JP2008289527A - 飲料抽出機 - Google Patents
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Abstract
【課題】飲料粉末の香りを十分楽しむことができる飲料抽出機を提供する。
【解決手段】底部に出湯口15を有する容器2内の飲料水を加熱保温する加熱装置3と、飲料粉末を密閉保存した飲料パック8に設けられた注入部6を開封する注入部開封装置14と、出湯口15と注入部開封装置14を連通する抽出経路16の途中に配され容器2内の熱湯を送る熱湯圧送装置17と、熱湯圧送装置17と注入部開封装置14との間の抽出経路16の途中から分岐した空気経路18を介して、飲料パック8内に空気を圧送する空気圧送装置19とを備え、飲料パック8の抽出部7開封後に、空気圧送装置19を所定時間駆動する拡散工程を有するもので、乾燥状態の飲料粉末が有する香り成分を飲料パック8外に拡散することで飲料粉末が有する香りを積極的に楽しむことができる。
【選択図】図1
【解決手段】底部に出湯口15を有する容器2内の飲料水を加熱保温する加熱装置3と、飲料粉末を密閉保存した飲料パック8に設けられた注入部6を開封する注入部開封装置14と、出湯口15と注入部開封装置14を連通する抽出経路16の途中に配され容器2内の熱湯を送る熱湯圧送装置17と、熱湯圧送装置17と注入部開封装置14との間の抽出経路16の途中から分岐した空気経路18を介して、飲料パック8内に空気を圧送する空気圧送装置19とを備え、飲料パック8の抽出部7開封後に、空気圧送装置19を所定時間駆動する拡散工程を有するもので、乾燥状態の飲料粉末が有する香り成分を飲料パック8外に拡散することで飲料粉末が有する香りを積極的に楽しむことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コーヒー・紅茶・ココアなどの飲料を一杯づつ密封した飲料パックによりいつでも新鮮でおいしい飲料が手軽に飲める飲料抽出機に関するものである。
従来、この種の飲料抽出機は、熱湯により飲料パックを開封後、引き続き熱湯により飲料抽出を行う構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−070165号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の飲料抽出機の構成では、熱湯により飲料パックを開封後、引き続き熱湯により飲料抽出を行うため、飲料パック内の乾燥状態の飲料粉末が有する香り成分が熱湯に溶け込み香りを十分楽しむことができないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、飲料粉末が有する香り成分を十分楽しむことができる飲料抽出機を提供することを目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明の飲料抽出機は、飲料水を収容すると共に底部に出湯口を有する容器と、前記容器の底部に配され前記容器内の飲料水を加熱保温する加熱装置と、飲料粉末を密閉保存した飲料パックに設けられた注入部を開封する注入部開封装置と、前記出湯口と前記注入部開封装置を連通する抽出経路と、前記抽出経路の途中に配され前記容器内の熱湯を送る熱湯圧送装置と、前記飲料パック内に空気を圧送する空気圧送装置と、前記熱湯圧送装置と前記注入部開封装置との間の前記抽出経路の途中から分岐すると共に、前記空気圧送装置と連通する空気経路とを備え、前記飲料パックの抽出部開封後に、前記空気圧送装置を所定時間駆動する拡散工程を有するもので、乾燥状態の飲料粉末が有する香り成分を飲料パック外に拡散することで飲料粉末が有する香りを積極的に楽しむことができるものである。
本発明の飲料抽出機は、飲料パックの抽出部開封後の熱湯による本格抽出工程の前に、飲料パック内の飲料粉末が有する香り成分を圧送空気により飲料パック外に送り出す拡散工程を加えることにより乾燥状態の飲料粉末が有する香り成分を積極的に楽しむことができる。
第1の発明は、飲料水を収容すると共に底部に出湯口を有する容器と、前記容器の底部に配され前記容器内の飲料水を加熱保温する加熱装置と、飲料粉末を密閉保存した飲料パックに設けられた注入部を開封する注入部開封装置と、前記出湯口と前記注入部開封装置を連通する抽出経路と、前記抽出経路の途中に配され前記容器内の熱湯を送る熱湯圧送装置と、前記飲料パック内に空気を圧送する空気圧送装置と、前記熱湯圧送装置と前記注入部開封装置との間の前記抽出経路の途中から分岐すると共に、前記空気圧送装置と連通する空気経路とを備え、前記飲料パックの抽出部開封後に、前記空気圧送装置を所定時間駆動する拡散工程を有するもので、乾燥状態の飲料粉末が有する香り成分を飲料パック外に拡散することで飲料粉末が有する香りを積極的に楽しむことができるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の熱湯圧送装置からの熱湯により飲料パックの抽出部を開封するもので、飲料粉末が有する香りを積極的に楽しむことができる効果に加え、熱湯の熱により飲料パックの抽出部を静かに開封することができるものである。
