JP2008289664A - 起き上がり予兆検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 加速度センサを使用することにより、確実に患者のベッドからの起き上がり予兆を検知することができる起き上がり予兆検知装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、上部加速度センサ4aと下部加速度センサ4bとを設け、これら加速度センサ4a、4bからの加速度からそれぞれの変位量を求め、キャリブレーションによって設定された変位量との差を算出する。そして、この算出された変位量の差が予め設定された変位量閾値を超えた場合に起き上がり予兆を検知する。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明は、上部加速度センサ4aと下部加速度センサ4bとを設け、これら加速度センサ4a、4bからの加速度からそれぞれの変位量を求め、キャリブレーションによって設定された変位量との差を算出する。そして、この算出された変位量の差が予め設定された変位量閾値を超えた場合に起き上がり予兆を検知する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、起き上がり予兆検知装置に関し、特に、ベッドで患者が起き上がることを検知する起き上がり予兆検知装置に関する。
医療関係の分野においては、患者がベッドで起き上がることが危険を伴なう場合がある。このような事情から、患者のベッドでの起き上がり予兆を検知するための装置が種々開発されている。例えば、起き上がり予兆検知装置の1つに、手摺りの上面にセンサ(感圧スイッチ)を取り付けて、患者が手摺りの上面を掴むことを検知することにより起き上がり予兆を検知するものがある(非特許文献1参照。)。
株式会社テクノスジャパン、タッチコール、2007年4月9日検索 <URL:http://www.technosj.co.jp/alarm/tc.html>
しかしながら、手摺りにセンサを取り付ける場合、患者の手に直接触れる箇所に取り付けなければならないことから、当該センサのベッドへの取り付け位置の特定が困難であり、センサの設置箇所が適切でないと患者の起き上がり予兆を検知することができないという問題があった。また、タオルや布団などにより、センサが誤反応してしまうという問題もある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、加速度センサを使用することにより、確実に患者のベッドからの起き上がり予兆を検知することができる起き上がり予兆検知装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、ベッドの手摺りに取り付けられた第1の加速度センサと、前記第1のセンサよりも下方の位置のベッドの手摺りに取り付けられた第2の加速度センサと、前記第1の加速度センサの変位量と、前記第2の加速度センサの変位量とを対応付けて記憶する変位量記憶テーブルと、前記第1の加速度センサから出力される加速度から第1のセンサの変位量を算出し、前記第2の加速度センサから出力される加速度から第2のセンサの変位量を算出する手段と、前記算出された第2の加速度センサの変位量に対応する第1の加速度センサの変位量を前記変位量記憶テーブルを検索して取得する手段と、前記取得された第1の加速度センサの変位量と、前記算出された第1の加速度センサの変位量との差が、予め定められた閾値より大きいか否かを判断する手段と、前記変位量の差が、前記予め定められた閾値よりも大きいと判断された場合に、起き上がり予兆を報知する手段とを具備することを特徴とする起き上がり予兆検知装置、である。
また、本発明の第2の観点によれば、本発明の第1の観点において、前記変位量記憶テーブルにおける第1の加速度センサの変位量と第2の加速度センサの変位量とはキャリブレーション処理によって事前に設定されることを特徴とする起き上がり予兆検知装置、である。
さらに、本発明の第3の観点によれば、本発明の第1の観点において、前記閾値の大きさを入力するための閾値入力装置をさらに具備することを特徴とする起き上がり予兆検知装置、である。
本発明によれば、加速度センサを使用することにより、確実に患者のベッドからの起き上がり予兆を検知することができる起き上がり予兆検知装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知装置が取り付けられるベッドの上面図であり、図2は本発明の実施の形態における起き上がり予兆検知装置のセンサが取り付けられたベッドの側面図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知装置が取り付けられるベッドの上面図であり、図2は本発明の実施の形態における起き上がり予兆検知装置のセンサが取り付けられたベッドの側面図である。
