JP2008288925A - 映像記録再生装置および映像記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】音声を中心としたコンテンツのダイジェストを作成可能で、検索性に優れたインデックス機能を備えた映像記録再生装置および映像記録再生方法を提供する。
【解決手段】録画データ14Aとして、映像データ140、音声データ141、字幕データ142に加え、補助管理データ143および複数の静止画データ144aからなる静止画データ群144が加えて保存される。静止画データ144aは映像データ140および字幕データ142に基づいて作成されるデータであり、補助管理データ143は、静止画データ144aそれぞれの再生タイミングを音声データ141の進行に基づいて指示する情報が格納されているデータである。
【選択図】図3
【解決手段】録画データ14Aとして、映像データ140、音声データ141、字幕データ142に加え、補助管理データ143および複数の静止画データ144aからなる静止画データ群144が加えて保存される。静止画データ144aは映像データ140および字幕データ142に基づいて作成されるデータであり、補助管理データ143は、静止画データ144aそれぞれの再生タイミングを音声データ141の進行に基づいて指示する情報が格納されているデータである。
【選択図】図3
Description
本発明は、映像記録再生装置および映像記録再生方法に関する。
従来の技術として、映像を複数の静止画に変換してダイジェストとして出力する映像記録再生装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この映像記録再生装置は、テレビ放送を受信する受信手段と、受信手段によって受信されたテレビ放送の映像データから静止画データを抽出する静止画抽出手段と、字幕データを抽出する字幕抽出手段と、字幕データの字幕進行に基づいて静止画データと字幕データとを合成して合成静止画データを生成する合成手段とを有する。
この映像記録再生装置は、テレビ放送の映像データを複数の合成静止画データに変換するため、通常録画において保存される映像データ、音声データ、字幕データ等のデータ容量に比べ、保存容量を大幅に削減することができる。また、合成静止画データに時刻情報を記録することで、通常録画において保存された録画データのインデックスとして利用することができる。
特開2007−6308号公報
しかし、従来の映像記録再生装置によると、合成静止画データは、音声データを記録しないため、音声を中心とした番組構成、例えば音楽番組等の番組視聴には適していない。また、インデックスとして利用する場合、合成静止画データを再生しなければ内容を参照できないため、検索性が低いという問題がある。
従って、本発明の目的は、音声を中心としたコンテンツのダイジェストを作成可能で、検索性に優れたインデックス機能を備えた映像記録再生装置および映像記録再生方法を提供することにある。
(1)本発明は上記目的を達成するため、映像データ、音声データ、字幕データを記憶する記憶部と、前記字幕データに基づいて前記映像データから静止画データを作成して前記記憶部に記憶させる制御部とを有し、前記制御部は、前記音声データの進行に基づいて前記静止画データおよび前記字幕データを再生するための補助管理データを作成して前記記憶部に記憶させることを特徴とする映像記録再生装置を提供する。
上記した構成によれば、音声データを再生しながら、その進行に沿って静止画データおよび字幕データを再生することで、音声を中心としたダイジェスト作成が可能となる。また、映像データを用いずに静止画データを用いることでダイジェストのデータ容量を低減できる。
(2)また、本発明は上記目的を達成するため、映像データ、音声データ、字幕データを情報として記憶する記憶部と、前記記憶部内の前記情報の入出力に基づく通信を行う通信部と、前記字幕データに基づいて前記映像データから静止画データを作成して前記情報として前記記憶部に記憶させる制御部とを有し、前記制御部は、前記音声データの進行に基づいて前記静止画データおよび前記字幕データを再生するための補助管理データを作成して前記情報として前記記憶部に記憶させることを特徴とする映像記録再生装置を提供する。
上記した構成によれば、(1)の効果を有するだけでなく、外部機器においてもダイジェストを再生できる。
(3)また、本発明は上記目的を達成するため、字幕データの表示タイミングに基づいて映像データから静止画データを抽出する抽出ステップと、前記静止画データの表示タイミングを音声データに関連づける補助管理データを作成する補助管理ステップと、前記映像データ、前記音声データ、前記字幕データ、前記静止画データ、および前記補助管理データを情報として記憶する記憶ステップとを有することを特徴とする映像記録再生方法を提供する。
上記した工程によれば、(1)と同様の効果を有する映像記録再生方法が可能となる。
本発明によれば、音声を中心としたダイジェストを作成でき、コンテンツの検索性を向上することができる。
以下に、本発明の映像記録再生装置の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
