JP2008295045A - 無線ネットワークにおいて負荷均衡を実現する方法及び装置 - Google Patents

無線ネットワークにおいて負荷均衡を実現する方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008295045A
JP2008295045A JP2008133327A JP2008133327A JP2008295045A JP 2008295045 A JP2008295045 A JP 2008295045A JP 2008133327 A JP2008133327 A JP 2008133327A JP 2008133327 A JP2008133327 A JP 2008133327A JP 2008295045 A JP2008295045 A JP 2008295045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
power
subnetwork
load
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008133327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5342807B2 (ja
Inventor
Lei Du
蕾 杜
Yong Bai
勇 白
Arashi Chin
嵐 陳
Fujio Watanabe
富士雄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JP2008295045A publication Critical patent/JP2008295045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5342807B2 publication Critical patent/JP5342807B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】異なる無線ネットワーク負荷均衡をネットワークのカバー範囲を動的に変更して効果的に制御する。
【解決手段】第1のサブネットワークが、自ネットワークにおける負荷情報を測定又は統計し、負荷パラメータを該当する、ネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするステップと、マッピングされた上記電力調整ステップサイズ及び上記電力を如何に調整するかを含む電力調整指示情報を、第2のサブネットワークに送信するステップと、第2のサブネットワークが第1のサブネットワークから受信した上記電力調整指示情報と、自サブネットワークのマッピング結果とに基づき、自サブネットワークの上記電力を調整すべきであるか否か、及び自サブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、上記第2のサブネットワークのカバー範囲を変更する。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線ネットワークにおいて負荷均衡を実現する方法及び装置に関する。特に、ネットワークのカバー範囲を動的に調整することで負荷均衡を実現する方法及び装置に関する。当該方法及び装置は、ネットワーク間の交互負荷、業務サービス品質(QoS:Quality of Service)等のような情報を利用し、相互のネットワークカバー範囲を動的に調整することでユーザのアクセス状況を変更して、異なるネットワーク間の負荷均衡を実現し、個別なネットワークの輻輳によるネットワーク全体の性能低下を抑制し、無線ネットワーク全体の資源がより良く利用されるようにする。
通信業務の種類の多様化及び異なるシーンでの広い応用に伴って、既存の無線通信ネットワークは既に単一のセルラーネットワークではなく、多様なネットワークを集めた混合ネットワークとなった。ネットワークのカバー範囲から見ると、リアルタイム音声通信や低速データ業務をサポートするWAN(Wide Area Network)と、ブロードバンドデータ通信をサポートするLAN(Local Area Network)と、家庭個人に小範囲のインターワーキングを提供するためのPAN(Personal Area Network)とを含む。ここで、各ネットワークは、異なる技術によって実現される。例えば、WANは従来の第2世代通信のGSMネットワークであってもよいし、第3世代通信のWCDMA,CDMA2000,またはTD−SCDMAであっても良い。このような多様なネットワークの共存は、業務によって異なるサービス品質(QoS)の保証を提供することに役に立っており、高速移動ユーザの通信要求を満たすとともに、準静態ユーザの無線インターネットに対するリアルタイムな高速アクセス、およびユーザ間のマルチメディア業務のリアルタイムな伝送等を可能にする。
多種ネットワークが共存する仕組みにおいて、各ネットワークが個別に運営される可能性があるので、ネットワーク間に業務の不均衡が発生する可能性がある。つまり、一部ネットワークは負荷が高く、他の一部ネットワークは資源のアイドル状態にあることから、業務負荷の高いネットワークでは、スループット、遅延、パケットロス、着呼受け入れ確率等のようなサービス品質の低下を招来してしまう。例えば、日本国通信事業者であるDoCoMoが提供しているWCDMAセルラーネットワークと無線WLN(WLAN)との混合ネットワークにおいて、WLANの価格がやすいため、多数のユーザがWLANを選択する傾向となれば、WLANの輻輳を招来してしまい、満足できるサービスを得られない。同様に、ユーザが通信品質をより重視するか、又はWLANのカバー範囲内に位置していない場合に、音声やデータ業務にもかかわらずWCDMAシステムを介して伝送することとなり、これもWCDMAネットワークのオーバーロードを招来し、着呼受け入れ確率の低下を引き起こしてしまう。したがって、各ネットワークにおける業務負荷を変更してネットワーク資源の共有を間接実現し、混合ネットワーク全体の資源がよりよく利用されるようにするために、ネットワーク間の業務を近似的に均衡にする方式が必要である。
従来技術では、ネットワーク内またはネットワーク間の負荷均衡の両種の方式によって、ネットワーク間に負荷均衡を実現する。ネットワーク内の負荷均衡は、同一のネットワークの異なるネットワークユニットの間で行われる。例えば、WCDMAネットワークの異なるセルまたはセクタの間において、WLANの異なる基本業務セット(BSS,Basic Service Set)の間に負荷均衡を行う。同一のネットワーク内のネットワークユニットは、同一のプロトコル規格を採用するので、それらの間で情報を便利に交換するか、またはそれらに接続される、WCDMAネットワークにおける各基地局(BS,Base Station)のような集中式制御ユニットに接続される無線ネットワークコントローラ(RNC,Radio Network Controller)によってネットワーク内の負荷均衡を実現する。
一方、ネットワーク間の負荷均衡とは、異なるネットワークの間に負荷を調整することを指す。ネットワークの差異性によって、それらの間の情報共有及び集中される負荷割当をネットワーク側で実現することは困難である。これらの技術は、ネットワーク選択方法、ルーチングプロトコル等を含む。ネットワーク側の解決方案は、発呼制御等が代表的なものである。
ネットワーク選択とは、複数のネットワークのカバー範囲内にある端末がいずれか一つのアルゴリズムに従い特定のネットワークを一つ選択してアクセスし、負荷の低いネットワークを選択してアクセスすることで、システムのオーバーロード、輻輳等による性能損失を減少させることができる。Oya Yilma等が2005年に発表した題目が「Access Selection in WCDMA and WLAN Multi−Access Networks」の文章(引例1)は、この方法を開示している。しかしながら、この方法は、ユーザが選択可能なネットワークが複数ある場合のみに適用される。つまり、当該方法は、ネットワークカバー範囲の制限を受ける。ユーザに対してただ一つの候補ネットワークがある場合、ネットワーク選択は、ネットワーク間の負荷均衡を実現できない。又、各ネットワークの負荷及び使用可能な容量を如何に公平に評価することも、アルゴリズム設計時に考慮しなければならない問題である。
なお、ルーチングプロトコルを使用して負荷均衡を実現しても良い。例えば、H.Wu等が発表した題目が「Integrated cellular and ad−hoc relay system:iCAR」(IEEE J.Select.Areas Commun.,vol.19,pp.2105−2115,Oct.2001を参照)の文章(引例2)は、ad hoc中継局を増加する方法を開示している。ユーザは、これらの中継局とのルーチングを確立して負荷の低いセルに間接接続することにより、業務の均衡を実現する。しかしながら、この方法は新たな中継局の増加が必要であるため、ハードウェア実現に高いコストを招来してしまう。
ネットワーク負荷均衡を実現可能な他の方法はアクセス制御であり、ユーザが会話開始の前にネットワークに対して必要なブロードバンド資源を通知し、ネットワーク側は、現在のシステム負荷を評価してアクセス可否を決定する。資源が当該会話業務のサポートに足りない場合、アクセスを拒絶する。しかしながら、当該アクセス制御方法は、アクティブ(active)なユーザしかを制御できず、インアクティブ(inactive)なユーザのアクセスに影響を与えることができないが、インアクティブなユーザであってもネットワーク性能(着呼受け入れ確率)の低下を招来する可能性がある。
なお、従来技術では、カバー範囲を動的に調整する幾つの方法を提案している。例えば、EmiG−P等が2005年に発表した題目が「Assessing capacity in WLAN−UMTS intergrated networks」の文章(引例3)と、Olivia Brickley等が発表した題目が「Load Balancing for QoS Optimisation in Wireless LANs Utilising Advanced Cell Breathing Techniques」の文章(VTC,2005を参照)(引例4)は、WLANにおいてアクセスポイント(AP,Access Point)のカバー範囲を動的に調整して共通チャネル干渉を減少させることを提案した。
Changhoi KooとYongWoo Chungが発表した題目が「Dynamic Cell Coverage Control for Power Saving in IEEE802.16 Mobile Multihop Relay System」の文章(ICSNC,2006を参照)(引例5)は、WiMaxの中継構造(IEEE802.16j)において、中継局が自己の現在の負荷又は残り電力に基づきその送信電力を調整することによって、その電力消費を減少させる。しかしながら、上記方法は、いずれも同一のネットワーク内に実行されるものである。前者の場合、ネットワークのトポロジ構造及びノードの分布を把握する必要があり、既存のネットワークで実現し難い。後者の場合、中継局が自己の状況に応じて調整を行い、他のネットワークの情報に係らない。
本発明は、無線ネットワークにおいてネットワーク負荷均衡を実現する方法及び装置を提供し、ネットワークのカバー範囲を動的に変更して負荷のアクセスをより効果的に制御することによって、ネットワーク側でネットワーク間の負荷を均衡にし、全体の資源の最適利用を実現することができることを目的とする。
