JP2008291679A - 内燃機関の燃焼状態判定装置 - Google Patents

内燃機関の燃焼状態判定装置 Download PDF

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修介 赤崎
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Abstract

【課題】より正確に燃焼状態を判定する。
【解決手段】内燃機関の燃焼状態判定装置は、燃焼室の筒内圧を検出する手段と、クランク角度を検出する手段と、検出されるクランク角度に基づいて燃焼室の容積を算出する算出手段と、外部から新気として流入する吸気量を検出する吸気量検出手段と、吸気量検出手段によって検出されない内的吸気量を推定する手段と、該算出された容積、検出された吸気量、および推定された内的吸気量を含む演算式によりモータリング圧力を推定する推定手段を備える。また、該装置は、圧縮行程において、検出される筒内圧力を補正式に従って補正する補正手段と、該補正手段によって補正される検出圧力と推定手段によって推定される圧力との誤差を最小にするよう該補正式のパラメータを同定する手段と、燃焼行程において、補正手段で補正される検出圧力と、推定手段によって推定される圧力との関係に基づいて燃焼状態を判定する。
【選択図】図3

Description

この発明は、内燃機関の燃焼状態を判定する装置に関する。
下記の特許文献1には、失火時の圧力(モータリング圧力)を推定し、圧縮行程において筒内圧センサの出力を、該推定したモータリング圧力にマッチングさせることにより、内燃機関の燃焼状態を判定する手法が記載されている。
特開2006−138205号公報
上記の技術によると、燃焼圧の発生しない領域において推定されたモータリング圧力に筒内圧センサの出力をマッチングさせることによって、該センサ出力から燃焼圧をより正確に検出できるようになるため、内燃機関の燃焼状態をより正確に判定することができる。
しかしながら、内燃機関によっては、エアフローメータを通過することなく、気筒内に吸入されるガスまたは空気が存在する。上記の技術において、モータリング圧力を、エアフローメータで検出される空気量に基づいて推定すると、このようなガスまたは空気に起因して、モータリング圧力の推定精度が低下するおそれがある。
したがって、モータリング圧力をより正確に推定して、燃焼状態をより正確に判定することのできる技術が望まれている。
この発明は、一形態(請求項1)では、内燃機関(エンジン)の燃焼状態を判定する装置は、内燃機関の燃焼室の筒内圧を検出する筒内圧検出手段と、内燃機関のクランク角度を検出するクランク角度検出手段と、クランク角度検出手段で検出されるクランク角度に基づいて燃焼室の容積を算出する算出手段と、内燃機関の外部から新気として流入する吸気量を検出する吸気量検出手段と、吸気量検出手段によって検出されない内的吸気量を推定する内的吸気量推定手段と、該算出された容積、該検出された吸気量、および該推定された内的吸気量を含む演算式により、内燃機関のモータリング圧力を推定する推定手段と、を備える。また、該装置は、内燃機関の圧縮行程において、筒内圧検出手段で検出される圧力を補正式に従って補正する補正手段と、この補正手段によって補正される検出圧力と、上記推定手段によって推定される圧力との誤差を最小にするよう該補正式のパラメータを同定する同定手段と、内燃機関の燃焼行程において、該補正手段で補正された圧力と、該推定手段によって推定された圧力との関係に基づいて燃焼状態を判定する判定手段と、を備える。
この発明によると、モータリング圧力を、吸気量検出手段によって検出された新気の吸気量だけでなく、該吸気量検出手段によっては検出されない内的吸気量に基づいて推定するので、モータリング圧力の推定精度を高めることができる。したがって、燃焼状態の判定精度を高めることができる。さらに、このモータリング圧力と、筒内圧検出手段の検出出力との誤差が最小になるように、この検出出力を補正する補正式のパラメータが同定される。このパラメータは、圧縮行程において同定されその直後の燃焼行程における検出出力の補正に用いられるので、検出出力の信頼性を高めることができる。
この発明の一実施形態(請求項2)では、内燃機関は、排ガスを吸気側に還流する排ガス還流手段をさらに備え、上記内的吸気量は、該排ガス還流手段により還流される排ガスの量である。
この発明によれば、内燃機関への吸気に寄与する排ガスの量を考慮してモータリング圧力を推定するので、推定精度を高めることができる。
この発明の一実施形態(請求項3)では、内燃機関は、蒸発燃料を吸気側にパージする蒸発燃料処理手段をさらに備え、上記内的吸気量は、該蒸発燃料処理手段によりパージされる蒸発燃料の量である。
この発明によれば、内燃機関への吸気に寄与する蒸発燃料の量を考慮してモータリング圧力を推定するので、推定精度を高めることができる。