同図に示すように、ベッド1には、手摺り2a〜2dが取り付けられており、これら手摺り2a〜2dのうち、手摺り2dには、図2に示すように、上部加速度センサ4a、ベッド1には下部加速度センサ4bが取り付けられている。
本実施の形態においては、手摺り2dに上部加速度センサ4a及びベッド1に下部加速度センサ4bを取り付けた場合について説明したが、全ての手摺り2a〜2dにそれぞれ上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bを取り付けても良いし、任意の手摺りに取り付けても良い。
本実施の形態においては、手摺り2dに上部加速度センサ4a及びベッド1に下部加速度センサ4bを取り付けた場合について説明したが、全ての手摺り2a〜2dにそれぞれ上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bを取り付けても良いし、任意の手摺りに取り付けても良い。
また、上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bの取り付け位置は、下部加速度センサ4bが上部加速度センサ4aよりも下方の位置であって、ベッド或いはベッドの手摺りに取り付けられてていれば良く、その取り付け箇所は問わない。上部加速度センサ4aは、ベッドの手摺り2dに取り付けられ、その取り付け箇所は問わない。上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bは、患者によって直接触れられない箇所、例えば、手摺りの内部や、ベッドの内部などに取り付けられる。
上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bは警報装置3に接続され、これら上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bによって測定された加速度は、それぞれ警報装置3に入力される。
図3は、警報装置のハードウェア構成を示す図である。
図3は、警報装置のハードウェア構成を示す図である。
同図に示すように、警報装置3は、上部加速度センサインターフェイス11a、下部加速度センサインターフェイス11b、変位量閾値入力用可変抵抗器12、A/Dコンバータ13、マイクロコンピュータ14、フラッシュメモリ15及び警報用スピーカ16を有している。
上部加速度センサインターフェイス11aは、上部加速度センサ4aからの測定された加速度を入力するためのインターフェイスである。
下部加速度センサインターフェイス11bは、下部加速度センサ4bからの測定された加速度を入力するためのインターフェイスである。
下部加速度センサインターフェイス11bは、下部加速度センサ4bからの測定された加速度を入力するためのインターフェイスである。
変位量閾値入力用可変抵抗器12は、可変抵抗を利用して、変位量閾値を入力するものである。この可変抵抗は、ユーザにより設定可能である。すなわち、変位量閾値はユーザにより任意に設定することができる。
A/Dコンバータ13は、上部加速度センサインターフェイス11a及び下部加速度センサインターフェイス11bに入力された加速度及び変位量閾値入力用可変抵抗器12からの閾値をデジタル信号に変換する。
A/Dコンバータ13は、上部加速度センサインターフェイス11a及び下部加速度センサインターフェイス11bに入力された加速度及び変位量閾値入力用可変抵抗器12からの閾値をデジタル信号に変換する。
マイクロコンピュータ14は、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知プログラムを搭載しており、この搭載された起き上がり予兆検知プログラムに従って、本発明の実施の形態に係る起き上がり検知処理を行なう。
フラッシュメモリ15は、後述する変位量記憶テーブル及び入力された変位量閾値を格納する他、マイクロコンピュータ14のワークエリアなどに使用される。
フラッシュメモリ15は、後述する変位量記憶テーブル及び入力された変位量閾値を格納する他、マイクロコンピュータ14のワークエリアなどに使用される。
警報用スピーカ16は、マイクロコンピュータ14による起き上がり予兆検知処理により、起き上がり予兆が検知された場合に、警報を出力する。
図4は、警報装置の外観を示す図である。
