JP2008284803A - インク補充カートリッジ及び該インク補充カートリッジを用いる中綿式筆記具 - Google Patents

インク補充カートリッジ及び該インク補充カートリッジを用いる中綿式筆記具 Download PDF

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Abstract

【課題】 インクを使い切った筆記具に対し、新しいインクを効率的に補充することができるインク補充カートリッジおよび該インク補充カートリッジを用いる筆記具を提供する。
【解決手段】 インク吐出口12b1を有するインクタンク10と、該インクタンク10に充填されたインクMと、インクタンク10に対しインク吐出口12b1を閉鎖するようにして着脱可能に装着された閉鎖キャップ20とを備え、着脱可能な尾栓が外された筆記具の軸筒後端開口部に対し前記インク吐出口12b1を連通させて装着するようにしたインク補充カートリッジにおいて、インクタンク10の前端側に小径部12bを設けて、該小径部12bの内周面側を上記インク吐出口12b1とするとともに、該小径部12b自体にインクタンク内外を連通する通気路12eを設け、該通気路12eを前記閉鎖キャップ20により塞ぐようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筆記具に対しインクを補充するためのインク補充カートリッジに関し、特に軸筒内に中綿を備えた中綿式筆記具に対しインクを補充するのに好適なインク補充カートリッジ、及び該インク補充カートリッジを用いる中綿式筆記具に関するものである。
従来の中綿式筆記具には、例えば、特許文献1に記載された発明のように、軸筒(1)内に、その前端開口部から二つ折り状の中綿(繊維束5)を挿入し、該中綿(繊維束5)における軸筒(1)外に残された部分に硬化剤を含浸させ、その硬化剤が硬化した後に、中綿(繊維束5)の前記軸筒(1)外の部分を、切削して筆記部(15b)とするようにしたものがある。
この中綿式筆記具では、中綿が筆記部を一体に備えた構成であるため、中綿と筆記部とが別体である中綿式筆記具(例えば特許文献2参照)に比較して、中綿に含浸されているインクを、筆記部の前端側へスムーズに供給することができ、インク吐出量が多く、筆記掠れが生じ難い等の利点を有していた。
その反面、前記のような従来の中綿式筆記具では、中綿が圧縮された状態で軸筒に内在され、その中綿における軸筒外に突出した部分を筆記部としているため、インクを消費し切ってしまった場合に、特許文献2記載の筆記具のように使用済みの中綿をインクが充填された新たな中綿に交換することができず、インクの補充が困難であった。
そこで、特許文献1に記載の筆記具に対し、例えば、特許文献3に記載された筒容器(3)を装着し、該筒容器(3)を外力によって収縮させて、該筒容器(3)内のインクを軸筒内に供給するようにした構造が提案される。
しかしながら、特許文献3に記載された従来技術では、外力により収縮した筒容器(3)が弾性的に復元する際にインクが逆流しようとするため、インクを軸筒内へ効率的に供給することができない場合があった。
特開昭60−42099号公報 特開2003−63190号公報 実開昭51−45425号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、インクを使い切った筆記具に対し、新しいインクを効率的に補充することができるインク補充カートリッジおよび該インク補充カートリッジを用いる筆記具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る技術的手段は、インク吐出口を有するインクタンクと、該インクタンクに充填されたインクと、インクタンクに対し前記インク吐出口を閉鎖するようにして着脱可能に装着された閉鎖キャップとを備え、着脱可能な尾栓が外された筆記具の軸筒後端開口部に対し前記インク吐出口を連通させて装着するようにしたインク補充カートリッジにおいて、前記インクタンクの前端側に小径部を設けて、該小径部の内周面側を上記インク吐出口とするとともに、該小径部自体にインクタンク内外を連通する通気路を設け、該通気路を前記閉鎖キャップにより塞ぐようにしたことを特徴とする。
