JP2008282044A - ファイバブラッググレーティング素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で、1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断量を得ること。
【解決手段】光入力に対し、1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断のフィルタリングを行うFBG部40であって、クラッド42の領域に、紫外線に対して感光性を有する感光性材料を添付し、コア41の領域と同じチャープトブラッググレーティングを形成している。
【選択図】 図9
【解決手段】光入力に対し、1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断のフィルタリングを行うFBG部40であって、クラッド42の領域に、紫外線に対して感光性を有する感光性材料を添付し、コア41の領域と同じチャープトブラッググレーティングを形成している。
【選択図】 図9
Description
この発明は、光入力に対し、広帯域で高遮断のフィルタリングを行う光フィルタとしての機能を有したファイバブラッググレーティング素子に関するものである。
従来から、光通信装置では、所望の波長帯域を遮断するためにファイバブラッググレーティング(FBG:Fiber Bragg Grating)を用いた光フィルタが多用されている。このFBGは、光ファイバに紫外線を照射すると屈折率が上昇する「光誘起屈折率変化」を利用したものであり、この光誘起屈折率変化を大きくすることによって大きな遮断量を得ることができる。FBGは、ファイバコア上に周期的な屈折率変化を形成したものであり、この周期的な屈折率変化は、二光束干渉法やフェーズマスクを用いた方法によって形成される。この周期的な屈折率変化によって、ブラッグ中心波長λBが反射され、結果的にこのブラッグ中心波長λB領域の光が遮断されることになる。なお、ブラッグ中心波長λBは、λB=2nΛで表される。ここで、nは、光ファイバの実効屈折率であり、Λは、周期的な屈折率変化の間隔を意味するグレーティングピッチである。このようなFBGは、WDM通信システム以外にも、合分波器、線路監視用フィルタ、温度センサ、ひずみセンサとしても用いられる。
ところで、たとえば1nmを越える広帯域で光入力を遮断しようとする場合、FBGをチャープトグレーティングにし、さらにこの帯域で大きな遮断量を得ようとする場合、グレーティング長を長くすることによって大きな遮断量を実現している。たとえば、図16は、波長1650nm帯の10nm帯域の光を7mmのチャープトグレーティングによって遮断した結果を示しており、約35dBの遮断量(図では、透過損失で示しているが以下、遮断量という)を得ている。そして、図17は、同じ波長1650nm帯の10nm帯域の光を13mmのチャープトグレーティングによって遮断した結果を示しており、約40dBの遮断量を得ている。
しかしながら、チャープトグレーティング長を約2倍にした場合、遮断量も約2倍となって約80dB程度の遮断量が得られるはずなのに、図17に示した遮断量は、若干(5dB程度)の遮断量増加となっているに過ぎない。すなわち、単にチャープトグレーティング長を長くしても大きな遮断量を得るには限界がある。
一方、近年の光通信分野などでは、監視通信系の光を実通信系の光と確実に分離する必要があり、この監視通信系の光が実通信系に漏れることによる実通信への影響を極力なくすため、たとえば60dB程度の遮断量が要求される場合がある。しかし、上述したように、広帯域で大きな遮断量を得るFBGは、約40dB程度が限界であり、1nmを越える広帯域で40dBを越える遮断量が得られるFBGの出現が要望されていた。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断量を得ることができるファイバブラッググレーティング素子を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかるファイバブラッググレーティング素子は、光入力に対し、所望の1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断のフィルタリングを行うファイバブラッググレーティング素子であって、光ファイバのクラッド領域に、紫外線に対して感光性を有する感光性材料を添付し、コア領域と同じチャープトブラッググレーティングを形成したことを特徴とする。
