JP2008286976A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、トナー残量検出センサーを用いることなく、トナー容器内のトナー残量を求めることができる画像形成装置の提供。
【解決手段】トナー収容室82と、トナー収容室82から現像ユニット74にトナーを搬送するディスペンスオーガ104と、入力された画像データの画素数に基づいてディスペンスオーガ104の動作目標量を設定する動作目標量設定手段と、前記ディスペンスオーガ104の実際の動作量である実動作量を検出するパルスジェネレータ105と、前記動作目標量設定手段で算出された動作目標量と実動作量検出手段で検出された実動作量とを比較し、前記実動作量と前記動作目標量との間に差があるときは、前記差が0に近接するように前記実動作量を補正する実動作量補正手段と、前記実動作量補正手段で補正された補正済み動作量に基づいてトナー収容室82のトナー残量を求めるトナー残量検出手段とを備える画像形成装置である。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
感光体に潜像を形成し、これをトナーで現像してトナー画像を形成する画像形成装置においては、透過式または磁気式のトナー残量検出センサーをトナー容器に設け、前記トナー残量検センサーでトナー残量を検出することが一般的であった。
そして、検出したトナー残量を、トナー消費量に対応した別の指標によって補正することも行われている。
このような画像形成装置としては、たとえば、トナーを貯留するトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジから供給されるトナーによりトナー像を形成する像形成手段と、トナーカートリッジのトナー消費量をカウントするカウント手段と、像形成手段により形成された第1のトナー像の濃度が当該トナー画像に対応して求められた第1の所定濃度よりも低いとき、前記カウント手段のカウント値から求められる前記トナーカートリッジ内のトナー量と、装置の状態を示す指数情報とに基づいて前記カウント数の補正の要否を判断し、必要と判断したときには前記カウント手段のカウント値を補正する補正手段とを備える画像形成装置がある(特許文献1)。
また、記録材を収納し、更に不揮発性記憶部を備えたカートリッジと、前記カートリッジ内の記録材の残量を検知する検知手段と、累積消費記録材量を前記カートリッジの不揮発性記憶部に記憶し、残存記録材量を把握する制御手段とを有し、前記制御手段が、累積使用ドット数により前記消費量を得る画像記録装置もある(特許文献2)。
特開2006−284669 特開平9−120238
しかしながら、近年、画像形成装置のカラー化が進み、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色に対応する現像器を設けることが一般的になってきたので、現像器にトナーを供給するトナー容器も前記各色毎に設ける必要がある。したがって、トナー容器毎にトナー残量検出センサーを設けたのでは、省スペースおよび低コスト化の点から好ましくない。
そこで、トナー残量検出センサーを用いることなく、トナー容器内のトナー残量を求めることができれば、省スペースおよび低コスト化の点から好ましい。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、トナー残量検出センサーを用いることなく、トナー容器内のトナー残量を求めることができる画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、入力された画像データに基づいて感光体に潜像を形成し、前記潜像をトナーで現像してトナー画像を形成するとともに、前記トナーが充填されているトナー容器と、前記トナー容器から前記潜像を現像する現像手段にトナーを搬送するトナー搬送機構と、前記画像データの画素数に基づいて前記トナー搬送機構の動作目標量を設定する動作目標量設定手段と、前記トナー搬送機構の実際の動作量である実動作量を検出する実動作量検出手段と、前記動作目標量設定手段で設定された動作目標量と実動作量検出手段で検出された実動作量とを比較し、前記実動作量と前記動作目標量との間に差があるときは、前記差が0に近接するように前記実動作量を補正する実動作量補正手段と、前記実動作量補正手段で補正された実動作量である補正済み動作量に基づいて前記トナー容器内のトナー残量を求めるトナー残量検出手段とを備えることを特徴とする画像形成装置に関する。
請求項2に記載の発明は、前記トナー容器に充填された量のトナーで印刷可能な記録媒体の枚数である印刷可能枚数に対応する前記トナー搬送機構の動作量である動作可能量を求める動作可能量設定手段を有し、前記トナー残量検出手段においては、前記動作可能量に対する前記補正済み動作量の割合に基づいて前記トナー容器におけるトナー残量を求める請求項1に記載の画像形成装置に関する。
請求項3に記載の発明は、所定枚数の印字が終了する毎に、前記動作目標量設定手段、および実動作量補正手段においては、夫々動作目標量の設定、および実動作量の補正済み動作量への補正を行うとともに、前記トナー残量検出手段においては、前記実動作量補正手段で求められた補正済み動作量を積算して補正済み動作量積算値を求めるとともに、前記補正済み動作量積算値と次の所定枚数印字が終了するまでの実動作量とに基づいてトナー残量を求める請求項1または2に記載の画像形成装置に関する。
請求項4に記載の発明は、前記トナー残量検出手段で求めたトナー残量を表示する表示手段を備え、前記トナー残量検出手段は、前記補正済み動作量積算値と次の所定枚数印字が終了するまでの実動作量との和と、前記動作可能量との差が所定値以下のときはトナー残量が少ないと判断し、前記表示手段にトナー残量が少ない旨のメッセージを表示させる請求項3に記載の画像形成装置に関する。