更なる技術的手段としては、前記通気路は、前記小径部の内周面側と外周面側とを連通する貫通孔を具備してなることを特徴とする。
更なる技術的手段としては、前記通気路は、前記小径部の壁部前端側を径方向へ切欠する切欠部を具備してなることを特徴とする。
更なる技術的手段としては、前記通気路は、前記小径部の壁部を軸方向へ貫通する貫通孔及び/又は溝を具備してなることを特徴とする。
更なる技術的手段としては、前記通気路は、前記小径部の外周面に設けられる凹部と、該凹部を前記インクタンク内へ連通する貫通孔とを具備してなることを特徴とする。
更なる技術的手段としては、前記小径部の前端内周面側に全周にわたる角部を設けるとともに、前記閉鎖キャップの内面に前記角部に接触するように凸曲面部を設けたことを特徴とする。
また、前記インク補充カートリッジを用いる中綿式筆記具としては、尾栓を外した際の軸筒後端開口部に、前記インク補充カートリッジを着脱可能にしている筆記具であって、その軸筒内に二つ折りにされた中綿を具備するとともに、該軸筒内の後端側に、前記通気路に連通させるための空気層を有することを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
筆記具のインクを使い切ってしまった際、該筆記具の尾栓を外す一方、当該インク補充カートリッジの閉鎖キャップも外し、当該インク補充カートリッジを筆記具の軸筒後端開口部に装着して、当該インク補充カートリッジのインク吐出口および筆記具の先端側を下方へ向ければ、インクタンク内のインクが軸筒内に供給される。この際、インク吐出口からインクが吐出されるのに伴って、軸筒内の空気が通気路よりインクタンク内へ導かれる。よって、インクタンクから軸筒内へインクを効率的かつスムーズに供給することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
このインク補充カートリッジA1は、インク吐出口12b1を有するインクタンク10と、該インクタンク10に充填されたインクMと、インクタンク10に対しインク吐出口12b1を閉鎖するようにして着脱可能に装着された閉鎖キャップ20と、インクタンク10と閉鎖キャップ20との間に介在されるパッキン30とを備え、後述する中綿式筆記具Bに対しインクMを補充することが可能なように構成されている。
インクタンク10は、インクMを貯溜する空間を形成しているタンク本体11と、インク吐出口12b1を形成している吐出口部材12とから一体的に構成されている。
タンク本体11は、略有底筒状を呈し、その外周面に、後述する閉鎖キャップ20を螺合接続するための雄螺子部11aを有するとともに、同外周面における雄螺子部11aよりも前端側(図1における下端側)に、後述する筆記具Bに装着された際に、筆記具Bにおける軸筒40の後端側内周面に対し圧接される環状突部11bを有する。
前記雄螺子部11aは、後述する筆記具Bから着脱可能な尾栓が外された際に、その筆記具Bの軸筒後端開口部に対し、インク吐出口12b1を連通させた状態で、螺合するように形成されている。
また、環状突部11bは、筆記具Bにおける軸筒40の後端側内周面に対し圧接可能であるとともに、閉鎖キャップ20の内周面に接触しないように、その突出高さが設定されている。この構成によれば、環状突部11bが閉鎖キャップ20との接触により変形してしまい、この変形によって、インク補充カートリッジA1が中綿式筆記具Bに装着された際にインクが洩れるようなことを防ぐことができる。
そして、該タンク本体11の前端開口部には、その内側に、吐出口部材12が嵌合接続されている。
吐出口部材12は、タンク本体11の前端開口部に圧入された略筒状の圧入部12aと、タンク本体11よりも小径な小径部12bと、これら圧入部12aと小径部12bとを接続する接続部12cとから一体に形成されている。
圧入部12aは、タンク本体11の前端開口部に対し圧入されることで、タンク本体11に対し水密に装着されている。なお、その水密性を更に向上するために、圧入部12a外周面又はタンク本体11内周面に、環状突起等の水密構造を設けるようにしてもよい。
また、小径部12bは、圧入部12aの内径よりも小さい外径の略筒状に形成され、その前端側開口部を、インクMを吐出させるためのインク吐出口12b1としている。