この発明の一実施形態(請求項4)では、内燃機関は、クランクケースに流入したブローバイガスを吸気側に還流するブローバイガス還流手段をさらに備え、上記内的吸気量は、該ブローバイガス還流手段により還流されるブローバイガスの量である。
この発明によれば、内燃機関への吸気に寄与するブローバイガスの量を考慮してモータリング圧力を推定するので、推定精度を高めることができる。
この発明の一実施形態(請求項5)では、内燃機関は、制動装置を稼動させるための負圧発生装置をさらに備え、上記内的吸気量は、該負圧発生装置から吸気側に流入する空気の量である。
この発明によれば、内燃機関への吸気に寄与する負圧発生装置からの空気の量を考慮してモータリング圧力を推定するので、推定精度を高めることができる。
次に図面を参照して、この発明の実施例を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に従う、内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)およびその制御装置の全体的な構成図である。電子制御ユニット(以下、「ECU」)という)1は、入出力インターフェース、中央演算処理装置(CPU)、およびメモリを備えるコンピュータである。メモリには、車両の様々な制御を実現するためのコンピュータ・プログラムおよび該プログラムの実施に必要なデータを格納することができる。ECU1は、車両の各部から送られてくるデータを入出力インターフェースを介して受け取って演算を行い、制御信号を生成し、これを、該入出力インターフェースを介してエンジンの各部を制御するために送る。
エンジン2は、たとえば4気筒(図示せず)を備えた筒内直接噴射式エンジンであり、各気筒には、吸気管3および排気管4が接続されている。
吸気管3には、スロットル弁6を介して吸気管3を通過する新気の量を検出するエアフローメータ(AFM)5が設けられている。このセンサの検出値は、ECU1に送られる。
スロットル弁6の開度は、ECU1からの制御信号に従って制御される。スロットル弁6の開度を制御することにより、エンジン2に吸入される空気の量を制御することができる。スロットル弁6には、スロットル弁の開度を検出するスロットル弁開度(θTH)センサ7が連結されており、この検出値は、ECU1に送られる。
スロットル弁6の下流には、吸気管内絶対圧(PBA)センサ8および吸気温(TA)センサ9が設けられており、それぞれ、吸気管内の圧力および温度を検出する。これらの検出値は、ECU1に送られる。
EGR通路10が、吸気管3と排気管4の間に接続されており、EGR通路10を介して、各気筒から排気管4に流出した排ガスを吸気管3に還流し、各気筒に供給することができる。還流する排ガスの量は、EGR通路10に設けられたEGRバルブ11により調整することができる。EGRバルブ11の開度は、ECU1からの制御信号に従って変更される。
また、燃料タンク15内の燃料が蒸発して生じた蒸発燃料は、チャージ通路16を介してキャニスタ17内の吸着剤に吸着される。キャニスタ17にはパージ通路18が接続され、該パージ通路18は、スロットル弁6の下流において吸気管3に接続されている。パージ通路18には、パージ制御弁19が設けられている。パージ制御弁19を開弁すると、キャニスタ17に吸着された蒸発燃料が、吸気管3の負圧により該吸気管3に吸引され、これにより、内燃機関の各気筒に送られる。吸気管3にパージされる蒸発燃料の量は、所望の蒸発燃料率となるようパージ制御弁19により調整されることができる。パージ制御弁19の開度は、ECU1からの制御信号に従って変更される。
また、エンジン2のクランクケース(図示せず)と、吸気管3の間には、ブローバイ(PCV)通路21が設けられている。PCV通路21は、エンジン2のクランクケースに漏れ出すブローバイガスを吸気管3に還流して、各気筒に供給することができる。PCV通路には、機械的なPCVバルブ22が設けられており、該バルブ22は、吸気管3の負圧に応じて開弁し、それにより、ブローバイガスを吸気管3に還流する。代替的に、PCVバルブ22を、ECU1からの制御信号に従ってその開度を変更する電磁バルブとして構成してもよい。
また、スロットル弁6の下流の吸気管3には、負圧導入通路25を介してブレーキブースタ26が接続されている。ブレーキブースタ26は、ブースターピストン27により、負圧導入室28および大気導入室29に区切られており、該ピストン27に備えられたロッド30は、一端がマスターシリンダ31に接続され、他端がブレーキペダル32に接続されている。マスターシリンダ31は、ブレーキ本体を作動させるための油圧発生装置である。ブレーキペダル32を踏んでいない状態では、負圧導入室28および大気導入室29の両方に吸入負圧が導かれ、ピストンの両側の圧力が同じであるのでピストンは静止する。ブレーキペダル32が踏まれると、大気導入室29への吸入負圧の導入が停止し、代わりに大気が導入される。これにより、ピストン27がマスターシリンダ31側に移動する。負圧導入室28の容積が減るので、減った分の空気量が、負圧導入室28から吸気管3に流出する。こうして、ブレーキペダル32が踏まれる力より強い力がマスターシリンダ31に伝えられる。負圧導入通路25には、該通路の圧力を検出するための圧力センサ33が設けられており、該センサの検出値は、ECU1に送られる。
