JP2008287848A - 制御装置、記憶装置およびライト制御方法 - Google Patents

制御装置、記憶装置およびライト制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回復不能なセクタの生成を防止することを課題とする。
【解決手段】制御装置1は、ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプルの予測位置情報を算出する。そして、制御装置1は、算出された次サンプルの予測位置情報が所定の閾値である次サンプルの予測位置スライスより大きいかを判定する。その後、ディスク制御装置1は、次サンプルの予測位置情報が次サンプルの予測位置スライスより大きいと判定された場合には、現在ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するようにディスク装置2を制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、記憶媒体に対してデータのライトを行う際のライト制御を行う制御装置、記憶装置およびライト制御方法に関する。
従来より、ディスク装置のような記憶装置の振動状態時に正確なライト処理を行うために、ディスク装置(駆動部)を制御するディスク制御装置は、振動を検知し、振動が検知された場合には、ライト処理を制御する技術が実施されている。
例えば、特許文献1では、ディスク制御装置が振動を検知した場合には、ライト処理をすぐに停止し、検知された振動の大きさに応じて、ディスク装置のライト処理禁止期間を決定して、そのライト処理禁止期間におけるライト処理を禁止するように制御する技術が開示されている。なお、特許文献2では、ディスク制御装置は、ディスク制御装置が振動を検知した場合には、検知された振動の大きさに応じて、アクチュエータの制御量の計算を変動する技術が開示されている。
特開2006−185504号公報 特開2000−322812号公報
ところで、上記した特許文献1の技術では、ディスク制御装置が振動を検知した場合には、ライト処理禁止期間におけるライト処理を禁止するので、セクタの途中で振動が検出された場合には、セクタ単位におけるライト処理が途中で止まってしまう結果、その後の再開後における電源投入時における再書き込みの時間を要する場合や、回復不能なセクタ(アンリカバードリードセクタ)を生成してしまう場合がある結果、電源投入時における時間遅延が発生するという課題および回復不能なセクタを生成するという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、ライトスプライスを防止する結果、回復不能なセクタの生成を防止し、記憶装置の信頼性の向上を図ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、制御装置や記憶装置であって、前記ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプル予測位置算出部と、前記次サンプル予測位置算出部によって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定部と、前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、記憶媒体に対してデータのライトを行う際のライト制御を行うライト制御方法であって、前記ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプル予測位置算出ステップと、前記次サンプル予測位置算出ステップによって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定ステップと、前記次サンプル予測位置判定ステップによって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御ステップと、を含んだことを特徴とする。
従って本発明によれば、ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報との差分であるヘッドの次サンプルの予測位置情報を算出し、算出された次サンプルの予測位置情報が所定の次サンプルの予測位置閾値より大きいかを判定し、次サンプルの予測位置情報が所定の次サンプルの予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように記憶媒体駆動部を制御するので、セクタ単位でライト処理を終わらせて、ライトスプライスを防止する結果、回復不能なセクタの生成を防止する。従って、ユーザ領域においては回復不能なセクタの増大を防止することが可能である。また、記憶装置の動作に関わる情報が記憶されたシステム領域においては、回復不能なセクタを防止することで、リトライによる電源投入時における装置立ち上げ時間遅延を防止することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記ヘッドの位置を示すポジション信号を用いて、前記ヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに前記次サンプル予測位置情報を算出することを特徴とする。
ゆえに、ヘッドの位置を示すポジション信号を用いて、ヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに次サンプル予測位置情報を算出するので、通常のディスク制御に用いられるポジション信号を利用することができる結果、新たな振動検出機構を用いることなく、記憶媒体駆動部に生じている振動を検出することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプルの予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、前記次サンプル予測位置算出部によって算出された今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測位置差分情報と前記所定の次サンプル予測位置閾値との関係、前記位置情報と所定の位置閾値との関係、次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分、衝撃の度合いのいずれか一つまたは複数に応じて、ライト処理を即座に停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理停止制御部をさらに備えることを特徴とする。
