JP2008290561A - 運転代行に用いる折り畳み式バイクと折り畳み式バイクの燃料貯留方法 - Google Patents

運転代行に用いる折り畳み式バイクと折り畳み式バイクの燃料貯留方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造で、代行運転委託者の車のトランク内に折り畳んだバイクから燃料が漏れ出ない運転代行に用いる折り畳み式バイクと折り畳みバイクの燃料貯留方法を提供する。
【解決手段】折り畳み式バイクに、燃料タンクとキャブレター間を遮断するドレンコックと、キャブレターにサブコックを介して連通する貯留容器を備え、折り畳む際には、キャブレター内の残油を貯留容器へ一時貯留する。折り畳んだ姿勢であっても燃料が漏れ出すことがなく、代行運転委託者の車に搭載しても車を汚すことない。
【選択図】図4

Description

本発明は、運転代行者が運転代行の往復路に利用する折り畳み式バイクと折り畳み式バイクの燃料貯留方法に関し、更に詳しくは、運転代行中に横置き搭載可能に折り畳んだバイクから燃料が漏れ出ない折り畳み式バイクと折り畳み式バイクの燃料貯留方法に関する。
近年、飲酒運転や高齢者の運転による重大事故が多発して社会問題化し、これらの事故を未然に防止する手段として、運転代行システムが注目されている。一方、運転代行システムは、危険運転の可能性のある飲酒者や高齢者に代わり、委託を受けて運転を代行するシステムであり、通常は、運転代行者が委託を受けた出発地点まで出向き、また、運転代行後は出発地点などに戻るために、別の車とその車の運転者を必要とする。現在の「運転代行業法」によれば、運転代行者は、認可された随行車両に、2名の二種免許保持者を必要とし、顧客車両と共に目的地まで同行し、帰路につくことが義務づけられているので、委託費用が高額とならざるを得ず、事故の予防手段としての利用が望まれているにもかかわらず、高額な委託費用が普及の障害となっていた。
そこで、運転代行者が運転代行の往復路に使用するバイクを、代行運転委託者の乗用車で牽引し、運転代行者の要員を1名として、運転代行の委託費用を安価にする運転代行方法が提案されている(特許文献1)。
この運転代行方法は、運転代行者が牽引具101を備えたバイク102で運転代行を行う出発地まで出向き、出発地において、図6に示すように、代行運転委託者の乗用車103から引き出したフック104にバイク102の牽引具101を連結し、バイク102の前輪102Aを乗用車103の走行方向と一致するまで回転させてロックする。
運転代行者は、乗用車103に代行運転委託者を乗せて、バイク102を牽引しながら所定の目的地まで運転代行を行い、目的地に到着後は、フック104から牽引具101を外して、バイク102に乗車して出発地点などへ戻る。
また、バイクを牽引せずに、代行運転委託者の車のトランクなどに収容可能な折り畳み式自転車で、運転代行者が出発地へ出向き、また、出発地などに戻る運転代行方法も提案されている(特許文献2)。
特開平8−11512号(第3頁第3欄第25行乃至第32行、図2) 特開平2002−46680号(第2頁第1欄第32行乃至48行、図1)
しかしながら、バイク102を代行運転委託者の乗用車103で牽引する前者の方法は、牽引具101を連結可能な牽引用のフック104が備えられた乗用車103に限られ、委託を受けた際に、代行運転委託者の乗用車103の構造について牽引が可能であるかどうかをその都度確認する必要があった。
また、運転代行中は、バイク102を牽引するので、走行路や走行スピードが制約され、運転代行の前後では、代行運転委託者を待たせ、乗用車103のフック104に牽引具101を連結及び解除する手間を要していた。
更に、バイク102自体に、牽引具101を設け、前輪102Aの操行方向を後輪102Bと平行にロックする機構を設けるなど、大幅な改造が必要となり、これらの理由が実用化の障害となっていた。
また、折り畳み式自転車を代行運転委託者の車のトランクなどへ収容する後者の代行運転方法は、簡単な構成で実現できるものの、運転代行者が自力で自転車を走らせて運転代行を行う出発地へ出向き、また目的地から戻る必要があるので、運転代行者に大きな労力を課すことになり、出発地や目的地が遠距離となる代行運転には適さなかった。
