JP2008281210A - お互いに分離している酸化剤と還元剤とを有している装薬を備えた燃焼式アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】構造体を膨脹する、あるいはラムにより部品を移動する機能を備えた燃焼式アクチュエータを提供する。
【解決手段】ガス発生用アクチュエータ(1,100)が点火装置(3,103)及び強力な装薬を備えている、アクチュエータ(1,100)の主な特徴は、お互いに分離した、還元性材料(4,104)及び酸化性流体(2,102)により作られることである。
【選択図】図1

Description

本発明は膨脹式構造体又はピストンにより部品を移動する機能を備えた燃焼式アクチュエータに関する。本発明による点火式アクチュエータは、特に、エアバッグタイプの安全装置を作動させるために陸上用自動車に、例えばハッチを自動的に開閉するために航空機に、そして着陸に係わる構造体を膨脹するために宇宙船に適したものである。
燃焼式アクチュエータは、いくつかの特許出願がなされてきた。
特許文献1には、どのようなタイプのエネルギー吸収装置にも使用できる減衰走行するラムが開示されている。このラムは燃焼式ガス発生器、ピストン、燃焼用チャンバ及び中間チャンバと一体になった背圧チャンバを備えていて、その背圧チャンバは燃焼用チャンバとピストンの一方の端部との間に含まれている。ダクトが中間チャンバを背圧チャンバに接続している。ピストンの運動に対抗するために、したがってその走行を減衰するために、発生器により発生されたガスが中間チャンバを加圧する。
特許文献2は、燃焼式アクチュエータに関するものであって、燃焼式アクチュエータはボデーと、ピストンと、ボデー内にピストンを保持するワッシャとを備えている。ピストンのボデー内における初期位置に応じて、アクチュエータは、ピストンをボデーから押し上げることにより対象物にスラスト力を作用することができるか、又はピストンをボデー内に引きもどすことにより機械部品を解放する。
両文献に開示された燃焼式アクチュエータは強力な装薬を備えていて、その装薬は事前に作られ、そして例えば温度上昇、落下物の衝撃又は摩擦のような予期せぬ事象の作用により燃焼するべく準備することができる。
以下の説明において、用語“保管状態において(in storage position)”はアクチュエータの非作動状態に一致している。
欧州特許第550321号明細書 仏国特許出願第282487号明細書
本発明によるアクチュエータが分離された強力な装薬を含んでいて、その装薬は、初期には分離されている、還元性材料と酸化性流体とを備えている。この方法で、保管状態においては、強力な装薬は予期せぬ外的影響に対して反応することなく、高度の安全性を提供している。従って前記アクチュエータは、運転不可あるいは破損を招くどのような突発的な燃焼をも許されない、陸上用車両、航空機、宇宙船に適合するものである。
本発明の目的は、点火装置と強力な装薬とを備えたガス発生用アクチュエータに関するものであって、前記装薬は、お互いに分離している、還元性材料と酸化性流体とから作られていることを特徴としている。すなわち、保管状態において、強力な装薬は形成されていない。好適には、還元性材料は固体である。
利点のあることに、還元性材料がポリメチルメタクレートと、キャリフレックスと、人工樹脂及び天然樹脂と、金属と、ワックスとから選択されている。
本発明の第一変形において、酸化性流体が液体である。
利点のあることに、酸化性流体が、酸素、過酸化物及びヒドロキシルアミンニトレートから選択されている。
本発明の第二変形において、酸化性流体が気体である。
好適には、酸化性流体が、主に酸素からなる気体混合物である。
好適には、還元性材料が、少なくとも一つのダクトが長手方向に貫通している固体の円筒状のブロックからなる。
利点のあることに、還元性材料が還元性材料を長手方向に貫通する中央ダクトを有していて、中央ダクトは、中央ダクト周囲に均等に分布されたお互いに平行な少なくとも三つの長手方向溝を提供している。
利点のあることに、ブロックがブロックを長手方向に貫通するお互い平行な七つのダクトを有していて、ダクトの一つが中央位置にあって、該ダクトの残りの六つが中央ダクト周囲に均等に分布されていて、かつ中央ダクトから等距離となっている。
