JP2008285915A - タイヤローラ、タイヤローラのタイヤの加熱方法及びアスファルト混合物の付着防止方法 - Google Patents

タイヤローラ、タイヤローラのタイヤの加熱方法及びアスファルト混合物の付着防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タイヤ表面を均一に加熱できるとともに、タイヤの表面温度を容易に調整でき、効率良くタイヤ表面の温度を上げることができるタイヤローラ及びその加熱方法並びにアスファルト混合物の付着を防止する方法を提供する。
【解決手段】高周波加熱器4で発生した過熱水蒸気を路面と接する直前のタイヤ表面10a(10b)に噴射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、過熱水蒸気を用いてタイヤを加熱して、タイヤ表面へのアスファルト混合物の付着を防止するタイヤローラ及びタイヤローラのタイヤの加熱方法、並びにアスファルト混合物の付着防止方法に関する。
アスファルト舗装の施工におけるタイヤローラの転圧時において、タイヤローラのタイヤ表面の温度が低い場合には、アスファルト混合物がタイヤ表面に付着する。そのため、アスファルト舗装の仕上り面の状態が悪くなる。従って、これを防止するために、従来は、例えば、特許文献1のようにガスバーナーで加熱した熱風でタイヤ表面を温めていた。また、特許文献2のようにタイヤの内部からタイヤ表面を加熱していた。
実用新案登録第2602688号公報 実公昭48−044005号公報
しかしながら、上述の特許文献1の従来例では、ガスバーナーとタイヤの距離、熱風の当たる角度により、タイヤの加熱温度が一定とならなかった。すなわち、タイヤ表面を均一に加熱することが困難であった。また、一定の温度でタイヤを加熱することができないためタイヤの表面温度を調整することが困難であった。従って、タイヤローラを停車させた際に、ガスバーナーを消火しなければ、タイヤの一部分だけが集中的に加熱されてしまうためタイヤが燃える場合もあった。さらに、ガスバーナーの吹出口を車体側に設置しているため、タイヤ表面に熱風が当たってから路面に接するまでの間に時間のずれがあった。従って、その間にタイヤ表面が冷やされるため、熱効率が悪かった。
また、上述の特許文献2の従来例では、ゴムの熱伝導率が悪いため、タイヤ表面の温度が上がりにくかった。従って、タイヤ表面の温度がアスファルト混合物が付着しない程度にまで上がるのに時間がかかり、熱効率が悪かった。
そこで、本発明は、タイヤ表面を均一に加熱できるとともに、タイヤの表面温度を容易に調整でき、効率良くタイヤ表面の温度を上げることができるタイヤローラ及びタイヤローラのタイヤの加熱方法、並びにアスファルト混合物の付着を防止する方法を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するために、請求項1に記載のタイヤローラは、タイヤ加熱
装置を備えたタイヤローラであって、前記タイヤ加熱装置は、過熱水蒸気を用いてタイヤを加熱することを特徴とする。
過熱水蒸気は、対流伝熱、放射伝熱、凝縮伝熱の3つの伝熱により加熱するため、対流伝熱だけで加熱する加熱空気(熱風)を用いる場合に比べて高い熱伝達特性を有し、密度も高い。また、過熱水蒸気は、正確な温度制御が可能である。従って、請求項1に記載のタイヤローラによれば、過熱水蒸気によりタイヤが加熱されるため、タイヤローラのタイヤ表面は、均一且つ迅速に加熱でき、表面温度を容易に調整できることとなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤローラにおいて、前記タイヤ加熱装置は、水蒸気を送り出すボイラーと、前記水蒸気を高周波加熱して過熱水蒸気を発生させる高周波加熱器と、前記過熱水蒸気の温度を監視する温度監視装置と、前記温度監視装置で検出した前記過熱水蒸気の温度に基づいて前記高周波加熱器の出力を増減する出力制御装置と、前記過熱水蒸気をタイヤに噴射するノズルとを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、過熱水蒸気の温度監視装置と高周波加熱器の出力を増減する出力制御装置とにより、過熱水蒸気の温度が適切に調整される。従って、タイヤの過加熱及び加熱不足を防止することができるため、タイヤは常に適正な温度に加熱されることとなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2に記載のタイヤローラにおいて路面と接する直前のタイヤ表面に前記過熱水蒸気を噴射することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、路面と接する直前のタイヤ表面に過熱水蒸気を噴射するので、タイヤ表面の温度が下がる前に、タイヤ表面がアスファルト混合物に接触することとなる。そのため、アスファルト混合物の付着を好適に防止することができる。