請求項5に記載の発明は、前記トナー残量検出手段は、前記補正済み動作量積算値と次の所定枚数印字が終了するまでの実動作量路の和が前記動作可能量と等しくなり、または上回った場合は、印刷を中止して前記表示手段にトナーなし表示をさせるとともに、前記場合において印刷中の画像があるときは、前記画像の印刷が終了した後に印刷を中止してトナーなし表示をさせる請求項3または4に記載の画像形成装置に関する。
請求項6に記載の発明は、前記記憶手段には、実動作量と動作目標量との差の大きさに応じて予め定められた複数の係数が記憶され、実動作量補正手段は、実動作量と動作目標量との差に応じた係数を前記記憶手段から呼び出し、前記実動作量に乗じることにより、補正済み動作量を求める請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置に関する。
請求項7に記載の発明は、前記感光体に形成されるトナー画像のトナー濃度を測定するトナー濃度測定手段を備え、前記動作目標量設定手段においては、前記画像データの画素数および前記トナー濃度測定手段で測定したトナー濃度に基づいて前記トナー搬送機構の動作目標量を設定する請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置に関する。
請求項8に記載の発明は、入力された画像データに基づいて感光体に潜像を形成し、前記潜像をトナーで現像してトナー画像を形成するとともに、前記トナーが充填されているトナー容器と、前記トナー容器に充填された量のトナーで印刷可能な画素数である印刷可能画素数を設定する印刷可能画素数設定手段と、前記画像データの画素数に基づいて前記トナー搬送機構の動作目標量を設定する動作目標量設定手段と、前記トナー搬送機構の実際の動作量である実動作量を検出する実動作量検出手段と、前記動作目標量設定手段で設定された動作目標量と実動作量検出手段で検出された実動作量とを比較し、前記実動作量と前記動作目標量との間に差があるときは、前記差が0に近接するように前記画像データの画素数を補正する画素数補正手段と、前記画素数補正手段で補正された画素数である補正済み画素数と前記印刷可能画素数設定手段で設定された印刷可能画素数とに基いて前記トナー容器内のトナー残量を求めるトナー残量検出手段とを備えることを特徴とする画像形成装置備えることを特徴とする画像形成装置に関する。
請求項9の発明は、前記トナー残量検出手段で求めたトナー残量を表示する表示手段を備え、前記トナー残量検出手段が、前記印字可能画素数と、前記累積画素数と次の所定枚数印字が終了するまでの画素数の和との差が所定値以下のときはトナー残量が少ないと判断し、前記表示手段にトナー残量が少ない旨のメッセージを表示させる請求項8に記載の画像形成装置に関する。
請求項10に記載の発明は、前記トナー残量検出手段が、前記累積画素数と次の所定枚数印字が終了するまでの画素数の和が前記印字可能画素数と等しくなり、または上回った場合は、印刷を中止して前記表示手段にトナーなし表示をさせるとともに、前記場合において印刷中の画像があるときは、前記画像の印刷が終了した後に印刷を中止してトナーなし表示をさせる請求項8または9に記載の画像形成装置に関する。
請求項1の画像形成装置においては、動作目標量設定手段で求めたトナー搬送機構の動作目標量と、実動作量検出手段で検出したトナー搬送機構の実動作量とに基づいてトナー残量検出手段においてトナー容器内のトナー残量を求めているから、トナー残量検出センサーに依らずにトナー残量を求めることができる。したがって、トナー容器にトナー残量検出センサーを設ける必要がない。
請求項2の画像形成装置においては、前記動作可能量に対する前記補正済み動作量の割合に基づいてトナー残量を求めているから、トナー残量を求めるための手順が簡略化される。
請求項3の画像形成装置においては、所定の枚数の印字が終了するごとに実動作量を補正し、積算しているから、実際のトナー残量と実動作量に基いて求めたトナー残量との乖離が大きくなることが防止される。
請求項4の画像形成装置においては、表示手段においてトナー残量が少ない旨のメッセージが表示することにより、トナー残量が少なくなったときにオペレータの注意を喚起することができる。
請求項5の画像形成装置においては、トナーなし表示によってオペレータが、トナー残量がゼロであることを知ることができる上、トナー残量がゼロの状態で印刷が継続されることが防止される。更に、ある画像を記録媒体に印刷中にトナー残量がゼロになった場合には、前記画像の印刷が終了してから前記記録媒体が排出されるから、前記画像の印刷が中断した状態の記録媒体が排出されることが防止される。
請求項6の画像形成装置においては、実動作量補正手段において実動作量と動作目標量との差に応じた係数を前記記憶手段から呼び出し、前記実動作量に乗じることにより、補正済み動作量を求めているから、補正済み動作量を求めるための手順が簡略化される。
請求項7の画像形成装置においては、前記動作目標量設定手段において、前記画像データの画素数および前記トナー濃度測定手段で測定したトナー濃度に基づいて前記トナー搬送機構の動作目標量を算出しているから、各画素におけるトナー画像が変動する場合においても、トナー残量を正確に求めることができる。
請求項8の画像形成装置においては、動作目標量と実動作量との間に差があるときは、入力された画素数を補正することによって前記差を0に近づける。そして、補正された画素数である補正済み画素数と、印刷可能画素数設定手段で設定された印刷可能画素数とに基いてトナー残量を求めている。したがって、トナー容器にトナー残量センサーを設ける必要がない。
請求項9の画像形成装置においては、表示手段においてトナー残量が少ない旨のメッセージが表示することにより、トナー残量が少なくなったときにオペレータの注意を喚起することができる。
請求項10の画像形成装置においては、トナーなし表示によってオペレータが、トナー残量がゼロであることを知ることができる上、トナー残量がゼロの状態で印刷が継続されることが防止される。更に、ある画像を記録媒体に印刷中にトナー残量がゼロになった場合には、前記画像の印刷が終了してから前記記録媒体が排出されるから、前記画像の印刷が中断した状態の記録媒体が排出されることが防止される。