第3の発明は、特に、第1の発明の空気圧送装置からの圧送空気により飲料パックの抽出部を開封するもので、飲料粉末が有する香りを積極的に楽しむことができる効果に加え、空気圧により開封するため飲料パック内の飲料粉末が熱湯にまったく触れない状態で開封され、飲料パック内の香り成分の量が減少することなく開封後の圧送空気により、より多くの香り成分を拡散することができるものである。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の拡散工程実施の有無の選択ができる選択装置を有するもので、拡散工程の実施を自らの意思により選択実施することができるものである。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の拡散工程時の空気圧送装置の駆動時間を調整する拡散時間調整装置を設けたもので、使用者の好みの時間、香りを楽しむことができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における飲料抽出機の概略構成を示す図、図2は、同飲料抽出機の動作を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における飲料抽出機の概略構成を示す図、図2は、同飲料抽出機の動作を示す図である。
図1、2において、本実施の形態における飲料抽出機は、本体1内に収納された容器2と、容器2の底面に配され容器2内の飲料水を加熱保温する加熱装置3と、容器2の上部開放部を液密に覆い蒸気通路4を有する蓋5と、前面部を開放し飲料パック8を固定する固定部9を有するパック収納部10と、パック収納部10の前面開放部10aを覆い下方の水平方向に回転軸11を有し本体1に回動自在に軸支され 外部操作で開閉するパックドアー12と、容器2内の熱湯を飲料パック8内に吐出するインジェクタ13を有すると共に飲料パック8の注入部6を開封する注入部開封装置14と、容器2の底面に配された出湯口15と、注入部開封装置14のインジェクタ13と出湯口15を連通する抽出経路16と、抽出経路16の途中に配され容器2内の熱湯に圧力をかけて飲料パック8に熱湯を送る熱湯圧送装置17と、熱湯圧送装置17とインジェクタ13の間の抽出経路16の途中から分岐した空気経路18と、空気経路18の一端に空気圧送装置19と、パックドアー12の開閉動作を、飲料パック8を開封する注入部開封装置14に連動する開封連動装置20と、本体1の上面の前部に配された表示操作部21と、容器2底の加熱装置3の中央部に配された温度センサー22と、飲料パック有無検知装置(図示せず)と、ドアー閉検知装置(図示せず)と、表示操作部21、飲料パック有無検知装置、ドアー閉検知装置、温度センサー22等からの信号により、加熱装置3、空気圧送装置19、熱湯圧送装置17の電気的制御を行う制御装置23と、抽出飲料を受けるコップ24を置くカップスタンド25と、本体1から着脱可能で、こぼれた飲料を受けるトレイ26とを備えている。
8は、樹脂成形で構成された注入部6と樹脂フィルム(図示せず)を貼り合わせた構成で開封後も内部の飲料粉末が出ないようメッシュ構造とした抽出部7を有する飲料パックである。
パックドアー12の回転軸11部周辺には第一のリンク腕27を一体形成している。
注入部開封装置14は、インジェクタ13を一体成形した第一のリンク28と、カム29と第二のリンク腕30を一体形成したカム機構31が回動自在に本体1に軸支され、第一のリンク28とカム29との接触部の第一のリンク28上端にローラー32を回動自在に装着し、第一のリンク28は、上方にばね(図示せず)により付勢された状態で上下方向にスライドするように本体1に支持され、第一のリンク腕27先端の回転軸27aとカム機構31の第二のリンク腕30の先端の回転軸30aとを、開封連動装置20の第二のリンク33で連動した構成としている。
制御装置23には、飲料パック8の抽出部7開封後に、空気圧送装置19を所定時間駆動し、飲料パック8内の香り成分を、飲料パック8の外部に拡散する拡散工程をプログラムしている。
以上のように構成された本実施の形態における飲料抽出機について、以下にその動作、作用を説明する。
容器2内に飲料水をいれ加熱装置3により湯沸しし、温度センサー22で検知した温度により、制御装置23により所定の温度に保温する。パックドアー12を、外部操作により開き、飲料パック8を、パック収納部10の所定位置にセット固定する。
パックドアー12を閉じると、その動作が、パックドアー12に形成された第一のリンク腕27から、開封連動装置20の第二のリンク33を介し、カム機構31の第二のリンク腕30からカム29を介し、第一のリンク28の先端のローラー32から第一のリンク28に伝達され、インジェクタ13が下方に移動し、インジェクタ13の先端部が飲料パック8の注入部6を突き刺し開封する。
その後、熱湯圧送装置17による熱湯や空気圧送装置19による圧送空気などにより、飲料パック8の抽出部7の貼合せ部(図示せず)を開封した後、あらかじめプログラムされた拡散工程が働き、空気圧送装置19を所定時間駆動し、飲料パック8内の香り成分を飲料パック8外に拡散する(図2(c))。
その後さらに、内部のコーヒーや紅茶などの飲料を熱湯で抽出し、最後に空気圧送装置19を駆動し、飲料パック8内の残りの飲料を空気圧でコップ24に排出し飲料パック8が火傷の心配なく、取り出せる構成としている。
本実施の形態における飲料抽出機は、以上のように構成されているので、飲料パック8の抽出部7を開封した後、プログラムされた拡散工程により空気圧送装置19を所定時間駆動し、飲料パック8内の飲料粉末の香り成分を飲料パック8外に拡散させるため、飲料粉末の香りを積極的に楽しむことができる飲料抽出機を提供することができるものである。
尚、飲料パック8の抽出部7の開封時に、熱湯圧送装置17による熱湯を少しづつ間欠的に送り込んで、熱湯の温度と圧力により抽出部7の貼合せ部を開封するようにしても良い。このようにすることで、上記実施の形態1の効果に加え、熱湯圧送装置17による熱湯の温度と圧力により抽出部7の貼合せ部を開封するため、静かに抽出部7を開封することができるようになり、使用勝手の良い飲料抽出機を提供することができるものである。