いずれの従来例においても、バイクを折り畳んで代行運転委託者の車のトランクなどへ収容可能とすれば上記各問題は解決されるが、そもそもエンジンを搭載したバイクを車のトランクへ収納できる大きさに折り畳むことは困難であり、また、通常のバイクは、折り畳んで床面に水平に設置される姿勢を想定していないので、キャブレター内に残る燃料が代行運転委託者の車のトランク内に漏れ出すことが考えられ、折り畳み式バイクを代行運転に採用することは想定できなかった。
従って、現行で実用化されている運転代行システムは、依然として随行車と顧客車両を運転する2名の二種免許運転手を必要とする旧来のシステムであり、飲酒運転や高齢者の運転による重大事故を未然防止するシステムであるにもかかわらず、委託費用が高額であり利用者が気軽に利用できないものであった。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、運転代行者の要員を1名として安価な運転代行システムとすることができる運転代行に用いる折り畳み式バイクと折り畳みバイクの燃料貯留方法を提供することを目的とする。
また、簡単な構造で、代行運転委託者の車のトランク内に折り畳んだバイクから燃料が漏れ出ない運転代行に用いる折り畳み式バイクと折り畳みバイクの燃料貯留方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1の運転代行に用いる折り畳み式バイクは、燃料タンクとキャブレター間の給油管に取り付けられ、給油管の給油路を開閉するドレンコックと、キャブレターを貫通し、内端がフロート室内に開口する排出管と、排出管に取り付けられ、排出管の排出路を開閉するサブコックと、排出管の外端に結合され、キャブレター内の残油を一時貯留する貯留容器とを備えたことを特徴とする。
エンジンを停止後、ドレンコックを閉じることにより、給油路が閉じられ、燃料タンク内の燃料はキャブレターへ流出しない。また、サブコックを開き、フロート室内に残された燃料を貯留容器内に排出し、サブコックを閉じれば、フロート室内に燃料が残されず、貯留容器と燃料タンクのいずれからも燃料が流入しないので、バイクが折り畳まれ、どのような姿勢となっても、キャブレターから外部に燃料が漏れ出ない。
フロート室より貯留容器が高い位置で、サブコックを開ければ、貯留容器に貯留された燃料がフロート室内に戻され、その後、サブコックを閉じることにより、貯留容器へは逆流しない。また、ドレンコックを開けることによって燃料タンクの燃料がフロート室内に流入し、エンジンをスタートさせることができる。
請求項2の運転代行に用いる折り畳み式バイクは、貯留容器が、一端が排出管の外端に連結し、他端を閉塞させた可撓性チューブからなり、少なくとも長手方向に沿った一部が透明材料で形成されていることを特徴とする。
可撓性チューブからなる貯留容器を屈曲させることにより、貯留容器の全体を排出管の外端より低い位置へ移動でき、排出管に流れる燃料を残すことなく貯留容器内に収容できる。また、貯留容器を屈曲させて、排出管の外端より高い位置へ移動させれば、貯留容器内に収容した燃料を排出管を介してキャブレターへ戻しやすい。
貯留容器の長手方向の一部が透明材料となっているので、貯留容器内に収容された燃料を目視できる。
請求項3の運転代行に用いる折り畳み式バイクの燃料貯留方法は、エンジンの停止後、燃料タンクとキャブレター間のドレンコックを閉じ、給油路を遮断する第1工程と、第1工程の後、キャブレターを貫通する排出管に取り付けられたサブコックを開き、キャブレターのフロート室と排出管の外端に結合された貯留容器を連通させる第2工程と、フロート室内の残油を、排出管を介して貯留容器に排出した後、サブコックを閉じ、排出管を遮断する第3工程とからなることを特徴とする。
第1行程で、燃料タンクに連通する給油路が遮断されるので、燃料タンク内の燃料はキャブレターへ流出しない。第2行程でキャブレターのフロート室が貯留容器に連通するので、貯留容器側をフロート室から下方に配置することによって、フロート室に残された燃料が貯留容器へ流れる。第3行程で、貯留容器に連通する排出管が遮断されるので、貯留容器に流れた燃料はキャブレターへ逆流することなく、貯留容器内に封入される。