1.実施形態1
以下、本発明の画像形成装置の一例であるプリンタについて説明する。
実施形態1に係るプリンタ10は、図1に示すように、上下方向に沿って配設された4個のプロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kと、プロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kに隣接して設けられ、プロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kの備える感光体ドラム16を露光する露光ユニット34と、プロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kの感光体ドラム16に相対するように設けられ、用紙Pの搬送経路32の一部を形成する搬送ベルト44と、搬送ベルト44の下方に設けられ、搬送経路32の残りの部分を形成する搬送ローラ28及びレジストレーションローラ30と、底部に配設された給紙トレイ24から用紙Pを取り出して搬送経路32に誘導するピックアップローラ26と、プロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kにおいて用紙Pに転写された画像を定着させる定着ローラ56と、定着ローラ56で画像が定着された用紙を、プリンタ10の頂部に設けられた排紙トレイ60に排出する排出ローラ58と、外部から入力された画像信号に基づいてプリンタ10全体を制御する制御コンピュータ66とを備える。感光体ドラム16、および用紙Pは、夫々本発明における感光体および記録媒体の一例である。制御コンピュータ66は、本発明の動作目標算出手段、実動作量補正手段、およびトナー残量検出手段に相当する。また、プロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kにおいては、夫々イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)のトナー画像が形成される。
露光装置34は、図1に示すように、筐体36内に半導体レーザ(図示せず。)、ポリゴンミラー38、結像レンズ40及びミラー42が配設されており、半導体レーザからの光は、ポリゴンミラー38で偏向走査され、結像レンズ40とミラー42を介してプロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kの感光体ドラム16に照射される。これにより、感光体ドラム16に、画像情報に応じた静電潜像が形成される。
また、搬送コンベア44は、プリンタ10の側壁10Aに沿って設けられた一対の張架ローラ46、48と、この張架ローラ46、48に巻き掛けられた搬送ベルト50と、搬送ベルト50を感光体ドラム16に押圧する押圧ローラ52とで構成されている。張架ローラ48はモータ(図示せず。)によって回転し、これによって搬送ベルト50が駆動される。
プロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14K(以下、「プロセスカートリッジ14」と略称することがある。)は、本発明の画像形成カートリッジに相当し、夫々感光体ドラム16を有する感光体カートリッジ62と、各色のトナーが収容されるとともに、感光体カートリッジ62に作像される静電潜像に対して、各色のトナーの現像を行う現像装置64とで構成されている。
感光体カートリッジ62は、感光体ドラム16と、感光体ドラム16の周囲に配設された帯電ローラ18、清掃ブレード20、除電ランプ22、および筐体63によって構成されている。筐体63は、感光体ドラム16に向かって開口する開口部を有する。帯電ローラ18および除電ランプ22もまた、筐体63の開口部に感光体ドラム16を間に挟むように配設されている。清掃ブレード20は、感光体ドラム16に沿って設けられ、前端縁において感光体ドラム16に接触している。また、筐体63にはサブトナー補給ユニット70が一体に形成されている。
帯電ローラ18は、帯電有効領域が、感光体ドラム16の潜像形成領域よりも広くなるように形成されている。
サブトナー補給ユニット70には、トナーの攪拌及び搬送を行う攪拌搬送部材72が設けられている。また、サブトナー補給ユニット70には、支持突起(図示せず。)が設けられており、この支持突起をプリンタ10の図示しない受部に挿通させることで、プリンタ10にプロセスカートリッジ14が固定される、
現像装置64は、二成分現像方式を採用したものであり、図2に示すように、矢印X方向に回転する感光体ドラム16に対向し、且つ感光体ドラム16に形成された静電潜像をトナー及びキャリアを含む現像剤Gで現像する現像ユニット74と、現像ユニット74に対してトナーTを供給するメイントナー補給ユニット80とを一体化した構成とされている。メイントナー補給ユニット80は本発明のトナー容器に相当する。
現像ユニット74は、感光体ドラム16の下方に設けられている。そして、感光体ドラム16側に向かって開口した開口部128が形成されたハウジング124と、開口部128から一部が露出するように配設され、ハウジング124の周壁に回転可能に支持されてモータ(図示せず。)によって矢印Yの方向に回転する現像ローラ126とを備えている。ハウジング124内には現像剤Gを収容する現像剤収容室112が形成されている。
現像ローラ126の下方には、現像ローラ126の軸方向に沿って第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116が配設されている。第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116は、本発明における現像剤付着手段に相当する。
