JP2008290074A - ミンサー機 - Google Patents
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Abstract
【課題】材料挽きの作業効率が高いミンサー機を提供する。
【解決手段】シリンダーの投入口が長孔形状であり、かつこの投入口に対向するスクリューのピッチが比較的大きくされているので、シリンダー内への材料の落とし込みが円滑に行える。更に、シリンダーはその先端側で小径となり、かつスクリューのピッチも先端側で小径化されるので、そこで材料に大きな圧力がかかり、材料挽きの作業効率が向上する。
【選択図】 図3
【解決手段】シリンダーの投入口が長孔形状であり、かつこの投入口に対向するスクリューのピッチが比較的大きくされているので、シリンダー内への材料の落とし込みが円滑に行える。更に、シリンダーはその先端側で小径となり、かつスクリューのピッチも先端側で小径化されるので、そこで材料に大きな圧力がかかり、材料挽きの作業効率が向上する。
【選択図】 図3
Description
この発明はミンサー機に関する。
ミンサー機は肉を砕き挽く用途に使われる機械である。このようなミンサー機は内部にスクリューの入るシリンダーが形成され、これに連通するように上端には投入ロホッパーと前面(前方)には排出口が形成される。上記シリンダーの裏側に設置されている駆動装置の一部である減速機によって回転するスクリューと、上記排出ロに設置されスクリューによって供給される内容物を破砕する回転カッター(破砕カッター)で構戌される。この時、排出口には多数の穴があいた多孔網が回転カッターに隣接して設置されている。そして、上記駆動手段は通常スクリューの後ろの部分に連結された減速機と、この減速機にギアまたはベルトなどで連結されたモーターから成っている。
したがって、上記本体のホッパーに肉や野菜を投入して駆動手段によってスクリューを回転させれば、内部に装着した軸が回転してその材料を自動で下部に押し出し、ミンサー機内部の移送管体である投入口を持つ円筒形シリンダー内部に簡単に流入する。流入した投入物はスクリューによって排出ロの方に移送され、上記排出ロには回転カッターが設置されており、移送された内容物は上記回転カッターと多孔網の接触によって細かく破砕される。最終的に多数の穴があいた多孔網が回転カッターの前に組み立てられ、破砕された内容物は多孔網の穴を通して排出口に排出される。
既存のミンサー機はシリンダーの材料投入口が小さな円形であり、狭くて材料の投入が難しい構造になっており、個別的に作業者が挿入棒を使って材料を押しながら無理やり押し入れる。特に内容物を投入する時、内容物を短時間で投入しようと挿入棒を使わずに手を利用して内容物を投入する過程において、手を切断するなどの事故が多く発生する危険性がある。このような事故を予防するために投入ロ周辺に挿入棒だけが入り、手が入らないような安全装置が設置された製品もあるが、これはむしろ投入ロが細くなり、材料の投入時間が長くなり、安全装置があるにもかかわらず、相変わらず投入速度を高めようと手を使うという逆効果をもたらし、挽く材料投入作業がかなり不便で作業能率が上がらない。
このような問題点を解決するためにシリンダーの投入ロを広くし、自動で内容物が投入されるように発明された自動ミンサー機がある。しかし、これは内容物が自動で投入されるようにするためにスクリューが二つになっており、スクリューの上端で粉砕機のように回り、二つのスクリューを経て一体型になっている位置に押し入れ、出てくる構造になっているが、作業過程がとても不便な構造になっているだけでなく、作業後の分解掃除の時に多くの段階の分解過程が行われなければならないために掃除が大変であり,色々な段階のスクリューが入るために機械のサイズが大きくなり、スーパーや小規模な業者では空間上の制約によって使用が簡単でない。また、ミンサー機に肉類や野菜を入れる過程でも、スクリューを回す過程で強い圧力をかけることができない構造になっており、あまり挽かれない構造になっている。それだけでなく、モーターも二つないし三つが入ることにより、電力消費が高くなり経済的ではない。
この発明は上記課題にかんがみてなされたものである。即ち、
本体部と、該本体部へ着脱自在に取り付けられるスクリューと、該スクリューへ外挿されて前記本体部へ着脱自在に取り付けられるシリンダーと、を備えるミンサー機であって、
前記シリンダーは軸方向に伸びた長孔形状の投入口を備え、その先端の内径が小径とされたボトルネック形状であり、
前記スクリューは前記投入口に開口する第1の部分が第1のピッチであり、該第1の部分より先端側の部分が前記第1のピッチより小さい第2のピッチである、
ことを特徴とするミンサー機。
本体部と、該本体部へ着脱自在に取り付けられるスクリューと、該スクリューへ外挿されて前記本体部へ着脱自在に取り付けられるシリンダーと、を備えるミンサー機であって、
