JP2008286163A - アシストエア供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン始動時であってもアシストエアを燃料噴射弁に供給することができるアシストエア供給装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の燃料噴射弁に燃料微粒子化するためのアシストエアを供給するアシストエア供給装置であって、一端が排気通路36と連通した連通路81と、連通路81の他端と連通して排気通路36中のエアをアシストエアとして蓄圧する蓄圧室80と、連通路81を開閉するエア取り込み弁82と、エア取り込み弁82の開閉を制御するECU100とを備え、ECU100は、エンジン200がモータリングされているときに、エア取り込み弁82を開状態にする。
【選択図】図2
【解決手段】内燃機関の燃料噴射弁に燃料微粒子化するためのアシストエアを供給するアシストエア供給装置であって、一端が排気通路36と連通した連通路81と、連通路81の他端と連通して排気通路36中のエアをアシストエアとして蓄圧する蓄圧室80と、連通路81を開閉するエア取り込み弁82と、エア取り込み弁82の開閉を制御するECU100とを備え、ECU100は、エンジン200がモータリングされているときに、エア取り込み弁82を開状態にする。
【選択図】図2
Description
本発明は、内燃機関において、燃流噴射弁に燃料微粒化促進用のアシストエアを供給するアシストエア供給装置に関する。
燃費や排気浄化性能を向上させるべく、燃料の微粒化、霧化を促進し、燃焼性を安定させることが行われているが、燃料の微粒化を促進するために、燃料噴射弁にエアを供給するアシストエア供給装置が知られている(特許文献1乃至4参照)。
このようなアシストエア供給装置において、吸気管に導入された吸気からアシストエアを取り出す構成の場合、エンジン始動時においては、吸気管内の負圧が小さいため、十分なアシストエアを取り出せない恐れがある。また、加圧用のエアポンプを設けることにより、このような問題は解消できるが、コストが増大する。
また、排気ガスをアシストエアとして取り出す構成の場合、エンジン始動時には十分な排気ガスを取り出すことができず、また、排気ガスには、カーボンやPM等の微小粒子状物質やNOx、SOx等のガス成分を含んでいるため、燃料噴射弁の噴孔にデポジットが付着して詰まる恐れがある。
ところでハイブリッド車両においては、走行中であっても、エンジンによる駆動と、モータによる駆動と、またはエンジンとモータとの双方による駆動とに切り替えられるため、車両走行中であってもエンジンが再始動される。従って、このようなエンジン再始動時であっても、アシストエアを燃料噴射弁に供給できることが望ましい。
したがって本発明の目的は、エンジン始動時であってもアシストエアを燃料噴射弁に供給することができるアシストエア供給装置を提供することである。
上記目的は、内燃機関の燃料噴射弁に燃料微粒子化するためのアシストエアを供給するアシストエア供給装置であって、一端が排気通路と連通した連通路と、前記連通路の他端と連通して前記排気通路中のエアをアシストエアとして蓄圧する蓄圧室と、前記連通路を開閉する開閉弁と、前記開閉弁の開閉を制御する開閉弁制御手段とを備え、前記開閉弁制御手段は、該内燃機関がモータリングされているときに、前記開閉弁を開状態にする、ことを特徴とするアシストエア供給装置によって達成できる。
内燃機関がモータリングされているときには、燃料噴射が行われていないため、排気通路中のエアはクリーンな状態であり、このエアをアシストエアとして蓄圧することができる。また、モータリングされているときにアシストエアを蓄圧することができるので、エンジン始動時からアシストエアを利用することができる。
内燃機関がモータリングされているときには、燃料噴射が行われていないため、排気通路中のエアはクリーンな状態であり、このエアをアシストエアとして蓄圧することができる。また、モータリングされているときにアシストエアを蓄圧することができるので、エンジン始動時からアシストエアを利用することができる。
また、上記構成において、吸気通路に配置されたスロットル弁の開度を制御するスロットル弁制御手段とを備え、前記スロットル弁制御手段は、該内燃機関がモータリングされているときに、前記排気通路中にエアを導くべく、前記スロットル弁を開状態にする、構成を採用できる。
スロットル弁を開状態の時には、より多くの吸気が内燃機関へ導入される。従って、クリーンなエアを蓄圧室へ十分に供給することができる。
スロットル弁を開状態の時には、より多くの吸気が内燃機関へ導入される。従って、クリーンなエアを蓄圧室へ十分に供給することができる。
上記構成において、前記開閉弁制御手段及びスロットル弁制御手段は、該内燃機関始動要求に応じて行われたモータリングがされているときに、それぞれ前記開閉弁及びスロットル弁を開状態にする、構成を採用できる。