本発明の一側面によると、少なくとも1つのサブネットワークを含む無線ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡方法であって、第1のサブネットワークが、自ネットワークにおける負荷情報を測定又は統計し、負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするステップと、マッピングされた上記電力調整ステップサイズ及び上記電力を如何に調整するかを含む電力調整指示情報を、第2のサブネットワークに送信するステップと、第2のサブネットワークが第1のサブネットワークから受信した上記電力調整指示情報と、自サブネットワークのマッピング結果とに基づき、自サブネットワークの上記電力を調整すべきであるか否か、及び自サブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、上記第2のサブネットワークのカバー範囲を変更するステップと、を含む方法を提供する。
本発明の他の側面によると、少なくとも1つのサブネットワークを含む無線ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡装置であって、第1のサブネットワークとしての自ネットワークにおける負荷情報を測定又は統計する負荷状態決定ユニットと、上記負荷状態決定ユニットが測定又は統計した負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするマッピングユニットと、上記電力を如何に調整するかを決定するために用いられ、マッピングされた上記電力調整ステップサイズ及び上記電力を如何に調整するかを含む電力調整指示情報を他のサブネットワークに送信するとともに、他のサブネットワークから受信した上記電力調整指示情報と、自サブネットワークのマッピング結果とに基づき、自サブネットワークの上記電力を調整すべきであるか否か、及び自サブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、自サブネットワークのカバー範囲を変更するマルチレベル電力調整指示・調整ユニットと、を備えるネットワーク負荷均衡装置を提供する。
本発明のさらに他の側面によると、無線ネットワークに接続される少なくとも1つのサブネットワークを含む上記混合ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡方法であって、混合ネットワークを介する業務負荷及びそのサービス品質ニーズを測定又は統計するステップと、上記少なくとも1つのサブネットワークからフィードバックされる負荷情報を受信し、フィードバックされた上記負荷情報と測定又は統計された上記業務負荷との基づき、負荷をどのサブネットワークを介してそれぞれ伝送するかを決定するステップと、前記決定した結果に基づいて、各サブネットワーク内で負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするステップと、マッピングされた電力調整ステップサイズ及び上記電力を如何に調整するかを含む電力調整指示情報を、上記少なくとも1つのサブネットワークに送信するステップと、上記少なくとも1つのサブネットワークが、混合ネットワークから受信した電力調整指示情報と自サブネットワークのマッピング結果とに基づき、自サブネットワークの電力を調整すべきであるか否か及び自サブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、自サブネットワークのカバー範囲を変更するステップと、を含む方法を提供する。
本発明のさらに他の側面によると、無線ネットワークに接続される少なくとも1つのサブネットワークを含む混合ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡装置であって、自サブネットワークの負荷情報を混合ネットワークに伝送する負荷フィードバックユニットと、上記負荷状態決定ユニットが測定又は統計した負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするマッピングユニットと、上記電力を如何に調整するかを決定するために用いられ、上記少なくとも1つのサブネットワークから受信した電力調整指示情報と、上記サブネットワーク自身のマッピング結果とに基づき、他のサブネットワークの上記電力を調整すべきであるか否か、及び上記他のサブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、上記他のサブネットワークのカバー範囲を変更するマルチレベル電力調整ユニットと、混合ネットワークを介する全ての業務を制御し、各サブネットワークの負荷状況及びそのサービス品質に基づき各サブネットワークのカバー範囲を制御することによって、これらのサービスを各サブネットワークに割り当てるネットワーク負荷コントローラと、を備えるネットワーク負荷均衡装置を提供する。
本発明によれば、異なるネットワークにおいて負荷、Qos等の情報を交換することで各ネットワークの負荷状況を把握し、これらの情報に基づいて電力調整ステップサイズを決定することによって、パイロット信号の電力を変更する。パイロット信号がネットワークのカバー範囲を決定するので、本発明の方法及び装置は、データ伝送の電力を変更せずに、各ネットワーク内の負荷変化に応じてそのカバー範囲を自発的に調整することができ、電力減少を避けるために低速の変調符号化方式を採用することを有利に回避し、データをできるだけ高速に伝送することを保証することができる。
また、本発明は、端末に如何なる変更も行う必要がなく、他の従来のネットワーク間負荷均衡の方法と独立し、他の方法に合わせて使用されることができ、良好な適応性を有する。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、以下に示す実施形態の説明を、以下のような添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかとなるであろう。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳しく説明し、本発明に対する理解の混淆を防ぐため、本発明にとって必要ではない細部と機能を説明に省略する。
本発明は、混合ネットワークにおいて負荷均衡を実現する方法及び装置を提供する。通常、多種のネットワークを一体化するネットワーク融合方式は、密結合(tightly−coupled)と疎結合 (loosely−coupled)とに分けられる。本発明は、このような両方式に基づきネットワーク間負荷均衡を実現する機器及び方法の実質例をそれぞれ説明する。
ここで、説明すべきことは、本発明の方法及び装置が適用されるサブネットワークは無線ネットワークにおける異なるネットワークであってもよいし(例えば、3GとWLAN)、同一種類の技術を採用するがカバー範囲が異なるネットワークであっても良く(例えば、3GとFemtocell(小型の3Gネットワーク))、更に、同一種類のネットワークの異なるネットワークユニットであっても良い(例えば、WLANのBSS同士、又は3Gの異なる基地局同士等からなる混合ネットワーク)。
図1は、WCDMAとWLANネットワークを例として混合ネットワーク相互接続を説明する模式図である。M.Buddhikot等が発表した題目が「Integration of 802.11 and Third−Generation Wireless Data Networks」の文章(IEEE Infocom,2003)は、これについて説明している。
密結合方式とは、図1におけるWISP(無線ネットワーク業務プロバイダ)1に示すように、802.11等のようなプロトコルに基づくネットワークがその他の3Gアクセスネットワークと類似した方式によって3Gコアネットワークに接続することを指す。この仕組みにおいて、802.11等のようなプロトコルに基づくゲートウェイは、上り3Gコアネットワークにとって、CDMA2000コアネットワークにおけるパケット制御機能(PCF,Packet Control Function)、またはUMTSにおけるサービス及びゲートウェイGPRS業務ノード(SGSN,Serving GPRS Service node,and GGSN,Gateway GPRS Service Node)と類似する。ゲートウェイは、データ業務を3Gコアネットワークを介してインターネットに伝送する。この時、802.11ゲートウェイは、3Gコアネットワークに対して802.11ネットワークの細部を隠すが、全ての3Gアクセスネットワークに必要な3Gプロトコルを実現する。
故に、この場合では、移動ノードは、802.11に規制されている物理層と媒体アクセス制御層の上に対応する3Gプロトコルスタック(移動管理、認証等を含む)を増加する必要があり、場合によって一種の物理層から別の物理層に転換することができる。ネットワークの側面から見ると、密結合の場合には、異なるネットワークが同じ認証、シグナリング、伝送及び課金システムを共有するが、エアインタフェースの物理層では独立したプロトコルを採用する。しかしながら、このような方式は端末とネットワークに対して大きな変更を行う必要があり、既存の3Gシステムに適しない。
疎結合の場合では、図1に示すWISP2のように、802.11ゲートウェイは、3Gネットワークユニットと如何なる接続もないまま、インターネットに直接接続される。したがって、802.11ネットワークと3Gネットワークとは、別々に運営されている。802.11ネットワーク内のデータ業務は、3Gコアネットワークを介しない。この場合、3Gと802.11ネットワークが異なる認証、課金及び移動性管理メカニズムを採用しても良い。密結合方式と比べ、このような疎結合 の方式は、独立したネットワーク構築と業務処理を許容するので、より柔軟である。WISPは、自己で共有の802.11ホットポイントサービスを提供し、私的な企業無線LANを管理することができる一方、ローミングプロトコルによって他の3Gや802.11と相互提携することもできる。
本発明は、このような両種のネットワーク融合方式に基づき、混合ネットワークにおいてネットワークカバー範囲を動的に調整することで業務均衡を実現する方法及び装置をそれぞれ提供する。
図2は、本発明の実施例による密結合ネットワーク融合方式における混合ネットワークの構造を示す模式図である。図2に示すように、複数のネットワーク(NW1,NW2,……,NWk)のそれぞれは、各々のゲートウェイ機器(Gateway)を介して第3代(3G)通信システムのゲートウェイに接続する。3Gゲートウェイは、3Gシステムのデータ業務をその3Gコアネットワークを介してインターネットに伝送する。これらのサブネットワークは、CDMA2000システムにおけるパケットデータ業務ノード(PDSN,Packet Data Service Nodes)や、UMTSシステムにおけるゲートウェイGPRS業務ノード(GGSN,Gateway GPRS Service Nodes)や、上記ノードの機能を有するネットワーク機器であっても良い。他のゲートウェイ(例えば、WLANゲートウェイ等)は、当該ネットワークを外部ネットワークに接続することを担当し、このような密結合方式において、このようなネットワークは3G無線アクセスネットワークの全ての3Gプロトコル機能を有する。
簡単にするため、各ネットワークNWをレベル付け集中式制御サブネットワーク01(NWk)に簡単化しても良い。ここでのサブネットワークは、異なるネットワークに帰属されても良く(例えば、3GとWLAN)、同一種類の技術を採用するがカバー範囲が異なるネットワークであっても良く(例えば、3GとFemtocell(小型の3Gネットワーク))、同一種類のネットワークにおける異なるネットワークユニットであっても良い(例えば、WLANのBSS同士又は3Gの各基地局同士等からなる混合ネットワーク中)。例えば、サブネットワーク01において、ネットワーク制御ユニット011は、複数のエアインタフェース012と接続する。ネットワーク制御ユニット011は、当該サブネットワーク内部に無線資源を割当・管理し、移動性管理、認証、アドレスシーク等の動作を行う。ネットワーク制御ユニット011は、例えば、無線ネットワーク制御ユニット(RNC,Radio Network Controller)、またはCDMA2000システムにおけるパケット制御機能(PCF,Packet Control Function)と、UMTSシステムにおけるサービスGPRS業務ノード(SGSN、Servicing GPRS Service Nodes)、またはUMTSシステムにおける基地局(BS,Base Station)等の動作とを行う。エアインタフェース012は、無線端末に対してサービスを提供する。図2におけるネットワーク02(NW1)とネットワーク03(NW3)は、構造がネットワーク01と一致した異なるサブネットワーク間に負荷均衡を行う両サブネットワークを表し、その構造ブロック図は図3に示す。サブネットワーク02において、サブネットワーク01のネットワーク制御ユニット021(ここで、UMTSにおける基地局コントローラを例とする)が、各基地局(BS1,BS2,…,BSn)を制御する。サブネットワーク03において、サブネットワーク03のネットワーク制御ユニット031(ここで、WLANにおけるAPコントローラを例とする)が、各アクセスポイント(AP1,AP2,…,APn)を制御する。