さらに、エンジン2には、エンジン2の冷却水の温度TWを検出する水温センサ35、およびクランク角センサ36が設けられている。クランク角センサ36は、クランクシャフト(図示せず)の回転に従って、CRK信号およびTDC信号をECU1に出力する。CRK信号は、所定のクランク角毎に出力される。ECU1は、CRK信号に応じ、エンジン2の回転数NEを算出する。TDC信号は、ピストンの上死点(TDC)位置に関連したクランク角度で出力される。
また、各気筒には、該気筒の燃焼室に臨むように、たとえば圧電素子から構成された筒内圧センサ37が設けられており、該センサ37は、該気筒内の圧力を検出し、それをECU1に送る。また、エンジン2の吸気管3には、気筒ごとに燃料噴射弁38が設けられている。燃料噴射弁38は、ECU1からの制御信号に従って、燃料を噴射する。
ここで、図2を参照して、この発明で行う失火判定の原理を説明する。図2は、クランク角度-180度から180度の領域における気筒の燃焼室の圧力を示しており、およそクランク角度-180度から0度の範囲が圧縮行程であり、0度から180度までが膨張(燃焼)行程である。
曲線41は、エンジンの1つの気筒のモータリング圧力(失火時の圧力)の推移を示し、曲線43は、同じ気筒において正常な燃焼が行われたときの筒内圧力の推移を示す。クランク角0度が上死点であり、モータリング圧力は上死点でピークとなり、燃焼時の筒内圧力(曲線43)は、上死点を過ぎた点火時点付近でピークとなる。
この発明では、圧縮行程において上死点に達する前の期間、たとえば図2に”a”で示す期間において、筒内圧検出手段(図1の筒内圧センサ37)の検出出力を補正する補正式のパラメータを同定する。黒色のドット45は、筒内圧センサ37による検出出力を示す。筒内圧センサ37は、エンジンの燃焼室という過酷な環境に置かれており、温度の影響、経年変化などによって特性が変化する。この発明では、筒内圧センサ37の検出出力がほぼモータリング圧力の曲線41上にくるよう、検出出力を補正する。こうして補正された検出出力を白色のドット47で示す。
検出出力の補正は、筒内圧センサ37の検出出力PS(θ)に、補正式 PS = PS(θ)k1 + C1 を適用することによって行われる。k1 は補正係数であり、C1 は定数である。この補正式の2つのパラメータk1およびC1は、圧縮行程の、たとえば図2に”a”で示す期間において、モータリング圧力の推定値PMと、筒内圧センサの検出出力を上述の補正式によって補正した値PSとの差(PM−PS)の二乗が最小になるよう、最小二乗法により演算して算出される。
次いで、燃焼(膨張)行程において混合気の燃焼開始後、たとえば図2に”b”で示す期間において、筒内圧センサ37の出力を補正して得られる検出出力47(白色のドット)と、状態方程式で算出されるモータリング圧力PM(曲線41)との関係に基づいて、燃焼状態、たとえば、失火が生じたかどうかを判定する。一実施例では、PS/PMが予め定めたしきい値より小さいとき、失火が生じたと判定する。
図3は、この発明の一実施形態に従う、燃焼状態判定装置の全体的構成を示すブロック図である。各機能ブロックは、ECU1において実現される。
筒内圧センサ37により出力された、気筒内の圧力に応じた電気信号は、チャージアンプ51により電圧信号に変換され、ローパスフィルタ53を介して入出力インタフェース61に出力される。入出力インタフェース61は、筒内圧センサ37からの該信号をサンプリング部63に送る。サンプリング部63は、この信号を所定の周期、たとえば10kHz分の1の周期でサンプリングし、サンプル値をセンサ出力検出部65に渡す。
センサ出力補正部67は、上述の補正式 PS = PS(θ)k1 + C1 に従って、センサ出力PS(θ)を補正する。センサ出力補正部67は、クランク角15度ごとに補正されたセンサ出力値PSを失火判定部77に渡す。
一方において、燃焼室容積計算部69は、クランク角θに応じた気筒の燃焼室の容積Vcを次の数式により計算する。
Figure 2008291679
上の式で、mは、図4の関係から計算される、ピストン81の上死点からの変位を示す。rをクランクシャフト82の半径、l(エル)をコンロッド長とすると、λ=l/r である。Vdeadは、ピストン81が上死点にあるときの燃焼室の容積、Apstnは、ピストンの断面積である。
