出光用導光路
112,113,114 入光用導光路
121 反射膜
122 発光モジュール
123 光源設定凹部
124 回路基板
125 プリズム

Claims (34)

  1. 光源と、該光源から出射される光の入光面及び出光面を有する導光板とを備えた照明装置において、
    前記導光板は、前記入光面が設けられ、長手方向に前記光源から出射される光を導く第1導光部と、該第1導光部と平行に設けられ、一方の主面が前記出光面となる第2導光部と、これら第1導光部と第2導光部との間に設けられた溝部とから構成されており、
    前記溝部は、前記第1導光部の長手方向に沿って前記導光板の板厚が変化していることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、前記光源が、第1導光部の長手方向の端面と対向するように配置されていることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1に記載の照明装置において、前記光源が、第1導光部に形成された光源設定凹部内に配置されていることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の照明装置において、前記溝部に、前記第1導光部を伝播する光を、前記溝部を介して前記第2導光部内に導くプリズムを形成したことを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の照明装置において、前記溝部における前記導光板の板厚変化は、段差構造であることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の照明装置において、前記導光板は、前記第1導光部の少なくとも一部に曲線部を有していることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の照明装置において、前記導光板は、平面形状が環状に形成されていることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の照明装置において、前記出光面及びこれと対向する面に、前記出光面からの光の取出効率を高めるための手段を施したことを特徴とする照明装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の照明装置において、前記光源として発光ダイオードを用いたことを特徴とする照明装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の照明装置において、前記第1導光部を介して前記第2導光部と反対側に、溝部により前記第1導光部と分離され、前記光源から出射される光を前記光源から見て最も遠くまで伝播可能な第3導光部を設けたことを特徴とする照明装置。
  11. 請求項10に記載の照明装置において、前記第1導光部と前記第3導光部を分離する溝部を、前記入光面に近い位置に形成された直線部とそれに続く曲線部とから構成し、前記曲線部における前記第3導光部の路幅を、前記直線部における前記第3導光部の路幅よりも狭くすることを特徴とする照明装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の照明装置において、前記第1導光部内及び前記第2導光部内の所要の部位に溝部を形成すると共に、この第1導光部内及び前記第2導光部内に形成される溝部を含む前記導光板に形成される全ての溝部を、貫通孔と、前記導光板の板厚の80パーセント程度の深さを有する窪みとから構成することを特徴とする照明装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の照明装置において、前記溝部の端部と前記入光面との間に、前記溝部を介さずに前記各導光部が連結されるスペース部を設けることを特徴とする照明装置。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の照明装置において、前記導光板に開設されるボルト貫通孔の平面形状を涙滴形とし、当該ボルト貫通孔の末端部に前記溝部の一端を連結したことを特徴とする照明装置。
  15. 請求項11に記載の照明装置において、前記曲線部は貫通孔をもって形成することを特徴とする照明装置。
  16. 請求項15に記載の照明装置において、前記直線部については、前記入光面の近傍部分を除いて、貫通孔を形成しないことを特徴とする照明装置。
  17. 請求項7に記載の照明装置において、平面形状が環状に形成された前記導光板の内周側に、前記導光板を他の部材に固定するためのリブを形成し、これら導光板とリブとの間に、前記溝部を形成したことを特徴とする照明装置。
  18. 請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の照明装置において、前記導光板に設定される出光面の背面側に、窪みからなる前記溝部を形成したことを特徴とする照明装置。
  19. 請求項14に記載の照明装置において、前記導光板に開設される涙滴形のボルト貫通孔の円弧面に沿って、貫通孔よりなる溝部を配置したことを特徴とする照明装置。
  20. 原料シートをレーザ加工することにより、光源から出射される光の入光面と、前記入光面から入射された光を所要の出光面に導く複数の導光部と、隣接して配置される2つの導光部の間に設けられる溝部とを有する導光板を製造する方法において、
    前記原料シートとして、所要の厚みを有するウレタンシートを用意する工程と、前記原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、導光板の外形及び前記溝部のうちの貫通孔よりなる部分を形成する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、前記溝部のうちの深さが前記ウレタンシートの厚み以下の部分を形成する工程を含むことを特徴とする導光板の製造方法。
