JP2008284426A - ディスペンサノズルの清掃装置及び清掃方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノズル先端への樹脂の再付着を防止しつつ、ノズル先端を清掃する。
【解決手段】ノズル先端Scに付着した樹脂Fを除去する容器16を備え、当該容器16を樹脂の吐出方向回りに回転させる回転機構とを備えた。そして、容器16は、上端部16aと該上端部16aから下方に延びる壁部16bを有し、ノズル先端Scと上端部16aの相対移動によりノズル先端Scが上端部16aを横切る際にノズル先端Scに付着した樹脂Fと接触することで樹脂Fを除去し、ノズル先端Scを清掃する。ノズル先端Scの清掃に際し、回転機構は、容器16を所定角度α回転させることによって上端部16aに対してノズル先端Scが横切る位置を変位させることで、清掃によりノズル先端への樹脂の再付着を防止する。
【選択図】図2
【解決手段】ノズル先端Scに付着した樹脂Fを除去する容器16を備え、当該容器16を樹脂の吐出方向回りに回転させる回転機構とを備えた。そして、容器16は、上端部16aと該上端部16aから下方に延びる壁部16bを有し、ノズル先端Scと上端部16aの相対移動によりノズル先端Scが上端部16aを横切る際にノズル先端Scに付着した樹脂Fと接触することで樹脂Fを除去し、ノズル先端Scを清掃する。ノズル先端Scの清掃に際し、回転機構は、容器16を所定角度α回転させることによって上端部16aに対してノズル先端Scが横切る位置を変位させることで、清掃によりノズル先端への樹脂の再付着を防止する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ディスペンサノズルのノズル先端に付着した樹脂を除去するディスペンサノズルの清掃装置及び清掃方法に関するものである。
従来、エアの供給により液体を吐出(噴射)するディスペンサノズルにおいては、部品に液体を吐出させることで、当該液体を塗布(ディスペンス)させたり付着させたりする処理を行うものがある(例えば、特許文献1)。特許文献1では、基板上に形成された感光性膜に現像処理を行うために、該基板上に現像液をディスペンサノズルから吐出させて現像処理を行う現像装置が開示されている。特許文献1に記載の現像装置では、現像液の吐出後、現像液吐出ノズルの先端に吐出した現像液の一部が付着して残ったりすることで、次の吐出時に吐出される現像液に加えて前回の吐出時に先端に付着した現像液が基板上に供給される可能性があった。このため、特許文献1では、付着した現像液を除去する除去部材を備えている。そして、特許文献1では、現像液吐出ノズルから現像液を吐出させる際に、現像液吐出ノズルが除去部材上を通過することによりノズル先端の現像液が除去部材により掻き取られる。これにより、特許文献1では、ノズル先端の現像液を除去してから現像液が吐出されることになり、基板上に塗布される現像液の量が不均一になることを防止している。
また、ディスペンサノズルにおいては、高粘度の樹脂を塗布する場合、吐出後のエア残圧による樹脂の吐出や糸引きなどでノズル先端に少量の樹脂が残ったり、ノズル先端に付着した樹脂が半硬化してしまったりする可能性があるため、樹脂の吐出直前にノズル先端を清掃する必要がある。このため、従来においては、樹脂の吐出前又は吐出後に、スポンジなどによりノズル先端の樹脂を拭いとっていた。
特開平11−67622号公報
ところで、スポンジなどでノズル先端を拭き取って清掃する場合には、スポンジにノズル先端から拭き取った樹脂が付着して残ることとなる。