JP2002331328A - 線材供給装置 - Google Patents

線材供給装置

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JP2002331328A
JP2002331328A JP2001136882A JP2001136882A JP2002331328A JP 2002331328 A JP2002331328 A JP 2002331328A JP 2001136882 A JP2001136882 A JP 2001136882A JP 2001136882 A JP2001136882 A JP 2001136882A JP 2002331328 A JP2002331328 A JP 2002331328A
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芳一 阪村
Norio Kurokawa
則夫 黒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 往復動式に線材を切断するカッターに線材を
供給する線材供給装置において、カッター往動による線
材切断後、カッターの復動時に、供給元線材の切断面に
擦傷をつけない線材供給装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 所定の送りローラと一体回転するラチェ
ットギヤ60と、該ラチェットギヤ60に係合、離脱す
る爪部材64と、所定送りローラに対して相対回転可能
に支持されて爪部材64を支持するレバー部材61と、
線材X供給時には爪部材64をラチェットギヤ60から
離脱させ、線材Xの非供給状態で爪部材64をラチェッ
トギヤ60に係合させるシリンダ65と、カッターによ
る線材X切断動作の終了直後に、爪部材64がラチェッ
トギヤ60に係合している状態で、レバー部材61を送
りローラの線材X供給方向と反対方向に所定量揺動させ
るシリンダ66とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送りローラの間欠
回転によって供給された線材を往復動するカッターによ
り切断する線材供給装置に関し、金属塑性加工の技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】ボルトやナット或はその他の各種部品類
を製造する際に用いられる圧造成形機は、機台の側部よ
り供給された素材を、相対向するダイとパンチとを備え
た圧造ステーションで粗から精に段階的に圧造加工する
ことにより所定形状の製品を連続して製造するものであ
るが、該圧造成形機では、上記の機台の側部にバー材か
らなる線材もしくはコイル状に巻回されている線材をセ
ットし、該線材を挟持して回転する1段または複数段の
送りローラ対によって線材切断装置に供給すると共に、
この線材を線材切断装置側で先端から順次一定寸法に切
断し、これを素材として、圧造ステーションに搬入する
ように構成されている。
【0003】そして、一般的に、この線材切断装置は、
線材を供給するクイルと、該クイルの先端部で往復摺動
するカッターにより構成されており、クイル前端部から
突出してきた線材の先端が該クイルの前方に配設された
ストッパに当接された状態のときに、カッターがクイル
前端部に沿って往動することによりこの線材を切断する
ように構成されている。そして、一定寸法に切断された
素材は、上述の通り圧造ステーションに搬入されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、線材
は、その先端部が線材切断装置のクイル内に留まって、
切断面がカッターの刃面に接触した状態となっていると
共に、切断面には切断時に形成された例えばバリのよう
な小さな突起が生じて、カッターの刃面とクイル表面と
の間に挟み込まれた状態になっている。
【0005】そのときに、カッターが復動し始めると、
カッターは、線材の切断面がカッターの刃面に接触した
状態であるので、前述のバリのような突起をカッターの
刃面と線材の切断面との間に挟み込んだ状態で復動方向
に引き摺ることとなる。
【0006】この結果、線材の切断時に、線材の切断面
に擦傷が生じると共に、この擦傷が製品表面に残って製
品品質の低下を招く虞があった。
【0007】そこで、本発明は、往復動式に線材を切断
するカッターに線材を供給する線材供給装置において、
カッター往動による線材切断後、カッターの復動時に、
線材の切断面に擦傷をつけない線材供給装置を提供する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
【0009】まず、本願の請求項1に記載の発明は、少