図3は、ネットワーク間に負荷均衡を実現する機能構成図を示す。図3において、左側は本発明の一実施例によるサブネットワーク02(第1のサブネットワークと称される)における負荷均衡装置の機能構成図である。当該負荷均衡装置は、ネットワーク制御ユニット021に適用されてもよいし、エアインタフェース022に適用されても良い。具体的に、負荷均衡装置は、負荷状態決定ユニット0212と、マッピングユニット0213と、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214とを含む。他のユニット0211とは、当該ネットワーク制御ユニット又はエアインタフェースユニットの既存の機能を指す。本発明に対する理解を混淆しないため、説明には本発明にとって必要ではない細部や機能を省略して他のユニット0211に代える。
以下、サブネットワーク02がサブネットワークカバー範囲を決定する電力を調整するようにサブネットワーク03に指示することを例として、サブネットワーク02と03との動作を説明する。ここで、サブネットワークカバー範囲を決定する電力は、制御シグナリングの送信電力、例えば、WLANにおけるAPがビーコンパケットを送信する送信電力や、セルラーネットワークにおける基地局がパイロット信号又はプリアンブル信号を送信する送信電力等であってもよいし、データ信号を送信する送信電力であってもよい。
負荷均衡装置は、サブネットワーク02のネットワーク制御ユニット又はエアインタフェースユニット、例えば、UMTSネットワークの基地局又は基地局コントローラに設置されても良い。負荷状態決定ユニット0212は、自ネットワークにおける負荷情報を計測して統計し、負荷パラメータを量子化する。負荷情報は、位置しているネットワークにおける現在の負荷状態を表すことができる情報であればよい。上記負荷状態は、チャネル利用率と、トータル要求帯域幅と、データ速度と、ユーザ数等とのような、チャネルのビジー程度を表す如何なるパラメータ、並びに、音声着呼受け入れ確率、コールドロップレート、パケットエラー率、パケット遅延、遅延ジッタ等のような、サービス品質に関する如何なるパラメータを含む。マッピングユニット0213は、負荷状態決定ユニット0212の負荷パラメータを該当する電力調整ステップサイズにマッピングし、負荷が高いほど又は低いほど、またはサービス品質が悪いほど又は良いほど、その対応する電力調整ステップサイズが長い。マッピングユニット0213は、調整後の電力が自サブネットワークと他のサブネットワークとの間の負荷均衡を実現するように、マッピング関係を予め設定しても良いし、自サブネットワークの負荷状況を考慮して動的にマッピングしても良い。マッピングを完了した後、サブネットワーク02におけるマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214は、マッピングユニット0213がマッピングした電力調整ステップサイズと電力を如何に調整するか(つまり、電力を増加又は減少)に係わる情報とを、アクセスネットワークに送信し、他のサブネットワーク03に伝送する。負荷が高いか又はサービス品質が悪い場合、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214は、サブネットワークカバー範囲を決定する電力を増加するようにサブネットワーク03に指示する一方、負荷が軽く且つサービス品質が要求されるサービス品質よりはるかに優れた場合、電力を減少するようにサブネットワーク03に指示する。ネットワーク02とネットワーク03との間は、有線又は無線の方式を介して接続されることによって、上記電力調整指示情報の伝達を実現してもよい。ここで、上記電力とは、サブネットワークカバー範囲を決定する電力を指す。該電力は、制御シグナリングの送信電力、例えば、WLANにおけるAPがビーコンパケットを送信する送信電力や、セルラーネットワークにおける基地局がパイロット信号又はプリアンブル信号を送信する送信電力等であってもよいし、データ信号を送信する送信電力であってもよい。
図3における右側は、負荷均衡装置を設置したサブネットワーク03(第2のサブネットワークと称される)の機能構成図を示す。サブネットワーク03における負荷均衡装置は、ネットワーク制御ユニット031とエアインタフェース032とのいずれかに設置されても良い。ネットワーク03における負荷均衡装置は、負荷状態決定ユニット0312と、マッピングユニット0313と、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314とを含む。他のユニット0311とは、当該ネットワークユニット又はエアインタフェースユニットの既存の機能に指す。本発明に対する理解を混淆しないため、説明には本発明にとって必要ではない細部や機能を省略して他のユニット0311に代える。
負荷状態決定ユニット0312の機能は、ネットワーク02における負荷状態決定ユニット0212と同じであるが、サブネットワーク02における負荷決定ユニット0212が選択したのと異なる負荷パラメータを選択しても良い。マッピングユニット0313は、ネットワーク02におけるマッピングユニット0213と類似するが、そのマッピング関係がネットワーク02におけるマッピングユニット0213と異なっても良い。同様に、マッピングユニット0313は、マッピング関係を予め設定しても良いし、調整後の電力によって第2のサブネットワークがそのしきい負荷に達するように、自サブネットワークの負荷状況を考慮して動的にマッピングしても良い。当該しきい負荷は、当該サブネットワークの最大許容負荷と、当該業務に対する最大許容負荷と、当該業務サービス品質を満足する最大負荷等のいずれかであっても良い。
サブネットワーク03におけるマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314は、サブネットワーク02のマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214と、サブネットワーク03のマッピングユニット0313との結果、及び自ネットワーク03の負荷状況から取得した自身が電力を如何に調整するのかに係わる情報に基づいて、自ネットワークの電力を調整するか否か及び電力を如何に調整するのかを決定する。自身の電力の調整方式に対する判断は、サブネットワーク02におけるマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214による電力調整方法の判断方法とは逆に、自ネットワーク03の負荷が高いか又はサービス品質が悪い場合、ネットワーク03の自身の電力を減少すると判断する一方、負荷が軽く且つサービス品質が要求されるサービス品質よりはるかに優れた場合、ネットワーク03の自身の電力を増加すると判断する。
図4は、本発明による負荷均衡装置におけるマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314が実行する動作のフローチャートである。説明すべきことは、ここで、サブネットワーク02がサブネットワークカバー範囲を決定する電力を調整するようにサブネットワーク03に指示することを例として説明する。まず、ステップS411において、ネットワーク03におけるマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314は、ネットワーク02からのマルチレベル電力調整指示及び調整ユニット0214の電力調整情報を受信し、電力調整指示情報から電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
及び電力を増加するかまたは減少するかについての電力調整指示情報を読み取る。ステップS412において、電力調整指示情報の内容に基づいて電力の増加又は減少のいずれを指示するかを判断する。ステップS412においてマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214が電力の減少を指示したと判断すれば、フローはステップS417に移行する。ステップS417において、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314は、調整後の電力Pt(n+1)を含む電力調整情報をサブネットワーク03内に送信するように他のユニット0311に指示し、一定の時間Twだけ待機した後、ステップS418において、サブネットワーク03のカバー範囲を決定する電力を、本実施例では制御信号の送信電力を調整することで実現するが、例えば、WLANの場合は、ビーコンパケットの送信電力を、現在の電力から
Figure 2008295045
と最小許容電力Pt_minとの大きい方を減算したものに調整してもよいし、制御信号及びデータ信号の送信電力を同時に調整してもよい。
また、ステップS412にて電力調整指示情報が電力の増加を指示すると判断する場合、フローはステップS413に移行する。ステップS413において、自ネットワーク03がオーバーロードであるか、又はQoS要求を満足できるかを考慮して、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314は、マッピングユニット0313からマッピングされた電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
を取得し、自ネットワーク03の負荷状況に応じて、自身が電力を如何に調整するかを判断する。
Figure 2008295045
とは、マッピングユニット0313が自サブネットワークの負荷状況、即ち、自身がオーバーロードであるか、またはアイドルすぎになっているか、またはQoSの要求を満足できるかを考慮して行うマッピングである。その後、フローはステップS414に移行し、上記自ネットワーク03の負荷状況に応じて取得した、自身が電力を如何に調整するかについての情報が電力の減少又は増加のいずれを指示するのかを判断する。ステップS414において自身の電力の減少が必要であると判断した時、フローはステップS415に移行し、他のユニット0311によって調整後の電力Pt(n+1)を含む電力調整情報をネットワーク03内に送信し、一定の時間Twだけ待機する。その後、ステップS416において、サブネットワーク03のカバー範囲を決定する電力を、現在の電力から
Figure 2008295045
と最小許容電力Pt_minとの大きい方を減算したものに調整することを決定する。
また、ステップS414において上記自身の電力の減少が必要でないと判断した時、フローはステップS419に移行し、サブネットワーク03のカバー範囲を決定する電力を、現在の電力に
Figure 2008295045
と最大許容電力Pt_maxとの小さい方を加算したものに調整する。
サブネットワーク03が、サブネットワークカバー範囲を決定する電力を調整するようにサブネットワーク02に指示しても良いことは理解し得る。具体的な手順は上記の記載と対応されるので、ここでその説明を省略する。
以下、本発明による他の実施例を説明する。当該実施例は、疎結合のネットワーク融合の場合にネットワークカバー範囲を動的に調整して業務均衡を実現する方法及び装置に関する。
