JP2008279674A - アプローチコンベヤの移動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプローチコンベヤを巻付ドラムの巻付位置に確実に停止させることのできるコンベヤの移動制御装置を提供する。
【解決手段】アプローチコンベヤ12の上方に距離センサ21を設置するとともに、この距離センサ21を上記コンベヤ12に同期させて巻付ドラム10方向に移動させて、上記距離センサ21と巻付ドラム10との距離Lを測定し、この距離Lを用いて上記コンベヤ12の先端12aと巻付ドラム10との距離Xを算出し、この距離Xに基づいて上記コンベヤ12を巻付ドラム10方向に移動させ、上記距離Xが上記コンベヤ12の搭載しているタイヤ部材11の厚さになったときに上記コンベヤ12を停止させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ部材を成型機の巻付ドラムに巻付ける成型工程に用いられるアプローチコンベヤに関するもので、特に、アプローチコンベヤを巻付ドラム方向に移動させるとともにアプローチコンベヤの先端を所定の位置に停止させるためのアプローチコンベヤの移動制御装置に関する。
従来、成型機のドラムにトレッド部材などの帯状のタイヤ部材を巻付ける成型工程は、図3に示すように、巻付ドラム10を所定の巻付開始角度の位置まで予め回転させて停止させるバランス出しと、帯状のタイヤ部材11を搭載したアプローチコンベヤ12の先端が上記巻付ドラム10に接触する位置(貼付け位置)Pから上記タイヤ部材11の厚さに相当する距離Δxだけ隔離した巻付位置Qまで移動させて停止させるCV出しとを行った後、上記巻付ドラム10を回転させて上記タイヤ部材11を上記巻付ドラム10の外周側に巻付ける部材巻付けとを順次行って上記コンベヤ12に搭載された上記タイヤ部材11を巻付ドラム10に巻付ける部材貼付工程を備えている(例えば、特許文献1参照)。
上記Δxは巻付ドラム10にタイヤ部材11を巻付けるために必要なスペースで、通常ショコバック量と呼ばれている。なお、巻付ドラム10に他のタイヤ部材が巻付けてある場合には、上記ショコバック量Δxは2つのタイヤ部材の厚さの和にほぼ等しい。
上記CV出しは、コンベヤ移動制御装置13を用いて、上記コンベヤ12を同図の原点Oで示す移動開始位置から同図の矢印で示すx方向(巻付ドラム10方向)に移動させ、上記巻付位置Qに停止させることにより行う。このとき、上記コンベヤ移動制御装置13には、上記貼付け位置Pの座標Xcと、上記ショコバック量Δxが入力される。上記コンベヤ移動制御装置13は上記入力された貼付け位置Pの座標Xcとショコバック量Δxとに基づいて、上記コンベヤ12の目標停止位置を設定して上記コンベヤ12を移動させ、上記コンベヤ12の先端12aが上記巻付位置Qに到達した時点で上記コンベヤ12を停止させる。
特開平9−201885号公報
ところで、従来の成型工程では、設備立ち上げの試運転時に、試運転用タイヤサイズにて、巻付ドラム10に巻付ける部材毎に、アプローチコンベヤ12の貼付け位置Pの座標Xcとショコバック量Δxとを設定している。また、タイヤサイズが変わった場合には、上記XcとΔxを調整してやる必要がある。しかし、この調整は、作業員が手動で行うため、調整に手間がかかっていた。また、作業員の技量により調整量のばらつきが生じ易いので、停止位置が安定せず、そのため、タイヤの品質が不均一になってしまうといった問題点があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、アプローチコンベヤを巻付ドラムの巻付位置に確実に停止させることのできるコンベヤの移動制御装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、帯状のタイヤ部材を搭載したアプローチコンベヤを上記タイヤ部材を巻付ける巻付ドラム方向へ移動させるとともに、上記コンベヤの先端を上記巻付ドラムから所定の距離隔離した位置まで移動させて停止させるアプローチコンベヤの移動制御装置であって、上記コンベヤのタイヤ部材側もしくはその反対側に設けられ、上記巻付ドラムもしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材との距離を計測する距離センサと、上記距離センサを上記巻付ドラム方向に移動させるセンサ移動手段と、上記距離センサにより計測された距離に基づいて上記巻付ドラムの表面もしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材の表面と上