この小径部12bの軸方向(図1によれば上下方向)の長さは、該小径部12bの前端面が、後述する筆記具Bの軸筒後端開口部に挿入されて軸筒40内の中綿60に接触するように、適宜に設定されている。
この小径部12bの前端内周面側には、全周にわたって角部12b2が形成されている。この角部12b2は、より詳細に説明すれば、小径部12bの前端側の内周面側を面取り状に加工することで、その面取り状の傾斜面と小径部12b内周面との交差箇所に形成された角部である。
この角部12b2は、全周にわたって後述する閉鎖キャップ20の凸曲面部22aに対し接触することで、インク吐出口12b1を水密に塞ぐ。
また、前記小径部12bには、その内周面側と外周面側とを連通する貫通孔状の通気路12dが具備されている。
この通気路12dは、小径部12bの周壁を径方向に貫通しており、小径部12bの周方向に間隔を置いて複数設けられている。
この通気路12dは、後述する中綿式筆記具Bの軸筒40後端側の空気層qに臨むように配置され、図示例によれば、小径部12b周壁におけるタンク本体11寄りに位置する。
なお、前記通気路12dの他の配設態様としては、小径部12bの周方向に単数のみ具備した態様や、小径部12bの軸方向に複数具備した態様、小径部12bの前端側に配設した態様等とすることも可能である。
また、前記接続部12cは、圧入部12aの前端と、小径部12bの後端とを接続する環状部分であり、その周縁部12c1は、圧入部12aよりも大きな外径に形成され、タンク本体11の前端に当接している。
また、閉鎖キャップ20は、上記小径部12b及び接続部12cを覆って、上記インクタンク10の前端側形状に沿うように形成される。
より詳細に説明すれば、閉鎖キャップ20は、タンク本体11の外周面に螺合される略筒状の螺合筒部21と、該螺合筒部21の内周面よりも小さい径の略有底筒状に形成された頭部22と、これら頭部22と螺合筒部21とを接続するように配置されるとともに後述するパッキン30を押圧するパッキン押圧部23とからなり、パッキン押圧部23の内面に、パッキン30を嵌合している。
螺合筒部21は、その内周面に、タンク本体11の雄螺子部11aに螺合させるための雌螺子部21aを形成している。
また、この螺合筒部21の外周面には、閉鎖キャップ20をインクタンク10に対し回転操作し易いように、滑り止めとなる縦リブ21bを、周方向に間隔を置いて複数突出させている。
また、頭部22は、前端面を閉鎖した略有底筒状に形成され、その底部内面には、吐出口部材12前端の角部12b2に当接して、インク吐出口12b1内を水密に保持する凸曲面部22aが形成されている。
なお、図示例によれば、凸曲面部22aは、硬質合成樹脂材料からなる閉鎖キャップ20全体と一体に成形されているが、この凸曲面部22aの他例としては、例えばエラストマー樹脂等の弾性合成樹脂材料からなり、硬質合成樹脂材料からなる他の部分(具体的には螺合筒部21、頭部22、及びパッキン押圧部23等)に対し部分的にインサート成形又は二色成形してもよい。この他例によれば、インクタンク10と閉鎖キャップ20間の水密性を一層向上することができる。
また、パッキン押圧部23は、閉鎖キャップ20の螺合筒部21と頭部22とを接続する環状の部分であり、その内面には、後述するパッキン30を後方へ突出させて嵌合する環状凹部23aが形成されている。
パッキン30は、図示例によれば、ゴムやエラストマー樹脂等の弾性体からなる略座金状の部材であり、吐出口部材12の接続部12cと、閉鎖キャップ20のパッキン押圧部23との間で圧縮される。
このパッキン30は、タンク本体11内のインクMが通気孔12dから閉鎖キャップ20の外部へ洩れるのを防ぐとともに、上述した吐出口部材12の角部12b2と閉鎖キャップ20の凸曲面部22aとの間から万が一インクMが洩れた場合に、そのインクMを外部へ流出させないように作用している。
なお、図示例以外の態様としては、座金状の上記パッキン30を、Oリングに置換することも可能である。
また、他例としては、パッキン30と通気路12dの位置を対応させて、パッキン30の内周面により通気路12dを塞ぐようにしてもよく、この構成によれば、一層水密性を向上することができる。
更に、他例としては、パッキン30を、閉鎖キャップ20又は吐出口部材12に一体成形された部材とすることも可能である。
