JP2008282250A - 手書き入力装置、方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

手書き入力装置、方法、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】文字を効率良く入力可能とする。
【解決手段】手書きにより文字を入力するための入力部11を備えた入力手段4と、入力部11に入力された手書き文字を認識する文字認識手段23と、入力部11を、1箇所25と、残る他の箇所26とで識別可能に表示させる表示制御手段22と、1箇所の入力部25に手書き入力し、文字認識手段に23より文字認識した後、残る他の入力部26を操作することにより、手書き入力を確定する入力確定手段14とを備える。表示制御手段22は、操作された入力部11への手書き入力が可能となるように、手書き入力された入力部25と操作された入力部26との表示形態を逆転させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、手書き入力装置、手書き入力方法、この手書き入力方法を実行するためのプログラム、及び、このプログラムを記録した記録媒体に関するものである。
従来、手書き入力装置として、普通記入状態では5つの記入枠を使用し、複雑な漢字等を入力するための分割記入状態では主記入枠と副記入枠とを表示し、副記入枠に、順次、入力する文字の一部を入力し、主記入枠に合成後の文字を表示させるようにしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−153162号公報
しかしながら、前記従来の手書き入力装置では、記入枠は複数表示されるものの、1文字ずつしか入力して認識できないという問題がある。このため、入力作業を効率的に行うことができない。また、記入枠が複数表示されるものの、どこにどのように入力すればよいのかが判然とせず、使い勝手が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、文字を効率良く入力できる、使い勝手の良い手書き入力装置、方法、プログラム、及び、記録媒体を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
手書き入力装置を、
手書きにより文字を入力するための入力部を備えた入力手段と、
前記入力部に入力された手書き文字を認識する文字認識手段と、
前記入力手段に表示する入力部を複数箇所とし、手書き入力が可能な手書き入力部と、該手書き入力部以外の入力部とで識別可能に表示する表示制御手段と、
前記手書き入力部に手書き入力し、前記文字認識手段により文字認識した後、残る他の入力部を操作することにより、手書き入力を確定する入力確定手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、操作された入力部への手書き入力が可能となるように、手書き入力された入力部と操作された入力部との表示形態を逆転させるようにしたものである。
この構成により、文字を入力すべき入力部が他の入力部と識別可能に表示されるので、入力箇所を迷うことがない。そして、入力部への入力が完了すれば、他の入力部を操作するだけで、入力内容を確定することができる、さらに、入力確定後は、表示形態が逆転され、次に入力すべき箇所がどこであるのかを明確に示すことができる。したがって、順次、次の文字を入力して行くことができ、入力作業を迅速に行うことが可能となる。
前記入力手段の入力部の表示数を切替可能とする切替手段を、さらに備えるのが好ましい。
この構成により、必要に応じて入力部の表示形態を変更することができる。例えば、複雑な文字を入力する場合には、1つの入力部のみを表示させることにより手書き入力しやすくすることができる。また、複数の文字を入力する場合、複数の入力部を表示させることにより、次々に文字を入力して行くことができるので、入力を効率的に行うことが可能となる。
前記切替手段は、前記入力手段に複数の入力部を表示させた状態で、1箇所の入力部と、他の入力部とに跨って手書き入力された場合、手書き入力された入力部を合体して1つの入力部に切り替えるのが好ましい。
この構成により、複数箇所に入力部を表示させて入力している場合、複数の入力部に跨るようにして手書き入力するだけで、簡単に入力部の表示を合体した状態に切り替えることができる。
前記入力手段は、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部を操作することにより、入力しようとする語句に於ける入力しようとする文字の位置関係を設定可能とする入力条件変更手段を、さらに備えるのが好ましい。
前記入力条件変更手段は、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部への操作を連続して行う連続操作が行われた場合、任意の個数分の不確定文字領域を確保するようにしてもよい。
前記入力条件変更手段は、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部への操作を連続して行う連続操作が行われた場合、任意の個数分の不確定文字領域を確保するようにしてもよい。