これにより、内燃機関の始動直前に蓄圧室へクリーンなエアを供給することができるので、機関始動時に蓄圧室へ蓄圧されたエアをアシストエアとして直ちに利用することができる。従って、蓄圧されたエアの圧力が時間と共に低下する前に利用することができる。
これにより、内燃機関の始動直前に蓄圧室へクリーンなエアを供給することができるので、機関始動時に蓄圧室へ蓄圧されたエアをアシストエアとして直ちに利用することができる。従って、蓄圧されたエアの圧力が時間と共に低下する前に利用することができる。
本発明によれば、エンジン始動時であってもアシストエアを燃料噴射弁に供給することができるアシストエア供給装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施例について説明する。
図1は、本実施例に係るハイブリッドシステム1のブロック図である。
図1において、ハイブリッドシステム1は、ECU100、エンジン200、モータMG1、モータMG2、動力分割機構300、インバータ400及びバッテリ500を備え、ハイブリッド車両120を制御するシステムである。
図1は、本実施例に係るハイブリッドシステム1のブロック図である。
図1において、ハイブリッドシステム1は、ECU100、エンジン200、モータMG1、モータMG2、動力分割機構300、インバータ400及びバッテリ500を備え、ハイブリッド車両120を制御するシステムである。
ECU100は、ハイブリッドシステム1の動作全体を制御する電子制御ユニットである。ECU100は、図示せぬROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えており、ROMに格納された制御プログラムに従って、後述するアシストエアを取り込むための処理を実行することが可能に構成されている。また、RAMには、アシストエアを取り込むための処理の実行過程において取得された各種データが一時的に格納される構成となっている。
エンジン200は、ハイブリッド車両120の主たる動力源として機能する。尚、エンジン200の詳細な構成については後述する。
モータMG1は、バッテリ500を充電するための発電機として、或いはエンジン200の駆動力をアシストする電動機として機能する。
モータMG2は、エンジン200の出力をアシストする電動機として、或いはバッテリ500を充電するための発電機として機能する。
モータMG2は、エンジン200の出力をアシストする電動機として、或いはバッテリ500を充電するための発電機として機能する。
動力分割機構300は、図示せぬサンギア、プラネタリキャリア、ピニオンギア、及びリングギアを備えた遊星歯車機構である。これら各ギアのうち、内周にあるサンギアの回転軸はモータMG1に連結されており、外周にあるリングギアの回転軸は、モータMG2に連結されている。サンギアとリングギアの中間にあるプラネタリキャリアの回転軸はエンジン200に連結されており、エンジン200の回転は、このプラネタリキャリアと更にピニオンギアとによって、サンギア及びリングギアに伝達され、エンジン200の動力が2系統に分割されるように構成されている。ハイブリッド車両120において、リングギアの回転軸は、ハイブリッド車両120における伝達機構121に連結されており、この伝達機構121を介して車輪122に駆動力が伝達される。
インバータ400は、バッテリ500から取り出した直流電力を交流電力に変換してモータMG1、MG2に供給すると共に、モータMG1、MG2によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ500に供給することが可能に構成されている。
バッテリ500はモータMG1、MG2を駆動するための電源として機能する充電可能な蓄電池である。バッテリ500には、バッテリ500の残容量を検出するSOCセンサ510が設置されており、ECU100と電気的に接続されている。
次に、図2を参照して、エンジン200の詳細な構成を説明する。図2は、エンジン200の構成図である。
エンジン200には、吸気ポート16に燃料を噴射する燃料噴射弁11と、この噴射された燃料に点火する点火プラグ14とがそれぞれ設けられている。
燃焼室10に接続している吸気ポート16は吸気弁18の駆動により開閉される。吸気ポート16に接続された吸気通路20の途中にはサージタンク22が設けられ、サージタンク22の上流側にはスロットルモータ24によって開度が調節されるスロットル弁26が設けられている。ECU100は、スロットルモータ24へ指示を出すことによって、スロットル弁26の開度を制御する。
