JP2008289978A - 混合液供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を減らして小スペースに設置できると共に、コスト低減を図ることができる混合液供給装置を提供する。
【解決手段】混合液供給装置1には、給油開始ボタン2と給油停止ボタン3とが取り付けられており、第1の液体(例えば水)が供給されるホース4(第1液体供給手段)の中間部にはデジタル流量計5が設置されている。この流量計5を通過した第1の液体は、液体混合部に流入する。一方、第2の液体(例えば原液)が供給されるホース7(第2液体供給手段)には逆止弁付ボール水止栓8が取り付けられている。電磁弁は、液体混合部と一体化されたユニットとして設置されている。そして、第2の液体は、液体混合部に流入し、第1の液体と混合される。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械等に水溶性の切削液を補給する場合等に使用する混合液供給装置に関するものである。
一般的に、工作機械へ水溶性の切削液を補給する時には、まず、台車にペール缶を乗せ、そのペール缶の中にホースで水道水を20リットル程度入れていた。次に、カップに0.5リットル〜2リットルの原液を入れた後、その原液をペール缶に入れて水と原液を混ぜた後、台車を工作機械の近くまで運んで、混合液を工作機械の中に供給していた。
このような、作業は大変手間かかるため、自動で混合液を供給することができる混合液供給装置が開発されている(特許文献1)。
特開2002−282672号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている混合液供給装置では、混合タンクに2液を投入した後、撹拌して混合しているため、大掛かりな装置となっていた。
本発明は上記点に鑑み、部品点数を減らして小スペースに設置できると共に、コスト低減を図ることができる混合液供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の特徴を有するものである。
請求項1の発明は、工作機械等に混合液を供給する混合液供給装置であって、電磁弁と、該電磁弁の開閉を行うスイッチと、第1の液体を供給する第1液体供給手段と、第2の液体を供給する第2液体供給手段と、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合させる液体混合部とを備え、該液体混合部は、一方の液体の流入によって負圧を発生させ、該負圧によって他方の液体が流入し、混合液が生成されることに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第1液体供給手段又は第2液体供給手段に流量計を設置し、予め設定された流量に達した時に電磁弁が閉鎖されることに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、液体混合部は液体混合室を有し、第2の液体が流入する第2の管の途中に、第1の液体が流入する第1の管を連通させ、液体が混合された後に混合液体が流れる管の口径を前記液体混合室の管の口径よりも太くしたことに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、第1の管は、その長手方向が、第2の管を流れる第2の液体の流出方向に対して鋭角となるように傾斜させて、前記第2の管と連通させていることに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、電磁弁と液体混合部とを一体化してユニットとしたことに特徴を有する。
請求項1の発明は、工作機械等に混合液を供給する混合液供給装置であって、電磁弁と、該電磁弁の開閉を行うスイッチと、第1の液体を供給する第1液体供給手段と、第2の液体を供給する第2液体供給手段と、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合させる液体混合部とを備え、該液体混合部は、一方の液体の流入によって負圧を発生させ、該負圧によって他方の液体が流入し、混合液が生成されることに特徴を有するので、第2の液体の流入量を水止栓等で調整することで、液体混合部で2つの液体を適度な濃度で混合させることができ、撹拌棒や、大きな混合タンクを必要としないので、小スペースに設置することができ、製造コストも低減させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第1液体供給手段又は第2液体供給手段に流量計を設置し、予め設定された流量に達した時に電磁弁が閉鎖されることに特徴を有するので、常に一定量の混合液を製造することができると共に、水道水等の蛇口を閉める必要がないので、作業を簡易にすることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、液体混合部は、第2の液体が流入する第2の管の途中に、第1の液体が流入する第1の管を連通させ、液体が混合された後に混合液体が流れる管の口径を前記第2の管よりも太くしたことに特徴を有するので、液体混合部をコンパクトな構成とすることができると共に、負圧を利用して2つの液体を混合させることができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、第1の管は、その長手方向が、第2の管を流れる第2の液体の流出方向に対して鋭角となるように傾斜させて、前記第2の管と連通させていることに特徴を有するので、第1の液体の流れによって生じる負圧を利用して、第2の液体を第1の液体の流れの方向に投入させることができるので、2つの液体を簡易な方法で混合させることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、電磁弁と液体混合部とを一体化してユニットとしたことに特徴を有するので、電磁弁と液体混合部との間の配管をする必要がなく、コスト低減を図ることができる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る混合液供給装置の正面図であり、図2は背面図である。また、図3は配管図である。これらの図が示すように、混合液供給装置1には、給油開始ボタン2と給油停止ボタン3とが取り付けられており、第1の液体(例えば水)が供給されるホース4(第1液体供給手段)の中間部にはデジタル流量計5が設置されている。この流量計5を通過した第1の液体は、液体混合部6に流入する。一方、第2の液体(例えば原液)が供給されるホース7(第2液体供給手段)には逆止弁付ボール水止栓8が取り付けられている。ここで、図3の点線で示すとおり、電磁弁9は、液体混合部6と一体化されたユニットとして設置されている。そして、第2の液体は、液体混合部6に流入し、第1の液体と混合されるのである。さらに、電磁弁9が開状体の時は、混合液は、ホース10を通過して、工作機械等に供給されるのである。以上のとおり本発明の混合液供給装置1は、電磁弁9と液体混合部6とが一体化されたユニットとなっているので、配管が複雑とならず、狭いスペースにも設置でき、コストの低減にもつながるものである。
図4は、本発明に係る混合液供給装置1による操作手順をフローチャートにしたものである。このフローチャートに示すように、予め設定しておいた工作機械に供給する給油量を流量計5に入力する。次に、給油開始ボタン2を押すと、電磁弁9が開き、第1の液体と第2の液体とは、上述した経路を通過して混合液となり、工作機械等に供給されるのである。そして、混合液の供給量が流量計5に入力した給油量になると、自動的に電磁弁9が閉じて混合液の供給は終了する。そして、電磁弁9が閉じると、制御回路に設けられたタイマーに予め設定されている一定時間を経過した後に、流量計5の積算流量値は自動的にリセットされるようになっている。一方、混合液を供給している途中で強制的に終了したい場合には、給油停止ボタン3を押すと、流量計5の積算流量値がリセットされ、電磁弁9が閉じて混合液の供給は終了する。
図5は、液体混合部6の断面図である。この図に示すように、第2の液体は、第2の管11から流れてくるのである。一方、第1の液体は、傘状の細管になった第1の管12から流れてきて、第2の管11の延長上に位置する混合室13で、第1の液体と、第2の液体とは混ざり合うのである。ここで、第1の管12の細管の口径は、第2の管11の口径よりも小さくなっている。尚、第1の液体と第2の液体の粘性等の差によっては、第1の管12の口径が、第2の管11の口径よりも大きくなる場合もあり得る。また、第1の管12は、第2の管11を流れる第2の液体の流出方向(矢印方向)に対して鋭角となるように傾斜させて、第2の管11と連通させている。そして、管状の混合室13で混合された混合液は、この混合室13の管の口径よりも大きい口径の太管14を通過した後、図2で示したホース10を通過して、工作機械等に供給されるのである。
図6は、本発明の液体混合部6で液体が混合する原理を示した説明図である。まず、第1の管12より第1の液体を混合室13へ勢いよく流出させると、混合室13の管内には太管14方向に向かって第1の液体が流れる。この時、混合室13に流れ込んだ第1の液体の流速によって第2の管11と混合室13の双方の管の圧力は減少して負圧になる。第2の管11が負圧になることによって第2の液体は混合室13へ引き込まれ、第1の液体と混じり合って混合液となる。この時、混合室13内では管壁と混合液との間に摩擦が発生する、混合液は第1の液体よりも粘度が大きいので混合室の管内の密度が高くなる、等の液体の流速を低下させる要因が発生して負圧を低下させ、第2の液体の流入量が落ちることとなる。そこで、混合室13の流出側と太管14とを連通させ、混合液の流速がさらに加速されるようにしている。第2の管11の第2の液体の流入側には逆止弁(図示せず)が設けてあり、第2の液体が貯蔵されているタンク等に第1の液体及び混合液が流入するのを防止している。この逆止弁は第2の液体が落下するのを防止しており、第1の管12に第1の液体が供給されると即座に第2の液体は混合室13内へ流入するようになっている。また、上述したように、第1の管12は、傾斜がついているので、混合室13とは反対の第2の管11方向へ流れることはないのである。また、第1の液体が水道水である場合には、所定の水圧が生じているので、液体供給ポンプを必要としないが、水道水でない場合には、図1で示したホース4に液体供給ポンプを介在させることも可能である。
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態をとることができることは言うまでもない。例えば、給油開始ボタンや給油停止ボタン等の制御部のみを混合液供給装置と分離して遠方に配置する構成とすることも可能である。
本発明の混合液供給装置は、2種類以上の液体を混合させて製造される混合液体を工作機械や半導体製造装置等に使用するために利用される。
本発明に係る混合液供給装置の正面図。 本発明に係る混合液供給装置の背面図。 本発明に係る混合液供給装置の配管図。 混合液供給装置の操作手順を示したフローチャート図。 液体混合部の断面図。 液体混合図で液体が混合する原理を示した説明図。
符号の説明
1 混合液供給装置
2 給油開始ボタン
3 給油停止ボタン
4、7、10 ホース
5 流量計
6 液体混合部
8 逆止弁付ボール水止栓
9 電磁弁
11 第2の管
12 第1の管
13 混合室
14 太管