前記シリンダーは軸方向に伸びた長孔形状の投入口を備え、その先端の内径が小径とされたボトルネック形状であり、
前記スクリューは前記投入口に開口する第1の部分が第1のピッチであり、該第1の部分より先端側の部分が前記第1のピッチより小さい第2のピッチである、
ことを特徴とするミンサー機。
このように構成された発明では、シリンダーの投入口が長孔形状であり、かつこの投入口に対向するスクリューのピッチが比較的大きくされているので、シリンダー内への材料の落とし込みが円滑に行える。更に、シリンダーはその先端側で小径となり、かつスクリューのピッチも先端側で小径化されるので、そこで材料に大きな圧力がかかり、材料挽きの作業効率が向上する。
この発明は図2、図3、図4に図示されたような構造を利用して肉を細かく砕き挽く用途で使われるミンサー機において、特に、ミンサー機の入ロホッバーに安全センサーが装着された安全網力バーを持ち、挽くために投入された材料がその材料を下に押し入れる自動装置が装着された軸により、ミンサー機内部の大型長孔形の投入ロを上端に持つボトルネック形や円筒型の移送管体であるシリンダーに簡単に流入し、肉を挽く作業の容易性と安全性の向上を可能とさせたミンサー機に関するものである。
一般的にミンサー機は、図5に図示されたような構造を利用して肉を細かく砕き挽く用途で使われるものであり、図5と図2及び図3を参照してミンサー機の基本的な構造を説明する。
図1と図2及び図5を参照すれば、既存のミンサー機は本体(300)の上部に具備されている肉類投入ロホッパー(110)を通じて材料(153)が投入され、上記ホッパー(110)に投入される材料(153)はモーター(159)によって回転する移送管体であるシリンダー(181)の投入口に流入して移送スクリュー(182)によって前方に押送され、前方に押送された材料(153)は仲介軸であるスクリュー軸(171)を媒介として移送スクリュー(182)とともに回転しながら多孔網(184)の表面と接触する回転カッター(183)によって細かく砕かれながら挽かれ、このように細かく晩かれた材料は移送スクリュー(182)の強制押送力によって多孔網(184)の穴を通して外部に排出されるという過程を通し、肉を挽く作業が成り立つようになる構造であり、上記多孔網(184)はシリンダー(181)端部に図4や図5のようにナット(5)で結合される。
しかし、従来使われているミンサー機の場合、図6Cに図示されたようにシリンダーの投入口(1)の形が小さな円形になっており、上記投入口(1)が小さいために投入ロ(1)で図5の挿入棒(12)を利用したり大量の肉を挽く作業時には機械の特性上、手を利用して強制で挽く材料(153)を押して投入しなければならない。
この発明は図6Aと図6Bに図示されたようにシリンダーの投入ロ(1)が図6Cの投入口(1)のような小さな円形ではなく、四つの角が丸く処理され、シリンダーの軸方向に伸びた大きな長孔形になっており、安全網カバー(100)がホッパー(110)上部をふたのように覆っており、この安全網力バー(100)を開けば材料(153)を大量投入することができる。そして、投入ロ(1)が大きくなることによって、危険をともなって直接手や挿入棒(12)で材料(153)を押し入れなくても、材料投入容易装置(154、154-A、154-B)が自動で材料(153)を下部に押し入れるためにシリンダー(181)まで移送できる構造になっている。すなわち、上記材料(153)は図4に図示されたようにスクリュー軸(171)に連結されてギアボックス外側に延びた小型基底(156-A)が回転し、ベルト(157)に連結されている基底(156)が駆動すれば、上記基底(156)と連結された長軸(155)が作動し、この長軸(155)に連結された材料投入容易装置(154、154-A、154-B)が駆動して自動で材料(153)を下部に押すことによりシリンダー(181)に移送される。そして、上記材料(153)はスクリュー軸(171)を媒介として移送スクリュー(182)とともに回転しながら多孔網(184)の表面と接触する回転カッター(183)によって細く砕かれながら挽かれ、このように細かく挽かれた材料(153)は移送スクリュー(182)の強制押送力によって多孔網(184)の穴を通して外部に排出される。