図5は、本発明の実施例による疎結合ネットワーク融合方式における混合ネットワークの構成模式図を示す。簡単のため、以下では、本実施例における上記の密結合の実施例と相違の部分しか説明せず、同様な部分に対する説明を省略する。
図5に示すように、各ネットワーク(NW1,NW2,……,NWk)は、いずれも各々のゲートウェイ機器を介してインターネットに直接接続され、各ネットワークは別々に運営している。第3世代のネットワークの如何なるネットワークユニットとも直接接続はない。このような融合方式において、インターネットの側面から見ると、各サブネットワークはいずれも対等なネットワークユニット04となり、図2に示すネットワーク01と同じ仕組みを有する。これらのサブネットワークは、UMTSやCDMA2000システムにおける基地局であってもよいし、WLANにおけるアクセスポイントであっても良い。図5に示す各サブネットワークと図2に示すサブネットワークとの区別は、図5に示すこれらのサブネットワークが同じ機能構成を有する一方、図2に示すサブネットワーク02の機能モジュールがサブネットワーク03と異なることである。また、本実施例によると、インターネット側にはネットワーク負荷コントローラ05が導入され、インターネットを介する全ての業務を制御し、これらの業務を各サブネットワークに割り当てるように各サブネットワークの負荷状況に応じて各サブネットワークのカバー範囲を制御するために用いられる。
図6は、図5に示すネットワーク間で負荷均衡を実現する負荷均衡装置の機能構成図を示す。
図6に示すように、アクセスネットワークの下は、各サブネットワークの機能ブロック図である。各サブネットワークは、負荷状態決定ユニット0412と、マッピングユニット0413と、マルチレベル電力調整ユニット0414と、負荷フィードバックユニット0415と、他のユニット0411とを備える。負荷状態決定ユニット0412及びマッピングユニット0413は、図3に示すマッピングユニット0213及び0313の機能と同じであり、マルチレベル電力調整ユニット0414は、図3に示すマッピングユニット0213及び0313の機能と同じであり、マルチレベル電力調整ユニット0414は、図3に示すマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0312が実行するマルチレベル電力調整操作と対応する操作を実行する。図3におけるマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0312が実行する電力調整指示操作は、ネットワーク機能調整指示ユニット054によって実行される。他のユニット0411とは、当該制御ユニット又はエアインタフェースユニットの既存の機能である。本発明に対する理解を混淆しないため、説明は本発明に対する理解にとって必要でない細部や機能を省略して、他のユニット0411とする。
図2に示す密結合ネットワーク融合方式における負荷均衡装置との区別は、図6に示す疎結合ネットワーク融合方式における負荷均衡装置は、負荷フィードバックユニット0415を追加することである。負荷フィードバックユニット0415は、当該サブネットワークの負荷情報をインターネットのネットワーク負荷コントローラ05に伝送する。上記負荷情報は、密結合方式における負荷情報の意味と同じであり、1つまたは複数の負荷パラメータ及びサービス品質情報であっても良い。
図6の上部は、インターネット側のネットワーク負荷コントローラ05の機能ブロック図を示す。ネットワーク負荷コントローラ05は、ネットワーク負荷状態決定ユニット051と、ネットワーク負荷処理・割当ユニット052と、ネットワークマッピングユニット053と、ネットワーク電力調整指示ユニット054とを備える。ネットワーク負荷状態決定ユニット051は、インターネットを介する業務負荷とそのサービス品質とを測定して統計する。ネットワーク負荷処理・割当ユニット052は、各サブネットワークの負荷フィードバック情報を処理し、これらの情報及びネットワーク負荷状態決定ユニット051の情報に基づき、負荷がそれぞれどのサブネットワークを介して伝送されるのかを決定する。ネットワークマッピングユニット053は、負荷処理・割当ユニット052の処理結果に基づき、各サブネットワーク内で当該サブネットワークに割り当てられる負荷をそれぞれ負荷パラメータとして表し、対応する電力調整ステップサイズにマッピングし、負荷が高いほど又は低いほど、サービス品質が悪いほど又は良いほど、それに対応する電力調整ステップサイズが長い。ネットワーク電力調整指示ユニット054は、電力調整ステップサイズと電力を如何に調整する(電力を増加するかまたは減少するか)かについての情報とをそれぞれ各サブネットワークに送信する。サブネットワーク負荷が高いか又はサービス品質が悪い場合、ネットワーク電力調整指示ユニット054は、当該サブネットワークの電力を減少すること、又は/及び周辺の他のサブネットワークの電力を増加することを指示する一方、当該サブネットワーク負荷が軽く且つサービス品質が要求されるサービス品質よりはるかに優れた場合、当該サブネットワークの電力を増加すること、又は/及び周辺の他のサブネットワークの電力を減少することを指示する。ネットワークマッピングユニット053及びネットワーク電力調整指示ユニット054の機能は、マッピングユニット0213及びマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214の機能と類似し、その区別は、ここで複数のサブネットワークに対する操作であり、各サブネットワークが異なるマッピング関係を有しても良いことである。
本発明によれば、混合ネットワークが密結合の方式である場合、混合ネットワークにおける1つのサブネットワーク中のマルチレベル電力調整指示・調整ユニットは、自ネットワークにおける負荷情報に応じて、他のサブネットワークに対してそのカバー範囲を決定する信号の電力を増加又は減少することを通知する。他のサブネットワークは、当該電力調整指示情報を受信した後、自ネットワークの負荷状況に応じて、電力の調整が必要であるか及び如何に行うかを判断することで、自己のカバー範囲を変更する。
本発明によれば、混合ネットワークが疎結合である場合、インターネット側に、1つのネットワーク負荷コントローラを新規に追加する。ネットワーク負荷コントローラは、その負荷情報と収集した各サブネットワークからの負荷情報とを分析することで、インターネットの業務負荷を各サブネットワークに割り当て、これらの負荷を電力にマッピングして各サブネットワークの周辺の他のサブネットワークに通知する。各サブネットワークの周辺の他のサブネットワークは、自ネットワークへの電力調整情報を受信した後、自ネットワークの負荷状況に応じて、自ネットワークの電力に対する調整が必要であるか、そのカバー範囲を決定する信号の電力を如何に調整するかを判断する。
図7は、密結合方式におけるUMTSとWLANとの混合ネットワークにてカバー範囲の動的制御を行う実施例を示す。図7に示すように、基地局(BS)が無線ネットワークコントローラ(RNC)に接続され、さらに、GGSNとSGSNとを介して3Gコアネットワークに接続される。WLANにおけるアクセスポイントも3GのGGSNとSGSNとに接続される。BSのカバー範囲は図7における最も外の丸形のようになり、アクセスポイントAPのカバー範囲は図7における二つの小さい丸形のようになる。ここでのカバー範囲は、WLAN内のビーコンパケットの送信電力によって決定される。
図3を再び参照して、密結合方式における操作を説明する。基地局BSは、その負荷状態決定ユニット0212によって当該セル内の負荷状態を統計する。ここでは、音声ユーザのチャネル占用比率を負荷パラメータとし、マッピングユニット0213によって当該負荷パラメータを電力調整ステップサイズにマッピングする。図8aは、UMTSサブネットワークにおける基地局とWLANサブネットワークにおけるアクセスポイントとのマッピング関係を表す例を示す。基地局BSの負荷状態決定ユニット0212は、当該セル内の音声ユーザのチャネルや帯域幅の占用比率を統計し、一定の時間内にチャネルが音声に占用される比率をuとし、それを2Nレベルに量子化する(但し、uがx1よりNレベルだけ大きいと、チャネルのオーバーロードの状態を表し、uがy1よりNレベルだけ小さいと、チャネルのアイドル状態を表す)。図8の右側のテーブルは、当該音声のチャネル占用比率と電力調整ステップサイズとのマッピング関係を表す。チャネルがオーバーロードになった場合には、音声チャネル占用比率が大きいほど、対応する電力調整ステップサイズが長い。この時、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214は、APに対してそのビーコン送信電力を増加するように指示する。チャネルがアイドルになった場合には、音声チャネル占用比率が小さいほど、対応の電力調整ステップサイズが長い。この時、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0214は、APに対してそのビーコン送信電力を減少するように指示する。基地局BSは、図8aの決定した電力調整ステップサイズと、「増加」又は「減少」という情報とを、GGSN/SGSNを介してAPに伝達したり、又は、BSとAPとの間に有線や無線接続を介して実現しても良い。
アクセスポイントAPは、BSからの電力調整指示情報を受信した後、その負荷状態決定ユニット0312が当該基本業務グループBSS内の負荷状況を統計する。この時、現在通信している音声ユーザの数Nvによってその負荷パラメータを表し、Nvを電力調整ステップサイズにマッピングする。図8bは、IEEE802.11bを例としてアクセスポイントのマッピング関係を説明する。本発明はこれに限らず、他のプロトコルに応用しても良いことは理解すべきである。図8bに示すように、IEEE802.11bのネットワーク内において、音声のサービス品質を保証しながら同時にサポート可能な音声会話の数は11であるので、ここで2レベルのマッピング関係を用いても良い。現在通信している音声ユーザの数が11より少なければ、電力を調整しなく、つまり、値が0の電力調整ステップサイズをマッピングする。そうでなければ、11つの音声ユーザのみをサポートするに必要な最小電力
Figure 2008295045
に調整し、当該値と現在の電力との差を算出して電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
とする。その後、負荷状態決定ユニット0312及びマッピングユニット0313が取得した結果とともに、基地局BSから受信した電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
を、マルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314に送信し、図4のフローに従い処理する。
アクセスポイントAPは、基地局BSが指示した電力調整情報を検出し、電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
を読み取り、ネットワーク負荷がオーバーロード状態であるかアイドル状態であるかを指示する。電力の減少が指示されると、つまり、BSのセルがアイドル状態にあると、アクセスポイントAPは、BSが指示した電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
に基づき、調整後の電力
Figure 2008295045
を当該BBSの全部のユーザにブロードキャストする。但し、当該調整後の電力は、システムの許容する最小送信電力以上であるべきである。ユーザは、当該電力調整情報を受信した後、現在のリンク状況に応じて、電力調整後にも当該アクセスポイントAPにアクセスすることができるか否かを判断する。アクセスできなければ、基地局BS(図7に示すユーザ無線端末MT1)に切り換える。アクセスポイントAPは、調整後の電力をブロードキャストしてからTw時間経過後、そのビーコンパケットの送信電力を減少することによって、そのカバー範囲を減少する(図7におけるカバー範囲は、大きい丸形から小さい丸形に変更する)。Twの設定は、ユーザが電力調整後にも自己が当該アクセスポイントにアクセスできるかを充分の時間をもって判断することと、アクセスできない時に基地局BSに切り換えることとを保証すべきである。基地局BSが電力を増加すべきであると指示すれば、BSのセルがオーバーロード状態にあることを表し、したがって、APはそのカバー範囲を増加して他のサブネットワークの基地局BS内の負荷を分担すべきである。