同図に示すように、警報装置3の外部には変位量閾値入力用可変抵抗器12によって入力される変位量閾値を調整するための変位量閾値入力ダイアル21や、スピーカ22が設けられている。ユーザは、この変位量閾値入力ダイアル21を使用して、変位量閾値を調整することにより、起き上がり予兆の検知感度を調整することができる。
図4は、警報装置の外観を示す図である。
同図に示すように、警報装置3の外部には変位量閾値入力用可変抵抗器12によって入力される変位量閾値を調整するための変位量閾値入力ダイアル21や、スピーカ22が設けられている。ユーザは、この変位量閾値入力ダイアル21を使用して、変位量閾値を調整することにより、起き上がり予兆の検知感度を調整することができる。
図5は、本発明の実施の形態に係る起き上がり検知装置の機能ブロック図である。
同図においては、A/Dコンバータ13−1、13−2、積分部31−1、31−2、絶対値取得部32−1、32−2、時間積分部33−1、33−2、変位量閾値保持部34、変位量記憶テーブル35、変位量比較部36及び警報部37を有している。
同図においては、A/Dコンバータ13−1、13−2、積分部31−1、31−2、絶対値取得部32−1、32−2、時間積分部33−1、33−2、変位量閾値保持部34、変位量記憶テーブル35、変位量比較部36及び警報部37を有している。
積分部31−1は、A/Dコンバータ13−1によってA/D変換された上部加速度センサ4aによって測定された加速度を積分して、速度を算出する。積分部31−2は、A/Dコンバータ13−2によってA/D変換された下部加速度センサ4bによって測定された加速度を積分して、速度を算出する。
絶対値取得部32−1は、積分部31−1によって算出された速度に対して正規化処理を行なう。絶対値取得部32−2は、積分部31−2によって算出された速度に対して正規化処理を行なう。
時間積分部33−1は、絶対値取得部32−1によって正規化された速度を時間積分して上部加速度センサ4aの一定時間あたりの移動距離を算出する。時間積分部33−2は、絶対値取得部32−2によって正規化された速度を時間積分して下部加速度センサ4bの一定時間あたりの移動距離を算出する。以降、加速度センサの出力から算出された移動距離を「変位量」と呼ぶ。
時間積分部33−1は、絶対値取得部32−1によって正規化された速度を時間積分して上部加速度センサ4aの一定時間あたりの移動距離を算出する。時間積分部33−2は、絶対値取得部32−2によって正規化された速度を時間積分して下部加速度センサ4bの一定時間あたりの移動距離を算出する。以降、加速度センサの出力から算出された移動距離を「変位量」と呼ぶ。
なお、時間積分部33−1、33−2の積分時間は、センサ及びベッドの特性によって異なるため、実測値を基に定めなければならないが、概ね、過去1〜5秒程度から現在までの区間の積分を行なう。
変位量閾値保持部34は、ユーザにより変位量閾値入力用可変抵抗器12を利用して設定された変位量閾値を保持する。
変位量閾値保持部34は、ユーザにより変位量閾値入力用可変抵抗器12を利用して設定された変位量閾値を保持する。
変位量記憶テーブル35は、図6に示すように、下部加速度センサ4bの1秒あたりの変位量と、上部加速度センサ4aの1秒あたりの変位量とを互いに関連付けて記憶したものである。これら変位量は、患者が手摺りに触れていない平常時の実測値であり、起き上がり予兆検知処理を行なう前のキャリブレーションによって設定されることになる。
変位量比較部36は、上部加速度センサ4aの変位量と、下部加速度センサ4bの変位量と、変位量閾値保持部34に保持された変位量閾値及び変位量記憶テーブル35に格納された上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bの変位量に基づいて、起き上がり予兆を検知する。
警報部37は、変位量比較部36によって起き上がり予兆が検知された場合に、スピーカにより警報を出力する。なお、本実施の形態においては、スピーカを利用して音声により予兆を検知する場合について説明しているが、例えば、ナースコールシステムと接続して、ナースステーションに報知しても良く、その方法は問わない。
次に、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知装置の動作について説明する。まず、起き上がり予兆検知処理を行なう前に行なわれる起き上がり予兆検知装置のキャリブレーション処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
本実施の形態におけるキャリブレーション処理では、手摺りを触らない状態で故意にベッドを揺らすことにより、変位量記憶テーブル35へ平常時の上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bの変位量を互いに関連付けて記憶するものである。
