JP2008282330A - 画像形成装置、情報処理装置印刷刷設定更新方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報処理装置におけるHot Folderから印刷を実行し、プリンタで調整のうえ本印刷した後で、再印刷あるいは同様の設定で印刷を行う場合、ユーザは情報処理装置上のデータをプリンタデバイスへ送信し、プリンタデバイスにて以前行った調整を思い出しながら煩雑な設定をもう一度やり直さなければならない。
【解決手段】 情報処理装置は印刷設定保持手段と、保持した印刷設定をジョブチケットに変換する手段と、ファイルに対して変換したジョブチケット付加手段と、付加ファイル送信手段を備え、画像形成装置は情報処理装置からのプリントジョブ受信手段を備え、画像処理装置は、印刷設定調整手段と印刷設定の調整内容保持手段を備え、印刷完了後で、印刷設定の調整内容を情報処理装置へ返送する手段と、返送された調整内容の受信解析手段と、予め保持している印刷設定を更新する手段を備える印刷システムとする。
【選択図】 図1
【解決手段】 情報処理装置は印刷設定保持手段と、保持した印刷設定をジョブチケットに変換する手段と、ファイルに対して変換したジョブチケット付加手段と、付加ファイル送信手段を備え、画像形成装置は情報処理装置からのプリントジョブ受信手段を備え、画像処理装置は、印刷設定調整手段と印刷設定の調整内容保持手段を備え、印刷完了後で、印刷設定の調整内容を情報処理装置へ返送する手段と、返送された調整内容の受信解析手段と、予め保持している印刷設定を更新する手段を備える印刷システムとする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成処理を実行可能な画像形成装置もしくは画像形成システムの制御等に関するものである。
下記の特許文献1に示すように、複数のプリンタから所望のプリンタを選択して、一つのクラスタプリンタを構成し、プリントをする際に他のプリンタのジョブチケットを参照する。そして、印刷設定の初期値をユーザに表示させ、ユーザに値を変更させてジョブと一緒に送信してプリントするような、お気に入りの設定が、他のプリンタなどに設定されている印刷設定となっているようなことを特徴とするプリントシステムが提案されている。
特開2002−007090号公報
Print On Demand(POD)などの印刷業界においては、通常、プリンタデバイスへジョブを投入し、プリンタデバイスにて一時保存を行う。そして、プリンタデバイスの前で、試し印刷を行いながら印刷設定を直接調整し、調整が終わったら本印刷を行うといったワークフローが一般的である。
情報処理装置におけるHot Folderから印刷を実行し、プリンタで調整のうえ本印刷した後で、再印刷あるいは同様の設定で印刷を行う場合、ユーザは情報処理装置上のデータをプリンタデバイスへ送信し、プリンタデバイスにて以前行った調整を思い出しながら煩雑な設定をもう一度やり直さなければならない。さもなければ、プリンタデバイスにて行った調整を思い出し、Hot Folderの印刷設定を編集しなおさなければならない。
上述した従来技術の様に、他のプリンタの印刷設定を参照するようなことが可能であっても、プリンタデバイス上での調整した情報を設定させることは可能ではない。
ネットワークに接続可能な画像形成装置と、情報処理装置からなる印刷システムにおいて、
該情報処理装置は、あらかじめ印刷設定を保持する手段を備え、
該情報処理装置は、保持してある印刷設定をジョブチケットに変換する手段を備え、
該情報処理装置は、ファイルに対して変換したジョブチケットを付加する手段を備え、
該情報処理装置は、該画像形成装置に対してジョブチケットを付加したファイルを送信する手段を備え、
該画像形成装置は、該情報処理装置からジョブチケットを含んだプリントジョブを受信する手段を備え、
該画像処理装置は、プリントジョブに含まれる該印刷設定に対して調整をする手段を備え、
該画像処理装置は、該印刷設定の調整した内容を保持する手段を備え、
印刷が完了した後で、保持していた印刷設定の該調整内容を該情報処理装置へ返送する手段を備え、
該情報処理装置は、返送された該調整内容を受信し、解析する手段を備え、
該情報処理装置は、あらかじめ保持している印刷設定を更新する手段を備える。
該情報処理装置は、あらかじめ印刷設定を保持する手段を備え、
該情報処理装置は、保持してある印刷設定をジョブチケットに変換する手段を備え、
該情報処理装置は、ファイルに対して変換したジョブチケットを付加する手段を備え、
該情報処理装置は、該画像形成装置に対してジョブチケットを付加したファイルを送信する手段を備え、
該画像形成装置は、該情報処理装置からジョブチケットを含んだプリントジョブを受信する手段を備え、
該画像処理装置は、プリントジョブに含まれる該印刷設定に対して調整をする手段を備え、
該画像処理装置は、該印刷設定の調整した内容を保持する手段を備え、
印刷が完了した後で、保持していた印刷設定の該調整内容を該情報処理装置へ返送する手段を備え、
該情報処理装置は、返送された該調整内容を受信し、解析する手段を備え、
該情報処理装置は、あらかじめ保持している印刷設定を更新する手段を備える。
Hot Folderの設定を変更することで、プリンタデバイスにて本印刷を行ったときと同じ設定にすることが可能となり、本印刷時と同じ出力物をいつでも得ることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<印刷処理システムの構成例>