Claims (5)

  1. 工作機械等に混合液を供給する混合液供給装置であって、電磁弁と、該電磁弁の開閉を行うスイッチと、第1の液体を供給する第1液体供給手段と、第2の液体を供給する第2液体供給手段と、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合させる液体混合部とを備え、該液体混合部は、一方の液体の流入によって負圧を発生させ、該負圧によって他方の液体が流入し、混合液が生成されることを特徴とする混合液供給装置。
  2. 第1液体供給手段又は第2液体供給手段に流量計を設置し、予め設定された流量に達した時に電磁弁が閉鎖されることを特徴とする請求項1に記載の混合液供給装置。
  3. 液体混合部は液体混合室を有し、第2の液体が流入する第2の管の途中に、第1の液体が流入する第1の管を連通させ、液体が混合された後に混合液体が流れる管の口径を前記液体混合室の管の口径よりも太くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の混合液供給装置。
  4. 第1の管は、その長手方向が、第2の管を流れる第2の液体の流出方向に対して鋭角となるように傾斜させて、前記第2の管と連通させていることを特徴とする請求項3に記載の混合液供給装置。
  5. 電磁弁と液体混合部とを一体化してユニットとしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の混合液供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103535295A (zh) * 2013-07-29 2014-01-29 太阳高新技术(深圳)有限公司 自动投料装置
JP2014136298A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Cem Co Ltd 切削液の供給装置
CN111097329A (zh) * 2020-01-14 2020-05-05 王凯 一种机械制造用机床切削液快速配制装置

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