なくとも一対の相対向する送りローラによって線材を挟
持し、これら送りローラの間欠回転により、該線材を往
復動式カッターに供給する線材供給装置であって、上記
送りローラのうちの所定のローラの軸上に該ローラに対
して相対回転可能に逆駆動部材が備えられていると共
に、該ローラと逆駆動部材との間に、該ローラの線材供
給方向の回転を許容すると共に、逆駆動部材から該ロー
ラに反線材供給方向の回転力を伝達する逆駆動手段が設
けられ、かつ、上記カッターによる線材切断動作の終了
直後に、上記所定送りローラが反線材供給方向に所定量
回転するように、上記逆駆動部材を操作する逆駆動部材
操作手段が備えられていることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、少なくとも一対の相対
向する送りローラによって線材を挟持し、これら送りロ
ーラの間欠回転により、該線材を往復動式カッターに供
給する線材供給装置において、上記送りローラのうちの
所定のローラの軸上に該ローラに対して相対回転可能に
逆駆動部材を設け、該ローラと逆駆動部材との間に、該
ローラの線材供給方向の回転を許容すると共に、逆駆動
部材から該ローラに反線材供給方向の回転力を伝達する
逆駆動手段を設け、かつ、上記カッターによる線材切断
動作の終了直後に、上記所定送りローラが反線材供給方
向に所定量回転するように、上記逆駆動部材を操作する
逆駆動部材操作手段を設けたので、上記カッターによる
線材切断動作の終了直後に、線材がカッターから離れる
方向に移動して、線材の切断面とカッターとの間に隙間
が生じることとなる。
【0011】その結果、カッターが復動するときに、線
材の切断面と接触することがなくなり、線材切断時に生
じた異物とカッターとがカッターの復動時に接触するこ
とがなくなって、線材の切断面に擦傷が生じるようなこ
とがなくなる。
【0012】また、線材の供給方向に送りローラが回転
することは許容されているため、カッターへの線材供給
に支障が生じることはない。
【0013】そして、本願の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の発明において、逆駆動手段は、所定送
りローラに該ローラと一体回転するように設けられたラ
チェットギヤと、該ラチェットギヤに対し、これを所定
送りローラの反線材供給方向に回転させるように係合す
る爪部材と、上記送りローラによる線材供給時には爪部
材をラチェットギヤから離脱させ、線材の非供給状態で
爪部材をラチェットギヤに係合させる爪部材駆動手段と
で構成されていることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、逆駆動手段は、所定送
りローラに該ローラと一体回転するように設けられたラ
チェットギヤと、該ラチェットギヤに対し、これを所定
送りローラの反線材供給方向に回転させるように係合す
る爪部材と、上記送りローラによる線材供給時には爪部
材をラチェットギヤから離脱させ、線材の非供給状態で
爪部材をラチェットギヤに係合させる爪部材駆動手段と
で構成されているので、爪部材駆動手段により爪部材を
ラチェットギヤに係合させて、該ラチェットギヤを所定
送りローラの反線材供給方向に回転させることにより、
送りローラが反線材供給方向にラチェットギヤと一体回
転することとなる。また、線材供給時には、上記爪部材
は、爪部材駆動手段によりラチェットギヤから離脱した
状態とされるため、送りローラの線材供給方向の回転を
阻止しない。
【0015】そして、本願の請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の発明において、逆駆動手段は、所定送
りローラの線材供給方向の回転を許容すると共に、逆駆
動部材から該ローラに反線材供給方向の回転力を伝達す
るワンウェイクラッチであることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、逆駆動手段は、所定送
りローラの線材供給方向の回転を許容すると共に、逆駆
動部材から該ローラに反線材供給方向の回転力を伝達す
るワンウェイクラッチであるから、逆駆動部材が反線材
供給方向に回転したときに、上記ローラに回転力が伝達
されて、該ローラが反線材供給方向に回転することとな
る。また、線材供給時には、送りローラの線材供給方向
の回転が許容されているため、送りローラが線材供給方
向に回転するのが阻止されない。
【0017】そして、本願の請求項4に記載の発明は、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明におい
て、逆駆動部材はレバー部材であって、逆駆動部材操作
手段は、サーボモータと、該サーボモータによって駆動
されて上記レバー部材を揺動させるカム機構とで構成さ
れていることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、逆駆動部材はレバー部
材であって、該レバー部材が、サーボモータによって駆
動されるカム機構を介して揺動されるため、レバー部材
の揺動タイミングの調整が緻密かつ容易になる。
【0019】次に、本願の請求項5に記載の発明は、請
求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、
逆駆動部材はレバー部材であって、逆駆動部材操作手段
は、上記レバー部材を揺動させるシリンダであることを
特徴とする。
【0020】この発明によれば、逆駆動部材はレバー部
材であって、該レバー部材がシリンダにより揺動される
ため、構成が簡素化される。また、シリンダの駆動量を
調整することにより上記レバー部材の揺動量の調整が可
能となると共に、シリンダの作動タイミングを調整する
ことにより、上記レバー部材の揺動タイミングの調整が
可能となる。
【0021】さらに、本願の請求項6に記載の発明は、
請求項1から請求項5に記載のいずれかの発明におい
て、往復ロッドによりワンウェイクラッチ及びローラ駆
動軸を介して送りローラを間欠回転させるように構成さ
れ、かつ、上記ローラ駆動軸に摺接して、該駆動軸の線
材供給方向の回転を許容すると共に反線材供給方向の回
転を阻止する制動部材が備えられた構成において、該制
動部材及びこれを固定する固定部材のいずれか一方に設
けられた穴と、他方に立設されて上記穴に間隙を設けて
挿入されたピン部材とで構成されて、上記ローラ駆動軸
の反線材供給方向の回転を所定量許容する逆転許容手段
が備えられていることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、往復ロッドによる往復
動が、ワンウェイクラッチにより、ローラ駆動軸の片方
向の回転に変換されて、送りローラを同一方向にのみ間
欠回転させることとなる。駆動軸は、制動部材により該
制動部材に対する反線材供給方向の回転が摩擦力によっ
て阻止され、線材供給方向への回転が摩擦力に抗して許
容されることとなる。
【0023】また、制動部材及びこれを固定する固定部
材のいずれか一方に設けられた穴に、他方に立設された
ピン部材が、間隙を設けて挿入されているので、制動部
材は、固定部材に対してこの間隙の分だけいずれの回転
方向にも回動可能となる。
【0024】その場合に、線材供給方向へのローラ駆動
軸の回転開始時には、ローラ駆動軸は、該制動部材とロ
ーラ駆動軸との間の摩擦力に抗して回転し始め、その際
にこの摩擦力により制動部材を線材供給方向に引き摺り
ながら回転しようとする。そのときに、上記間隙は、後
述する理由により、穴における線材供給の回転方向にあ
るので、制動部材がこの間隙の分だけ上記摩擦力により
引き摺られて固定部材に対し線材供給方向に回転する。
そして、このときに、上記線材供給の回転方向の間隙が
消失して、線材供給の回転方向とは反対側に別の間隙が
形成される。
【0025】また、反線材供給方向への回転について
は、ローラ駆動軸は、反線材供給方向への回転が制動部
材により阻止されているが、前述の線材供給方向への回
転により、線材供給方向とは反対側に間隙が形成されて
いるので、制動部材と駆動軸とが一体で、固定部材に対
しこの間隙の分だけ反線材供給方向へ回転することが可
能となる。即ち、ローラ駆動軸は、制動部材に対しては
反線材供給方向の回転が、阻止されるが、固定部材に対
しては、上記隙間の分だけ、反線材供給方向に回転する
ことが許容されることとなる。
【0026】また、上述の反線材供給方向への回転後に
は、反線材供給の回転方向の間隙が消失して、反線材供
給の回転方向とは反対側、即ち線材供給の回転方向側の
間隙が形成されることとなる。従って、当該装置作動中
は、この線材供給方向の回転と、反線材供給方向の回転
とが交互に行なわれることにより、線材供給方向側の間
隙と、反線材供給方向側の間隙とが交互に形成されて、
駆動軸の反線材供給方向の回転が断続的に可能となる。
【0027】この結果、このローラ駆動軸の回転により
駆動される送りローラが、線材供給方向とは逆方向に上
記間隙に対応する分だけ断続的に回転するのが許容され
ることとなる。
【0028】さらに、本願の請求項7に記載の発明は、
請求項6に記載の発明において、逆転許容手段は、ピン
部材の断面が偏心されて、その偏心部の向きによって上
記ローラ駆動軸の反線材供給方向の回転の許容量が調整
可能とされていることを特徴とする。
【0029】この発明によれば、逆転許容手段はピン部
材の断面が偏心されて、その偏心部の向きによって上記
ローラ駆動軸の反線材供給方向の回転の許容量が調整可
能とされているので、その偏心部の向きを変えれば、ピ
