JP2008287366A - 装柱物の異常検知システムおよび異常検知方法 - Google Patents

装柱物の異常検知システムおよび異常検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 装柱物が異常な位置にあるかどうかの検知を可能にする装柱物の異常検知システムおよび異常検知方法を提供する。
【解決手段】 任意の電柱100に設置されている装柱物の異常を検知する装柱物の異常検知システムであって、装柱物に設けられ、この装柱物を識別するための管理番号を記憶するICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICと、これらのICタグから識別情報を読み出す読取り装置10と、読取り装置10が装柱物の管理番号を読み出したか否かによって、装柱物が所定位置にあるかどうかを検知する管理サーバ32とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電柱や電信柱に設置されている各種の機器等の異常を検知する装柱物の異常検知システムおよび異常検知方法に関する。
電線を支持する電柱や電話線を支持する電信柱には、各種の機器等(以下、「装柱物」という)が設置されている。例えば電柱の場合には、停電などの際に配電線を区分けする開閉器や、高圧を低圧に変換して引込み線等に供給する変圧器などが装柱物として設置されている。こうした電柱は、電気の送配電のために広範囲に設置されているので、管理システムにより開閉器や変圧器などの情報をセンタで集中的に管理し、停電や落雷などに対応している。この管理システムとして、例えば送電線を支持する鉄塔の鉄骨に電流センサ内蔵のICタグを装着する。そして、管理システムのセンタでは、ICタグの電流センサで検出する電流値を基にして雷撃の管理を行っている。このように、各種のセンサを内蔵するICタグを開閉器や変圧器などに設け、開閉器や変圧器の状態をセンサで検出することで、管理システムが開閉器や変圧器の管理を行う(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−230675号公報
ところで、従来の管理システムには次の課題がある。従来の管理システムは、ICタグがセンサを内蔵しているので、個々の装柱物の動作状態が異常であるかどうかを検知することはできるが、地震等の災害や強風などで装柱物が外れて異常な位置にあるかどうかまでは検知することができない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、装柱物が異常な位置にあるかどうかの検知を可能にする装柱物の異常検知システムおよび異常検知方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、柱状体に設置されている装柱物の異常を検知する装柱物の異常検知システムであって、前記装柱物に設けられ、該装柱物を識別するための識別情報を記憶するICタグと、前記ICタグから識別情報を読み出す読出し手段と、前記読出し手段が前記装柱物の識別情報を読み出したか否かによって、前記装柱物が所定位置にあるかどうかを検知する処理手段とを備えることを特徴とする装柱物の異常検知システムである。
請求項1の発明では、電柱のような柱状体に設置されている装柱物の異常、特に装柱物が異常な位置にあるかどうかを検知する。このために、装柱物にICタグを設け、このICタグは装柱物を識別するための識別情報を記憶している。こうした状態のときに、読出し手段がICタグから識別情報を読み出す。処理手段は、読出し手段が前記装柱物の識別情報を読み出したか否かによって、装柱物が所定位置から外れた異常な位置にあるかどうかを検知する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の装柱物の異常検知システムにおいて、前記読出し手段は、前記柱状体が電柱である場合に該柱状体の上部に設けられ、前記装柱物に電磁界を送信する読取り装置と、該読取り装置の読み出した結果を、電線を利用して送る電力線通信装置とを備え、前記処理手段は、前記電線から該読取り装置の読み出した結果を受け取る電力線通信装置を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の装柱物の異常検知システムにおいて、前記読出し手段は、前記ICタグから識別情報を読み出すための電磁界の出力強度を変えることにより、前記装柱物の設置位置に応じて識別情報を読み出すことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または2に記載の装柱物の異常検知システムにおいて、前記ICタグは受信する電磁界の周波数が異なり、前記読出し手段は、前記ICタグから識別情報を読み出すための電磁界の周波数を変えることにより、前記装柱物の設置位置に応じて識別情報を読み出すことを特徴とする。