このスロットル弁26の開度(スロットル開度TA)により吸気量が調整される。スロットル開度TAはスロットル開度センサ28により検出され、サージタンク22内の吸気圧PMは、サージタンク22に設けられた吸気圧センサ30により検出されて、ECU100に読み込まれている。また、吸気通路20にはエアフロメータ21が配置されて、吸入空気量をECU100に出力する。
燃焼室10に接続している排気ポート32は排気弁19の駆動により開閉される。排気ポート32に接続された排気通路36には、排気ガス中の未燃成分(HC,CO)の酸化と窒素酸化物(NOx)の還元とを行う三元触媒であるスタートキャタリスト38が設けられている。また、排気通路36には、スタートキャタリスト(以下、単に「触媒」という。)38の下流にNOx吸蔵還元触媒40が設けられている。
また、排気通路36には、触媒38の上流側に、酸素センサ64が、触媒38とNOx吸蔵還元触媒40との間に酸素センサ70が、それぞれ配置されている。酸素センサ64、70は、それぞれ排気ガス中の残留酸素濃度に基づき空燃比が理論空燃比よりもリッチかリーンかを感知するセンサである。
吸気弁18及び排気弁19は、それぞれ吸気弁用カムシャフト及び排気弁用カムシャフト(不図示)によって開閉駆動される。また、これら吸気弁18及び排気弁19の開閉時期を可変にすべく、吸気弁用カムシャフト及び排気弁用カムシャフトにはそれぞれ可変バルブタイミング機構(不図示)が設けられる。可変バルブタイミング機構は、クランク軸54の角度に対する吸気弁用カムシャフト、排気弁用カムシャフトの角度を相対的に進角又は遅角させることができる。また、進角、遅角の制御は、ECU100からの指示によって行われる。
ECU100は、スロットル開度センサ28及び吸気圧センサ30以外に、アクセルペダル44の踏み込み量(アクセル開度ACCP)を検出するアクセル開度センサ56からの信号を入力している。更に、ECU100は、クランク軸54の回転からエンジン回転数NEを検出するエンジン回転数センサ58、酸素センサ64、70からそれぞれ信号を入力している。
ECU100は、上述した各種センサからの検出内容に基づいて、ポート噴射量、噴射時期、及びスロットル開度TAを適宜制御する。
ECU100は、触媒38の酸化・還元能力を高めるために、触媒38に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比になるように、燃料噴射量を、酸素センサ64あるいは酸素センサ70の出力に基づいてフィードバック制御する。
また、エンジン200には、アシストエア供給装置800が設けられている。アシストエア供給装置800は、蓄圧室80、連通路81、エア取り込み弁82、送出通路83、エア吐出弁84、レギュレータ85、戻り通路86、逆止弁87、圧力計88などを備える。
蓄圧室80は、燃料噴射弁11に供給するアシストエアを蓄圧する。連通路81は、一端が排気通路36と連通し、他端が蓄圧室80と連通している。エア取り込み弁82は、連通路81を開閉するためのものであり、その作動はECU100によって制御される。エア取り込み弁82が連通路81を閉じているときには、排気ガスは、排気通路36を通過し触媒38側へと流れる。エア取り込み弁82が連通路81を開いている状態においては、エア取り込み弁82は、排気通路36を閉じ、排気ガスは、連通路81へ導かれて、蓄圧室80に蓄圧される。
また、送出通路83は、蓄圧室80に蓄圧されたアシストエアを燃料噴射弁11へ供給するための通路である。送出通路83には、エア吐出弁84が配置され、その開閉はECU100によって制御されている。蓄圧室80内に蓄圧されたアシストエアを燃料噴射弁11に供給するには、エア吐出弁84を開状態とすることにより供給される。
また、送出通路83にはレギュレータ85が配置されており、レギュレータ85は、蓄圧室80から燃料噴射弁11へと供給されるアシストエアの噴射圧力を一定に保つためのものである。具体的には、60KPa程度に設定されている。
また、戻り通路86は、一端が蓄圧室80に連通し、他端が排気通路36に連通している。戻り通路86の排気通路36との連通部分は、連通路81と排気通路36との連通部分よりも下流側に形成されている。また、戻り通路86には、蓄圧室80内に蓄圧されたアシストエアの流出は許容するが、戻り通路86を介しての蓄圧室80へのエアの流入を防止する逆止弁87が配置されている。逆止弁87により、蓄圧室80内の圧力の上限を一定に維持することができる。
また、圧力計88は、蓄圧室80内の圧力を計測して、その計測値をECU100へと出力する。これにより、ECU100は、蓄圧室80内の圧力から、燃料噴射弁11へと供給するためのアシストエアが十分に蓄圧室80内に蓄圧されたか否かを判定することができる。
図1のハイブリッドシステム1においては、主として発電機として機能するモータMG1、主として電動機として機能するモータMG2及びエンジン200の夫々の駆動力配分がECU100及び動力分割機構300により制御され、ハイブリッド車両120の走行状態が制御される。