請求項1の発明によれば、キャブレターを用いた簡易構造として、トランク内に収容できる大きさの折り畳み式バイクとしても、エンジン停止後にキャブレター内に残された残油が漏れ出ることがなく、代行運転委託者の車のトランク内に折り畳んで収容しても、トランクを残油で汚す恐れのない折り畳み式バイクとすることができる。
その結果、1名の運転手と随行車両を必要としない運転代行システムを実用化することができ、安価で気軽に利用できる運転代行システムを提供できると共に、随行車両を用いないので、燃料資源の削減と、CO2排出の削減、交通量の削減など種々の二次的効果が得られる。
これに加えて、請求項2の発明によれば、貯留容器を屈曲させることにより、キャブレターに残された燃料を残すことなく、貯留容器へ収容できる。
また、貯留容器の長手方向の一部が透明材料となっているので、燃料が収容されたことを目視で確認できる。
請求項3の発明によれば、運転代行の際に、トランクなどへ収容するためにバイクを折り畳んだ状態としても、折り畳んだバイクから外部に燃料が漏れ出ることがなく、トランクなどを汚さずに、運転代行者が使用するバイクを搭載できる。
以下、本発明の一実施の形態に係る運転代行に用いる折り畳み式バイク1を、図1乃至図5を用いて説明する。図1は、折り畳み式バイク1の右側面図、図2は、同左側面図、図3は、貯留容器2とサブコック3を示す要部斜視図、図4は、燃料の流出路を示す概略図、図5は、折り畳み式バイク1を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
本実施の形態に係る折り畳み式バイク1は、折り畳んだ大きさが、代行運転委託者の乗用車のトランクに収容できる大きさとなるように、電子燃料噴射装置に代えてキャブレター4とするなど簡易構造として、折り畳み可能なフレームと必要最小限の部品から構成される。図1、図2、図5において、5は、前輪を枢支する一対のフロントフォークで、フロントフォーク5の上方に折り畳み自在にハンドル6が連結されてる。また、フロントフォーク5は、フロントフォーク5に沿って起立するヘッドパイプ7周りに回転自在に連結され、フロントフォーク5に一体に連結されたハンドル6によって前輪の向きを操作する。
ヘッドパイプ7から後方に一対のメインパイプ8、8が水平方向に一体に連設され、メインパイプ8、8間に燃料タンク9が載置されている。水平のメインパイプ8、8の後方は、斜め上方に立ち上がり、一対のリアフレーム10とともにシート22を支持している。各リアフレーム10の下端は、メインパイプ8、8の前方から後方に向かって斜め下方に折り畳み自在に連結された一対のロアフレーム11、11の中間からほぼ直角に斜め上方に折り畳み自在に連結され、上端は二股に分岐し、前記シート22を支持している。
尚、シート22は、図5に示すように、バイク1を折り畳んだ際に燃料タンク9の上部に沿って重なり、全体がコンパクトに折り畳まれるように、燃料タンク9の上部外周面を覆う下方が開口した内面形状となっている。
エンジン12、キャブレター4等の駆動機構は、一対のロアフレーム11、11の後方に回動自在に連結されたリアフォーク23、23の間に搭載され、リアフォーク23、23は、更にその間に後輪を枢支している。また、リアフォーク23、23の後方とメインパイプ8、8の後方には、クッションユニット13、13の両端が回動自在に連結し、走行中の後輪の上下動がシート22に伝達しないようにしている。
燃料タンク9の平面には、通常は給油キャップで施蓋される給油口14が形成され、また、給油タンク9の底面には、給油タンク9内に連通する小孔に液密に嵌挿固着された給油管15が取り付けられている。給油管15の他側は、キャブレター4のフューエルインレットに接続し、キャブレター4の図示しないフロート室へ燃料を給油するようになっている。キャブレター4は、メインパイプ8、8に支持される燃料タンク9より下方のリアフォーク23上に配置されているので、バイク1の走行時に燃料タンク9の燃料は、自然落下でキャブレター4に送られる。
図4に示すように、給油管15の燃料タンク9の近傍と、キャブレター4の近傍には、それぞれ給油路を開閉する第1ドレンコック16と第2ドレンコック17が取り付けられている。第1ドレンコック16と第2ドレンコック17は、いずれも手動で開閉操作するもので、閉じ操作した際にその取り付け位置で給油路が遮断される。