この時、アクセスポイントAPは、その負荷状態決定ユニット0312及びマッピングユニット0313が取得した結果をチェックし、電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
を読み取り、そのマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314が自サブネットワークがオーバーロード状態又はアイドル状態にあることを指示するかをチェックする。自サブネットワークが電力を減少すべきであると指示すれば、アクセスポイントAP内に現在通信している音声ユーザの数が11に到達し、既にオーバーロードの状態にあることを表明する。この場合、図8bに示す結果に基づいて、アクセスポイントAPは、そのカバー範囲内に調整後の電力
Figure 2008295045
をブロードキャストし、当該調整後の電力はシステムの許容する最小送信電力以上であるべきである。
ユーザは当該電力調整情報を受信した後、現在のリンク状況に応じて、電力調整後にも当該アクセスポイントAPにアクセスすることができるか否かを判断する。当該アクセスポイントAPにアクセスできなければ、基地局BS(図7に示すユーザ無線端末MT1)に切り換える。アクセスポイントAPは、調整後の電力をブロードキャストしてからTw時間経過後、そのビーコンパケットの送信電力を減少することによって、そのカバー範囲を減少する(図7におけるカバー範囲は、大きい丸形から小さい丸形に変更する)。Twの設定は、ユーザが電力調整後にも自己が当該アクセスポイントにアクセスできるかを充分の時間をもって判断することと、アクセスできない時に基地局BSに切り換えることとを保証すべきである。アクセスポイントAPのマルチレベル電力調整指示・調整ユニット0314から自サブネットワークが電力を増加すべきであることを指示すれば、アクセスポイントAP内には現在通信している音声ユーザの数がまだ11に到達していないこと、つまり、より多いユーザがアクセスできることを表明する。この場合、アクセスポイントAPは、そのビーコンパケットの送信電力を
Figure 2008295045
まで増加し、当該調整後の電力はシステムが許容の最大電力以下であるべきである。この時、アクセスポイントAPのカバー範囲は増加する(図7のカバー範囲は、小さな丸形から大きな丸形まで変化する)。この時、本来WLANのカバー範囲内に位置していないユーザMT1は、ビーコンパケット電力の増加後に、WLANによりサービスすることができ、BSの負荷を分担することとなる。
図9は、本発明による他の実施例であって、混合ネットワークが疎結合方式の場合、UMTSとWLANとの混合ネットワークにおいてカバー範囲の動的制御を行う例を示す。図7との相違点は、アクセスポイントAPがインターネットと直接接続され、インターネット側にネットワーク負荷コントローラ05が追加される。当該ネットワーク負荷コントローラ05は、SIP(セッション開始プロトコル)サーバ及びリダイレクトサーバと接続可能であり、現在インターネットを介する業務負荷及びそのサービス品質を取得することとなる。本例において、基地局BSとアクセスポイントAPは、それぞれのネットワーク内の負荷情報、例えば、現在の音声ユーザのチャネル占用比率u1, u2を、それらの負荷フィードバックユニットを介してネットワーク負荷コントローラ05に伝送する。この時、ネットワーク負荷コントローラのネットワーク負荷処理・割当ユニット052は、これらの情報を収集し、いずれか1つの負荷均衡アルゴリズムにより当該負荷情報を処理する。その後、これらの情報を各サブネットワークの電力調整ステップサイズにマッピングする。図10は、ネットワーク負荷コントローラ05におけるネットワークマッピングユニット053のマッピング関係を示す。u1> u2となれば、UMTSネットワークにおける基地局BSの負荷がWLANサブネットワークにおけるアクセスポイントAPの負荷よりも高いと認める。この場合、UMTSネットワークにおける負荷パラメータグループをいずれか1つの電力調整ステップサイズ
Figure 2008295045
(図10では0dBm)にマッピングし、ネットワーク電力調整指示ユニット054によって、UMTSネットワークにおける基地局BSにそのプリアンブル(preamble)の送信電力を0dBm減少させ、WLANネットワークにおけるアクセスポイントAPにそのビーコンパケット送信電力を0dBm増加させるように指示する。
Figure 2008295045
となれば、WLANネットワークにおけるAPの負荷がUMTSネットワークにおける基地局BSの負荷よりも高いと認める。この場合、ネットワーク電力調整指示ユニット054によって、基地局BSにそのプリアンブルの送信電力を0dBm増加させ、アクセスポイントAPにそのビーコンパケット送信電力を0dBm減少させるように指示すべきである。
図9における基地局BSとアクセスポイントAPは、ネットワーク制御ユニット05からの電力調整指示情報を受信する。その後、各サブネットワーク内の情報に基づき、電力の増加又は減少が必要であるか否かを判断する。その手順は密結合の実施例におけるAPの動作と類似するので、詳しい説明を省略する。
本発明によれば、異なるネットワークにおいて負荷、Qos等の情報を交換することで各ネットワークの負荷状況を把握し、これらの情報に基づき電力調整ステップサイズを確定して、パイロット信号の電力を変更するので、データ伝送の電力を変更せずに、各ネットワーク内の負荷変化に応じてそのカバー範囲を自動的に調整することができ、電力減少を避けるために低速の変調符号化方式を採用することを有利に回避し、データをできるだけ高速に伝送することを保証することができる。
ここまで、本発明について好ましい実施例を合わせて説明した。当業者であれば本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、様々な変更、交換及び追加を行ってもよいことが理解されるはずである。そこで、本発明の範囲は前記特定の実施例に限られるものと理解してはならず、添付した請求項の範囲によって限定されるものである。
図1は、WCDMAとWLANネットワークを例として無線ネットワーク相互接続を説明する模式図である。 図2は、本発明の実施例による密結合ネットワーク融合方式における無線ネットワークの構造を示す模式図である。 図3は、本発明の実施例による密結合方式において負荷均衡を実現する機器の機能ブロック図である。 図4は、本発明による負荷均衡装置におけるマルチレベル電力調整指示・調整ユニットの動作フローチャートである。 図5は、本発明の実施例による疎結合ネットワーク融合方式における無線ネットワークの構成模式図を示す。 図6は、本発明の実施例による疎結合方式にて負荷均衡を実現する機器の機能ブロック図である。 図7は、密結合方式においてUMTSとWLANとの無線ネットワークの動的カバー範囲を説明する制御模式図である。 図8a、図8bは、基地局とアクセスポイントとのマッピング関係を表す例を示す模式図である。 図9は、疎結合方式においてUMTSとWLANとの無線ネットワークの動的カバー範囲を説明する制御模式図である。 図10は、ネットワーク負荷コントローラにおけるマッピング関係の一例を説明する模式図である。

Claims (42)

  1. 少なくとも1つのサブネットワークを含む無線ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡方法であって、
    第1のサブネットワークが、自ネットワークにおける負荷情報を測定又は統計し、負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするステップと、
    マッピングされた上記電力調整ステップサイズ及び上記電力を如何に調整するかを含む電力調整指示情報を、第2のサブネットワークに送信するステップと、
    第2のサブネットワークが第1のサブネットワークから受信した上記電力調整指示情報と、自サブネットワークのマッピング結果とに基づき、自サブネットワークの上記電力を調整すべきであるか否か、及び自サブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、上記第2のサブネットワークのカバー範囲を変更するステップと、を含む方法。
  2. 上記第2のサブネットワークが、上記第1のサブネットワークが指示した電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    と、第2のサブネットワークが上記電力を増加するかまたは減少するかについての指示とを、上記電力調整指示情報から読み取るステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 上記電力を減少するように上記第2のサブネットワークに指示する場合、調整後の上記電力を含む上記電力調整情報を第2のサブネットワーク内に送信し、一定の時間Twだけ待機した後、第2のサブネットワークの上記電力を、現在の電力から
    Figure 2008295045
    と最小許容電力Pt_minとの大きい方を減算した値に調整するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 上記電力を増加するように第2のサブネットワークに指示する場合、上記第2のサブネットワークが、第2のサブネットワークの自身の負荷状況に応じて、第2のサブネットワーク自身の電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    を取得し、自身の負荷状況マッピングの結果と第1のサブネットワークが指示した調整情報から総合に判断された結果とに基づき、上記電力を如何に調整するかを決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 上記第2のサブネットワーク自身の電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    が、予め設定されたもの、または、自サブネットワークの負荷状況を考慮して動的にマッピングされたものであることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 上記第2のサブネットワーク自身の負荷状況を考慮し、上記第1のサブネットワークが上記第2のサブネットワークに指示して増加される上記電力に合わせて、第2のサブネットワークの上記電力を減少すべきであるかまたは増加すべきであるかを判断するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 上記第2のサブネットワークが上記電力を減少すべきであると判断した場合、上記第2のサブネットワークが、調整後の上記電力を含む電力調整情報を上記第2のサブネットワーク内に送信し、一定の時間Twだけ待機した後、上記第2のサブネットワークのカバー範囲内の上記電力を、現在の電力から第2のサブネットワーク自身の電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    と最小許容電力Pt_minとの大きい方を減算した値に調整するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 上記第2のサブネットワークが上記電力を減少する必要がないと判断した場合、上記第2のサブネットワークが、上記第2のサブネットワークのカバー範囲内の上記電力を、現在の電力に
    Figure 2008295045