請求項5の発明は、柱状体に設置されている装柱物の異常を検知する装柱物の異常検知方法であって、前記装柱物を識別するための識別情報を記憶するICタグを該装柱物に設け、前記ICタグから識別情報を読み出し、前記装柱物の識別情報を読み出したか否かによって、前記装柱物が所定位置にあるかどうかを検知することを特徴とする装柱物の異常検知方法である。
請求項1および請求項5の発明によれば、装柱物にICタグを設け、このICタグから識別情報を読み出したか否かによって、装柱物が柱状体から外れた場合には、ICタグから識別情報を読み出すための電磁界の到達範囲外となるので、装柱物が異常な位置にあるかどうかを検知することができる。
請求項2の発明によれば、柱状体が電柱である場合には、電線を利用した電力線通信により、読取り装置の読み出した結果を送るので、新たな通信設備を設けなくても、柱状体の装柱物の異常を検知することができる。
請求項3および請求項4の発明によれば、ICタグが設けられている装柱物の設置位置毎に識別情報を読み出すので、設置位置からの軽微なずれによる装柱物の異常を検知することができる。
次に、この発明の実施の形態について、柱状体が電力会社の管理する電柱である場合を例として詳しく説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による装柱物の異常検知システムを図1に示す。この装柱物の異常検知システムは、変電設備20を備える電気所からの電力を需要家に供給する配電系統に用いられている。この配電系統では、電気所の変電設備20からの電力は電柱100〜100に支持されている電線110により需要家まで送られている。
図1の装柱物の異常検知システムは、電柱100〜100に設置されている読取り装置10〜10と、電気所に設置されている電力線通信装置21および通信制御装置22と、営業所に設置されている通信制御装置31、管理サーバ32、データベース32Aおよび複数の端末33とを備えている。電気所と営業所は、データ通信を可能にする通信網NWで接続されている。
電柱100〜100の任意の電柱100には、図2に示すように、電線110を絶縁支持する碍子41〜46と、開閉器51と、変圧器52とが装柱物として設置されている。電柱100および各装柱物には、ICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52ICがそれぞれ設けられている。なお、開閉器51と変圧器52は必要に応じて電柱100に設置されるものであり、碍子41〜46の数も電線110の支持状態で変わる。また、図2では、電線110はR相、S相、T相の三相交流を送る3線を略記したものである。さらに、図3に示すように、電線110にもICタグ61IC〜66ICが設けられている。なお、図3では、電柱100の支持腕部101に取り付けられた碍子41〜46に対して電線110が固定され、さらに、接続線111によって次の電線110に接続されている様子を例示している。
ICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICは、管理対象である電柱、電線および各装柱物に設けられている。ICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICはすべて同じ構造であるので、碍子41(図2)に設けられているICタグ41ICを例として説明する。ICタグ41ICは、図4に示すように、アンテナ41Aと制御部41Bとを備えている。アンテナ41Aは読取り装置10から送信される電磁界を受信する。そして、アンテナ41Aは、受信した電磁界の電力を制御部41Bに供給する。制御部41Bは半導体集積回路で形成されている。こうした制御部41Bはメモリ機能を持ち、装柱物を識別するための識別情報である管理番号をあらかじめ記憶している。制御部41Bは、アンテナ41Aから電磁界による電力供給を受けると動作し、あらかじめ記憶している管理番号を読み出し、この管理番号をアンテナ41Aから電磁界で送信する。
読取り装置10〜10は、電柱100〜100の上部に設置されている。読取り装置10〜10はすべて同じ構造であるので、任意の読取り装置10(図4)について説明する。読取り装置10はアンテナ11と装置本体12を備え、装置本体12は読取り部12Aと電力線通信部12Bを備えている。電力線通信部12Bは、電力を送るための電線110を利用して、電気所とデータ通信を行う。読取り部12Aはメモリ機能を持ち、このメモリ機能により、読取り装置10が設置されている電柱100(図2)の電柱番号をあらかじめ記憶している。電柱番号は電柱の管理番号であり、各電柱を識別するために付けられた識別情報である。
