JP2008287211A - 像加熱装置 - Google Patents

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Koji Nihonyanagi
亘児 二本柳
Akito Kanamori
昭人 金森
Satoru Taniguchi
悟 谷口
Toshiya Kaino
俊也 甲斐野
Hisashi Honke
尚志 本家
Shinji Hashiguchi
伸治 橋口
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Abstract

【課題】回転体表面の均一な加熱と、回転体のクイックスタート性と、回転体の耐久性を向上できる像加熱装置の提供。
【解決手段】回転体21と、前記回転体表面と接触してニップ部Nを形成するバックアップ部材22と、前記回転体を加熱する加熱手段30と、を有し、前記ニップ部で記録材Pを挟持搬送しつつ記録材上に像を加熱する像加熱装置において、前記加熱手段は、発熱体31によって熱せられた熱風Hwを前記回転体表面に吹き出して前記回転体表面を加熱する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタ等の画像形成装置に搭載する加熱定着装置(定着器)として用いれば好適な像加熱装置に関する。
電子写真式の複写機やプリンタに搭載する加熱定着装置として、定着ローラと、定着ローラを加熱する加熱体と、定着ローラと接触してニップ部を形成する加圧ローラと、を有する熱ローラ方式のものがある。この定着装置は、未定着トナー像を担持した記録材をニップ部で挟持搬送しつつ加熱することによって記録材上にトナー像を加熱定着する。
特許文献1には、定着ローラの外周面(表面)の一部に長手方向に沿って低熱容量のプレート状の加熱部材を当接させて定着ローラ表面を加熱する定着装置が提案されている。
特開2003−186327号公報
しかしながら、特許文献1の定着装置よりも定着ローラ表面を均一に加熱でき、定着ローラを所定温度に短時間で立ち上げることができ(クイックスタート性)、定着ローラの耐久性を向上できる定着装置が望まれている。
本発明の目的は、回転体表面の均一な加熱と、回転体のクイックスタート性と、回転体の耐久性を向上できる像加熱装置を提供することにある。
上記課題を解決するための構成は、回転体と、前記回転体表面と接触してニップ部を形成するバックアップ部材と、前記回転体を加熱する加熱手段と、を有し、前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ記録材上に像を加熱する像加熱装置において、
前記加熱手段は、発熱体によって熱せられた熱風を前記回転体表面に吹き出して前記回転体表面を加熱することを特徴とする。
また、上記課題を解決するための構成は、回転体と、前記回転体と接触してニップ部を形成するバックアップ部材と、前記回転体を加熱する加熱手段と、を有し、前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ記録材上に像を加熱する像加熱装置において、
前記バックアップ手段は薄肉のエンドレスベルトであり、前記加熱手段は、発熱体によって熱せられた熱風を前記回転体表面に吹き出して前記回転体表面を加熱するとともに、前記熱風を前記エンドレスベルト内部に吹き出して前記エンドレスベルト内面を加熱することを特徴とする。
本発明によれば、回転体表面の均一な加熱と、回転体のクイックスタート性と、回転体の耐久性を向上できる像加熱装置を提供することができる。
本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
[実施例1]
(1)画像形成装置例
図4は、本発明に係る像加熱装置を加熱定着装置として搭載可能な画像形成装置の一例の概略模型図である。この画像形成装置は電子写真式のレーザープリンタである。
本実施例に示すレーザープリンタは、ホストコンピュータなどの外部装置から印字信号を入力すると、像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)1が駆動手段(不図示)により矢印方向に所定のプロセススピードで回転駆動される。その感光ドラム1の外周面(表面)は帯電ローラ2によって所定の極性、所定の電位に一様に帯電される。そしてその感光ドラム1表面の帯電面に対しレーザー光学系等の露光手段3によって外部装置からの画像情報に基づいた画像露光がなされ、露光部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像装置4は、現像ローラ4aに印加される現像バイアスにより感光ドラム1表面の静電潜像にトナーを付着させることによって静電潜像をトナー像として現像(顕像化)する。