さらに詳しくすると、図6Aと図4に図示されたようにボトルネック形になったシリンダーが挿入されたこの発明は、次のように構成されていることを特徴とする。内容物(153)を投入することができるホッパー(110)と排出ロを持つミンサー機内部でホッパー(110)と垂直の下端に図6Aのように長孔形内部投入口(1)と排出口に連通する内部空間部が形成され、内部空間部の後ろ側に設置されるギアボックス(158)に着脱可能なシリンダー固定本体が組み立てられる。そして、スイッチで作動するモーター(159)を含む駆動装置により回転しながら内部投入ロ(1)に投入された内容物を排出口に移送する、ボトルネックのように多孔網(184)がある前方排出口の方で細くなる形のスクリュー(182)がギアボックス(158)に連結される。そして、着脱可能なボトルネック形のシリンダー(181)をスクリュー(182)にかぶせてシリンダー固定本体と固定軸(201)で固定し、上記排出口の方に設置され、スクリュー(182)によって移送される内容物を破砕する回転カッター(183)と多孔網(184)をナット(4)で締めて全部着脱可能な一体型に組み立てる。上記排出口と連通するスクリュー(182)の形がボトルネックとなって、排出ロの方の内周面の径が小さくなり、もって当該内周面とスクリュー(182)との幅が急に細くなる。もって材料を強い圧力で多孔網(184)の方に押し出せるミンサー機が提供される。
掃除の時には組み立てた方法の逆の順序で簡単に解体し、解体された部品を水洗いでき、衛生上も優れた機能をこの発明は提供する。図4を参照して掃除方法を説明すれば、ナット(5)を緩め、網(4)をはずし、カッター(3)をはずしてシリンダー(2)をはずし、スクリュー(1)をはずす。以前はスクリューを先にはずさなければならなかったが、この発明の場合はボトルネック形にスクリューが形成されているためにシリンダーを先にはずした後でスクリューをはずさなければならない。組み立てる場合にも、以前はシリンダーを先にはめてスクリューを装着したが、このボトルネック形のシリンダーを持つ発明ではスクリューを先にはめた後でシリンダーをはめる。
掃除の時には組み立てた方法の逆の順序で簡単に解体し、解体された部品を水洗いでき、衛生上も優れた機能をこの発明は提供する。図4を参照して掃除方法を説明すれば、ナット(5)を緩め、網(4)をはずし、カッター(3)をはずしてシリンダー(2)をはずし、スクリュー(1)をはずす。以前はスクリューを先にはずさなければならなかったが、この発明の場合はボトルネック形にスクリューが形成されているためにシリンダーを先にはずした後でスクリューをはずさなければならない。組み立てる場合にも、以前はシリンダーを先にはめてスクリューを装着したが、このボトルネック形のシリンダーを持つ発明ではスクリューを先にはめた後でシリンダーをはめる。
特に、この発明は図6Aのように投入ロ(1)の反対側に行くほどシリンダー(181)の形がボトルネックのように狭い形態になるため、材料投入容易装置(154、154-A、154-B)とともに材料(153)の押送転送力を向上させるようになっているが、回転カッター(183)と多孔網(184)が装着されるシリンダー前方(3)のサイズ(4)は図6Cや図5のように既存のミンサー機と同じであり、既存の回転カッター(183)と多孔網(184)を使うことができる。また、図6Bのように既存のミンサー機のシリンダー(181)のような形と前方(3)サイズ(4)を維持しながら投入ロ(1)の大きさだけを長孔形に拡張した場合、材料投入容易装置(154、154-A、154-B)が駆動して自動で挽く材料(153)がシリンダー(181)に移送されるため、挿入棒(12)や作業者の手のような外部的な押す道具が必要なくなった。
また、大量の材料(153)を投入する代わりに、サイズが小さい材料(153)を投入する場合にはホッパー(110)の安全網カバー(100)が覆われた状態で安全網力バー(100)の小さな穴の間から材料(153)をミンサー機の作動過程でも投入可能である。作業者の安全のためにミンサー機の作動中に安全網カバー(100)が開けられれば図3に図示したような安全センサー(151、151-A)が作動してミンサー機が自動で停止する。また、ミンサー機の作動前に安全網力バー(100)が開いている場合には上記安全センサー(151、151-A)が作動してミンサー機が作動しない。
即ち、本体部には制御部が備えられ、安全センサ−の出力は常にこの制御部へ送られる。安全センサー(151)と(151-A)とが所定距離以上離隔して安全センサーの出力がオフとなると、制御部はモーター(159)を停止状態とする。
即ち、本体部には制御部が備えられ、安全センサ−の出力は常にこの制御部へ送られる。安全センサー(151)と(151-A)とが所定距離以上離隔して安全センサーの出力がオフとなると、制御部はモーター(159)を停止状態とする。
作業後の掃除は簡単に特別な工具の必要なく図2のホッパー取手(152、152-A)を緩め、ホッパー(110)を分解しての掃除が可能である。ホッパー(110)が分離した状態では図3に図示されたような安全センサー(151、151-A)が作動してミンサー機が作動しない。
図7には、他の実施例のスクリュー401とシリンダー402を示す。図7において、図4と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。図中403は、スクリュー402と回転カッター3とをつなぐ連結ピンである。