一般に燃焼室の状態方程式は、次の(3)式で表されることが知られている。
Figure 2008291679
(3)式で、Gは、気筒内に吸入される空気量を示す。Rは気体定数、Tは、例えば吸気温センサ9(図1)、またはエンジン水温などの運転状態に基づいて得られる吸気温度である。kは補正係数、Cは定数である。
この発明の一実施形態では、燃焼室の気体状態方程式に基づくモータリング圧力推定値として、たとえばセンサ取り付け部の温度変化等の影響を受けない水晶圧電式の圧力センサを用いて燃焼室の圧力を実測し、この実測値を(3)式と対応させることにより算出されたkの値k0およびCの値C0を求め、これを(3)式に代入して得られる次の(4)式を用いてモータリング圧力PMを推定する。
Figure 2008291679
ここで、Gは、エアフローメータ5(図1)により検出された新気の量(外気から取り込まれる空気量であり、外的吸気量とも呼ばれる)G0を、吸気量補正部75により、内的吸気量で補正した値である。内的吸気量には、EGR通路10を介して還流されるEGRガスの量、パージ通路18を介して還流される蒸発燃料の量、ブローバイ通路21を介して還流されるブローバイガスの量、およびブレーキの作動時にブレーキブースタ26から吸気管に流出される空気の量、のうち任意のものが含まれる。
図1を参照して述べたように、各気筒に吸入される空気には、スロットル弁6を通過する新気だけでなく、EGR通路10を介して還流されるEGRガス、パージ通路18を介して還流される蒸発燃料、ブローバイ通路21を介して還流されるブローバイガス、およびブレーキの作動時にブレーキブースタ26から流出される空気が含まれる。エアフローメータ5で検出されるのは新気の空気量であり、これを上記Gとして用いると、実際に気筒に吸入される空気の量を反映していないので、モータリング圧力PMの推定精度が低下するおそれがある。そこで、この発明では、エアフローメータ5で検出される空気の量G0を、EGRガスの量、蒸発燃料の量、ブローバイガスの量、およびブレーキブースタから流出した空気量等の吸気量(内的吸気量と呼ぶ)で補正した値Gを用いて、モータリング圧力を推定する。これにより、気筒内に吸入される空気量をより正確に求めたGに基づいてモータリング圧力を推定するので、該モータリング圧力の推定精度を高めることができる。
還流されるEGRガスの量は、任意の適切な手法により求めることができる。たとえば、エンジンの運転状態(たとえば、エンジン回転数NEおよび要求トルク(アクセルペダルの開度やエアフローメータから検出される吸気量により表されることができる))に基づいて、所望のEGR率を求める。EGR率は、還流されるEGRガスの量/(新気の量+還流されるEGRガスの量)で表される。EGR通路10に設けられたEGRバルブ11の開度は、該EGR率を達成するよう制御される。代替的に、こうして制御されたEGRバルブ11の開度を所定のセンサで検出し、該検出値から、EGR率を求めるようにしてもよい。吸気量補正部75は、こうして求めたEGR率KEGRに応じた補正係数KEGR_CPを求め、該補正係数で、エアフローメータ5で検出された新気の量G0を、以下のように補正することができる。
G=G0×(1+KEGR_CP)
還流される蒸発燃料率KPGCは任意の適切な手法により求めることができる。たとえば、エンジンの運転状態(たとえば、燃料供給量および空燃比)に基づいて、パージする所望の蒸発燃料率を求める。パージ通路18に設けられたパージ制御弁19の開度は、該所望の蒸発燃料率となるようにパージ量を制御する。代替的に、こうして制御されたパージ制御弁19の開度を所定のセンサで検出し、該検出値から、パージされる蒸発燃料率を求めるようにしてもよい。吸気量補正部75は、こうして求めた蒸発燃料率KPGCに応じた補正係数KPURGE_CPを求め、該補正係数で、エアフローメータで検出された新気の量G0を、以下のように補正することができる。
G=G0×(1+KPURGE_CP)
還流されるブローバイガスの量は、任意の適切な手法により求めることができる。たとえば、PCVバルブ22の開度を所定のセンサで検出し、該検出値に基づいて、還流されるブローバイガスの量を求めることができる。こうして求めたブローバイガスの量QPCVに応じた補正項QPCV_CPを求め、該補正項QPCV_CPで、エアフローメータで検出された新気の量G0を、以下のように補正することができる。
G=G0+QPCV_CP
代替的に、PCVバルブ22が、ECU1からの制御信号によって動作するよう構成され、ブローバイガス量の目標値に従って該PCVバルブ22の開度が制御される場合には、該目標値に応じて補正項QPCV_CPを求めてもよい。該目標値は、任意の適切な手法により求めることができる。たとえば、吸気管圧力センサ8(図1)により検出された圧力等の運転状態に基づいて、該目標値を設定することができる。なお、PCVバルブ22がこのような電磁バルブの場合でも、該バルブ22の開度を所定のセンサで検出して、該開度からブローバイガス量を算出してもよい。