前記入力手段による文字入力が1文字も行われていない場合、
前記入力条件変更手段により、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部への操作が行われた場合、任意の個数分の不確定文字領域を確保するようにしてもよい。
前記入力条件変更手段を備えたいずれかの構成により、文字列のうち、所望の位置の文字を不確定状態とすることができる。このため、例えば、電子辞書に採用する場合、任意の位置に含まれる文字の入力を簡単に行わせることが可能となる。
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、
手書き入力方法を、
入力手段に複数の入力部を表示し、いずれか1箇所の入力部を他の入力部と識別可能に表示する第1表示制御ステップと、
前記1箇所の入力部に入力された手書き文字を認識する文字認識ステップと、
前記残る他の入力部を操作することにより、手書き入力を確定する入力確定ステップと、
手書き入力された入力部と操作された入力部との表示形態を逆転させ、操作された入力部への手書き入力を可能とする第2表示制御ステップと、
を含むものとする。
前記入力手段の入力部を、1又は複数に切替表示可能とする切替表示ステップを、さらに含むのが好ましい。
前記切替表示ステップは、前記入力手段に複数の入力部を表示させた状態で、1箇所の入力部と、該入力部に隣接する他の入力部とに跨って手書き入力された場合、両入力部を合体して1つの入力部に切り替えるのが好ましい。
前記切替表示ステップによって2箇所の入力部が合体して1つの入力部に切り替えた後、手書き入力が確定されることにより、元の2箇所の入力部に表示を切り替える第3表示制御ステップを、さらに含むのが好ましい。
前記1箇所の入力部への入力なしに、残る他の入力部を操作することにより、入力しようとする語句の2文字目以降の文字として入力可能とする入力条件変更ステップを、さらに含むのが好ましい。
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、プログラムを、前記いずれかの方法の各ステップを含むものする。
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、記録媒体に、前記プログラムを記録し、コンピュータにより読取可能としたものである。
本発明によれば、文字を入力すべき入力部を他の入力部と識別可能に表示するようにしたので、入力箇所を誤ることがなく、安心して入力作業を行うことができる。しかも、他の入力部を操作するだけで入力内容を確定させ、入力内容が確定されれば、入力箇所と操作箇所とで表示形態を逆転させるようにしたので、順次、入力すべき箇所が明らかとなり、複数文字入力であっても迅速に入力を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る手書き入力装置を電子辞書に採用した例を示す。この電子辞書は、大略、第1液晶パネル1を備えた蓋体2と、各種キー3、第2液晶パネル4、及び、制御ユニット5を備えた本体6とで構成されている。蓋体2は本体6に対してヒンジ結合され、開閉可能となっている。
第1液晶パネル1には、図7(a)に示す辞書検索入力画面等が表示される。辞書検索入力画面7では、後述するようにして検索文字欄8に所望の文字を入力し、検索/決定キー3aを操作することにより、該当する辞書が検索される。
第2液晶パネル4は、図5に示すように、表示操作部9と、選択操作部10とからなるタッチパネルで構成されている。
表示操作部9には、手書き入力欄11、文字確定欄12、修正候補欄13等が表示され、ペン等による入力作業が可能となっている。手書き入力欄11は、ペン等により手書き入力するための領域で、選択操作部10の枠数切替キーをタッチ操作することにより、1枠又は2枠のいずれか一方に切り替えて表示可能である。手書き入力欄11への手書き入力は、後述する選択操作部10の書き直しキー18をタッチ操作することにより消去される。文字確定欄12は、手書き入力欄11での入力後、確定された文字が順次表示される(文字の確定方法については後述する。)。但し、文字確定欄12は、手書き入力欄11に2枠表示する場合にのみ表示され、1枠表示では表示されることはない。また、文字確定欄12では、確定直後の文字は反転表示され、修正候補欄13での入力により変更可能である。さらに、文字確定欄12の右端には、採用キー14が表示され、この採用キー14をタッチ操作することにより、文字確定欄12に表示させた文字を、第1液晶パネル1に表示した辞書検索入力画面7の検索文字欄8に反映させることが可能となっている。修正候補欄13は、文字確定欄12に反転表示された確定直後の文字に対する修正候補の一覧を表示する。文字確定欄12で反転表示された文字は左端に表示され、修正候補はその右側に表示される。修正候補のいずれかをペン等でタッチ操作すると、その文字が反転表示され、文字確定欄12の表示文字が変更される。また、文字確定欄12の反転表示は、各種キー3のカーソルキーの入力により移動させ、修正候補欄13に修正候補を表示す対象となる漢字を変更することが可能である。
