JP2008293523A - 画像管理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 スキャナ入力文書を指定のフォルダに格納する際のユーザー操作を簡略化し、適切な文書管理を行うために自動配信機能の導入を図る。
【解決手段】 自動配信機能を用いる時、ユーザーは配信先として配信先自動選択フォルダ104を選択してスキャナ20から原稿文書(文書上の所定領域に配信先フォルダ情報が付与されている)の入力を行う。入力された文書画像ファイルは配信処理部102を介して、一旦配信先自動選択フォルダへ保存する。保存された画像に付与された配信先フォルダは、OCR処理部105を通しテキストデータとして認識され、認識結果を配信先として再び画像データファイルを配信処理部へ送り、配信先フォルダ103へ再配信する。又、スキャナ20が複数枚原稿の連続読取モードで動作する場合に適応した自動配信を可能とする手順を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 自動配信機能を用いる時、ユーザーは配信先として配信先自動選択フォルダ104を選択してスキャナ20から原稿文書(文書上の所定領域に配信先フォルダ情報が付与されている)の入力を行う。入力された文書画像ファイルは配信処理部102を介して、一旦配信先自動選択フォルダへ保存する。保存された画像に付与された配信先フォルダは、OCR処理部105を通しテキストデータとして認識され、認識結果を配信先として再び画像データファイルを配信処理部へ送り、配信先フォルダ103へ再配信する。又、スキャナ20が複数枚原稿の連続読取モードで動作する場合に適応した自動配信を可能とする手順を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スキャナ(原稿読取装置)入力文書の管理に関し、より特定すると、スキャナにより読み取った文書画像を文書蓄積サーバー内の指定のフォルダに配信する際に、配信を自動化するための手段を備えた画像管理装置、該画像管理装置において自動配信を実行するためのコンピュータプログラム及び該コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来からスキャナ(原稿読取装置)で読み取った文書画像を大容量の記憶手段に蓄積し、蓄積文書のデータベースを構築して、文書を管理するシステムが知られている。
このような文書管理システムとして、例えば、下記特許文献1,2を例示することができる。
このような文書管理システムとして、例えば、下記特許文献1,2を例示することができる。
特許文献1(文書管理システム)には、概略次の構成のシステムが示されている。文書をスキャナで読取り、読取ったイメージデータをOCR部でコードデータ(OCRデータ)に変換する。システム全体を制御する処理部は、イメージデータとこれに関連するOCRデータをあわせて文書データベースに記憶する。ユーザーは、入力部より、検索ワード(OCRデータを含むワード)を入力することによって、該当するデータのイメージデータを文書データベースから検索することができる。
特許文献2(光ディスク自動ファイリング方式および帳票データ管理装置)には、概略次の構成のシステムが示されている。帳票の画像を光学的に読取り、読取りデータを処理するOCRスキャナ部で、読み取った帳票画像に対し文字認識を行い、認識された文字データをコード変換し検索タイトルとして抽出し、一方、OCRスキャナ部で生成したデータを受け取るファイリング装置では、受け取った検索タイトル及び検索タイトルと対応付けられた文字以外のイメージデータをそれぞれのデータ保管場所(光ディスクなど)に登録し、帳票データを管理可能とする。
特許文献2(光ディスク自動ファイリング方式および帳票データ管理装置)には、概略次の構成のシステムが示されている。帳票の画像を光学的に読取り、読取りデータを処理するOCRスキャナ部で、読み取った帳票画像に対し文字認識を行い、認識された文字データをコード変換し検索タイトルとして抽出し、一方、OCRスキャナ部で生成したデータを受け取るファイリング装置では、受け取った検索タイトル及び検索タイトルと対応付けられた文字以外のイメージデータをそれぞれのデータ保管場所(光ディスクなど)に登録し、帳票データを管理可能とする。
ところで、原稿読取装置で読み取った文書画像を大容量の記憶手段に蓄積する際に、蓄積文書のデータベースをフォルダ構成により構築する場合がある。このようなシステムでは、原稿読取装置からの入力文書を指定のフォルダに格納する際に、従来からの方式では、文書読取り時にユーザーが配信先のフォルダを指定する入力操作を行う必要がある。また、この操作は、一つの文書に対して配信先を一つしか指定できないので、複数のフォルダに格納する場合には、配信先を変えるたびに配信先を指定し直す必要があり、例えば、10文書を10の配信先へ配信したい場合、ユーザーは「配信先の指定」と「読取」のための操作をそれぞれ10回ずつ行う必要があり、ユーザーにとって大変手間がかかる方法によらなければならない。
なお、上記特許文献1,2に示した文書管理システムでは、いずれも、読み取った文書画像に対しOCR処理を行い、OCR処理により得られた文字情報を蓄積文書に関連付けて管理情報として登録し、この文字情報を用いて蓄積文書の検索を可能にするとしており、OCR処理によって検索用のデータ(検索タイトルなど)をキー入力により行う場合の手間を省くことを意図したものである。
なお、上記特許文献1,2に示した文書管理システムでは、いずれも、読み取った文書画像に対しOCR処理を行い、OCR処理により得られた文字情報を蓄積文書に関連付けて管理情報として登録し、この文字情報を用いて蓄積文書の検索を可能にするとしており、OCR処理によって検索用のデータ(検索タイトルなど)をキー入力により行う場合の手間を省くことを意図したものである。
しかしながら、上記特許文献1,2はいずれも検索用のデータの入力を自動化することを意識したもので、原稿読取装置からの入力文書を指定のフォルダに格納する際に、ユーザーが「配信先の指定」と「読取」のために行っていた上記した手間のかかる操作を解消することをねらいとするものではない。従って、原稿読取装置からの入力文書を指定のフォルダに格納する際の配信の自動化に対する期待に応えることができない。
本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、原稿読取装置からの入力文書を指定のフォルダに格納する際の配信の自動化により手間のかかるユーザー操作を無くし、適切な文書管理を行うことを可能にするための手段を備えた画像管理装置、該画像管理装置において自動配信を実行するためのコンピュータプログラム及び該コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、原稿読取装置からの入力文書を指定のフォルダに格納する際の配信の自動化により手間のかかるユーザー操作を無くし、適切な文書管理を行うことを可能にするための手段を備えた画像管理装置、該画像管理装置において自動配信を実行するためのコンピュータプログラム及び該コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