一方、給送カセット(不図示)から搬送手段(不図示)によって感光ドラム1と転写ローラ5間の転写ニップ部に記録用紙などの記録材Pが搬送される。その記録材Pは転写ニップ部で感光ドラム1と転写ローラ5とによって挟持搬送される。その搬送過程において、転写ローラ5には転写バイアスが印加される。これによって、感光ドラム1表面のトナー像が記録材P上の所定の位置に転写される。
感光ドラム1表面から分離し記録材Pの感光ドラム1表面側の面上に未定着のトナー像を担持した記録材Pは、定着装置7に搬送され、ここでトナー像が加熱・加圧されて記録材P面に定着される。
記録材Pの分離後に感光ドラム1表面に残存する残留トナーは、クリーニング装置6のクリーニングブレード6aにより除去される。残留トナーが除去された感光ドラム1は繰り返して画像形成に供される。
(2)定着装置
図1は定着装置7の一例の横断側面模型図である。図2は加熱装置30により定着ローラ21表面に熱風Hwを吹き出す状態を表わす説明図である。
本実施例に示す定着装置7は、回転体としての定着部材21と、加熱手段としての加熱装置30と、バックアップ部材としての加圧部材22と、を有する。
定着部材21は、芯金23と、この芯金23の外周面上に設けられた弾性層24と、この弾性層24の外周面上に設けられた離型性層25と、を有する定着ローラである。この定着ローラ21は、芯金23の両端部が装置フレーム(不図示)の側板対に回転自在に保持されている。
加圧部材22は、芯金26と、この芯金26の外周に設けられた弾性層27と、この弾性層27の外周面上に設けられた離型性層28と、を有する加圧ローラである。この加圧ローラ22は、定着ローラ21の下方において定着ローラ21と並列に配置され、芯金26の両端部が装置フレームの側板対に回転自在に保持されている。この加圧ローラ22に対し定着ローラ21を芯金23の両端部で加圧機構(加圧手段)により加圧することによって、定着ローラ21の外周面(表面)を加圧ローラ22の外周面(表面)に加圧状態に接触させている。これによって加圧ローラ22表面と定着ローラ21表面間に記録材Pが担持する未定着のトナー像tの定着に必要な所定幅のニップ部(定着ニップ部)Nを形成している。
定着ローラ21において、アルミあるいは鉄製の芯金23の外周面はブラスト処理等の表面粗し処理が施されている。弾性層24としては、シリコンゴムより形成されたソリッドゴム層、或いは断熱効果を持たせるためにシリコンゴムを発泡して形成されたスポンジゴム層が用いられる。或いはシリコンゴム層内に中空のフィラーを分散させ、硬化物内に気体部分を持たせ、断熱作用を高めた気泡ゴム層が用いられる。定着ローラ21は、熱容量が大きく、また熱伝導率が少しでも大きいと、定着ローラ21表面が加熱装置30から受ける熱を内部に吸収しやすく、表面温度が上昇しにくくなる。そのため、弾性層24はできるだけ低熱容量で熱伝導率が低く、断熱効果の高い材質の方が、定着ローラ21の立ち上がり時間に有利である。ここで、上記シリコンゴムのソリッドゴム層は熱伝導率が0.25〜0.29W/(m・k)、スポンジゴム、気泡ゴムは熱伝導率が0.11〜0.16W/(m・k)である。従って、スポンジゴム、気泡ゴムの熱伝導率はソリッドゴムの熱伝導率の約半分の値を示す。また、熱容量に関係する比重はソリッドゴムが約1.05〜1.30、スポンジゴム、気泡ゴムが約0.75〜0.85である。従って、定着ローラ21の弾性層24の好ましい形態としては、熱伝導率が0.15W/m・k以下で、比重が0.85以下の断熱効果の高いスポンジゴムや気泡ゴム層の方が好ましい。また、定着ローラ21の外径は小さい方が熱容量を抑えられるが、小さすぎるとニップ部Nの幅がかせぎにくくなるため適度な径が必要である。弾性層24の肉厚に関しても、薄すぎれば金属製の芯金23に熱が逃げるので適度な厚みが必要である。
以上を考慮して本実施例では、適正なニップ部Nを形成でき、且つ熱容量を抑えるために、肉厚が4mmの気泡ゴムを用いて弾性層24を形成し、外径がφ20mmの定着ローラ21を使用した。気泡ゴムによる弾性層24を形成するにあたり使用する中空フィラーとしては、ガラスバルーン、シリカバルーン、カーボンバルーン、フェノールバルーン、アクリロニトリルバルーンなど、いかなるものであっても構わない。或いは中空フィラーとしては、塩化ビニリデンバルーン、アルミナバルーン、ジルコニアバルーン、シラスバルーンなど、いかなるものであっても構わない。また、芯金23は中実芯金に限られず中空芯金でもよい。