図4に示すように、第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116は、それぞれ回転軸120A、116Aを備えており、ハウジング124の周壁にそれぞれ回転可能に支持されている。第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116の回転軸120A、116Aには、所定のピッチで楕円状の螺旋羽根120B、116Bが固定されている。
第1攪拌搬送オーガ120と第2攪拌搬送オーガ116との間には、第1仕切壁122が形成されており、この第1仕切壁122によって現像剤収容室112内は、第1攪拌搬送オーガ120が配設された第1循環路118と、第2攪拌搬送オーガ116が配設された第2循環路114とに二分されている。
また、第1仕切壁122の長手方向の両端部には、連通口136、138が形成されている。この連通口136、138によって第1循環路118と第2循環路114とが互いに通じており、現像剤収容室112内の現像剤Gは、第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116の回転によって、それぞれ第1循環路118及び第2循環路114内を攪拌されながら搬送されて、第1循環路118と第2循環路114との間を矢印の方向に沿って現像剤Gが循環する。したがって、現像剤Gは、現像ローラ126に沿って図6中の右方から左方に向かって搬送される。
現像ローラ126の内部には永久磁石が所定の磁極配列になるように配設されている。したがって、現像剤Gが現像ローラ126に沿って循環すると、現像剤G中のキャリアが現像ローラ126の表面に磁気的に吸着されて磁気ブラシを形成する。そして、前記磁気ブラシが感光体ドラム16に接触することにより、感光体ドラム16上に形成された静電潜像が、前記磁気ブラシを形成するキャリアに付着していたトナーによって現像される。
現像ローラ126は、感光体ドラム16の潜像形成領域の幅を充分カバーできる幅の現像有効領域を有している。
メイントナー補給ユニット80は、図2に示すように現像ユニット74に隣接して設けられ、補給用トナーTが収容されるトナー収容室82と、トナー収容室82と現像剤収容室112とを仕切る第2仕切壁98、湾曲壁100、第3仕切壁110と、トナー収容室82に収容された第1アジテータ84および第2アジテータ92とを有する。第1アジテータ84と第2アジテータ92とは、現像ローラ126の軸方向に沿って設けられている。メイントナー補給ユニット80には、また、記憶素子チップ81が設けられている。
第2仕切壁98の下部からは、湾曲壁100がトナー収容室82側へ延び、また、第3仕切壁110が現像剤収容室112側へ延びることで、ハウジング124の底部に、トンネル状のディスペンス室102を形成している。ディスペンス室102内には、長手方向に沿ってトナーの攪拌搬送を行うディスペンスオーガ104が設けられている。ディスペンスオーガ104は、本発明の画像形成装置におけるトナー搬送機構に相当する。
ここで、図2及び図4に示すように、湾曲壁100の長手方向の一方の端部には、トナー収容室82とディスペンス室102とが互いに通じるようにトナー供給口106が形成されている。これにより、トナー収容室82内に収容されたトナーTは、第1アジテータ84によって攪拌されながらトナー収容室82内を軸方向に搬送され、トナー供給口106からディスペンス室102へ送り込まれるようになっている。
一方、第3仕切壁110の長手方向の他方の端部には、ディスペンス室102と現像剤収容室112とが互いに通じるようにして開口部108が形成されており、これにより、ディスペンス室102内のトナーTは、ディスペンスオーガ104によって攪拌されながらディスペンス室102内を搬送され、開口部108から現像剤収容室84へ送り込まれるようになっている。
また、図2に示すように、開口部108は、下端部が現像剤収容室112に収容されている現像剤Gの表面位置よりも下方に位置するようにして形成されている。これにより、開口部108の少なくとも一部が、現像剤収容室112に収容された現像剤Gに埋もれた状態となっており、ディスペンス室102から現像剤収容室112へ送り込まれたトナーTが現像剤Gの中に潜り込み、現像剤収容室112に収容された現像剤Gと混合しやすくなっている。
ディスペンスオーガ104は、第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116と同一の構成とされており、図4に示すように、回転軸104Aを備え、メイントナー補給ユニット80の周壁に回転可能に回転可能に支持されている。回転軸104Aには、所定のピッチで羽根104Bが螺旋状に巻き付けられている。また、回転軸104Aの末端には本発明の実動作量検出手段に相当するパルスジェネレータ105が設けられている。ディスペンスオーガ104が回転することにより、羽根104Bによってディスペンス室102内のトナーTが攪拌されながら、図4の矢印方向に沿って搬送される。また、ディスペンスオーガ104の回転数に応じた数のパルスがパルスジェネレータ105から出力されて制御コンピュータ66に入力される。制御コンピュータ66においては、パルスジェネレータ105から入力されたパルスの数に基いて後述する総トナー供給カウント数A、Bが計算され、記憶素子チップ81に記憶される。
また、ディスペンスオーガ104の回転軸104Aには、開口部108と対向する位置に、板片130が形成されている。板片130は、回転軸104Aの径方向に突出し、長手方向がディスペンスオーガ104の回転軸104Aの軸に沿って設けられている。
これにより、ディスペンスオーガ104の回転によってディスペンス室102内を搬送されてきたトナーTが、開口部108と対向する位置に到達すると、羽根104Bに攪拌されると同時に、板片130でも攪拌されるようになっている。そして、トナーTは、羽根104Bおよび板片130によって攪拌されながら、開口部108から現像剤収容室112へ供給される。