読取り部12Aは、電力線通信部12Bを経て電気所から読取り信号を受け取ると読取り処理を行う。つまり、読取り部12Aは、受け取った読取り信号に含まれる電柱の管理番号(電柱番号)と、メモリ機能により記憶している電柱の管理番号(電柱番号)とを対比する。2つの管理番号(電柱番号)が一致すると、読取り部12Aは、電柱100および各装柱物に設けられているICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICから管理番号を読み出すための電磁界をアンテナ11から送信する。このとき、読取り部12Aにはアンテナ11から送信する電磁界の強度があらかじめ設定されている。つまり、図5に示すように、読取り装置10の読取り部12Aによる読取り範囲Aが、電柱100および各装柱物に設けられているICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICを含むように、電磁界の出力強度が設定されている。この結果、例えば変圧器52が電柱100から脱落すると、変圧器52のICタグ52ICが読取り範囲Aから外れるので、つまり、ICタグ52から識別情報を読み出すための電磁界が到達する範囲外となるので、読取り装置10の読取り部12AはICタグ52ICから管理番号を読み取ることができない。
読取り部12Aは、電磁界の送信後から所定時間が経過するまでに、ICタグから電磁界により管理番号を受信すると、受信したすべての管理番号を応答信号とする。そして、読取り部12Aは、電力線通信部12Bを用いて応答信号を電気所(図1)の電力線通信装置21に送る。
電気所(図1)の電力線通信装置21は、電力を送るための電線110を利用して、電柱100〜100に設置されている読取り装置10〜10とデータ通信を行う。通信制御装置22は通信網NWを経由して営業所とデータ通信を行う。つまり、通信制御装置22は、営業所から読取り信号を受信すると、電力線通信装置21を用い、電線110を経て、この読取り信号を読取り装置10〜10に送る。また、通信制御装置22は、読取り信号に対して応答信号を電力線通信装置21から受け取ると、通信網NWを経由して、この応答信号を営業所に送る。
営業所(図1)の通信制御装置31は、通信網NWを経由して電気所の通信制御装置22とデータ通信を行う。つまり、通信制御装置31は、管理サーバ32から読取り信号を受け取ると、通信網NWを経由して読取り信号を電気所の通信制御装置22に送信する。また、通信制御装置31は、通信網NWを経由して、電気所の通信制御装置22から応答信号を受信すると、この応答信号を管理サーバ32に送る。端末33は、営業所の担当者により操作されるコンピュータであり、管理サーバ32が管理する各種の情報を表示し、また印刷して出力する。
管理サーバ32は、電柱100〜100に設置されている装柱物を管理するコンピュータである。つまり、管理サーバ32は、電柱100〜100に対して装柱物が正常な位置に設置されているかどうかを管理する。このために、管理サーバ32は、変換テーブルと管理テーブルをデータベース32Aに記憶している。変換テーブルは、各電柱の管理番号(電柱番号)と、この電柱に設置されている装柱物との関係を表すものであり、この変換テーブルを図6に示す。図6の変換テーブルには、
電柱100の管理番号(電柱番号)…「0001」
電柱100の管理番号(電柱番号)…「0002」

100の管理番号(電柱番号)…「N」
のように、それぞれ異なる管理番号(電柱番号)が各電柱に対応して記録されている。先に述べたように、管理番号(電柱番号)は電柱100〜100を識別するための識別情報である。また、任意の電柱100(図2)には、装柱物として、
碍子41IC…「1番碍子」

碍子46IC…「6番碍子」
開閉器51…「開閉器」
変圧器52…「変圧器」
電線110(R相)…「R相用電線」
電線110(S相)…「S相用電線」
電線110(T相)…「T相用電線」
が変換テーブルに記録され、さらに、
「1番碍子」の管理番号…「00101」

「6番碍子」の管理番号…「00106」
「開閉器」の管理番号…「00107」
「変圧器」の管理番号…「00108」
「R相用電線」…「00109」
「S相用電線」…「00110」
「T相用電線」…「00111」
のように、それぞれ異なる管理番号が各装柱物に対応して記録されている。先に述べたように、管理番号は装柱物を識別するための識別情報である。以下では、変換テーブルとして図6に示した変換テーブルを用いる。
こうした変換テーブルにより、電柱の管理番号(電柱番号)と装柱物の管理番号を用いると、電柱および電柱に設置されている装柱物の特定が可能になる。