ブレーキブースタ26から吸気管3に流出される空気の量は、任意の適切な手法により求めることができる。たとえば、負圧導入通路26上に設けられた圧力センサ33の検出値および吸気管圧力センサ8の検出値に基づいて、吸気管3に流出される空気の量を算出することができる(一例として、具体的な算出手法が、特開2004−74877号公報に記載されている)。こうして求めた空気の量QBRKに応じた補正項QBRK_CPを求め、該補正項QBRK_CPで、エアフローメータで検出された新気の量G0を、以下のように補正することができる。
G=G0+QBRK_CP
こうして、内的吸気量の種類に従って、エアフローメータ5の検出値G0が補正され、補正値Gが式(4)に代入される。一実施例では、図1に示すように内的吸気量が上記4種類あるので、最終的には、次のように検出値G0が補正されて、Gが算出される。
G=G0×(1+KEGR_CP+KPURGE_CP)+QPCV_CP+QBRK_CP
代替的に、該4種類の内的吸気量のうち、任意のものを用いて、検出値G0を補正してもよい。
図3に戻り、モータリング圧力推定部70は、基本モータリング圧力計算部71およびモータリング圧力補正部72から構成される。基本モータリング圧力計算部71が(4)式の基本項目である基本モータリング圧力GRT/Vを計算する。モータリング圧力補正部62は、上述のようにして予め求められているパラメータk0およびC0を用いて、基本モータリング圧力を補正する。このパラメータk0およびC0は、エアフローメータにより検出される吸気量およびエンジン回転数などエンジンの負荷状態を表すパラメータに従って参照することができるテーブルとして用意されている。
パラメータ同定部73は、圧縮行程においてモータリング圧力推定部70が算出するモータリング圧力推定値PMと、センサ出力補正部67が出力する筒内圧センサ37に基づく筒内圧力PSとの誤差(PM-PS)が最小になるよう、最小二乗法によりセンサ出力を補正する補正式のパラメータk1およびC1を同定する。センサ出力検出部65は、たとえば10kHz分の1の周期で筒内圧センサ37の出力をサンプリングし、クランク角度に同期したタイミングでサンプル値の平均値をセンサ出力値PS(θ)として、パラメータ同定部73に渡す。パラメータ同定部73は、気筒の圧縮行程において補正式のパラメータを同定する演算を実行する。モータリング圧力補正部72から得られるクランク角度に応じたモータリング圧力推定値PM(θ)と、同じクランク角度におけるセンサ出力値PS(θ)に補正式PS = PS(θ)k1 + C1 を適用した値PSとの差の二乗、すなわち(PM(θ) - PS(θ)k1 - C12 が最小になる k1 および C1を、既知の最小二乗法により求める。
PMの離散値をy(i)で表し、筒内圧センサ37から得られる筒内圧力PSのサンプル値(離散値)をx(i)で表すと、P’T=[p’(0),p’(1), …,p’(n)] 、PT=[p(0), p(1), …,p(n)]、X(i)T=[x(0), x(1), …,x(n)]と表される。誤差(P’-P)の離散値の二乗の和は、次の式(5)で表される。サンプル値は、10kHz分の1の周期でとられ、iの値は、たとえば100までとする。
Figure 2008291679
このFの値を最小にするkおよびCを求めるには、F(k,C)のkおよびCに関する偏微分が0となるkおよびCを求めればよい。これを数式で表すと、次のようになる。
Figure 2008291679
式(6)および(7)の右辺を整理すると、次のようになる。
Figure 2008291679
これを行列で表現すると、次のようになる。
Figure 2008291679
この式を逆行列を使って変形すると、次のようになる。
Figure 2008291679
ここで、右辺の逆行列は、次の式で表される。
Figure 2008291679
センサ出力補正部67は、こうして同定されたパラメータを用いて、燃焼行程においてセンサ出力を補正する。
失火判定部77は、点火時点以後の期間b(図2)において、筒内圧センサ37で検出されセンサ出力補正部67で補正された筒内圧力の値PS、および同じ時刻にモータリング圧力推定部70で算出されるモータリング圧力推定値PMに基づいて失火の有無を判定する。この実施例では、失火判定部77は、PS/PMが予め定めたしきい値αより小さいとき、失火が生じたと判定する。
図5は、クランク角度15度ごとに実行される処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、ECU1のCPUによって、より具体的には図4に示される燃料状態判定装置によって実行される。