図4に示すように、第1アジテータ84は、第1回転軸86A、第1支持部86B、第1攪拌搬送フィルム88、及び補助フィルム90を備え、メイントナー補給ユニット80の周壁に回転可能に回転可能に支持されている。
第2アジテータ92は、第2回転軸94A、第2支持部94B、及び第2攪拌搬送フィルム96を備え、メイントナー補給ユニット80の周壁に回転可能に回転可能に支持されている。
図3に示すように、第1アジテータ84の第1支持部86Bには、第1攪拌搬送フィルム88が、第1支持部86Bの軸方向に亘って接着により貼付けられ固定されている。
第1攪拌搬送フィルム88は、PET等の可撓性の樹脂フィルムからなり、一方の端部には、第1切込88A、第2切込88B、第3切込88Cが形成されている。
第1切込88A及び第2切込88Bは、第1支持部86Bの軸方向と約45°の角度をなし、且つ両方の端部からトナー供給口106に向かう方向に複数設けられている。第1切込88Aの長さは、第2切込88Bの長さよりも長くなっている。また、本実施形態においては、一対の第1切込88Aの間に、3つの第2切込88Bが設けられている。
第3切込88Cは、幅方向長さW3を有するトナー供給口106と対向する位置に、幅方向長さW1の間隔をおいて、後述する補助フィルム90の幅方向の両側に一対設けられており、第3切込88Cの切り込み方向は、第1支持部86Bの回転半径方向とされている。
一方、第1攪拌搬送フィルム88の、一対の第3切込88Cで挟まれる領域に、幅方向長さW2を有する補助フィルム90が設けられている。
補助フィルム90は、PET等の可撓性の樹脂フィルムからなり、第1攪拌搬送フィルム88に重ねられ、一端が第1攪拌搬送フィルム88に貼付けられて第1支持部86Bに保持されている。また、補助フィルム90の他端は、自由端90Aとなっている。
図4に示すように、第1攪拌搬送フィルム88及び第2攪拌搬送フィルム96が回転すると、トナー収容室82内のトナーTが攪拌されながら矢印方向へ搬送される。
以下、プリンタ10の作用について説明する。
メイントナー補給ユニット80において、第1アジテータ84及び第2アジテータ92がX方向に回転すると、トナー収容室82内のトナーTが攪拌され、これによって軸方向へのトナー搬送力が生じる。
これによってトナーTは、トナー供給口106を経由してディスペンス室102へ送り込まれる。トナーTは、ディスペンス室102内のディスペンスオーガ104によって、ディスペンス室102内を攪拌されながら開口部108へ搬送される。
開口部108へ搬送されたトナーTは、開口部108から現像剤収容室112へ供給される。開口部108では、板片130によってトナーTが細かく粉砕され、ほぐされている。
現像剤収容室112に供給されたトナーTは、第1循環路114および第2循環路118で第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116によって第1循環路118及び第2循環路114内を攪拌されながら搬送されることにより、現像剤Gと混合される。そしてトナーTが混合された現像剤Gは、第1循環路118と第2循環路114との間を矢印の方向に沿って循環し、現像ローラ126に供給される。
これによって、現像ローラ126の表面には磁気ブラシが形成され、これが感光体ドラム16の表面に接触することにより、感光体ドラム16に形成された潜像が現像されて転写トナー画像が形成される。
このようにして、プロセスカートリッジ14Y、14M、14C、14Kにおいては感光体ドラム16の表面にY、M、C、Kの転写トナー画像が形成される。形成されたY、M、C、Kの転写トナー画像は、搬送コンベア44によって上方に向かって搬送される用紙Pに転写されるとともに重ね合わされ、フルカラーの転写トナー画像とされる。
フルカラーの転写トナー画像が形成された用紙Pは、定着ローラ56を通過し、これによって転写トナー画像が定着される。転写トナー画像が定着された用紙Pは排紙トレイ60に集められる。
一方、規定枚数たとえば数十枚の用紙Pへの印刷が終了する毎に、制御コンピュータ66においては、メイントナー補給ユニット80から現像ユニット74への総トナー供給量を求め、記録素子チップ81に格納するとともに、前記総トナー供給量に基づいてトナー残量を求める。
制御コンピュータ66において総トナー残量を求める手順について以下に説明する。
図5に示すように、先ず、ステップS2で、トナー供給カウント数0を以下の手順で求める。
先ず、前回の規定枚数の印字が終了するまでのメイントナー補給ユニット80から現像ユニット74への総トナー供給量に対応する総トナー供給カウント数Aを記憶素子チップ81から読み出す。ここで、総トナー供給カウント数Aは、パルスジェネレータ105から制御コンピュータ66に入力されたパルス数を、制御コンピュータ66に入力された画像データの画素数で補正した値を、印字を開始してから前回の規定枚数の印字が終了するまでの分について積算した値である。
次に、今回の規定枚数の印字が終了するまでにパルスジェネレータ105から制御コンピュータ66に入力された総パルス数である総トナー供給カウント数Bを求める。
そして、総トナー供給カウント数Bから総トナー供給カウント数Aを引いてトナー供給カウント数0を求める。トナー供給カウント数0は、前回の規定枚数の印字が終了してから今回の規定枚数の印字が終了するまでの間にパルスジェネレータ105から制御コンピュータ66に入力されたパルス数であり、本発明における実動作量に相当する。
次に、ステップS4で、前回の規定枚数の印字が終了してから今回の規定枚数の印字が終了するまでの間に制御コンピュータ66に入力された画素数である画素カウント数0を求める。画素カウント数0は、今回の規定枚数の印字が終了するまでの間に制御コンピュータ66に入力された総画素数である総画素カウント数Bと、前回の規定枚数の印字が終了するまでの間に制御コンピュータ66に入力された総画素数である総画素カウント数Aとの差として求められる。