ゆえに、次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、算出された今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測位置と所定の次サンプル予測位置閾値との関係、位置情報と所定の位置閾値との関係、今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分、衝撃の度合いのいずれか一つまたは複数に応じて、ライト処理を即座に停止するように記憶媒体駆動部を制御するので、セクタの終了までライト処理を停止することにより寄せ書きのリスクが高くなる場合には、即座にライト処理を停止して、寄せ書きを防止することができる。
本発明によれば、記憶媒体に対するデータのライト制御を行う制御装置や記憶装置において、振動などによる回復不能なセクタの発生を防止し、振動環境下における製品の動作保証や信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る制御装置、記憶装置およびライト制御方法の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る制御装置の概要および特徴、制御装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下では、ディスク装置に振動などが発生した場合には、即座にライト処理を停止せずに、ライト処理が行われているセクタの終了(セクタバウンダリ)までライト処理を行った後に、ライト処理を停止する機能(セクタバウンダリ機能)を有する制御装置について説明する。
[制御装置の概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る制御装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る制御装置の概要および特徴を説明するための図である。
制御装置1は、ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し(図1の(1)参照)、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報を利用してヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する(図1の(2)参照)。具体的には、制御装置1は、ライト処理を行うヘッドの位置を示すポジション信号からヘッドの位置情報を検出してヘッド位置情報記憶部3aに記憶するとともに、検出された位置情報から前サンプルの位置情報を引いた値をヘッドの次サンプル予測位置情報としてヘッド位置情報記憶部3aに記憶する。
そして、制御装置1は、算出された次サンプル予測位置情報が所定の閾値である次サンプル予測位置スライスより大きいかを判定する(図1の(3)参照)。具体的には、制御装置1は、ヘッド位置情報記憶部3aに記憶された位置情報が所定の閾値である位置スライスより大きいかを判定し、位置情報が位置スライス以下である場合には、次サンプル予測位置情報が所定の閾値である次サンプル予測位置スライスより大きいかを判定する。つまり、位置情報が位置スライスを超える場合には、ディスク装置2に衝撃が生じたとして、寄せ書きのリスクがあるセクタバウンダリでライト処理を停止せずに、セクタの途中であっても即座にライト処理を停止するように記憶媒体駆動部であるディスク装置2を制御する。
その後、制御装置1は、次サンプル予測位置情報が次サンプル予測位置スライスより大きいと判定された場合には、現在ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するようにディスク装置2を制御する(図1の(4)参照)。具体的には、制御装置1は、位置情報が位置スライス以下であって、かつ、次サンプル予測位置情報が次サンプル予測位置スライスより大きいと判定された場合には、振動が生じたとして、セクタバウンダリでライト処理を停止するようにディスク装置2を制御する。
このように、制御装置1は、セクタ単位でライト処理を終わらせて、ライトスプライスを防止する結果、セクタ単位でライト処理を終わらせて、ライトスプライスを防止する結果、ユーザ領域においては回復不能なセクタの増大を防止することが可能である。また、記憶装置の動作に関わる情報が記憶されたシステム領域においては、回復不能なセクタを防止することで、リトライによる電源投入時における装置立ち上げ時間遅延を防止することができる。
[ディスク制御装置の構成]
次に、図2を用いて、制御装置の構成を説明する。図2は、ディスク制御装置の構成を示すブロック図であり、図3は、ヘッドの位置情報および次サンプル予測位置情報を説明するための図であり、図4は、ショックセンサを説明するための図であり、図5は、ライト処理を説明するための図である。なお、本発明の請求の範囲に記載の制御装置は、制御部12のみ、または制御部12を含むディスク制御装置10に対応する。
図2に示すように、このディスク制御装置10は、ディスク制御I/F部11、制御部12、記憶部13を備え、ディスク制御I/F部11を介してディスク装置20に接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
ディスク制御I/F部11は、ディスク装置20との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段であり、例えば、ポジション信号(ディスク装置20のライト処理を行うヘッドの位置を示す信号)等の情報をディスク装置20との間でやり取りする。
ショックセンサ14は、ディスク装置20に加えられた衝撃を検出するセンサである。また、ショックセンサ14は、検出した衝撃に関する情報を、ADC(Analog Digital Converter)の値として所定の時間ごとに次サンプル予測位置判定部12cへ出力する。具体的には、ショックセンサ14は、図4に示すように、所定の時間ごとにADCの値を検出し、そのADCの値がショックセンサのスライスを越えるか否かを監視して、振動または衝撃が発生したか否かを判断する。