請求項1の発明は、複数枚の原稿画像からなる文書画像をネットワークを介して一度に複数受け付け、各文書画像を異なる配信先に格納させる画像管理装置であって、前記各文書画像と共に該各文書画像の配信先を指示するための指定画像を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた画像が指定画像であるか文書画像であるかを判別する判別手段と、前記判別手段により指定画像であると判別された場合には、該指定画像に基づいて文書画像の配信先を特定する特定手段とを備え、前記ネットワークを介して一度に複数受け付けた文書画像の各々の配信先を前記特定手段により特定し、各文書画像を異なる配信先に格納させることを特徴とする画像管理装置である。
請求項2の発明は、前記特定手段で配信先を特定できなかった場合には、各文書画像を所定の配信先に格納させることを特徴とする請求項1記載の画像管理装置である。
請求項3の発明は、複数枚の原稿画像からなる文書画像をネットワークを介して一度に複数受け付け、各文書画像を異なる配信先に格納させるプログラムであって、前記各文書画像と共に該各文書画像の配信先を指示するための指定画像を受け付ける処理と、前記受け付けた画像が指定画像であるか文書画像であるかを判別する処理と、前記指定画像であると判別された場合には、該指定画像に基づいて文書画像の配信先を特定する処理と、前記ネットワークを介して一度に複数受け付けた文書画像の各々の配信先を前記指定画像により特定し、各文書画像を異なる配信先に格納させる処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項4の発明は、前記配信先を特定できなかった場合には、各文書画像を所定の配信先に格納させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項3記載のプログラムである。
請求項5の発明は、請求項3または4に記載されたプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
請求項2の発明は、前記特定手段で配信先を特定できなかった場合には、各文書画像を所定の配信先に格納させることを特徴とする請求項1記載の画像管理装置である。
請求項3の発明は、複数枚の原稿画像からなる文書画像をネットワークを介して一度に複数受け付け、各文書画像を異なる配信先に格納させるプログラムであって、前記各文書画像と共に該各文書画像の配信先を指示するための指定画像を受け付ける処理と、前記受け付けた画像が指定画像であるか文書画像であるかを判別する処理と、前記指定画像であると判別された場合には、該指定画像に基づいて文書画像の配信先を特定する処理と、前記ネットワークを介して一度に複数受け付けた文書画像の各々の配信先を前記指定画像により特定し、各文書画像を異なる配信先に格納させる処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項4の発明は、前記配信先を特定できなかった場合には、各文書画像を所定の配信先に格納させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項3記載のプログラムである。
請求項5の発明は、請求項3または4に記載されたプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
原稿読取装置からの入力文書を指定のフォルダに格納する際の配信の自動化により、手間のかかるユーザー操作を無くして異なる文書を異なる配信先に格納することができ、適切な画像管理を行うことができる。
本発明を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明する。
画像管理装置に係わる実施形態として、ここでは原稿読取装置と文書蓄積サーバーをネットワーク接続し、文書蓄積サーバー内に原稿読取装置からの入力文書を自動配信する機能を備える装置構成を例示する。
図1は、本発明の実施形態に係わる画像管理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の画像管理装置は、文書蓄積サーバー10、原稿読取装置(スキャナ)20、クライアントコンピュータ30を装置要素とし、これらをネットワーク50に接続することにより装置を構成する。
図1に示す画像管理装置では、装置に入力される文書を文書蓄積サーバー10の文書管理データベース102に蓄積し、クライアントコンピュータ30からの取得要求により蓄積文書を供給する。文書蓄積サーバー10は、配信処理部101を有し、配信処理部101を介して、入力装置の一つである原稿読取装置20から配信先を指定して送られて来る文書を受け入れ、文書管理データベース102の配信先フォルダ103に蓄積し、蓄積された文書を管理し、クライアントコンピュータ30からの取得要求に応える。また、本発明に特有の自動配信機能(スキャン画像データの蓄積フォルダへの自動配信機能)を実現するために、文書蓄積サーバー10には、OCR処理部105と、文書管理データベース102内に配信先自動選択フォルダ104を備える。
画像管理装置に係わる実施形態として、ここでは原稿読取装置と文書蓄積サーバーをネットワーク接続し、文書蓄積サーバー内に原稿読取装置からの入力文書を自動配信する機能を備える装置構成を例示する。
図1は、本発明の実施形態に係わる画像管理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の画像管理装置は、文書蓄積サーバー10、原稿読取装置(スキャナ)20、クライアントコンピュータ30を装置要素とし、これらをネットワーク50に接続することにより装置を構成する。
図1に示す画像管理装置では、装置に入力される文書を文書蓄積サーバー10の文書管理データベース102に蓄積し、クライアントコンピュータ30からの取得要求により蓄積文書を供給する。文書蓄積サーバー10は、配信処理部101を有し、配信処理部101を介して、入力装置の一つである原稿読取装置20から配信先を指定して送られて来る文書を受け入れ、文書管理データベース102の配信先フォルダ103に蓄積し、蓄積された文書を管理し、クライアントコンピュータ30からの取得要求に応える。また、本発明に特有の自動配信機能(スキャン画像データの蓄積フォルダへの自動配信機能)を実現するために、文書蓄積サーバー10には、OCR処理部105と、文書管理データベース102内に配信先自動選択フォルダ104を備える。
この画像管理装置における自動配信機能は、原稿読取装置20からの入力文書を文書蓄積サーバー10内に構築する文書管理データベースの指定フォルダに配信するためのもので、自動配信機能を動作させるためには、その指示を必要とする。具体的には、原稿を原稿読取装置20にセットし処理動作を開始するときに、自動配信の対象とする原稿とするか否かをユーザーが指示することにより実施する方法を採用する。例えば、原稿読取装置20の操作パネルに対話方式の入力操作部を備え、そこで原稿読取文書を自動配信するか、蓄積すべきフォルダを指定して配信するかを選択するキー操作を行うことにより指示する。なお、他の例として、原稿読取装置20の操作パネルのキー操作による指示と同等の機能を、文書蓄積サーバー10側が持つ自動配信機能による後述するOCR処理で行うようにすることも可能であるが、ここでは、原稿読取装置20側のキー操作により、自動配信を指示する方法による。
