JP2008295624A - コーヒー沸かし器 - Google Patents
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Abstract
【課題】コーヒー粉からコーヒー成分の抽出効率の高い濃い目のコーヒーを抽出することができるコーヒー沸かし器を提供する。
【解決手段】水容器3と、前記水容器3からの水を加熱する加熱手段1と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室7と、前記加熱手段1によって得られた湯を前記コーヒー抽出室7に給湯する給湯手段4と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器8とを備え、前記給湯手段4に磁石9を設けたもので、磁力により水のクラスターを細分化して水がコーヒー粉に浸透し易くなることでコーヒーの抽出効率を向上させ濃い目のコーヒーを得る事ができる。
【選択図】図1
【解決手段】水容器3と、前記水容器3からの水を加熱する加熱手段1と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室7と、前記加熱手段1によって得られた湯を前記コーヒー抽出室7に給湯する給湯手段4と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器8とを備え、前記給湯手段4に磁石9を設けたもので、磁力により水のクラスターを細分化して水がコーヒー粉に浸透し易くなることでコーヒーの抽出効率を向上させ濃い目のコーヒーを得る事ができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、給湯手段でコーヒー粉に湯を供給することにより、コーヒー液を抽出するコーヒー沸かし器に関するものである。
従来のこの種のコーヒー沸かし器は、粉砕されたコーヒー豆を、ペーパーフィルタを用いてコーヒー抽出室にセットし、上から湯を供給することで抽出液を得るようになっていた。そして、抽出されるコーヒー液の味を良くするために、麦飯石を用いたり、活性炭などで湯を濾過する例が良く知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、上記特許文献1に記載された従来のコーヒー沸かし器の断面図を示すものである。
図4において、従来のコーヒー沸かし器の本体2は、水を収納する水容器3と、水を加熱する加熱手段1と、加熱された湯を排出する給湯部5と、給湯部5に湯を送る給湯手段4と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室7とを有し、給湯部5とコーヒー抽出室7の間に、水質良化手段として活性炭13を有する散水手段6を設けている。8は、抽出されたコーヒー液を保管する保管容器である。
特開平5−42047号公報
しかしながら、上記従来のコーヒー沸かし器は、カビ臭や塩素によるカルキ臭などを除去することはできるが、コーヒーの成分抽出にはなんら効果を発揮しないものであった。
また、近年のコーヒーに対する嗜好の傾向として、エスプレッソコーヒーの市場認知に伴い、濃い目の味が好まれる場合が多く、従来の抽出では物足りないと感じているユーザーも増えてきている。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、水容器からコーヒー抽出室に流入する水の水質を改質してコーヒーの抽出効率を向上させ、濃い目のコーヒーを抽出することができるコーヒー沸かし器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明のコーヒー沸かし器は、水容器と、前記水容器からの水を加熱する加熱手段と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室と、前記加熱手段によって得られた湯を前記コーヒー抽出室に給湯する給湯手段と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器とを備え、前記給湯手段に磁石を設けたもので、磁石の磁力により水のクラスターを細分化して水がコーヒー粉に浸透し易くなることでコーヒーの抽出効率を向上させ濃い目のコーヒーを得る事ができる。
また、本発明のコーヒー沸かし器は、水容器と、前記水容器からの水を加熱する加熱手段と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室と、前記加熱手段によって得られた湯を前記コーヒー抽出室に給湯する給湯手段と、着脱自在で前記コーヒー抽出室に湯を散水する散水手段と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器とを備え、前記散水手段に磁石を設けたもので、磁石の着脱が容易にできると共に、従来のコーヒー沸かし器にも、磁石を簡単に取り付けることができる。
本発明のコーヒー沸かし器は、磁力により水を改質して粉砕されたコーヒー豆からコーヒー成分の抽出効率を向上させることで濃い目のコーヒーを得る事ができる。
第1の発明は、水容器と、前記水容器からの水を加熱する加熱手段と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室と、前記加熱手段によって得られた湯を前記コーヒー抽出室に給湯する給湯手段と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器とを備え、前記給湯手段に磁石を設けたもので、磁石の磁力により水のクラスターを細分化して水がコーヒー粉に浸透し易くなることでコーヒーの抽出効率を向上させ濃い目のコーヒーを得る事ができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の磁石を給湯手段に対し着脱自在としたもので、通常抽出のコーヒーと濃い目のコーヒーの淹れ分けを、簡単に行なう事ができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の磁石を電磁磁石により構成したもので、電磁磁石に印加する電圧を調整して、電磁磁石の磁場の強さを制御できるので、簡単に通常抽出のコーヒーと濃い目のコーヒーの淹れ分けを行なう事ができる。
第4の発明は、水容器と、前記水容器からの水を加熱する加熱手段と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室と、前記加熱手段によって得られた湯を前記コーヒー抽出室に給湯する給湯手段と、着脱自在で前記コーヒー抽出室に湯を散水する散水手段と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器とを備え、前記散水手段に磁石を設けたもので、磁石の着脱が容易にできると共に、従来のコーヒー沸かし器にも、磁石を簡単に取り付けることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の散水手段に、湯の水質を良化する水質良化手段を設けたもので、例えば、水質良化手段として、活性炭などを用いればカルキなどの不純物を除去することも同時に行なえるので、よりおいしいコーヒーを得る事ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。尚、上記従来のコーヒー沸かし器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。尚、上記従来のコーヒー沸かし器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1において、電気ヒーター等からなる加熱手段1を内設した本体2の一側には、水を収納する水容器3が着脱自在に設置されている。そして前記水容器3からの水は、加熱手段1で加熱され、先端が本体2の所定上方に至る給湯手段4を流動するようにしてある。給湯手段4の先端部には、給湯部5および散水手段6が設けられている。