記憶部13は、制御部12による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、ヘッド位置情報記憶部13aを備える。ヘッド位置情報記憶部13aは、順次サンプルされる前回と今回のヘッドの位置情報と、今回の次サンプル予測位置情報と今回の次サンプル予測位置情報と、今回の次サンプル予測位置情報と前回の検出した次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測位置差分情報とを記憶する。具体的には、ヘッド位置情報記憶部13aは、図3に示すように、後述するポジション信号検出部12aによって所定の時間ごとに検出された位置情報を記憶し、また、後述する次サンプル予測位置情報算出部12bによって所定の時間ごとに算出された次サンプル予測位置情報および差分情報を記憶する。また、ヘッド位置情報記憶部13aは、位置情報、次サンプル予測位置情報、差分情報およびそれぞれの閾値であるスライスを記憶している。
制御部12は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、ポジション信号検出部12a、次サンプル予測位置情報算出部12b、次サンプルの予測位置判定部12c、ライト処理制御部12dを備える。
ポジション信号検出部12aは、ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出する。具体的には、ポジション信号検出部12aは、ライト処理を行うヘッドの位置を示すポジション信号をディスク装置20から受信し、そのポジション信号からヘッドの位置情報を検出してヘッド位置情報記憶部13aに記憶させる。
次サンプル予測位置情報算出部12bは、検出された位置情報ごとに、検出された位置情報との差分を利用してヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する。具体的には、次サンプル予測位置情報算出部12bは、ヘッド位置情報記憶部13aに記憶された位置情報から前サンプルの位置情報を引いた値をヘッドの次サンプル予測位置情報として算出し、ヘッド位置情報記憶部13aに記憶させ、また、今回検出された次サンプル予測位置情報と前回検出された次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測差分情報を算出してヘッド位置情報記憶部13aに記憶させる。
次サンプル予測位置判定部12cは、算出された次サンプル予測位置情報が所定の閾値である次サンプル予測位置スライスより大きいかを判定する。また、位置情報およびショックセンサ14のADCの値がそれぞれスライスより大きいかを判定する。具体的には、次サンプル予測位置判定部12cは、ヘッドの位置情報が位置スライスより大きいかを判定し、ヘッドの位置情報が位置スライス以下である場合には、ショックセンサ14が反応したか(ショックセンサ14のADCの値がショックスライスより大きいか)を判定する。
その結果、次サンプル予測位置判定部12cは、ヘッドの位置情報が位置スライスより大きい場合、または、ショックセンサ14が反応した場合には、ディスク装置20に衝撃が生じたとして、セクタの途中であっても即座にライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する旨の要求をライト処理制御部12dに通知する。
また、次サンプル予測位置判定部12cは、ショックセンサ14が反応しない場合には、ヘッドの次サンプル予測位置が所定の閾値より大きいかを判定する。その結果、次サンプル予測位置判定部12cは、ヘッドの次サンプル予測位置が所定の閾値より大きい場合には、振動が生じたとして、セクタバウンダリでライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する旨の要求をライト処理制御部12dに通知する。
ライト処理制御部12dは、次サンプル予測位置判定部12cによって次サンプル予測位置情報が次サンプル予測位置スライスより大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する。具体的には、ライト処理制御部12dは、即座にライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する旨の要求を次サンプル予測位置判定部12cから受け付けた場合には、即座にライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する。また、ライト処理制御部12dは、セクタバウンダリでライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する旨の要求を次サンプル予測位置判定部12cから受け付けた場合には、セクタバウンダリでライト処理を停止する。
ここで、図5を用いて、ライト処理制御部12dの処理を具体的に説明する。同図に示すように、ライト処理制御部12dは、位置情報が位置スライスを超えた場合には、WTFLT(write-fault)でディスク装置20のライト処理を停止させる。また、ライト処理制御部12dは、ショックセンサ14が反応した場合にも、同様にWTFLT(write-fault)でディスク装置20のライト処理を停止させる。一方、ライト処理制御部12dは、位置情報が位置スライス内であって、ショックセンサ14が反応せず、かつ次サンプル予測位置情報が次サンプル予測位置スライスを越えた場合には、セクタバウンダリで停止させる。
[ディスク制御装置による処理]
図6は、処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、ディスク制御装置10のポジション信号検出部12aがライト処理を行うヘッドの位置を示すポジション信号を受信して、そのポジション信号からヘッドの位置情報を検出すると(ステップS101肯定)、次サンプル予測位置情報算出部12bは、ヘッド位置情報記憶部13aに記憶された位置情報から前サンプルの位置情報を引いた値をヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する(ステップS102)。
そして、次サンプル予測位置判定部12cは、ヘッドの位置情報が位置スライスより大きいかを判定し(ステップS103)、ヘッドの位置情報が位置スライス以下である場合には(ステップS103否定)、ショックセンサ14が反応したか(ショックセンサ14のADCの値がショックスライスより大きいか)を判定する(ステップS104)。