また、上記に述べた弾性層24の上には、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン樹脂(FEP)等のフッ素樹脂離型性層25を形成する。あるいは、離型性層25としてGLSラテックスコーティングを施したものであっても良い。離型性層25はチューブを被覆させたものでも表面を塗料でコーティングしたものであってもどちらでもよい。
加圧ローラ22において、芯金26、弾性層27、離型性層28の材料は、定着ローラ21で用いたものと同じものが用いられる。
定着ローラ21表面の温度を検知するための、サーミスタ、赤外温度素子等の温度検知手段34をニップ部Nよりも定着ローラ21回転方向下流側に配置している。この温度検知手段34は、定着ローラ21の長手方向中央と対応する位置に配置されている。
加熱装置30は、定着ローラ21表面の周方向において定着ローラ21表面と対向する所定位置に配置されている。この加熱装置30は、発熱体31と、送風ファン(送風機)32と、ダクト33などを有する。発熱体31としては、ハロゲンランプ、キセノンランプ、水銀ランプ、赤外線ヒータ、カーボンヒータ等の光と共に輻射熱を発生させるものや、ニクロム線等の黒体輻射により輻射熱を発生させるものが用いられる。熱効率の面から見てニクロム線等の黒体輻射により輻射熱を発生させるものを用いるのが好ましい。ファン32としては、シロッコファン、クロスフローファン、軸流ファン等が用いられる。ダクト33は、定着ローラ21表面側に吹き出し口33aを有する横断面コ字形状に形成してある。またダクト33は、定着ローラ21表面全域と対向する長さに形成されて装置フレームの側板対に保持させてある。このダクト33の内部に定着ローラ21表面と対向するように発熱体31とファン32を配置している。
(3)定着装置の加熱定着動作
画像形成装置が印字信号を入力すると、マイクロプロセッサユニット(制御手段)61は、定着ローラ21の芯金23端部に設けられた駆動ギアG(図2)を定着モータMにより回転駆動して定着ローラ21を矢印方向へ回転する。この定着ローラ21の回転に伴い加圧ローラ22がニップ部Nにおいて回転力を受けて従動回転する。また、マイクロプロセッサユニット61は、給電回路(給電手段)62をONする。これによりその給電回路62から加熱装置30の発熱体31に通電がなされ発熱体31が所定の定着温度(目標温度)へ迅速に昇温する。また、マイクロプロセッサユニット61は、送風駆動回路(送風駆動手段)63をONする。これによりその送風駆動回路63はファン32を回転させる。
温度検知手段34は定着ローラ21の表面温度を検知し、その検知信号をマイクロプロセッサユニット61が取り込む。マイクロプロセッサユニット61はその検知信号に基づいて定着ローラ21の表面温度が所定温度になるように給電回路42をON・OFF制御する。
ダクト33内においてファン32の回転により発生した風は発熱体31により加熱されて熱風Hwとなり、ダクト33の吹き出し口33aから定着ローラ21表面に吹き出される。その熱風Hwは定着ローラ21の回転に伴い定着ローラ21表面に満遍なく吹き付けられる。これによって、定着ローラ21表面全域は定着温度に加熱される。定着ローラ21表面を直接加熱する加熱媒体が熱風Hwであるため、定着ローラ21表面の温度勾配が少なく、定着ローラ21表面を定着温度に均一に加熱することができる。また、定着ローラ21表面を傷つけることもない。
定着ローラ21が回転され、且つ定着ローラ21の表面温度が定着温度に加熱温調された状態において、未定着のトナー像tを担持した記録材Pはニップ部Nに導入されニップ部Nで挟持搬送される。その搬送過程において、記録材P上のトナー像tにニップ部Nの圧力が付与されるとともに定着ローラ21表面から定着温度に応じた熱が付与されることにより、トナー像tは記録材P面上に加熱定着される。
(4)定着装置7の評価
本実施例の定着装置7を用いて、定着ローラ21表面の常温25℃からの昇温速度を測定した。本評価は、発熱体31としてニクロム線を用いた。ニクロム線へ印加する電力は500Wと固定した。定着ローラ21の回転速度は200mm/secとした。また、定着ローラ21としては、アルミ芯金23の上に弾性層24として厚み4mmのシリコンゴム層を形成したソリッドゴムタイプのものと、弾性層24としてシリコンゴム中に中空フィラーを分散させた気泡ゴムタイプのものを使用した。定着ローラ21の表層(離型性層25)には30μmの厚さのPFAチューブを形成した。