    と最大許容電力Pt_maxとの小さい方を加算した値に調整することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 上記負荷状況が、自サブネットワークのチャネルのビジー程度、またはサービス品質要求を満足できるかを含むことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一つに記載の方法。
  10. 負荷パラメータを量子化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 負荷パラメータを該当する電力調整ステップサイズにマッピングする処理において、サブネットワークの負荷が高いほど又は低いほど、サービス品質が悪いほど又は良いほど、それに対応する電力調整ステップサイズが長いことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 第1のサブネットワークにおいて、負荷が高いか又はサービス品質が悪い場合、上記電力を増加するように第2のサブネットワークに指示する一方、第1のサブネットワークにおいて負荷が低いか又はサービス品質が要求されるサービス品質よりはるかによい場合、上記電力を減少するように第2のサブネットワークに指示することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 第2のサブネットワークにおいて、第2のサブネットワークにおける負荷が高いか又はサービス品質が悪い場合、第2のサブネットワーク自身の上記電力を減少する一方、第2のサブネットワークにおける負荷が低いか又はサービス品質が要求されるサービス品質よりはるかによい場合、第2のサブネットワーク自身の上記電力を増加することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記無線ネットワークにおけるサブネットワークは、無線ネットワークにおける異種ネットワーク、及び/又はカバー範囲の異なるネットワーク、及び/又は同種ネットワークにおける異なるネットワークユニットであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一つに記載の方法。
  15. サブネットワークカバー範囲を決定する電力は、制御シグナリングを送信する送信電力、及び/又はデータ信号を送信する送信電力であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一つに記載の方法。
  16. 少なくとも1つのサブネットワークを含む無線ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡装置であって、
    第1のサブネットワークとしての自ネットワークにおける負荷情報を測定又は統計する負荷状態決定ユニットと、
    上記負荷状態決定ユニットが測定又は統計した負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするマッピングユニットと、
    上記電力を如何に調整するかを決定するために用いられ、マッピングされた上記電力調整ステップサイズ及び上記電力を如何に調整するかを含む電力調整指示情報を他のサブネットワークに送信するとともに、他のサブネットワークから受信した上記電力調整指示情報と、自サブネットワークのマッピング結果とに基づき、自サブネットワークの上記電力を調整すべきであるか否か、及び自サブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、自サブネットワークのカバー範囲を変更するマルチレベル電力調整指示・調整ユニットと、を備えるネットワーク負荷均衡装置。
  17. 上記マッピングユニットが、上記負荷状態決定ユニットの負荷パラメータを該当する電力調整ステップサイズにマッピングし、負荷が高いほど又は低いほど、サービス品質が悪いほど又は良いほど、それに対応する電力調整ステップサイズが長いことを特徴とする請求項16に記載のネットワーク負荷均衡装置。
  18. 上記マッピングユニットが、マッピング関係を予め設定しておくか、又は自サブネットワークの負荷状況に応じて動的にマッピングすることによって、調整後の上記電力が自サブネットワークと他のサブネットワークとの間に負荷均衡を実現できるようにし、他のサブネットワークが自サブネットワークのしきい負荷に到達するようにすることを特徴とする請求項16に記載のネットワーク負荷均衡装置。
  19. 前記無線ネットワークにおけるサブネットワークは、無線ネットワークにおける異種ネットワーク、及び/又はカバー範囲の異なるネットワーク、及び/又は同種ネットワークにおける異なるネットワークユニットであることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか一つに記載のネットワーク負荷均衡装置。
  20. サブネットワークカバー範囲を決定する電力は、制御シグナリングを送信する送信電力、及び/又はデータ信号を送信する送信電力であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか一つに記載のネットワーク負荷均衡装置。
  21. 無線ネットワークに接続される少なくとも1つのサブネットワークを含む上記無線ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡方法であって、
    無線ネットワークを介する業務負荷及びそのサービス品質ニーズを測定又は統計するステップと、
    上記少なくとも1つのサブネットワークからフィードバックされた負荷情報を受信し、フィードバックされた上記負荷情報と測定又は統計された上記業務負荷との基づき、負荷をどのサブネットワークを介してそれぞれ伝送するかを決定するステップと、
    前記決定した結果に基づいて、各サブネットワーク内で負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするステップと、
    マッピングされた電力調整ステップサイズ及び上記電力を如何に調整するかを含む電力調整指示情報を、上記少なくとも1つのサブネットワークに送信するステップと、
    上記少なくとも1つのサブネットワークが、無線ネットワークから受信した電力調整指示情報と自サブネットワークのマッピング結果とに基づき、自サブネットワークの電力を調整すべきであるか否か及び自サブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、自サブネットワークのカバー範囲を変更するステップと、を含む方法。
  22. 上記少なくとも1つのサブネットワークが、上記無線ネットワークが指示した電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    と、少なくとも1つのサブネットワークが上記電力を増加するかまたは減少するかについての指示とを、電力調整指示情報から読み取るステップをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 上記電力を減少するように上記少なくとも1つのサブネットワークに指示する場合、調整後の上記電力を含む電力調整情報を上記少なくとも1つのサブネットワーク内に送信し、一定の時間Twだけ待機した後、上記少なくとも1つのサブネットワークの電力を、現在の電力から
    Figure 2008295045
    と最小許容電力Pt_minとの大きい方を減算した値に調整するステップをさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 電力を増加するように上記少なくとも1つのサブネットワークに指示する場合、上記少なくとも1つのサブネットワークが、上記少なくとも1つのサブネットワーク自身の負荷状況に応じて、上記少なくとも1つのサブネットワーク自身の電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    と、上記電力を如何に調整するかを取得するステップをさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 上記少なくとも1つのサブネットワーク自身の上記電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    が、予め設定されたもの、または、自サブネットワークの負荷状況を考慮して動的にマッピングされたものであることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 上記少なくとも1つのサブネットワーク自身の負荷状況を考慮して、他のサブネットワークの上記電力を減少すべきであるか増加すべきであるかを判断するステップをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の。
  27. 上記少なくとも1つのサブネットワークが電力を減少すべきであると判断した場合、上記少なくとも1つのサブネットワークが、調整後の上記電力を含む電力調整情報を上記少なくとも1つのサブネットワーク内に送信し、一定の時間Twだけ待機した後、上記少なくとも1つサブネットワークのカバー範囲を決定する上記電力を、現在の電力から上記少なくとも1つのサブネットワーク自身の電力調整ステップサイズ
    Figure 2008295045
    と最小許容電力Pt_minとの大きい方を減算した値に調整するステップをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 上記少なくとも1つのサブネットワークが上記電力を減少する必要がないと判断した場合、上記少なくとも1つのサブネットワークが、上記少なくとも1つのサブネットワークのカバー範囲を決定する上記電力を、現在の電力に
    Figure 2008295045
    と最大許容電力Pt_maxとの小さい方を加算した値に調整することを特徴とする請求項26に記載の方法。
  29. 一方のサブネットワークの負荷が高いか又はサービス品質が悪い場合、当該サブネットワークの上記電力を減少すること、又は/及び周辺の他のサブネットワークの上記電力を増加することを指示する一方、上記一方のサブネットワークの負荷が低くサービス品質が要求されるサービス品質よりもはるかによい場合、前記一方のサブネットワークに上記電力を増加させること、又は/及び周辺の他のサブネットワークの上記電力を減少することを指示することを特徴とする請求項26に記載の方法。
  30. 上記負荷状況が、自サブネットワークのチャネルのビジー程度、またはサービス品質要求を満足できるかを含むことを特徴とする請求項24乃至29のいずれか一つに記載の方法。
  31. 負荷パラメータを量子化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  32. 負荷パラメータを該当する前記電力調整ステップサイズにマッピングする処理において、サブネットワークの負荷が高いほど又は低いほど、サービス品質が悪いほど又は良いほど、それに対応する電力調整ステップサイズが長いことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  33. 前記無線ネットワークにおけるサブネットワークは、無線ネットワークにおける異種ネットワーク、及び/又はカバー範囲の異なるネットワーク、及び/又は同種ネットワークにおける異なるネットワークユニットであることを特徴とする請求項21乃至29、31、及び32のいずれか一つに記載の方法。
  34. サブネットワークカバー範囲を決定する電力は、制御シグナリングを送信する送信電力、及び/又はデータ信号を送信する送信電力であることを特徴とする請求項21乃至29、31、及び32のいずれか一つに記載の方法。