また、自動配信を選択する場合、配信先フォルダを指定する必要がある。本発明では、配信先フォルダの指定を、原稿文書にフォルダ情報を記載しておく方法をとり、装置側では文書に記された文字等で表現されたフォルダ情報から配信先フォルダを認識することにより、装置の動作条件として取り込む。本実施形態では、この配信先フォルダを認識する処理を、スキャナ読取文書に対するOCR処理により実施する。ここでは、このOCR処理による認識を正確かつ効率よく行うために、原稿文書の特定の領域(ここでは、矩形領域とする)を定め、そこにフォルダ識別情報を表す文字等を記載する。従って、自動配信を選択してスキャナ入力される原稿文書には、原則として文書の特定の領域には、予め配信先フォルダの識別情報が示されている。
また、自動配信を選択する場合、配信先フォルダを指定する必要がある。本発明では、配信先フォルダの指定を、原稿文書にフォルダ情報を記載しておく方法をとり、装置側では文書に記された文字等で表現されたフォルダ情報から配信先フォルダを認識することにより、装置の動作条件として取り込む。本実施形態では、この配信先フォルダを認識する処理を、スキャナ読取文書に対するOCR処理により実施する。ここでは、このOCR処理による認識を正確かつ効率よく行うために、原稿文書の特定の領域(ここでは、矩形領域とする)を定め、そこにフォルダ識別情報を表す文字等を記載する。従って、自動配信を選択してスキャナ入力される原稿文書には、原則として文書の特定の領域には、予め配信先フォルダの識別情報が示されている。
次に、上記画像管理装置(図1)における自動配信機能に係わる実施形態を下記[実施形態1]〜「実施形態3」に詳細に説明する。
「実施形態1」
本実施形態は、配信先を指定するフォルダ情報を原稿文書に記載し、スキャナにより読取った原稿文書に対するOCR処理により配信先フォルダを認識し(テキスト情報として)、認識したフォルダへの配信処理を実現する基本的な自動配信機能を示すものである。
図2は、本実施形態における自動配信機能の動作時の配信処理フローを示す図である。なお、図2に示す配信処理によるデータのフローは、図1の装置ブロック図の矢印(破線)にて示す。
図2を参照して実施装置における本実施形態の自動配信機能による配信処理を説明すると、先ず、ユーザーが原稿読取装置(スキャナ)20の操作パネルのキー操作を行って自動配信を選択し、原稿をスキャナ20にセットした後にスタートボタンを押すと、スキャナ20が読み取り動作を開始し、読み取った文書画像(画像データファイル)をネットワーク経由で文書蓄積サーバー10の配信処理部101に送信する(Step11)。なお、このときにユーザーにより行われる自動配信の選択操作は、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104を指定して配信する指示を行うことに相当する(自動配信を選択しない場合には、特定の配信先フォルダ103を指定する入力操作を行うことになる)。また、スキャナ20はADF(自動原稿搬送装置)を装備しており、原稿トレイに複数枚の原稿を受け入れ、受け入れた複数枚の原稿を自動で連続して(一度の動作で)読み取ることが可能である。連続モードで読み取る場合に、特定の配信先フォルダ103を指定した場合には、セットした複数枚の原稿全てがそのフォルダに配信されるが、自動配信を選択した場合には、各原稿文書の特定の領域に記載されたそれぞれの配信先フォルダに、以下の処理フローに従って自動配信する。
「実施形態1」
本実施形態は、配信先を指定するフォルダ情報を原稿文書に記載し、スキャナにより読取った原稿文書に対するOCR処理により配信先フォルダを認識し(テキスト情報として)、認識したフォルダへの配信処理を実現する基本的な自動配信機能を示すものである。
図2は、本実施形態における自動配信機能の動作時の配信処理フローを示す図である。なお、図2に示す配信処理によるデータのフローは、図1の装置ブロック図の矢印(破線)にて示す。
図2を参照して実施装置における本実施形態の自動配信機能による配信処理を説明すると、先ず、ユーザーが原稿読取装置(スキャナ)20の操作パネルのキー操作を行って自動配信を選択し、原稿をスキャナ20にセットした後にスタートボタンを押すと、スキャナ20が読み取り動作を開始し、読み取った文書画像(画像データファイル)をネットワーク経由で文書蓄積サーバー10の配信処理部101に送信する(Step11)。なお、このときにユーザーにより行われる自動配信の選択操作は、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104を指定して配信する指示を行うことに相当する(自動配信を選択しない場合には、特定の配信先フォルダ103を指定する入力操作を行うことになる)。また、スキャナ20はADF(自動原稿搬送装置)を装備しており、原稿トレイに複数枚の原稿を受け入れ、受け入れた複数枚の原稿を自動で連続して(一度の動作で)読み取ることが可能である。連続モードで読み取る場合に、特定の配信先フォルダ103を指定した場合には、セットした複数枚の原稿全てがそのフォルダに配信されるが、自動配信を選択した場合には、各原稿文書の特定の領域に記載されたそれぞれの配信先フォルダに、以下の処理フローに従って自動配信する。
次に、文書蓄積サーバー10の配信処理部101は、Step11の処理によりスキャナ20から配信先フォルダを指定して送信されてくる蓄積要求を受け取る(Step12)。配信処理部101は、受け取った蓄積要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダに画像データファイルを配信し、格納する。即ち、スキャナ20の操作入力による指定が、特定のフォルダである場合には直ちにそこに指定された配信先フォルダ103に、他方、自動配信である場合には配信先自動選択フォルダ104に一旦格納する(Step13)。
この後、自動配信の対象として一旦配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルに対する自動配信処理を以下の手順で行う。
自動配信処理は、配信先自動選択フォルダ104に対象とするファイルがあることを確認し(Step14−yes)、ファイルごとに自動配信のために必要となる一連の処理ステップを実行していく。その処理ステップの始めに、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行う(Step15)。
このOCR処理では、原稿文書(スキャナ読取画像)の特定の矩形領域を切り出し、そこに配信先フォルダを指定するために予め記されることになっている文字等の認識処理を行う。このOCR処理による認識結果は、テキストデータの形式で得られるようにしておき、こうして得られたデータを配信先のフォルダ情報を表すデータとして用いる。
この後、自動配信の対象として一旦配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルに対する自動配信処理を以下の手順で行う。
自動配信処理は、配信先自動選択フォルダ104に対象とするファイルがあることを確認し(Step14−yes)、ファイルごとに自動配信のために必要となる一連の処理ステップを実行していく。その処理ステップの始めに、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行う(Step15)。
このOCR処理では、原稿文書(スキャナ読取画像)の特定の矩形領域を切り出し、そこに配信先フォルダを指定するために予め記されることになっている文字等の認識処理を行う。このOCR処理による認識結果は、テキストデータの形式で得られるようにしておき、こうして得られたデータを配信先のフォルダ情報を表すデータとして用いる。