図7に示したシリンダー402は先端側の小径部分402Aと後端側の大径部分402Bとを備え、投入口404は大径部分402Bに形成されている。かかるシリンダー402の形状に合わせてスクリュー401も小径部分401Aと大径部分401Bとを有する。
図7に示したシリンダー402は先端側の小径部分402Aと後端側の大径部分402Bとを備え、投入口404は大径部分402Bに形成されている。かかるシリンダー402の形状に合わせてスクリュー401も小径部分401Aと大径部分401Bとを有する。
図8には他の実施例のミンサー機500を示す。このミンサー機500は本体部5001とチョッパー部510とを備えてなり、チョッパー部510は本体部501に対して着脱自在に取り付けられる。
なお、本体部501は従来の構成であり、図5と同様に、筐体10の上面にホッパー部11が形成されている。符号13はモータであり、駆動機構15を介して回転軸17を回転させる。この回転軸17にスクリュー1が着脱自在に取り付けられる。
チョッパー部510を構成する各要素は図4に開示されており、同一の符号を付してその説明を省略する。
このように構成された図8のミンサー機500によれば、シリンダー2の投入口が大きくなり、かつ投入口に対向するスクリュー1のピッチが大きくされているので、材料をチョッパー部510へ円滑に導入できる。そして、シリンダー2がボトルネック形に形成されているので、その先端部において充分な圧力が材料に加えられる。もって、材料処理のスループットが向上する。
なお、本体部501は従来の構成であり、図5と同様に、筐体10の上面にホッパー部11が形成されている。符号13はモータであり、駆動機構15を介して回転軸17を回転させる。この回転軸17にスクリュー1が着脱自在に取り付けられる。
チョッパー部510を構成する各要素は図4に開示されており、同一の符号を付してその説明を省略する。
このように構成された図8のミンサー機500によれば、シリンダー2の投入口が大きくなり、かつ投入口に対向するスクリュー1のピッチが大きくされているので、材料をチョッパー部510へ円滑に導入できる。そして、シリンダー2がボトルネック形に形成されているので、その先端部において充分な圧力が材料に加えられる。もって、材料処理のスループットが向上する。
図9には他の実施例のミンサー機600を示す。図10は図9の要部拡大図である。なお、図9及び図10において図8と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
ミンサー機600の本体部の上面にはステンレス鋼からなる保護板601が貼られている。この保護板601は折り曲げられて、本体部の材料落とし穴603の周壁をも被覆している。これにより、本体部上面の洗浄が容易となる。また、洗浄時の水が筐体10内へ浸入することを未然に防止できる。
保護板601にはスペーサ(第2のスペーサ)602が固定されており、その1つには光学センサ605が上方を向いて取り付けられている。
ミンサー機600の本体部の上面にはステンレス鋼からなる保護板601が貼られている。この保護板601は折り曲げられて、本体部の材料落とし穴603の周壁をも被覆している。これにより、本体部上面の洗浄が容易となる。また、洗浄時の水が筐体10内へ浸入することを未然に防止できる。
保護板601にはスペーサ(第2のスペーサ)602が固定されており、その1つには光学センサ605が上方を向いて取り付けられている。
符号610はホッパーであり、材料受け部611と筒状部材615を備える。筒状部材615の内空が材料落し口613となる。この筒状部材615は、図10に示すとおり、本体部の材料落とし穴603へ着脱自在に嵌合される。
材料落し口613の周囲には棒状のスペーサ621、623が立設されており、このスペーサ621、623に安全網カバー620が支えられている。安全網カバー610を安定して支持するためには少なくとも3本のスペーサを備えることが好ましい。スペーサにより安全網カバー620とホッパー610の底面との間に空間が確保される。よって、図10に示すように、材料受け部611へ投入された材料Mが安全網カバー620の下を通って(即ち、安全網カバーと平行に移動して)、材料落し口613へ導入される。当該材料Mの移動は人がその手でつかって行っても、安全網カバーの存在により、人の手が材料落とし穴613へ入ることはない。
材料落し口613まで送られた材料Mは、挿入棒631により下方へ押し込まれる。挿入棒631は安全網カバー620に固定されたガイド630でガイドされながら上下方向へのみ移動可能である。ガイド630内にはばね装置が内蔵され、挿入棒631を上方へ付勢している。挿入棒631の押し込み作業を停止すると、当該付勢力により挿入棒631は図9に示す上死点へ戻される。
細かい材料は安全網カバー620の網目を介して材料落し口613へ落しこむことができる。