選択表示部には、手書き入力欄11が表示された場合にのみ操作可能な各操作内容が印刷されている。具体的に、操作部には、「認識」、「枠数切替」、「認識切替」、「書き直し」、「候補拡大」の各文字が印刷され、それぞれ認識キー15、枠数切替キー16、認識切替キー17、書き直しキー18、候補拡大キー19を構成している。
制御ユニット5は、図2に示すように、ROM20(Read Only Memory)、RAM21(Random Access Memory)、CPU22(Central Processing Unit)等を備える。
ROM20には、制御プログラム23、各種辞書データ24等が格納されている。制御プログラム23は、後述する手書き入力処理等が該当する。辞書データ24には、国語辞典、英和辞典等の各種辞書の内容を電子データ化したものが格納されている。RAM21には、電源をオフする際の第1液晶パネル1の表示内容(終了時画面情報)等、書換を必要とされる各種データが格納される。CPU22は、後述するように、各種キー3やタッチパネルからの入力に基づいて、ROM20に格納した制御プログラム23を実行し、RAM21にデータを記憶させたり、第1液晶パネル1及び第2液晶パネル4の各種制御を実行したりする。
次に、前記構成からなる電子辞書の動作について、図3及び図4に示すフローチャートに従って、第2液晶パネル4からの手書き入力処理を中心に説明する。
電源が投入された状態で、図5(a)に示すように、第2液晶パネル4の表示操作部9に表示する手書き入力欄11を1枠表示とする(ステップS1)。枠数切替キー16がタッチ操作されることなく(ステップS2:NO)、手書き入力欄11への文字入力が開始されれば、手書き入力された文字の認識等の1枠入力処理を行う(ステップS3)。この処理は、従来同様であるので、その説明を省略する。
枠数切替キー16がタッチ操作されれば(ステップS2:YES)、図5(b)に示すように、手書き入力欄11の表示形態を2枠表示(第1表示枠25及び第2表示枠26)に切り替える(ステップS4)。この場合、図5(b)中、2点鎖線で示すように、一方の表示枠(第2表示枠26)を網掛け状態とすることにより、手書き入力を行うべき表示枠がいずれであるのかをはっきりさせるのが好ましい。勿論、網掛けに限らず、黒塗りや斜線のほか、カラー画面であれば、色彩を変更する等、識別可能な表示であればよい。
手書き入力が開始されれば(ステップS5:YES)、表示枠(第1表示枠25)に手書き軌跡を表示する(ステップS6)。そして、手書き入力が残る他方の表示枠(第2表示枠26)にも行われたか否かを判断する(ステップS7)。図6(a)に示すように、第2表示枠26にも手書き入力される場合、漢字の画数が多い等、文字を大きく記載したいものと判断し、図6(b)に示すように、2つの表示枠を仕切る仕切り線を削除し(ステップS8)、1枠入力モードに設定する(ステップS9)。但し、基本は2枠表示であるので、修正候補欄13は表示したままとする。また、仕切り線の両側に、非切替領域を設け、たとえ一方の表示枠から仕切り線を越えて他方の表示枠に記入されたとしても、非切替領域であれば1枠表示に切り替えないようにすることも可能である。
続いて、手書き入力欄11に、既に手書き入力されているか否かを判断する(ステップS10)。既に手書き入力されていれば、自動認識モードであるか否かを判断する(ステップS11)。ここでは、初期状態では自動認識モードとし、認識切替キー17が操作されることにより手動認識に切り替えるようにしている。
自動認識モードの場合(ステップS11:YES)、手書き入力が停止してから一定時間経過することにより(ステップS12)、文字認識を実行する(ステップS13)。文字認識は、従来周知の方法を採用でき、例えば、辞書に文字とその軌跡のパターンとを互いに関連付けて記憶させておき、手書き入力された軌跡と、辞書登録したパターンとを比較し、同一であると判断される文字を抽出することにより行う。図7(a)に示すように、文字認識の結果、第1候補(最も近いパターンに対応する文字)を文字確定欄12に反転表示すると共に、修正候補欄13の左端に表示する(ステップS14)。また、他の候補を修正欄に表示した第1候補の右側に一覧表示する(ステップS15)。このとき、前記ステップS7の判断により、前記ステップS8、S9で、1枠入力モードに切り替えられている場合、仕切り線を再表示させ、再び2枠表示モードに復帰させる(ステップS16)。
一方、自動認識モードでない場合、すなわち手動モードの場合(ステップS11:NO)、認識キー15が操作されることにより(ステップS17:YES)、前記ステップS13に移行して文字認識等を行う。認識キー15の操作がなければ、前記ステップS10に戻って待機する。
