JP2008292243A - 電動ファン制御用タイムスイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない設定メモリで簡単にプログラムを設定することができ、設定誤りも防止することができる電動ファン制御用タイムスイッチを提供する。
【解決手段】電動ファンの種類を設定する種類設定キー7と、電動ファンを強、弱または停止させる運転モードを設定する運転モード設定キー9と、運転モードを切替える切替時刻を設定する切替時刻設定キー8とを有するキー入力部1、種類設定キーによって設定された電動ファンの種類を記憶する種類記憶手段10及び運転モード設定キーによって設定された運転モードと切替時刻とからなるプログラムを記憶するプログラム記憶手段からなる記憶部3、キー入力部で設定された設定内容を記憶部に記憶させると共に、記憶部に記憶されたプログラムに従って動作指令を発する処理部2及び処理部の動作指令に基づいて電動ファンの動作を制御する電動ファン動作制御部5を備えた構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】電動ファンの種類を設定する種類設定キー7と、電動ファンを強、弱または停止させる運転モードを設定する運転モード設定キー9と、運転モードを切替える切替時刻を設定する切替時刻設定キー8とを有するキー入力部1、種類設定キーによって設定された電動ファンの種類を記憶する種類記憶手段10及び運転モード設定キーによって設定された運転モードと切替時刻とからなるプログラムを記憶するプログラム記憶手段からなる記憶部3、キー入力部で設定された設定内容を記憶部に記憶させると共に、記憶部に記憶されたプログラムに従って動作指令を発する処理部2及び処理部の動作指令に基づいて電動ファンの動作を制御する電動ファン動作制御部5を備えた構成とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、電動ファン制御用タイムスイッチ、特に予め設定された時刻に電動ファンの運転モードを切替えるプログラマブルタイムスイッチに関するものである。
従来のタイムスイッチは、複数組のオン/オフ時刻をプログラム設定可能とされ、オン/オフ時刻を設定した複数のプログラムを格納する記憶手段と、設定中は設定プログラム番号と、そのプログラムのオン/オフ時刻を表示し、運転中は現在稼働中もしくは次回稼動予定のプログラム番号と、そのプログラムのオン/オフ時刻を表示する表示手段とを具備するものであった(例えば、特許文献1参照)。
従来のタイムスイッチは上記のように構成されていたため、複数の電動ファンのそれぞれについて複数の運転モードが設定され、同一の運転モード(例えば強運転)を設定する出力リレーのオン/オフ設定の組み合わせが電動ファン毎に異なっているような場合には、各電動ファン毎に出力リレーのオン/オフ設定を行なう必要があり、プログラム設定が複雑になるという問題点があった。
また、運転モード毎に複数の出力リレーのオン/オフ設定の組み合わせを変えてプログラムを設定しているような場合には、設定メモリを多く消費するという問題点もあった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、少ない設定メモリで簡単にプログラムを設定することができ、設定誤りも防止することができる電動ファン制御用タイムスイッチを提供することを目的とする。
この発明に係る電動ファン制御用タイムスイッチは、複数の電動ファンの運転モードを時間に対応して制御する電動ファン制御用タイムスイッチにおいて、上記電動ファンの種類を設定する種類設定キーと、上記電動ファンを強運転、弱運転または停止させる運転モードを設定する運転モード設定キーと、上記運転モードを切替える切替時刻を設定する切替時刻設定キーとを有するキー入力部、上記種類設定キーによって設定された電動ファンの種類を記憶する種類記憶手段及び上記運転モード設定キーによって設定された運転モードと上記切替時刻設定キーによって設定された運転モードの切替時刻とからなるプログラムを記憶する切替時刻記憶手段からなる記憶部、上記キー入力部で設定された設定内容を上記記憶部に記憶させると共に、上記記憶部に記憶されたプログラムに従って動作指令を発する処理部、及び上記処理部の動作指令に基づいて上記電動ファンの動作を制御する電動ファン動作制御部を備えたものである。
この発明に係る電動ファン制御用タイムスイッチは上記のように構成されているため、電動ファンの種類毎に、出力リレーのオン/オフ設定の組み合わせの違いを考慮する必要がなく、電動ファンの種類を設定するのみで、それぞれのファンに適合したプログラムを簡単に設定することができる。
また、運転モード毎に複数組の出力リレーのオン/オフの組み合わせによる設定が必要な場合でも、出力リレーのオン/オフの組み合わせを考慮することなく、運転モードの強、弱または停止を設定するのみで複数組の出力リレーのオン/オフの組み合わせを簡単にプログラムすることができる。