図1は、実施形態に係る印刷処理システムの構成を示す図である。
図1は、実施形態に係る印刷処理システムの構成を示す図である。
同図において、101、102、103、104は、ネットワーク107に接続され、相互に通信可能なネットワークコンピュータであり、典型的にはパーソナルコンピュータ(PC)であり、それぞれイーサネット(登録商標)などのネットワークケーブルによってネットワーク107に接続され、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能であり、印刷データをプリンタに対応するプリンタ言語に変換する機能を有するプリンタドライバを搭載している。ここで、各コンピュータは複数のプリンタドライバをサポートするものとする。また、プリンタに対応するプリンタ言語に変換にした印刷データを105ネットワークプリンタに転送する機能を有する。
105は、印刷制御装置としてのネットワークプリンタであり、ネットワークインタフェースカード106を介してネットワーク107と接続されており、クライアントコンピュータから送信されてくる印字データを含む印刷ジョブを解析し、1ページずつドットイメージに変換して印刷する。なお、同図にネットワークプリンタ105は1台しか示されていないが、他のネットワークプリンタが複数接続されているものとする。各ネットワークプリンタの機能は相違するものであってもよい。
また、107はネットワークであり、コンピュータ101〜104、ネットワークプリンタ105等と接続している。
<ネットワークコンピュータのハードウェア構成例>
図2は、コンピュータ101〜104の構成を説明するブロック図である。図2において、200は装置全体の制御を行うCPUであり、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや、本実施形態のネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
図2は、コンピュータ101〜104の構成を説明するブロック図である。図2において、200は装置全体の制御を行うCPUであり、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや、本実施形態のネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
201は記憶手段としてのROMであり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202は一時記憶手段としてのRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
203は記憶媒体読み込み手段としてのフレキシブルディスクドライブであり、後述する図5に示すようにFDドライブ203を通じて、記憶媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータにロードすることができる。204は記憶媒体であるフレキシブルディスク(FD)であり、コンピュータが読み取り可能にプログラムが格納された記憶媒体である。なお、記憶媒体はFDに限らず、CD−ROM、CDR、CDRW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスク(HD)であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、関連プログラム等を格納している。更に、スプール手段であるスプーラはここに確保される。スプール手段は、クライアントではクライアントスプーラのことであり、プリントサーバではサーバスプーラのことである。また、プリントサーバでは、クライアントから受けたジョブ情報を格納し、順序制御を行うためのテーブルもこの外部記憶手段に生成されて格納される。
206は指示入力手段であるキーボードであり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、また、オペレータや管理者がプリントサーバに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。207は表示手段であるディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。
208はシステムバスであり、クライアントやプリントサーバであるコンピュータ内のデータの流れを司るものである。209は入出力手段であるインタフェースであり、該インタフェース209を介して情報処理装置は外部装置とのデータのやり取りを行う。
なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM、RAM、HDなどで変更することも可能である。
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、FD204からロードされる上記ネットワークプリンタ制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
なお、本実施形態では、ネットワークプリンタ制御プログラムおよび関連データをFD204から直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、これ以外にも、ネットワークプリンタ制御プログラムを動作させる度に、既にネットワークプリンタ制御プログラムがFD204からインストールされているHD205から、RAM202にロードするようにしてもよい。また、本ネットワークプリンタ制御プログラムを記憶する媒体は、FD以外にCD−ROM、CDR、PCカード、DVD、ICメモリカードであってもよい。さらに、本ネットワークプリンタ制御プログラムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