本例の処理フローによれば、次いで、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味し、その結果、配信先が特定できたか、否かをチェックする(Step16)。ここで、配信先が特定できた場合には、OCR処理により抽出されたテキストデータを配信先として設定する(Step17)。
この後、配信先が設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101へ送られ、これを受け取る配信処理部101は、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、受け取った要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダ(OCR処理を経て設定し直された配信先)103に画像データファイルを配信し、格納する(Step19)。
一方、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味した結果、配信先が特定できなかった場合には(Step16−NO)、予め配信先フォルダ103の一つとして用意しておいた未転送フォルダを配信先として設定する(Step18)。なお、未転送フォルダを設けた理由は、OCR処理による認識率は完全ではないので、認識結果から配信先が特定できない場合が生じる可能性があり、このような場合を想定して配信先が特定できないファイルを一旦格納し、その後の対応を可能にするためである。
配信先を未転送フォルダに設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101を経由して、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、設定された未転送フォルダに配信、格納される(Step19)。
Step14〜Step19の処理ステップは、自動配信の対象として配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データ(原稿文書)ファイルの全てに行うので、対象となる一枚のファイルに対する処理後に、Step14に戻して、次のファイルの処理を行う。ファイルがなければ(Step14−NO)、本フローの処理を終了する。
この後、配信先が設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101へ送られ、これを受け取る配信処理部101は、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、受け取った要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダ(OCR処理を経て設定し直された配信先)103に画像データファイルを配信し、格納する(Step19)。
一方、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味した結果、配信先が特定できなかった場合には(Step16−NO)、予め配信先フォルダ103の一つとして用意しておいた未転送フォルダを配信先として設定する(Step18)。なお、未転送フォルダを設けた理由は、OCR処理による認識率は完全ではないので、認識結果から配信先が特定できない場合が生じる可能性があり、このような場合を想定して配信先が特定できないファイルを一旦格納し、その後の対応を可能にするためである。
配信先を未転送フォルダに設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101を経由して、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、設定された未転送フォルダに配信、格納される(Step19)。
Step14〜Step19の処理ステップは、自動配信の対象として配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データ(原稿文書)ファイルの全てに行うので、対象となる一枚のファイルに対する処理後に、Step14に戻して、次のファイルの処理を行う。ファイルがなければ(Step14−NO)、本フローの処理を終了する。
「実施形態2」
本実施形態は、配信先を指定するフォルダ情報を原稿文書に記載し、スキャナにより読取った原稿文書に対するOCR処理によりテキスト情報として認識した配信先フォルダへの配信処理を実現するという点で上記「実施形態1」と同様であるが、本実施形態では、1文書が複数枚の原稿からなる場合に、先頭の原稿に対する自動配信の指定のみで、複数枚からなる文書全体に対して指定の配信を行うことを意図するものである。
図3は、本実施形態における自動配信機能の動作時の配信処理フローを示す図である。なお、本例の配信処理によるデータのフローは、図1の装置ブロック図の矢印(破線)にて示す。
図3を参照して実施装置における本実施形態の自動配信機能による配信処理を説明すると、先ず、ユーザーが原稿読取装置(スキャナ)20の操作パネルのキー操作を行って自動配信を選択し、原稿をスキャナ20にセットした後にスタートボタンを押すと、スキャナ20が読み取り動作を開始し、読み取った文書画像(画像データファイル)をネットワーク経由で文書蓄積サーバー10の配信処理部101に送信する(Step21)。なお、このときにユーザーにより行われる自動配信の選択操作は、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104を指定して配信する指示を行うことに相当する(自動配信を選択しない場合には、特定の配信先フォルダ103を指定する入力操作を行うことになる)。また、スキャナ20はADF(自動原稿搬送装置)を装備しており、原稿トレイに複数枚の原稿を受け入れ、受け入れた複数枚の原稿を自動で連続して(一度の動作で)読み取ることが可能である。連続モードを用いる場合には、連続モードで読み取る複数枚の原稿の全体を一つの文書とみなして扱うようにするので、先頭の画像データ(文書原稿)に対して自動配信を選択したときには、一つの文書として扱われる複数枚の原稿から読み取られた各々の画像データ(文書原稿)に対して自動配信の設定をして、配信処理部101に送信する。
本実施形態は、配信先を指定するフォルダ情報を原稿文書に記載し、スキャナにより読取った原稿文書に対するOCR処理によりテキスト情報として認識した配信先フォルダへの配信処理を実現するという点で上記「実施形態1」と同様であるが、本実施形態では、1文書が複数枚の原稿からなる場合に、先頭の原稿に対する自動配信の指定のみで、複数枚からなる文書全体に対して指定の配信を行うことを意図するものである。
図3は、本実施形態における自動配信機能の動作時の配信処理フローを示す図である。なお、本例の配信処理によるデータのフローは、図1の装置ブロック図の矢印(破線)にて示す。
図3を参照して実施装置における本実施形態の自動配信機能による配信処理を説明すると、先ず、ユーザーが原稿読取装置(スキャナ)20の操作パネルのキー操作を行って自動配信を選択し、原稿をスキャナ20にセットした後にスタートボタンを押すと、スキャナ20が読み取り動作を開始し、読み取った文書画像(画像データファイル)をネットワーク経由で文書蓄積サーバー10の配信処理部101に送信する(Step21)。なお、このときにユーザーにより行われる自動配信の選択操作は、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104を指定して配信する指示を行うことに相当する(自動配信を選択しない場合には、特定の配信先フォルダ103を指定する入力操作を行うことになる)。また、スキャナ20はADF(自動原稿搬送装置)を装備しており、原稿トレイに複数枚の原稿を受け入れ、受け入れた複数枚の原稿を自動で連続して(一度の動作で)読み取ることが可能である。連続モードを用いる場合には、連続モードで読み取る複数枚の原稿の全体を一つの文書とみなして扱うようにするので、先頭の画像データ(文書原稿)に対して自動配信を選択したときには、一つの文書として扱われる複数枚の原稿から読み取られた各々の画像データ(文書原稿)に対して自動配信の設定をして、配信処理部101に送信する。
