JP2008295612A - 注射針処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体及び支持板の上面全体を清潔且つ綺麗な状態に保ち、使用済みの注射針に触れることなく焼損することができる注射針処理装置を提供する。
【解決手段】装置本体2及び受け板3、支持板4の上面をフラットに形成して清潔且つ綺麗な状態に保つ。注射器Aの口部Acに装着した装着部Adを、支持板4の支持孔4aから案内孔3Bの挿入孔3Baに挿入し、装着部Adの鍔部Afを挿入孔3Baの上面側両側縁部に係止する。第1電極10と第2電極11に印加される電流で注射針Aeを焼損処理した後、装着部Adを支持板4の支持孔4aに挿入したまま移動して挿通孔3Bb下方に突出する。装着部Adを挿通孔3Bb下方から分離孔3Bc下方へ移動して、装着部Adの鍔部Afを分離孔3Bcの下面側両側縁部に係止し、注射器Aを上方へ引き上げる際に口部Acから装着部Adを抜き取る。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば病院、診療所等の医療機関において、患者の治療に使用された使用済みの注射針を廃棄処理する際に用いられる注射針処理装置に関する。
従来、上記医療機関において患者の治療に使用された注射針を廃棄処理する場合、使用済みの注射針を注射器の先端部から抜き取って、そのまま廃棄処分していたが、注射針を抜き取る際に、例えば指や手等の皮膚を誤って突き刺してしまうことがあり、例えばC型肝炎、エイズウイルス等の病原菌による二次感染が起きやすい。
前記注射針を安全に処理する装置としては、例えば注射器の注射針を、パネル上面に設けられた挿入孔に挿入し、注射針分離部に設けられた一対のローラ型電極で挟持して焼損する。この後、注射針抜出しブロックを、注射針抜出しア−ム動作用カムによって注射器本体の軸と直角方向へ移動させ、注射針分離部と協同して、注射器本体から注射針を分離する特許文献1の注射針処理装置とその方法がある。また、注射器の注射針を、パネル上面に突出したシリンダの注射針挿入孔に挿入し、注射針挿入孔下方に突出する注射針を第1のローラ状電極と第2のローラ状電極の間に挟み込むとともに、両ローラ状電極の間に挟まれた使用済みの注射針をジュール熱により溶解する特許文献2の注射針安全処理装置がある。
特開平9−24075号公報 特許第3521250号公報
しかし、特許文献1の注射針処理装置は、パネル上面に注射器を載置するための注射器受付が斜め上方に向けて突出されており、特許文献2の注射針安全処理装置は、パネル上面に注射針挿入孔が形成されたシリンダが突出されている。このため、注射針の処理時において、例えば薬剤、血液等の異物がパネル上面に付着しても、パネル上面に突出する注射器受付やシリンダにより異物を除去する作業が妨げられるため、パネル全体を清潔且つ綺麗な状態に保つことができない。また、特許文献2の装置は、注射器の注射針をシリンダの注射針挿入孔から抜き取る際に、異物の付着する注射針が注射器先端から抜け落ちることがあり、注射針に付着する病原菌(例えばC型肝炎、エイズウイルス等)が装置周辺に飛散するのを防止することが難しい。
この発明は上記問題に鑑み、装置本体及び支持板の上面全体を清潔且つ綺麗な状態に保つとともに、使用済みの注射針に触れることなく焼損することができる注射針処理装置の提供を目的とする。
請求項1に記載した発明の注射針処理装置は、装置本体内部に設けられた第1電極と第2電極の間を、注射器先端の口部に装着した装着部の注射針により短絡させ、第1電極と第2電極に印加される電流により注射針を焼損する注射針処理装置であって、前記装置本体の上面に形成された案内溝に、前記装着部を挿入するための支持孔が形成された支持板をスライド自在に設け、前記装置本体の上面と前記支持板の上面とをフラットに形成し、前記案内溝の底面に、前記支持孔と連通される長孔形状の案内孔をスライド方向と平行して形成し、前記案内孔の始端側下方に、前記注射針により短絡される前記第1電極と第2電極を設け、前記案内孔の始端側に、前記注射器の口部に装着した装着部の先端側が挿入され、該装着部の基端側外面に形成した鍔部が係止される孔幅の挿入孔を形成し、前記案内孔の中間部に、前記注射器の口部に装着した装着部が挿通され、該注射器の挿入が阻止される孔径の挿通孔を形成し、前記案内孔の終端側に、前記注射器の口部が挿入される程度の大きさ及び形状で、前記装着部の鍔部が係止される孔幅の分離孔を形成したことを特徴とする。