好適には、酸化剤の流量が、点火バルブ及び調節バルブにより制御されていて、両バルブは酸素リザーバと還元性材料との間に位置している。操作において、酸化性流体が還元性材料に接触しそこで反応するように、電気信号が酸化性流体を放出するべく点火バルブをロック解除するようになっていて、酸化性流体の流量は調節バルブにより制御されている。
好適には、点火装置が少なくとも一つの点火イニシエータと、発火性のブースター装薬を備えていて、点火装置は、ブースター装薬により発生されたガスが還元性材料の表面を加熱するように位置決めされている。
利点のあることに、熱分解反応が引き起こされるように、還元性材料の表面が加熱された後に酸化剤が還元性材料に接触されるようになっていて、発生したガスは出口パイプによりアクチュエータの外部に排出される。言いかえると、熱分解反応を引き起こすために、酸化剤が還元性材料と接触する以前に還元性材料の表面が予加熱されていることは利点のあることである。
利点のあることに、還元性材料と酸化剤との間の熱分解反応により発生されたガスは、冷却液体を備えている平行な回路により冷却される。好適には、冷却液体はエタノールである。
好適には、回路が、連続して、ガス出口パイプを備えた膨脹チャンバと冷却液体貯蔵物と、接続パイプとを備えていて、接続パイプは、冷却液体貯蔵物と出口パイプとを接続し、そして点火バルブに取り付けられている。
利点のあることに、膨脹チャンバが、冷却液体に接触した可動壁面を有していて、そして熱分解反応により発生されたガスの作用で膨脹可能であり、従って冷却液体に圧力を作用可能になっている。従って、接続パイプの点火バルブが開かれると、加圧された冷却液体は出口パイプに導びかれているパイプを通って流れる。
好適には、接続パイプを通って流れる冷却液体は、細かい液滴状で出口パイプに分散される。このようにして、これらの液滴の分散は、出口パイプを介して噴射されるガスを冷却するための噴霧器により発生されるものに例えることができる。
本発明における他の好適な実施形態において、酸化剤の流量が、漏斗状ノズルにより制御されていて、ノズルは酸化剤貯蔵物と還元性材料との間に位置している。
利点のあることに、酸化剤と還元性材料との間の熱分解反応により発生されたガスは、ピストンを備えたラムに対して開いている緩衝空間へ向かって導びかれる。このようにして、熱分解反応により発生されたガスは緩衝体積を通過し、ラムのピストンに圧力を作用する。ラムが事故で故障し、アクチュエータを破損させるようなリスクのある作動をするような場合に、緩衝体積は減圧チャンバのようなものとなる。その体積は熱分解反応により発生する全ガスが入るように寸法化されている。
本発明によるアクチュエータは、自己制御性があって、構造が非常に単純であるためにコンパクトであるとの利点がある。従ってアクチュエータは、そのようなアクチュエータの機能を必要とする、いずれのタイプの装置あるいは対象物に取り付けることができる。さらに、アクチュエータは強力な装薬を使用することに伴なう多くの利点を有している。すなわち、点火の制御に基づく信頼性と、強力な装薬の小さなサイズに基づくコンパクト性と、これらのアクチュエータに使用可能な構成の多様性に基づく作用の広範性とである。
本発明の二つの好適な実施形態について図1−8を参照して説明する。
図1,2において、本発明によるアクチュエータ1の好適な第一実施形態が図示されていて、アクチュエータ1は、酸素リザーバ2、点火装置3、ポリメチルメタクレート製の還元剤ブロック4、ガス冷却回路5、前記ガス用の排気装置6及び膨脹式構造体7を備えている。酸素リザーバ2は加圧酸素の入った剛なボトル8からなり、そしてボトル8は酸素用排気ダクトを備えていて、排気ダクト10は、あらかじめ点火装置3を通過して前記ボトル8と還元剤ブロック4との接続を可能にしている。排気ダクト10は、点火バルブ11と調節弁12とを備えた剛なパイプからなり、点火バルブ11は酸素リザーバ2に対して調節弁12の上流側に配置されている。調節バルブ12が流量調節機能の関連で閉となった場合に酸素の通過を可能とするために、排気ダクト10は調節弁12を迂回するバイパスダクト13を有している。