このため、スポンジの同じ場所で繰り返しノズル先端を拭き取ると、却って、前回拭き取った樹脂をノズル先端に再付着させてしまう場合があった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ノズル先端への樹脂の再付着を防止しつつ、ノズル先端を清掃することができるディスペンサノズルの清掃装置、及び清掃方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ノズル先端の吐出口から樹脂を吐出して塗布するディスペンサノズルの清掃装置において、前記ノズル先端に付着した樹脂を除去する除去部材と、前記除去部材を、前記ディスペンサノズルにおける前記樹脂の吐出方向回りに回転させる回転機構と、を備え、前記除去部材は、上端部と該上端部から下方に延びる壁部を有し、前記ノズル先端と前記上端部の相対移動により前記ノズル先端が前記上端部を横切る際に前記ノズル先端に付着した樹脂と接触することで前記樹脂を除去し、前記回転機構は、前記除去部材を所定角度回転させることによって前記上端部に対して前記ノズル先端が横切る位置を変位させることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、ノズル先端の吐出口から樹脂を吐出して塗布するディスペンサノズルを、上端部と該上端部から下方に延びる壁部を有する除去部材を用いて清掃するディスペンサノズルの清掃方法であって、前記ノズル先端が前記上端部を横切るように前記ノズル先端と前記除去部材を相対移動させることにより前記ノズル先端に付着した樹脂と前記除去部材を接触させて前記樹脂を除去し、その後に前記除去部材を前記ディスペンサノズルにおける前記樹脂の吐出方向回りに所定角度回転させることにより前記上端部に対して前記ノズル先端が横切る位置を変位させることを要旨とする。
請求項1又は請求項3の発明によれば、ディスペンサノズルと除去部材とを接触させることにより、除去部材によってノズル先端に付着した樹脂を除去する。そして、回転機構を備えて、その回転機構で除去部材を所定角度回転させることにより、ディスペンサノズルと除去部材とが接触する位置を変位させる。このため、ディスペンサノズルを清掃する際には、前回の清掃時にディスペンサノズルと除去部材とが接触した位置とは異なる位置でディスペンサノズルと除去部材とを接触させることが可能となる。したがって、ディスペンサノズルと除去部材を接触させてノズル先端の清掃を行い、ノズル先端に付着した樹脂を除去する場合であっても、清掃時にノズル先端に樹脂が再付着することを防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のディスペンサノズルの清掃装置において、前記除去部材は、上方が開口した容器であることを要旨とする。
請求項2の発明によれば、除去部材を容器で構成したため、清掃時に除去した樹脂を除去部材内に溜めることができる。したがって、清掃装置周辺が樹脂によって汚れることを防止するとともに、除去した樹脂の片づけ作業を簡素化することができる。
請求項2の発明によれば、除去部材を容器で構成したため、清掃時に除去した樹脂を除去部材内に溜めることができる。したがって、清掃装置周辺が樹脂によって汚れることを防止するとともに、除去した樹脂の片づけ作業を簡素化することができる。
本発明によれば、ノズル先端への樹脂の再付着を防止しつつ、ノズル先端を清掃することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1及び図2は、ディスペンサノズルの清掃装置(以下、「清掃装置」と示す)10を示す。
図1及び図2は、ディスペンサノズルの清掃装置(以下、「清掃装置」と示す)10を示す。
最初に、ディスペンサに装備されるディスペンサノズルSについて説明する。図2に示すように、ディスペンサノズルSのシリンダSaは、樹脂を収容するとともに図示しないエア供給源からのエア供給によって吐出圧を出力する。また、ディスペンサノズルSのノズル先端Scには、シリンダSaに収容される樹脂を吐出する吐出口Sbが形成されている。そして、ディスペンサノズルSは、移動機構Dと接続されており、上下左右方向に移動可能とされている。本実施形態においてシリンダSaには、封止樹脂としてのFIPG(液状ガスケット)が収容されている。そして、ディスペンサノズルSは、エア供給源から所定量のエアが供給されることでシリンダSaが出力する吐出圧により、当該吐出圧に対応した量の樹脂を吐出し、樹脂を塗布する。
次に、清掃装置10の構成を説明する。