キャブレター4の前方には、シリンダーを縦型にしたエンジン12が接続され、キャブレター4から燃料と空気を混合させた混合気がシリンダーに供給される。また、キャブレター4の底面には、一端がフロート室内に開口する排出管18が液密に嵌挿固着され、図3に示すように、排出管18の他端は、エンジン12から後方の車体を覆う車体カバー19に取り付けられたサブコック3まで引き出されている。
サブコック3の排出管18が接続する他側には、貯留容器2が接続される。サブコック3も手動で開閉操作が可能であり、開くと排出管18と貯留容器2が連通し、閉じると両者間が遮断される。
本実施の形態において、貯留容器2は、可撓性の透明なビニールで形成されたチューブ2であり、サブコック3から引き出されたチューブ2は、キックペダルの操作などと干渉しないように車体カバー19に取り付けられた位置決め具20に仮止めされ、車体カバー19に沿って配置されている。また、チューブ2の自由端側の開口は、開口に着脱自在の栓21によって封止されている。
チューブ2は、エンジン停止後にキャブレター4内に残された3乃至6cc程度の燃料を、停止中一時的に貯留するためのものであり、少なくともその残油を全て貯留可能な容量となっている。
以下、運転代行に用いる際の折り畳み式バイク1に対する操作を説明する。
A.運転代行者は、飲酒などで運転のできない代行運転委託者からの依頼を受けて、代行運転委託者が車を駐車している出発地まで、折り畳み式バイク1を運転して出向く。
B.出発地に到着し、折り畳み式バイク1のエンジン12を停止させた後、第1ドレンコック16と第2ドレンコック17を閉じ、キャブレター4内に燃料タンク9から燃料が流入しないようにする。第1ドレンコック16と第2ドレンコック17の閉じ操作は、いずれが先であってもよい。
C.チューブ2がキャブレター4より下方となる位置でサブコック3を開き、キャブレター4のフロート室内に残された燃料を排出管18を介してチューブ2内に収容する。残油がチューブ2内に収容されたかどうかは、透明なチューブ2を通してその収容量から確認する。チューブ2の自由端が栓21により閉塞し、キャブレター4から燃料をチューブ2内に流入しにくい場合には、一時的に栓21を外してチューブ2の自由端側を開放してもよい。更に、キャブレター4から落下する勢いで燃料が自由端側から排出されないように、栓21を外した場合には、チューブ2を下向きU字状に屈曲させておくことが望ましい。
D.キャブレター4内の残油が全てチューブ2内に収容されたことを確認し、サブコック3を閉じ、残油をチューブ2内に封入する。
E.続いて、折り畳み自在に連結されているフレーム、パイプ間の回転がロックされている連結部を回転自在とし、折り畳み式バイク1を折り畳む。本実施の形態に係るバイク1は、図5に示すように、シート22が燃料タンク9の上方を覆うように、メインパイプ8から後方の全体が前方に折り畳まれるとともに、ハンドル6が後輪の方向に折り畳まれる。
F.折り畳んだバイク1は、所定のケースなどに収容して、代行運転委託者の車のトランクなどへ収容し、運転代行者は、代行運転委託者を乗せて指定する目的地まで運転代行を行う。このとき、折り畳んだバイク1は、不特定の姿勢で車に搭載されるが、キャブレター4内に燃料が残されていないので、エンジン12の排気口やキャブレター4の吸入口から燃料が漏れ出ることがなく、代行運転委託者の車を汚す恐れがない。
G.目的地に到着した後、運転代行者は、折り畳んだバイク1を取り出し、折り畳んだバイク1を、キャブレター4がチューブ2より下方の位置となる姿勢として、サブコック3を開き、チューブ2内に貯留された燃料をキャブレター4へ戻す。チューブ2内に燃料が残されていないことを確認し、サブコック3を閉じ、チューブ2内に燃料が逆流しないようにする。
H.続いて、Eと逆の手順で折り畳んだバイク1を組み立て、必要箇所の連結部の回転をロックし、走行可能な状態に各部位をセットする。
I.組み立てて折り畳み式バイク1を自立させた後、第1ドレンコック16と第2ドレンコック17を開き、燃料タンク9から自然落下でキャブレター4へ燃料を給油する。第1ドレンコック16と第2ドレンコック17の開操作は、同様にいずれが先であってもよい。