  35. 前記無線ネットワークにおけるサブネットワークは、無線ネットワークにおける異種ネットワーク、及び/又はカバー範囲の異なるネットワーク、及び/又は同種ネットワークにおける異なるネットワークユニットであることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  36. サブネットワークカバー範囲を決定する電力は、制御シグナリングを送信する送信電力、及び/又はデータ信号を送信する送信電力であることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  37. 無線ネットワークに接続される少なくとも1つのサブネットワークを含む無線ネットワークに用いられるネットワーク負荷均衡装置であって、
    自サブネットワークの負荷情報を無線ネットワークに伝送する負荷フィードバックユニットと、
    上記負荷状態決定ユニットが測定又は統計した負荷パラメータを、サブネットワークカバー範囲を決定する電力の電力調整ステップサイズにマッピングするマッピングユニットと、
    上記電力を如何に調整するかを決定するために用いられ、上記少なくとも1つのサブネットワークから受信した電力調整指示情報と、上記サブネットワーク自身のマッピング結果とに基づき、他のサブネットワークの上記電力を調整すべきであるか否か、及び上記他のサブネットワークの上記電力を如何に調整するかを決定して、上記他のサブネットワークのカバー範囲を変更するマルチレベル電力調整ユニットと、
    無線ネットワークを介する全ての業務を制御し、各サブネットワークの負荷状況及びそのサービス品質に基づき各サブネットワークのカバー範囲を制御することによって、これらのサービスを各サブネットワークに割り当てるネットワーク負荷コントローラと、を備えるネットワーク負荷均衡装置。
  38. 上記マッピングユニットが、上記負荷状態決定ユニットの負荷パラメータを該当する電力調整ステップサイズにマッピングし、負荷が高いほど又は低いほど、サービス品質が悪いほど又は良いほど、それに対応する電力調整ステップサイズが長いことを特徴とする請求項37に記載のネットワーク負荷均衡装置。
  39. 上記マッピングユニットが、マッピング関係を予め設定しておくか、又は自サブネットワークの負荷状況に応じて動的にマッピングすることによって、調整後の上記電力が自サブネットワークと他のサブネットワークとの間に負荷均衡を実現できるようにし、上記他のサブネットワークが自サブネットワークのしきい負荷に到達するようにすることを特徴とする請求項37に記載のネットワーク負荷均衡装置。
  40. 前記ネットワーク負荷コントローラが、
    インターネットを介する業務負荷及びそのサービス品質を測定又は統計するネットワーク負荷状態決定ユニットと、
    各サブネットワークからフィードバックされた負荷情報、又は/及びサービス品質情報を処理し、フィードバックされた上記負荷情報及び上記業務負荷に基づき、サービス負荷をどのサブネットワークを介してそれぞれ伝送するかを決定するネットワーク負荷処理・割当ユニットと、
    上記ネットワーク負荷処理・割当ユニットの処理結果に基づき、各サブネットワーク内で負荷パラメータを該当する電力調整ステップサイズにそれぞれマッピングするネットワークマッピングユニットと、
    電力調整ステップサイズおよび如何に調整するかを指示する電力調整指示情報を、各サブネットワークにそれぞれ送信するネットワーク電力調整指示ユニットと、を備えることを特徴とする請求項37に記載のネットワーク負荷均衡装置。
  41. 前記無線ネットワークにおけるサブネットワークは、無線ネットワークにおける異種ネットワーク、及び/又はカバー範囲の異なるネットワーク、及び/又は同種ネットワークにおける異なるネットワークユニットであることを特徴とする請求項37乃至40のいずれか一つに記載のネットワーク負荷均衡装置。
  42. サブネットワークカバー範囲を決定する電力は、制御シグナリングを送信する送信電力、及び/又はデータ信号を送信する送信電力であることを特徴とする請求項37乃至40のいずれか一つに記載のネットワーク負荷均衡装置。
JP2008133327A 2007-05-22 2008-05-21 無線ネットワークにおいて負荷均衡を実現する方法及び装置 Active JP5342807B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200710105067.1 2007-05-22
CN200710105067.1A CN101312550B (zh) 2007-05-22 2007-05-22 在混合网络中实现载荷均衡的方法和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008295045A true JP2008295045A (ja) 2008-12-04
JP5342807B2 JP5342807B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=40100940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008133327A Active JP5342807B2 (ja) 2007-05-22 2008-05-21 無線ネットワークにおいて負荷均衡を実現する方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5342807B2 (ja)
CN (1) CN101312550B (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010074033A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 日本電気株式会社 通信システム、フェムトセル用基地局、認証装置、通信方法及び記録媒体
JP2013500641A (ja) * 2009-07-24 2013-01-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド ビーコン送信電力方式
JP2013504906A (ja) * 2009-09-10 2013-02-07 アルカテル−ルーセント 基地局、方法、およびコンピュータ・プログラム製品
JP2013538519A (ja) * 2010-08-23 2013-10-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド フェムトセル動作のための近隣エージェント・ベースの帯域外通信
WO2014017155A1 (ja) * 2012-07-27 2014-01-30 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システムおよび無線基地局
JP2014022847A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 無線基地局装置、無線端末装置、無線通信装置、通信制御方法および通信制御プログラム
WO2014041661A1 (ja) * 2012-09-13 2014-03-20 富士通株式会社 無線通信システム、基地局装置及び端末装置
JP2014534742A (ja) * 2011-10-28 2014-12-18 クアルコム,インコーポレイテッド フェムトセルネットワークにおける電力を較正するための方法および装置
JP2015511094A (ja) * 2012-03-21 2015-04-13 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 送信電力を決定するための方法および装置
CN108024389A (zh) * 2016-10-28 2018-05-11 三星电子株式会社 内容输出装置及其控制方法
CN110519851A (zh) * 2017-03-23 2019-11-29 展讯通信(上海)有限公司 调整tbtt的方法及装置
CN111225392A (zh) * 2018-11-27 2020-06-02 中国移动通信集团辽宁有限公司 小区负荷均衡方法、装置、设备及计算机存储介质
CN113347662A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 中国移动通信集团浙江有限公司 负载均衡方法、装置、计算设备及计算机存储介质

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102625321B (zh) * 2011-01-26 2016-04-13 中兴通讯股份有限公司 家用基站组网系统及方法
CN103096417A (zh) * 2011-11-01 2013-05-08 财团法人资讯工业策进会 毫微型基站及其资源控制方法
CN103582019B (zh) * 2012-08-06 2016-06-08 启碁科技股份有限公司 无线通信装置中载量平衡的方法及无线通信装置和系统
US20150109997A1 (en) * 2013-10-21 2015-04-23 Alexander Sirotkin Apparatus, system and method of interfacing between a cellular manager and a wlan access device
CN104601252A (zh) * 2013-10-30 2015-05-06 中兴通讯股份有限公司 一种固定无线终端抗干扰的方法及装置
CN105915463A (zh) * 2016-06-06 2016-08-31 东软集团股份有限公司 拥塞控制方法和装置
CN109981152B (zh) * 2017-12-28 2020-12-01 华为技术有限公司 一种功率分配方法及设备
CN113869771B (zh) * 2021-10-12 2024-04-19 浙江大学 基于局域疲劳载荷均衡的海上风电场功率调度方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244161A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Ntt Comware Corp 無線lanシステム用接続装置、無線lan接続方法、無線lanシステム用プログラム、及び無線lanシステム用記録媒体
JP2004129161A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、移動通信方法、制御局、基地局及び移動局
WO2005025261A1 (ja) * 2003-08-29 2005-03-17 Fujitsu Limited ダイナミックトラフィック制御方法及びその装置
WO2005069519A1 (en) * 2004-01-08 2005-07-28 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and apparatus for optimizing the performance of access points
WO2006088340A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for handoff between mobile communication network and wireless local area network
JP2007124300A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Kyocera Corp 無線通信方法及び無線基地局装置並びに無線通信システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1146169C (zh) * 2000-11-28 2004-04-14 华为技术有限公司 码分多址通信系统中同频小区间负载平衡方法及控制系统
CN1778124A (zh) * 2003-02-24 2006-05-24 奥托塞尔实验室公司 无线网络中的信道选择系统和方法