この発明に係る電動ファン制御用タイムスイッチはまた、強、弱または停止モードとその切替時刻をプログラムするようにしたので、複数組の出力リレーのオン/オフ時刻を設定する必要がなく、設定メモリを削減できる効果がある。更に、電動ファンの種類あるいは運転モードといった分かり易いキー操作あるいは表示により設定が可能となるため設定が簡単となり、設定誤りを防止することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1による電動ファン制御用タイムスイッチの概略構成を示すブロック図、図2は図1におけるキー入力部の構成を示す概略図、図3は図1における記憶部の構成を示す概略図、図4は図1における表示部の構成を示す概略図である。
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1による電動ファン制御用タイムスイッチの概略構成を示すブロック図、図2は図1におけるキー入力部の構成を示す概略図、図3は図1における記憶部の構成を示す概略図、図4は図1における表示部の構成を示す概略図である。
図1に示すように、電動ファン制御用タイムスイッチ100は、電動ファンの動作を設定するためのキー入力部1、上記キー入力部によって設定された設定内容を記憶させたり、あるいは表示させるための処理を行う、例えばマイコンで構成された処理部2、上記処理部で設定された設定内容を記憶する記憶部3、上記処理部で設定された設定内容を表示する表示部4、上記処理部で設定された設定内容に応じて電動ファン6を動作させるための信号を出力する電動ファン動作制御部5から構成されている。21は動作用の電源である。
図2は図1におけるキー入力部1の構成を示すもので、次の各装置から構成されている。即ち、7は複数の種類の電動ファンA、Bの中から運転モードや動作時刻を設定する電動ファンを選定する種類設定キーで、電動ファンAを選定する選定キー7aと、電動ファンBを選定する選定キー7bとを有する。
8は選定された電動ファンについて強運転、弱運転及び停止の各運転モードに切替える切替時刻を設定するための時刻設定キーで、時間を設定する時設定キー8aと、分を設定する分設定キー8bと、時間と分のそれぞれについてインクリメントを行うプラス(+)キー8cと、デクリメントを行うマイナス(−)キー8dとを有する。
また、9は強運転、弱運転及び停止の運転モードを設定するキーで、強運転モードを設定する強運転設定キー9aと、弱運転モードを設定する弱運転設定キー9bと、停止モードを設定する停止設定キー9cとを有する。
図3は図1における記憶部3の構成を示すもので、上記キー入力部1によって選定された電動ファンの種類であるAもしくはBを記憶するための電動ファンの種類記憶部10と、同じくキー入力部1によって設定された切替時刻とその切替時刻に実行する運転モードとをセットとして複数セットの切替時刻と運転モードとを記憶し得る切替時刻記憶部11とから構成されている。
図示の切替時刻記憶部11の記憶内容は、切替時刻1の時、分(具体的な数字は表示していない)に強運転に切り替え、切替時刻2の時、分に弱運転に切り替え、その後、強運転、弱運転の切り替えを繰り返し、最後に切替時刻nの時、分で運転を停止する例を示している。
図4は図1における表示部4の構成を示すもので、現在時刻の時、分を表示する現在時刻表示部13と、キー入力部1で選定された電動ファンの種類であるAもしくはBを表示する電動ファンの種類表示部14と、現在運転中の運転モードである強、弱または停止のいずれかを表示する現在運転モード表示部15と、次回の運転モード切替時刻の時、分を表示する次回切替時刻表示部16と、次回の運転モードが強、弱または停止のいずれであるかを表示する次回運転モード表示部17とから構成されている。
図5は種類Aの電動ファン22を接続した時の電動ファン動作制御部5による制御方式を示すもので、(a)は接続図、(b)はデコード部における運転モード毎の出力リレーのオンオフ状態を示すタイミングチャートと動作テーブルである。また、図6は種類Bの電動ファン24を接続した時の電動ファン動作制御部5による制御方式を示すもので、(a)は接続図、(b)は図5と同様なタイミングチャートと動作テーブルである。
図5と図6は電動ファンの切替方式が異なる例を示している。先ず図5について説明する。電動ファン動作制御部5は、電動ファンの種類、及び運転モードに基づき出力リレーのオン/オフの制御を行うデコード部18と、出力のオン/オフ動作を行う第1のリレー19及び第2のリレー20とから構成されている。21は種類Aの電動ファン22に電流を供給するための電源である。
デコード部18は、電動ファンの種類及び運転モードデータから第1のリレー19及び第2のリレー20に対して、図5(b)に示すタイミングチャート及び動作テーブルに基づきオン/オフの制御信号を生成する。第1のリレー19及び第2のリレー20は、電流がコイルに流れると接点をオン、コイルに電流が流れなくなるとオフ動作を行うようにされている。