ン部材と穴との間隙量、即ち上記ローラ駆動軸の反線材
供給方向の回転の許容量が調整される。即ち、線材の後
退量を調整することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
線材供給装置について説明する。
【0031】図1に示すように、この線材供給装置1
は、多段式圧造成形機2の側方に配設されており、この
多段式圧造成形機2に線材Xを供給するものである。
【0032】まず、多段式圧造成形機2について説明す
ると、多段式圧造成形機2における機台3の所定位置に
は、粗から精に至る複数個のダイ4…4が一定間隔に並
設されている。また、上記ダイ4…4の前方に位置し、
機台3に装備されたラム5の前面には、上記各ダイ4と
対向するように複数個のパンチ6…6が配設されてお
り、これら各対向するダイ4…4とパンチ6…6とで複
数の圧造ステーションが構成されている。
【0033】また、この多段式圧造成形機2は、図示し
ないが、例えばモータ等の単一の駆動源を備えており、
該駆動源の駆動力により作動する図示しないラム駆動機
構でラム5を上記ダイ4…4に対して前後動させること
により、前進時に該ラム5の前面に装備された各パンチ
6と、各ダイ4との間で素材を圧造加工するようになっ
ている。
【0034】そして、機台3の側部には、上記線材供給
装置1から供給される線材Xを多段式圧造成形機2に導
入する線材供給口7が設けられており、該供給口7を通
って供給された線材Xは、管部材8、ダイ4…4の並設
方向に配設されたクイル9を通ってストッパ10に当接
し、上記駆動源の駆動力により作動する図示しないカッ
ター駆動機構により上記ラム5に同期して、クイル9の
前端面に摺接した状態でダイ4…4の並設方向に往復動
するカッター11により、所定寸法に切断されるように
なっている。
【0035】一方、線材供給装置1は、図1、図2、図
3に示すように、架台21に回動可能に支持された複数
のローラ軸22…22の一端に取り付けられた上下一対
の送りローラ23、23からなる複数段(図例では2
段)の送りローラ対を有しており、これらの送りローラ
23…23の外周に設けられた溝部23aで、線材Xを
上下から挟持するとともに、次に述べる駆動機構24に
よりこれらの送りローラ23…23を回転させて上記多
段式圧造成形機2に線材を供給するように構成されてい
る。
【0036】即ち、上記送りローラ23…23の下方に
は、この送りローラ23…23を間欠駆動する駆動機構
24が設けられている。該駆動機構24は、架台21に
回動可能に支持されたローラ駆動軸25と、該ローラ駆
動軸25の一端に取り付けられて該駆動軸25に片方向
の回転のみ動力を伝達するワンウェイクラッチ26と、
該ワンウェイクラッチ26に固定されるとともに、この
駆動軸25を中心として回動可能とされた駆動レバー2
7とを有し、多段式圧造成形機2の上記駆動源の駆動力
によりパンチ6の進退に同期して作動する図示しない線
材供給装置駆動機構に連結されたコンロッド28によ
り、上記駆動レバー27が、A方向に揺動されたとき
に、ワンウエイクラッチ26により動力が駆動軸25に
伝達されて、これにより該駆動軸25をA方向にのみ間
欠的に回転させるように構成されている。
【0037】また、この駆動軸25には、該駆動軸25
と一体的に回動する駆動ギア29が駆動レバー27に隣
接して取り付けられている。また、上記ローラ軸22…
22には、該ローラ軸22…22と一体的に回動可能と
されたローラギア30…30が取り付けられており、上
下で一対のローラギア30、30が互いに噛合されてい
る。そして、この駆動ギア29と、下側のローラギア3
0、30とがさらに噛合されており、これにより、駆動
軸25の回転がローラ軸22…22に伝達され、送りロ
ーラ23…23を間欠回転可能としている。
【0038】また、この駆動軸25の駆動レバー27が
挿通されているのとは反対側の端部には、この駆動軸2
5の線材供給方向であるA方向の回動を許容すると共
に、A方向とは逆方向への回転を阻止する制動部材42
が、駆動軸25に固定された摺接部材41を介して挿通
されており、この制動部材42の制動材42aと摺接部
材41との間の摩擦により制動効果が生じるようになっ
ている。
【0039】さらにこの駆動軸25には、上記制動部材
42のフランジ部材43と、これを固定する固定部材4
4とが挿通されており、フランジ部材43が上記制動部
材42に複数のボルト部材45…45で固定されるとと
もに、固定部材44が架台21に複数のボルト部材46
…46で固定されている。
【0040】また、フランジ部材43及び固定部材44
には、駆動軸25と平行に設けられた複数対の穴部47
…47、48…48が設けられ、いずれの穴部47、4
8にもボルト部材49が挿入可能とされているが、いず