圧縮行程において上死点以前にあるかどうかを判定し(S101)、上死点前であれば、センサ出力補正式のパラメータを同定する処理(図7)に入り、パラメータk1およびC1を更新する(S115)。
ステップS101で圧縮上死点前でないならば、失火MILオンフラグが1になっているかどうかを点検する(S103)。このフラグが1になっていることは、すでに何度か失火の判定が行われ、失火の警告が出されていることを意味する。このフラグが1になっていなければ、失火判定処理に移る(S105)。この結果、失火が判定されて、失火フラグが1になると(S107)、失火回数のカウントが進められる(S109)。失火判定処理(S105)が走ると、判定サイクルのカウント、すなわちサイクル数がカウントアップされる(S111)。所定サイクル数において何回失火があったかに基づいて、失火MIL(失火警告)を発生することができるよう、サイクル数をカウントする。失火MILオンフラグが1になっているときは、サイクル数カウントおよび失火カウントをリセットして処理を終える(S113)。
次に図6を参照して図5の失火判定処理(S105)の詳細を説明する。まず、ピストンの上死点の位置から現在の位置までの変位(距離)mを先に示した式(1)により計算する(S131)。次いでこの変位mを用いて、式(2)によりシリンダの現在の容積Vcを計算する(S132)。
エンジンの吸気管に設けられたエアフローメータ5および吸気温センサ9(図1)により検出された吸気量G0および吸気温度Tを読み込む(S133)。
ステップS134〜S136において、エアフローメータで検出された空気量G0を補正する。この実施例では、内的吸気量として、吸気管に還流されるEGRガスおよび吸気管にパージされる蒸発燃料を用い、EGR率およびパージされる蒸発燃料量に基づく補正を行う。ステップS134において、所定の制御で算出された、またはEGRバルブ11の開度に基づいて算出されたEGR率KEGRに基づいて、図9の(a)に示すようなマップを参照し、対応する補正係数KEGR_CPを求める。該マップは、EGR率KEGRが大きくなるほど、補正係数KEGR_CPが大きくなるよう設定されている。これは、EGR率が高くなるほど、気筒に吸入されるEGRガスの量が増えるため、吸気量G0を増加する方向に補正するためである。該マップは、ECU1のメモリに予め記憶しておくことができる。
ステップS135において、所定の制御で算出された、またはパージ制御弁19の開度に基づいて算出されたパージされる蒸発燃料率KPGCに基づいて、図9の(b)に示すようなマップを参照し、対応する補正係数KPURGE_CPを求める。該マップは、蒸発燃料率が大きくなるほど、補正係数KPURGE_CPが大きくなるよう設定されている。これは、パージされる蒸発燃料率が高くなるほど、気筒に吸入される蒸発燃料の量が増えるため、吸気量G0を増加する方向に補正するためである。該マップは、ECU1のメモリに予め記憶しておくことができる。
ステップS136において、検出された新気の量G0を、以下の式に従って補正し、補正済み吸気量Gを算出する。
G=G0×(1+KEGR_CP+KPURGE_CP)
ステップS137において、ステップS136で算出された吸気量Gを用い、先に示した式(4)に従って、モータリング圧力の推定値PMを計算する。
筒内圧センサ37の出力に基づく実際の筒内圧力を読み込み(S139)、上述した補正式により補正する(S141)。エンジンの回転数NEおよび吸気管の絶対圧PBに基づいて失火判定のためのしきい値のマップ(図示せず)を検索する(S143)。モータリング圧力は、エンジンの負荷状態によって異なるため、負荷状態に応じた判定しきい値を予めマップとして用意しておき、このマップを検索するようにしている。該マップは、ECU1のメモリに記憶しておくことができる。
次いで判定ステージを選択する(S145)。これはエンジンの状態に応じて最も適切なタイミングで失火判定を行うためであり、たとえばエンジンの吸排気バルブにタイミングを変更可能な可変バルブ機構を備えたものであれば、タイミングが高回転用に制御されているか、アイドル状態か、ファイアモード(エンジン始動直後に、排気系の触媒を活性化するために高温の排気を排気系に送るモード)かどうか、などに応じて判定ステージが選択される。それぞれのステージマップには、失火判定をしてよい期間(図2の期間bの中での特定の期間)が設定されている。図6のステップS147では、この特定の期間を判定ゲートと呼んでいる。
判定ゲートにあれば、補正された筒内圧力の実測値PSと推定モータリング圧力PMとの比PS/PMが、ステップS143で検索した判定しきい値より大きいかどうか判定する(S149)。比PS/PMがしきい値より大きいときは、正常に点火が行われていると判定され、処理を終える。比PS/PMがしきい値以下であるときは、失火を生じたと判定し、失火フラグが1にセットされる(S151)。失火は、ある予め決められた期間に判定値を超える回数発生すると、失火確立と判定され、失火警報(失火MIL)がオンにされる。