管理テーブルは、装柱物が正常な設置位置または異常な位置にあるかどうかを示すものであり、この管理テーブルを図7に示す。図7の管理テーブルには日付と共に、各電柱に設置されている装柱物が正常な設置位置にある場合に、装柱物が正常であることを示す情報として値「1」を記録し、また、装柱物を確認することができない場合、つまり、装柱物が異常な位置にある場合に、異常であることを示す情報として値「0」を記録する。このような値「1」および値「0」の情報は次に述べる管理処理により更新される。
管理サーバ32は、電柱100〜100の装柱物が正常な設置位置にあるか、または異常な位置にあるかを検知するために管理処理を行う。管理処理を開始すると、図8に示すように、管理サーバ32は変換テーブル(図6)を参照して、電柱の管理番号(電柱番号)を選択する(ステップS1)。ステップS1の後、管理サーバ32は通信制御装置31を用いて、電柱および装柱物の管理番号を読み出すための指示と、ステップS1で選択した管理番号(電柱番号)とを読取り信号として送信する(ステップS2)。ステップS2の後、管理サーバ32は通信制御装置31からの応答信号を待つ(ステップS3)。
ステップS3で応答信号を受け取ると、管理サーバ32は、応答信号に含まれる電柱の管理番号(電柱番号)と装柱物の管理番号を取り出す(ステップS4)。ステップS4の後、管理サーバ32は、データベース32Aの変換テーブル(図6)を用いて、管理番号に対応する電柱と装柱物を特定し(ステップS5)、ステップS5で特定した電柱の管理番号(電柱番号)と装柱物の管理番号を基に管理テーブル(図7)に装柱物の状態を記録して、電柱と装柱物の検知結果をデータベース32Aに記憶する(ステップS6)。このとき、管理サーバ32は、ステップS5で特定することができた電柱と装柱物、つまり、ICタグから管理番号を読み取ることができた電柱と装柱物については値「1」を記録し、ICタグから管理番号を読み取ることができなかった電柱と装柱物については値「0」を記録する。
ステップS7が終了すると、管理サーバ32は、あらかじめ設定された所定時間が経過したかどうかを調べる(ステップS7)。この所定時間は、先に説明したように、読取り信号に応答して、電柱のすべてのICタグが応答信号を送ると予想される時間であり、管理サーバ32にあらかじめセットされている。ステップS7で所定時間が経過したと判断すると、管理サーバ32は、変換テーブル(図6)を参照して未選択の電柱番号があるかどうかを調べる(ステップS8)。ステップS8で未選択の電柱番号がなければ、管理サーバ32は管理処理を終了する。
一方、ステップS7で所定時間が経過していなければ、管理サーバ32は処理をステップS3に戻し、ステップS8で未選択の電柱番号があると、管理サーバ32は処理をステップS1に戻す。
このように、管理サーバ32が管理処理を行うことにより、読取り信号に対して応答信号を送ってきたICタグの一覧がデータベース32Aの管理テーブルに記録される。つまり、応答信号を送ったICタグを正常な設置位置にあるICタグとしてデータベース32Aに記憶し、応答信号を送ってこなかったICタグを異常な位置にあるICタグとしてデータベース32Aに記憶する。この後、管理サーバ32は、端末33から問合せ信号を受け取ると、データベース32Aの管理テーブル(図7)を参照して、異常な位置にある電柱や装柱物を読み出して端末33に送る。
次に、この実施の形態による装柱物の異常検知システムを用いた装柱物の異常検知方法について説明する。営業所では、端末33からの指示により、管理サーバ32が管理処理を所定間隔で実行する。この管理処理により、管理サーバ32は、通信制御装置31を用いて通信網NWを経由し、読取り信号を電気所に送信する。電気所では、通信制御装置22が読取り信号を受信すると、電力線通信装置21が電線110を経由して読取り信号を電柱100〜100の読取り装置10〜10に送信する。読取り装置10〜10の電力線通信部12Bは、読取り信号を受信すると、この信号を読取り部12Aに送る。読取り部12Aは読取り信号を受け取ると読取り処理を行い、あらかじめ記憶している電柱の管理番号(電柱番号)と、読取り信号に含まれる電柱の管理番号(電柱番号)とを対比する。
例えば、電柱の管理番号(電柱番号)「0001」を記憶する電柱100の読取り装置10で2つの番号が一致すると、読取り装置10の読取り部12Aは、電柱100に設けられているICタグ40IC、電柱100の各装柱物に設けられているICタグ41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICから管理番号を読み出すための電磁界を、アンテナ11から送信する。この後、読取り装置10の読取り部12Aは、電磁界によりICタグから管理番号を受信すると、この管理番号を応答信号とし、電力線通信部12Bを用いて応答信号を電気所に送る。電気所では、電力線通信装置21が応答信号を受信すると、通信制御装置22が通信網NWを経由して応答信号を営業所に送信する。