  21. 原料シートをレーザ加工することにより、光源から出射される光の入光面と、前記入光面から入射された光を所要の出光面に導く複数の導光部と、隣接して配置される2つの導光部の間に設けられる溝部とを有する導光板を製造する方法において、
    前記原料シートとして、所要の厚みを有するポリカーボネートシートを用意する工程と、前記原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、導光板の外形及び前記溝部のうちの貫通孔よりなる部分を形成する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、前記溝部のうちの深さが前記ポリカーボネートシートの厚み以下の部分を形成する工程と、レーザ加工により生じた熱変質部を薬剤処理により除去する工程を含むことを特徴とする導光板の製造方法。
  22. 原料シートをレーザ加工することにより、光源から出射される光の入光面と、前記入光面から入射された光を所要の出光面に導く複数の導光部と、隣接して配置される2つの導光部の間に設けられる溝部とを有する導光板を製造する方法において、
    前記原料シートとして、所要の総厚を有するポリカーボネートシートとアクリルシートとの積層シートを用意する工程と、前記原料シートをレーザ加工するためのレーザ装置として、出力レベルを高レベルと低レベルの2段階に切り替え可能な炭酸ガスレーザを用意する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを高レベルに切り替えて、前記積層シートの前記アクリルシート側からレーザビームを照射し、導光板の外形及び前記溝部のうちの貫通孔よりなる部分を形成する工程と、前記炭酸ガスレーザの出力レベルを低レベルに切り替えて、前記積層シートの前記アクリルシート側からレーザビームを照射し、前記溝部のうちの深さが前記積層シートの厚み以下の部分を形成する工程と、レーザ加工により前記ポリカーボネートシートに生じた熱変質部を薬剤処理により除去する工程を含むことを特徴とする導光板の製造方法。
  23. 複数の導光路と、光源からの出射光を前記導光路のいずれかに入光する入光面と、前記導光路内を伝播した光を外部に向けて出光する出光面とを有する導光板において、
    前記導光路として、溝部を介して互いに並行に配列され、複数の光源からの出射光を個別に前記入光面から入光する複数の入光用導光路と、これら複数の入光用導光路と溝部を介して並行に配列された少なくとも1つの出光用導光路とを有し、
    前記溝部は、前記複数の入光用導光路のそれぞれから前記溝部を介して前記出光用導光路に至る光の光量を調整するように、長手方向に沿って前記導光板の板厚が変化していることを特徴とする導光板。
  24. 請求項23に記載の導光板において、前記溝部の一部に、導光板の底面まで達する貫通孔が開設されていることを特徴とする導光板。
  25. 請求項23に記載の導光板において、前記溝部における前記導光板の板厚変化は、段差構造であることを特徴とする導光板。
  26. 請求項23に記載の導光板において、前記導光路は、少なくともその長さ方向の一部に曲線部を有していることを特徴とする導光板。
  27. 請求項23に記載の導光板において、前記導光路は、平面形状が環状に形成されていることを特徴とする導光板。
  28. 光源と、該光源から出射される光の入光面及び出光面を有する導光板とを備えた照明装置において、
    前記導光板は、複数の導光路と、光源からの出射光を前記導光路のいずれかに入光する入光面と、前記導光路内を伝播した光を外部に向けて出光する出光面とを有し、かつ前記導光路として、溝部を介して互いに並行に配列され、出射光の色が異なる複数の光源からの出射光を個別に前記入光面から入光する複数の入光用導光路と、これら複数の入光用導光路と溝部を介して並行に配列された少なくとも1つの出光用導光路とを有しており、
    前記溝部は、前記複数の入光用導光路のそれぞれから前記溝部を介して前記出光用導光路に至る光の光量を調整することにより、前記出光用導光路に出光面の位置によって色が変化した出射光が出射されるように、長手方向に沿って前記導光板の板厚が変化していることを特徴とする照明装置。
  29. 請求項28に記載の照明装置において、前記光源として、出射光の色が異なる複数の光源を備え、これら複数の光源が、前記複数の入光用導光路の端面に形成された入光面のそれぞれと対向するように配置されていることを特徴とする照明装置。
  30. 請求項28に記載の照明装置において、前記光源が、発光色が異なる複数の素子をパッケージングした発光デバイスであり、前記複数の素子が、前記複数の入光用導光路の端面に形成された入光面のそれぞれと対向するように配置されていることを特徴とする照明装置。
  31. 請求項28に記載の照明装置において、前記光源として、出射光の色が異なる複数の光源を備え、これら複数の光源が、前記複数の入光用導光路のそれぞれに形成された光源設定凹部内に配置されていることを特徴とする照明装置。
  32. 請求項31に記載の照明装置において、前記光源設定凹部内は透明樹脂にて埋められていることを特徴とする照明装置。
  33. 請求項28乃至請求項32のいずれか1項に記載の照明装置において、前記溝部における前記導光板の板厚変化は、前記出光用導光路から最も近い位置に形成された入光用導光路内に入射された光が、前記出光用導光路の長さ方向に関して、前記光源の設定位置から最も近い位置から外部に向けて出光され、前記出光用導光路から最も遠い位置に形成された入光用導光路内に入射された光が、前記出光用導光路の長さ方向に関して、前記光源の設定位置から最も遠い位置から外部に向けて出光されるように形成することを特徴とする照明装置。
  34. 請求項28乃至請求項31のいずれか1項に記載の照明装置において、前記溝部に、前記入光用導光路内を伝播する光を、前記溝部を介して前記出光用導光路側に導くプリズムを形成したことを特徴とする照明装置。
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