この発明によると、注射器の注射針を、支持板の支持孔を介して、装置本体に形成した案内孔の挿入孔に挿入する。第1電極と第2電極の間を注射針により短絡して、第1電極と第2電極に印加される電流により注射針を焼損する。また、装置本体及び支持板の上面をフラットに形成しているので、例えば薬剤、血液等の異物が装置本体及び支持板の上面に付着しても、柔軟性を有する払拭具により簡単且つ容易に払拭除去することができる。
また、注射器の口部に装着した装着部を挿入孔に挿入すると、装着部の鍔部が挿入孔の上面側両側縁部に係止されるので、注射針を、挿入孔下方に所定長さ突出した状態に規制することができる。また、注射器の口部に装着した装着部を、挿通孔下方に突出したまま分離孔下方へ水平移動させる。この後、注射器を上方に向けて略真っ直ぐに引き上げようとすると、装着部の鍔部が分離孔の下面側両側縁部に係止される。このため、注射器を上方に向けて引き上げれば、口部から装着部が抜き取ることができる。また、口部から抜き取られた装着部は装置本体内に落下されるので、異物の付着した装着部が装置外部へ放出されるのを防止することができる。
請求項2に記載した発明の注射針処理装置は、上記請求項1に記載の構成と併せて、前記装置本体の上面及び前記支持板をステンレスで構成したことを特徴とする。
この発明によると、注射器の注射針を焼損処理した際に、熱損例えば薬剤や血液等が支持板に付着しても、支持板のスライド性が損なわれることがない。
請求項3に記載した発明の注射針処理装置は、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、前記挿入孔下方に、該挿入孔下方に突出される注射針を第1電極と第2電極が短絡される方向に向けて垂直にガイドする針挿入ガイドを設けたことを特徴とする。
この発明によると、挿入孔下方に突出される注射針を、針挿入ガイドにより第1電極と第2電極が短絡される方向に向けてガイドするので、注射針を、第1電極と第2電極に印加される電流により確実に焼損することができる。また、針挿入ガイドは、例えば金属、合成樹脂等の材質により弾性変位可能な厚さに形成された薄板、或いは、その他の弾性変位可能な材質で形成された部材等で構成することができる。
請求項4に記載した発明の注射針処理装置は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成と併せて、前記注射針が押し当てられる第1電極の針押当て面と、該第1電極に対して注射針が押し当てられる方向に付勢された押付け体の針押当て面とを略同じ曲率に形成したことを特徴とする。
この発明によると、挿入孔下方に突出される注射針を、同じ曲率に形成した第1電極と押付け体の針押当て面間に上方から挿入するので、第1電極と押付け体の間に対してスムースに挿入することができる。また、押付け体は、例えば円筒状、円柱状、鼓状等のローラ状を有する回転体で構成することができる。また、押付け体を、例えばセラミックス、ガラス、金属等の耐熱性、絶縁性を有する材質で構成することができる。なお、回転体の外周面を上記材質により被覆してもよい。
請求項5に記載した発明の注射針処理装置は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の構成と併せて、前記挿入孔下方に、該挿入孔に挿入された注射器の装着部を検知する検知手段を設け、前記装置本体の側部に、該装置本体内部の雰囲気を外部へ排出するための換気口を設け、前記装置本体の内部に、前記検知手段が注射器の装着部を検知した際に駆動され、前記雰囲気を換気口から外部へ排出するための換気手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、案内孔の挿入孔に挿入された注射器の装着部を検知手段で検知した際に、換気手段を駆動して、例えば注射針の焼損時に発生する臭い成分が含まれる雰囲気を、装置本体の側部に設けた換気口から外部へ排出する。また、検知手段は、例えば機械的にON・OFF動作されるスイッチ機構、投受光部を有する光電センサ、近接スイッチ、リミットスイッチ等で構成することができる。また、換気手段は、例えばファン、ブロワ等の換気装置で構成することができる。
請求項6に記載した発明の注射針処理装置は、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の構成と併せて、前記装置本体の内部に、前記案内孔の挿入孔と前記支持板の支持孔とが連連される位置へ前記支持板を復帰する支持板復帰手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、注射器を、支持板の支持孔から抜き取ると、支持板が、支持板復帰手段により案内孔の挿入孔と支持板の支持孔とが連通される位置へ復帰移動されるので、次に焼損処理される注射器の注射針を、支持板の支持孔を介して、案内孔の挿入孔へ即挿入することができる。また、支持板復帰手段は、例えばコイルスプリング、板バネ、合成ゴム等の復元力を蓄積する弾性体で構成することができる。