表1より、定着ローラ21の弾性層24の材料としては、断熱性の高い気泡ゴムタイプの方がソリッドゴムタイプに比べて定着ローラ21表面の昇温速度に優れていることがわかる。
次に、定着ローラとして図3に示すローラ構成のものを用いた。図3に示す定着ローラ20は、弾性層24の外周面上に蓄熱層29を設け、その蓄熱層29の外周面上に表層として離型性層25を設けた3層構成となっている。この定着ローラ20は、表面近傍に蓄熱層29があり、その下層は高断熱な弾性層24であるので、定着ローラ20表面から加熱されると蓄熱層29に熱が蓄えられる。この蓄熱層29に蓄えられた熱は、ニップ部Nにおいて急速に記録材Pへ伝熱する。従って、定着ローラ20の表面温度が低くても記録材Pへ供給する熱量は多いので、より低温な温調温度でトナー像tの加熱定着が可能となる。また、発熱体31によって加熱した熱風Hwを用いて定着ローラ20表面を昇温させるので、加熱領域を広くすることが容易であり加熱時間が長くなる。よって、より低い温度の熱風Hwでも蓄熱層29へ十分に熱を供給することができる。
以上説明した蓄熱層29を有する定着ローラ20と、蓄熱層がない定着ローラ21を用いて定着性能の比較検討を行った。本評価は、定着ローラ20,21としては、アルミ芯金23の上に弾性層24として厚み4mmのシリコンゴム中に中空フィラーを分散させた気泡ゴムのものを使用した。また、定着ローラ20の蓄熱層29は厚み100μmの高熱伝導タイプのシリコンゴム(熱伝導率0.8W/m・k)を用いた。定着ローラ20,21の表層には離型性層25として30μmの厚さのPFAチューブを形成した。発熱体31としてニクロム線を用いた。定着ローラ20,21の回転速度は200mm/secとした。記録材Pは坪量が75g/cmの平滑紙を使用した。そして定着ローラ20,21の表面温度を変えたときの定着性能を比較した。
結果を表2に示す。表中の定着性能は、〇が良好、△が許容範囲内、×が劣悪を示す。
表2の結果より、蓄熱層29のある定着ローラ20を用いた方が、蓄熱層29のない定着ローラ21に比べて20℃低い温度で定着を行うことが可能となる。よって、定着温度が低くなることから、定着ローラ20の立上げ時間を短縮することが可能となり、また熱風Hwの温度を下げることもできる。
本実施例の定着装置7によれば、定着ローラ21(又は20)表面に加熱装置30により熱風Hwを吹き出して定着ローラ21(又は20)表面を非接触で加熱するため、定着ローラ21(又は20)表面の温度勾配が少ない。そのため、定着ローラ21(又は20)表面を熱風Hwによって均一に加熱でき、定着ローラ21(又は20)を定着温度に短時間で立ち上げることができる(クイックスタート性)。また、定着ローラ21(又は20)表面を傷つけることがなく定着ローラ21(又は20)の耐久性も向上できる。また、定着ローラ21(又は20)の回転トルクも低減できる。これにより、クイックスタート性、トナー像の定着均一性、高耐久性を備えたオンデマンドタイプの定着装置7を実現できる。従って、本実施例の定着装置7は、単位時間あたりの処理枚数が多い画像形成に対応できる。
[実施例2]
定着装置の他の例を説明する。実施例1と共通する部材・部分には同じ符号を付して再度の説明を省略する。実施例3、実施例4、実施例5、実施例6についても同様とする。
図5は本実施例の定着装置7の一例の横断側面模型図である。図6は加熱装置30により定着ローラ21表面とエンドレスベルト41内部に熱風Hwを吹き出す状態を表わす説明図である。
本実施例に示す定着装置7は、加圧ローラ22に代えてエンドレスベルト41を有する加圧部材40を用いるとともに、定着ローラ21表面とエンドレスベルト41の内部に熱風Hwを吹き出すように加熱装置30を構成したものである。
加圧部材40において、エンドレスベルト41は耐熱性を有する円筒状の薄肉ベルトであり、耐熱性、断熱性を有するポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS、PFA、PTFE、FEP等を基層とした樹脂製のベルトである。ベルト41の厚みは、強度等を考慮し、20μm以上150μm未満が適当な範囲である。また、トナー像tを加熱定着するときに定着ローラ21表面に付着したオフセットトナーが蓄積しないように、ベルト41の表層にはPFA、PTFE、FEP、シリコーン樹脂等の離型性の良好な耐熱樹脂を混合ないし単独で被覆してあっても良い。また、ベルト41の熱容量は加圧ローラ22よりも小さい。そのため、定着ローラ21表面の昇温速度を速くすることができる。