但し、認識キー15を操作する代わりに、手書き入力された表示枠に隣接して表示させた残る他の表示枠内のいずれかの位置をタッチ操作することにより文字認識を実行するようにすることも可能である。これによれば、次に入力する表示枠をタッチ操作するだけで、次々に文字を入力して行くことができるので、入力作業を効率的に行うことが可能となる。この場合、次に入力する表示枠に網掛け表示等、識別可能な表示としておくのが好ましい。特に、その表示枠に操作を促す表示をすれば(例えば、キーを表示させる等)、より一層操作性を高めることが可能となる。
手書き入力欄11に、手書き入力がないと判断されれば(ステップS10:NO)、候補が選択されたか否かを判断する(ステップS18)。そして、修正候補欄13に一覧表示された文字候補の中からいずれかが選択されれば、文字確定欄12の表示を選択した文字に変更する(ステップS19)。文字確定欄12には、前記ステップS5からS19の処理を繰り返すことにより入力される文字が順次表示される。表示された文字のうち、後に変更を希望する文字については、カーソルをその文字まで移動させると、前記ステップS15で表示させた、対応する候補文字が一覧表示される。そこで、前記ステップS18、S19の処理を行うことにより他の候補に変更する。つまり、文字列の途中のいずれの文字であっても、他の文字に変更することが可能である。
候補が選択されなければ、採用キー14がタッチ操作されたか否かを判断する(ステップS20)。採用キー14がタッチ操作されると、図7(b)に示すように、文字確定欄12に表示した文字を、辞書検索入力画面7の検索文字欄8に表示し(ステップS21)、文字確定欄12の表示を消去する(ステップS22)。採用キー14の操作がなければ、枠数切替キー16が操作されたか否かを判断する(ステップS23)。枠数切替キー16が操作されれば、ステップS1に戻って前記処理を繰り返し、操作されず、他のキー操作があれば、そのキー3に応じた処理を実行する(ステップS24:例えば、候補拡大キー19が操作されれば、文字確定欄12や修正候補欄13に表示した文字を拡大表示する。)。
以上のようにして手書き文字を文字認識させ、文字の入力を行うが、手書き入力、文字認識後の文字の表示等は全て第2液晶パネル4内で行うことができる。つまり、視線を第2液晶パネル4と第1液晶パネル1の間で移動させるが必要なく、入力作業を非常に効率良く行うことができ、誤入力等も防止することが可能となる。
(第2実施形態)
前記手書き入力処理では、次のようにして検索したい語句の中で、複数の文字が分からないときに検索する方法としてのブランクワード検索処理を行えるようにしてもよい。以下、この処理内容を図8のフローチャートに従って説明する。
すなわち、図9(a)に示すように、2枠表示させた状態で(ステップS31)、第1表示枠25に手書き入力されれば(ステップS32:YES)、前記同様にして2枠表示での手書き入力処理を開始する。
第1表示枠25への手書き入力がされることなく(ステップS32:NO)、第2表示枠26へのタッチ操作があれば(ステップS33:YES)、ブランクワード検索を開始する(ステップS34)。このとき、図9(b)に示すように、第1液晶パネル7にブランクワード検索が開始された旨の表示を別ウィンドウで表示させ、検索文字欄8には、ブランクワード検索を意味する「〜」の文字を表示させる。なお、文字入力がない状態で、文字入力の対象となっていない表示枠を連続してクリックした場合に、ブランクワード検索に切り替えるようにしてもよい。
ブランクワード検索では、図10(a)に示すように、第1表示枠25への手書き入力があり(ステップS35:YES)、認識キー15の操作があれば(ステップS36:YES)、文字認識を開始する(ステップS37)。そして、認識した文字を文字確定欄12に表示し、第1表示枠25に入力された文字を消去する(ステップS38)。このとき、図10(b)に示すように、入力可能な表示枠を変更し(ここでは、第1表示枠25から第2表示枠26に変更した例を示す。)、次の文字の手書き入力に備える(ステップS39)。
その後、手書き入力により、希望する文字が全て検索文字欄8に表示されれば(図11(a)の例では、「〜ふく」が含まれる文字列についての入力が完了した状態を示す。)、検索/決定キー3aが操作されることにより(ステップS40)、辞書検索処理を開始する(ステップS41)。
辞書検索処理では、ブランクワードである「〜」が含まれる文字列に基づいて辞書データ24(ここでは、和英辞典)を検索し、「〜」以外の文字(複数の文字であれば、その語句)が含まれる語句、文章等を、辞書データ24から抽出する。抽出した結果は、第1液晶パネル1に表示する。抽出された語句が全て1画面で表示しきれない場合にはスクロール表示可能とする。また、1番目に表示された語句、文章等については、上下に分割された画面の下方欄に辞書内容を表示する(図11(b)の例では、「明日は明日の風が吹く」の辞書内容「Tomorrow is another day.」を下方欄に表示させている。)。
このように、前記第2実施形態に係る手書き入力処理によれば、2枠表示させ、第1表示枠25をブランク状態としたままで、第2表示枠26をクリック操作することにより、自動的にブランクワード検索を開始できる。また、ブランクワード検索処理が開始されれば、その旨が第1液晶パネル1に表示される。つまり、操作性が良いだけでなく、操作状況を的確に把握することができる。そして、ユーザが、検索したい語句の途中に分からない文字の文字数を知らない場合にでも、その語句を簡単に検索することが可能となる。