請求項7に記載した発明の注射針処理装置は、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載の構成と併せて、前記挿通孔下方と分離孔下方の間に、前記装着部の注射針が固定された部分よりも上位側を水平方向に切断するための切断手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、注射器の口部に装着した装着部を挿通孔下方から分離孔下方へ水平移動させる際に、装着部の注射針が固定された部分よりも上位側(例えば未焼損の注射針が固定された装着部の先端部と、注射器の口部に装着された装着部の基端部との間)を切断手段により水平方向に切断する。これにより、装着部を、注射器の口部に装着された装着部の基端側と、未焼損の注射針が残っている装着部の先端側とに上下分離することができる。また、切断手段は、例えば回転刃、固定刃等で構成することができる。また、例えば合成樹脂製の装着部が溶解する温度に発熱するヒーター、工業用レーザー等で切断することもできる。
この発明によれば、装置本体及び支持板の上面をフラットに形成しているので、例えば薬剤、血液等の異物が装置本体及び支持板の上面に付着しても、異物を除去する作業が妨げられず、柔軟性を有する払拭具により簡単且つ容易に払拭除去することができ、装置本体及び支持板の上面全体を清潔且つ綺麗な状態に保つことができる。また、注射器の口部に装着した装着部の鍔部を挿入孔の上面側両側縁部に係止して、挿入孔下方に所定長さ突出した状態に規制するので、注射針を、所定長さに焼損することができる。また、挿通孔下方に挿入した装着部の鍔部を分離孔の下面側両側縁部に係止して、注射器を上方へ引き上げる際に口部から装着部を抜き取るので、口部から抜き取られた装着部は装置本体内に落下され、異物の付着した装着部が装置外部へ放出されるのを防止することができる。
この発明は、装置本体及び支持板の上面全体を清潔且つ綺麗な状態に保つとともに、使用済みの注射針に触れることなく焼損することができるという目的を、装置本体及び支持板の上面をフラットに形成し、注射器の口部に装着した装着部を、支持板の支持孔から案内孔の挿入孔に挿入して、第1電極と第2電極の間を注射針で短絡することで達成することができる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、注射器に装着された使用済みの注射針を廃棄処理する際に用いられる注射針処理装置を示し、図1、図2、図3に於いて、この注射針処理装置1は、箱型を有する装置本体2の右側上面に開口した矩形の開口部2aに、該開口部2aと合致する大きさ及び形状に形成したステンレス製の受け板3を固定している。また、受け板3の上面中央に形成した長孔形状の案内溝3aに、該案内溝3aよりも短尺で幅狭に形成したステンレス製の支持板4を図中矢印で示すスライド方向Bに対して前後移動自在に嵌め込んでいる。なお、受け板3及び支持板4の上面は、装置本体2の上面に対してフラット(平坦)となるように形成している。また、ステンレス製の受け板3及び支持板4を用いることにより、例えば薬剤や血液等が付着してもスライド性が損なわれることはない。
受け板3の案内溝3aの底面中央には、図5、図6にも示すように、支持板4に形成した支持孔4aと連通される長孔形状の案内孔3Bを、該案内溝3a底面に沿ってスライド方向Bと平行して形成している。また、案内孔3Bは、挿入孔3Baと、挿通孔3Bbと、分離孔3Bcとをスライド方向Bに向けて順に配列するとともに、これら挿入孔3Baと、挿通孔3Bbと、分離孔3Bcを連続して形成している。
案内孔3Bの始端側に形成した挿入孔3Baは、後述する注射器Aの口部Acに装着した装着部Adの先端側が挿入可能で、該装着部Adの基端側外周面に形成した鍔部Afが係止される孔幅に形成している(図7参照)。
案内孔3Bの中間部に形成した挿通孔3Bbは、挿入孔3Baから分離孔3Bcに至る途中に形成され、注射器Aの口部Acに装着した装着部Adが該案内孔3Bよりも下方に突出され、該口部Acを中心とするシリンダAa先端の周囲が当接される孔径に形成している(図9参照)。
案内孔3Bの終端側に形成した分離孔3Bcは、注射器Aの口部Acが挿入される程度の大きさ及び形状で、装着部Adの鍔部Afが係止される孔幅に形成している。また、分離孔3Bcが形成された部分の板厚は、シリンダAa先端と装着部Adとの間に対して挿入される厚みに形成している。また、装着部Adの鍔部Afが係止される分離孔3Bcの下面側両側縁部は、案内孔3Bの中間部から終端部に向けて徐々に高くなるような斜面3Bd,3Bdに形成している(図10参照)。