J.運転代行者は、エンジン12を始動させた折り畳み式バイク1を運転し、出発地など所定の場所に戻る。
本実施の形態によれば、折り畳み式バイク1にドレンコック17、排出管18、サブコック3、貯留容器2を用意し、簡単な改造を行うだけで、代行運転委託者の車を汚さずに、車に搭載できるバイク1とすることができる。
上述の行程において、折り畳んだバイク1は、容易にその姿勢を変化させることができるので、チューブ2へキャブレター4内の燃料を収容するC、Dの行程は、キャブレター4内の燃料がチューブ2内に落下しやすいように、バイク1を折り畳むEの行程の後であってもよい。
また、チューブ2内に貯留された燃料をキャブレター4へ戻すGの行程は、可能であれば、折り畳み式バイク1を組み立てるIの行程の後であってもよい。
一般にキャブレターのフロート室には、ドレン抜きの為にねじ栓によって閉塞するドレン抜き孔が穿設されているので、排出管18を嵌挿させる小孔は、このドレン抜き孔を利用しても良い。一方、本実施の形態によれば、サブコック3を開けば、キャブレター4がチューブ2に連通するので、長期間バイク1を使用せずにキャブレター1のドレン抜きを行う必要がある場合には、第1、第2ドレンコック16、17の少なくともいずれかを閉じるとともに、サブコック3を開き、栓21を外したチューブ2の自由端側からキャブレター4内の燃料を排出することもできる。
また、上記実施の形態では、第1、第2ドレンコック16、17により、給油管15の2カ所で遮断可能としたが、いずれか一方のドレンコックは必ずしも設ける必要がない。また、1カ所で給油管15を遮断する場合には、エンジン停止後に給油管15からキャブレター4に流れる燃料を少量とするために、キャブレター4のフューエルインレットへ可能な限り接近させた位置にドレンコックを取り付けることが望ましい。
本発明は、運転代行システムに用いるために、車のトランクへ収容可能な大きさに折り畳み可能な折り畳み式バイクに適している。
本発明の実施の形態に係る運転代行に用いる折り畳み式バイク1の右側面図である。 折り畳み式バイク1の左側面図である。 貯留容器2とサブコック3の取り付け状態を示す要部斜視図である。 燃料の流出路を示す概略図である。 折り畳み式バイク1を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 牽引具101を備えた従来の運転代行に用いるバイク102の使用状態を示す平面図である。
符号の説明
1 運転代行に用いる折り畳み式バイク
2 貯留容器(チューブ)
3 サブコック
4 キャブレター
9 燃料タンク
15 給油管
16、17 ドレンコック
18 排出管

Claims (3)

  1. 燃料タンクとキャブレター間の給油管に取り付けられ、前記給油管の給油路を開閉するドレンコックと、
    前記キャブレターを貫通し、内端がフロート室内に開口する排出管と、
    前記排出管に取り付けられ、前記排出管の排出路を開閉するサブコックと、
    前記排出管の外端に結合され、前記キャブレター内の残油を一時貯留する貯留容器とを備えたことを特徴とする運転代行に用いる折り畳み式バイク。
  2. 前記貯留容器は、一端が前記排出管の外端に連結し、他端を閉塞させた可撓性チューブからなり、少なくとも長手方向に沿った一部が透明材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の運転代行に用いる折り畳み式バイク。
  3. エンジンの停止後、燃料タンクとキャブレター間のドレンコックを閉じ、給油路を遮断する第1工程と、
    第1工程の後、前記キャブレターを貫通する排出管に取り付けられたサブコックを開き、前記キャブレターのフロート室と前記排出管の外端に結合された貯留容器を連通させる第2工程と、
    前記フロート室内の残油を、前記排出管を介して貯留容器に排出した後、サブコックを閉じ、前記排出管を遮断する第3工程とからなることを特徴とする運転代行に用いる折り畳み式バイクの燃料貯留方法。
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