また、以下では、本ネットワークプリンタ制御プログラムのことを、簡単に印刷制御プログラムまたはプリンタドライバと呼ぶこともある。印刷制御プログラムは、クライアントにおいては、印刷ジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序を変更する指示をするための制御を行うプログラムを含む。一方、プリントサーバにおいては、印刷ジョブの順序制御を行なったり、印刷ジョブの印刷終了や印刷先変更要求などを通知するためのプログラムを含んでいる。また、このような制御を行う本実施形態の印刷制御プログラムは、クライアントにインストールされるモジュールと、プリントサーバにインストールされるモジュールを別々に分けてもよいし、ひとつの印刷制御プログラムが、実行される環境によりクライアント用として機能したり、プリントサーバ用として機能するようにしてもよい。あるいは、一台のコンピュータに、クライアント用の機能を持つモジュールとプリントサーバ用として機能するモジュールとをともにインストールし、同時にあるいは時分割で、擬似的に平行動作させる構成も可能である。
301は基本I/Oプログラムであり、コンピュータの電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能などを有しているプログラムが入っている領域である。302はオペレーティングシステム(OS)であり、303はネットワークプリンタ制御プログラムで、RAM202上に確保される領域に記憶される。304は関連データで、RAM202上に確保される領域に記憶される。305はワークエリアで、CPU200が本プリンタ制御プログラムを実行する領域が確保されている。
図4は、図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。
図4において、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明する印刷制御プログラムであるネットワークプリンタ制御プログラム、404はその関連データである。ネットワークプリンタ制御プログラム403は、本実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものであり、本実施形態では、クライアント及びサーバ共に、同様の構成をとっている。
図5は、図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。図5において、FD204には、本実施形態で説明するネットワークプリンタ制御プログラムおよび関連データが格納されている。
<Hot Folderの設定処理フロー>
Hot FolderはWindows(登録商標)の実フォルダと、それを監視する監視モジュールとから構成される。
Hot FolderはWindows(登録商標)の実フォルダと、それを監視する監視モジュールとから構成される。
図6は、Hot Folderとしてフォルダを設定する処理のフローを示す図である。
ステップS601にて、Hot Folderの設定には、Windows(登録商標)の実フォルダを設定するところから始まる。既存の実フォルダもしくは、新規に作成されるフォルダを、フォルダ監視モジュールの監視対象として設定したら、ステップS602へ進む。
ステップS602では、Hot Folderの送信するプリントジョブの送信先プリンタデバイスを設定する。送信先プリンタデバイスを設定したら、ステップS603へ進む。
ステップS603では、ステップS602で設定されたプリンタデバイスに合わせて、Hot Folderのデフォルトの印刷設定を設定し、Hot Folderのデータとして保持する。
ステップS604にて、Hot Folderの容量や監視のタイミングといった、Hot Folderの処理動作に関する設定を行い、終了する。
<印刷設定のデータ構造例>
図7は、図6のステップS603にて保存された印刷設定のデータ構造の一例を示す。
図7は、図6のステップS603にて保存された印刷設定のデータ構造の一例を示す。
このデータ構造の中には、送信先デバイスの情報や、印刷する部数、印刷設定など、印刷時に必要なパラメータをすべて保持する。
<Hot Folderの印刷処理フロー>
図8はHot Folderの印刷処理時のフローを示したフローチャートである。
図8はHot Folderの印刷処理時のフローを示したフローチャートである。
図6にてHot Folderの設定が終了したときからスタートする。
ステップS801では、監視モジュールが設定されたHot Folderを監視対象とし、該Hot Folderへのファイル投入の有無を監視する。
ステップS802にて、Hot Folderの監視モジュールが、Hot Folderへのファイルの投入を検知した場合は、ステップS803へ進み、ファイルの投入が確認されなかった場合は、ステップS801へ戻り、監視モジュールの監視状態は続く。
ステップS803では、Hot Folderに投入されたファイルの形式が、Hot Folderのサポート対象形式であるかどうかをチェックする。対象形式でなければ、ステップS805へ進み、対象形式であればステップS804へ進む。