種類Aの電動ファン22は、第1のリレー19の接点がオンの場合、電源21から強入力に電流が流れることにより、強運転を行う。この時、第2のリレー20の接点はオフとなっており、弱入力に電流は流れない。同様に、第2のリレー20の接点がオンの場合、電源21から弱入力に電流が流れることにより、弱運転を行う。この時、第1のリレー19の接点はオフとなっており、強入力に電流は流れない。運転モードが停止の場合は、第1のリレー19及び第2のリレー20は、共にオフとなり、強入力、弱入力共に電流が流れない。即ち、運転モードが強運転の場合には、第1のリレー19はオン、第2のリレー20はオフとなり、運転モードが弱運転の場合には、第1のリレー19はオフ、第2のリレー20はオンとなり、運転モードが停止の場合には、第1のリレー19と第2のリレー20は共にオフとなる。
次に、図6について説明する。電動ファン動作制御部5は、図5と同様に、電動ファンの種類、及び運転モードに基づき出力リレーのオン/オフの制御を行なうデコード部18と、出力のオン/オフ動作を行なう第1のリレー19及び第2のリレー20とから構成されている。21は種類Bの電動ファン24に電流を供給するための電源であり、23は種類Bの電動ファン24の強、弱の運転モードの切替えを行なう強弱運転切替リレーで、第2のリレー20がオン、即ちコイルに電流が流れていない時はc接点23cがb接点23b側に接触するようにされている。
デコード部18は、電動ファンの種類及び運転モードデータから第1のリレー19及び第2のリレー20に対して、図6(b)に示すタイミングチャート及び動作テーブルに基づきオン/オフの制御信号を生成する。第1のリレー19及び第2のリレー20は、図5と同様に、電流がコイルに流れると接点をオン、コイルに電流が流れなくなるとオフ動作を行うようにされている。
種類Bの電動ファン24は、第1のリレー19がオンし、かつ第2のリレー20がオフの場合、強弱運転切替リレー23のコイルに電流が流れるため、c接点23cがa接点23a側に切り替わって接点23aがオンとなることにより、強入力に電流が流れて強運転を行う。一方、第1のリレー19がオンし、かつ第2のリレー20もオンの場合、強弱運転切替リレー23のコイルに電流が流れないため、c接点23cがb接点23b側に切り替わってb接点23bがオンとなることにより、弱入力に電流が流れて弱運転を行う。第1のリレー19がオフすると、強弱運転切替リレー23のc接点の接触位置にかかわらず、種類Bの電動ファン24の強、弱入力に電流が流れなくなるため運転モードは停止となる。即ち、運転モードが強運転の場合には、第1のリレー19はオン、第2のリレー20はオフ、運転モードが弱運転の場合には、第1のリレー19と第2のリレー20は共にオン、運転モードが停止の場合には、第1のリレー19はオフ、第2のリレー20はオンまたはオフのいずれでもよいこととなる。
次に図7の設定例を用いて、実施の形態1における電動ファン制御用タイムスイッチ100の種類Aの電動ファンにおける設定及び動作について説明する。
図7では電動ファン制御用タイムスイッチ100の運転設定例として、電動ファンの種類の設定はA、動作設定は、0時00分から8時00分まで停止、8時00分から16時00分まで強運転、16時00分から0時00分まで弱運転とした場合の動作を例示している。
図7では電動ファン制御用タイムスイッチ100の運転設定例として、電動ファンの種類の設定はA、動作設定は、0時00分から8時00分まで停止、8時00分から16時00分まで強運転、16時00分から0時00分まで弱運転とした場合の動作を例示している。
先ず、設定方法について説明する。図2に示すキー入力部1の電動ファンの種類Aの設定キー7aを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は図3に示す記憶部3の電動ファンの種類記憶部10に種類Aを記憶させる。次に、キー入力部1の時設定キー8aを押下して時設定を選択し、プラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻の時設定を0時に設定する。続いて分設定キー8bを押下して分設定を選択し、プラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻の分設定を00分に設定する。次に停止設定キー9cを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は図3に示す記憶部3の切替時刻記憶部11における例えば切替時刻1の位置に切替時刻である0時00分と運転モードである停止を記憶させる。
同様に、時設定キー8a、分設定キー8b及びプラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻を8時00分に設定し、強設定キー9aを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は記憶部3の切替時刻記憶部11における例えば切替時刻2の位置に切替時刻である8時00分と運転モードである強運転を記憶させる。