ベルト41の内側に具備させた摺動部材42は、耐熱フェルト、マイカシート、セラミックシート、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK、ポリイミド、ポリアミドイミド、フッ素樹脂、PEEK等の耐熱性を有する樹脂シートより形成されている。摺動部材42の材料として特に断熱性を有する材料が適している。また摺動部材42表面にはベルト41内面との摩擦抵抗を低減するため、ガラスコート、フッ素樹脂等の摺動層をコーティングしてあっても良い。
43は摺動部材42をベルト41の内側でベルト41内面に接触させるように保持している断熱加圧ホルダー(保持部材)である。ホルダー43は、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等の耐熱性樹脂により形成され、断熱性、摺動性を有する材料が適している。また、ホルダー43はベルト41の内部空間を空間44aと空間44bとに二分する役目も果たしている。このホルダー43にはベルト41がルーズに外嵌されている。そしてホルダー43は両端部が装置フレームの側板対に保持され、定着ローラ21が加圧機構によりベルト41を挟んで摺動部材42に加圧されている。これによってベルト41の外周面(表面)と定着ローラ21表面間にトナー像tの定着に必要な所定幅のニップ部Nを形成している。
本実施例では、摺動部材42とホルダー43を別部材として扱っているが、それらを一体成型により形成し摺動部材42とベルト41内面との摺動部分に上記の摺動層をコーティングしても良く、よりコストダウンを図ることが可能である。また、ベルト41と摺動部材42の間には摩擦抵抗を小さく抑えるためにグリス等の潤滑剤を少量介在させてある。潤滑剤として熱伝導率が低いものを用いるのが望ましい。これによって、ベルト41を介して定着ローラ21からの熱が摺動部材42及びホルダー43へ放熱されるのを防ぐことができる。
加熱装置30は、ダクト33の定着ローラ21両端部側に、ベルト41内部の空間44a,空間44bに熱風を吹き出すための風路35a,35b(図6参照)を設けた点を除いて、実施例1の加熱装置30と同じ構成としてある。風路35aはベルト41一端部側の開口から空間44aに熱風を吹き出すためのものであり、風路35bはベルト41他端部側の開口から空間44bに熱風を吹き出すためのものである。
図6に示すように、本実施例の定着装置7は、加熱装置30のダクト33の吹き出し口33aから定着ローラ21表面に熱風Hwが吹き出される。これによって、定着ローラ21表面全域は定着温度に加熱される。また、定着ローラ21表面に吹き出された熱風Hwは風路35a,35bによりガイドされて対応するベルト41内部の空間44a,44bに導入される。風路35aから空間44aに導入された熱風Hwはベルト41他端部側の開口からベルト41外部へスムーズに流れ出る。風路35bから空間44bに導入された熱風Hwはベルト41一端部側の開口からベルト41外部へスムーズに流れ出る。つまり、風路35aから空間44aに導入された熱風Hwは、ベルト41の長手方向(記録材搬送方向と直交する方向)の内面に沿って一端部側から他端部側(図6の左側から右側)に向けて移動する。一方、風路35bから空間44bに導入された熱風Hwは、ベルト41の長手方向の内面に沿って他端部側から一端側(図6の右側から左側)に向けて移動する。空間44a,44bに導入された熱風Hwは、それぞれ移動中にベルト41を内面から加熱する。つまり、熱風Hwは移動中にエンドレスベルト内面を加熱する。
本実施例の定着装置7によれば、定着ローラ21表面に加熱装置30により熱風Hwを吹き出して定着ローラ21表面を非接触で加熱するため、実施例1と同じ作用効果を得ることができる。また、ベルト41を内面から加熱するため、定着ローラ21を定着温度に、より短時間で立ち上げることができる(クイックスタート性)という効果がある。
[実施例3]
定着装置の他の例を説明する。
本実施例では、単位時間当りの定着処理枚数が多い画像形成装置に定着装置を搭載する場合、或いはフルカラーの画像形成装置に定着装置を搭載する場合を想定する。単位時間当たりの定着処理枚数が多い場合は、定着ローラ21の熱容量が大きい方が有利であり、またプロセススピードが速くなるので定着性を確保するためには、ニップ部Nの幅を広くする必要がある。同様にフルカラー画像を定着処理する場合も、記録材Pに担持されるトナー量が増えるので、定着ローラ21の熱容量を大きくし、ニップ部Nの幅を広くすることが必要になる。