請求項4に記載の発明は、ボイラーが水蒸気を送り出す第1工程と、前記ボイラーから送り出された水蒸気を高周波過熱器により高周波加熱して過熱水蒸気を発生させる第2工程と、温度監視装置により前記過熱水蒸気の温度を監視して、前記温度監視装置で検出した前記過熱水蒸気の温度に基づいて出力制御装置により前記高周波加熱器の出力を増減する第3工程と、ノズルにより前記過熱水蒸気をタイヤに噴射する第4工程とを備えたタイヤローラのタイヤの加熱方法に関する。
請求項4に記載の発明によれば、過熱水蒸気の温度を監視して、高周波加熱器の出力を増減する工程により、過熱水蒸気の温度が適切に調整される。従って、タイヤの過加熱及び加熱不足を防止することができるため、タイヤは常に適正な温度に加熱されることとなる。
請求項5に記載の発明は、前記過熱水蒸気をタイヤローラのタイヤ表面に噴射することにより、アスファルト混合物の付着を防止することを特徴とするアスファルト混合物の付着防止方法に関する。
請求項5に記載の発明によれば、過熱水蒸気によりタイヤが加熱されるため、タイヤローラのタイヤ表面は、均一且つ迅速に加熱でき、表面温度を容易に調整できることとなる。
本発明は、過熱水蒸気を用いたことにより、アスファルト混合物の付着を防止し、舗装の仕上り面をきれいにする効果を奏する。また、以下のような効果を奏する。
過熱水蒸気を噴射することによりタイヤの表面を均一に加熱できる。また、任意に過熱水蒸気の温度の設定変更ができるためタイヤの表面温度を容易に調整できる。さらに、タイヤ表面の温度を効率良く上げることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
参照する図面において、図1は、本実施形態に係るタイヤローラの構成を示す全体側面図である。タイヤローラ1は、アスファルトフィニッシャによって敷均されたアスファルト混合物11を転圧して締固める装置である。
図1に示すように、タイヤローラ1は、ボイラー2と、水蒸気配管3と、高周波加熱器4と、温度監視装置5と、出力制御装置6と、高周波ケーブル7と、過熱水蒸気配管8と、ノズル9と、タイヤ10とを備えて構成されている。
ボイラー2は、熱を水に伝えることによって、水蒸気を発生させる装置である。
ボイラー2は、例えば、電気式ボイラー、ガス式ボイラー、油式ボイラー等で構成されている。そして、このボイラー2で発生した水蒸気が高周波加熱器4に送られる。
水蒸気配管3は、ボイラー2で発生した水蒸気を高周波加熱器4に送る役割を果たす。図1に示すように、水蒸気配管3は、ボイラー2と前輪用の高周波加熱器4との間及びボイラー2と後輪用の高周波加熱器4との間にそれぞれ一直線に設置されている。
高周波加熱器4は、水蒸気を高周波加熱することで過熱水蒸気を発生させる装置である。 水蒸気配管3を通ってボイラー2から送られてきた水蒸気は、高周波加熱器4により、高周波加熱され過熱水蒸気に変化する。ここで、過熱水蒸気とは、水蒸気をさらに過熱し、100℃を超える温度になった蒸気のことをいう。過熱水蒸気は、対流伝熱、放射伝熱、凝縮伝熱の3つの伝熱により加熱するため、対流伝熱だけで加熱する加熱空気(熱風)を用いる場合に比べて高い熱伝達特性を有し、密度も高い。従って、過熱水蒸気によってタイヤ10を加熱するとタイヤ表面10a(10b)を均一且つ迅速に加熱できる。また、過熱水蒸気は、正確な温度制御が可能であるため、後記する温度監視装置5を用いて過熱水蒸気の温度の設定変更を精度よく行うことが可能となる。従って、タイヤ10の過加熱及び加熱不足を防止することができるため、タイヤ10は常に適正な温度に加熱される。すなわち、過熱水蒸気を用いることで、タイヤ10の表面温度を容易に調整できることになる。尚、本実施形態では、前輪用と後輪用に2つの高周波加熱器4を設置しているがこれに限定することなく、少なくとも1つ以上設置すればよい。
温度監視装置5は、高周波加熱器4内の過熱水蒸気の温度を検知して、検知の結果得た情報を出力制御装置6に送る役割を果たす。温度監視装置5は、例えば、温度センサ等で構成されている。図1に示すように、温度監視装置5は、高周波加熱器4及び出力制御装置6とそれぞれケーブルでつながっている。