次に、ECU100が実行する、エンジンの始動中から停止要求があった際にアシストエアを取り込むための処理を説明する。図3は、ECUが実行する、エンジン始動中に停止要求があった際にアシストエアを取り込むための処理の一例を示したフローチャートである。
ECU100は、エンジン200が始動中でありエンジン200の停止要求があったかどうかを判定する(ステップS1)。否定判定の場合には、この処理を終了する。
肯定判定の場合、燃料噴射のカットを実行し、吸気弁18の可変バルブタイミング機構に指示を出して吸気弁18が最遅角となるように制御する(ステップS2)。これにより、吸気弁18と排気弁19とのバルブオーバラップ期間が短くなるので、燃焼室10内に導入された吸気を適切に排気通路36へと送り出すことができる。
肯定判定の場合、燃料噴射のカットを実行し、吸気弁18の可変バルブタイミング機構に指示を出して吸気弁18が最遅角となるように制御する(ステップS2)。これにより、吸気弁18と排気弁19とのバルブオーバラップ期間が短くなるので、燃焼室10内に導入された吸気を適切に排気通路36へと送り出すことができる。
次に、MG1によってエンジン200をモータリングさせると共に、スロットル弁26を全開状態にする(ステップS3)。これにより、燃焼室10内の未燃燃料などを排出(掃気)することができる。また、スロットル弁26が前記開状態であり、吸気弁18が最遅角に制御されているため、可能な限り多くのエアを排気通路36まで導くことができる。
次に、酸素センサ64からの出力に基づいて、ECU100は、排気通路36内を通過するエアの中に含まれている酸素濃度が所定値以上であるかどうかを判定する(ステップS4)。所定値とは、排気通路36内を通過するエアが、アシストエアとして十分クリーンな状態であるかどうかを判定する基準となる値である。
酸素濃度が所定値以上の場合には、排気通路36内を通過するエアが、十分クリーンな状態であるとして、ECU100は、エア取り込み弁82を制御して、連通路81を開状態にする(ステップS5)。これにより、排気通路36内のエアが、連通路81を介して、蓄圧室80内に蓄圧される。
次に、ECU100は、蓄圧室80内の圧力が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS6)。具体的には、圧力計88の出力値に基づいて判定する。
蓄圧室80内の圧力が所定値以上の場合には、蓄圧室80内に十分アシストエアが蓄圧されたものとして、エア取り込み弁82を閉じる(ステップS7)。次に、ECU100は、MG1に指示を出して、モータリングを停止させる(ステップS8)。
蓄圧室80内の圧力が所定値以上の場合には、蓄圧室80内に十分アシストエアが蓄圧されたものとして、エア取り込み弁82を閉じる(ステップS7)。次に、ECU100は、MG1に指示を出して、モータリングを停止させる(ステップS8)。
以上のように、燃料噴射弁11に供給される燃料をカットしてエンジン200をモータリングすることにより、排気通路36中のエアはクリーンな状態にあり、このエアをアシストエアとして蓄圧することができる。また、この際に、スロットル弁26を全開状態にすることにより、より多くの吸気がエンジン200内に導入されるので、クリーンなエアを蓄圧室80へ十分に供給することができる。
次に、ECUが実行する、エンジン停止中に始動要求があった際にアシストエアを取り込むための処理を説明する。
図4は、エンジン停止中に始動要求があった際にアシストエアを取り込むための処理の一例を示したフローチャート図である。尚、この処理は、例えば、ハイブリッド車両120が、MG1によって駆動しエンジン200が停止中である場合に、駆動源をMG1からエンジン200へと切り替えられる際に実行される処理である。
図4は、エンジン停止中に始動要求があった際にアシストエアを取り込むための処理の一例を示したフローチャート図である。尚、この処理は、例えば、ハイブリッド車両120が、MG1によって駆動しエンジン200が停止中である場合に、駆動源をMG1からエンジン200へと切り替えられる際に実行される処理である。
ECU100は、エンジン200停止中であり始動要求があったか否かを判定する(ステップS10)。否定判定の場合には、この処理を終了する。
肯定判定の場合には、ECU100は、MG1を作動させ、エンジン200のモータリングを実行すると共に、スロットル弁26を全開状態にする(ステップS11)。
肯定判定の場合には、ECU100は、MG1を作動させ、エンジン200のモータリングを実行すると共に、スロットル弁26を全開状態にする(ステップS11)。
次に、ECU100は、エア取り込み弁82を制御して連通路81を開状態とする(ステップS12)。次に、蓄圧室80内の圧力が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS13)。肯定判定の場合には、ECU100は、エア取り込み弁82を閉じる(ステップS14)。