図7は本実施例の定着装置7の一例の横断側面模型図である。
本実施例に示す定着装置7は、定着ローラ21に代えて薄肉のエンドレスベルト51を有する定着部材50を用いている。定着部材50において、ベルト51は、耐熱性、可撓性を有する、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS、PFA、PTFE、FEP等の樹脂を基層とし、厚みは10μm〜100μmである。この基層の外側に弾性層が設けられる。弾性層としては、シリコンゴムにより形成されたソリッドゴム層、或いは断熱効果を持たせるためにシリコンゴムを発泡して形成されたスポンジゴム層が用いられる。或いはシリコンゴム層内に中空のフィラーを分散させ、硬化物内に気体部分を持たせ、断熱作用を高めた気泡ゴム層が用いられる。弾性層の厚みは0.5mm〜5mmとする。弾性層の外側に設けられる表層として、離型性、摺動性向上のため、PFA、PTFE等のフッ素樹脂をコートするか、またはフッ素樹脂チューブを被覆する。
ベルト51は、駆動ローラ52とテンションローラ53に巻き掛けられている。そして不図示の定着モータMにより駆動ローラ52を回転駆動し、駆動ローラ52が回転することでベルト51が従動回転される。駆動ローラ52、テンションローラ53は熱容量が小さく、ベルト51の熱を断熱できることが好ましいので、加圧ローラ22と同じ層構成としてある。但し、表面の離型性は必要としないので、フッ素樹脂等は被覆していない。
加熱装置30は、ベルト51と加圧ローラ22の表面近傍にそれぞれ設置されている。そしてベルト51表面近傍に設置された加熱装置30は、ダクト33の吹き出し口33aから熱風Hwをベルト51表面に吹き出してベルト51表面全域を加熱する。加圧ローラ22表面近傍に設置された加熱装置30は、ダクト33の吹き出し口33aから熱風Hwを加圧ローラ22表面に吹き出して加圧ローラ22表面全域を加熱する。
本実施例の定着装置7によれば、駆動ローラ52とテンションローラ53に巻き掛けたベルト51表面と加圧ローラ20表面間にニップ部Nを形成できるので、ニップ部Nの幅を広くすることができる。これにより、ベルト51の記録材Pが担持するトナー像tへの加熱面積が増えると共に熱容量も大きくなるので、単位時間当たりの定着処理枚数を増やすことができる。また、ベルト51表面及び加圧ローラ22表面を加熱装置30によって加熱するので、プロセススピードが上がっても定着性を十分に確保することができる。
[実施例4]
定着装置の他の例を説明する。
本実施例に示す定着装置7は、芯金23と弾性層24と離型性層25とを有する定着ローラ21(図1参照)を用いた実施例1の定着装置7と同じ構成としてある。即ち、定着ローラ21としては、アルミ芯金23の外周面上に弾性層24として厚み4mmのシリコンゴム中に中空フィラーを分散させた気泡ゴムのものを使用した。また、定着ローラ21の表層には離型性層25として30μmの厚さのPFAチューブを形成した。
本実施例の定着装置7について定着性能の評価を行った。本評価は、加熱装置30の発熱体31としてニクロム線を用いた。ニクロム線へ印加する電力は500Wと固定した。定着ローラ21の回転速度は100rpmとした。記録材Pは坪量が75g/cmの平滑紙を使用した。ニクロム線への通電開始からニップ部Nへ未定着のトナー像tを担持した平滑紙が突入するまでの時間(紙突入時間)を変えて定着性を評価した。
結果を表3に示す。表中の定着性能は、〇が良好、△が許容範囲内、×が劣悪を示す。
表3の結果より、定着装置7の立上げ時間としては7秒で定着可能となる。従って、加熱装置30の発熱体(ニクロム線)31によって加熱された熱風Hwをダクト33の吹き出し口33aから定着ローラ21表面へ吹き付けることによって、予備加熱を必要としないクイックスタートが可能な定着装置7が達成できた。
本実施例の定着装置においても、定着ローラ21表面に加熱装置30により熱風Hwを吹き出して定着ローラ21表面を非接触で加熱するため、定着ローラ21表面の温度勾配が少ない。そのため、定着ローラ21表面を熱風Hwによって均一に加熱でき、定着ローラ21を定着温度に短時間で立ち上げることができる(クイックスタート性)。また、定着ローラ21表面を傷つけることがなく定着ローラ21の耐久性も向上できる。また、定着ローラ21の回転トルクも低減できる。これにより、クイックスタート性、トナー像の定着均一性、高耐久性を備えたオンデマンドタイプの定着装置7を実現できる。従って、本実施例の定着装置7は、単位時間あたりの処理枚数が多い画像形成に対応できる。