また、次サンプル予測位置判定部12cがヘッドの位置情報が位置スライスより大きい場合(ステップS103肯定)、または、ショックセンサ14が反応した場合には(ステップS104肯定)、ライト処理制御部12dは、ディスク装置20に衝撃が生じたとして、セクタの途中であっても即座にライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する(ステップS105)。
また、次サンプルの予測位置判定部12cは、ショックセンサ14が反応しない場合には(ステップS104否定)、ヘッドの次サンプルの予測位置が所定の閾値より大きいかを判定する(ステップS106)。その結果、次サンプルの予測位置判定部12cがヘッドの次サンプルの予測位置が所定の閾値より大きい場合には(ステップS106肯定)、ライト処理制御部12dは、振動が生じたとして、セクタバウンダリでライト処理を停止するようにディスク装置20を制御する(ステップS107)。一方、次サンプルの予測位置判定部12cがヘッドの次サンプルの予測位置が所定の閾値より大きくない場合には(ステップS106否定)、ライト処理制御部12dは、衝撃も振動も生じていないとして、ライト処理を停止することなく、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1では、ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報との差分であるヘッドの次サンプルの予測位置情報を算出し、算出された次サンプルの予測位置情報が次サンプルの予測位置スライスより大きいかを判定し、次サンプルの予測位置情報が次サンプルの予測位置スライスより大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するようにディスク装置20を制御するので、セクタ単位でライト処理を終わらせて、ライトスプライスを防止する結果、回復不能なセクタの生成を防止し、ユーザ領域においては回復不能なセクタの増大を防止することが可能である。また、記憶装置の動作に関わる情報が記憶されたシステム領域においては、回復不能なセクタを防止することで、リトライによる電源投入時における装置立ち上げ時間遅延を防止することができる。
また、実施例1によれば、ヘッドの位置を示すポジション信号を用いて、ヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに次サンプルの予測位置情報を算出するので、通常のディスク制御に用いられるポジション信号を利用することができる結果、新たな振動検出機構を用いることなく、ディスク駆動部に生じている振動を検出することができる。
ところで、上記の実施例1では、次サンプルの予測位置情報が次サンプルの予測位置スライスより大きいと判定された場合には、振動が生じたとして、セクタバウンダリでライト処理を停止する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、次サンプルの予測位置情報が次サンプルの予測位置スライスより大きいと判定された場合でも、所定の条件を満たす場合には、セクタバウンダリでライト処理を停止せずに、即座にライト処理を停止するようにしてもよい。
つまり、ディスク装置がセクタバウンダリでライト処理を停止することにより、寄せ書きのリスクが高くなる。そこで、実施例2に係るディスク制御装置10aでは、セクタバウンダリでライト処理を停止する機能(セクタバウンダリ機能)をオフにするオフスライスを新たに設ける。
具体的には、図7に示すように、実施例2では、実施例1と同様に、ライト処理制御部12dは、位置情報が位置スライス内であって、かつショックセンサ14が反応しない場合には、ヘッドの次サンプルの予測位置が次サンプルの予測位置スライスを越えているかを判定する。その結果、ディスク制御装置は、ヘッドの次サンプルの予測位置が次サンプルの予測位置スライスを越えている場合には、さらに、セクタバウンダリでライト処理を停止する機能(セクタバウンダリ機能)をオフにするオフスライスを越えているかを判定する。その結果、ディスク制御装置は、オフスライスを越えている場合には、セクタバウンダリでライト処理を停止する機能をオフにして、即座にライト処理を停止する。また、ディスク制御装置10aは、オフスライスを越えていない場合には、セクタバウンダリでライト処理を停止する。
ここで、オフスライスについて図8の例を用いて具体的に説明する。同図に示すように、衝撃時の波形における14番目のポイントでは、位置情報が位置スライス内であり、次サンプルの予測位置情報が次サンプルの予測位置スライスを越えているが、セクタバウンダリでライト処理を停止すると、次の15番目のポイントで大きくポジションが揺れて、14番目と15番目との間で揺れ書きが発生してしまう。そこで、セクタバウンダリ機能を無効にする条件(オフスライス)が必要になる。
ディスク制御装置は、セクタバウンダリ機能を無効にする条件として、次サンプルの予測位置値差分を次サンプルの予測位置スライスの1.75倍の値でセクタバウンダリ機能を無効にする、実位置が位置スライスの75%になったらセクタバウンダリ機能を無効にする。前サンプルにおける次サンプル予測位置スライスと今回サンプルされた現在の次サンプル予測位置の差分が1/2位置スライス以上になったら無効にする。ADC値のスライスを段階的に持たせ、または、スライスを超えた場合にセクタバウンダリ機能を無効にする等のいずれか一つまたは複数の条件が考えられる。
上述してきたように、実施例2では、次サンプルの予測位置情報が次サンプルの予測位置スライスより大きいと判定された場合には、算出された今回の次サンプルの予測位置情報と前回の位置情報との差分である次サンプルの予測位置差分情報と次サンプルの予測位置スライスとの関係、位置情報と位置スライスとの関係、今回の次サンプルの予測位置情報と前回の次サンプルの予測位置情報との差分、衝撃の度合いのいずれか一つまたは複数に応じて、ライト処理を即座に停止するようにディスク装置20を制御するので、セクタの終了までライト処理を停止することにより寄せ書きのリスクが高くなる場合には、即座にライト処理を停止して、寄せ書きを防止することができる。
本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例3に係るディスク制御装置として、異なる実施例を説明する。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示す、ディスク制御装置10とディスク装置20(駆動部)とが一体となって記憶装置、ディスク装置もしくはディスク制御装置としてもよい。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、所定の閾値である次サンプルの予測位置スライスの値を任意に変更することができる。