図3において、点火装置3は二つのイニシエータ14を備えていて、イニシエータ14各々はダクト15により延伸していて、そのダクト15はブースタ装薬16に開口しており、還元剤ブロック4により一部を区切られた空間17に接続している。アクチュエータ1が作動段階にある場合前記空間17は熱分解チャンバとして作用している。二つのイニシエータ14がプラグ18に設置されていて、プラグ18は中空の中央アダプタ19を有していて、その中央アダプタ19は酸素リザーバ2に接続された排気ダクト10の一方の端部に収容されるようになっている。前記プラグ18が中空シリンダボデー20の両端部の一方にねじ込まれていて、そのシリンダボデー20にはブースタ装薬16、熱分解チャンバ17、還元剤ブロック4、膨脹チャンバ21及び冷却液体22が連続的に入っている。プラグ18がねじ込まれている前記中空ボデー20の端部は、中心穴52を有している。従って、プラグ18をねじ込む場合、中空中央アダプタ19は前記穴52と連続になる。このようにして、前記アダプタ19及び前記穴52は酸素リザーバ2と還元剤ブロック4との間で連通し、それにもかかわらず前記連通はブースタ装薬16により遮断される。膨脹チャンバ2は還元剤ブロック4と酸素との間の熱分解反応により発生したガスのための出口パイプ16を備えている。図2に図示するアクチュエータは、排気ダクト10が同一方向に連続した二つのエルボを備えることができる程度にコンパクトな形状であって、従って酸素リザーバ2と、排気ダクト10と、中空シリンダボデー20とにより形成される全体形成は“U”字形となっている。
好適な変形第一実施形態による図8において、還元剤ブロック4aは、九つの直線状長手溝23を備えた円筒状中央ダクトを構成する円筒形状である。各々が長方形断面である前記溝23は、お互いに平行であり前記中央ダクト周囲に規則的に分布されている。前記ダクトの断面は星形の輪郭となっている。
好適な変形第二実施形態による図9において、還元剤ブロック4bが、還元剤ブロック4bを長手方向に貫通しているお互いに平行な七つのダクトを有していて、そのダクトの一つ24は中心に位置しており、残りの六つのダクト25は前記中心ダクト24の周囲に均等に配置されていて、かつ等距離になっている。
図4において、冷却回路5が、例えばエタノールのような冷却液体のリザーバ22と、前記リザーバ22をガス出口パイプ26に接続する接続パイプとを備えている。接続パイプ27は点火バルブ28を備えていて、そして中空円筒ボデー20のプラグ18がねじ込まれている端部と対向している端部を起点としていて、プラグ18は二つの点火装置14を備えている。前記接続パイプ27は二つの連続するエルボを同一方向に形成していて、ガス出口パイプ26に開口するようになっている。膨脹チャンバ21が中空円筒部品29により区切られていて、その中空円筒部品29は、一方の端部が平坦な円板30で閉じられていて、他方の端部は開いており、中空円筒ボデー20に収容されている。貯蔵状態において、前記中空円筒ボデー29の開口端部が前記ボデー20の内部肩に対して接触していて、一方平坦な円板30は冷却液体22に接触している。膨脹チャンバ21は一部分が還元剤ブロック4により区切られている。ガス出口パイプ26が、膨脹式構造体7の上流側に位置する少なくとも一つの点火バルブ31を備えている。
本発明によるこの好適な第一実施形態のアクチュエータ1の作動方法は以下のとうりである。
電気信号が二つのイニシエータ14をトリガーし、イニシエータの燃焼がブースタ装薬(booster charge)16を燃焼する。従って発生したガスが熱分解チャンバ17を占有し、還元剤ブロック4の表面を加熱する。さらに電気信号が酸素リザーバ2の排気ダクト10に設置された点火バルブ11をトリガーし、酸素をダクト10の中に放出する。ブースタ装薬16は燃焼してしまっているので、事前と加熱された還元剤ブロック4に接触するようになっている酸素の通行を妨害しない。続いて酸素と還元剤ブロック4との間で熱分解反応が起きる。この反応により発生した高温ガスが膨脹チャンバ21を加圧し、膨脹チャンバ21は冷却液体22にスラスト力を作用する。接続パイプ27に位置する点火バルブ28が開かれ、従って冷却液体22は、膨脹チャンバ21のスラスト力の作用により前記パイプ27から排出される。前記液体22は細かい液滴形状で出口パイプ26に達し、その液滴が膨脹チャンバ21から排出された高温ガスを冷却する。出口パイプ26の点火バルブ31はトリガーされ、冷却されたガスが流出し膨脹式構造体7に流入することが可能となる。