また、他例として、小径部12b前端の角部12b2と閉鎖キャップ20内面の凸曲面部22aとの接触により十分な水密性が得られれば、パッキン30を省くことも可能である。
次に、上記インク補充カートリッジA1によってインクMが補充されるように構成した中綿式筆記具Bについて、詳細に説明する。
中綿式筆記具Bは、略筒状の軸筒40と、該軸筒40内に挿入された中綿60と、該軸筒40の後端に着脱可能に装着された尾栓50と、軸筒40の前端に着脱可能に装着されたキャップ70とを備え、中綿60の前端側を軸筒40前端から突出させて筆記部61としている。
そして、この中綿式筆記具Bは、尾栓50が外された際の軸筒後端開口部に、上記インク補充カートリッジA1を着脱可能にしている。
軸筒40は、合成樹脂材料により一体に形成され、略筒状の軸筒本体部41と、該本体部41の前端側に配置されたキャップ嵌合部42と、該キャップ嵌合部42よりも更に前端側に配置された先口部43とを有する。
軸筒本体部41は、その内周面の前部側に、中綿60の外周面に当接するように、軸方向へ延びる一対の縦リブ41a,41aを形成するとともに、これら一対の縦リブ41a,41a間の空間を、空気流通溝41dとしている。
これら一対の縦リブ41a,41aは、その一方の縦リブ41aを、他方の縦リブ41aに対し、近接して配置することで、これら一対の縦リブ41a,41a間の空気流通溝41dに、中綿60の外周面側が食い込んでしまうのを防いでいる。
前記空気流通溝41dは、その前端側が後述する空気流通空間sに連通しており、通気孔42cによって外部から取り入れられる空気を、軸筒40内の後方へ流通させる。
そして、上記一対の縦リブ41a,41aは、軸筒本体部41内周面の周方向へわたって所定間隔置きに複数組配設される。
また、軸筒本体部41の後端側内周面には、尾栓50及びインクタンク10を螺合可能な雌螺子部41bが形成されている。
そして、軸筒本体部41内周面における前記雌螺子部41bよりも前方側の部分は、尾栓50の環状突部52、又はインクタンク10の環状突部11bを圧接させるために、凹凸の無い圧接面41cとしている。
また、キャップ嵌合部42は、その外周面に、キャップ70を乗り越えさせるようにして嵌合させるための環状突部42aを有する。
このキャップ嵌合部42の内部には、環状の空気流通空間sを隔てるようにして、中綿固定筒部42bが形成されている。
前記空気流通空間sは、軸筒前方へ延設され、その前端側の途中箇所で、軸筒遠心方向へ延びる通気孔42cに連通している。
通気孔42cは、軸筒40の周方向にわたって所定間隔置きに複数設けられている。
上記構成によれば、通常筆記時には、筆記部61からのインクMの吐出に伴って、通気孔42cから空気を取り入れ、その空気を空気流通空間sを介して後方へ導き、そして、その空気を一対の縦リブ41a,41a間の空気流通溝41dに導き、更に、その空気を、中綿60の外周面に導くことができる。
したがって、中綿60は、外部から取り込まれた空気を吸入しながらインクMをスムーズに吐出することになる。
また、当該中綿式筆記具Bに落下衝撃等が加わって、空気流通空間sにインクMが侵入した際には、そのインクMを空気流通空間sの前端面に当てるようにして、該インクMが通気孔42cから外部へ流出してしまうのを阻む。
また、先口部43は、上記中綿固定筒部42bに連続するようにして略筒状に形成されている。
この先口部43の内周面には、環状突起43aが形成され、該内周面における環状突起43a以外の部分は、中綿固定筒部42bの内周面と略同径に形成されている。
環状突起43aは、中綿60の外周面を押圧する環状の突起であり、中綿60内を流通するインクMの流量を適量に調整するとともに、中綿60が前後方向へ移動してしまうのを防ぐように、その突出寸法が適宜に設定されている。
また、中綿60は、ポリエステル繊維等からなる長尺状の綿材であって、軸筒40の内容積よりも膨張した状態の綿材を、二つ折りにし、その折り曲げ部分を、先頭にして、軸筒40の前端側から軸筒40内へ圧入したものである。
その圧入の際、中綿60の前端側部分(折り曲げ部分と逆側の部分)は外部に残され、この前端側部分が、後述する筆記部61を形成することになる。
なお、この中綿60の外周に、合成樹脂等からなる被覆材は設けられていない。
上記のようにして、軸筒40内に部分的に挿入された中綿60の前端側部分は、適宜寸法に切断され、その切断後の中綿60に対し、ウレタン樹脂等からなる硬化剤xが含浸される。