なお、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)(若しくは、MCU(Micro Control Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの処理装置)で実行することによって実現することができる。図9を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図9は、制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、ディスク制御装置としてのコンピュータ100であるCPU140は、RAM120、ROM130などをバス150で接続して構成される。CPUとして、HDC(ハードディスクコントローラ)やロジック回路などを内蔵した高機能CPUを適用しても良い。
そして、ROM130には、上記の実施例と同様の機能を発揮するライト制御プログラム、つまり、図9に示すように、ポジション信号検出プログラム131、次サンプル予測位置情報算出プログラム132、次サンプル予測位置判定プログラム133およびライト処理制御プログラム134が予め記憶されている。なお、プログラム131〜134については、図2に示したディスク制御装置10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU140が、これらのプログラム131〜134をROM130から読み出して実行することで、図9に示すように、各プログラム131〜134は、ポジション信号検出プロセス141、次サンプル予測位置情報算出プロセス142、次サンプル予測位置判定プロセス143およびライト処理制御プロセス144として機能するようになる。各プロセス141〜144は、図2に示したポジション信号検出部12a、次サンプル予測位置情報算出部12b、次サンプル予測位置判定部12c、ライト処理制御部12dにそれぞれ対応する。
また、CPU140は、ヘッド位置データ121を読み出してRAM120に格納し、RAM120に格納されたヘッド位置データ121に基づいてディスク装置を制御する処理を実行する。また、図示はしないが、実施例1、2で具体的に説明した処理を同様にプログラム処理により実行することが可能である。なお、上記では、ディスク制御装置内のCPUがプログラムを実行する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ディスク装置内に設けられたCPUがプログラムを実行するようにしてもよい。
(付記1)データのライト処理を行うディスク駆動部を制御する制御装置であって、
前記ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプル予測位置算出部と、
前記次サンプル予測位置算出部によって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定部と、
前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプルの予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御部と、
を備えることを特徴とする制御装置。
(付記2)前記ヘッドの位置を示すポジション信号を用いて、前記ヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに前記次サンプル予測位置情報を算出することを特徴とする付記1に記載の制御装置。
(付記3)前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、前記次サンプル予測位置算出部によって算出された今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測位置差分情報と前記所定の次サンプル予測位置閾値との関係、前記位置情報と所定の位置閾値との関係、今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分、衝撃の度合いのいずれか一つまたは複数に応じて、ライト処理を即座に停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理停止制御部をさらに備えることを特徴とする付記1または2に記載の制御装置。
(付記4)データのライト処理を行う記憶媒体駆動部を備えてなる記憶装置であって、
前記ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプル予測位置算出部と、
前記次サンプル予測位置算出部によって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプルの予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定部と、
前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御部と、
を備えることを特徴とする記憶装置。
(付記5)前記ヘッドの位置を示すポジション信号を用いて、前記ヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに前記次サンプル予測位置情報を算出することを特徴とする付記4に記載の記憶装置。
(付記6)前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、前記次サンプル予測位置算出部によって算出された今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測位置差分情報と前記所定の次サンプル予測位置閾値との関係、前記位置情報と所定の位置閾値との関係、今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分、衝撃の度合いのいずれか一つまたは複数に応じて、ライト処理を即座に停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理停止制御部をさらに備えることを特徴とする付記4または5に記載の記憶装置。