営業所では、通信制御装置31が応答信号を受信すると、この信号を管理サーバ32に送る。管理サーバ32は、管理処理により応答信号に含まれる電柱の管理番号(電柱番号)と装柱物の管理番号を基に管理テーブルに電柱や装柱物の状態を記録する。つまり、応答信号を送ったICタグを正常な設置位置にあるICタグとしてデータベース32Aに記憶し、応答信号を送ってこなかったICタグを異常な位置にあるICタグとしてデータベース32Aに記憶する。この後、担当者が端末33を操作して問合せ信号を管理サーバ32に送ると、管理サーバ32は、データベース32Aの管理テーブル(図7)を参照して、異常な位置にある電柱や装柱物を読み出して端末33に送る。端末33は、異常な位置にある電柱や装柱物を表示し、また出力する。
このように、この実施の形態により、電柱が倒れたり、また、電柱の装柱物が脱落したりすると、ICタグから管理番号を受信しないので、管理番号を受信するかどうかによって、装柱物が正常な設置位置にあるか、または、異常な位置にあるかを検知することができる。同じように、この実施の形態により、電柱も正常な設置位置にあるかどうかを検知することができる。さらに、この実施の形態によれば、電線110を利用してデータ通信を行うので、読取り装置10〜10に対して通信設備を新たに設置する必要がない。
(実施の形態2)
この実施の形態では、任意の読取り装置10が読取り範囲Aを変えて、ICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICから順に管理番号を読み出す。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
この実施の形態による任意の読取り装置10では、図9に示すように、読取り部12Aは電力線通信部12Bから読取り信号を受け取ると、電磁界の出力強度を変えることにより、アンテナ11から距離L1の範囲、距離L2の範囲、距離L3の範囲のように、読取り範囲Aを広げて読取り処理を行う。なお、距離L1、L2、L3については、
L1<L2<L3
の関係がある。以下では、図9にあるICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICから管理番号を読み取って、送信する場合を例として説明する。
読取り部12Aは、読取り範囲Aとして最短距離L1の範囲にあるICタグ41IC〜46IC、61IC〜66ICの管理番号を読み出すために、第1の出力強度で電磁界を送信する。この後、読取り部12Aは、各ICタグから管理番号を含む電磁界を受信すると、受信した管理番号が最短距離L1の範囲(以下、「第1の範囲」という)にあるものとして記録しておく。
次に、読取り部12Aは、読取り範囲Aとして次の距離L2の範囲にあるICタグ40IC、51ICの管理番号を読み出すために、第2の出力強度で電磁界を送信する。この後、各ICタグから管理番号を含む電磁界を受信すると、受信した管理番号から1回目に記録した管理番号を除いて記録しておく。つまり、読取り部12Aは、受信した管理番号が距離L1から距離L2の範囲(以下、「第2の範囲」という)にあるものとして記録しておく。
次に、読取り部12Aは、読取り範囲Aとして次の距離L3の範囲にあるICタグ52ICの管理番号を読み出すために、第3の出力強度で電磁界を送信する。この後、各ICタグから管理番号を含む電磁界を受信すると、受信した管理番号から1回目と2回目に記録した管理番号を除いて記録しておく。つまり、読取り部12Aは、受信した管理番号が距離L2から距離L3の範囲(以下、「第3の範囲」という)にあるものとして記録しておく。
なお、前述の第1の出力強度、第2の出力強度、第3の出力強度については、
第1の出力強度<第2の出力強度<第3の出力強度
の関係がある。
読取り部12Aは、こうした読取り処理により、
第1の範囲にあるICタグ41IC〜46IC、61IC〜66IC
第2の範囲にあるICタグ40IC、51IC
第3の範囲にあるICタグ52IC
の管理番号を読み出すことができる。
読取り部12Aは、ICタグからの管理番号の記録を終了すると、各ICタグの管理番号を範囲毎に分けて応答信号とし、電力線通信部12Bを利用して電気所の電力線通信装置21に応答信号を送る。