次に、ステップS6で、画素カウント数0が0でないかどうか、即ち前回の規定枚数の印字が終了してから今回の規定枚数の印字が終了するまでの間に画像データが入力されたか否かが判断される。
ステップS6において画素カウント数0が0でないと判断されたときは、ステップS8で画素カウント数0に対応する画素数のトナー画像を形成するときのパルスジェネレータ105で発生するパルス数である目標トナー供給カウント数を求める。目標トナー供給カウント数は、本発明における動作目標量に相当する。
次に、ステップS10で、トナー供給カウント数比Pを求める。トナー供給カウント数比Pは、トナー供給カウント数0を目標トナー供給カウント数で乗じた数として与えられる。
トナー供給カウント数比Pを求めたら、次にステップS12において、トナー供給カウント数0が0で無いかどうか、即ちパルスジェネレータ105からパルスが入力されたか否かが判断される。
トナー供給カウント数0が0で無い場合は、ステップS17においてトナー供給カウント数比Pでトナー供給カウント数0を補正してトナー供給カウント数1とする。トナー供給カウント数1は本発明における補正済み動作量に相当する。
ステップS17は、たとえば以下の手順で行われる。図6に示すように、ステップS14において1より小さな係数N1、N2、N3、・・・Nn、および1より大きな係数P1、P2、P3、・・・Pnを呼び出し、トナー供給カウント数比Pとこれらの係数とを比較する。ここで、係数N1、N2、N3、・・・Nnの間には、
N1<N2<N3<・・・<Nn<1
の関係があり、係数P1、P2、P3、・・・、Pnの間には、
1<P1<P2<P3<・・・<Pn
の関係があるものとする。
そして、トナー供給カウント数比PがNn以下のとき、またはP1以上のときは、当然ながらトナー供給カウント数比Pが1より小さいかまたは1より大きいから、ステップS16において、トナー供給カウント数0の補正を行う。トナー供給カウント数0の補正は、トナー供給カウント数0に係数Cを掛け、これをトナー供給カウント数1と置く。
ここで、トナー供給カウント数比PがN1以下のときは係数C=N1とし、トナー供給カウント数比PがN1より大きくN2以下のときは係数C=N2とし、トナー供給カウント数比PがN2より大きくN3以下のときは係数C=N3とし、トナー供給カウント数比PがNn−1より大きくNn以下のときは係数C=Nnとする。
トナー供給カウント数比PがP1以上であってP2より小さいときは係数C=P1とし、トナー供給カウント数比PがP2以上であってP3より小さいときは係数C=P2とし、トナー供給カウント数比PがNn−1以上であってNnより小さいときは係数C=Nn−1とし、トナー供給カウント数比PがNn以上のときはPnとする。
一方、トナー供給カウント数比PがNnより大きく、P1より小さいときは、ステップS18においてトナー供給カウント数比P=1であると看做し、ステップS18においてトナー供給カウント数0をトナー供給カウント数1と置く。
ステップS17でトナー供給カウント数1を求めたら、ステップS24において、総トナー供給カウント数Aにトナー供給カウント数1を足したものを新たな総トナー供給カウント数Aとして記憶素子チップ81に格納する。
一方、ステップS6において画素カウント数0が0であると判断されたときは、メイントナー供給ユニット80から現像ユニット74へのトナーの供給は無かったものと考えられるから、ステップS22においては、トナー供給カウント数0を補正することなく、トナー供給カウント数0をトナー供給カウント数1と置き換え、これを前回の規定枚数印字時の総トナー供給カウント数Aに足し合わせ、これを新たな総トナー供給カウント数Aとして記憶素子チップ81に格納する。
以上の手順を纏めると、図8に示すようにトナー供給カウント数0が目標トナー供給カウント数よりも多い場合には、1よりも小さな係数N1、N2、N3、・・・Nnの何れかを乗じてトナー供給カウント数0を小さくする補正を施し、補正を施したトナー供給カウント数0をそれまでの総トナー供給カウント数Aに加算し、新たな総トナー供給カウント数Aとする。
図9に示すようにトナー供給カウント数0が目標トナー供給カウント数よりも少ない場合には、1よりも大きな係数P1、P2、P3、・・・Pnの何れかを乗じてトナー供給カウント数0を増大させる補正を施し、補正を施したトナー供給カウント数0をそれまでの総トナー供給カウント数Aに加算して新たな総トナー供給カウント数Aとする。
図10に示すようにトナー供給カウント数0と目標トナー供給カウント数とが等しい場合には、トナー供給カウント数0を補正することなく、それまでの総トナー供給カウント数Aに加算し、新たな総トナー供給カウント数Aとする。
制御コンピュータ66は、更に、以下の手順によってトナー残量を求めるとともに、トナー残量小およびトナー無しの判定を行う。先ず、図7に示すように、ステップS102においてトナー供給ユニット80のトナー収容室82に最初に充填されたトナー量に対応するトナー供給可能カウント数を求める。そして、ステップS104において、記憶素子チップ81から総トナー供給カウント数B’を呼び出し、前記トナー供給可能カウント数と比較する。ここで、総トナー供給カウント数B’は、トナー残量を求める時点における記憶素子81に記憶されていたパルス数に対応する。したがって、前回所定枚数印字終了時の総トナー供給カウント数Aに、次の所定枚数印字を開始後、トナー残量を求める時点までのトナー供給カウント数を加えた値になる。
ステップS104において総トナー供給カウント数B’がトナー供給可能カウント数よりも小さいと判断されたときは、ステップS106において、トナー供給可能カウント数と総トナー供給カウント数Bとの差を求め、前記差に基づいてトナー残量を求めてプリンタ10のディスプレイ(図示せず。)などの表示手段に表示するともに、前記差を予め設定された所定値と比較する。前記差が前記所定値よりも小さなときは、トナー残量が少ないと判断し、ステップS108において前記表示手段にトナー残量が少ない旨の表示をする。そしてステップS104に戻る。