清掃装置10のケーシング11には、平面視円形をなすターンテーブル14が回転可能に装着されているとともに、ケーシング11内にはターンテーブル14を回転駆動させる回転機構Kが収容されている。ターンテーブル14の駆動源となるDCモータ12には、当該DCモータ12の駆動を制御する制御部13が電気的に接続されているとともに、駆動力を伝達する駆動軸12bと伝達部12aが接続されている。DCモータ12は、制御部13に格納した制御プログラムに基づき所定の駆動電圧が印加されることで駆動する。また、伝達部12aとターンテーブル14の回転中心をなす回転軸14aには、伝達部12aから回転軸14aに対してDCモータ12の駆動力を伝達する伝達ベルト15が掛架されている。回転軸14aは、ケーシング11に形成した連通口11aを介してケーシング11外に露出し、ターンテーブル14の裏面に固定されている。
清掃装置10のケーシング11には、平面視円形をなすターンテーブル14が回転可能に装着されているとともに、ケーシング11内にはターンテーブル14を回転駆動させる回転機構Kが収容されている。ターンテーブル14の駆動源となるDCモータ12には、当該DCモータ12の駆動を制御する制御部13が電気的に接続されているとともに、駆動力を伝達する駆動軸12bと伝達部12aが接続されている。DCモータ12は、制御部13に格納した制御プログラムに基づき所定の駆動電圧が印加されることで駆動する。また、伝達部12aとターンテーブル14の回転中心をなす回転軸14aには、伝達部12aから回転軸14aに対してDCモータ12の駆動力を伝達する伝達ベルト15が掛架されている。回転軸14aは、ケーシング11に形成した連通口11aを介してケーシング11外に露出し、ターンテーブル14の裏面に固定されている。
この構成により、ターンテーブル14には、DCモータ12の駆動力が駆動軸12b、伝達部12a、伝達ベルト15、及び回転軸14aを介して伝達されることにより、回転軸14aの回転に連動して回転する。そして、ターンテーブル14は、DCモータ12の回転量に応じた回転角度分、回転する。本実施形態では、DCモータ12、伝達部12a、駆動軸12b、制御部13、回転軸14a、及び伝達ベルト15から回転機構Kが構成されている。
ターンテーブル14には、容器16を収容可能な収容空間を有し、容器16を設置する容器受け14bが固定されている。容器受け14bは、ターンテーブル14の回転に合わせて一体的に回転する。本実施形態の容器16は、樹脂によって形成されており、上方が開口する平面視円形の容器となっている。そして、容器16は、平面視円形の底部16cを有し、当該底部16cから上端部16aに向かって上方に拡径されるように延設される壁部16bが立設されている。すなわち、容器16は、上端部16aが開口し、その上端部16aから下方に向かって壁部16bが底部16cまで延設されたカップ状に構成されている。なお、容器16は、容器受け14bに対して着脱自在に装着される。また、容器16を装着した場合に、容器16の外周の径と、容器受け14bの内周の径とは、各径が一致するように構成されており、容器16が倒れたり容器受け14bから抜け落ちたりしないようになっている。
次に、このように構成した清掃装置10を用いてディスペンサノズルSのノズル先端Scを清掃する方法を図2(a),(b)に基づき説明する。
樹脂Fの塗布後、液だれや糸引きしたノズル先端Scを清掃する場合は、ディスペンサノズルSを容器16の上方であって、ノズル先端Scが容器16の開口領域内に位置するように移動させる(図2(a)に示す経路a)。そして、容器16の上方において、ディスペンサノズルSの捨て打ちを行う。捨て打ちとは、吐出口Sb(ノズル先端Sc)において、前回吐出した樹脂が硬化することで、吐出口Sbが塞がれたりすることを防止するとともに、吐出圧の残圧により樹脂が余分に吐出したりするのを防止するために樹脂を吐出させる処理である。本実施形態の容器16では、底部16cを有しているため、捨て打ちにより吐出された樹脂は底部16cに落下し、底部16cに溜まるようになっている。
