JP2008284573A - プレス装置 - Google Patents
プレス装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008284573A JP2008284573A JP2007130573A JP2007130573A JP2008284573A JP 2008284573 A JP2008284573 A JP 2008284573A JP 2007130573 A JP2007130573 A JP 2007130573A JP 2007130573 A JP2007130573 A JP 2007130573A JP 2008284573 A JP2008284573 A JP 2008284573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- cam shaft
- mold
- cams
- slide mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
【目的】 装置が小型で衝撃力が小さく、しかも被加工物を精密に加工できるプレス装置を提案する。
【構成】 カム軸と、前記カム軸に複数取り付けられたカムと、前記カム軸を回転させるための駆動手段と、前記カムの回転によって金型を上下動するスライド機構と、前記スライド機構とスライド機構内に設けられた負荷調整機構とを有するように構成した。また、ハウジングがカムの回転方向進行側に設けられているスライド機構によって保持されているように構成した。
【選択図】 図1
【構成】 カム軸と、前記カム軸に複数取り付けられたカムと、前記カム軸を回転させるための駆動手段と、前記カムの回転によって金型を上下動するスライド機構と、前記スライド機構とスライド機構内に設けられた負荷調整機構とを有するように構成した。また、ハウジングがカムの回転方向進行側に設けられているスライド機構によって保持されているように構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明はプレスに係わり、薄板や小物の加工に適して特に有効なプレスに関するものである。また、金型を連続して取り付ける事により、より複雑な形状を成形できるものである。
カム軸と、カム軸の中央部に設けられカム軸の中心軸線より偏心したカムと、カム軸を両端部にて回転式に支持する枠体と、枠体に固定された固定成形型支持台と、固定成形型支持台に向かい合ってこれに近づき又これより遠ざかる方向に往復動可能に枠体により案内支持され、カム軸の回転に伴いカムにより駆動され往復動する可動成形型支持ヘッドとを有し、カム軸がモータにより回転駆動される構造の回転プレスは周知である。
特開平6−210360号公報
被加工物の切断、曲げ加工等を行うプレスは、金型を使用するため多量の製品を精密かつ同一寸法に加工できる、材料を節約できる等、多くの特徴を有するため、大量生産に最も適した加工方法の一つとして、広く実用に供されている。
しかしながら、一般に装置が大型であるため据え付けに広いスペースを必要とし、また据え付け基礎も強固にしなければならない、加工の際の衝撃が大きいため金型寿命が短い、駆動のために大きな動力を必要とする、製品にバリが出ることがあり後処理が面倒である等、連続した金型プレス機には種種問題がある。
しかしながら、一般に装置が大型であるため据え付けに広いスペースを必要とし、また据え付け基礎も強固にしなければならない、加工の際の衝撃が大きいため金型寿命が短い、駆動のために大きな動力を必要とする、製品にバリが出ることがあり後処理が面倒である等、連続した金型プレス機には種種問題がある。
そこで、本発明は上述のような課題を解決したものであって、装置が小型で衝撃力が小さく、しかも被加工物を精密に加工できるプレス装置を提案するものである。
上述の課題を解決するため、本発明においては、カム軸と、前記カム軸に複数取り付けられたカムと、前記カム軸を回転させるための駆動手段と、前記カムの回転によって金型を上下動するスライド機構と、前記スライド機構とスライド機構内に設けられた負荷調整機構とを有する。
また、前記ハウジングがカムの回転方向進行側に設けられているスライド機構によって保持されている。
また、前記ハウジングがカムの回転方向進行側に設けられているスライド機構によって保持されている。
本発明によると、装置が小型で衝撃力が小さく、しかも被加工物を精密に加工でき、カムの噛み込みも防止できて、安定して動作するプレス装置を提供することができる。
本発明の実施の形態の一例を図1、図2を参照して詳細に説明する。
図1に示すものは本発明の一実施例であって、プレス装置の正面図を示している。
図にはプレス装置1と材料供給装置2が示されている。材料供給装置2には薄板状の帯状鉄板材がロール状に巻かれており、材料供給装置2から材料3がプレス装置1に供給される。本実施例ではプレス装置1には3個の金型41(抜き型),42(曲げ型),43(抜き型)が材料3の移送方向に沿って取り付けられており、最大5個の金型が搭載できる。