出力制御装置6は、温度監視装置5から送られてきた検知結果に基づいて、高周波過熱器4の高周波の出力の増減を指令する役割を果たす。図1に示すように、出力制御装置6は、高周波ケーブル7を介して、高周波加熱器4とつながっている。
高周波ケーブル7は、出力制御装置6の指令を高周波加熱器4に送る役割を果たす。図1に示すように、高周波ケーブル7は、高周波加熱器4と出力制御装置6とをつないでいる。
過熱水蒸気配管8は、高周波加熱器4で発生した過熱水蒸気をノズル9に送る役割を果たす。図1に示すように、過熱水蒸気配管8は、過熱水蒸気配管8Aと過熱水蒸気配管8Bとから構成されており、前輪及び後輪の円周面に沿うようにそれぞれ設置されている。また、図示は省略するが、過熱水蒸気配管8には、弁が設置されている。そして、タイヤローラを前進させる場合には、過熱水蒸気配管8Aの弁だけが開いて、過熱水蒸気が過熱水蒸気配管8Aを通って、先端に取り付けられているノズル9に送られる。一方、タイヤローラを後進させる場合には、過熱水蒸気配管8Bの弁だけが開いて、過熱水蒸気が過熱水蒸気配管8Bを通って、先端に取り付けられているノズル9に送られる。
ノズル9は、高周波加熱器4で発生して、過熱水蒸気配管8(8A、8B)を通ってきた過熱水蒸気をタイヤ表面10a(10b)に的確に噴射する役割を果たす。ノズル9は、例えば、多連スリット型ノズル等を使うのが好ましい。図1に示すように、ノズル9は、タイヤ10とアスファルト混合物11が敷均された路面とが接する直前のタイヤ表面10a(10b)に過熱水蒸気を噴射できる距離及び角度で設置されている。また、ノズル9は、タイヤ10の幅方向に延設されている。さらに、ノズル9は、タイヤの数に合わせて設置されている。そして、図1の矢印Aが示すように接地する直前のタイヤ表面10a(10b)に過熱水蒸気を噴射するので、タイヤ表面10a(10b)の温度が下がる前に、タイヤ表面10a(10b)がアスファルト混合物11に接触することになる。そのため、過熱水蒸気の熱を浪費することなく、効率良く使えるとともに、アスファルト混合物11の付着を好適に防止することができる。また、タイヤ10の内部から加熱する場合に比べてタイヤ表面10a(10b)の温度がアスファルト混合物11が付着しない程度にまで上がるのに時間がかからない。従って、熱効率が良い。
また、タイヤローラを前進させる場合には、ノズル9からタイヤ表面10aだけに過熱水蒸気を噴射する。一方、タイヤローラを後進させる場合には、ノズル9からタイヤ表面10bだけに過熱水蒸気を噴射する。従って、本実施形態では、タイヤローラの進行方向に合わせた過熱水蒸気の噴射が可能となる。尚、タイヤ表面10a(10b)に当たるように過熱水蒸気を噴射するためには、ノズル9だけでなく、過熱水蒸気配管8の長さ及び角度も含めて調整するのが好ましい。
タイヤ10は、アスファルト混合物11を締め固める役割を果たす。また、タイヤ10は、略円柱形状を呈し、円周面が舗装面上を転動するように軸支されている。タイヤ10は、前側に3本、後側に4本設置されている。そして、タイヤ10は、ノズル9から噴射される過熱水蒸気により加熱される。従って、タイヤ10にアスファルト混合物11が付着することを防止できる。尚、タイヤ10は、少なくとも1本以上設置すればよい。また、タイヤ10の厚さもタイヤの10の数に応じて適宜変えても構わない。さらに、本実施形態では、タイヤ10を前側に3本、後側に4本設置しているがこれに限定することなく、後輪の数を前輪の数より多く設置しても構わない。例えば、前側に4本、後側に5本設置しても構わない。さらにまた、前輪の数と後輪の数は、同じでも構わないし、前輪の数を後輪の数より多く設置しても構わない。
アスファルト混合物11は、道路の表層を構成する材料であり、主に、粗骨材、細骨材、フィラー及びアスファルトを所定の割合で混合したものである。図1のように過熱水蒸気によりタイヤ10が加熱されているので、タイヤ10に接触したアスファルト混合物11が冷え固まって付着することがない。そのため、アスファルト混合物11の舗装面はきれいな仕上がりとなる。