支持板4の上面中央に形成した丸形の支持孔4aは、後述する注射器AのシリンダAa先端に形成した口部Ac及び口部Acに装着した装着部Adが挿入される大きさ及び形状に形成している。この注射器Aは、筒状に形成された合成樹脂製のシリンダAaと、シリンダAaに収容された合成樹脂製のピストンAbと、シリンダAa先端に形成した口部Acに装着される合成樹脂製の装着部Adと、装着部Ad先端に固定された導電性を有するステンレス製の注射針Aeとで構成される。
案内孔3Bの挿入孔3Baの下方両側部には、図6、図7にも示すように、挿入孔3Baを中心として一対の針挿入ガイド5,5を左右対称に取り付けている。針挿入ガイド5,5は、注射針Aeの針径に応じて弾性変位可能な厚さに形成した金属製の薄板で構成され、挿入孔3Ba下方に突出された注射針Ae側面に対して左右均等に押し当てられるように配置している。また、注射針Ae側面に押し当てられる針挿入ガイド5,5の先端部は、注射針Aeが垂直方向に向けてガイドされる滑らかな曲率半径に形成している。
つまり、針挿入ガイド5,5は、挿入孔3Ba下方に突出される注射針Aeを挟持して、挿入孔3Ba下方に配置した後述する第1電極10と第2電極11が短絡される方向に向けて垂直にガイドする。このため、注射針Aeを、第1電極10と第2電極11に印加される電流により確実に溶解・焼損することができる。
支持板4の下面側後端部には、図8にも示すように、第2電極11上面に残留する針屑を掻き取るのに適した硬さを有する金属製のスクレーパー6を取り付けている。スクレーパー6の上端は、支持板4の下面側後端部に垂設された支持部材7の下端部に固定している。また、スクレーパー6の下端は、第2電極11の注射針Aeが押し当てられる上面部分に対して押し当てられる角度(略直角)に折り曲げている。
支持部材7の上端部は、支持板4の下面側後端部と対向して受け板3の案内溝3a底面に形成された長孔3bを介して、支持板4の下面側後端部に対してネジ8で固定している。また、支持部材7の上端側周縁部は長孔3bの下面側両側縁部に係止されており、支持板4をスライド方向Bにガイドするとともに、受け板3の案内溝3aから外れるのを防止する。なお、長孔3bは、案内孔3B全長と略同じ長さに形成している。
装置本体2内に形成した係止部2bと支持部材7の間に張架したコイルスプリング9は、支持板4を、案内孔3Bの挿入孔3Baと支持板4の支持孔4aとが連通される始端側の位置に対して復帰される方向へ常時付勢している(図8、図11参照)。
案内孔3Bの挿入孔3Ba下方には、図3、図6にも示すように、注射器Aの注射針Aeを焼損するための第1電極10と第2電極11を配置している。第1電極10と第2電極11は、案内孔3Bの挿入孔3Ba下方に突出された注射針Aeが所定長さに溶解・焼損される上下間隔に隔てて設けている。
第1電極10は、案内孔3Bの挿入孔3Ba下方に突出される注射針Ae側面と対向して配置され、挿入孔3Ba下方に突出される装着部Ad先端に固定された注射針Aeの根元部分に対して可能な限り近寄った箇所に押し当てられる高さ位置に設けている。
第1電極10下方に配置した第2電極11は、第1電極10下方に垂下される注射針Ae先端と対向して配置され、第1電極10下方に垂下される注射針Ae先端が押し当てられる高さ位置に設けている。なお、第1電極10と第2電極11の間を注射針Aeの長さに応じて拡縮調節自在に設けてもよい。
第1電極10の注射針Ae先端が当接される針押当て面は、後述する押付け体の一例である回転体12の針押当て面(外周面)と対応して略同じ曲率に形成している。つまり、案内孔3Bの挿入孔3Ba下方に突出される注射針Aeを、略同じ曲率に形成した第1電極10と回転体12の対向面間に対して上方から垂直に挿入するので、第1電極10と回転体12の間に対してスムースに挿入することができる。
第1電極10の針押当て面と対向する位置には、案内孔3Bの挿入孔3Ba下方に突出された注射針Aeを第1電極10の針押当て面に対して押し当てるための回転体12を配置している。
回転体12は、耐熱性及び絶縁性を有するセラミック製のローラで構成され、受け板3下面に取り付けられた軸受板13の下端部に対して自由回転自在に軸受するとともに、第1電極10の針押当て面に対して接離される方向へ水平移動自在に設けている。また、軸受板13下面に取り付けられた金属製の板バネ14は、回転体12を、第1電極10の針押当て面に対して注射針Aeが押し当てられる方向に付勢している。