次に、ECU100は、エア吐出弁84を開く(ステップS15)。これにより、蓄圧室80内のアシストエアは、送出通路83を介して、燃料噴射弁11へと供給され、ECU100は、燃料噴射を実行する(ステップS16)。これにより、燃料はアシストエアによって微粒子化が促進される。次に、ECU100は、エア吐出弁84を閉じる(ステップS17)。
以上のように、エンジン200停止中に始動要求があり、これによりエンジン200がモータリングされているときに、エア取り込み弁82及びスロットル弁26を開くことにより、エンジン200の始動直前に、蓄圧室80へアシストエアを供給することができるので、エンジン200始動時に蓄圧室80に蓄圧されたエアをアシストエアとして直ちに利用することができる。これにより、蓄圧されたエアの圧力が時間と共に低下する前に利用することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 ハイブリッドシステム
10 燃焼室
11 燃料噴射弁
18 吸気弁
19 排気弁
26 スロットル弁
36 排気通路
80 蓄圧室
81 連通路
82 エア取り込み弁(開閉弁)
83 送出通路
84 エア吐出弁
85 レギュレータ
86 戻り通路
87 逆止弁
88 圧力計
100 ECU(開閉弁制御手段、スロットル弁制御手段)
120 ハイブリッド車両
200 エンジン
800 アシストエア供給装置
MG1、MG2 モータ
10 燃焼室
11 燃料噴射弁
18 吸気弁
19 排気弁
26 スロットル弁
36 排気通路
80 蓄圧室
81 連通路
82 エア取り込み弁(開閉弁)
83 送出通路
84 エア吐出弁
85 レギュレータ
86 戻り通路
87 逆止弁
88 圧力計
100 ECU(開閉弁制御手段、スロットル弁制御手段)
120 ハイブリッド車両
200 エンジン
800 アシストエア供給装置
MG1、MG2 モータ
Claims (3)
- 内燃機関の燃料噴射弁に燃料微粒子化するためのアシストエアを供給するアシストエア供給装置であって、
一端が排気通路と連通した連通路と、
前記連通路の他端と連通して前記排気通路中のエアをアシストエアとして蓄圧する蓄圧室と、
前記連通路を開閉する開閉弁と、
前記開閉弁の開閉を制御する開閉弁制御手段とを備え、
前記開閉弁制御手段は、該内燃機関がモータリングされているときに、前記開閉弁を開状態にする、ことを特徴とするアシストエア供給装置。 - 吸気通路に配置されたスロットル弁の開度を制御するスロットル弁制御手段とを備え、
前記スロットル弁制御手段は、該内燃機関がモータリングされているときに、前記排気通路中にエアを導くべく、前記スロットル弁を開状態にする、ことを特徴とする請求項1に記載のアシストエア供給装置。 - 前記開閉弁制御手段及びスロットル弁制御手段は、該内燃機関始動要求に応じて行われたモータリングがされているときに、それぞれ前記開閉弁及びスロットル弁を開状態にする、ことを特徴とする請求項2に記載のアシストエア供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11078861B2 (en) | 2018-04-19 | 2021-08-03 | Hitachi Astemo, Ltd. | Fuel injection control device and fuel injection control method for internal combustion engine |
CN113738495A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-03 | 浙江华派发动机有限公司 | 一种低成本重油发动机冷启动结构与方法 |
-
2007
- 2007-05-21 JP JP2007134107A patent/JP2008286163A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11078861B2 (en) | 2018-04-19 | 2021-08-03 | Hitachi Astemo, Ltd. | Fuel injection control device and fuel injection control method for internal combustion engine |
CN113738495A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-03 | 浙江华派发动机有限公司 | 一种低成本重油发动机冷启动结构与方法 |
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