(構 成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に関するホームネットワークを示す概略図である。
(構 成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に関するホームネットワークを示す概略図である。
ホームネットワーク4は、映像を記録および再生可能な映像記録再生装置1と映像を再生可能な映像再生装置2とをネットワークケーブル40で接続することで構成される。また、ホームネットワーク4は、例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)に準拠して構成される。
映像記録再生装置1は、アンテナ等を介してデジタルテレビ放送を受信可能で、受信した番組等のコンテンツを内部記録媒体に記録し、ネットワークケーブル40を介して映像再生装置2にコンテンツを出力することができる。また、映像記録再生装置1は、外部メモリ41、または点線で示すようにBluetooth(登録商標)等の無線手段を介して携帯機器3とデータを共有する。
図2Aは、本発明の第1の実施の形態に関する映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。
映像記録再生装置1は、アンテナ10Aを介してデジタルテレビ放送を受信してチャンネル選択するチューナ10と、チューナ10の出力を映像データ、音声データ、字幕データ等の種別に分別して処理するストリーム処理部11と、ストリーム処理部11の出力をデコードする等の動作をおこなうMPEG(Moving Picture Experts Group)コーデック部12と、外部に接続された表示装置等に映像信号および音声信号等を出力する出力部13と、MPEGコーデック部12の出力を録画データ14Aとして保存するHDD14と、外部メモリ41を挿抜可能でHDD(Hard Disk Drive)14から録画データ14Aを転送可能に構成されたメモリスロット41Aと、データを一時的に記憶するメモリ15と、デジタルテレビ放送を録画する際に各部を制御する録画制御部16Aとデジタルテレビ放送を再生する際、または記録したコンテンツを再生する際に各部を制御する再生制御部16Bとを有するCPU(Central Processing Unit)16と、複数のスイッチ等からなり、それらの入力に基づいて映像記録再生装置1を操作する操作部17と、外部機器とLAN(Local Area Network)ケーブル等で接続されて通信する通信部18とを有する。各部は、バス19によって相互に接続される。
図2Bは、本発明の第1の実施の形態に関する映像再生装置の構成を示すブロック図である。
映像再生装置2は、外部機器とLANケーブル等で接続されて通信する通信部18と、通信部18を介して外部機器から受信した映像データ、音声データおよび字幕データ等を復号化するMPEGデコーダ21と、MPGEデコーダ21で符号化された信号を入力して外部に接続された表示装置等に映像信号および音声信号等を出力する出力部22と、データを一時的に記憶するメモリ23と、コンテンツ再生の際に各部を制御する再生制御部24Aを有するCPU24と、複数のスイッチ等からなり、それらの入力に基づいて映像記録再生装置1を操作する操作部25とを有する。各部は、バス26によって相互に接続される。
図2Cは、本発明の第1の実施の形態に関する携帯機器の構成を示すブロック図である。
携帯機器3は、不揮発性メモリを使用したカード型の外部メモリ41を挿抜可能で外部メモリ41内のデータを読み書き可能に構成されたメモリスロット41Bと、外部メモリ41内の映像データ、音声データおよび字幕データ等を復号化するデコード部30と、デコード部30の出力を入力して表示部31Aおよびスピーカ31Bにそれぞれ映像信号および音声信号を出力する出力部31と、アンテナ32Aを介して無線基地局との通信を行う電話機能部32と、データを一時的に記憶するメモリ33と、コンテンツ再生の際に各部を制御する再生制御部34Aを有するCPU34と、複数のスイッチ等からなりそれらの入力に基づいて携帯機器3を操作する操作部35とを有する。各部は、バス36によって相互に接続される。
図3は、本発明の第1の実施の形態に関する録画データの構成を示すブロック図である。
録画データ14Aは、HDD14に保存されるが、本実施の形態においては、通常録画の際に保存される映像データ140、音声データ141、字幕データ142に加えて補助管理データ143および複数の静止画データ144aからなる静止画データ群144が保存される。静止画データ144aは映像データ140および字幕データ142に基づいて作成されるデータであり、作成手順については後述する。補助管理データ143は、静止画データ144aのそれぞれの再生タイミングを音声データ141の進行に基づいて指示する情報が格納されているデータである。
(動 作)
以下に、本発明の第1の実施の形態における映像記録再生装置の動作を各図を参照しつつ説明する。
以下に、本発明の第1の実施の形態における映像記録再生装置の動作を各図を参照しつつ説明する。