また、この発明にかかるファイバブラッググレーティング素子は、光入力に対し、所望の1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断のフィルタリングを行うファイバブラッググレーティング素子であって、開口数が0.2以上の光ファイバにチャープトブラッググレーティングを形成したことを特徴とする。
また、この発明にかかるファイバブラッググレーティング素子は、光入力に対し、所望の1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断のフィルタリングを行うファイバブラッググレーティング素子であって、コア領域内の外側に該コア領域中心部に比して屈折率が低いリング状の領域を設け、少なくとも該コア領域にチャープトブラッググレーティングを形成したことを特徴とする。
また、この発明にかかるファイバブラッググレーティング素子は、光入力に対し、所望の1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断のフィルタリングを行うファイバブラッググレーティング素子であって、少なくともコア領域にチャープトブラッググレーティングを形成し、クラッド領域の外側であって該クラッド領域の屈折率以上の屈折率をもつ材料によってこのチャープトブラッググレーティングが形成されたコア領域の一部あるいは全部を覆うことを特徴とする。
また、この発明にかかるファイバブラッググレーティング素子は、上記の発明において、クラッド領域の外側であって該クラッド領域の屈折率以上の屈折率をもつ材料によって前記チャープトブラッググレーティングの一部あるいは全部を覆うことを特徴とする。
また、この発明にかかるコネクタは、上記の発明に記載のファイバブラッググレーティング素子を内蔵し、光ファイバを結合することを特徴とする。
この発明にかかるファイバブラッググレーティング素子は、光ファイバのクラッド領域に、紫外線に対して感光性を有する感光性材料を添付し、コア領域と同じチャープトブラッググレーティングを形成し、または、開口数が0.2以上の光ファイバにチャープトブラッググレーティングを形成し、コア領域内の外側にクラッド領域に比して屈折率が低いリング状の領域を設け、少なくとも該コア領域にチャープトブラッググレーティングを形成し、または、少なくともコア領域にチャープトブラッググレーティングを形成し、クラッド領域の外側であって該クラッド領域の屈折率以上の屈折率をもつ材料によってこのチャープトブラッググレーティングが形成されたコア領域の一部あるいは全部を覆い、さらには、これらの組み合わせによって、グレーティング長が短くても、簡易な構成で、1nmを越える広帯域で40dBを越える高遮断量を得ることができるという効果を奏する。
以下、この発明を実施するための最良の形態であるファイバブラッググレーティング素子について説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1にかかるファイバブラッググレーティング素子を用いた光分岐線路監視システムの概要構成を示す図である。この光分岐線路監視システムは、伝送装置10に幹線光線路22が接続され、この幹線光線路22は、光スプリッタ28によって光多分岐され、複数の幹線光線路22に分岐される。この分岐された幹線光線路22は、光カプラ18を介して局外に延び、屋外の光スプリッタ3によって各分岐線路1a1〜1a8に光多分岐される。光多分岐された各分岐光線路1a1〜1a8は、ユーザ24内の各ONU(Optical Network Unit)20に接続される。なお、この光スプリッタ3は、図示しない光線路監視用デバイスを有し、この光監視線路用デバイスは、監視光λc1〜λc8のみをそれぞれ各分岐光線路1a1〜1a8に対応させて入出力する。
図1は、この発明の実施の形態1にかかるファイバブラッググレーティング素子を用いた光分岐線路監視システムの概要構成を示す図である。この光分岐線路監視システムは、伝送装置10に幹線光線路22が接続され、この幹線光線路22は、光スプリッタ28によって光多分岐され、複数の幹線光線路22に分岐される。この分岐された幹線光線路22は、光カプラ18を介して局外に延び、屋外の光スプリッタ3によって各分岐線路1a1〜1a8に光多分岐される。光多分岐された各分岐光線路1a1〜1a8は、ユーザ24内の各ONU(Optical Network Unit)20に接続される。なお、この光スプリッタ3は、図示しない光線路監視用デバイスを有し、この光監視線路用デバイスは、監視光λc1〜λc8のみをそれぞれ各分岐光線路1a1〜1a8に対応させて入出力する。