樹脂Fの塗布後、液だれや糸引きしたノズル先端Scを清掃する場合は、ディスペンサノズルSを容器16の上方であって、ノズル先端Scが容器16の開口領域内に位置するように移動させる(図2(a)に示す経路a)。そして、容器16の上方において、ディスペンサノズルSの捨て打ちを行う。捨て打ちとは、吐出口Sb(ノズル先端Sc)において、前回吐出した樹脂が硬化することで、吐出口Sbが塞がれたりすることを防止するとともに、吐出圧の残圧により樹脂が余分に吐出したりするのを防止するために樹脂を吐出させる処理である。本実施形態の容器16では、底部16cを有しているため、捨て打ちにより吐出された樹脂は底部16cに落下し、底部16cに溜まるようになっている。
続いて、ディスペンサノズルSのノズル先端Scが容器16の上端部16aと同じ高さ位置となるように容器16の開口領域内の中心Cpとは異なる開始位置S1にディスペンサノズルSを移動させる(図2(a)の経路b)。そして、ディスペンサノズルSを、ノズル先端Scの高さ位置を維持したまま、容器16の外側の終了位置S2に向けて移動させる(図2(a)の経路c)。すなわち、経路cにおいてディスペンサノズルSは、容器16の上端部16aに接近する方向であって、上端部16a上を横切るように開始位置S1から終了位置S2に移動する。このとき、ノズル先端Scと容器16の上端部16aとを同じ高さ位置に設定しているので、ノズル先端Scが上端部16a上を横切る際にノズル先端Scに付着している樹脂Fが容器16の壁部16bに接触(衝突)する。このため、ノズル先端Scに付着している樹脂Fは、容器16の上端部16aによってノズル先端Scから切り離され、壁部16bに付着する。この結果、ディスペンサノズルSのノズル先端Scからは、付着していた樹脂が除去される。なお、ノズル先端Scから除去された樹脂は、壁部16bを伝って底部16cに溜められる。
その後、樹脂Fを除去したディスペンサノズルSは、樹脂Fの塗布位置に移動し、樹脂Fを塗布する(図2(a)の経路d)。なお、樹脂Fの塗布後、ディスペンサノズルSは、再び、図2(a)の経路a,b,cを辿ってノズル先端Scに付着した樹脂Fを除去し、清掃される。
一方、樹脂Fを除去した後の清掃装置10では、DCモータ12に駆動電圧を印加して所定角度αだけ回転駆動させ、容器16を所定角度αだけ回転させる(図2(a)の経路e、図2(b))。本実施形態では、図2(b)に示すように、容器16の中心Cpを基準とし、ノズル先端Sc(吐出口Sb)の直径の2倍に相当する角度(所定角度α)だけ容器16を回転させる。この回転により、容器16は、ディスペンサノズルSにおける樹脂Fの吐出方向回りに所定角度αだけ回転する。そして、回転後の容器16では、次回の清掃時において、図2(a)の経路cを辿ってノズル先端Scが上端部16a上を横切る際の位置(ノズル先端Scに付着した樹脂が壁部16bに接触する位置)が、所定角度αの回転分だけ変位することになる。
これにより、清掃装置10では、ディスペンサノズルSを清掃する度に容器16を回転させるため、前回の清掃時と今回の清掃時ではノズル先端Scが上端部16aを横切る位置を異ならせることが可能となる。そして、容器16が1周した時点で新しい容器16と入れ替える場合には、ノズル先端Scから除去した樹脂Fが付着していない部位で、常にディスペンサノズルSを清掃することができる。したがって、清掃後に容器16を回転させることにより、樹脂Fの再付着を防止し得る。なお、清掃時において、ディスペンサノズルSは、図2(a),(b)に示す経路を常に辿るように予めプログラムされている。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)ディスペンサノズルSと容器16とを接触させることにより、ノズル先端Scに付着した樹脂Fを除去する。その結果、容器16の壁部16bには、ノズル先端Scから除去した樹脂Fが付着することとなる。そして、清掃後は、容器16を回転させることにより、次回の清掃時においてノズル先端Scが容器16の上端部16aを横切る位置を変位させる。このため、次回の清掃時に、前回の清掃で除去した樹脂Fがノズル先端Scに再付着することを防止できる。