装置本体2の右側内部には、図3、図4にも示すように、案内孔3Bの挿入孔3Ba下方に落下される注射針Aeの針屑と、案内孔3Bの分離孔3Bc下方に落下される装着部Adを投入するための上面開口形状の集積容器17を配置している。また、集積容器17が配置された装置本体2の右側壁部には、集積容器17を出し入れするための出入口2cを設けている。集積容器17を出入口2cから装置外部に取り出せば、注射針Aeの針屑や口部Acから抜き取られた装着部Adを回収することができる。
集積容器17底面に取り付けた挟持具18は、集積容器17を装置本体2内に収容した際に、出入口2cの下縁部を挟持するので、注射針処理装置1の移動時や傾動時において、集積容器17が装置本体2外部へ飛び出すのを防止することができる。なお、集積容器17の内部には、耐熱性、耐火性を有する部材を敷設している。
装置本体2の前側内部には、焼損時に発生する臭い成分が含まれた雰囲気を脱臭して排出するためのファン等の換気装置19を配置している。換気装置19の下方には、脱臭体20が装填された脱臭体装填容器21を配置している。また、脱臭体装填容器21が配置された装置本体2の前側壁部には、脱臭体装填容器21を出し入れするための出入口2dを設けている(図1、図2参照)。なお、脱臭体装填容器21の底面は、雰囲気の通過が許容される大きさ及び形状に開口している。脱臭力が低下した場合、脱臭体装填容器21を出入口2dから装置外部に取り出せば、未使用の脱臭体20に取り替えることができる。また、焼損屑集積容器17と脱臭体装填容器21には、例えば取っ手、把持孔等の把持部が設けられている。
装置本体2の出入口2d下方の前側壁部には、脱臭された雰囲気を排出するための換気口2eを設けている(図1、図2参照)。また、換気口2eには、換気口2e全体が覆われる大きさ及び形状に形成したネット22を取り付けている。ネット22に代えて、例えば不織布、シート等の通気性を有するものを用いてもよい。
つまり、換気装置19は、後述する制御回路30から出力される駆動開始信号に基づいて駆動され、焼損時に発生する臭い成分が含まれる雰囲気を、脱臭体装填容器21に装填された脱臭体20に送気して脱臭する。雰囲気に含まれる臭い成分を、通気性を有する袋状の脱臭体20に充填された活性炭に吸着させて脱臭し、脱臭された雰囲気を装置本体2外部に換気口2eから排出する。また、活性炭に代えて、例えば木炭、竹炭、岩石、金属等の多孔質吸着体を用いてもよい。なお、多孔質吸着体を使用する場合、通気性を有する袋体や箱体に充填するのが好ましい。
装置本体2の左側内部には、図1、図3、図4にも示すように、第1電極10と第2電極11に電力を供給するためのトランス23と、換気装置19の駆動及び停止を制御するための制御回路30を内蔵している。また、装置本体2の左側壁部には、トランス23に電力を供給するためのコード24の一端を接続し、電源(コンセント)に接続するためのプラグ25をコード24の他端に接続している。また、電源スイッチ27と通電ランプ28を装置本体2の左側上面に設け、ヒューズ29を装置本体2の左側壁部に設けている。
受け板3の下面には、換気装置19及び後述する切断装置14を駆動するための起動スイッチ26を、挿入孔3Ba側部に取り付けられた針挿入ガイド5の下方に設けている。起動スイッチ26は、案内孔3Bの挿入孔3Ba下方に突出した注射器Aの装着部AdによりON操作され、そのON操作時の電気信号を制御回路30に出力する。
なお、第1電極10及び第2電極11と、換気装置19及び後述する切断装置14と、トランス23と、コード24と、プラグ25と、起動スイッチ26と、電源スイッチ27と、通電ランプ28と、ヒューズ29と、制御回路30は電気的に接続されている。また、例えば電圧計、電流計等のメータ類、或いは、例えばブザーやランプ等の報知器を設けてもよい。
制御回路30は、CPU、ROM、RAMを内蔵し、CPUは、ROM(又はPROM)に格納されたプログラムに沿って、換気装置19及び後述する切断装置14の駆動及び停止を制御する。RAMには、注射針Aeの焼損開始から切断終了に至るまでの処理に要する時間を予め記憶している。
CPUに内蔵したタイマーは、ON操作時において、起動スイッチ26からの電気信号が制御回路30に出力された時点から計時を開始する。制御回路30は、計時開始と同時に、駆動開始信号を換気装置19に出力して、予め設定した処理時間(焼損処理に要する時間よりも長い時間)が経過するまで連続駆動し、通電ランプ28を点灯する。タイマーによる計時が終了し、予め設定した処理時間が経過した場合、駆動停止信号を換気装置19に出力して駆動停止し、通電ランプ28を消灯する。また、換気装置19を、注射器Aの装着部Adが案内孔3Bの挿入孔3Baに挿入されたときだけ駆動してもよい。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、注射針処理装置1により注射器Aの使用済み注射針Aeを焼損処理する方法を説明する。