本実施の形態におけるキャリブレーション処理では、手摺りを触らない状態で故意にベッドを揺らすことにより、変位量記憶テーブル35へ平常時の上部加速度センサ4a及び下部加速度センサ4bの変位量を互いに関連付けて記憶するものである。
まず、手摺りを触らない状態で故意にベッドを揺らすことにより、下部加速度センサ4bの変位量を取得し(S1)、その時の上部加速度センサ4aの変位量を取得し(S2)、変位量記憶テーブル35に下部加速度センサ4bの変位量に対応する上部加速度センサ4aの変位量に関連付けて記憶する(S3)。
このようにして、図6に示すように、下部加速度センサ4bの複数の変位量に関連付けて、上部加速度センサ4aの対応する変位量を記憶した変位量記憶テーブル35を作成する。
変位量記憶テーブル35を作成した後、起き上がり予兆検知処理が可能になる。以下、図8のフローチャートを参照して、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知処置装置の動作について説明する。
変位量記憶テーブル35を作成した後、起き上がり予兆検知処理が可能になる。以下、図8のフローチャートを参照して、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知処置装置の動作について説明する。
起き上がり予兆検知処理が開始されると、下部加速度センサ4bの変位量を取得し(S11)、上部加速度センサ4aの変位量を取得する(S12)。次に、変位量記憶テーブル35から取得した下部加速度センサ4bの変位量に対応する上部加速度センサ4aの変位量を検索して取得する(S13)。
次に、上部加速度センサ4aの変位量と、S13において変位量記憶テーブル35から取得した上部加速度センサ4aの変位量との差を算出し(S14)、変位量閾値保持部34に保持された変位量閾値を取得する(S15)。
そして、S14において算出された変位量の差と、S15において取得された変位量閾値とを比較し、算出された変位量の差は取得された変位量閾値より大きいか否かの判断が行なわれる(S17)。
そして、S14において算出された変位量の差と、S15において取得された変位量閾値とを比較し、算出された変位量の差は取得された変位量閾値より大きいか否かの判断が行なわれる(S17)。
S17において、算出された変位量の差は取得された変位量閾値より大きいと判断された場合には、患者の起き上がり予兆が発生したものとみなされ、警報が出力され(S18)、大きいと判断されなかった場合には、処理を終了する。
したがって、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知装置によれば、加速度センサを使用して起き上がり予兆検知を行なうので、感圧スイッチを使用する場合に比べて、取り付けを簡単に行なうことができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知装置によれば、加速度センサを使用して起き上がり予兆検知を行なうので、感圧スイッチを使用する場合に比べて、取り付けを簡単に行なうことができる。
また、ユーザにより変位量閾値を設定することができるので、当該変位量閾値を適切な値に設定することにより、起き上がり予兆検知の精度を設定することができる。すなわち、本発明の実施の形態に係る起き上がり予兆検知装置によれば、使用環境などに応じて検知精度を変えることにより、誤って起き上がり予兆検知が行なわれることや、起き上がり検知予兆が検知できなくなることを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
1…ベッド、2a〜2d…手摺り、3…警報装置、4a…上部加速度センサ、4b…下部加速度センサ、14…マイクロコンピュータ、15…フラッシュメモリ、16…警報用スピーカ。
Claims (9)
- ベッドの手摺りに取り付けられた第1の加速度センサと、
前記第1のセンサよりも下方の位置のベッド或いはベッドの手摺りに取り付けられた第2の加速度センサと、
前記第1の加速度センサの変位量と、前記第2の加速度センサの変位量とを対応付けて記憶する変位量記憶テーブルと、
前記第1の加速度センサから出力される加速度から第1のセンサの変位量を算出し、前記第2の加速度センサから出力される加速度から第2のセンサの変位量を算出する手段と、
前記算出された第2の加速度センサの変位量に対応する第1の加速度センサの変位量を前記変位量記憶テーブルを検索して取得する手段と、