れかの一対の穴部47、48にのみ、偏心ブッシュ50
が挿通された状態でボルト部材49が挿入され、その先
端部が固定部材44に噛合されている。
【0041】その場合に、フランジ部材43の穴部47
は、図4に示すように、その内径xが偏心ブッシュ50
の外径y1よりも大きくされて、フランジ部材43の穴
部47の内壁と偏心ブッシュ50の外壁との間に間隙z
1を有している。
【0042】これにより、フランジ部材43が、固定部
材44に対して、この間隙zの分だけ駆動軸25を中心
として回動可能とされている。
【0043】その場合に、線材供給方向へのローラ駆動
軸25の回転時には、ローラ駆動軸25は、制動部材4
2とローラ駆動軸25との間の摩擦力に抗して回転し始
め、その際にこの摩擦力により制動部材42を線材供給
の回転方向に引き摺ろうとする。そのときに、上記間隙
z1は、穴部47における線材供給の回転方向にあるの
で、この間隙z1の分だけ制動部材42が上記摩擦力に
より引き摺られて固定部材44に対し線材供給方向に回
転する。即ち、上記線材供給の回転方向の間隙z1が消
失して、線材供給の回転方向とは反対側に間隙z1と同
じ大きさの間隙z1′が形成されることとなる。
【0044】また、反線材供給方向への回転について
は、ローラ駆動軸25は、反線材供給方向の回転が制動
部材42により阻止されているが、前述の線材供給方向
への回転により、線材供給方向とは反対側に間隙z1′
が形成されているので、制動部材42と駆動軸25とが
一体で、固定部材44に対しこの間隙z1′の分だけ反
線材供給方向へ回転することが可能となる。即ち、ロー
ラ駆動軸25は、制動部材42に対しては反線材供給方
向の回転が、阻止されるが、固定部材44に対しては、
上記隙間z1′の分だけ、反線材供給方向に回転するこ
とが許容されることとなる。
【0045】また、上述の反線材供給方向の回転によ
り、反線材供給の回転方向の間隙z1′が消失して、反
線材供給の回転方向とは反対側、即ち線材供給の回転方
向側の間隙z1が再度形成されることとなる。従って、
当該装置1作動中は、この線材供給方向の回転と、反線
材供給方向の回転とが交互に行なわれることにより、線
材供給方向側の間隙z1と、反線材供給方向側の間隙z
1′とが交互に形成されて、駆動軸25の反線材供給方
向の回転が断続的に可能となる。
【0046】したがって、このローラ駆動軸25を介し
て回転される送りローラ23…23が反線材供給方向に
上記隙間z1′の分だけ回転することが、許容されるこ
ととなる。
【0047】なお、この偏心ブッシュ50の偏心部50
aを例えば図4のように90°回転させて、回動方向の
外径をy2′に変更すれば、偏心部50aと穴部47と
の隙間がz2′に変更されて、駆動軸25の逆回転の許
容量を調整することができる。
【0048】一方、図2、図3に示すように、ローラ軸
22の一つにはさらに、ローラギヤ30に隣接して、鋸
歯状の歯を有するラチェットギヤ60と、しゃもじ様の
形状とされたレバー部材61とが挿通されている。該ラ
チェットギヤ60は、上記ローラギヤ30に固定されて
おり、該ローラギヤ30と一体に回動するとともに、レ
バー部材61はローラ軸22に対して摺動可能即ち相対
回動可能とされている。
【0049】また、レバー部材61の中間付近には、ロ
ーラ軸22に平行に設けられた支軸62を中心として揺
動可能とされた揺動部材63が設けられており、該揺動
部材63の一端にラチェットギヤ60と係合する爪部材
64が固定されている。
【0050】また、上記揺動部材63における爪部材6
4が取り付けられた側とは反対側の端部には、上記揺動
部材63を揺動させるシリンダ65のピストン65aが
連結されるとともに、該シリンダ65の反対側の端部6
5bが、レバー部材61の下端の突出部61aに連結さ
れている。そして、このシリンダ65が作動することに
より、上記揺動部材63をB方向に回転させて、爪部材
64が上記ラチェッギヤ60に係合されるようになって
いる。
【0051】また、このレバー部材61の下端部61b
には、このレバー部材61を上方に移動させるシリンダ
66のピストン66aが連結されている。そして、上記
爪部材64が上記ラチェットギヤ60に係合された状態
で、このシリンダ66が作動することにより、上記レバ
ー部材61が上方に移動して、ラチェットギヤ60を反
線材供給方向に回転させ、このラチェットギヤ60と一
体的に回転するローラギヤ30及び送りローラ23が反
線材供給方向に回転されるように構成されている。
【0052】なお、シリンダ66の駆動量を調整するこ
とにより、レバー部材61の揺動量の調整が可能である
と共に、シリンダの駆動タイミングを調整することによ
り、レバー部材61の揺動タイミングの調整が可能であ
る。