図1に示すものは本発明の一実施例であって、プレス装置の正面図を示している。
図にはプレス装置1と材料供給装置2が示されている。材料供給装置2には薄板状の帯状鉄板材がロール状に巻かれており、材料供給装置2から材料3がプレス装置1に供給される。本実施例ではプレス装置1には3個の金型41(抜き型),42(曲げ型),43(抜き型)が材料3の移送方向に沿って取り付けられており、最大5個の金型が搭載できる。
プレス加工を行うための動力は、モータ11から減速機12へベルト13で伝達された後、ギア14a、ギア14bへと伝達されて、ギア14bに直結されているカム軸15が回転する。カム軸15が一回転すると、カム軸15に固着されているカム16a、b、c、d、e、fも一回転して、全ての工程が終了するように構成されている。材料3はプレス装置1に設けられているスプロケット送り機17によって1工程分ずつ間欠的に送られる。図示されていないが、カム16aには材料3へ注油するためのディスペンサが取り付けられるようになっている。
次に本実施例の要部であるプレス装置1について図2に基づいて説明する。
曲げ金型4の負荷調整機構を示す図で、カム軸15に取り付けられているカム16を図中矢印a方向に回転させることによって、カムフォロア51を介してハウジング52が押されると、金型4の上型が下に押されてプレス加工されるように構成されている。ハウジング52はプレス装置1に取り付けられているスライダユニット55によって上下動可能に保持されている。ハウジング52内部には荷重回避用コイルスプリング6が内蔵されており、円筒状のメタル53がコイルスプリング6を加圧した状態でハウジング52にストッパ部材56によってネジ止めされている。ボルト57は荷重回避用コイルスプリング6のたわみ量を調整することで、金型4に負荷される荷重を調整することができる。
曲げ金型4の負荷調整機構を示す図で、カム軸15に取り付けられているカム16を図中矢印a方向に回転させることによって、カムフォロア51を介してハウジング52が押されると、金型4の上型が下に押されてプレス加工されるように構成されている。ハウジング52はプレス装置1に取り付けられているスライダユニット55によって上下動可能に保持されている。ハウジング52内部には荷重回避用コイルスプリング6が内蔵されており、円筒状のメタル53がコイルスプリング6を加圧した状態でハウジング52にストッパ部材56によってネジ止めされている。ボルト57は荷重回避用コイルスプリング6のたわみ量を調整することで、金型4に負荷される荷重を調整することができる。
メタル53は内側に形成されネジ溝と、金型4に接続されているシャンク54に形成されている雄ねじによって金型の高さ調整可能にされている。金型4を閉めたときにコイルスプリング6による荷重以上がかかると、メタル53はハウジング52内で図中上方向に移動することができるようになっている。メタル53を移動可能に形成することによって、カム16による押し下げ量が金型4のストローク以上になった場合でもカム16と金型4の突っ張りによる噛み込みを防止することができる負荷調整機構が設けられている。抜き型には大きな加工力が必要となるため、この負荷調整機構は不要となり、ハウジング52とシャンク54を直結すれば良い。
また、カム16の回転方向進行側にスライダユニット55を設けることによって、金型に偏荷重を加えないので加工時の精度に影響を与えず、ハウジング52の上下動をスムーズに行わせることができる。
次に、本実施例の動作について説明する。
カム軸15には複数のカム16a、b、c、d、e、fが取り付けられており、それぞれが時間差をおいて動作するようにされている。この場合同時に加工する時に比べてモータ11のトルクを少なく設定することができる。カム16によって加工タイミングを決めることができるので、抜き加工は短時間で行い、曲げ加工は時間をかけて行うなどのように、それぞれ設定することができる。このように必要な駆動力を分散できる特徴があり、カム16の割付を変更することで抜き、曲げ力を変えることが可能である。
カム軸15には複数のカム16a、b、c、d、e、fが取り付けられており、それぞれが時間差をおいて動作するようにされている。この場合同時に加工する時に比べてモータ11のトルクを少なく設定することができる。カム16によって加工タイミングを決めることができるので、抜き加工は短時間で行い、曲げ加工は時間をかけて行うなどのように、それぞれ設定することができる。このように必要な駆動力を分散できる特徴があり、カム16の割付を変更することで抜き、曲げ力を変えることが可能である。
図1のプレス装置においてはカムが360度回転する間に金型41,42,43は1回でプレス加工が終了するように設定されている。また、カムの加工タイミングをずらすことによってそれぞれの金型で材料との位置決めが行えるため、加工精度にバラツキが発生しないようにすることができる利点もある。