更に、時設定キー8a、分設定キー8b及びプラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻を16時00分に設定し、弱設定キー9bを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は記憶部3の切替時刻記憶部11における例えば切替時刻2の次の位置に切替時刻である16時00分と運転モードである弱運転を記憶させる。
次に、動作について説明する。
現在時刻が0時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Aについて運転モード停止の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図5(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19、第2のリレー20を共にオフ(図7のS1,S2)に制御する。
現在時刻が0時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Aについて運転モード停止の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図5(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19、第2のリレー20を共にオフ(図7のS1,S2)に制御する。
同様に、現在時刻が8時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Aについて運転モード強の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図5(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19をオン(図7のS3)とし、第2のリレー20を引き続いてオフ(図7のS4)に制御する。
更に、現在時刻が16時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Aについて運転モード弱の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図5(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19をオフ(図7のS5)とし、第2のリレー20をオン(図7のS6)に制御する。
次に図8の設定例を用いて、実施の形態1における電動ファン制御用タイムスイッチ100の種類Bの電動ファンにおける設定及び動作について説明する。
図8では電動ファン制御用タイムスイッチ100の運転設定例として、電動ファンの種類の設定はB、動作設定は、0時00分から8時00分まで停止、8時00分から16時00分まで強運転、16時00分から0時00分まで弱運転とした場合の動作を例示している。
図8では電動ファン制御用タイムスイッチ100の運転設定例として、電動ファンの種類の設定はB、動作設定は、0時00分から8時00分まで停止、8時00分から16時00分まで強運転、16時00分から0時00分まで弱運転とした場合の動作を例示している。
先ず、設定方法について説明する。図2に示すキー入力部1の電動ファンの種類Bの設定キー7bを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は図3に示す記憶部3の電動ファンの種類記憶部10に種類Bを記憶させる。次に、キー入力部1の時設定キー8aを押下して時設定を選択し、プラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻の時設定を0時に設定する。続いて分設定キー8bを押下して分設定を選択し、プラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻の分設定を00分に設定する。次に停止設定キー9cを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は図3に示す記憶部3の切替時刻記憶部11における適宜の切替時刻の位置に切替時刻である0時00分と運転モードである停止を記憶させる。
同様に、時設定キー8a、分設定キー8b及びプラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻を8時00分に設定し、強設定キー9aを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は記憶部3の切替時刻記憶部11における適宜の切替時刻の次の位置に切替時刻である8時00分と運転モードである強運転を記憶させる。