先ず、装置本体2に接続されたプラグ25を図示しない電源(コンセント)に差し込み、電源スイッチ27をON操作して、焼損処理可能な待機状態に通電する。
次に、図1、図3に示すように、使用済みの注射針Aeが装着された注射器Aを、注射針Aeが下向きとなる姿勢に手で保持した後、注射器A先端の装着部Adに固定された注射針Aeを、始端側の位置に待機する支持板4の支持孔4aを介して、受け板3の案内溝3aに形成した案内孔3Bの挿入孔3Baに対して上方から下方に向けて略垂直に挿入する。
挿入孔3Ba下方に突出される注射針Aeは、一対の針挿入ガイド5,5により第1電極10と回転体12の間に対して略真っ直ぐに挿入される方向に挿入ガイドされる(図6参照)。
注射器Aの装着部Adを、案内孔3Bの挿入孔3Baに挿入すると、起動スイッチ26がON操作(図7参照)される。制御回路30は、起動スイッチ26から出力される電気信号に基づいて、換気装置19を予め設定された時間だけ駆動し、通電ランプ28を点灯する。
換気装置19は、制御回路30により駆動及び停止が制御され、後述する焼損時に発生する臭い成分が含まれる雰囲気を、脱臭体装填容器21に装填された脱臭体20に送気して脱臭する。その脱臭された雰囲気を装置本体2外部に換気口2eから排出する。予め設定した処理時間が経過すると、換気装置19が停止され、通電ランプ28が消灯する。
注射針Aeを、第1電極10と回転体12の間に挿入する際に、回転体12が注射針Aeの挿入が許容される方向へ回転するので、注射針Aeを、第1電極10と回転体12の間に挿入する動作が容易に行える。また、第1電極10と回転体12の間に挟み込まれた注射針Aeを、回転体12により第1電極10の針押当て面に対して押し当てられる方向に常時付勢しているので、注射針Aeを第1電極10に対して接触させた状態に保つことができ、第1電極10と第2電極11の間が注射針Aeにより短絡される。
注射針Ae側面を第1電極10に接触させたまま垂直に挿入して、第1電極10下方に垂下される注射針Ae先端を第2電極11に押し当て、第1電極10と第2電極11の間を注射針Aeにより短絡する(図7参照)。
注射器Aの注射針Aeを、支持板4の支持孔4aを介して、案内孔3Bの挿入孔3Baに挿入すると、シリンダAaの口部Acに装着した装着部Adの鍔部Afが挿入孔3Baの上面側両側縁部に係止されるため、装着部Ad先端に固定された注射針Aeを、挿入孔3Ba下方に対して所定長さ突出した状態に規制することができ、注射針Aeを所定長さに焼損することができる。
第1電極10と第2電極11に接触させた注射針Aeを、該注射針Aeに通電される電流により発熱(例えば略1300℃付近の温度)させて溶解する。また、注射針Aeを先端から基端に向けて次第に焼損させ、装着部Ad先端に固定された注射針Aeの根元部分に対して可能な限り近寄った箇所まで焼損処理(図8参照)するので、注射針Aeに付着する病原菌(例えばC型肝炎、エイズウイルス等)を溶解時及び焼損時の高温により死滅させることができる。
焼損時に発生する注射針Aeの針屑は集積容器17に投入される(図3、図4参照)。なお、注射針Aeの太さや材質に応じて、第1電極10と第2電極11に印加される電圧・電流を可変調整してもよい。
次に、焼損処理後において、支持板4の支持孔4aに挿入された注射器Aを、案内孔3Bの挿入孔3Baから挿通孔3Bbへ挿通される位置へ水平移動させ、シリンダAaの口部Acに装着された装着部Adを挿通孔3Bbに挿通して、装着部Adを挿通孔3Bb下方に突出する(図9参照)。
装着部Adを挿通孔3Bb下方に突出したまま、支持板4の支持孔4aに挿入された注射器Aを、挿通孔3Bbから分離孔3Bcへ挿入される位置へ水平移動させる。装着部Adを挿通孔3Bb下方から分離孔3Bc下方へ移動して、装着部Adの鍔部Afを分離孔3Bcの下面側両側縁部に係止するとともに、シリンダAa先端と装着部Ad基端との間に分離孔3Bcが形成された周縁部分を挿入して、シリンダAaの口部Acを分離孔3Bcで保持する(図10参照)。
分離孔3Bcに挿入された注射器Aを、手で保持したまま上方に向けて略真っ直ぐに引き上げようとすると、シリンダAaの口部Acに装着した装着部Adの鍔部Afが分離孔3Bcの下面側両側縁部に係止される。このため、注射器Aを上方に引き上げれば、図11に示すように、シリンダAaの口部Acから装着部Adが抜き取られる。口部Acから抜き取られた装着部Adは切屑集積容器21に投入されるので、異物の付着した装着部Adが装置外部へ落下するのを防止することができ、装着部A及び注射針Aeに付着する病原菌(例えばC型肝炎、エイズウイルス等)が装置周辺に飛散することがない。