まず、チューナ10がアンテナ10Aを介して受信したデジタルテレビ放送をチャンネル選択して放送データをストリーム処理部11へ出力する。ストリーム処理部11は、放送データを映像データ、音声データおよび字幕データ等に分離してMPEGコーデック部12へ出力する。映像データ、音声データおよび字幕データはMPEGコーデック部12において復号化され、再生の際は、映像信号、音声信号および字幕信号が出力部13へ出力される。出力部13は、外部に接続された表示装置等に映像信号、音声信号および字幕信号を出力し、表示装置はそれらを処理して映像および音声を出力する。
また、録画の際は、MPEGコーデック部12の出力はHDD14に入力されて、録画データ14Aとして保存される。なお、録画データ14Aは、MPEGコーデック部12において復号化されたものでなく、MPEGコーデック部12において再び符号化されたものを保存、またはMPEGコーデック部12において復号化する前のデータを保存してもよい。
図4は、本発明の第1の実施の形態に関する静止画データの作成手順を示す概略図である。
映像記録再生装置1において、字幕データ142に基づいて字幕142Aおよび字幕142Bが映像とともに再生される。字幕142Aおよび字幕142Bの表示は、字幕表示タイミングtAおよび字幕表示タイミングtBであり、本実施の形態では、字幕表示タイミングtAから字幕表示タイミングtBの間を1つのシーンと定義する。字幕表示タイミングtAと字幕表示タイミングtBの中間をキャプチャタイミングtCとし、1つのシーンの代表として、tCにおける静止画144Cを静止画データ144aとして保存する。以上の動作を映像データ140のすべての字幕表示タイミングに対して実行し、複数の静止画データ144aを作成する。なお、この静止画データ144aには字幕142Aを含まない。
図5は、本発明の第1の実施の形態に関する映像記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ストリーム処理部11において放送データが解析される(S10)。次に、放送データから字幕データ142が分離されて、MPEGコーデック部12において字幕データ142から字幕補助パケットが検出される(S11)。次に、録画制御部16Aは、字幕補助パケットに格納されている字幕内容を含む字幕情報と字幕表示タイミングを含む字幕時刻情報を取得する(S12)。次に、録画制御部16Aは、字幕時刻情報に基づいてキャプチャタイミングtCを決定し、映像データ140からキャプチャタイミングtCにおける静止画をキャプチャする(S13)。以上の動作を録画が終了するまでおこなうことで複数の静止画を生成し、複数の静止画データ144aである静止画データ群144を、映像データ140、音声データ141、および字幕データ142とともにHDD14に録画データ14Aとして保存する(S14)。この時、静止画データ群144を再生する際に、静止画データ144aそれぞれの表示タイミング等を制御するための補助管理データ143も同時に録画データ14A内に保存される。
録画データ14Aは、再生制御部16Bの処理で再生され、再生された映像信号および音声信号は出力部13を介して外部へ出力される。
図6は、本発明の第1の実施の形態に関する映像記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
まず、再生制御部16Bは、補助管理データ143を読み込んで静止画データ144aのそれぞれの表示タイミングを取得する(S20)。次に、再生制御部16Bは、音声データ141を再生して音声信号を出力部へ入力し、出力部13は外部へ音声信号を出力する(S21)。次に、音声データ141の再生経過時間がn番目の字幕の表示タイミングになると(S22;Yes)、n番目の字幕を出力するとともに、n番目の字幕に対応した静止画データ144aを再生して出力する(S23)。n+1番目の字幕の表示タイミングになるまではn番目の静止画データ144aを表示し続ける(S22;No)。
S22およびS23のステップは、すべての静止画データ144aについて字幕の順で実行され(S24;No)、すべての静止画データ144aが再生を完了すると動作を終了する(S24;Yes)。
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によると、映像データ140から字幕データ142に基づいて作成された複数の静止画データ144aと、静止画データ144aのそれぞれと音声データ141の再生タイミングを関連づけるために作成された補助管理データ143とを録画データ14Aとして保存したため、音声データ141の再生に合わせて静止画データ144aのそれぞれと字幕データ142とを再生することができる。以上の構成および動作により、ダイジェストとしての録画データ14Aの保存データ容量を削減できるだけでなく、ダイジェスト再生において音声を再生できるため、音声の欠かせない番組等のダイジェストを作成することが可能となる。