この際、硬化剤xは、中綿60前端側の外周面側において、環状突起43aの前後にわたるように含浸される。
そして、前記のようにして硬化剤xが含浸され、その硬化剤xが加熱されて硬化した後、中綿60の前端側部分が略砲弾状に削られることで、筆記部61が形成される。
なお、図示例において、中綿固定筒部42bを含む該中綿固定筒部42bから前端側のハッチングで示す部分は、硬化剤xが含浸されている部分である。
上記構成によれば、中綿60は、その外周面側における環状突起43aの前後にわたって硬化剤xが含浸され硬化した状態にあり、更に、該中綿60には、二つ折りの状態から元の状態に戻ろうとする復元力が作用する。
したがって、環状突起43aと、硬化剤xを含浸させ硬化させた中綿60とが、前記復元力によって強力に嵌り合うことになり、この嵌り合いによって、中綿60及び筆記部61が軸方向へ移動してしまうのを防ぐことができる。
そして、前記のように筆記部61が形成された後、軸筒40内には、その後端開口部からインクMが注入され、該インクMが中綿60内に含浸される。
また、尾栓50は、インク補充カートリッジA1のタンク本体11と略同形の有底筒状の部材であり、その前端側外周面に、雄螺子部51及び環状突部52を形成しており、該雄螺子部51を軸筒40の雌螺子部41bに螺合させるとともに、環状突部52を軸筒40の圧接面41cに圧接させて、軸筒40の後端開口部を閉鎖している。
これら雄螺子部51及び環状突部52は、タンク本体11の雄螺子部11a及び環状突部11bと略同様に構成されている。
この尾栓50によれば、該尾栓50とタンク本体11とを共通部品にすることで、インク補充カートリッジA1及び中綿式筆記具B双方の生産性を向上することが可能である。
また、キャップ70は、軸筒40前端側のキャップ嵌合部42、先口部43、及び筆記部61を覆い包む略有底筒状の部材であり、その底部には、筆記部61前端の乾燥を防止するために、ウレタン発泡材等の吸水性材料からなる乾燥防止部材71が挿入されている。
この乾燥防止部材71は、キャップ70の内周面前端側の環状突起72によって、後方へ抜けることがないように係止されている。
また、このキャップ70の後端側内周面には、キャップ嵌合部42の環状突部42aに対し、乗り越えるようにして嵌合させるための環状突起73が形成されている。
次に、インク補充カートリッジA1によって中綿式筆記具BにインクMを補充する手順について詳細に説明する。
先ず、中綿式筆記具Bの軸筒40から尾栓50が外される。この際、軸筒40を固定した状態で、尾栓50をねじ込み方向と逆の方向へ回すことで、尾栓50を軸筒40から容易に離脱させることができる。
その一方で、インク補充カートリッジA1については、インクタンク10から閉鎖キャップ20が外される。
そして、尾栓50の外れた軸筒40に対し、インク補充カートリッジA1が装着される。
より詳細に説明すれば、図3(a)(b)に示すように、後端開口部を下方へ向けた軸筒40に対し、その下側から、インク吐出口12b1を上方へ向けたインクタンク10がねじ込まれ、インク吐出口12b1が軸筒40内の中綿60後端に押し付けられる。
この際、軸筒40内の中綿60が、その後方側から、インクタンク10のインク吐出口12b1により押されることになるが、該中綿60と一体的な筆記部61の外周面が硬化剤xにより硬化した状態で、環状突起43aと嵌合し、且つ、その嵌合力が、二つ折り状態から元の状態に戻ろうとする中綿の復元力によっても補助されるため、該中綿60が前方へ移動して筆記部61が定位置よりも突出してしまうようなことがない。
そして、中綿式筆記具Bの筆記部61を下方へ向ければ、インクタンク10内のインクMは、自重によって軸筒40内の中綿60へ吐出される。
この際、インクタンク10からインクMが吐出されるのに伴って、通気路12dからインクタンク10内へ軸筒40内の空気が入り込むため、インクタンク10内のインクMは、スムーズにインクタンク10内へ吐出される。
しかも、インクタンク10のインク吐出口12b1が、軸筒40内の中綿60後端に接触しているため、インクMが表面張力等によってインクタンク10内に残存してしまうのを防ぐことができ、インクタンク10内の殆どのインクMを中綿60に染み込ませることができる。