(1)ディスペンサノズルSと容器16とを接触させることにより、ノズル先端Scに付着した樹脂Fを除去する。その結果、容器16の壁部16bには、ノズル先端Scから除去した樹脂Fが付着することとなる。そして、清掃後は、容器16を回転させることにより、次回の清掃時においてノズル先端Scが容器16の上端部16aを横切る位置を変位させる。このため、次回の清掃時に、前回の清掃で除去した樹脂Fがノズル先端Scに再付着することを防止できる。
(2)容器16は、上端部16aと、当該上端部16aから下方に延びる壁部16bと、当該壁部16bから連接する底部16cとからなる容器である。このため、容器16の上端部16aにより除去された樹脂Fは、上端部16aから壁部16bを伝って底部16cに到達し、底部16cに溜められる。したがって、清掃装置10を汚すことなくディスペンサノズルSを清掃できるとともに、ノズル先端Scから除去した樹脂Fの回収を好適に行うことができる。
(3)清掃時には、ディスペンサノズルSの移動機構Dを利用して、ノズル先端Scを容器16に対して移動させる。このため、清掃装置10は、容器16の回転機構Kのみを装備すれば良く、容器16の高さ調整や位置の調整などを行う機構が不要であって、清掃装置10を簡素化できる。また、清掃装置10の回転機構Kにより容器16を回転させるので、ディスペンサノズルSを清掃する場合、ノズル先端Scを常に同一経路で移動させれば良く、清掃のための動作プログラムを簡素化できる。
(4)また、容器16を用いて清掃を行うため、その容器16を回転機構Kによって回転させれば、1つの容器16を用いて何度も清掃を行うことができ、ランニングコストの低減に貢献できる。また、容器16は、1周使用した場合に交換、又は洗浄して再利用すればよいので、メンテナンスの手間を軽減することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、底部を有することなく、両側が開口した筒状の部材を除去部材として使用しても良い。また、壁部と底部とが別体構成とされた部材を除去部材として使用しても良い。
○ 実施形態において、底部を有することなく、両側が開口した筒状の部材を除去部材として使用しても良い。また、壁部と底部とが別体構成とされた部材を除去部材として使用しても良い。
○ 実施形態において容器16は、市販されている紙製の紙コップであっても良い。
○ 実施形態において、容器16は、平面視形状が円形に限らず多角形であっても良い。また、容器16は、単なる板状の壁でも良く、例えば、筒状の壁、円弧状の壁、又は矩形状の壁であっても良い。
○ 実施形態において、容器16は、平面視形状が円形に限らず多角形であっても良い。また、容器16は、単なる板状の壁でも良く、例えば、筒状の壁、円弧状の壁、又は矩形状の壁であっても良い。
○ 実施形態において、DCモータ12の代わりにステッピングモータを採用しても良い。
○ 実施形態において、繰り返し清掃を行う間に、容器16に付着している樹脂Fが空気に触れることで硬化する種類の樹脂をディスペンサノズルSで塗布する場合には、容器16が1周しても交換しなくても良い。容器16に付着した樹脂Fが硬化している場合には、硬化している樹脂Fがノズル先端Scに再付着し難いため2周、3周と繰り返し使用しても良い。
○ 実施形態において、繰り返し清掃を行う間に、容器16に付着している樹脂Fが空気に触れることで硬化する種類の樹脂をディスペンサノズルSで塗布する場合には、容器16が1周しても交換しなくても良い。容器16に付着した樹脂Fが硬化している場合には、硬化している樹脂Fがノズル先端Scに再付着し難いため2周、3周と繰り返し使用しても良い。
○ 実施形態において、回転機構Kは、DCモータ12の駆動力をターンテーブル14に直接伝達するように構成しても良い。また、伝達ベルト15ではなく、ギヤとシャフトによりDCモータ12の駆動力をターンテーブル14に伝達するようにしても良い。
○ 実施形態において、清掃時にディスペンサノズルSを容器16の開口領域に移動させた際、捨て打ちを行わないようにしても良い。
○ 実施形態では、ノズル先端Scと容器16の上端部16aを同じ高さ位置に位置決めしたが、ノズル先端Scを上端部16aよりも若干低い位置に位置決めしても良い。