また、支持板4の支持孔4aに挿入された注射器Aを、分離孔3Bcに対してシリンダAaの口部Acが挿入される位置へ水平移動した際に、口部Acに装着した装着部Adの鍔部Afが分離孔3Bcの下面側両側縁部に形成した斜面3Bd,3Bdに沿って押し下げられるため、シリンダAaの口部Acから装着部Adを簡単に抜き取ることができる。
また、支持板4の支持孔4aに挿入された注射器Aを手で保持してスライド方向Bへ水平移動させる際に、支持板4下面に固定したスクレーパー8により第2電極11上面に残留する注射針Aeの針屑が掻き取るようにして除去され(図10参照)、第2電極11上面から除去された針屑は集積容器17に投入される。これにより、第2電極11の注射針Aeが押し当てられる上面を、短絡電流が通電されるのに適した状態に常時保つことができ、注射針Aeに通電される短絡電流の損失が少なくなる。
また、手で保持した注射器Aを上方に引き上げて、シリンダAaの口部Acを支持板4の支持孔4aから抜き取ると、支持板4は、コイルスプリング9に蓄積された復元力により、案内孔3Bの挿入孔3Baと支持板4の支持孔4aとが連通される始端側の位置へ復帰移動される(図8、図11参照)。これにより、次に焼損処理される注射器Aの注射針Aeを、支持板4の支持孔4aを介して、案内孔3Bの挿入孔3Baへ即挿入することができ、注射器Aの注射針Aeを焼損処理する作業が能率的に行える。
また、注射器Aの口部Acに装着された装着部Adの鍔部Afを、装置本体2の案内溝3a底面に形成された案内孔3Bの分離孔3Bc下面に係止して、注射器Aの口部Acから装着部Adを抜き取るので、装置本体2及び受け板3、支持板4の上面をフラットにすることができる。例えば薬剤、血液等の異物が装置本体2及び受け板3、支持板4の上面に付着しても、異物を除去する作業が妨げられず、柔軟性を有する払拭具により簡単且つ容易に払拭除去することができ、装置本体2及び受け板3、支持板4の上面全体を清潔且つ綺麗な状態に保つことができる。
図12は、注射器Aの未焼損の注射針Aeが残っている装着部Adを先端部と基端部とに切断装置14で切断する注射針処理装置1の他の実施例を示している。この装置は、焼損処理後において、支持板4の支持孔4aに挿入された注射器Aを、案内孔3Bの挿通孔3Bb下方に装着部Adを突出したまま、挿通孔3Bbから分離孔3Bcに挿入される位置へ水平移動させる。
挿通孔3Bb下方と分離孔3Bc下方の間に配置した切断装置14の回転刃15をモータ16で連続回転させて、水平移動される注射器Aの装着部Adを、未焼損の注射針Aeが残っている装着部Adの先端部と、シリンダAaの口部Acに装着した装着部Adの基端部との間、すなわち、装着部Adの肉厚が最も薄い中間部分を回転刃15で水平切断する。
装着部Adを、未焼損の注射針Aeが残っている先端部と、未焼損の注射針Aeが取り除かれた基端部とに上下分離して、未焼損の注射針Aeが残っている装着部Adの先端部を集積容器17に投入するので、例えば誤突き刺し等による二次感染が起きるのを防止することができる。
一方、シリンダAaの口部Acに装着された残りの装着部Adは、分離孔3Bcに挿入される位置へ移動した注射器Aを上方に向けて略真っ直ぐに引き上げて、シリンダAaの口部Acから強制的に抜き取り、切屑集積容器21に投入する。
また、未焼損の注射針Aeが残っている装着部Adの先端部と、未焼損の注射針Aeが取り除かれた装着部Adの基端部とを分別回収すれば、未焼損の注射針Aeが取り除かれた合成樹脂製のシリンダAaと、ピストンAbと、装着部Adとを再利用することができる。
図13は、第1電極10を、回転体12と略同一の外径及び形状を有するローラ状に形成して自由回転自在に軸受した他の例を示している。この場合、案内孔3Bの挿入孔3Ba下方に突出される注射針Aeを、略同一の曲率に形成されたローラ状の第1電極10と回転体12との対向面間に対して上方から垂直に挿入するので、前記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の押付け体は、実施例の回転体12に対応し、
以下同様に、
支持板復帰手段は、コイルスプリング9に対応し、
切断手段は、切断装置14に対応し、
換気手段は、換気装置19に対応し、
脱臭手段は、脱臭体20に対応し、
検知手段は、起動スイッチ26に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