そして、中綿式筆記具Bは、その軸筒40の後端に、尾栓50の代りのインクタンク10を装着したままの状態で、支障なく筆記を行うことができる。
なお、使用者の好みによっては、インクタンク10を外して、再度、元の尾栓50を装着するようにしてもよい。
次に、本発明に係わるインク補充カートリッジの他例について説明する。なお、以下に示す構成において、上記インク補充カートリッジA1と略同様の箇所については、インク補充カートリッジA1の場合と同一の符号を用いることで重複する詳細説明を省略する。
図4及び5に示すインク補充カートリッジA2は、インク補充カートリッジA1における通気路12dを通気路12eに置き換えた構成としている。
通気路12eは、小径部12bの壁部前端側を径方向へ切欠する切欠部12e1と、該切欠部12e1とタンク本体11内とを連通するように小径部12bの内周面側に形成された溝12e2とから構成され、図5に示すように、小径部12bの周方向において複数設けられている。
前記構成によれば、インク補充カートリッジA2が中綿式筆記具Bに装着されインクMを吐出する際、中綿式筆記具Bの軸筒40後端側の空気を、切欠部12e1及び溝12e2からなる通気路12eによってタンク本体11内へ導く。よって、インク補充カートリッジA2から中綿式筆記具BへインクMをスムーズに供給することができる。
なお、切欠部12e1は、軸筒40後端側の空気層qに対応して配置されるのが好ましく、図4に示す一例によれば小径部12bの前端部に設けたが、他例としては小径部12b外周面の後部寄りに部分的に設けられて溝12e2に連通する切欠としてもよい。
更に例としては、上記切欠部12e1と溝12e2との内の何れか一方を省くとともに、その他方のみによって、軸筒40後端側の空気層qとタンク本体11内とを連通させる構成とすることも可能である。
また、図6及び7に示すインク補充カートリッジA3は、上記インク補充カートリッジA1における通気路12dを、通気路12fに置き換えた構成としている。
通気路12fは、前記小径部12bの外周面に形成された凹部12f1と、該凹部12f1を前記インクタンク内へ連通する貫通孔12f2とを具備してなる。
凹部12f1は、中綿式筆記具Bにおける軸筒40内の空気層qに臨むように配置され、図示例によれば、小径部12bの最前端側に配置されて小径部12bの前端側を縮径する環状に配設されている。
この凹部12f1の他例としては、小径部12bにおける軸方向の中途箇所や、タンク本体11寄りに配置された環状の溝としてもよい。更に、凹部12f1の他例としては、小径部12bの周方向において部分的に設けるようにしてもよい。
貫通孔12f2は、前記凹部12f1とタンク本体11内とを連通するようにして、小径部12bの周壁を軸方向へ貫通する孔であり、小径部12bの周方向において複数(図示例によれば四つ)間隔を置いて配設されている。
前記構成によれば、インク補充カートリッジA3が中綿式筆記具Bに装着されインクMを吐出する際、中綿式筆記具Bの軸筒40後端側の空気を、凹部12f1及び貫通孔12f2からなる通気路12fによってタンク本体11内へ導く。よって、インク補充カートリッジA3から中綿式筆記具BへインクMをスムーズに供給することができる。
また、図8に示すインク補充カートリッジA4は、上記インク補充カートリッジA1における通気路12dを、通気路12gに置き換えた構成としている。
通気路12gは、前記小径部12bの外周面に形成された縦溝12g1と、該縦溝12g1と連続する貫通孔12g2とから構成され、図示例によれば、小径部12bの周方向に間隔を置いて複数設けられる。
縦溝12g1は、小径部12bの外周面前端から後方へ向かって連続する溝であり、貫通孔12g2に連通している。貫通孔12g2は、縦溝12g1とタンク本体11内とを連通するように設けられている。
前記構成によれば、インク補充カートリッジA4が中綿式筆記具Bに装着されインクMを吐出する際、中綿式筆記具Bの軸筒40後端側の空気を、縦溝12g1及び貫通孔12g2からなる通気路12gによってタンク本体11内へ導く。よって、インク補充カートリッジA4から中綿式筆記具BへインクMをスムーズに供給することができる。