【0053】また、架台21の上方には、一対の送りロ
ーラ23、23に線材を挟持させるときに、上段側ロー
ラ23、23と、下段側ローラ23、23との上下の間
隔aを空気圧により広くさせる2組のローラ間隔調節機
構70、70が配設されている。該ローラ間隔調節機構
70は、架台21上方に配設された空気タンク71と、
該空気タンク71の内部で上下に昇降可能なピストン7
2と、該ピストン72を上方に付勢するバネ部材73、
73と、上記ピストン72の中央に固定されて、空気タ
ンク71の底面を下方に突き抜ける円筒部材74とを有
している。
【0054】また、架台21の内部には、上段側の送り
ローラ23、23を支持する上段側支持部材75が配設
されており、下段側の送りローラ23、23を支持する
下段側支持部材76におけるローラギア30側の上部に
設けられたピン部材77により支持されると共に、上記
下段側支持部材76における送りローラ23側の上部に
配設されたバネ部材78により上方に付勢されている。
【0055】そして、上段側支持部材75における送り
ローラ23側の上部には、突出部材79が配設されて、
空気タンク71の脚部71aに揺動自在に支持された揺
動レバー80の下端に当接し、かつ該揺動レバー80の
先端部80aが円筒部材74の下端に当接している。
【0056】これによれば、空気タンク71内の空間8
1に空気が注入されると、空気圧により図示のようにピ
ストン72が押し下げされた状態となり、そのとき、円
筒部材74、揺動レバー80を介して、上記突出部材7
9が下方に押し付けられて、この結果、上段側支持部材
75に支持されているローラ軸22の一端に取り付けら
れた上段側の送りローラ23、23が下段側の送りロー
ラ23、23方向に押し下げされて、線材Xが挟持され
る。
【0057】反対に、空気タンク71内の空間81から
空気が抜かれると、空気圧よりもバネ部材73の上方へ
付勢する力の方が大きくなって、ピストン72が上方に
押し上げられる。この結果、上段側支持部材75がバネ
部材78により押し上げられて、上段側のローラ23、
23と、下段側のローラ23、23との間隔aが広くな
り、線材Xを一対の送りローラ23、23の側方から、
これらのローラ23、23の上下に対向する溝に挿入す
ることが可能となる。
【0058】次に、この線材供給装置1の作用につい
て、図5を加えて説明する。
【0059】まず、前述の図示しない線材供給装置駆動
機構に連結されたコンロッド28が往動して、駆動レバ
ー27がA方向に揺動されると、ワンウェイクラッチ2
6により回転が駆動軸25に伝達されて、駆動軸25及
び駆動ギア29がA方向に回転すると共に、この駆動ギ
ア29に噛合された下側のローラギヤ30、30がC方
向に回転するとともに、さらにこの下側のローラギヤ3
0、30に噛合された上側のローラギヤ30、30もC
方向に回転する。そのときに、ローラ軸22…22にお
けるこれらのローラギヤ30…30とは反対側の端部の
送りローラ23…23が上記送りローラギヤ30…30
とそれぞれ同じ方向に回転して、これにより、線材Xが
D方向に供給されることとなる。
【0060】そのときに、線材Xは、多段式圧造成形機
2の線材供給口7、管部材8、及びクイル9を通って供
給され、その先端部がストッパ10に当接することによ
り停止するが、送りローラ23…23は、線材Xを確実
に当接させるためにその後しばらく線材Xとスリップし
ながら回転を継続したのちに停止する。
【0061】そして、送りローラ23…23の停止後、
カッター11がクイル9前端面で往動して、線材Xが切
断される。
【0062】また、送りローラ23…23の停止後、線
材X切断完了までの間に、シリンダ65が作動し、爪部
材64をB方向に回動させてラチェットギヤ60に係合
させる。そして、線材Xの切断が完了してカッター11
の往動が完了した後で、かつ、カッター11が復動し始
める前までに、シリンダ66が作動してt1〜t2の間
レバー部材61を上方(E方向)に回動させる。即ち、
ラチェットギヤ30が線材供給時の回転方向であるC方
向とは反対のF方向に回動され、これにより送りローラ
対23…23が同様にF方向に回動されて、線材Xが線
材供給方向であるD方向とは反対のG方向に戻されるこ
ととなる。
【0063】その後、図6に示すように、カッター11
がH方向に復動し始めるが、線材Xの切断面X1は上記
の通り既にカッター11の刃面から離れた状態となって
いるため、復動時に線材Xの切断面X1がカッター11
の刃面でこすられることがなくなる。
【0064】これにより、カッター11の復動時に、線
材Xの切断面X1にこすり傷がつくようなことがなくな
り、最終製品の品質を落とすようなことがなくなる。
【0065】そして、上記爪部材64は、送りローラ2