材料落し口613の周囲には棒状のスペーサ621、623が立設されており、このスペーサ621、623に安全網カバー620が支えられている。安全網カバー610を安定して支持するためには少なくとも3本のスペーサを備えることが好ましい。スペーサにより安全網カバー620とホッパー610の底面との間に空間が確保される。よって、図10に示すように、材料受け部611へ投入された材料Mが安全網カバー620の下を通って(即ち、安全網カバーと平行に移動して)、材料落し口613へ導入される。当該材料Mの移動は人がその手でつかって行っても、安全網カバーの存在により、人の手が材料落とし穴613へ入ることはない。
材料落し口613まで送られた材料Mは、挿入棒631により下方へ押し込まれる。挿入棒631は安全網カバー620に固定されたガイド630でガイドされながら上下方向へのみ移動可能である。ガイド630内にはばね装置が内蔵され、挿入棒631を上方へ付勢している。挿入棒631の押し込み作業を停止すると、当該付勢力により挿入棒631は図9に示す上死点へ戻される。
細かい材料は安全網カバー620の網目を介して材料落し口613へ落しこむことができる。
スペーサ621の下端はホッパー610の底壁に固定され、その上端に安全網カバー620が傾動可能に取り付けられている。スペーサ623の上端は安全網カバー620に固定される。スペーサ623の下端はホッパー610の底面に対してフリーの状態であり、当該底面に形成された窓612の上に載っている。この窓613は光透過性部材(ガラス等)で形成される。したがって、光学センサ605は窓613を介してスペーサ623の下端の有無を検出している。スペーサ623の下端が窓612上に存在するときは、安全網カバー620が材料落し口613を有効にカバーしている状態である。したがって、スペーサ623の下端の有無を検出することにより、材料落し口613に対する安全網カバー620の状態を特定できる。
図10の二点鎖線で示すとおり、安全網カバー620を傾動させて材料落とし穴613に対するカバーがオフの状態となると、当該安全網カバー620の動きにつれてスペーサ623の下端部が窓612、即ち光学センサ605から離れることとなる。光学センサ605は図示しない制御部に連結されており、スペーサ623の下端部の存在を検出できなくなると、オフ信号を制御部へ送る。制御部は当該オフ信号に基づき、モータ13を停止状態とする。これにより、安全網カバー620を外して材料落とし穴623を表出させたとき、モータ13は常に停止状態となり、作業者を事故から予防する。
また、安全網カバー620はスペーサ621へ回転可能に取り付けられているので、ホッパー610の清掃作業が容易になる。
図10の二点鎖線で示すとおり、安全網カバー620を傾動させて材料落とし穴613に対するカバーがオフの状態となると、当該安全網カバー620の動きにつれてスペーサ623の下端部が窓612、即ち光学センサ605から離れることとなる。光学センサ605は図示しない制御部に連結されており、スペーサ623の下端部の存在を検出できなくなると、オフ信号を制御部へ送る。制御部は当該オフ信号に基づき、モータ13を停止状態とする。これにより、安全網カバー620を外して材料落とし穴623を表出させたとき、モータ13は常に停止状態となり、作業者を事故から予防する。
また、安全網カバー620はスペーサ621へ回転可能に取り付けられているので、ホッパー610の清掃作業が容易になる。
図9に示すとおり、ホッパー610が本体部から離された状態においても、光学センサ605はスペーサ623の下端部を検知できないのでオフ信号を出力し、モータ13が駆動することを防止する。
図10に示すように、スペーサ602により本体部の保護板601に対してホッパー610は浮いた状態となる。このように、保護板601とホッパー610との間に空間が形成されると、ホッパー610の着脱作業が容易になるとともに、ホッパー挿着時においても清掃が容易になる。
図10に示すように、スペーサ602により本体部の保護板601に対してホッパー610は浮いた状態となる。このように、保護板601とホッパー610との間に空間が形成されると、ホッパー610の着脱作業が容易になるとともに、ホッパー挿着時においても清掃が容易になる。
以下、次の事項を開示する
(1) 図3のようにモーター(159)が回転すれば、ギアボックス(158)の外側に延長されてスクリュー軸(171)に固定された小型基底(156-A)が、ベルト(157)で連結された基底(156)を駆動させ、ここに連結された長軸(155)が回転しながら(小型基底とベルトで連結し、基底を駆動させる方法以外にチェーンギアとチェーンで連結されたり、ギアとギアで連結されて基底を駆動させ、長軸を回転させるすべての方法を含む)一つ以上の材料投入容易装置(154、154-A、154-B)が作動して材料(153)を自動で排出口である前方の方で細くなるボトルネック形を持つシリンダーの後ろ側の上端に長孔形模檬の内部投入ロを持つシリンダー(181)の中に押す構造を持つことを特徴とする小型自動ミンサー機。