なお、前記通気路は、中綿式筆記具Bの軸筒40内とインクタンク10内とを連通する構成であって、且つ閉鎖キャップ20によって密閉される構成であればよく、他例としては、図示を省略するが、前記通気路12d、前記切欠部12e1、前記溝12e2、前記凹部12f1、前記貫通孔12f2、前記縦溝12g1,前記貫通孔12g2の内、その何れかを適宜に組み合わせてなる構成や、その何れかを単独で用いた構成等とすることが可能である。
また、前記通気路は、その通気作用を良好に得るために、中綿式筆記具Bに接続された際に中綿60によって塞がれないように配置するのが好ましいが、他例としては、中綿60によって塞がれる配置とすることも可能である。すなわち、このような構成であっても、インクMの吐出に伴って中綿60に内在する空気をタンク本体11内へ供給することが可能である。
本発明に係わるインク補充カートリッジの一例を示す断面図である。 本発明に係わるインク補充カートリッジを用いる中綿式筆記具の一例を示す断面図である。 (3A)はインク補充カートリッジを中綿式筆記具の軸筒に装着する前の状態を示す断面図であり、(3B)はインク補充カートリッジを中綿式筆記具の軸筒に装着した状態を示す断面図である。 本発明に係わるインク補充カートリッジの他例を示す要部断面図である。 図4における(V)-(V)線断面図であり、閉鎖キャップは省略している。 本発明に係わるインク補充カートリッジの他例を示す要部断面図である。 図4における(VII)-(VII)線断面図であり、閉鎖キャップは省略している。 本発明に係わるインク補充カートリッジの他例を示す要部断面図である。
符号の説明
10:インクタンク 12b:小径部
12b1:インク吐出口 12d,12e,12f,12g:通気路
12e1:切欠部 12e2:溝
12f1:凹部 12f2:貫通孔
12g1:縦溝 12g2:貫通孔
20:閉鎖キャップ 50:尾栓
60:中綿 61:筆記部
A1〜A4:インク補充カートリッジ
B:中綿式筆記具 M:インク

Claims (7)

  1. インク吐出口を有するインクタンクと、該インクタンクに充填されたインクと、インクタンクに対し前記インク吐出口を閉鎖するようにして着脱可能に装着された閉鎖キャップとを備え、着脱可能な尾栓が外された筆記具の軸筒後端開口部に対し前記インク吐出口を連通させて装着するようにしたインク補充カートリッジにおいて、
    前記インクタンクの前端側に小径部を設けて、該小径部の内周面側を上記インク吐出口とするとともに、該小径部自体にインクタンク内外を連通する通気路を設け、該通気路を前記閉鎖キャップにより塞ぐようにしたことを特徴とするインク補充カートリッジ。
  2. 前記通気路は、前記小径部の内周面側と外周面側とを連通する貫通孔を具備してなることを特徴とする請求項1記載のインク補充カートリッジ。
  3. 前記通気路は、前記小径部の壁部前端側を径方向へ切欠する切欠部を具備してなることを特徴とする請求項1又は2記載のインク補充カートリッジ。
  4. 前記通気路は、前記小径部の壁部を軸方向へ貫通する貫通孔及び/又は溝を具備してなることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のインク補充カートリッジ。
  5. 前記通気路は、前記小径部の外周面に設けられる凹部と、該凹部を前記インクタンク内へ連通する貫通孔とを具備してなることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のインク補充カートリッジ。
  6. 前記小径部の前端内周面側に全周にわたる角部を設けるとともに、前記閉鎖キャップの内面に前記角部に接触するように凸曲面部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載のインク補充カートリッジ。
  7. 尾栓を外した際の軸筒後端開口部に、前記インク補充カートリッジを着脱可能にしている筆記具であって、その軸筒内に二つ折りにされた中綿を具備するとともに、該軸筒内の後端側に、前記通気路に連通させるための空気層を有することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の上記インク補充カートリッジを用いる中綿式筆記具。
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