3…23が再度線材供給方向に回転し始める前までに、
ラチェットギヤ60との係合が解除される。
【0066】そして、コンロッド28が再度A方向に往
動を開始すると、駆動軸25が前述の通り、B方向に回
動するが、そのときに、摺接部材41と制動部材42と
の摩擦により、制動部材42及びフランジ部材43がA
方向に上記隙間z1の分だけ回転して、A方向とは逆方
向に回転するための上記隙間z1′が再度形成されるこ
ととなる。
【0067】また、偏心ブッシュ50の取り付け状態が
変更可能とされているため、線材Xの種類に応じて、上
記偏心ブッシュ50の取り付け状態を変更することによ
り、線材Xに応じて適切な後退量に設定することが可能
となる。
【0068】尚、上記実施の形態では、レバー部材61
は、シリンダ66により駆動されているが、図7に示す
ようにサーボモータ91によりカム機構を介して駆動す
ることも可能である。その場合に、このサーボモータ9
1の駆動軸92の一端には、カム93が取り付けられて
おり、このカム93がレバー部材61′の下端に回動自
在に支持されたローラ部材94に摺動しながら回転する
ことにより、ローラ部材94を介してレバー部材61′
を揺動するように構成されている。その場合に、このレ
バー部材61′の下端と、架台21の側部に取り付けら
れた支持部材95とに支持されたバネ部材96が備えら
れており、これにより、ローラ部材94をカム部材93
に対して付圧するようになっている。また、サーボモー
タ91の作動タイミングを調整することにより、送りロ
ーラ23…23の反線材供給方向への回動タイミングを
調整することが可能である。
【0069】また、図示しないが、ラム5を駆動する図
示しないモータから回転を取り出して、例えばチェーン
等で上記カム93の駆動軸に伝達し、これにより、レバ
ー部材61’をラム5の進退に同期して作動させること
も可能である。これによれば、カッター11もラム5と
同じ上記モータから駆動力を取り出しているため、カッ
ター11とレバー部材61′も精度よく同期して作動す
ることとなる。
【0070】また、上記実施の形態では、偏心ブッシュ
50の平面形状は、偏心した楕円状の部材としたが、円
状の部材であるとか、径を変更する等、製品及び作業内
容に応じて随時設定すればよい。
【0071】また、爪部材64のラチェットギヤ60へ
の係合タイミングは、図5のタイミングに固定されるも
のではなく、送りローラ23が供給方向に回転していな
いときで、かつカッター11が復動し始める前という条
件を満足するように設定すればよい。
【0072】なお、上記実施の形態では、逆駆動手段と
してラチェットギヤ60と、爪部材64と、シリンダ6
5を用いる構成としたが、これらのかわりにワンウェイ
クラッチを、所定ローラ23のローラ軸22に設けて、
送りローラ23…23の線材供給方向の回転を許容する
と共に、レバー部材61から所定送りローラ23に反線
材供給方向の回転力を伝達するように構成してもよい。
これによっても、上記実施の形態と同様に、線材を反線
材供給方向へ移動させて、カッターの刃面と線材の切断
面との間に隙間を形成することができる。
【0073】また、本願では、線材Xの切断面の品質の
向上を目的に、上記実施の形態に記載の構成としている
が、さらに品質の向上を図るために、クイル9に次のよ
うな対策を行なうことも可能である。
【0074】まず、図6に示すように、このクイル9に
は、複数の穴9a…9aが設けられて、これらの穴の中
に水を通すことが可能とされている。これによれば、ク
イル9及び線材Xは、それぞれの摩擦により発熱する
が、これをこの水により冷却することが可能となり、こ
の結果、熱による線材Xの品質劣化を防ぐことが可能と
なる。
【0075】また、図8に示すように、このクイル9′
には、スプレー管101が挿通されており、その近傍に
スプレー装置102が配設されるとともに、クイル9′
の線材供給穴9a′の前端部近傍の周囲にスプレー口9
b′が設けられている。これによれば、線材Xに潤滑剤
等をスプレーすることにより、線材Xとクイル9′の線
材供給穴9a′との間の摩擦による線材Xの切断面X1
及び側面X2の劣化が抑制されるとともに、カッター1
1′による線材X切断時の摩擦による線材Xの劣化を抑
制することが可能となる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、往復動
式に線材を切断するカッターに線材を供給する線材供給
装置において、カッター往動による線材切断後、カッタ
ーの復動時に、線材の切断面に擦傷をつけない線材供給
装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る線材供給装置の概略平面図であ
る。
【図2】 同線材供給装置の正面図である。