(付記7)記憶媒体に対してデータのライトを行う際のライト制御を行うライト制御方法であって、
前記ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプル予測位置算出ステップと、
前記次サンプル予測位置算出ステップによって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定ステップと、
前記次サンプル予測位置判定ステップによって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御ステップと、
を含んだことを特徴とするライト制御方法。
(付記8)前記ヘッドの位置を示すポジション信号を用いて、前記ヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに前記次サンプル予測位置情報を算出することを特徴とする付記7に記載のライト制御方法。
(付記9)前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、算出された今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測位置差分情報と前記所定の次サンプル予測位置閾値との関係、前記位置情報と所定の位置閾値との関係、今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分、衝撃の度合いのいずれか一つまたは複数に応じて、ライト処理を即座に停止するように記憶媒体駆動部を制御することを特徴とする付記7または8に記載のライト制御方法。
以上のように、本発明に係る制御装置、記憶装置およびライト制御方法はデータのライト処理を行うディスク駆動部を制御する場合に有用であり、特に、回復不能なセクタの生成を防止することに適する。
制御装置の概要および特徴を説明するための図である。 ディスク制御装置の構成を示すブロック図である。 ヘッドの位置情報および次サンプルの予測位置情報を説明するための図である。 ショックセンサを説明するための図である。 処理動作を説明するための図である。 処理動作を示すフローチャートである。 実施例2の処理動作を説明するための図である。 オフスライスを説明するための図である。 制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1、10 制御装置
11 ディスク制御I/F
12 制御部
12a ポジション信号検出部
12b 次サンプル予測位置情報算出部
12c 次サンプル予測位置判定部
12d ライト処理制御部
13 記憶部
13a ヘッド位置情報記憶部
14 ショックセンサ
2、20 ディスク装置

Claims (5)

  1. データのライト処理を行う記憶媒体駆動部を制御する制御装置であって、
    前記ライト処理を行うヘッドの位置を示す位置情報を所定の時間ごとにサンプル検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプル予測位置算出部と、
    前記次サンプル予測位置算出部によって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定部と、
    前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記ヘッドの位置を示すポジション信号を用いて、前記ヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに前記次サンプルの予測位置情報を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、前記次サンプル予測位置算出部によって算出された今回の次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分である次サンプル予測位置差分情報と前記所定の次サンプル予測位置閾値との関係、前記位置情報と所定の位置閾値との関係、次サンプル予測位置情報と前回の次サンプル予測位置情報との差分、衝撃の度合いのいずれか一つまたは複数に応じて、ライト処理を即座に停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理停止制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. データのライト処理を行う記憶媒体駆動部を備える記憶装置であって、
    前記ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプルの予測位置算出部と、
    前記次サンプル予測位置算出部によって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定部と、
    前記次サンプル予測位置判定部によって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように前記記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御部と、
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  5. 記憶媒体に対してデータのライトを行う際のライト制御を行うライト制御方法であって、
    前記ライト処理を行うヘッドの位置情報を所定の時間ごとに検出し、検出された位置情報ごとに、前回検出された位置情報と今回検出された位置情報との差分と今回検出された位置情報に基づいてヘッドの次サンプル予測位置情報を算出する次サンプル予測位置算出ステップと、
    前記次サンプル予測位置算出ステップによって算出された次サンプル予測位置情報が所定の次サンプル予測位置閾値より大きいかを判定する次サンプル予測位置判定ステップと、
    前記次サンプル予測位置判定ステップによって前記次サンプル予測位置情報が前記所定の次サンプル予測位置閾値より大きいと判定された場合には、ライト処理が行われているセクタの終了までライト処理を行った後に、ライト処理を停止するように記憶媒体駆動部を制御するライト処理制御ステップと、
    を含んだことを特徴とするライト制御方法。
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