(第3実施形態)
前記手書き入力処理では、次のようにして検索したい語句の中で、分からない文字数が分かっているときに検索する方法としてのワイルドカード検索処理を行えるようにしてもよい。以下、この処理内容を図12のフローチャートに従って説明する。
すなわち、図13(a)に示すように、2枠表示させた状態で(ステップS51)、第1表示枠25に手書き入力があれば(ステップS52:YES)、認識キー15の操作により(ステップS53:YES)、文字認識を開始する(ステップS54)。そして、認識された文字を文字確定欄12に表示する(ステップS55)。ここで、採用キー14の操作があれば(ステップS56:YES)、文字確定欄12に表示した文字を消去し、第1液晶パネル1に表示した辞書検索入力画面7の検索文字欄8に表示する(ステップS57)。ここで、図13(b)に示すように、入力可能な表示枠を変更し(ここでは、第1表示枠25から第2表示枠26に変更した例を示す。)、次の文字の手書き入力に備える(ステップS58)。
以下、同様にして、手書き入力を行い、文字確定欄12、検索文字欄8へと表示を遷移させるが、その途中で、文字入力がない状態で、いずれか一方の文字入力の対象となっていない表示枠(図14(a)中、2点鎖線の斜線で示す。)がクリック操作されると(ステップS59:YES)、ワイルドカード検索へと移行する(ステップS60)。すなわち、第1液晶パネル1には、図14(b)に示すように、表示される検索文字欄8には、既に入力された文字の後に、「?」を挿入すると共に、前記第2実施形態の場合と同様に、ワイルドカード検索とは何であるのかを示す説明を表示する(図14(b)では具体的な説明は省略している。)。
なお、「?」は、文字入力がない状態で、文字入力の対象となっていない表示枠を連続してクリックした回数分だけ辞書検索入力画面7の検索文字欄8に表示させることが可能である。これにより、ユーザが検索したい語句の中で分からない文字数を知っている場合であれば、検索効率を向上させることができる。
その後、前記同様にして、図15(a)及び(b)に示すように、他の文字の入力が行われ、希望する文字が全て検索文字欄8に表示されれば(図16(a)は、「あ?び」と表示した例を示す。)、検索/決定キー3aが操作されることにより(ステップS61)、辞書検索処理を開始する(ステップS62)。
辞書検索処理では、ワイルドカードである「?」が途中に含まれる文字列に基づいて辞書データ24(ここでは、和英辞典)を検索し、「?」以外の文字を含み、「?」の位置に「?」の個数分の任意の文字を持つ語句(ここでは、「あ」で始まり「び」で終わる語句の中で、「あ」と「び」の間に1文字入る語句)を抽出する。抽出した結果は、図16(b)に示すように、第1液晶パネル1に表示する(ここでは、「あくび」、「あそび」、「アワビ」が表示された例を示す。)。
このように、前記第3実施形態に係る手書き入力処理によれば、前記第2実施形態と同様に、表示枠をクリック操作するだけで、自動的にワイルドカード検索を開始でき、その旨を第1液晶パネル1に表示させることができる。
なお、前記実施形態では、手書き入力装置を電子辞書に採用する場合について説明したが、PDA、携帯電話等、手書き入力が可能な電子機器であれば、いずれのものにも採用することができる。
また、前記実施形態では、手書き入力欄11に1枠又は2枠のいずれか一方を表示させるようにしたが、3枠以上を表示させるようにすることも可能である。そして、スペース上の問題がなければ、横並びに限らず、縦方向に並べて表示してもよいし、マトリックス状に表示してもよい。さらに、表示させた3枠以上のうち、任意の複数枠を1枠に表示させるように切替可能としてもよし、スクロール表示するようにしてもよい。
本実施形態に係る手書き入力装置を採用した電子辞書の開放状態を示す正面図である。 図1に示す電子辞書のブロック図である。 図1に示す電子辞書に於ける手書き入力処理を示すフローチャート図である。 図1に示す電子辞書に於ける手書き入力処理を示すフローチャート図である。 手書き入力処理での手書き入力画面の画面遷移を示す図である。 手書き入力処理での手書き入力画面の画面遷移を示す図である。 手書き入力処理での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。 ブランクワード検索の内容を示すフローチャート図である。 ブランクワード検索での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。 ブランクワード検索での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。 ブランクワード検索での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。 ワイルドカード検索の内容を示すフローチャート図である。 ワイルドカード検索での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。 ワイルドカード検索での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。 ワイルドカード検索での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。 ワイルドカード検索での手書き入力画面及び第1液晶パネルの画面遷移を示す図である。