【図3】 図2のY−Y線による断面図である。
【図4】 フランジ部材43における穴部47周辺のZ
方向からの矢視図である。
【図5】 本発明に係る線材供給装置の動作概要を示す
タイムチャート図である。
【図6】 カッター周辺の要部水平断面図である。
【図7】 本発明に係る線材供給装置の第2の実施の形
態の正面図である。
【図8】 クイルにスプレー手段を設けた場合のクイル
周辺の要部水平断面図である。
【符号の説明】
1 線材供給装置 11 カッター 22 ローラ軸 23 送りローラ 25 ローラ駆動軸 26 ワンウェイクラッチ 28 コンロッド(往復ロッド) 42 制動部材 43 フランジ部材 44 固定部材 49 ボルト部材(ピン部材) 60 ラチェットギヤ 61 レバー部材(逆駆動部材) 64 爪部材 65 シリンダ(爪部材駆動手段) 66 シリンダ(逆駆動部材操作手段) 91 サーボモータ 93 カム(カム機構) X 線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F109 AA09 BA01 CA03 4E070 CA03 CA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の相対向する送りローラ
    によって線材を挟持し、これら送りローラの間欠回転に
    より、該線材を往復動式カッターに供給する線材供給装
    置であって、上記送りローラのうちの所定のローラの軸
    上に該ローラに対して相対回転可能に逆駆動部材が備え
    られていると共に、該ローラと逆駆動部材との間に、該
    ローラの線材供給方向の回転を許容すると共に、逆駆動
    部材から該ローラに反線材供給方向の回転力を伝達する
    逆駆動手段が設けられ、かつ、上記カッターによる線材
    切断動作の終了直後に、上記所定送りローラが反線材供
    給方向に所定量回転するように、上記逆駆動部材を操作
    する逆駆動部材操作手段が備えられていることを特徴と
    する線材供給装置。
  2. 【請求項2】 逆駆動手段は、所定送りローラに該ロー
    ラと一体回転するように設けられたラチェットギヤと、
    該ラチェットギヤに対し、これを所定送りローラの反線
    材供給方向に回転させるように係合する爪部材と、上記
    送りローラによる線材供給時には爪部材をラチェットギ
    ヤから離脱させ、線材の非供給状態で爪部材をラチェッ
    トギヤに係合させる爪部材駆動手段とで構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の線材供給装置。
  3. 【請求項3】 逆駆動手段は、所定送りローラの線材供
    給方向の回転を許容すると共に、逆駆動部材から該ロー
    ラに反線材供給方向の回転力を伝達するワンウェイクラ
    ッチであることを特徴とする請求項1に記載の線材供給
    装置。
  4. 【請求項4】 逆駆動部材はレバー部材であって、逆駆
    動部材操作手段は、サーボモータと、該サーボモータに
    よって駆動されて上記レバー部材を揺動させるカム機構
    とで構成されていることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の線材供給装置。
  5. 【請求項5】 逆駆動部材はレバー部材であって、逆駆
    動部材操作手段は、上記レバー部材を揺動させるシリン
    ダであることを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れかに記載の線材供給装置。
  6. 【請求項6】 往復ロッドによりワンウェイクラッチ及
    びローラ駆動軸を介して送りローラを間欠回転させるよ
    うに構成され、かつ、上記ローラ駆動軸に摺接して、該
    駆動軸の線材供給方向の回転を許容すると共に反線材供
    給方向の回転を阻止する制動部材が備えられた構成にお
    いて、該制動部材及びこれを固定する固定部材のいずれ
    か一方に設けられた穴と、他方に立設されて上記穴に間
    隙を設けて挿入されたピン部材とで構成されて、上記ロ
    ーラ駆動軸の反線材供給方向の回転を所定量許容する逆
    転許容手段が備えられていることを特徴とする請求項1
    から請求項5のいずれかに記載の線材供給装置。
  7. 【請求項7】 逆転許容手段は、ピン部材の断面が偏心
    されて、その偏心部の向きによって上記ローラ駆動軸の
    反線材供給方向の回転の許容量が調整可能とされている
    ことを特徴とする請求項6に記載の線材供給装置。
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