更に、時設定キー8a、分設定キー8b及びプラス(+)キー8c、マイナス(−)キー8dにより切替時刻を16時00分に設定し、弱設定キー9bを押下すると処理部2に信号入力され、処理部2は記憶部3の切替時刻記憶部11における適宜の切替時刻の更に次の位置に切替時刻である16時00分と運転モードである弱運転を記憶させる。
次に、動作について説明する。
現在時刻が0時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Bについて運転モード停止の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図6(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19、第2のリレー20を共にオフ(図8のS7,S8)に制御する。
現在時刻が0時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Bについて運転モード停止の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図6(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19、第2のリレー20を共にオフ(図8のS7,S8)に制御する。
同様に、現在時刻が8時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Bについて運転モード強の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図6(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19をオン(図8のS9)とし、第2のリレー20を引き続いてオフ(図8のS10)に制御する。
更に、現在時刻が16時00分になると、処理部2は電動ファン動作制御部5に対し、記憶部3に記憶している電動ファンの種類Bについて運転モード弱の指令を発する。電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図6(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19を引き続いてオン(図8のS11)とし、第2のリレー20もオン(図8のS12)に制御する。
実施の形態1による電動ファン制御用タイムスイッチ100は上記のように構成されているため、複数組の出力リレーのオン/オフの組み合わせによる設定が必要な場合であっても、出力リレーのオン/オフの組み合わせを考慮することなく、運転モードの強、弱または停止を設定するのみで複数組の出力リレーのオン/オフの組み合わせを簡単にプログラムすることができる。また、電動ファンの種類による出力リレーのオン/オフの組み合わせの違いも考慮することなく、電動ファンの種類を設定するのみでそれぞれに適合した出力リレーのオン/オフの組み合わせを簡単にプログラムすることができる。
また、強運転、弱運転または停止の運転モードとその切替時刻をプログラムするようにしたので複数組の出力リレー毎のオン/オフ時刻を設定する必要がなく、設定メモリを削減できる効果がある。更に、電動ファンの種類あるいは運転モードといった分かり易いキー操作あるいは表示により設定が可能となるため設定が簡単となり、設定誤りを防止することができるという効果もある。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。電動ファン制御用タイムスイッチの構成は実施の形態1と同様であるため図示を省略する。
実施の形態2の特徴は、停止から強運転に移行する運転モードの切り替え時に一旦、弱運転を行った後、強運転を行うようにした点である。
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。電動ファン制御用タイムスイッチの構成は実施の形態1と同様であるため図示を省略する。
実施の形態2の特徴は、停止から強運転に移行する運転モードの切り替え時に一旦、弱運転を行った後、強運転を行うようにした点である。
図9は、実施の形態2における電動ファン動作制御部5のタイミングチャートで、種類Aの電動ファンの場合を示すものである。設定例は0時00分から8時00分までは停止、8時00分から0時00分までを強運転とした場合を例示している。0時00分から8時00分の直前までは図7で説明したように、第1のリレー19、第2のリレー20が共にオフの状態とされている。