ステップS804では、図6のステップS603にてHot Folderに設定された印刷設定を読み込み、ジョブチケット(JT1)を作成する。そして、ステップS806へ進む。
ステップS805では、Hot Folderに投入されたファイルが対応外の形式であったとして、エラー処理を実行する。このときのエラー処理としては、投入されたファイルを削除するや、投入されたファイルをどこか違うフォルダへ転送するなどの処理が取られる。このエラー処理が行われたら、この印刷処理時のフローを終了する。
ステップS806では、ステップS804にて作成されたジョブチケット(JT1)を投入されたファイルと共に、プリンタデバイスへ送信する。送信すんだらこのHot Folderの印刷処理時のフローを終了する。
<デバイスへ送信するジョブチケットの構造例>
図9は、Hot Folderからデバイスへ送信されるジョブチケット(JT1)の構造の特徴を示す図の一例である。
図9は、Hot Folderからデバイスへ送信されるジョブチケット(JT1)の構造の特徴を示す図の一例である。
図のようにジョブチケットはXMLで記述され、各印刷設定項目のパラメータが記述されているものとする。
<Print On Demand(POD)におけるジョブ処理フロー>
一般的なPrint On Demand(POD)市場におけるジョブ処理フローの一例を説明する。
一般的なPrint On Demand(POD)市場におけるジョブ処理フローの一例を説明する。
図10は、POD市場において、ユーザがプリントジョブを処理するフローを表した図である。ステップS1001においてユーザがコンピュータ101から、プリントデバイス105へ、印刷設定とプリントジョブを送信して、印刷を実行するところから始まる。プリンタデバイスへ送信を実行したら、ステップS1002へ進む。
ステップS1002では、送信されたプリントジョブデータは、プリントデバイスにて一旦停止させられる。一般的なPODのシステムにおいては、この様にプリントジョブを一旦停止(ホールド状態)にしてから、プリントジョブに適切な用紙等をプリンタデバイスにセットして、プリントの準備を行う。準備が完了したら、ステップS1003へ移行する。
ステップS1003において、印刷出力物のチェックを行うために、一部もしくは数ページの印刷(試し印刷)が行われる。
ステップS1004にて、試し印刷での出力物の出来栄えや形や印刷面の色合いなどをチェックする。出力物として問題なければステップS1006へ進み、印刷面の色合いや画像位置など、設定の修正が必要な場合は、ステップS1005へ進む。
ステップS1005では、目的とする出力物を出すために、デバイスのパネルにてプリントジョブに付加された設定に修正設定を付加、もしくは、設定のやり直しを行う。設定の修正が終わったら、再び印刷出力物の確認を行うためにステップS1003へ進み、試し印刷を行う。
ステップS1006では、試し印刷の結果に問題が無い、もしくはステップS1003〜S1005を繰り返し行い、印刷出力物に問題が無くなったとして、プリンタデバイスに試し印刷時と同じ設定を用いて、求められた部数を設定して印刷を実行する。印刷が完了したら、このフローを終了する。
<本システムが実現するプリンタデバイスのジョブチケット処理フロー>
本システムが実現するプリンタデバイスの処理フローを以下に説明する。
本システムが実現するプリンタデバイスの処理フローを以下に説明する。
図11はプリンタデバイスがジョブチケットをHot Folderへ返送するときの処理フローの一例を示す図である。
このフローチャートはプリンタデバイスがプリントジョブを受け付けることから始まる。
ステップS1101にて、プリンタデバイスがプリントジョブを受け付けると、ジョブチケット(JT1)を読み込み、印刷用ジョブチケットのサブセット(JT2)を作成する。JT1の読み込み、及び、JT2の作成が完了したらステップS1102へ進む。
ステップS1102では、プリンタデバイスにて印刷の準備が出来たとして、JT1を元にした印刷設定で試し印刷が実される。試し印刷が終わったら、ステップS1103へ進む。
ステップS1103では、ステップS1102で試し印刷した結果を判定するため、印刷出力物を確認し、本印刷が可能かどうかのチェックを行う。印刷出力物が本印刷可能なレベルの仕上がりであれば、印刷設定の編集の必要が無いものとして、ステップS1105へ進む。印刷出力物が本印刷可能なレベルの仕上がりでなければ、印刷設定の編集が必要として、ステップS1104へ進む。
ステップS1104では、プリンタデバイスにて、本印刷可能なレベルになるように印刷設定の編集を行う。また印刷設定を編集すると同時に、編集した設定内容をJT2へ反映させる。印刷設定の編集が終わったら、編集した結果を確認するためにステップS1102へ戻り、再び試し印刷を実行する。
ステップS1105では、ステップS1103の判別において、印刷設定の編集に問題が無かったとして、本印刷を実行する。本印刷が終わったら、ステップS1106へ進む。
ステップS1106では、本印刷が完了したとして、JT2をクライアントへ返送する。プリンタデバイスが本印刷の完了を判断する処理としては、ユーザがプリンタデバイスに対して本印刷完了を指示したり、Holdされていたジョブが削除されるのを検知したりすることで、判断される。
プリンタデバイスが、クライアントの情報処理装置へJT2を返送したら、プリンタデバイスの処理フローを終了する。
<ジョブチケットデータ構造例2>
図12は、図11にてプリンタデバイスが、クライアントに返すジョブチケット(JT2)の構造の一例を示す。