前記取得された第1の加速度センサの変位量と、前記算出された第1の加速度センサの変位量との差が、予め定められた閾値より大きいか否かを判断する手段と、
前記変位量の差が、前記予め定められた閾値よりも大きいと判断された場合に、起き上がり予兆を報知する手段と
を具備することを特徴とする起き上がり予兆検知装置。 - 前記変位量記憶テーブルにおける第1の加速度センサの変位量と第2の加速度センサの変位量とはキャリブレーション処理によって事前に設定されることを特徴とする請求項1記載の起き上がり予兆検知装置。
- 前記閾値の大きさを入力するための閾値入力装置をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の起き上がり予兆検知装置。
- ベッドの手摺りに取り付けられた第1の加速度センサの変位量と、前記第1のセンサよりも下方の位置のベッド或いはベッドの手摺りに取り付けられた第2の加速度センサの変位量とを対応付けて記憶する変位量記憶テーブルを具備する起き上がり予兆検知装置に起き上がり予兆検知処理を行なわせるプログラムであって、
前記プログラムは、前記起き上がり予兆検知装置に、
前記第1の加速度センサからの加速度及び前記第2の加速度センサからの加速度を入力させ、
前記入力された第1の加速度センサから出力される加速度から第1のセンサの変位量を算出し、前記入力された第2の加速度センサから出力される加速度から第2のセンサの変位量を算出させ、
前記算出された第2の加速度センサの変位量に対応する第1の加速度センサの変位量を前記変位量記憶テーブルを検索して取得させ、
前記取得された第1の加速度センサの変位量と、前記算出された第1の加速度センサの変位量との差が、予め定められた閾値より大きいか否かを判断させ、
前記変位量の差が、前記予め定められた閾値よりも大きいと判断された場合に、起き上がり予兆を報知させることを特徴とするプログラム。 - 前記起き上がり予兆検知装置に、前記第1の加速度センサからの加速度及び前記第2の加速度センサからの加速度の入力の前に、前記変位量記憶テーブルにおける第1の加速度センサの変位量と第2の加速度センサの変位量とをキャリブレーション処理によって事前に設定させることをさらに具備することを特徴とする請求項4記載のプログラム。
- 前記起き上がり予兆検知装置に、前記第1の加速度センサからの加速度及び前記第2の加速度センサからの加速度の入力の前に、前記閾値の大きさを入力させることをさらに具備することを特徴とする請求項4記載のプログラム。
- ベッドの手摺りに取り付けられた第1の加速度センサの変位量と、前記第1のセンサよりも下方の位置のベッド或いはベッドの手摺りに取り付けられた第2の加速度センサの変位量とを対応付けて記憶する変位量記憶テーブルを具備する起き上がり予兆検知装置における起き上がり予兆検知方法において、
前記第1の加速度センサからの加速度及び前記第2の加速度センサからの加速度を入力し、
前記入力された第1の加速度センサから出力される加速度から第1のセンサの変位量を算出し、前記入力された第2の加速度センサから出力される加速度から第2のセンサの変位量を算出し、
前記算出された第2の加速度センサの変位量に対応する第1の加速度センサの変位量を前記変位量記憶テーブルを検索して取得し、
前記取得された第1の加速度センサの変位量と、前記算出された第1の加速度センサの変位量との差が、予め定められた閾値より大きいか否かを判断し、
前記変位量の差が、前記予め定められた閾値よりも大きいと判断された場合に、起き上がり予兆を報知することを特徴とする起き上がり予兆検知方法。 - 前記第1の加速度センサからの加速度及び前記第2の加速度センサからの加速度の入力の前に、前記変位量記憶テーブルにおける第1の加速度センサの変位量と第2の加速度センサの変位量とをキャリブレーション処理によって事前に設定することをさらに具備することを特徴とする請求項7記載の起き上がり予兆検知方法。
- 前記第1の加速度センサからの加速度及び前記第2の加速度センサからの加速度の入力の前に、前記閾値の大きさを入力することをさらに具備することを特徴とする請求項7記載の起き上がり予兆検知方法。
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---|---|---|---|---|
US11154252B2 (en) | 2014-02-10 | 2021-10-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Early acute fall risk detection |
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