本発明による好適な第二実施形態のアクチュエータ100を開示する図5及び6において、アクチュエータ100は、貯蔵酸素102と、点火装置103と、ポリメチルメタクレート製の還元剤ブロック104と、バッファ空間140と、ピストン142を備えたラム141とを有している。貯蔵酸素102は、二つの端部に平坦な円板を有している円筒部品105に貯蔵されている。二つの平坦な円板の一つは充填オリフィスとして作用する中心穴を有していて、その中心穴はプラグ106により閉止されている。他方の平坦な円板は、破壊板108により閉止された中心オリフィス107を備えていて、前記オリフィス107は漏斗状ノズルとして作用している円錐部分により延伸された円筒部分から構成されている。中空円筒部品105の一部分が中空円筒ボデー109にねじ込まれていて、その中空円筒ボデー109は還元剤ブロック104及び点火装置103を備えている。図7において、前記部品15と前記ボデー106との間の接続部は二つのシール110a,110bを装着させることにより部品105の外表面とボデー106の内表面との間で気密密封されている。部品105は、前記部品105の平坦面が“還元剤ブロック+点火装置”全体を貯蔵酸素102から隔離するように、ボデー109内に配向されている。なお、前記部品105は破壊板108により閉止された中心オリフィス107を有している。
還元剤ブロック104は円筒状であって、そして九つの直線状の長手方向溝を備えた中心ダクトを有している。点火装置103が前記中心ダクトに収容されていて、そしてイニシエータ114及びガス発生ブースタ装薬106を備えており、そのイニシエータ114は電気的にトリガーされ、そのブースタ装薬116は二つのリーフスプリングの間に押し込まれていて、そしてノズル118により延伸されており、ブースタ装薬116の燃焼により発生したガスが所定の条件で完全に排気されるようになっている。還元剤ブロック104が中空円筒ボデー109の内部肩に対して接触していて、前記ボデー109と共に空間119を形成しており、その空間119は出口パイプ126を介して緩衝空間140と連通している。緩衝空間140は細長い中空円筒部品143に位置するものであって、その部品143は前記緩衝空間140をラム141に接続する出口オリフィス144を備えていて、前記ラム141が細長いロッド146を有するピストン142を含んでいて、そのロッド146は幅広ヘッド147で終点となっている。
本発明による好適な第二実施形態のアクチュエータの作動方法は以下のとうりである。電気信号がイニシエータ114をトリガーしそのイニシエータ114はブースタ装薬116の燃焼を引き起す。発生ガスはノズル118から還元剤ブロック104の内表面に流出し、そして破壊板108を破壊する。酸化剤と還元剤ブロック104との間の熱分解反応でガスが発生し、ガスは出口パイプ126を介して緩衝空間140に流入し、そして出口オリフィス144によりその緩衝空間140から流出しラム141のピストン142に圧力を作用しラムを移動するようになっている。
図1は、本発明によるアクチュエータの好適な一実施形態の縦断面図である。 図2は、本発明によるアクチュエータの好適な一実施形態の斜視図であって、コンパクトな形状である。 図3は、本発明によるアクチュエータの点火装置及び実施形態との拡大縦断面図である。 図4は、本発明によるアクチュエータの冷却回路の縦断面図である。 図5は、本発明によるアクチュエータの好適な第二実施形態の縦断面図であって、ラムを備えている。 図6は、本発明によるアクチュエータの好適な第二実施形態の斜視図であって、ラムを省略してある。 図7は、本発明によるアクチュエータの好適な第二実施形態における点火装置及び還元剤ブロックとの拡大縦断面図である。 図8は、本発明によるアクチュエータの還元剤ブロック材料の好適な第一実施形態の斜視図である。 図9は、本発明によるアクチュエータの還元剤ブロック材料の好適な第二実施形態の斜視図である。
符号の説明
1,100 アクチュエータ
2,102 酸化性流体
3,103 点火装置
4,104 還元性材料
11,28 点火バルブ
16,116 装薬

Claims (16)

  1. 点火装置(3,103)と強力な装薬とを具備するガス発生用のアクチュエータ(1,100)において:
    該装薬が、お互いに分離している、固体の還元性材料(4,104)と酸化性流体(2,102)とから作られていることと;