図7を参照して図5のパラメータ同定処理(S115)の流れを説明する。パラメータの同定処理は、圧縮行程の終わり近く、すなわち上死点の近傍で行われる。ピストンが圧縮行程の終わり近くにある状態を同定ステージと呼ぶ。ステップS161において、同定ステージにないときは、パラメータ同定の演算に使用するデータを集める計測ステージにあるかどうかを判定し(S173)、このステージにあればデータをバッファ(ECU1のメモリ)に取り込み(S174)、前回の演算結果をリセットして(S175)、処理を終える。計測ステージにないときも前回の演算結果をリセットして処理を終える。図7のプロセスは、所定のクランク角度(この実施例では、前述したように15度)ごとに実施されるので、計測ステージにあるときには、該所定のクランク角度ごとに、パラメータ同定に用いられるデータがバッファに取り込まれることとなる。
ステップS161で同定ステージにあるとき、計測ステージで取り込んだデータを用いて、既に述べた式(1)にしたがってピストン位置を計算し、式(2)にしたがってシリンダ容量を計算する(S163)。さらに、計測ステージで取り込んだ、エアフローメータ5の検出値G0および吸気温センサ9の検出値Tを読み込む(S165)。
ステップS166〜S168において、エアフローメータの検出値G0を補正する。この補正は、ステップS134〜S136と同様に行われる。該補正で用いられるEGR率および蒸発燃料率は、計測ステージで取り込まれている。ステップS166において、所定の制御で算出された、またはEGRバルブ11の開度に基づいて算出されたEGR率KEGRに基づいて、図9の(a)に示すようなマップを参照し、対応する補正係数KEGR_CPを求め、ステップS167において、所定の制御で算出された、またはパージ制御弁19の開度に基づいて算出された蒸発燃料率KPGCに基づいて、図9の(b)に示すようなマップを参照し、対応する補正係数KPURGE_CPを求める。ステップS168において、検出された新気の量G0を、ステップS134の所で説明した式に従って補正する。
ステップS169において、補正済み吸気量Gを用いて、式(4)に従い、モータリング圧力PMを計算する。さらに、ステップS170において、計測ステージで取り込んだ筒内圧センサ37の出力に基づく実際の筒内圧力を読み込み、(9)式に従ってパラメータk1およびC1を同定する(S171)。次いで、収束判定プロセスを実施し、誤差の分散および標準偏差を計算する(S172)。これは、先に式(4)で示した状態方程式が、同定されたパラメータにより収束するかどうかを判定するための計算であり、図8を参照して説明する。
図8に移り、同定されたパラメータk1およびC1を用いた補正式 PS = PS(θ)k1 + C1で計算される筒内圧センサ37による筒内圧力PSと、燃焼室の気体状態方程式から演算されるモータリング圧力推測値PMとの差の分散、および標準偏差またはそれらの近似値を計算する。基本的な考え方は、標準偏差が予め定めた値以下であるときには、モータリング圧力推定値PMと実測値PSとの誤差が収束すると判定し、同定されたパラメータk1、C1を適正なパラメータとして採用するものである。誤差が収束しないときは、筒内圧センサに異常が生じるなどしてノイズを発生している、演算がオーバーフローしているなどの障害が発生している可能性がある。
同定したパラメータk1、C1を用いて、上述した補正式で補正した筒内圧センサの出力値PSを計算し(S181)、誤差E(i)=PM(i)-PS(i)を計算する(S183)。誤差E(i)に基づいて、既知の演算手法により分散またはその近似値σを計算する(S189)。ここで、iは、0〜nの値をとり、nは、パラメータ同定で用いたデータ数を示し、式(9)のnに対応する。
こうして計算された分散の平方根として標準偏差STDVを計算し(S191)、標準偏差が予め定めたしきい値以上であるときは(S193)、誤差が収束しないと判定し、収束不良フラグ(F_収束_NG)を1にセットする(S195)。収束不良フラグが1になる回数をカウントアップし(S199)、カウントが100以上になると(S201)、筒内圧センサの異常を示すフラグを1にセットする。図8の収束判定の処理は、同定処理において演算される(1サイクルに1回)。ステップS199でのカウントアップは、クランク角度15度ごとのカウントアップである。
ステップS193で標準偏差がしきい値に達しないときは、誤差が収束するものとし、収束不良フラグを0にセットして(S197)、処理を終了する。
失火警報は、具体的には、運転席のパネルに警告灯を点灯する、エンジンスタート時に音声で異常を運転者に告げ、修理を促す、車両を異常モードの運転に強制的に切り替え、修理を強制する、などの方法で発せられる。