(2)
(1)において投入された材料(153)を前方排出ロである多孔網(184)に移送するスクリュー(182)と移送管体シリンダー(181)が排出ロの方でボトルネックのように細くなり、幅の差によって内容物に強い圧力が付加されて前方に押し出す構造を持つと同時に、図6のようにシリンダー前方(3)のサイズ(4)が既存のサイズ(4)と同じであることを特徴とする小型自動ミンサー機。
(3)
(1)において図4のようにその組み立て手順がスクリュー(1)、シリンダー(2)、回転カッター(3)、多孔網(4)、ナット(5)の順序で組み立てられたり、図5に図示されたようにその組み立て手順がシリンダー(1)、スクリュー(2)、回転カッター(3)、多孔網(4)、ナット(5)の順序で組み立てられるすべてのミンサー機と、図6Aのようにシリンダーの後ろ側で大きくなるボトルネック形のシリンダーだけでなく、図6Bのような一般円筒形シリンダーを含み、内部投入口(1)が図6Cに図示されたように小さな円形ではなく、四つの角が丸く処理された長方形(長孔形)に拡張されたことを特徴とする小型自動ミンサー機。
(4)
(2)において内部掃除時、スクリュー部分だけを分解して簡単に水洗いができることを特徴とする小型自動ミンサー機。
(5)
(1)において作業後の掃除のために特別な工具が必要なく、図2に図示されたホッパー取手(152、152一A)を緩めてホッパー(110)を分解しての掃除が可能であり、ホッパー(110)が分離した状態では図3に図示されたような安全センサー(151、151-A)が作動してミンサー機が作動しない安全装置を持つ小型自動ミンサー機。
(6)
(1)において大量の材料(153)を投入する代わりに、サイズが小さな材料(153)を投入する場合には、ホッパー(110)の安全網カバー(100)が閉じられた状態で安全網カバー(100)の小さな穴の間から材料(153)をミンサー機の作動過程でも投入可能な構造を持つ小型自動ミンサー機。
(7)
(6)において安全網力バー(100)が開かれれば図3に図示されたような安全センサー(151、151-A)が作動して(位置に関わらずミンサー機が作動しないようにする安全センサー)駆動中のミンサー機が自動で停止し、ミンサー機が作動する前に安全網力バー(100)が開いている場合には上記安全センサー(151、151-A)と非常スイッチ(900)の二重安全装置システムが作動してミンサー機が作動しない安全装置を持つ小型自動ミンサー機。
(8)
(1)において、スクリュー(182)が回転して材料が後方へ出ていくためにスクリューの後ろの部分が簡単に摩耗する現象を防止し、材料が後方へ行かないように防止するための段差であるスクリュー段(173)が設置されている構造を持つ小型自動ミンサー機。
(1) 図3のようにモーター(159)が回転すれば、ギアボックス(158)の外側に延長されてスクリュー軸(171)に固定された小型基底(156-A)が、ベルト(157)で連結された基底(156)を駆動させ、ここに連結された長軸(155)が回転しながら(小型基底とベルトで連結し、基底を駆動させる方法以外にチェーンギアとチェーンで連結されたり、ギアとギアで連結されて基底を駆動させ、長軸を回転させるすべての方法を含む)一つ以上の材料投入容易装置(154、154-A、154-B)が作動して材料(153)を自動で排出口である前方の方で細くなるボトルネック形を持つシリンダーの後ろ側の上端に長孔形模檬の内部投入ロを持つシリンダー(181)の中に押す構造を持つことを特徴とする小型自動ミンサー機。
(2)
(1)において投入された材料(153)を前方排出ロである多孔網(184)に移送するスクリュー(182)と移送管体シリンダー(181)が排出ロの方でボトルネックのように細くなり、幅の差によって内容物に強い圧力が付加されて前方に押し出す構造を持つと同時に、図6のようにシリンダー前方(3)のサイズ(4)が既存のサイズ(4)と同じであることを特徴とする小型自動ミンサー機。
(3)
(1)において図4のようにその組み立て手順がスクリュー(1)、シリンダー(2)、回転カッター(3)、多孔網(4)、ナット(5)の順序で組み立てられたり、図5に図示されたようにその組み立て手順がシリンダー(1)、スクリュー(2)、回転カッター(3)、多孔網(4)、ナット(5)の順序で組み立てられるすべてのミンサー機と、図6Aのようにシリンダーの後ろ側で大きくなるボトルネック形のシリンダーだけでなく、図6Bのような一般円筒形シリンダーを含み、内部投入口(1)が図6Cに図示されたように小さな円形ではなく、四つの角が丸く処理された長方形(長孔形)に拡張されたことを特徴とする小型自動ミンサー機。