上記した第1の実施の形態によると、映像データ140から字幕データ142に基づいて作成された複数の静止画データ144aと、静止画データ144aのそれぞれと音声データ141の再生タイミングを関連づけるために作成された補助管理データ143とを録画データ14Aとして保存したため、音声データ141の再生に合わせて静止画データ144aのそれぞれと字幕データ142とを再生することができる。以上の構成および動作により、ダイジェストとしての録画データ14Aの保存データ容量を削減できるだけでなく、ダイジェスト再生において音声を再生できるため、音声の欠かせない番組等のダイジェストを作成することが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
(構 成)
図7は、本発明の第2の実施の形態に関する録画データの構成を示すブロック図であり、(a)は、録画データの構成、(b)は静止画データ群の格納を示す。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については共通の符号を付している。
(構 成)
図7は、本発明の第2の実施の形態に関する録画データの構成を示すブロック図であり、(a)は、録画データの構成、(b)は静止画データ群の格納を示す。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については共通の符号を付している。
静止画データ144aのそれぞれに静止画データファイル名144bが付与され、そのファイル名に表示タイミングにおける字幕を用いる。静止画データファイル名群144Aは、複数の静止画データファイル名144bからなる。
補助管理データ143は、静止画データ群144および静止画データファイル名群144Aの内容をリスト表示するためのリスト表示データ143Aと、リスト表示データ143Aと映像データ140、音声データ141および字幕データ142を関連づけするためのリスト管理データ143Bとを有する。リスト表示については後述する。
静止画データ群144は、コンテンツごとにフォルダ145に格納され、フォルダ名145Aとして番組名や映画タイトル名等のコンテンツタイトルを用いる。
図8は、本発明の第2の実施の形態に関する静止画データ群のリスト表示例を示す概略図であり、(a)はファイルブラウザを用いた表示例、(b)はリストブラウザを用いた表示例である。
図8(a)に示す表示画面146は、映像再生装置2が映像記録再生装置1の有するコンテンツ情報を参照した場合に、映像再生装置2の出力部22に接続された表示装置に表示される映像である。ここでは、録画データ14Aのフォルダ145を参照している。
表示画面146は、一般的なファイルブラウザで表示した場合であり、フォルダ名145Aおよびファイルの情報であるファイルアイコン144c、静止画データファイル名144b、容量144d等が表示され、ファイル名144Aとしては字幕内容が表示される。また、選択カーソル146Aを操作部25を介して操作することが可能で、選択した静止画データ144aを再生することができる。また、表示内容はファイルブラウザの設定を変更して変えることができる。
図8(b)に示す表示画面147は、リスト表示データ143Aに対応したリストブラウザを用いて、映像再生装置2が映像記録再生装置1の有するコンテンツ情報を参照した場合に、映像再生装置2の出力部22に接続された表示装置に表示される映像である。ここでは、録画データ14Aのフォルダ145を参照している。
表示画面147は、リスト表示データ143Aに対応したリストブラウザで表示した例であり、番組タイトル、放送局名および記録日時等が表示される番組情報147Aと、各項目を選択する選択枠147Bと、各静止画データ144aに対応したサムネイル147Cと、ファイル名に対応する字幕147Dと、各静止画データ144aが対応する映像データ140の再生経過時間を示す経過時間147Eとで構成される。また、選択枠147Bを操作部25を介して操作することが可能で、選択した静止画データ144aを再生することができる。また、静止画データ144aに関連する再生経過時間から映像データ140を再生することもできる。再生形態はユーザーによって選択できる。また、表示内容はリストブラウザの設定を変更して変えることができる。
(動 作)
ホームネットワーク4内において、映像再生装置2から映像記録再生装置1のHDD14に保存されているコンテンツの参照要求をすると、映像記録再生装置1から録画データ14Aのヘッダ情報等が通信部18を介して出力される。ヘッダ情報は、映像再生装置2の通信部20を介して受信され、CPU24において処理される。CPU24によって処理されたヘッダ情報は、出力部22から外部に接続された表示装置へ映像信号および音声信号として出力される。
ホームネットワーク4内において、映像再生装置2から映像記録再生装置1のHDD14に保存されているコンテンツの参照要求をすると、映像記録再生装置1から録画データ14Aのヘッダ情報等が通信部18を介して出力される。ヘッダ情報は、映像再生装置2の通信部20を介して受信され、CPU24において処理される。CPU24によって処理されたヘッダ情報は、出力部22から外部に接続された表示装置へ映像信号および音声信号として出力される。