制御部26は、OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)2が出力する可変波長の監視光の出力制御を行い、ファイバセレクタ(FS)25に出力するとともに、受信計測の制御をも行う。OTDR2は、この制御部26およびFS25を介して光カプラ18に接続される。
各ONU20は、各ONU20固有の監視光波長が割り当てられ、各ONU20内にはそれぞれ監視光波長帯域の監視光を反射し、出力を遮断するFBG21−1〜21−8が設けられている。なお、各FBG21−1〜21−8は、同じ構成のFBGであり、約10nm帯域の監視光を約60dB遮断する特性を有する。
制御部26は、監視すべきλc1〜λc8の監視光を周期的に出射させ、光カプラ18を介して幹線光線路22に出力される。この際、FS25は、出力すべき幹線光線路22を選択する。光カプラ18において、伝送装置10から伝搬した波長λbの通信光は、たとえば波長λc1の監視光とともに光スプリッタ3に入力され、波長λbの通信光は、分岐光線路1a1〜1a8を介して各ONU20に入力されるとともに、波長λc1の監視光は、分岐光線路1a1に接続されたONU20に入力される。
図2に示すように波長λc1の監視光は、FBG21−1によって反射されるが、波長λbの通信光は、そのまま光受信部31−1で受信され、O/E部32−1によって光/電気変換され、受信処理部33−1に入力される。同様にして、分岐光線路1a3に、波長λc3の監視光と波長λbの通信光とが入力された場合にも、波長λc1の監視光は、FBG21−3によって反射されるが、波長λbの通信光は、そのまま光受信部31−3で受信され、O/E部32−3によって光/電気変換され、受信処理部33−3に入力される。ここで、波長λc1などの監視光が光受信部31−1〜31−8に入力されると、通信エラーなどが生じ、通信に大きな影響を及ぼし、これらの監視光をFBG21−1〜21−8によって確実に遮断する必要がある。ここで、上述したようにFBG21−1〜21−8は、監視光の波長帯域約10nmにおいて約60dBの遮断量を有するので、確実に監視光を遮断することができる。なお、FBG21−1〜21−8は、図示しないフェルールなどによって固定され、コネクタ30−1〜30−8内に設けられる。
ここで、FBG21(21−1〜21−8)の構成について説明する。図3に示すように、FBG21は、波長λc1〜λc8に対応するグレーティングピッチΛが長手方向に変化するチャープトグレーティングであり、図4に示すように、ブラッグ中心波長が波長λc1〜λc8であるため、λc1〜λc8までの広帯域で反射することができ、この波長帯域の光を遮断することができる。この結果、ONU20は、同一のFBG21を用いることができる。なお、FBG21は、各監視光の波長をブラッグ中心波長として形成されたものを用いてもよい。
図5は、FBG21を含むFBG部40の縦断面図であり、図6は、FBG21を含むFBG部40の横断面図および屈折率プロファイルを示している。図5および図6において、FBG21は、コア41の領域の長手方向に形成されたチャープトグレーティングによって波長λc1〜λc8までの波長光を遮断し、その長さは13mmである。ここで、FBG部40のクラッド42の外部は、クラッド42の屈折率以上の屈折率をもつ高屈折率部43によって覆われている。なお、高屈折率部43は、FBG部21の周囲全体であることが好ましいが、一部であってもよい。高屈折率部43に用いられる部材は、コア41およびクラッド42の屈折率以上の高い屈折率をもつものであればよく、たとえばマッチングオイルでも、接着剤でもよい。なお、高屈折率部43は、コア41の屈折率以上の高い屈折率をもつものでもよい。
図7は、FBG部40の遮断特性を示す図である。図7では、マッチングオイルを高屈折率部43としたものであり、FBG部40は、1650nmを中心に約10nmの帯域で、光入力を、60dB以上遮断している。なお、透過損失が、−70dB近傍において揺らぎが生じるのは測定限界だからである。