(4)
(2)において内部掃除時、スクリュー部分だけを分解して簡単に水洗いができることを特徴とする小型自動ミンサー機。
(5)
(1)において作業後の掃除のために特別な工具が必要なく、図2に図示されたホッパー取手(152、152一A)を緩めてホッパー(110)を分解しての掃除が可能であり、ホッパー(110)が分離した状態では図3に図示されたような安全センサー(151、151-A)が作動してミンサー機が作動しない安全装置を持つ小型自動ミンサー機。
(6)
(1)において大量の材料(153)を投入する代わりに、サイズが小さな材料(153)を投入する場合には、ホッパー(110)の安全網カバー(100)が閉じられた状態で安全網カバー(100)の小さな穴の間から材料(153)をミンサー機の作動過程でも投入可能な構造を持つ小型自動ミンサー機。
(7)
(6)において安全網力バー(100)が開かれれば図3に図示されたような安全センサー(151、151-A)が作動して(位置に関わらずミンサー機が作動しないようにする安全センサー)駆動中のミンサー機が自動で停止し、ミンサー機が作動する前に安全網力バー(100)が開いている場合には上記安全センサー(151、151-A)と非常スイッチ(900)の二重安全装置システムが作動してミンサー機が作動しない安全装置を持つ小型自動ミンサー機。
(8)
(1)において、スクリュー(182)が回転して材料が後方へ出ていくためにスクリューの後ろの部分が簡単に摩耗する現象を防止し、材料が後方へ行かないように防止するための段差であるスクリュー段(173)が設置されている構造を持つ小型自動ミンサー機。
上記のように構成されたミンサー機によれば、シリンダーの投入口が長孔形に拡大しており、材料投入容易装置が自動で材料を押すためにミンサ一機の中で手や挿入棒などの道具を使わずに材料を投入することができるので、事故もなく自動で材料が投入され、安全に作業を進行することができる。その上、材料投入容易装置が自動で材料を押すために、様々なスクリューを使わずに一つのスクリューのみを使用し、ミンサー機のサイズを小型化できる。また、スクリューが一つだけ入るので分解が簡単で掃除もしやすく、モーターが一つだけ使われているために電力消費も減らすことができて経済的である。
掃除の時にホッパーを簡単に別途道具の必要なく分離して掃除することができ、掃除のためにホッパーを分離した場合にはミンサー機の中に安全装置が設計されており、ミンサー機が作動せずに安全に掃除することができる。
また、シリンダーに投入された材料がシリンダー前方に圧力をかけて簡単に移送されるように、シリンダーの形が前方部分が細くなるボトルネック形になっているが、回転カッターと多孔網が付着するシリンダー前方のサイズは既存のシリンダーと同じであり、既存で使った部品である回転カッターと多孔網をそのまま使うことができ、新規部品を購入する必要がなく便利である。
151、151-A 安全センサー
100 ホッパーケース安全装置及び小型物体投入口(安全網カバー)
110 ホッパーケース
152、152-A 取手
153 材料(粉砕及び挽かれる物体は肉野菜すぺて可能)
154、154-A、154-B 挽く材料投入容易装置(自動で下端に押す装置)
155 長軸
156 基底
156-A 小型基底チェーンギア
157 ベルト
158 ギアボックス
158-A ギアボックスオイルカバー
159 モーター
161 ギア
161-A モーター付着ギア
162 中間軸
163 支えゴム
171 スクリュー軸
171-C スクリューピン
171-D スクリュー軸ナット
172 溝
173 スクリュー段
174、174-A リテーナー
175 ベアリング
181 ボトルネック形の移送管体であるシリンダー
182 ボトルネック形の移送スクリュー
183 回転カッター
184 多孔網
185 ボトルネック形のシリンダーナット
201 シリンダー固定軸装置
202 シリンダー挿入ケース
203 ギアボックスとシリンダー挿入ケース固定ボルト
300 機械本体
900 非常スイッチ
100 ホッパーケース安全装置及び小型物体投入口(安全網カバー)
110 ホッパーケース
152、152-A 取手
153 材料(粉砕及び挽かれる物体は肉野菜すぺて可能)
154、154-A、154-B 挽く材料投入容易装置(自動で下端に押す装置)
155 長軸
156 基底
156-A 小型基底チェーンギア
157 ベルト
158 ギアボックス
158-A ギアボックスオイルカバー
159 モーター
161 ギア
161-A モーター付着ギア
162 中間軸
163 支えゴム
171 スクリュー軸
171-C スクリューピン
171-D スクリュー軸ナット
172 溝
173 スクリュー段
174、174-A リテーナー
175 ベアリング
181 ボトルネック形の移送管体であるシリンダー