また、飲料パック8の抽出部7の開封時に、空気圧送装置19による圧送空気の圧力で、抽出部7の貼合せ部を開封するようにすれば、飲料パック8内の飲料粉末を熱湯に触れさせることがなくなるので、熱湯への香り成分の溶け込みによる香り成分の減少がなく、拡散工程での飲料粉末の香りを、上記第1の実施の形態より多く飲料パック外に拡散させることができ、香りをより楽しむことができる飲料抽出機を提供することができるものである。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における飲料抽出機の上面の部分平面図である。尚、上記第1の実施の形態における飲料抽出機と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施の形態における飲料抽出機の上面の部分平面図である。尚、上記第1の実施の形態における飲料抽出機と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図3に示すように、本体1の上面の前部に配した表示操作部21に、拡散工程実施の有無を任意に選択することができる選択スイッチ34と、拡散工程実施を選択した時に点灯する拡散工程表示ランプ35を有する選択装置36と、拡散工程の空気圧送装置19の駆動時間を外部操作により調整するための調整つまみ37を有する拡散時間調整装置38を設けたもので、他の構成は、上記第1の実施の形態における飲料抽出機と同じである。
上記構成により、本実施の形態における飲料抽出機は、上記第1の実施の形態における効果に加え、使用者は、選択スイッチ34を用いて、拡散工程を手軽に任意に選択できるので、使用勝手の良い飲料抽出機を提供することができるものである。
また、拡散工程の選択時に、拡散時間調整装置38の調整つまみ37を操作して、空気圧送装置19の駆動時間を、手軽にしかも簡単に調整できるため、香りを楽しむ時間を使用者が自由に設定できる飲料抽出機を提供することができるものである。
以上のように本発明に係る飲料抽出機は、飲料粉末が有する香り成分を十分楽しむことができるもので、家庭用、業務用の各種飲料抽出機に適用できる。
2 容器
3 加熱装置
6 注入部
7 抽出部
8 飲料パック
14 注入部開封装置
15 出湯口
16 抽出経路
17 熱湯圧送装置
18 空気経路
19 空気圧送装置
36 選択装置
38 拡散時間調整装置
3 加熱装置
6 注入部
7 抽出部
8 飲料パック
14 注入部開封装置
15 出湯口
16 抽出経路
17 熱湯圧送装置
18 空気経路
19 空気圧送装置
36 選択装置
38 拡散時間調整装置
Claims (5)
- 飲料水を収容すると共に底部に出湯口を有する容器と、前記容器の底部に配され前記容器内の飲料水を加熱保温する加熱装置と、飲料粉末を密閉保存した飲料パックに設けられた注入部を開封する注入部開封装置と、前記出湯口と前記注入部開封装置を連通する抽出経路と、前記抽出経路の途中に配され前記容器内の熱湯を送る熱湯圧送装置と、前記飲料パック内に空気を圧送する空気圧送装置と、前記熱湯圧送装置と前記注入部開封装置との間の前記抽出経路の途中から分岐すると共に、前記空気圧送装置と連通する空気経路とを備え、前記飲料パックの抽出部開封後に、前記空気圧送装置を所定時間駆動する拡散工程を有する飲料抽出機。
- 熱湯圧送装置からの熱湯により飲料パックの抽出部を開封する請求項1に記載の飲料抽出機。
- 空気圧送装置からの圧送空気により飲料パックの抽出部を開封する請求項1に記載の飲料抽出機。
- 拡散工程実施の有無の選択ができる選択装置を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料抽出機。
- 拡散工程時の空気圧送装置の駆動時間を調整する拡散時間調整装置を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料抽出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007135146A JP2008289527A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | 飲料抽出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007135146A JP2008289527A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | 飲料抽出機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008289527A true JP2008289527A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40164903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007135146A Pending JP2008289527A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | 飲料抽出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008289527A (ja) |
-
2007
- 2007-05-22 JP JP2007135146A patent/JP2008289527A/ja active Pending
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