図9は、本発明の第2の実施の形態に関する映像記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
まず、映像再生装置2は、ホームネットワーク4を介して映像記録再生装置1にアクセスし、操作部25の操作に基づいて録画データ14Aから番組フォルダとしてフォルダ145を選択する(S30)。フォルダ145を選択することで、フォルダ145のフォルダ内ファイル情報をヘッダとして取得し(S31)、取得したフォルダ内ファイル情報に基づいて図8(a)に示すようにリスト表示をする(S32)。選択カーソル146Aによってファイルが選択されると(S33)、映像再生装置2は、映像記録再生装置1から選択された静止画データ144aを取得して再生する(S34)。
図10は、本発明の第2の実施の形態に関する映像記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
まず、映像再生装置2の再生制御部24Aにリストブラウズ機能がインストールされている場合、リストブラウザ(図示せず)を起動する(S40)。リストブラウザはCPU24において実行される。リストブラウザが起動されると、映像記録再生装置1からリスト表示データ143Aを取得する(S41)。リスト表示データ143Aを処理することにより図8(b)に示すようにリスト表示をする(S42)。選択枠147Bによってファイルが選択されると(S43)、選択した静止画データ144aに関連する映像データ140を再生するかどうかをユーザに確認する(S44)。
ユーザが映像データ140の視聴を希望した場合(S44;Yes)、補助管理データ143のリスト管理データ143Bを参照し(S45)、選択した静止画データ144aのシーンから映像データ140を再生する(S46)。また、ユーザが映像データの視聴を希望しなかった場合(S44;No)、選択された静止画データ144aを再生する(S47)。映像データ140または静止画データ144aの再生とともにリストブラウザを終了する(S48)。
(他の実施例)
図11は、本発明の第2の実施の形態に関する携帯機器における表示例を示す概略図である。
図11は、本発明の第2の実施の形態に関する携帯機器における表示例を示す概略図である。
携帯機器3は、表示部31Aを有し、外部メモリ41の内容等を表示する。表示部31Aは、フォルダ名145Aと、静止画データ144aと、静止画データファイル名144bとを表示し、静止画データ144aの右にカーソル31aが表示されている場合には次のシーンの静止画データ144aを再生可能で、左にカーソル31aが表示されている場合には前のシーンの静止画データ144aを再生可能である。なお、シーンの切り替えには操作部35が用いられる。
携帯機器3は、メモリスロット41Bを介して外部メモリ41からフォルダ145内のデータを読み込むか、Bluetoothでの通信によってデータを受信する。再生制御部34Aによって静止画データ144aが再生され、出力部31を介して表示部31Aに出力される。操作部35を操作することにより、静止画データ144aをシーン順に再生していくことができる。なお、携帯機器3が音声データ141の再生に対応している場合は、補助管理データ143を読み込むことで音声データ141の再生進行に合わせて、自動で静止画データ144aのシーンを切り替えて再生することができる。
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によると、静止画データ144aのファイル名に字幕を用いたことで、ファイルブラウズの際に、静止画データ144aを再生することなく字幕内容を表示することができ、静止画データ144aの検索性、つまりシーンの検索性に優れる。
上記した第2の実施の形態によると、静止画データ144aのファイル名に字幕を用いたことで、ファイルブラウズの際に、静止画データ144aを再生することなく字幕内容を表示することができ、静止画データ144aの検索性、つまりシーンの検索性に優れる。
また、専用のリストブラウザを用いることで、静止画データ144aのサムネイル表示、経過時間表示等の詳細表示ができるため、検索性がさらに向上する。また、リスト管理データ143Bの関連づけにより、映像データ140を静止画データ144aのシーンから再生することができるため、インデックスとして利便性が高い。
また、上記した第2の実施の形態の他の実施例によると、静止画データファイル名144bに字幕内容を用いることで静止画データ144aに字幕を重畳することなく字幕内容を表示可能なため、ダイジェストを作成する際の映像処理装置1の処理負担が軽減される。また、携帯機器3の再生能力に合わせて、録画データ14Aからデータを選択して転送することができるため、多くの機器に対応することができる。