182 ボトルネック形の移送スクリュー
183 回転カッター
184 多孔網
185 ボトルネック形のシリンダーナット
201 シリンダー固定軸装置
202 シリンダー挿入ケース
203 ギアボックスとシリンダー挿入ケース固定ボルト
300 機械本体
900 非常スイッチ
Claims (7)
- 本体部と、該本体部へ着脱自在に取り付けられるスクリューと、該スクリューへ外挿されて前記本体部へ着脱自在に取り付けられるシリンダーと、を備えるミンサー機であって、
前記シリンダーは軸方向に伸びた長孔形状の投入口を備え、その先端の内径が小径とされたボトルネック形状であり、
前記スクリューは前記投入口に開口する第1の部分が第1のピッチであり、該第1の部分より先端側の部分が前記第1のピッチより小さい第2のピッチである、
ことを特徴とするミンサー機。 - 前記本体部にはホッパーが着脱自在に取り付けられ、該ホッパーは材料受け部と材料落し口とを供え、該材料落し口の周囲にスペーサが設けられて該スペーサに安全網カバーが取り付けられ、前記材料受け部の材料が前記安全網カバーと平行に移動してかつ前記材料落し口から前記シリンダーの投入口へ導入される、ことを特徴とする請求項1に記載のミンサー機。
- 前記安全網カバーは傾動可能に取り付けられる、ことを特徴とする請求項2に記載のミンサー機。
- 前記安全網カバーには挿入棒ガイドが固定されて該挿入棒ガイドへ挿入棒が前記材料落し口方向へ移動可能に取り付けられる、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のミンサー機。
- 前記本体部にはセンサが配設され、前記ホッパーには前記センサの対向位置に窓が形成され、使用状態の安全網カバーがセンサで感知される、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のミンサー機。
- 前記本体部には前記シリンダーの投入口に開口する材料落とし穴が設けられ、前記ホッパーの材料落し口は前記本体部の落とし穴へ嵌合する筒状部分を備え、前記本体部と前記ホッパーとの間には第2のスペーサが設けられる、ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のミンサー機。
- 前記本体部の上面はステンレス鋼板で被覆され、該ステンレス鋼板が折り曲げられて前記材料落とし穴の周壁も被覆する、ことを特徴とする請求項6に記載のミンサー機。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2008290074A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107581230A (zh) * | 2017-09-23 | 2018-01-16 | 徐威 | 一种肉馅加工装置 |
CN112442627A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-05 | 昆山市福玛精密钣金有限公司 | 一种抗腐耐磨预硬化型钢材加工设备及处理工艺 |
CN113713932A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-30 | 萍乡泽昊新材料有限责任公司 | 一种用于废旧材料回收的粉碎装置 |
KR102354409B1 (ko) * | 2020-11-10 | 2022-01-21 | (주)성창기계 | 민서기 |
-
2008
- 2008-05-26 JP JP2008136833A patent/JP2008290074A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107581230B (zh) * | 2017-09-23 | 2018-11-13 | 杭州物择生物科技有限公司 | 一种肉馅加工装置 |
KR102354409B1 (ko) * | 2020-11-10 | 2022-01-21 | (주)성창기계 | 민서기 |
CN112442627A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-05 | 昆山市福玛精密钣金有限公司 | 一种抗腐耐磨预硬化型钢材加工设备及处理工艺 |
CN112442627B (zh) * | 2020-11-23 | 2023-10-13 | 昆山市福玛精密钣金有限公司 | 一种抗腐耐磨预硬化型钢材加工设备及处理工艺 |
CN113713932A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-30 | 萍乡泽昊新材料有限责任公司 | 一种用于废旧材料回收的粉碎装置 |
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