データベース32Aは、実施の形態の変換テーブル(図6)の代わりに、図10に示す管理テーブルを記憶している。図10の管理テーブルでは、図6の管理テーブルに対して、各装柱物の範囲情報つまり第1の範囲、第2の範囲、第3の範囲が記録されている。管理サーバ32は、通信制御装置31から第1の範囲、第2の範囲および第3の範囲の応答信号をそれぞれ受け取ると、データベース32Aの変換テーブル(図10)を参照し、実施の形態1と同様に管理処理により、応答信号の管理番号から装柱物を特定する。この後、管理サーバ32は、この管理番号と範囲情報との組み合わせが変換テーブル(図10)に記録されている組み合わせと一致するかどうかを調べる。そして、管理サーバ32は、応答信号の管理番号から装柱物を特定することができた場合、管理番号と範囲情報との組み合わせが変換テーブル(図10)に記録されている組み合わせと一致したとき、装柱物が正常であることを示す情報として値「1」を記録し、また、装柱物を確認することができない場合、または、管理番号と範囲情報との組み合わせが変換テーブル(図10)に記録されている組み合わせと一致しない場合、異常であることを示す情報として値「0」を記録する。
このように、この実施の形態により、ICタグが設けられている装柱物が完全に脱落した状態になる以前の状態であり、かつ、装柱物が所定範囲から外れた場合、例えば第1の範囲に設置されている装柱物がこの範囲から外れた場合、この装柱物に軽微なずれ等が発生して、この装柱物が異常な位置にある状態を検知することができる。
(実施の形態3)
この実施の形態では、実施の形態2の図9で示した範囲、つまり、
第1の範囲にあるICタグ41IC〜46IC、61IC〜66IC
第2の範囲にあるICタグ40IC、51IC
第3の範囲にあるICタグ52IC
の管理番号を読み出すために、次のようにしている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1、2と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
この実施の形態では、第1の範囲にあるICタグ41IC〜46IC、61IC〜66ICが送受信する電磁界の周波数を第1の周波数にしている。同じように、第2の範囲にあるICタグ40IC、51ICが送受信する電磁界の周波数を第2の周波数にし、第3の範囲にあるICタグ52ICが送受信する電磁界の周波数を第3の周波数にしている。
この実施の形態による読取り装置10の読取り部12Aは、電力線通信部12Bから読取り信号を受け取ると、送信する電磁界の周波数を切り替えて読取り処理を行い、ICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICの位置する範囲に応じて、管理番号を読み取る。
このように、この実施の形態により、実施の形態2と同様に、ICタグが設けられている装柱物が完全に脱落した状態になる以前の状態であり、かつ、装柱物が異常な位置にある状態、つまり、装柱物の軽微なずれ等による異常な状態を検知することができる。
(実施の形態4)
この実施の形態では、実施の形態1の読取り装置10〜10の代わりとして、図11および図12に示すように、無人ヘリコプタHEに搭載された読取り装置81および無線通信装置82を備えている。さらに、この実施の形態では、実施の形態1の電柱100〜100に設置されている読取り装置10〜10の代わりとして、通信装置90を電柱100〜100にそれぞれ備えるか、または、所定間隔で通信装置90を電柱に備えている。通信装置90は無線通信部91と電力線通信部92を備えている。電力線通信部92は電線110を利用して電気所の電力線通信装置21とデータ通信をする。無線通信装置92は無人ヘリコプタHEと無線によるデータ通信をする。
無人ヘリコプタHEは飛行を制御するコンピュータ(図示を省略)を備え、このコンピュータには無人ヘリコプタHEの飛行経路があらかじめ記憶されている。無人ヘリコプタHEはコンピュータに記憶された飛行経路に沿って飛行する。この実施の形態では、敷設されている電線110に沿って飛行する。無人ヘリコプタHEは、読取り装置81と無線通信装置82とを搭載している。無線通信装置82は、無線通信装置82の通信範囲にある通信装置90と無線によるデータ通信を行う。図11および図12では、無人ヘリコプタHEの無線通信装置82が電柱100に設置されている通信装置90とデータ通信する場合を例示している。読取り装置81は、読取り装置10と同じであり、無線通信装置82から読取り信号を受け取ると読取り処理を行う。
こうした読取り装置81と無線通信装置82を搭載した無人ヘリコプタHEは、通信装置90から読取り信号を受け取って飛行する場合、任意の柱100の上部に飛来すると、電柱100および装柱物のICタグ40IC、41IC〜46IC、51IC、52IC、61IC〜66ICから管理番号を読み取るために電磁界を送信する。これにより、読取り装置81は、読取り範囲A内にあるICタグから管理番号を読み取る。つまり、実施の形態1の読取り装置10〜10が電柱100〜100のICタグから管理番号を読み出して応答信号を送信する場合と同じように、無人ヘリコプタHEの読取り装置81が電柱100〜100のICタグから管理番号を読み出して応答信号をそれぞれ送信する。