1…映像記録再生装置、2…映像再生装置、3…携帯機器、4…ホームネットワーク、10…チューナ、10A…アンテナ、11…ストリーム処理部、12…MPEGコーデック部、13…出力部、14…HDD、14A…録画データ、15…メモリ、16…CPU、16A…録画制御部、16B…再生制御部、17…操作部、18…通信部、19…バス、20…通信部、21…MPEGデコーダ、22…出力部、23…メモリ、24…CPU、24A…再生制御部、25…操作部、26…バス、30…デコード部、31…出力部、31A…表示部、31B…スピーカ、31a…カーソル、32…電話機能部、32A…アンテナ、33…メモリ、34…CPU、34A…再生制御部、35…操作部、36…バス、40…ネットワークケーブル、41…外部メモリ、41A…メモリスロット、41B…メモリスロット、140…映像データ、141…音声データ、142…字幕データ、142A…字幕、142B…字幕、143…補助管理データ、143A…リスト表示データ、143B…リスト管理データ、144…静止画データ群、144A…静止画データファイル名群、144B…静止画、144C…静止画、144D…静止画、144a…静止画データ、144b…静止画データファイル名、144c…ファイルアイコン、144d…容量、145…フォルダ、145A…フォルダ名、146…表示画面、146A…選択カーソル、147…表示画面、147A…番組情報、147B…選択枠、147C…サムネイル、147D…字幕、147E…経過時間、tA…字幕表示タイミング、tB…字幕表示タイミング、tC…キャプチャタイミング
Claims (10)
- 映像データ、音声データ、字幕データを記憶する記憶部と、
前記字幕データに基づいて前記映像データから静止画データを作成して前記記憶部に記憶させる制御部とを有し、
前記制御部は、前記音声データの進行に基づいて前記静止画データおよび前記字幕データを再生するための補助管理データを作成して前記記憶部に記憶させることを特徴とする映像記録再生装置。 - 前記制御部は、前記字幕データの表示ごとに、前記字幕データの表示タイミングから所定の時間経過後の映像データをキャプチャして前記静止画データを作成することを特徴とする請求項1に記載の映像記録再生装置。
- 前記制御部は、前記字幕データの表示内容に基づいて前記静止画データのファイル名を作成することを特徴とする請求項1に記載の映像記録再生装置。
- 映像データ、音声データ、字幕データを情報として記憶する記憶部と、
前記記憶部内の前記情報の入出力に基づく通信を行う通信部と、
前記字幕データに基づいて前記映像データから静止画データを作成して前記情報として前記記憶部に記憶させる制御部とを有し、
前記制御部は、前記音声データの進行に基づいて前記静止画データおよび前記字幕データを再生するための補助管理データを作成して前記情報として前記記憶部に記憶させることを特徴とする映像記録再生装置。 - 前記制御部は、前記静止画データを前記補助管理データが有する番組詳細情報とともにリスト表示することを特徴とする請求項4に記載の映像記録再生装置。
- 前記制御部は、外部からの要求に応じて前記記憶部に記憶された前記情報を前記通信部を介して出力することを特徴とする請求項4に記載の映像記録再生装置。
- 前記制御部は、外部からの要求に応じて前記記憶部に記憶されている前記情報としての前記静止画データおよび前記番組詳細情報を前記通信部を介して出力することを特徴とする請求項5に記載の映像記録再生装置。
- 字幕データの表示タイミングに基づいて映像データから静止画データを抽出する抽出ステップと、
前記静止画データの表示タイミングを音声データに関連づける補助管理データを作成する補助管理ステップと、
前記映像データ、前記音声データ、前記字幕データ、前記静止画データ、および前記補助管理データを情報として記憶する記憶ステップとを有することを特徴とする映像記録再生方法。 - 前記抽出ステップは、前記静止画データを抽出する際に、前記字幕データの表示内容に基づいて前記静止画データのファイル名を作成することを特徴とする請求項8に記載の映像記録再生方法。
- 前記補助管理ステップは、前記補助管理データに前記静止画データをリスト表示するためのリスト表示データを作成することを特徴とする請求項8に記載の映像記録再生方法。
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JP (1) | JP2008288925A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115119030A (zh) * | 2021-03-19 | 2022-09-27 | 海信视像科技股份有限公司 | 一种字幕的处理方法及装置 |
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2007
- 2007-05-18 JP JP2007132384A patent/JP2008288925A/ja active Pending
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CN115119030A (zh) * | 2021-03-19 | 2022-09-27 | 海信视像科技股份有限公司 | 一种字幕的处理方法及装置 |
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