一方、ステップS104において総トナー供給カウント数B’がトナー供給可能カウント数以上であると判断されたときは、ステップS110において表示手段にトナーなし表示をするとともに、プロセスカートリッジ14における印刷を中止させる。但し、プロセスカートリッジ14で印刷中の用紙Pがプリンタ10内にあるときは、前記用紙Pの印刷を終了してからトナー無し表示を行い、印刷を停止させる。
プリンタ10において、ディスペンスオーガ104が1回転するときのトナー搬送量は必ずしも一定ではなく、周囲の条件によって変動する。したがって、ただ単純に、ディスペンスオーガ104の累積回転数のみに基いてトナー残量を求めると、プリンタ10の表示手段にはトナー無し表示がされているにも拘らず、メイントナー補給ユニット80のトナー収容室82には多量のトナーが残存していたり、前記表示手段にはトナー残量が充分にある旨の表示がされているにも拘らず、実際にはトナー収容室82のトナーが消費し尽くされた状態にあり、用紙Pに印刷が行われないで排紙トレイ60に排出されたりする可能性がある。
トナー供給カウント数0を補正せずに積算してトナー供給量およびトナー残量を求めた場合、たとえば、図11において白丸で示すように、ディスペンスオーガ104が1回転するときのトナー搬送量が動作目標値よりも少ない場合、トナー供給量は実際よりも多くなり、したがってトナー残量は字際よりも少なくなるから、プリンタ10の表示手段にはトナー無し表示がされているにも拘らず、メイントナー補給ユニット80のトナー収容室82には多量のトナーが残存しているということが起り得る。
反対に、図12において白丸で示すように、ディスペンスオーガ104が1回転するときのトナー搬送量が動作目標値よりも多い場合は、トナー供給量は実際よりも少なくなり、したがってトナー残量は字際よりも多くなるから、前記表示手段にはトナー残量が充分にある旨の表示がされているにも拘らず、実際にはトナー収容室82のトナーが消費し尽くされた状態にあり、用紙Pに印刷が行われないで排紙トレイ60に排出されるということが起り得る。
これに対して、プリンタ10では、所定枚数の印字が終了する毎に、を制御コンピュータ66に入力された画素数に基いて補正しつつ、積算しているから、図11および図12において黒丸で示すように、トナー供給量の理論値との乖離は補正を行わない場合に比較して遥かに小さくなっている。
なお、プリンタ10においては、制御コンピュータ66に入力された画素数に加えて感光体ドラム16に形成されたトナー画像の濃度を用いてトナー供給カウント数0を補正してもよい。
また、目標トナーカウント数とトナー供給カウント数0との間に差がある場合においてトナー供給カウント数比Pに基いてトナー供給カウント数0を補正する代わりに、画素カウント数を補正することにより、目標トナーカウント数とトナー供給カウント数0との差を0に近づけてもよい。具体的な手順としては、画素カウント数にトナー供給カウント数比Pを乗じて補正して補正済み画素カウント数とすることが挙げられる。このようにして求められた補正済みが祖カウント数を積算して積算画素カウント数を求める。ここで画素カウント数および補正済み画素カウント数は、夫々本発明の画素数および補正済み画素数に相当する。そして、トナー収容室82に最初に充填されたトナーで印刷可能な画素カウント数である印刷可能画素カウント数と前記積算画素カウント数とを比較し、前記印刷可能画素カウント数に対する累積画素カウント数の割合に基づいてトナー残量を求めてもよい。なお、印刷可能画素カウント数は、本発明の印刷可能画素数に対応する。
以上、トナー容器としてメイントナー補給ユニット80を備えるプリンタの例について説明したが、現像ユニット74に対してトナーカートリッジが脱着可能な形態のプリンタも本発明の画像形成装置に包含される。
図1は、本発明の画像形成装置の一例であるプリンタを垂直面に沿って切断した断面を示す概略断面図である。 図2は、図1に示すプリンタの備えるプロセスカートリッジを垂直面に沿って切断した断面を示す概略断面図である。 図3は、図2に示すプロセスカートリッジの備えるアジテータの構成を示す概略図である。 図4は、図2に示すプロセスカートリッジの備える現像ユニットを水平面に沿って切断した断面を示す概略断面図である。 図5は、図1に示すプリンタにおいてトナー供給カウント数0を補正しつつ積算して総トナー供給カウント数Aを求める手順を示す流れ図である。 図6は、図1に示すプリンタにおいてトナー供給カウント数0を補正してトナー供給カウント数1とする手順を示す流れ図である。 図7は、総トナー供給カウント数Bに基いてトナー残量を求める手順を示す流れ図である。 図8は、目標トナー供給カウント数に比較して実際のトナー供給カウント数の方が多い場合のトナー供給カウント数の補正および積算手順を示す説明図である。 図9は、目標トナー供給カウント数に比較して実際のトナー供給カウント数の方が少ない場合のトナー供給カウント数の補正および積算手順を示す説明図である。 図10は、目標トナー供給カウント数と実際のトナー供給カウント数とが等しい場合のトナー供給カウント数の積算手順を示す説明図である。 図11は、目標トナー供給カウント数に比較して実際のトナー供給カウント数の方が多い場合において、トナー供給カウント数の補正を行った場合と行わなかった場合とのトナー残量の理論力の乖離を示すグラフである。 図12は、目標トナー供給カウント数に比較して実際のトナー供給カウント数の方が多い場合において、トナー供給カウント数の補正を行った場合と行わなかった場合とのトナー残量の理論力の乖離を示すグラフである。
符号の説明
10 プリンタ
14 プロセスカートリッジ
16 感光体ドラム
18 帯電ローラ
20 清掃ブレード
62 感光体カートリッジ
64 現像装置
65 トナー返送路
67 移送羽根
70 サブトナー補給ユニット
74 現像ユニット
80 メイントナー補給ユニット
112 現像剤収容室
114 循環路
116 攪拌搬送オーガ
118 循環路
120 攪拌搬送オーガ