記コンベヤの先端との間隔を算出する間隔算出手段と、上記コンベヤを移動させるとともに、上記算出された間隔に基づいて上記コンベヤの先端を上記巻付ドラムの表面もしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材の表面から所定距離だけ離隔した位置に停止させるコンベヤ制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、アプローチコンベヤの上側もしくは下側に距離センサを設けて、巻付ドラムもしくは巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材と当該距離センサとの距離を計測し、この計測された距離に基づいて上記巻付ドラムの表面もしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材の表面から上記コンベヤの先端までの間隔を算出するようにしたので、上記コンベヤの先端と上記巻付ドラムの表面もしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材の表面との間隔を監視しながら上記コンベヤを移動させて停止させることができる。したがって、アプローチコンベヤの先端を上記巻付ドラムの表面もしくは上記タイヤ部材の表面から所定の距離離隔した位置に確実に停止させることができる。
以下、本発明の最良の形態について、図面に基づき説明する。
図1は、本最良の形態に係るアプローチコンベヤの移動制御装置20の構成を示す図で、同図において、21は帯状のタイヤ部材11を搭載したアプローチコンベヤ12の上方に設けられた光近接センサなどの距離センサ、22は上記距離センサ21を巻付ドラム10方向に移動させるセンサ移動手段、23は上記距離センサ21で計測された当該センサ21から上記巻付ドラム10までの距離を用いて上記巻付ドラム10の表面と上記コンベヤ12の先端との間隔Xを算出する間隔算出手段、24は上記コンベヤ12を移動させるとともに、上記間隔算出手段23で算出された間隔Xに基づいて上記コンベヤ12の先端12aを上記巻付ドラム10の表面から所定距離Δxだけ離隔した位置12bに停止させるコンベヤ制御手段である。
本例では、図2に示すように、上記距離センサ21をアプローチコンベヤ12の先端12aから距離aだけ離れた位置(基準位置)Aの上方のセンサ位置Bに位置させるとともに、上記距離センサ21を上記センサ位置Bと巻付ドラム10の中心Cとを結ぶ線上を移動可能なように設置している。センサ移動手段22は上記距離センサ21を上記コンベヤ12の移動と同期させて移動させるもので、例えば、上記線に沿ったレール上に上記距離センサ21を搭載し、上記レールに沿って走行する基台を設置し、この基台をリニアアクチュエータ等の駆動手段を用いて一定速度で上記レール上を下降させるように構成すればよい。このとき、上記距離センサ21の移動速度のx方向の成分が上記コンベヤ12の移動速度と一致するように上記距離センサ21を移動させる。これにより、上記センサ位置Bは常に上記基準位置Aの上方にあることになるので、上記センサ位置Bと巻付ドラム10の中心Cとを結ぶ線と上記巻付ドラム10との交点Dと、上記距離センサ21との距離Lを上記距離センサ21で計測すれば、上記コンベヤ12の先端12aと巻付ドラム10との距離Xを容易に算出することができる。
ここで、巻付ドラム10の半径をR、直線CBとx方向のなす角をθとすると、Xはアプローチコンベヤ12の先端12aと上記基準位置Aとの距離aと、上記計測された距離Lとを用いて、以下の式(1)で表わせる。
X=Lcosθ−a−R(1−cosθ)‥‥‥‥(1)
上記アプローチコンベヤ12を停止させる最適の位置は、巻付ドラム10表面から当該コンベヤ12に搭載したタイヤ部材11の厚さtだけ離れた位置である。したがって、上記所定距離Δxの最適値はΔx=tとなるので、コンベヤ制御手段24は上記間隔算出手段23で算出された上記間隔Xを監視しながらアプローチコンベヤ12を移動させ、上記距離Xが上記タイヤ部材11の厚さtになったときに上記コンベヤ12を停止させるようにすれば、上記座標Xcやショコバック量Δxを用いることなく、アプローチコンベヤ12を上記最適な位置に停止させることができる。