    該点火装置(3,103)が少なくとも一つの点火イニシエータ(14,114)と、発火性のブースタ装薬(16,116)を備えていて、該点火装置(3,103)は、該ブースタ装薬(16,116)により発生されたガスが該固体の還元性材料(4,104)の表面を加熱するように位置決めされていることと;
    を特徴とするアクチュエータ。
  2. 該還元性材料(4,104)がポリメチルメタクリレートと、キャリフレックスと、人工樹脂及び天然樹脂と、金属と、ワックスとから選択されていることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 該酸化性流体(2,102)が液体であることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  4. 該酸化性流体(2,102)が、酸素、過酸化物及びヒドロキシルアミンニトレートから選択されていることを特徴とする、請求項3に記載のアクチュエータ。
  5. 該酸化性流体(2,102)が気体であることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  6. 該酸化性流体(2,102)が、主に酸素からなる気体混合物であることを特徴とする、請求項5に記載のアクチュエータ。
  7. 還元性材料(4,104)は、少なくとも一つのダクトが長手方向に貫通している固体の円筒状のブロックからなることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  8. 該ブロック(4a)が該ブロック(4a)を長手方向に貫通する中央ダクトを有していて、該中央ダクトは、該中央ダクト周囲に均等に分布されたお互いに平行な少なくとも三つの長手方向溝(23)を提供していることを特徴とする、請求項7に記載のアクチュエータ。
  9. 該ブロック(4b)が該ブロック(4b)を長手方向に貫通するお互い平行な七つのダクトを有していて、該ダクトの一つ(24)が中央位置にあって、該ダクトの残りの六つ(25)が該中央ダクト周囲に均等に分布されていて、かつ該中央ダクトから等距離となっていることを特徴とする、請求項7に記載のアクチュエータ。
  10. 酸化剤の流量が、点火バルブ(11)及び調節バルブ(12)により制御されていて、両バルブ(11,12)は酸素リザーバ(2)と還元性材料(4)との間に位置していることを特徴とする、請求項5に記載のアクチュエータ。
  11. 熱分解反応が引き起こされるように、該還元性材料の表面が加熱された後に該酸化剤(2,102)が該還元性材料(4,104)に接触されるようになっていて、発生したガスは出口パイプ(26,126)により該アクチュエータ(1,100)の外部に排出されることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  12. 該還元性材料(4)と該酸化剤(2)との間の該熱分解反応により発生されたガスは、冷却液体(22)を備えている平行な回路(5)により冷却されることを特徴とする、請求項11に記載のアクチュエータ。
  13. 該回路(5)が、連続して、ガス出口パイプ(26)を備えた膨脹チャンバ(21)と冷却液体貯蔵物(22)と、接続パイプ(27)とを備えていて、該接続パイプ(27)は、該冷却液体貯蔵物(22)と該出口パイプ(26)とを接続し、そして点火バルブ(28)に取り付けられていることを特徴とする、請求項12に記載のアクチュエータ。
  14. 該膨脹チャンバ(21)は該冷却液体(22)に接触した可動壁面を有していて、そして該熱分解反応により発生されたガスの作用で膨脹可能であり、従って該冷却液体(22)に圧力を作用可能になっていることを特徴とする、請求項13に記載のアクチュエータ。
  15. 該酸化剤(102)の該流量が、漏斗状ノズル(107)により制御されていて、該ノズル(107)は酸化剤貯蔵物(102)と還元性材料(104)との間に位置していることを特徴とする、請求項5に記載のアクチュエータ。
  16. 該酸化剤(102)と該還元性材料(104)との間の該熱分解反応により発生された該ガスは、ピストン(142)を備えたラム(141)に対して開いている緩衝空間(140)へ向かって導びかれることを特徴とする、請求項15に記載のアクチュエータ。
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