この実施の形態1では、FBG21を有したコア41に対応するクラッド42の外部に、クラッド42の屈折率以上の屈折率をもつ高屈折率部43で覆うことによって、10nm程度の広帯域でも約60dB以上の遮断特性を得ることができる。また、逆に、短いグレーティング長であっても、従来に比して大きな遮断特性を得ることができるのは言うまでもない。
なお、図1では、光スプリッタ3によって多分岐する構成を示したが、図8に示すように光スプリッタ28よりも下流の分岐されない単一の光線路1aに対してONU20が直接接続され、監視光を、光カプラ18を介して送受するようにしてもよい。この場合、単一波長λc4とするのが好ましい。これは、OTDR2が発光する光の中心波長ずれが大きいためであり、このために、1nmを超える広帯域のFBG20が必要となる。
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、チャープトグレーティングであるFBG21をコア41のみに形成するようにしていたが、この実施の形態2では、コア51のみでなくクラッド52領域にも同一のチャープトグレーティングを形成するようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、チャープトグレーティングであるFBG21をコア41のみに形成するようにしていたが、この実施の形態2では、コア51のみでなくクラッド52領域にも同一のチャープトグレーティングを形成するようにしている。
図9は、この発明の実施の形態2であるFBG21aを有したFBG部50の縦断面図を示し、図10は、FBG部50の横断面および屈折率プロファイルを示している。図9に示すように、FBG部50は、クラッド52の一部領域であるクラッド52aまでFBG21aが形成されている。このクラッド52aの領域に形成されたFBG21aによって、クラッド52を介した光が、基本モードと高次モードを結合しないようにしている。出力側に漏れないようにしている。このクラッド52内のクラッド52aの領域のチャープトグレーティングの形成は、クラッド52aの領域に、コア51に添加したGeとほぼ同量のGeをクラッド52aの領域に添加しておき、コア51の領域にチャープトグレーティングを形成すると同じように、二光束干渉法やフェーズマスクを用いた方法によって行うことができる。なお、この実施の形態2では、クラッド52aにGeを添加しているが、これに限らず、チャープトグレーティングがクラッド52aの領域に形成できればよく、たとえば、リンなどの紫外線に感光する材料をクラッド52aの領域に添加すればよい。また、必要に応じて、図5に示した高屈折率43をクラッド52の外側に形成してもよい。
この実施の形態2によっても、実施の形態1と同様に、図7に示したように、10nm程度の高帯域でも約60dB以上の遮断特性を得ることができるFBG部50を実現できる。
(実施の形態3)
つぎに、この発明の実施の形態3について説明する。上述した実施の形態2では、クラッド52の領域にチャープトグレーティングを形成するようにしていたが、この実施の形態3では、コア61の領域の屈折率を通常よりも高くしている。
つぎに、この発明の実施の形態3について説明する。上述した実施の形態2では、クラッド52の領域にチャープトグレーティングを形成するようにしていたが、この実施の形態3では、コア61の領域の屈折率を通常よりも高くしている。
図11は、この発明の実施の形態3であるFBG21bを有したFBG部60の縦断面図を示し、図12は、FBG部60の横断面および屈折率プロファイルを示している。図11に示すように、FBG部60は、実施の形態1のコア41と同様に、コア61の領域にチャープトグレーティングであるFBG21bを形成している。ここで、コア61には、クラッド62に比して高い屈折率を有し、たとえば開口数(NA)を0.2以上とすることが好ましい。また、必要に応じて、図5に示した高屈折率43をクラッド52の外側に形成してもよい。
図13は、開口数が0.34となるファイバにおける遮断特性を示した図である。図13に示すように、この実施の形態3によっても、1650nmを中心とした約10nmの高帯域で、約60dB以上の遮断を実現している。
(実施の形態4)