次に、文書蓄積サーバー10の配信処理部101は、Step21の処理によりスキャナ20から複数枚の原稿を一つの文書とみなし自動配信の設定をして、送信されてくる蓄積要求を受け取る(Step22)。配信処理部101は、受け取った蓄積要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダに画像データファイルを配信し、格納する。ここでは、一つの文書とみなされた複数枚の原稿から読み取られた各々の画像データ(文書原稿)に対して自動配信、即ち、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104が指定されているので、このフォルダに一旦格納する(Step23)。
この後、自動配信の対象として一旦配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルに対する自動配信処理を以下の手順で行う。
自動配信処理は、配信先自動選択フォルダ104に対象とするファイルがあることを確認し(Step24−yes)、ファイルごとに自動配信のために必要となる一連の処理ステップを実行していく。
この自動配信処理ステップの始めに、配信先フォルダのデフォルト設定を行う(Step25)。これは、複数枚の原稿からなる一つの文書の先頭の画像データのみに自動配信先のフォルダを指示するだけで2枚目以降の原稿に対する指示を省略できるような処理を可能にするために必要な処理であり、デフォルト配信先フォルダとして、前回のファイルに対して設定したフォルダを設定する。
この後、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行うが、本実施形態では先頭の画像データのみにOCR処理を適用すればよいので、処理に先立ち、OCR処理の対象画像であるか否かをチェックし(Step26)、処理を分岐する。
OCR処理の対象画像である場合(Step26−yes)、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行う(Step27)。このOCR処理では、原稿文書(スキャナ読取画像)の特定の矩形領域を切り出し、そこに配信先フォルダを指定するために予め記されることになっている文字等の認識処理を行う。このOCR処理による認識結果は、配信先のフォルダ情報をテキストデータ形式のデータとして得る。
この後、自動配信の対象として一旦配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルに対する自動配信処理を以下の手順で行う。
自動配信処理は、配信先自動選択フォルダ104に対象とするファイルがあることを確認し(Step24−yes)、ファイルごとに自動配信のために必要となる一連の処理ステップを実行していく。
この自動配信処理ステップの始めに、配信先フォルダのデフォルト設定を行う(Step25)。これは、複数枚の原稿からなる一つの文書の先頭の画像データのみに自動配信先のフォルダを指示するだけで2枚目以降の原稿に対する指示を省略できるような処理を可能にするために必要な処理であり、デフォルト配信先フォルダとして、前回のファイルに対して設定したフォルダを設定する。
この後、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行うが、本実施形態では先頭の画像データのみにOCR処理を適用すればよいので、処理に先立ち、OCR処理の対象画像であるか否かをチェックし(Step26)、処理を分岐する。
OCR処理の対象画像である場合(Step26−yes)、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行う(Step27)。このOCR処理では、原稿文書(スキャナ読取画像)の特定の矩形領域を切り出し、そこに配信先フォルダを指定するために予め記されることになっている文字等の認識処理を行う。このOCR処理による認識結果は、配信先のフォルダ情報をテキストデータ形式のデータとして得る。
次いで、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味し、その結果、配信先が特定できたか、否かをチェックする(Step28)。配信先が特定できた場合には、OCR処理により抽出されたテキストデータを配信先として設定する(Step29)。
この後、配信先が設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101へ送られ、これを受け取る配信処理部101は、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、受け取った要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダ(OCR処理を経て設定し直された配信先)103に画像データファイルを配信し、格納する(Step31)。
一方、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味した結果、配信先が特定できなかった場合には(Step28−NO)、予め配信先フォルダ103の一つとして用意しておいた未転送フォルダを配信先として設定する(Step30)。なお、未転送フォルダを設けた理由は、OCR処理による認識率は完全ではないので、認識結果から配信先が特定できない場合が生じる可能性があり、このような場合を想定して配信先が特定できないファイルを一旦格納し、その後の対応を可能にするためである。
配信先を未転送フォルダに設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101を経由して、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、設定された未転送フォルダに配信、格納される(Step31)。
この後、配信先が設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101へ送られ、これを受け取る配信処理部101は、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、受け取った要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダ(OCR処理を経て設定し直された配信先)103に画像データファイルを配信し、格納する(Step31)。
一方、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味した結果、配信先が特定できなかった場合には(Step28−NO)、予め配信先フォルダ103の一つとして用意しておいた未転送フォルダを配信先として設定する(Step30)。なお、未転送フォルダを設けた理由は、OCR処理による認識率は完全ではないので、認識結果から配信先が特定できない場合が生じる可能性があり、このような場合を想定して配信先が特定できないファイルを一旦格納し、その後の対応を可能にするためである。