122 仕切壁
126 現像ローラ

Claims (10)

  1. 入力された画像データに基づいて感光体に潜像を形成し、前記潜像をトナーで現像してトナー画像を形成するとともに、
    前記トナーが充填されているトナー容器と、
    前記トナー容器から前記潜像を現像する現像手段にトナーを搬送するトナー搬送機構と、
    前記画像データの画素数に基づいて前記トナー搬送機構の動作目標量を設定する動作目標量設定手段と、
    前記トナー搬送機構の実際の動作量である実動作量を検出する実動作量検出手段と、
    前記動作目標量設定手段で設定された動作目標量と実動作量検出手段で検出された実動作量とを比較し、前記実動作量と前記動作目標量との間に差があるときは、前記差が0に近接するように前記実動作量を補正する実動作量補正手段と、
    前記実動作量補正手段で補正された実動作量である補正済み動作量に基づいて前記トナー容器内のトナー残量を求めるトナー残量検出手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー容器に充填された量のトナーで印刷可能な記録媒体の枚数である印刷可能枚数に対応する前記トナー搬送機構の動作量である動作可能量を設定する動作可能量設定手段
    を有し、
    前記トナー残量検出手段においては、前記動作可能量に対する前記補正済み動作量の割合に基づいて前記トナー容器におけるトナー残量を求める
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 所定枚数の印字が終了する毎に、前記動作目標量設定手段、および実動作量補正手段においては、夫々動作目標量の設定、および実動作量の補正済み動作量への補正を行うとともに、前記トナー残量検出手段においては、前記実動作量補正手段で求められた補正済み動作量を積算して補正済み動作量積算値を求めるとともに、前記補正済み動作量積算値と次の所定枚数印字が終了するまでの実動作量とに基づいてトナー残量を求める請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー残量検出手段で求めたトナー残量を表示する表示手段を備え、
    前記トナー残量検出手段は、前記補正済み動作量積算値と次の所定枚数印字が終了するまでの実動作量との和と、前記動作可能量との差が所定値以下のときはトナー残量が少ないと判断し、前記表示手段にトナー残量が少ない旨のメッセージを表示させる請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー残量検出手段は、前記補正済み動作量積算値と次の所定枚数印字が終了するまでの実動作量との和が前記動作可能量と等しくなり、または上回った場合は、印刷を中止して前記表示手段にトナーなし表示をさせるとともに、前記場合において印刷中の画像があるときは、前記画像の印刷が終了した後に印刷を中止してトナーなし表示をさせる請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶手段には、実動作量と動作目標量との差の大きさに応じて予め定められた複数の係数が記憶され、
    実動作量補正手段は、実動作量と動作目標量との差に応じた係数を前記記憶手段から呼び出し、前記実動作量に乗じることにより、補正済み動作量を求める請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記感光体に形成されるトナー画像のトナー濃度を測定するトナー濃度測定手段を備え、
    前記動作目標量設定手段においては、前記画像データの画素数および前記トナー濃度測定手段で測定したトナー濃度に基づいて前記トナー搬送機構の動作目標量を設定する
    請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 入力された画像データに基づいて感光体に潜像を形成し、前記潜像をトナーで現像してトナー画像を形成するとともに、
    前記トナーが充填されているトナー容器と、
    前記トナー容器に充填された量のトナーで印刷可能な画素数である印刷可能画素数を設定する印刷可能画素数設定手段と、
    前記画像データの画素数に基づいて前記トナー搬送機構の動作目標量を設定する動作目標量設定手段と、
    前記トナー搬送機構の実際の動作量である実動作量を検出する実動作量検出手段と、
    前記動作目標量設定手段で設定された動作目標量と実動作量検出手段で検出された実動作量とを比較し、前記実動作量と前記動作目標量との間に差があるときは、前記差が0に近接するように前記画像データの画素数を補正する画素数補正手段と、
    前記画素数補正手段で補正された画素数である補正済み画素数と前記印刷可能画素数設定手段で設定された印刷可能画素数とに基いて前記トナー容器内のトナー残量を求めるトナー残量検出手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記トナー残量検出手段で求めたトナー残量を表示する表示手段を備え、
    前記トナー残量検出手段は、前記印字可能画素数と、前記累積画素数と次の所定枚数印字が終了するまでの画素数の和との差が所定値以下のときはトナー残量が少ないと判断し、前記表示手段にトナー残量が少ない旨のメッセージを表示させる請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記トナー残量検出手段は、前記累積画素数と次の所定枚数印字が終了するまでの画素数の和が前記印字可能画素数と等しくなり、または上回った場合は、印刷を中止して前記表示手段にトナーなし表示をさせるとともに、前記場合において印刷中の画像があるときは、前記画像の印刷が終了した後に印刷を中止してトナーなし表示をさせる請求項8または9に記載の画像形成装置。
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