1 プレス装置
2 材料送り装置
3 材料
4 金型
11 モータ
15 カム軸
16 カム
51 カムフォロア
52 ハウジング
53 メタル
54 シャンク
55 スライダユニット
2 材料送り装置
3 材料
4 金型
11 モータ
15 カム軸
16 カム
51 カムフォロア
52 ハウジング
53 メタル
54 シャンク
55 スライダユニット
Claims (2)
- カム軸と、前記カム軸に複数取り付けられたカムと、
前記カム軸を回転させるための駆動手段と、
前記カムの回転によって金型を上下動するスライド機構と、
前記スライド機構とスライド機構内に設けられた負荷調整機構とを有することを特徴とするプレス装置。 - 前記ハウジングがカムの回転方向進行側に設けられているスライド機構によって保持されていることを特徴とする請求項1記載のプレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007130573A JP2008284573A (ja) | 2007-05-16 | 2007-05-16 | プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007130573A JP2008284573A (ja) | 2007-05-16 | 2007-05-16 | プレス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008284573A true JP2008284573A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40144792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007130573A Pending JP2008284573A (ja) | 2007-05-16 | 2007-05-16 | プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008284573A (ja) |
-
2007
- 2007-05-16 JP JP2007130573A patent/JP2008284573A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7229380B2 (en) | Power transmission device and plate-material feeding apparatus incorporating thereinto the same | |
EP2055402B1 (en) | Sheet material feeding apparatus | |
CN207533745U (zh) | 一种薄板冲压机 | |
US9701084B2 (en) | Press machine | |
US20080028817A1 (en) | Servo-driven cupping press | |
WO2018073930A1 (ja) | 熱交換器用フィン成形体の搬送装置 | |
CN102363190B (zh) | 一种滤清器内护网自动冲孔送料机 | |
JP6351664B2 (ja) | プレス機械 | |
KR101964041B1 (ko) | 밴딩장치 및 이를 포함하는 포밍장치 | |
JP2008284573A (ja) | プレス装置 | |
JP6618723B2 (ja) | 送り装置およびプレス装置ユニット | |
TW202126413A (zh) | 板材切斷裝置 | |
JP5741953B2 (ja) | 抜き加工装置 | |
RU2341372C2 (ru) | Листоштамповочный пресс-автомат | |
JP2010194581A (ja) | プレス装置 | |
KR20100000714U (ko) | 롤포밍 이송 프레스 절단기 | |
CN215697467U (zh) | 一种方便更换夹具的数控冲床 | |
JPH11314198A (ja) | トランスファプレス | |
JP2005305529A (ja) | トランスファプレス | |
WO2022071134A1 (ja) | 加工ラインシステム | |
JP5034737B2 (ja) | プレス機 | |
JP2002331328A (ja) | 線材供給装置 | |
JP2536808Y2 (ja) | 多段式圧造成形機のパンチ調整装置 | |
JP2008194950A (ja) | ロールプレス装置 | |
RU1803338C (ru) | Узел креплени штамповочного инструмента |