つぎに、この発明の実施の形態4について説明する。上述した実施の形態3では、コア61の領域の屈折率をクラッド62の領域よりも通常より高めの屈折率としたが、この実施の形態5では、コア71領域内の外側領域の屈折率をクラッド72の領域よりも低くしている。
つぎに、この発明の実施の形態4について説明する。上述した実施の形態3では、コア61の領域の屈折率をクラッド62の領域よりも通常より高めの屈折率としたが、この実施の形態5では、コア71領域内の外側領域の屈折率をクラッド72の領域よりも低くしている。
図14は、この発明の実施の形態4であるFBG21cを有したFBG部70の縦断面図を示し、図15は、FBG部70の横断面および屈折率プロファイルを示している。図14に示すように、FBG部70は、実施の形態1のコア41と同様に、コア71の領域にチャープトグレーティングであるFBG21cを形成している。ここで、図15に示すように、コア71は、コア71領域内の外側領域の屈折率を、クラッド72の領域の屈折率よりも低くし、そのプロファイルがW型(ディスプレイスドクラッドファイバ)になるようにしている。このように屈折率プロファイルをW型とすることによって、クラッド72に生じるクラッドモードM1が結合しないようにしている。さらに、実施の形態1に示したように高屈折率部73を設けることによって、クラッドモードM1自体が存在しないようにしてもよい。いずれの場合にも、クラッドモードが存在しないので、遮断特性を格段に向上させることができる。
この実施の形態4によっても、実施の形態1と同様に、図7に示したように、10nm程度の高帯域でも約60dB以上の遮断特性を得ることができるFBG部70を実現できる。
1a1〜1a8 分岐光線路
2 OTDR
3,28 光スプリッタ
10 伝送装置
18 光カプラ
20 ONU
21,21−1〜21−8,21a,21b,21c FBG
22 基幹光線路
24 ユーザ
25 ファイバセレクタ
26 制御部
30−1,30−3 光コネクタ
31−1,31−3 光受信部
32−1,32−3 O/E部
33−1,33−3 受信処理部
40,50,60,70 FBG部
41,51,61,71 コア
42,52,62,72 クラッド
43,73 高屈折率部
λa,λb 通信光の波長
λc1〜λc8 監視光の波長
2 OTDR
3,28 光スプリッタ
10 伝送装置
18 光カプラ
20 ONU
21,21−1〜21−8,21a,21b,21c FBG
22 基幹光線路
24 ユーザ
25 ファイバセレクタ
26 制御部
30−1,30−3 光コネクタ
31−1,31−3 光受信部
32−1,32−3 O/E部
33−1,33−3 受信処理部
40,50,60,70 FBG部
41,51,61,71 コア
42,52,62,72 クラッド
43,73 高屈折率部
λa,λb 通信光の波長
λc1〜λc8 監視光の波長
Claims (5)
- 光入力に対し、所望の1nmを越える広帯域で高遮断のフィルタリングを行うファイバブラッググレーティング素子であって、
開口数が0.2以上の光ファイバにチャープトブラッググレーティングを形成したことを特徴とするファイバブラッググレーティング素子。 - 光入力に対し、所望の1nmを越える広帯域で高遮断のフィルタリングを行うファイバブラッググレーティング素子であって、
コア領域内の外側にクラッド領域に比して屈折率が低いリング状の領域を設け、少なくとも該コア領域にチャープトブラッググレーティングを形成したことを特徴とするファイバブラッググレーティング素子。 - 光入力に対し、所望の1nmを越える広帯域で高遮断のフィルタリングを行うファイバブラッググレーティング素子であって、
少なくともコア領域にチャープトブラッググレーティングを形成し、クラッド領域の外側であって該クラッド領域の屈折率以上の屈折率をもつ材料によってこのチャープトブラッググレーティングが形成されたコア領域の一部あるいは全部を覆うことを特徴とするファイバブラッググレーティング素子。 - クラッド領域の外側であって該クラッド領域の屈折率以上の屈折率をもつ材料によって前記チャープトブラッググレーティングの一部あるいは全部を覆うことを特徴とする請求項1または2に記載のファイバブラッググレーティング素子。
- 請求項1〜4に記載のファイバブラッググレーティング素子を内蔵し、光ファイバを結合することを特徴とするコネクタ。
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