このように、本最良の形態によれば、アプローチコンベヤ12の上方に距離センサ21を設置するとともに、この距離センサ21を上記コンベヤ12に同期させて巻付ドラム10方向に移動させて、上記距離センサ21と巻付ドラム10との距離Lを測定し、この距離Lを用いて上記コンベヤ12の先端12aと巻付ドラム10との距離Xを算出し、この距離Xに基づいて上記コンベヤ12を巻付ドラム10方向に移動させ、上記距離Xが上記コンベヤ12の搭載しているタイヤ部材11の厚さtになったときに上記コンベヤ12を停止させるようにしたので、アプローチコンベヤ12を上記最適な位置に停止させることができる。したがって、タイヤサイズが変わった場合でも、貼付け位置の座標座標Xcやショコバック量Δxを用いることなく容易にCV出しを行うことができるので、生産効率を向上させることができるとともに、アプローチコンベヤ12を安定して最適な位置に停止させることができるので、タイヤの品質を安定させることができる。
なお、上記最良の形態では、巻付けドラム10にタイヤ部材が貼り付けられていない場合について説明したが、タイヤ部材が貼り付けられている場合には、上記距離センサ21は上記タイヤ部材の表面と当該距離センサ21との距離を計測するので特に問題はない。但し、タイヤ部材が貼り付けられている場合には、上記間隔Xを求める式(1)においては、巻付ドラム10の半径Rに代えて、上記半径Rに巻付ドラム10に巻付けられているタイヤ部材の厚さを加えた値を用いるようにすることはいうまでもない。
また、上記例では、距離センサ21を上記初期センサ位置Bと巻付ドラム10の中心Cとを結ぶ線上を移動させるようにしたが、これはXの計算を容易にするためであって、距離センサ21の移動方向はこれに限るものではなく、成型工程の機械の配置等により適宜変更してもよい。
また、距離センサ21をアプローチコンベヤ12とともに水平方向に移動させる構成としてもよい。この場合には、アプローチコンベヤ12に上方に突出するレールを取付け、上記距離センサ21を上記レールに沿って下降させる構成であってもよい。このとき、上記距離センサ21と巻付ドラム10の中心との角度をθに保つためには、アプローチコンベヤ12の速度をvとしたとき、上記距離センサ21の下降速度をv・tanθとすればよい。
また、上記例では、距離センサ21をアプローチコンベヤ12の上側であるタイヤ部材11側に設けたが、その反対側であるアプローチコンベヤ12の下側に設けてもよい。
また、上記例では、距離センサ21とアプローチコンベヤ12とを同期させたが、距離センサ21の移動距離をLとすると、アプローチコンベヤ12の移動距離はL・cosθとなるので、先に距離センサ21を巻付ドラム10方向に移動させ、その後、アプローチコンベヤ12を移動させるようにして上記アプローチコンベヤ12を最適な位置に停止させるようにしてもよい。
このように、本発明によれば、タイヤサイズを変更した場合でも、貼付け位置やショコバック量を再設定することなく、アプローチコンベヤの先端の停止位置を確実に最適な位置にすることができるので、成型工程の時間短縮を図ることができ、生産性を大幅に向上させることができる。
本発明の最良の形態に係るアプローチコンベヤの移動制御装置の構成を示す図である。 アプローチコンベヤの先端と巻付ドラムとの間隔を算出する方法を説明するための図である。 従来のタイヤ部材の巻付方法を示す図である。
符号の説明
10 巻付ドラム、11 タイヤ部材、12 アプローチコンベヤ、
20 アプローチコンベヤの移動制御装置、21 距離センサ、22 センサ移動手段、23 間隔算出手段、24 コンベヤ制御手段。

Claims (1)

  1. 帯状のタイヤ部材を搭載したアプローチコンベヤを上記タイヤ部材を巻付ける巻付ドラム方向へ移動させるとともに、上記コンベヤの先端を上記巻付ドラムから所定の距離隔離した位置まで移動させて停止させるアプローチコンベヤの移動制御装置であって、上記コンベヤのタイヤ部材側もしくはその反対側に設けられ、上記巻付ドラムもしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材との距離を計測する距離センサと、上記距離センサを上記巻付ドラム方向に移動させるセンサ移動手段と、上記距離センサにより計測された距離に基づいて上記巻付ドラムの表面もしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材の表面と上記コンベヤの先端との間隔を算出する間隔算出手段と、上記コンベヤを移動させるとともに、上記算出された間隔に基づいて上記コンベヤの先端を上記巻付ドラムの表面もしくは上記巻付ドラム上に巻付けられているタイヤ部材の表面から所定距離だけ離隔した位置に停止させるコンベヤ制御手段とを備えたことを特徴とするアプローチコンベヤの移動制御装置。
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