○ 実施形態では、ノズル先端Scと容器16の上端部16aを同じ高さ位置に位置決めしたが、ノズル先端Scを上端部16aよりも若干低い位置に位置決めしても良い。
○ 実施形態において、容器16を回転させるタイミングは、ノズル先端Scの清掃直後でも良いし、清掃する直前でも良い。
○ 実施形態において、樹脂Fの塗布後、ノズル先端Scを清掃する場合、ノズル先端Scを容器16の中心Cpに移動させても良い。そして、ディスペンサノズルSを、容器16の中心Cpから容器16の径方向外側に向けて移動させることにより、上端部16aを横切らせても良い。この場合、容器16の中心Cpが開始位置S1となる。
○ 実施形態において、樹脂Fの塗布後、ノズル先端Scを清掃する場合、ノズル先端Scを容器16の中心Cpに移動させても良い。そして、ディスペンサノズルSを、容器16の中心Cpから容器16の径方向外側に向けて移動させることにより、上端部16aを横切らせても良い。この場合、容器16の中心Cpが開始位置S1となる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)ノズル先端の吐出口から樹脂を吐出して塗布するディスペンサノズルと、前記ディスペンサノズルの移動機構と、請求項1又は請求項2に記載のディスペンサノズルの清掃装置と、を備えたディスペンサ。
(イ)ノズル先端の吐出口から樹脂を吐出して塗布するディスペンサノズルと、前記ディスペンサノズルの移動機構と、請求項1又は請求項2に記載のディスペンサノズルの清掃装置と、を備えたディスペンサ。
10…清掃装置、12…DCモータ、13…制御部、14…ターンテーブル、15…伝達ベルト、16…容器、16a…上端部、16b…壁部、16c…底部、S…ディスペンサノズル、Sa…シリンダ、Sb…吐出口、Sc…ノズル先端。
Claims (3)
- ノズル先端の吐出口から樹脂を吐出して塗布するディスペンサノズルの清掃装置において、
前記ノズル先端に付着した樹脂を除去する除去部材と、
前記除去部材を、前記ディスペンサノズルにおける前記樹脂の吐出方向回りに回転させる回転機構と、を備え、
前記除去部材は、上端部と該上端部から下方に延びる壁部を有し、前記ノズル先端と前記上端部の相対移動により前記ノズル先端が前記上端部を横切る際に前記ノズル先端に付着した樹脂と接触することで前記樹脂を除去し、
前記回転機構は、前記除去部材を所定角度回転させることによって前記上端部に対して前記ノズル先端が横切る位置を変位させることを特徴とするディスペンサノズルの清掃装置。 - 前記除去部材は、上方が開口した容器であることを特徴とする請求項1に記載のディスペンサノズルの清掃装置。
- ノズル先端の吐出口から樹脂を吐出して塗布するディスペンサノズルを、上端部と該上端部から下方に延びる壁部を有する除去部材を用いて清掃するディスペンサノズルの清掃方法であって、
前記ノズル先端が前記上端部を横切るように前記ノズル先端と前記除去部材を相対移動させることにより前記ノズル先端に付着した樹脂と前記除去部材を接触させて前記樹脂を除去し、その後に前記除去部材を前記ディスペンサノズルにおける前記樹脂の吐出方向回りに所定角度回転させることにより前記上端部に対して前記ノズル先端が横切る位置を変位させることを特徴とするディスペンサノズルの清掃方法。
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WO2014168935A1 (en) * | 2013-04-08 | 2014-10-16 | Henkel US IP LLC | Dispense tip cleaning apparatus |
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WO2014168935A1 (en) * | 2013-04-08 | 2014-10-16 | Henkel US IP LLC | Dispense tip cleaning apparatus |
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