次に、高周波加熱器4と温度監視装置5と出力制御装置6とを用いた過熱水蒸気の温度調整について図2のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、出力制御装置6に所望の過熱水蒸気の温度Toを設定する(ステップS1)。次に、温度監視装置5により、高周波加熱器4内の過熱水蒸気の温度Tを検知する(ステップS2)。温度監視装置5は、その検知結果を出力制御装置6に送り、出力制御装置6は、検知した温度Tが設定温度Toより高いか否かを判定する(ステップS3)。検知した温度Tが設定温度Toより高い場合には、出力制御装置6は、高周波の出力を下げる指令を高周波加熱器4に出して命令が終了する(ステップS4)。一方、検知した温度Tが設定温度Toより高くない場合には、出力制御装置6は、検知した温度Tが設定温度Toより低いか否かを判定する(ステップS5)。検知した温度Tが設定温度Toより低い場合には、出力制御装置6は、高周波の出力を上げる指令を高周波加熱器4に出して命令が終了する(ステップS6)。一方、検知した温度Tが設定温度Toより低くない場合には、出力制御装置6は、所望の設定温度Toになっていると判断して命令が終了する。
以上の工程を経ることにより、一定の温度の過熱水蒸気でタイヤ10を加熱できるため、タイヤ表面10a(10b)の正確な温度調整が可能となる。尚、本実施形態では、施工始めには、設定温度Toを250℃程度に設定し、タイヤ10の状態を確認しながら過熱水蒸気の温度設定を行うのが好ましい。
過熱水蒸気を用いることにより、タイヤ表面10a(10b)の温度を一定に管理しやすくなる。そのため、タイヤ10の一部分だけが集中的に加熱されるのを防止できる。従って、アスファルト混合物11のタイヤ10への付着を好適に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できるのはいうまでもない。本実施形態では、過熱水蒸気を生成する手段として高周波加熱器を用いたが、これに限られるものではなく、例えば、バーナーにより生成する手段を用いても構わない。尚、高周波加熱器を用いた方が、バーナーにより生成する手段に比べて温度のばらつきが小さいため温度を制御しやすい。従って、本実施形態では、高周波加熱器を用いるのが好ましい。
また、本実施形態では、高周波加熱器と温度監視装置と制御装置とを前輪用と後輪用に分けてそれぞれ2つずつ設置したが、これらの装置を1つずつ設置しても構わない。これにより、過熱水蒸気の温度管理を一括して行うことが可能になるという利点がある。また、スペースの確保ができるとともにタイヤローラの総重量が軽くなる。
さらに、本実施形態では、高周波加熱器、温度監視装置、出力制御装置を車体の上側に設置したが、タイヤにより近い本体内部に設置しても構わない。これにより、過熱水蒸気配管の長さを短くできる。すなわち、高周波過熱器からノズルまでの距離を短くできるため、過熱水蒸気の温度をなるべく下げずにノズルから噴射することが可能になる。
その他、ボイラー、水蒸気配管、過熱水蒸気配管の数、設置等を変更しても構わない。
本実施形態に係るタイヤローラの構成を示す全体側面図である。 過熱水蒸気の温度調整についてのフローチャートである。
符号の説明
1 タイヤローラ
2 ボイラー
3 水蒸気配管
4 高周波加熱器
5 温度監視装置
6 出力制御装置
7 高周波ケーブル
8 過熱水蒸気配管
9 ノズル
10 タイヤ
11 アスファルト混合物

Claims (5)

  1. タイヤ加熱装置を備えたタイヤローラであって、
    前記タイヤ加熱装置は、過熱水蒸気を用いてタイヤを加熱することを特徴とするタイヤローラ。
  2. 前記タイヤ加熱装置は、水蒸気を送り出すボイラーと、前記水蒸気を高周波加熱して過熱水蒸気を発生させる高周波加熱器と、前記過熱水蒸気の温度を監視する温度監視装置と、前記温度監視装置で検出した前記過熱水蒸気の温度に基づいて前記高周波加熱器の出力を増減する出力制御装置と、前記過熱水蒸気を前記タイヤに噴射するノズルとを備えることを特徴とする請求項1に記載のタイヤローラ。
  3. 路面と接する直前のタイヤ表面に前記過熱水蒸気を噴射することを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のタイヤローラ。
  4. ボイラーが水蒸気を送り出す第1工程と、
    前記ボイラーから送り出された水蒸気を高周波加熱器により高周波加熱して過熱水蒸気を発生させる第2工程と、
    温度監視装置により前記過熱水蒸気の温度を監視して、前記温度監視装置で検出した前記過熱水蒸気の温度に基づいて出力制御装置により前記高周波加熱器の出力を増減する第3工程と、
    ノズルにより前記過熱水蒸気をタイヤに噴射する第4工程と
    を備えたタイヤローラのタイヤの加熱方法。
  5. 過熱水蒸気をタイヤローラのタイヤ表面に噴射することにより、アスファルト混合物の付着を防止することを特徴とするアスファルト混合物の付着防止方法。
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