US7162250B2 (en) * 2003-05-16 2007-01-09 International Business Machines Corporation Method and apparatus for load sharing in wireless access networks based on dynamic transmission power adjustment of access points
CN1957624A (zh) * 2004-01-08 2007-05-02 美商内数位科技公司 无线局域网络的无线资源管理
WO2005072384A2 (en) * 2004-01-27 2005-08-11 Telcordia Technologies,Inc. Method and systems for dynamic automatic optimization of cdma network parameters
CN100456702C (zh) * 2006-09-27 2009-01-28 北京航空航天大学 网络资源负载均衡方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244161A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Ntt Comware Corp 無線lanシステム用接続装置、無線lan接続方法、無線lanシステム用プログラム、及び無線lanシステム用記録媒体
JP2004129161A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、移動通信方法、制御局、基地局及び移動局
WO2005025261A1 (ja) * 2003-08-29 2005-03-17 Fujitsu Limited ダイナミックトラフィック制御方法及びその装置
WO2005069519A1 (en) * 2004-01-08 2005-07-28 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and apparatus for optimizing the performance of access points
WO2006088340A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for handoff between mobile communication network and wireless local area network
JP2007124300A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Kyocera Corp 無線通信方法及び無線基地局装置並びに無線通信システム

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010074033A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 日本電気株式会社 通信システム、フェムトセル用基地局、認証装置、通信方法及び記録媒体
US8699416B2 (en) 2008-12-26 2014-04-15 Nec Corporation Communication system, femto-cell base station, authentication device, communication method, and memory medium
US9301264B2 (en) 2009-07-24 2016-03-29 Qualcomm Incorporated Beacon transmit power schemes
JP2013500641A (ja) * 2009-07-24 2013-01-07 クゥアルコム・インコーポレイテッド ビーコン送信電力方式
JP2013504906A (ja) * 2009-09-10 2013-02-07 アルカテル−ルーセント 基地局、方法、およびコンピュータ・プログラム製品
JP2013538519A (ja) * 2010-08-23 2013-10-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド フェムトセル動作のための近隣エージェント・ベースの帯域外通信
US9125134B2 (en) 2010-08-23 2015-09-01 Qualcomm Incorporated Proximity agent based out of band communication for femtocell operation
US10142848B2 (en) 2011-10-28 2018-11-27 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for calibrating power in femtocell networks
JP2016167887A (ja) * 2011-10-28 2016-09-15 クアルコム,インコーポレイテッド フェムトセルネットワークにおける電力を較正するための方法および装置
JP2014534742A (ja) * 2011-10-28 2014-12-18 クアルコム,インコーポレイテッド フェムトセルネットワークにおける電力を較正するための方法および装置
JP2015511094A (ja) * 2012-03-21 2015-04-13 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 送信電力を決定するための方法および装置
US9363762B2 (en) 2012-03-21 2016-06-07 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and device for determining transmission power
JP2014022847A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 無線基地局装置、無線端末装置、無線通信装置、通信制御方法および通信制御プログラム
JP5798686B2 (ja) * 2012-07-27 2015-10-21 株式会社Nttドコモ 無線通信システムおよび無線基地局
WO2014017155A1 (ja) * 2012-07-27 2014-01-30 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システムおよび無線基地局
WO2014041661A1 (ja) * 2012-09-13 2014-03-20 富士通株式会社 無線通信システム、基地局装置及び端末装置
CN108024389A (zh) * 2016-10-28 2018-05-11 三星电子株式会社 内容输出装置及其控制方法
CN108024389B (zh) * 2016-10-28 2023-10-31 三星电子株式会社 内容输出装置及其控制方法
CN110519851A (zh) * 2017-03-23 2019-11-29 展讯通信(上海)有限公司 调整tbtt的方法及装置
CN111225392A (zh) * 2018-11-27 2020-06-02 中国移动通信集团辽宁有限公司 小区负荷均衡方法、装置、设备及计算机存储介质
CN111225392B (zh) * 2018-11-27 2023-12-15 中国移动通信集团辽宁有限公司 小区负荷均衡方法、装置、设备及计算机存储介质
CN113347662A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 中国移动通信集团浙江有限公司 负载均衡方法、装置、计算设备及计算机存储介质
CN113347662B (zh) * 2020-02-18 2022-09-27 中国移动通信集团浙江有限公司 负载均衡方法、装置、计算设备及计算机存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
CN101312550A (zh) 2008-11-26
JP5342807B2 (ja) 2013-11-13
CN101312550B (zh) 2016-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5342807B2 (ja) 無線ネットワークにおいて負荷均衡を実現する方法及び装置
TWI327036B (en) Load balancing apparatus and method in wireless network hotspots
JP4382348B2 (ja) マルチセルネットワークにおけるサービスプライオリティ
JP4904051B2 (ja) 共用無線チャネル上の負荷分散
RU2277762C2 (ru) Управление радиоресурсами
KR101475748B1 (ko) 무선 통신 장치 및 리소스 할당의 제어 방법
Hagos et al. Study on performance-centric offload strategies for LTE networks
JPH0723042A (ja) 無線ローカル・エリア・ネットワークにおけるノードの接続を維持する方法および装置
JP2010509831A (ja) 基本サービスセットの動的割当
TW200926845A (en) Resource scaling in wireless communication systems
WO2012130045A1 (zh) 多网接入系统和多模无线终端
JP6203548B2 (ja) 複数の無線ベアラにアクセスする方法及び装置
WO2014198197A1 (zh) 无线通信系统中的装置、方法和用户设备
WO2001093621A1 (fr) Systeme de communication radio et appareil terminal de communication mis en oeuvre dans un tel systeme
GB2452794A (en) Base station having means for indicating its data capacity
CN1980167A (zh) 分组联合方法、程序和装置
TW202245510A (zh) 發現和選擇中繼使用者設備的方法及使用者設備
KR20140117830A (ko) 중첩된 무선네트워크 환경에서 모바일 데이터의 전송속도를 향상하기 위한 복수개 셀 선택 및 데이터 분산 전송 방법
US20130190030A1 (en) A Method of Allocating Resources in a Radio Access Network (RAN) Shared by Different Network Operators
JP6315894B2 (ja) 複数の無線ベアラにアクセスする方法及び装置
US8548461B2 (en) Device roaming in hybrid Wi-Fi/wireline and multi-AP networks
US8412225B1 (en) Multi-carrier load balancing scheme for voice and data
Cheng et al. IPv6-based dynamic coordinated call admission control mechanism over integrated wireless networks
JP6302625B2 (ja) 複数の無線ベアラにアクセスする方法及び装置
Subburayalu et al. Dynamic load balancing across multi-radio access bearers in 5G

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5342807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250