現在時刻が8時00分になると、処理部2は、電動ファン動作制御部5に対し、運転モードを強運転とする指令を発することなく、一旦弱運転の指令を発することにより、電動ファン制御部5のデコード部18は、図5(b)のタイムチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19をオフ(図9のS13)とし、第2のリレー20をオン(図9のS14)とする。この状態では運転モードは弱運転となる。この状態で一定時間経過後、処理部2は、電動ファン動作制御部5に対して、強運転の指令を発することにより、電動ファン動作制御部5のデコード部18は、図5(b)のタイミングチャート及び動作テーブルの設定に従って第1のリレー19をオン(図9のS15)とし、第2のリレー20をオフ(図9のS16)とする。
実施の形態2による電動ファン制御用タイムスイッチ100は上記のように構成され、停止から強運転への切り替え時に一旦強制的に弱運転に切り替えた後、強運転に移行するようにしているため、強運転への切り替え時に発生しやすい電動ファン6に対する突入電流を未然に防止することができる。
1 キー入力部、 2 処理部、 3 記憶部、 4 表示部、
5 電動ファン動作制御部、 6 電動ファン、 7 電動ファンの種類設定キー、 8 切替時刻設定キー、 9 運転モード設定キー、
10 電動ファンの種類記憶部、 11 切替時刻記憶部、 13 現在時刻表示部、 14 電動ファンの種類表示部、 15 現在運転モード表示部、
16 次回切替時刻表示部、 17 次回運転モード表示部、 18 デコード部、 19 第1のリレー、 20 第2のリレー、 22 種類Aの電動ファン、
23 強弱運転切替リレー、 24 種類Bの電動ファン、
100 電動ファン制御用タイムスイッチ。
5 電動ファン動作制御部、 6 電動ファン、 7 電動ファンの種類設定キー、 8 切替時刻設定キー、 9 運転モード設定キー、
10 電動ファンの種類記憶部、 11 切替時刻記憶部、 13 現在時刻表示部、 14 電動ファンの種類表示部、 15 現在運転モード表示部、
16 次回切替時刻表示部、 17 次回運転モード表示部、 18 デコード部、 19 第1のリレー、 20 第2のリレー、 22 種類Aの電動ファン、
23 強弱運転切替リレー、 24 種類Bの電動ファン、
100 電動ファン制御用タイムスイッチ。
Claims (3)
- 複数の電動ファンの運転モードを時間に対応して制御する電動ファン制御用タイムスイッチにおいて、
上記電動ファンの種類を設定する種類設定キーと、上記電動ファンを強運転、弱運転または停止させる運転モードを設定する運転モード設定キーと、上記運転モードを切替える切替時刻を設定する切替時刻設定キーとを有するキー入力部、
上記種類設定キーによって設定された電動ファンの種類を記憶する種類記憶手段及び上記運転モード設定キーによって設定された運転モードと上記切替時刻設定キーによって設定された運転モードの切替時刻とからなるプログラムを記憶する切替時刻記憶手段からなる記憶部、
上記キー入力部で設定された設定内容を上記記憶部に記憶させると共に、上記記憶部に記憶されたプログラムに従って動作指令を発する処理部、及び
上記処理部の動作指令に基づいて上記電動ファンの動作を制御する電動ファン動作制御部を備えたことを特徴とする電動ファン制御用タイムスイッチ。 - 上記キー入力部によって設定された設定内容または上記記憶部に記憶された記憶内容を表示する表示部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電動ファン制御用タイムスイッチ。
- 上記運転モード設定キーと切替時刻設定キーとによって停止から強運転に移行する運転モードが設定された時は、一旦弱運転を行ってから強運転に移行するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動ファン制御用タイムスイッチ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017015845A1 (zh) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 薄冰 | 根据代码调整风扇时弹出专利信息的方法以及风扇 |
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JPH0245795A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | タイマーコントローラ |
JPH10248763A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
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- 2007-05-23 JP JP2007136790A patent/JP2008292243A/ja active Pending
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Legal Events
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