配信先を未転送フォルダに設定された画像データファイルは、再度、配信処理部101を経由して、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、設定された未転送フォルダに配信、格納される(Step31)。
他方、Step26で対象画像が連続モードで読み取られた2枚目以降の原稿画像データ(文書の特定の矩形領域に配信先フォルダを指定していない画像データ)、即ちOCR処理の対象画像データではない場合(Step26−yes)、この画像データは、何の処理もされることなく、Step25でデフォルト設定された配信先フォルダへ配信、格納される(Step31)。
Step24〜Step31の処理ステップは、自動配信の対象として配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データ(原稿文書)ファイルの全てに行うので、対象となる一枚のファイルに対する処理後に、Step14に戻して、次のファイルの処理を行う。ここに、先頭ファイル以外のファイルに対してはOCR処理をせず、Step25でデフォルト設定された配信先フォルダ、つまり前回のファイルに対して設定したフォルダを適用するので、結果的として、先頭ファイルと同じ配信先ファイルに複数枚からなる文書全体が配信されることになる。
配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルがなくなれば(Step24−NO)、本フローの処理を終了する。
Step24〜Step31の処理ステップは、自動配信の対象として配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データ(原稿文書)ファイルの全てに行うので、対象となる一枚のファイルに対する処理後に、Step14に戻して、次のファイルの処理を行う。ここに、先頭ファイル以外のファイルに対してはOCR処理をせず、Step25でデフォルト設定された配信先フォルダ、つまり前回のファイルに対して設定したフォルダを適用するので、結果的として、先頭ファイルと同じ配信先ファイルに複数枚からなる文書全体が配信されることになる。
配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルがなくなれば(Step24−NO)、本フローの処理を終了する。
「実施形態3」
本実施形態は、配信先を指定するフォルダ情報を原稿文書に記載し、スキャナにより読取った原稿文書に対するOCR処理によりテキスト情報として認識した配信先フォルダへの配信処理を実現するという点で上記「実施形態1」と同様であるが、本実施形態では、1文書が複数枚の原稿からなる場合に、対象となる文書とは別に仕切り紙よりなる原稿をスキャン入力する文書の先頭に挿入し、仕切り紙に対して自動配信を指定するだけで、文書全体を配信することを意図するものである。
図4は、本実施形態における自動配信機能の動作時の配信処理フローを示す図である。なお、本例の配信処理によるデータのフローは、図1の装置ブロック図の矢印(破線)にて示す。
図4を参照して実施装置における本実施形態の自動配信機能による配信処理を説明すると、先ず、ユーザーが原稿読取装置(スキャナ)20の操作パネルのキー操作を行って自動配信を選択し、原稿(本例における原稿は、先頭の仕切り紙と実際に蓄積する文書とからなる)をスキャナ20にセットした後にスタートボタンを押すと、スキャナ20が読み取り動作を開始し、読み取った文書画像(画像データファイル)をネットワーク経由で文書蓄積サーバー10の配信処理部101に送信する(Step41)。なお、このときにユーザーにより行われる自動配信の選択操作は、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104を指定して配信する指示を行うことに相当する(自動配信を選択しない場合には、特定の配信先フォルダ103を指定する入力操作を行うことになる)。また、スキャナ20はADF(自動原稿搬送装置)を装備しており、原稿トレイに複数枚の原稿を受け入れ、受け入れた複数枚の原稿を自動で連続して(一度の動作で)読み取ることが可能である。連続モードを用いる場合には、連続モードで読み取る複数枚の原稿の全体を一つの文書とみなして扱うようにするので、先頭の画像データ(仕切り紙原稿)に対して自動配信を選択したときには、一つの文書として扱われる複数枚の原稿から読み取られた各々の画像データ(文書原稿)に対して自動配信の設定をして、配信処理部101に送信する。
本実施形態は、配信先を指定するフォルダ情報を原稿文書に記載し、スキャナにより読取った原稿文書に対するOCR処理によりテキスト情報として認識した配信先フォルダへの配信処理を実現するという点で上記「実施形態1」と同様であるが、本実施形態では、1文書が複数枚の原稿からなる場合に、対象となる文書とは別に仕切り紙よりなる原稿をスキャン入力する文書の先頭に挿入し、仕切り紙に対して自動配信を指定するだけで、文書全体を配信することを意図するものである。
図4は、本実施形態における自動配信機能の動作時の配信処理フローを示す図である。なお、本例の配信処理によるデータのフローは、図1の装置ブロック図の矢印(破線)にて示す。
図4を参照して実施装置における本実施形態の自動配信機能による配信処理を説明すると、先ず、ユーザーが原稿読取装置(スキャナ)20の操作パネルのキー操作を行って自動配信を選択し、原稿(本例における原稿は、先頭の仕切り紙と実際に蓄積する文書とからなる)をスキャナ20にセットした後にスタートボタンを押すと、スキャナ20が読み取り動作を開始し、読み取った文書画像(画像データファイル)をネットワーク経由で文書蓄積サーバー10の配信処理部101に送信する(Step41)。なお、このときにユーザーにより行われる自動配信の選択操作は、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104を指定して配信する指示を行うことに相当する(自動配信を選択しない場合には、特定の配信先フォルダ103を指定する入力操作を行うことになる)。また、スキャナ20はADF(自動原稿搬送装置)を装備しており、原稿トレイに複数枚の原稿を受け入れ、受け入れた複数枚の原稿を自動で連続して(一度の動作で)読み取ることが可能である。連続モードを用いる場合には、連続モードで読み取る複数枚の原稿の全体を一つの文書とみなして扱うようにするので、先頭の画像データ(仕切り紙原稿)に対して自動配信を選択したときには、一つの文書として扱われる複数枚の原稿から読み取られた各々の画像データ(文書原稿)に対して自動配信の設定をして、配信処理部101に送信する。
次に、文書蓄積サーバー10の配信処理部101は、Step41の処理によりスキャナ20から複数枚の原稿を一つの文書とみなし自動配信の設定をして、送信されてくる蓄積要求を受け取る(Step42)。配信処理部101は、受け取った蓄積要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダに画像データファイルを配信し、格納する。ここでは、一つの文書とみなされた複数枚の原稿から読み取られた各々の画像データ(文書原稿)に対して自動配信、即ち、配信先フォルダとして配信先自動選択フォルダ104が指定されているので、このフォルダに一旦格納する(Step43)。