散水手段6の下側には、コーヒー抽出室7と保管容器8が配設されている。給湯手段4には、磁石9が給湯手段4を挟んで取り付けられており、磁石9は、切替えレバー10を操作することにより、給湯手段4の左右を挟んだり、給湯手段4から外したりすることができるように構成されている。
以上のように構成された本実施の形態におけるコーヒー沸かし器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、コーヒー抽出室7に粉砕されたコーヒー豆を投入し、本体2にセットする。水容器3内の水は、加熱手段1で加熱されて熱湯となり、そのときの蒸気圧の作用により給湯手段4を上昇し、給湯部5から散水手段6を通り、抽出部であるコーヒー抽出室7内のコーヒー粉15の上に散水される。
濃い目のコーヒーが欲しい場合には、切替えレバー10を動かし、磁石9で給湯手段4の左右を挟み込み、磁石9の磁場内を給湯手段4の中の湯が通過するようにする。このとき磁場を通過した湯のクラスターが細分化され、コーヒー粉15により浸透しコーヒー粉15からより多くの成分を抽出することができる。こうして抽出されたコーヒー液は保管容器8に貯えられる。
通常の濃さのコーヒー液が欲しい場合は、切り替えレバー10を反対に動かし、磁石9を給湯手段4から外してコーヒー抽出を行なえばよい。
以上のように、本実施の形態によれば、コーヒー粉15に降り注ぐ湯を、磁石9により改質して、コーヒー抽出の成分を多くして濃い目のコーヒー液を得る事ができる。
また、切替えレバー10で、給湯手段4にかける磁石9の磁場の着脱が簡単にできるので、コーヒーの淹れ分けを容易に行なう事ができる。
尚、特に、図示しないが、従来のコーヒー沸かし器のように、散水手段6に活性炭13を配すれば、同時にカルキなどの除去を行なう事ができるのでより良いコーヒー液を得る事ができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。尚、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。尚、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態は、給湯手段4に電磁磁石11が取り付けられており、調整つまみ12により電磁磁石11にかかる電圧を調整できるように構成したもので、他の構成は、上記第1の実施の形態におけるコーヒー沸かし器と同一である。
以上のように、本実施の形態によれば、調整つまみ12を操作するだけで電磁磁石11に印加される電圧を簡単に調整することができ、それにより給湯手段4に流れる湯に影響を与える磁場の強さを変えることができるので、コーヒー抽出液の濃度を任意に調整することができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。尚、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図3は、本発明の第3の実施の形態におけるコーヒー沸かし器の断面図である。尚、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、活性炭13を有する着脱自在な散水手段6の内部に、給湯部5を挟むように磁石9を左右に設けたものである。
以上のように、本実施の形態によれば、着脱自在な散水手段6に磁石9を配設してあるので、従来のコーヒー沸かし器に付け替えたり、またオプションにすることで、濃い目のコーヒーが欲しいという要望に容易に対応する事ができる。
また、活性炭13を有する事で、同時にカルキなどの除去を行なう事ができるのでより良いコーヒー液を得る事ができる。
以上のように、本発明にかかるコーヒー沸かし器は、磁石により水を改質し、抽出効率を上げることができるので、ジャーポットなどに取り付けることでカテキンなどのポリフェノール抽出が多い日本茶を入れる用途にも適用できる。
1 加熱手段
3 水容器
4 給湯手段
6 散水手段
7 コーヒー抽出室
8 保管容器
9 磁石
11 電磁磁石
13 活性炭
3 水容器
4 給湯手段
6 散水手段
7 コーヒー抽出室
8 保管容器
9 磁石
11 電磁磁石
13 活性炭
Claims (5)
- 水容器と、前記水容器からの水を加熱する加熱手段と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室と、前記加熱手段によって得られた湯を前記コーヒー抽出室に給湯する給湯手段と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器とを備え、前記給湯手段に磁石を設けたことを特徴とするコーヒー沸かし器。
- 磁石を給湯手段に対し着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載のコーヒー沸かし器。
- 磁石を電磁磁石により構成したことを特徴とする請求項1に記載のコーヒー沸かし器。
- 水容器と、前記水容器からの水を加熱する加熱手段と、コーヒー液を抽出するコーヒー抽出室と、前記加熱手段によって得られた湯を前記コーヒー抽出室に給湯する給湯手段と、着脱自在で前記コーヒー抽出室に湯を散水する散水手段と、抽出されたコーヒー液を貯える保管容器とを備え、前記散水手段に磁石を設けたことを特徴とするコーヒー沸かし器。
- 散水手段に、湯の水質を良化する水質良化手段を設けた請求項4に記載のコーヒー沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007143255A JP2008295624A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | コーヒー沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007143255A JP2008295624A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | コーヒー沸かし器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008295624A true JP2008295624A (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=40169732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007143255A Pending JP2008295624A (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | コーヒー沸かし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008295624A (ja) |
-
2007
- 2007-05-30 JP JP2007143255A patent/JP2008295624A/ja active Pending
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