[実施例5]
定着装置の他の例を説明する。
本実施例に示す定着装置7は、芯金23と弾性層24と蓄熱層29と離型性層25とを有する定着ローラ20(図3参照)を用いた実施例1の定着装置7と同じ構成としてある。即ち、定着ローラ20において、アルミあるいは鉄製の芯金23の外周面はブラスト処理等の表面粗し処理が施されている。弾性層24としては、シリコンゴム層内に中空のフィラーを分散させ、硬化物内に気体部分を持たせ、断熱作用を高めた弾性層(気泡ゴム層)が用いられている。蓄熱層29の下層には断熱作用を有する弾性層24(気泡ゴム層)があるので、定着ローラ20が表面から加熱されると蓄熱層29に熱が蓄えられる。この定着ローラ20表面近傍の蓄熱層29に蓄えられた熱は、ニップ部Nにおいて急速に記録材Pへ伝熱する。従って、定着ローラ20の表面温度が低くても記録材Pへ供給する熱量は多いので、より低温な定着温度で加熱定着が可能となる。蓄熱層29としては、熱伝導率が0.8W/mKのシリコンゴムを使用した。また、上記に述べた蓄熱層29の外周面上には、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン樹脂(FEP)等のフッ素樹脂離型性層25を形成する。あるいは、離型性層25としてGLSラテックスコーティングを施したものであっても良い。離型性層25は蓄熱層29の外周面上にチューブを被覆させたものでも表面を塗料でコーティングしたものであってもどちらでもよい。
本実施例の定着装置7について定着性能の評価を行った。定着ローラ20としては、アルミ芯金23の外周面上に弾性層24として厚み4mmのシリコンゴム中に中空フィラーを分散させた気泡ゴムのものを使用した。弾性層24の外周面上に形成されている蓄熱層29は熱伝導率が0.8W/mKのシリコンゴムである。また、定着ローラ20の表層には離型性層25として30μmの厚さのPFAチューブを形成した。本評価は、加熱装置30の発熱体31としてニクロム線を用いた。ニクロム線へ印加する電力は500Wと固定した。定着ローラ20の回転速度は200rpmとした。記録材Pは坪量が75g/cmの平滑紙を使用した。ニクロム線への通電開始からニップ部Nへ未定着のトナー像tを担持した平滑紙が突入するまでの時間(紙突入時間)を変えて定着性を評価した。
結果を表4に示す。表中の定着性能は、〇が良好、△が許容範囲内、×が劣悪を示す。
表4の結果より、定着装置7の立上げ時間としては7秒で定着可能となる。従って、加熱装置30の発熱体(ニクロム線)31によって加熱した熱風Hwをダクト33の吹き出し口33aから定着ローラ20表面へ吹き付けることによって、予備加熱を必要としないクイックスタートが可能な定着装置7が達成できた。定着ローラ20の回転速度を200rpmと実施例1の2倍の速さにしても、実施例4と同様の定着性が得られた。
よって、本実施例の定着装置7においても、実施例4の定着装置7と同様の作用効果を得ることができる。
[実施例6]
定着装置の他の例を説明する。
本実施例に示す定着装置7は、加熱装置30を後述のように構成した点を除いて、実施例1の定着装置7と同じ構成としてある。
図8は本実施例に係る定着装置7の横断側面模型図である。
本実施例の定着装置7における加熱装置30は、ダクト33の吹き出し口33bを実施例1の加熱装置30のダクト33の吹き出し口33aよりも狭く形成している。これによって加熱装置30は、発熱体31によって熱せられた熱風Hwを大気圧より圧縮させた状態で定着ローラ21表面に吹き出すことができる。即ち、ダクト33内においてファン32の回転により発生した風は発熱体31により加熱され熱風Hwとなって吹き出し口33bを通り定着ローラ21表面へ向かって流出する。しかしその熱風Hwは、吹き出し口33bが狭くなっているため、ダクト33内の発熱体31近傍で圧縮される。熱風Hwが圧縮される圧縮工程では、熱風Hwは発熱体31近傍で圧力が高くなるので、その熱風Hwは実施例1の加熱装置30における熱風Hwに比べより高密度な熱風となっている。従って、ファン32によって送り出される熱風Hwが、高密度な熱風領域を通過して吹き出し口33bから噴出されるまでの時間が長くなる。よって、熱風Hwが発熱体31近傍に滞留している時間が長くなるため、実施例1の加熱装置30における熱風Hwに比べより高温な熱風Hwを発生させることが可能となる。