注射針処理装置に対する注射器の注射針挿入方法を示す左側斜視図。 フラットに形成された装置本体の上面を示す右側斜視図。 装置本体の内部構造を示す縦断正面図。 装置本体の内部構造を示す横断平面図。 受け板の案内孔及び支持板の支持孔を示す平面図。 注射針の挿入動作を示す拡大正面図。 注射針を第1及び第2電極に接触させた状態を示す拡大正面図。 注射針の焼損状態を示す拡大側面図。 注射器の装着部を挿通孔下方へ突出した状態を示す拡大側面図。 シリンダの口部から装着部を分離する動作を示す拡大側面図。 シリンダの口部から装着部を分離した状態を示す拡大側面図。 切断装置を備えた注射針処理装置の他の実施例を示す拡大正面図。 第1電極をローラ状に形成した他の例を示す拡大正面図。
符号の説明
A…注射器
Ac…口部
Ad…装着部
Ae…注射針
Af…鍔部
1…注射針処理装置
2…装置本体
2e…換気口
3…受け板
3a…案内溝
3B…案内孔
3Ba…挿入孔
3Bb…挿通孔
3Bc…分離孔
3Bd…斜面
4…支持板
4a…支持孔
5…針挿入ガイド
6…スクレーパー
9…コイルスプリング
10…第1電極
11…第2電極
12…回転体
14…切断装置
19…換気装置
20…脱臭体
26…起動スイッチ
27…電源スイッチ

Claims (7)

  1. 装置本体内部に設けられた第1電極と第2電極の間を、注射器先端の口部に装着した装着部の注射針により短絡させ、第1電極と第2電極に印加される電流により注射針を焼損する注射針処理装置であって、
    前記装置本体の上面に形成された案内溝に、前記装着部を挿入するための支持孔が形成された支持板をスライド自在に設け、
    前記装置本体の上面と前記支持板の上面とをフラットに形成し、
    前記案内溝の底面に、前記支持孔と連通される長孔形状の案内孔をスライド方向と平行して形成し、
    前記案内孔の始端側下方に、前記注射針により短絡される前記第1電極と第2電極を設け、
    前記案内孔の始端側に、前記注射器の口部に装着した装着部の先端側が挿入され、該装着部の基端側外面に形成した鍔部が係止される孔幅の挿入孔を形成し、
    前記案内孔の中間部に、前記注射器の口部に装着した装着部が挿通され、該注射器の挿入が阻止される孔径の挿通孔を形成し、
    前記案内孔の終端側に、前記注射器の口部が挿入される程度の大きさ及び形状で、前記装着部の鍔部が係止される孔幅の分離孔を形成した
    注射針処理装置。
  2. 前記装置本体の上面及び前記支持板をステンレスで構成した
    請求項1に記載の注射針処理装置。
  3. 前記挿入孔下方に、該挿入孔下方に突出される注射針を第1電極と第2電極が短絡される方向に向けて垂直にガイドする針挿入ガイドを設けた
    請求項1又は2に記載の注射針処理装置。
  4. 前記注射針が押し当てられる第1電極の針押当て面と、該第1電極に対して注射針が押し当てられる方向に付勢された押付け体の針押当て面とを略同じ曲率に形成した
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の注射針処理装置。
  5. 前記挿入孔下方に、該挿入孔に挿入された注射器の装着部を検知する検知手段を設け、
    前記装置本体の側部に、該装置本体内部の雰囲気を外部へ排出するための換気口を設け、
    前記装置本体の内部に、前記検知手段が注射器の装着部を検知した際に駆動され、前記雰囲気を換気口から外部へ排出するための換気手段を設けた
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の注射針処理装置。
  6. 前記装置本体の内部に、前記案内孔の挿入孔と前記支持板の支持孔とが連連される位置へ前記支持板を復帰する支持板復帰手段を設けた
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の注射針処理装置。
  7. 前記挿通孔下方と分離孔下方の間に、前記装着部の注射針が固定された部分よりも上位側を水平方向に切断するための切断手段を設けた
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の注射針処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020092984A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 株式会社エーワンテクニカ 注射針取り外し容器

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