図12は、図11にてプリンタデバイスが、クライアントに返すジョブチケット(JT2)の構造の一例を示す。
図12−1201は、プリンタデバイスにて、修正した印刷設定の項目を示すところであり、修正したことを示すコマンドが記述されている。
図12−1202は、プリンタデバイスにて、新たに追加設定された印刷設定の項目を示すところであり、追記したことを示すコマンドが記述されている。
<ジョブチケットJT2を受け取った後のクライアント側の印刷設定更新処理フロー>
図13は、プリンタデバイスから返送された、ジョブチケット(JT2)をクライアント側の情報処理装置が受け取った後の処理フローを示す。
図13は、プリンタデバイスから返送された、ジョブチケット(JT2)をクライアント側の情報処理装置が受け取った後の処理フローを示す。
ステップS1301にて、クライアント側の情報処理装置におけるHot Folder監視モジュールが、プリンタデバイスから返送されたJT2を受け取るところから始まる。Hot Folderの監視モジュールが印刷設定の編集情報JT2を受けとったら、ステップS1302へ進む。
ステップS1302では、受け取ったJT2を解析し、JT2の中にプリンタデバイスにて印刷設定の編集もしくは追記を行ったことを示すコマンドが含まれているかを判別する。印刷設定の編集を行ったことを示すコマンド、もしくは、印刷設定の項目追記を行ったことを示すコマンドが含まれている場合は、ステップS1303へ進み、該当するコマンドが含まれていない場合は、印刷設定の更新処理を行わずに印刷設定更新の処理フローを終了する。
ステップS1303では、JT2に修正コマンドもしくは、追記コマンドが含まれているものとして、コマンドの解析を行う。
コマンドの解析を行い、印刷設定のどの項目が編集されているかを解析する。そしてステップS1304へ進む。
ステップS1304では、ステップS1303で解析したコマンドを元に、Hot Folderで設定されているデフォルトの印刷設定の中で、該当する印刷設定の項目を修正する。修正が終了したら、監視モジュールはフォルダ監視状態に入り、クライアント側での処理フローを終了する。
Claims (4)
- ネットワークに接続可能な画像形成装置と、情報処理装置からなる印刷システムにおいて、
該情報処理装置は、あらかじめ印刷設定を保持する手段を備え、
該情報処理装置は、保持してある印刷設定をジョブチケットに変換する手段を備え、
該情報処理装置は、ファイルに対して変換したジョブチケットを付加する手段を備え、
該情報処理装置は、該画像形成装置に対してジョブチケットを付加したファイルを送信する手段を備え、
該画像形成装置は、該情報処理装置からジョブチケットを含んだプリントジョブを受信する手段を備え、
該画像処理装置は、プリントジョブに含まれる該印刷設定に対して調整をする手段を備え、
該画像処理装置は、該印刷設定の調整した内容を保持する手段を備え、
印刷が完了した後で、保持していた印刷設定の該調整内容を該情報処理装置へ返送する手段を備え、
該情報処理装置は、返送された該調整内容を受信し、解析する手段を備え、
該情報処理装置は、あらかじめ保持している印刷設定を更新する手段を備えること
を特徴とする印刷システム。 - 請求項1の印刷システムにおいて、印刷の完了は、ユーザの指示、もしくは、ジョブの削除、によって判別されることを特徴とする印刷システム。
- 請求項1乃至2の印刷システムにおいて、該調内容はプリントジョブの送信元の情報処理装置へ送信することを特徴とする印刷システム。
- ネットワークに接続可能な画像形成装置と、情報処理装置からなる印刷方法において、
該情報処理装置は、あらかじめ印刷設定を保持するステップを備え、
該情報処理装置は、保持してある印刷設定をジョブチケットに変換するステップを備え、
該情報処理装置は、ファイルに対して変換したジョブチケットを付加するステップを備え、
該情報処理装置は、該画像形成装置に対してジョブチケットを付加したファイルを送信するステップを備え、
該画像形成装置は、該情報処理装置からジョブチケットを含んだプリントジョブを受信するステップを備え、
該画像処理装置は、プリントジョブに含まれる該印刷設定に対して調整をするステップを備え、
該画像処理装置は、該印刷設定の調整した内容を保持するステップを備え、
印刷が完了した後で、保持していた該印刷設定の該調整内容を情報処理装置へ返送するステップを備え、
該情報処理装置は、返送された該調整内容を受信し、解析するステップを備え、
該情報処理装置は、あらかじめ保持している印刷設定を更新するステップを備えること
を特徴とする印刷方法。
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JP2007128127A JP2008282330A (ja) | 2007-05-14 | 2007-05-14 | 画像形成装置、情報処理装置印刷刷設定更新方法 |
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JP2013140600A (ja) * | 2013-02-05 | 2013-07-18 | Kyocera Document Solutions Inc | 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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2007
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