この後、自動配信の対象として一旦配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルに対する自動配信処理を以下の手順で行う。
自動配信処理は、配信先自動選択フォルダ104に対象とするファイルがあることを確認し(Step44−yes)、ファイルごとに自動配信のために必要となる一連の処理ステップを実行していく。
この自動配信処理ステップの始めに、配信先フォルダのデフォルト設定を行う(Step45)。これは、複数枚の原稿からなる一つの文書の先頭の画像データ(仕切り紙)のみに自動配信先のフォルダを指示するだけで2枚目以降の原稿に対する指示を省略できるような処理を可能にするために必要な処理であり、デフォルト配信先フォルダとして、前回のファイルに対して設定したフォルダを設定する。
この後、OCR処理部105により対象画像データに対するOCR処理を行うが、本実施形態では仕切り紙の画像データのみにOCR処理を適用すればよいので、処理に先立ち、OCR処理が必要な仕切り紙の画像であるか否かをチェックし(Step46)、処理を分岐する。
OCR処理の必要な仕切り紙の画像である場合(Step46−yes)、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行う(Step47)。このOCR処理では、仕切り紙のスキャナ読取画像の特定の矩形領域を切り出し、そこに配信先フォルダを指定するために予め記されることになっている文字等の認識処理を行う。なお、仕切り紙には、仕切り紙であることを認識するための情報と、配信先フォルダを指定するための情報を担持させるだけでよい。このOCR処理による認識結果は、配信先のフォルダ情報をテキストデータ形式のデータとして得る。
この後、自動配信の対象として一旦配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルに対する自動配信処理を以下の手順で行う。
自動配信処理は、配信先自動選択フォルダ104に対象とするファイルがあることを確認し(Step44−yes)、ファイルごとに自動配信のために必要となる一連の処理ステップを実行していく。
この自動配信処理ステップの始めに、配信先フォルダのデフォルト設定を行う(Step45)。これは、複数枚の原稿からなる一つの文書の先頭の画像データ(仕切り紙)のみに自動配信先のフォルダを指示するだけで2枚目以降の原稿に対する指示を省略できるような処理を可能にするために必要な処理であり、デフォルト配信先フォルダとして、前回のファイルに対して設定したフォルダを設定する。
この後、OCR処理部105により対象画像データに対するOCR処理を行うが、本実施形態では仕切り紙の画像データのみにOCR処理を適用すればよいので、処理に先立ち、OCR処理が必要な仕切り紙の画像であるか否かをチェックし(Step46)、処理を分岐する。
OCR処理の必要な仕切り紙の画像である場合(Step46−yes)、OCR処理部105により対象画像データ(原稿文書)に対するOCR処理を行う(Step47)。このOCR処理では、仕切り紙のスキャナ読取画像の特定の矩形領域を切り出し、そこに配信先フォルダを指定するために予め記されることになっている文字等の認識処理を行う。なお、仕切り紙には、仕切り紙であることを認識するための情報と、配信先フォルダを指定するための情報を担持させるだけでよい。このOCR処理による認識結果は、配信先のフォルダ情報をテキストデータ形式のデータとして得る。
次いで、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味し、その結果、配信先が特定できたか、否かをチェックする(Step48)。配信先が特定できた場合には、OCR処理により抽出されたテキストデータを配信先として設定する(Step49)。
一方、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味した結果、配信先が特定できなかった場合には(Step48−NO)、予め配信先フォルダ103の一つとして用意しておいた未転送フォルダを配信先として設定する(Step50)。なお、未転送フォルダを設けた理由は、OCR処理による認識率は完全ではないので、認識結果から配信先が特定できない場合が生じる可能性があり、このような場合を想定して配信先が特定できないファイルを一旦格納し、その後の対応を可能にするためである。
配信先フォルダの設定処理を終えた後、配信先自動選択フォルダ104に格納された仕切り紙ファイルを削除する(Step49)。仕切り紙ファイルは、自動配信処理の対象とするファイルの一つとして配信先自動選択フォルダ104に一旦格納されたもので、配信先フォルダの設定用に専ら用いられるファイルであり、実際に蓄積を必要とするデータを持っていないので、使用後に削除し、配信の対象から除外する。
一方、OCR処理により抽出・認識されたテキストデータを吟味した結果、配信先が特定できなかった場合には(Step48−NO)、予め配信先フォルダ103の一つとして用意しておいた未転送フォルダを配信先として設定する(Step50)。なお、未転送フォルダを設けた理由は、OCR処理による認識率は完全ではないので、認識結果から配信先が特定できない場合が生じる可能性があり、このような場合を想定して配信先が特定できないファイルを一旦格納し、その後の対応を可能にするためである。
配信先フォルダの設定処理を終えた後、配信先自動選択フォルダ104に格納された仕切り紙ファイルを削除する(Step49)。仕切り紙ファイルは、自動配信処理の対象とするファイルの一つとして配信先自動選択フォルダ104に一旦格納されたもので、配信先フォルダの設定用に専ら用いられるファイルであり、実際に蓄積を必要とするデータを持っていないので、使用後に削除し、配信の対象から除外する。
仕切り紙データファイルを削除後、Step44に戻り、連続モードでスキャン入力された文書の次の画像データファイルの配信処理に移行する。この配信処理においても始めに、配信先フォルダのデフォルト設定を行う(Step45)。このときには、上述したように、前回のファイルに対して設定したフォルダを設定するので、仕切り紙ファイルに対するOCR処理を経由して設定された配信先フォルダが設定される。
この後、Step46で対象画像が仕切り紙の画像であるか否かがチェックされるが、仕切り紙以外は配信対象画像として扱われる(Step46−NO)。配信先が設定された自動配信の対象となる画像データファイルは、再度、配信処理部101へ送られ、これを受け取る配信処理部101は、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、受け取った要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダ(仕切り紙で指定された配信先フォルダ、もしくは未転送フォルダで設定し直された配信先)103に画像データファイルを配信し、格納する(Step52)。
Step44→Step45→Step46→Step52の処理ステップは、自動配信の対象として配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データ(原稿文書)ファイルの仕切り紙以外の全てに行うので、対象となる一枚のファイルに対する処理後に、Step44に戻して、次のファイルの処理を行う。このループ処理の対象となるファイルに対してはOCR処理をせず、Step45でデフォルト設定された配信先フォルダ、つまり前回のファイルに対して設定したフォルダを適用するので、結果的として、仕切り紙で指定された配信先フォルダ、もしくは未転送フォルダへ複数枚からなる文書全体が配信されることになる。配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルがなくなれば(Step44−NO)、本フローの処理を終了する。