本実施例の定着装置7を用いて、定着ローラ21表面温度が25℃から180℃になるまでの時間を測定した。本評価は、発熱体31としてニクロム線を用いた。ニクロム線へ印加する電力は500Wと固定した。定着ローラ21の回転速度は200rpmとした。また、比較例として、吹き出し口が狭くなっていないつまり熱風が圧縮工程を受けない加熱装置を具備する定着装置(不図示)を用いて、定着ローラ表面温度が25℃から180℃になるまでの時間を測定した。その結果を表3に示す。
表5から明らかなように、熱風の圧縮工程がある本実施例の方がより高温な熱風を発生できるので、圧縮工程のない比較例よりも定着ローラ21表面の昇温速度が速くなった。
本実施例の定着装置7の加熱装置30では、ファン32を用いて熱風Hwを送り出しているが、熱風の送り出しはファンに限られずピストンの往復運動によって熱風の送り出しを行ってもよい。また、ダクト33の吹き出し口33bを狭めることで熱風の圧縮を行なっているが、熱風を圧縮する構成は吹き出し口33bを狭める構成に限られない。例えば吹き出し口が狭くなっていないダクトの吹き出し口に開閉弁を設け、その弁の開閉によって気体を圧縮させる方法を用いてもよい。
実施例1に係る定着装置の一例の横断側面模型図 加熱装置により定着ローラ表面に熱風を吹き出す状態を表わす説明図 定着ローラの他の例の横断側面模型図 画像形成装置の一例の概略模型図 実施例2に係る定着装置の一例の横断側面模型図 加熱装置により定着ローラ表面とエンドレスベルト内部に熱風を吹き出す状態を表わす説明図 実施例3に係る定着装置の一例の横断側面模型図 実施例6に係る定着装置の一例の横断側面模型図
符号の説明
20,21:定着ローラ、30:加熱装置、31:発熱体、32:送風用ファン、33:ダクト、35a,35b:風路、41:エンドレスベルト、44a,44b:空間、51:エンドレスベルト、N:ニップ部、P:記録材

Claims (7)

  1. 回転体と、前記回転体表面と接触してニップ部を形成するバックアップ部材と、前記回転体を加熱する加熱手段と、を有し、前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ記録材上に像を加熱する像加熱装置において、
    前記加熱手段は、発熱体によって熱せられた熱風を前記回転体表面に吹き出して前記回転体表面を加熱することを特徴とする像加熱装置。
  2. 回転体と、前記回転体と接触してニップ部を形成するバックアップ部材と、前記回転体を加熱する加熱手段と、を有し、前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ記録材上に像を加熱する像加熱装置において、
    前記バックアップ部材は薄肉のエンドレスベルトを有し、前記加熱手段は、発熱体によって熱せられた熱風を前記回転体表面に吹き出して前記回転体表面を加熱するとともに、前記熱風を前記エンドレスベルトの内部に吹き出してエンドレスベルト内面を加熱することを特徴とする像加熱装置。
  3. 前記発熱体と前記回転体表面は非接触であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の像加熱装置。
  4. 前記回転体は、芯金と、前記芯金の周りに設けられた弾性層と、を有するローラであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の像加熱装置。
  5. 前記回転体は、前記弾性層の周りに蓄熱層を有することを特徴とする請求項4に記載の像加熱装置。
  6. 前記回転体は、薄肉のエンドレスベルトであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の像加熱装置。
  7. 前記加熱手段は、発熱体によって熱せられた熱風を大気圧より圧縮させた状態で前記回転体表面に吹き出して前記回転体表面を加熱することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011053381A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2013068818A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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