このように、この実施の形態により、実施の形態1と同様に、電柱100が倒れたり、また、電柱100の装柱物が脱落したりすると、ICタグから管理番号を受信しないので、装柱物が正常な設置位置にあるかどうかを検知することができる。また、無人ヘリコプタHEには電柱100〜100の位置があらかじめセットされているので、電柱に設けられているICタグの管理番号(電柱番号)を読み取ることができるかどうかによって、電柱が傾いているか否かを検知することができる。
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、柱状体が電力会社の管理する電柱であったが、送電線を支持する鉄塔や通信回線を支持する通信柱などに対してもこの発明が適用される。また、各実施の形態では、装柱物の異常検知システムを配電系統に用いたが、もちろん送電系統に用いることもできる。また、実施の形態4については、実施の形態2および実施の形態3の技術が適用可能である。また、実施の形態4では、読取り装置81と無線通信装置82を無人ヘリコプタHEに搭載したが、これらを巡回車に搭載し、電線110などの巡回の際に装柱物の異常を検知するようにしてもよい。さらに、電気所の電力線通信装置21と通信制御装置22は任意の場所に設置可能である。
この発明の実施の形態1による装柱物の異常検知システムの一例を示す図である。 図1の電柱の様子を示す図である。 図1の電線の様子を示す図である。 読取り装置とICタグを示す図である。 読取り装置の読取り範囲を説明する図である。 変換テーブルの一例を示す図である。 管理テーブルの一例を示す図である。 管理処理を示すフローチャートである。 実施の形態2による読取り装置を説明する図である。 実施の形態2による変換テーブルを示す図である。 実施の形態4による装柱物の異常検知システムを説明する図である。 無人ヘリコプタと通信装置を説明する図である。
符号の説明
10〜10 読取り装置(読出し手段)
11 アンテナ
12 装置本体
12A 読取り部
12B 電力線通信部
21 電力線通信装置
22 通信制御装置
31 通信制御装置
32 管理サーバ(処理手段)
32A データベース(処理手段)
33 端末
41〜46 碍子(装柱物)
41IC〜46IC ICタグ
41A アンテナ
41B 制御部
51 開閉器(装柱物)
51IC ICタグ
52 変圧器(装柱物)
52IC ICタグ
110 電線(装柱物)
61IC〜66IC ICタグ

Claims (5)

  1. 柱状体に設置されている装柱物の異常を検知する装柱物の異常検知システムであって、
    前記装柱物に設けられ、該装柱物を識別するための識別情報を記憶するICタグと、
    前記ICタグから識別情報を読み出す読出し手段と、
    前記読出し手段が前記装柱物の識別情報を読み出したか否かによって、前記装柱物が所定位置にあるかどうかを検知する処理手段と、
    を備えることを特徴とする装柱物の異常検知システム。
  2. 前記読出し手段は、前記柱状体が電柱である場合に該柱状体の上部に設けられ、前記装柱物に電磁界を送信する読取り装置と、該読取り装置の読み出した結果を、電線を利用して送る電力線通信装置とを備え、
    前記処理手段は、前記電線から該読取り装置の読み出した結果を受け取る電力線通信装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の装柱物の異常検知システム。
  3. 前記読出し手段は、前記ICタグから識別情報を読み出すための電磁界の出力強度を変えることにより、前記装柱物の設置位置に応じて識別情報を読み出すことを特徴とする請求項1または2に記載の装柱物の異常検知システム。
  4. 前記ICタグは受信する電磁界の周波数が異なり、
    前記読出し手段は、前記ICタグから識別情報を読み出すための電磁界の周波数を変えることにより、前記装柱物の設置位置に応じて識別情報を読み出すことを特徴とする請求項1または2に記載の装柱物の異常検知システム。
  5. 柱状体に設置されている装柱物の異常を検知する装柱物の異常検知方法であって、
    前記装柱物を識別するための識別情報を記憶するICタグを該装柱物に設け、
    前記ICタグから識別情報を読み出し、
    前記装柱物の識別情報を読み出したか否かによって、前記装柱物が所定位置にあるかどうかを検知する、
    ことを特徴とする装柱物の異常検知方法。
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