図10は、図3に示すブロック図の代替形態を示す。この形態によると、モータリング圧力補正部72は設けられておらず、基本モータリング圧力計算部71で計算される基本モータリング圧力GRT/VCが燃焼室の気体状態方程式に基づくモータリング圧力の推定値PMとして用いられる。
以上にこの発明を具体的な実施例について説明したが、この発明はこのような実施例に限定されるものではなく、また、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンのいずれに対しても使用することができる。また、この発明は、燃料噴射弁を燃焼室に臨むよう設ける筒内噴射式のエンジンにも使用することができる。
この発明の一実施形態に従う、エンジンおよびその制御装置の全体的な構成を示す図。 モータリング圧力曲線および点火を生じたときの圧力曲線を表す図。 この発明の一実施形態に従う、燃焼状態判定装置の機能ブロック図。 ピストン位置を計算するための概念図。 この発明の一実施形態に従う、失火検知処理のメインフローを示すフローチャート。 この発明の一実施形態に従う、失火判定処理の流れを示すフローチャート。 この発明の一実施形態に従う、パラメータ同定処理の流れを示すフローチャート。 この発明の一実施形態に従う、収束判定の処理の流れを示すフローチャート。 この発明の一実施形態に従う、EGR率およびパージされる蒸発燃料量に対応する補正係数を規定するマップ。 この発明の代替形態に従う、燃焼状態判定装置の機能ブロック図。
符号の説明
10 電子制御ユニット(ECU)
37 筒内圧センサ
65 センサ出力検出部
67 センサ出力補正部
69 燃焼室(シリンダ)容積計算部
70 モータリング圧力推定部
71 基本モータリング圧力計算部
72 モータリング圧力補正部
73 パラメータ同定部
75 吸気量補正部

Claims (5)

  1. 内燃機関の燃焼状態を判定するための装置であって、
    前記内燃機関の燃焼室の筒内圧を検出する筒内圧検出手段と、
    前記内燃機関のクランク角度を検出するクランク角度検出手段と、
    前記クランク角度検出手段で検出されるクランク角度に基づいて燃焼室の容積を算出する算出手段と、
    前記内燃機関の外部から新気として流入する吸気量を検出する吸気量検出手段と、
    前記吸気量検出手段によって検出されない内的吸気量を推定する内的吸気量推定手段と、
    前記算出された容積、前記検出された吸気量、および前記推定された内的吸気量を含む演算式により、内燃機関のモータリング圧力を推定する推定手段と、
    前記内燃機関の圧縮行程において、前記筒内圧検出手段で検出される圧力を補正式に従って補正する補正手段と、
    前記補正手段によって補正される検出圧力と、前記推定手段によって推定される圧力との誤差を最小にするよう前記補正式のパラメータを同定する同定手段と、
    前記内燃機関の燃焼行程において、前記補正手段で補正された圧力と、前記推定手段によって推定された圧力との関係に基づいて燃焼状態を判定する判定手段と、を備える、
    装置。
  2. 前記内燃機関は、排ガスを吸気側に還流する排ガス還流手段をさらに備え、前記内的吸気量は、該排ガス還流手段により還流される排ガスの量である、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記内燃機関は、蒸発燃料を吸気側にパージする蒸発燃料処理手段をさらに備え、前記内的吸気量は、該蒸発燃料処理手段によりパージされる蒸発燃料の量である、
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記内燃機関は、クランクケースに流入したブローバイガスを吸気側に還流するブローバイガス還流手段をさらに備え、前記内的吸気量は、該ブローバイガス還流手段により還流されるブローバイガスの量である、
    請求項1に記載の装置。
  5. 前記内燃機関は、制動装置を稼動させるための負圧発生装置をさらに備え、前記内的吸気量は、該負圧発生装置から吸気側に流入する空気の量である、
    請求項1に記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011043125A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の筒内ガス量推定装置
JP2015194098A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ボッシュ株式会社 筒内圧力センサ診断方法及び車両動作制御装置

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