この後、Step46で対象画像が仕切り紙の画像であるか否かがチェックされるが、仕切り紙以外は配信対象画像として扱われる(Step46−NO)。配信先が設定された自動配信の対象となる画像データファイルは、再度、配信処理部101へ送られ、これを受け取る配信処理部101は、上述のスキャナ20からの蓄積要求に対すると同様に、受け取った要求を解読し、その要求に示されている配信先フォルダ(仕切り紙で指定された配信先フォルダ、もしくは未転送フォルダで設定し直された配信先)103に画像データファイルを配信し、格納する(Step52)。
Step44→Step45→Step46→Step52の処理ステップは、自動配信の対象として配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データ(原稿文書)ファイルの仕切り紙以外の全てに行うので、対象となる一枚のファイルに対する処理後に、Step44に戻して、次のファイルの処理を行う。このループ処理の対象となるファイルに対してはOCR処理をせず、Step45でデフォルト設定された配信先フォルダ、つまり前回のファイルに対して設定したフォルダを適用するので、結果的として、仕切り紙で指定された配信先フォルダ、もしくは未転送フォルダへ複数枚からなる文書全体が配信されることになる。配信先自動選択フォルダ104に格納された画像データファイルがなくなれば(Step44−NO)、本フローの処理を終了する。
上述の実施形態(図1)に示したように、本発明に係わる画像管理装置は、文書蓄積サーバー10、原稿読取装置20、クライアントコンピュータをネットワーク50に接続する装置構成で実施することができるが、この実施形態の装置構成に限らず、原稿読取機能と文書蓄積サーバー機能を一つの装置内に組み込んだ構成のファイリング装置として実施することや、文書管理データベースから自動配信機能を独立させ、それぞれをネットワークに接続する装置構成をとるようにしても良い。
さらに、このような実施形態で本発明に係わる画像管理装置を構成する場合、装置に装備する自動配信機能(図1においては、構成要素を機能ブロック図として示し、図2乃至4の処理フローにて配信処理手順を示した)を実現するための情報処理手段としてコンピュータを用いることが可能である。コンピュータを用いて実施装置を構成する場合、構成要素としてCPUと、メモリと、ハードディスクドライブと、スキャナ、キーボード、マウス等を要素とする入力装置、CD−ROMドライブと、ディスプレイと、フレキシブルディスクドライブと、通信装置などを用意し、これらをバス接続したコンピュータシステムとして構成することができる。コンピュータシステムにより構成する場合、記憶手段としてのメモリ、ハードディスクドライブ、CD−ROMドライブ、フレキシブルディスクドライブが用いる記憶媒体の一部には、本発明に係わる自動配信機能を実現するための手順(図2乃至4の処理フロー、参照)を示したプログラム(ソフトウェア)を記録する。
さらに、このような実施形態で本発明に係わる画像管理装置を構成する場合、装置に装備する自動配信機能(図1においては、構成要素を機能ブロック図として示し、図2乃至4の処理フローにて配信処理手順を示した)を実現するための情報処理手段としてコンピュータを用いることが可能である。コンピュータを用いて実施装置を構成する場合、構成要素としてCPUと、メモリと、ハードディスクドライブと、スキャナ、キーボード、マウス等を要素とする入力装置、CD−ROMドライブと、ディスプレイと、フレキシブルディスクドライブと、通信装置などを用意し、これらをバス接続したコンピュータシステムとして構成することができる。コンピュータシステムにより構成する場合、記憶手段としてのメモリ、ハードディスクドライブ、CD−ROMドライブ、フレキシブルディスクドライブが用いる記憶媒体の一部には、本発明に係わる自動配信機能を実現するための手順(図2乃至4の処理フロー、参照)を示したプログラム(ソフトウェア)を記録する。
10・・・文書蓄積サーバー、20・・・原稿読取装置(スキャナ)、101・・・配信処理部、102・・・文書管理データベース、103・・・配信先フォルダ、104・・・配信先自動選択フォルダ、105・・・OCR処理部。
Claims (7)
- 通信インターフェースを介して原稿読取装置と文書蓄積サーバーを接続し、前記原稿読取装置により読み取った文書画像を文書蓄積サーバー内の指定のフォルダに配信する手段を有する文書管理システムであって、前記配信手段は、原稿から読み取られた文書の特定の領域をOCR処理し、OCR処理により得られたテキスト情報により配信先フォルダを指定する機能を備えたことを特徴とする文書管理システム。
- 請求項1に記載された文書管理システムにおいて、前記配信手段は、読み取り文書に対する指示の有無によりOCR処理の対象画像であるか否かを判断し、OCR処理の対象画像であると判断された読み取り文書だけに前記OCR処理を行い、OCR処理の対象画像でないと判断された画像に対しては、直前の対象画像と同じ配信先フォルダを指定する機能を備えたことを特徴とする文書管理システム。
- 請求項1に記載された文書管理システムにおいて、前記配信手段は、読み取り入力が原稿か又は配信の指示を行うための仕切り紙かを判断し、仕切り紙であると判断された読み取り文書だけに前記OCR処理を行い、仕切り紙ではないと判断された画像に対しては、直前の仕切り紙に指示されたと同じ配信先フォルダを指定する機能を備えたことを特徴とする文書管理システム。
- 原稿読取装置により読み取った文書画像を文書蓄積サーバー内の指定のフォルダに配信するためのコンピュータプログラムであって、原稿から読み取られた文書の特定の領域をOCR処理し、OCR処理により得られたテキスト情報により配信先フォルダを指定する手順を備えたことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項4に記載されたコンピュータプログラムであって、読み取り文書に対する指示の有無によりOCR処理の対象画像であるか否かを判断し、OCR処理の対象画像であると判断された読み取り文書だけに前記OCR処理を行い、OCR処理の対象画像でないと判断された画像に対しては、直前の対象画像と同じ配信先フォルダを指定する手順を備えたことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項4に記載されたコンピュータプログラムであって、読み取り入力が原稿か又は配信の指示を行うための仕切り紙かを判断し、仕切り紙であると判断された読み取り文書だけに前記OCR処理を行い、仕切り紙ではないと判断された画像に対しては、直前の仕切り紙に指示されたと同じ配信先フォルダを指定する手順を備えたことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項4乃至6のいずれかに記載されたコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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