符号の説明
1…第1液晶パネル
2…蓋体
3…キー
3a…検索/決定キー
4…第2液晶パネル(入力手段)
5…制御ユニット
6…本体
7…辞書検索入力画面
8…検索文字欄
9…表示操作部
10…選択操作部
11…手書き入力欄(入力部)
12…文字確定欄
13…修正候補欄
14…採用キー
15…認識キー
16…枠数切替キー(切替手段)
17…認識切替キー
18…書き直しキー
19…候補拡大キー
20…ROM
21…RAM
22…CPU(表示制御手段)
23…制御プログラム(文字認識手段)
24…辞書データ
25…第1表示枠
26…第2表示枠(入力部)

Claims (11)

  1. 手書きにより文字を入力するための入力部を備えた入力手段と、
    前記入力部に入力された手書き文字を認識する文字認識手段と、
    前記入力手段に表示する入力部を複数箇所とし、手書き入力が可能な手書き入力部と、該手書き入力部以外の入力部とで識別可能に表示する表示制御手段と、
    前記手書き入力部に手書き入力し、前記文字認識手段により文字認識した後、残る他の入力部を操作することにより、手書き入力を確定する入力確定手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、操作された入力部への手書き入力が可能となるように、手書き入力された入力部と操作された入力部との表示形態を逆転させることを特徴とする手書き入力装置。
  2. 前記入力手段の入力部の表示数を切替可能とする切替手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
  3. 前記切替手段は、前記入力手段に複数の入力部を表示させた状態で、1箇所の入力部と、他の入力部とに跨って手書き入力された場合、手書き入力された入力部を合体して1つの入力部に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の手書き入力装置。
  4. 前記切替手段は、複数の入力部を合体して1つの入力部に切り替えた後、手書き入力が確定されることにより、元の複数の入力部に表示を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の手書き入力装置。
  5. 前記入力手段は、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部を操作することにより、入力しようとする語句に於ける入力しようとする文字の位置関係を設定可能とする入力条件変更手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の手書き入力装置。
  6. 前記入力条件変更手段は、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部への操作を連続して行う連続操作が行われた場合、該連続操作の回数分の不確定文字領域を確保することを特徴とする請求項5に記載の手書き入力装置。
  7. 前記入力条件変更手段は、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部への操作を連続して行う連続操作が行われた場合、任意の個数分の不確定文字領域を確保することを特徴とする請求項5に記載の手書き入力装置。
  8. 前記入力手段による文字入力が1文字も行われていない場合、
    前記入力条件変更手段により、前記手書き入力部への入力なしに、該手書き入力部以外の入力部への操作が行われた場合、任意の個数分の不確定文字領域を確保することを特徴とする請求項5に記載の手書き入力装置。
  9. 入力手段に複数の入力部を表示し、いずれか1箇所の入力部を他の入力部と識別可能に表示する第1表示制御ステップと、
    前記1箇所の入力部に入力された手書き文字を認識する文字認識ステップと、
    前記残る他の入力部を操作することにより、手書き入力を確定する入力確定ステップと、
    手書き入力された入力部と操作された入力部との表示形態を逆転させ、操作された入力部への手書き入力を可能とする第2表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする手書き入力方法。
  10. 前記請求項9に記載した方法の各ステップを含むことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータにより読取可能な記録媒体。
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