JP2008276450A - 所在管理システム - Google Patents

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Takashi Butsuen
隆 仏円
Ryuichiro Eda
隆一郎 江田
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Abstract

【課題】所在管理システムにおいて、電池交換作業などの負担を軽減できる共にランニングコストを低減させる。
【解決手段】本発明の所在管理システム1は、特定の管理領域Eを識別するエリアIDを含むトリガ信号2を管理領域E内で発生させる磁場アンテナ22及びトリガ発生機21と、管理対象の人物5に取り付けられると共に管理領域E内でトリガ信号2を受信した場合に、トリガ信号2に含まれるエリアIDとタグIDとを含むタグ搬送波3を発信する磁場検知型ICタグ11と、発信されたタグ搬送波3を受信する受信アンテナ32及び受信機31と、受信されたタグ搬送波3に含まれる情報内容に基づいて、管理対象の人物5の所在を表す情報を報知する統合制御装置41及び出力装置51とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばオフィスビル内などの人物や物品の所在を管理する所在管理システムに関する。
いわゆるアクティブ型ICタグを使用して、工場、オフィスビル、モデルルームなど、建物内に居る人物の所在を管理する所在管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の所在管理システムは、ユニークなタグID(識別番号)を一定間隔で発信させるアクティブ型ICタグを、管理対象とする例えば人物などに携行させ、このICタグが発信したタグIDをリーダ側で受信することで、受信したこのタグIDに対応したICタグを所持する人物が、リーダの設置場所付近に存在することを確認することができる。
特開2007−79939号公報
しかしながら、このような所在管理システムは、アクティブ型ICタグ側から常時電波が発信される構成であるため、ICタグ内の電池寿命が必然的に短くなる。このため、電池交換作業が負担になっている共にランニングコストの面においても課題を抱えている。
そこで本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電池交換作業などの負担を軽減できる共にランニングコストを低減させることができる所在管理システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る所在管理システムは、特定の管理領域を識別する領域識別情報を含む電磁波を前記管理領域内で発生させる電磁波発生部と、所在の管理対象物に取り付けられると共に前記管理領域内で前記電磁波を受信可能であって、かつ当該電磁波を受信した場合にこの電磁波に含まれる前記領域識別情報とユニークなタグ識別情報とを含むタグ搬送波を発信する無線ICタグと、前記無線ICタグから発信された前記タグ搬送波を受信するタグ搬送波受信部と、前記タグ搬送波受信部により受信された前記タグ搬送波に含まれる情報内容に基づいて、前記管理対象物の所在を表す情報を報知する所在報知部と、を具備することを特徴とする。
すなわち、本発明は、領域識別情報を含む電磁波を受信して初めて、無線ICタグがタグ搬送波を発信するように構成されているので、無線ICタグを動作させるための電力の消費を低減させることができる。
このように、本発明によれば、電池交換作業などの負担を軽減できる共にランニングコストを低減させることが可能な所在管理システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る所在管理システム1の構成図であり、図2は、この所在管理システム1が備えるトリガ発生機21の構成図である。また、図3は、所在管理システム1が備える磁場検知型ICタグ11の構成図であり、図4は、所在管理システム1が備える受信機31の構成図である。さらに、図5は、所在管理システム1が備える磁場アンテナ22の周辺の構造を概略的に示す図であり、図6は、図5の磁場アンテナ22の周辺の構造を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る所在管理システム1は、磁場検知型ICタグ11と、電磁波発生部として機能する磁場アンテナ22(送信用アンテナ)及び磁場トリガ発生機21と、タグ搬送波受信部としての受信アンテナ32及び受信機31と、所在報知部として機能する識別データベース42、統合制御装置41及び出力装置51とを備える。
図1及び図2に示すように、磁場アンテナ22及びトリガ発生機21は、特定の管理領域Eを識別するエリアID(領域識別情報)を含むトリガ信号(電磁波)2を前記管理領域E内で発生させる。トリガ発生機21は、電磁波を周期的に発生させると共に、この周期的に発生させる電磁波の発生周期、パワー、及び1サイクル内の発生時間のうちの少なくとも一つを制御することが可能である。すなわち、トリガ発生機21は、図2に示すように、設定用端子23eを通じてトリガ信号2の発信時間及び間隔を制御する演算処理部23と、入力端子24e及び出力端子24fを有し外部入力信号との同期を制御するトリガ同期部24と、トリガ信号2を生成するトリガ出力部25と、トリガ信号2の出力レベルを調節するレベル調節部26と、記憶部27とで構成される。
詳述すると、トリガ発生機21は、トリガ信号2の発生周期と1サイクル内の発生時間及び電流量を調整することにより、トリガ磁場(電磁波)の発生期間及び範囲を制御する。トリガ信号2の発生周期及び発生時間は、設定用端子23eを介して演算処理部23で設定する。例えば、発生時間を100msec、500msec、1sec、5secなどから任意に設定し、発生周期を10msec単位で制御する。トリガ出力部25は、演算処理部23で設定されたトリガ発生条件に従い、出力制御を行う。レベル調整部26は、設定用端子26eを通じて接続される外部に設けた調整用スイッチにより出力電流を調整でき、磁場アンテナ22で形成する磁場範囲の大きさを制御する。また、記憶部27には、管理領域Eを識別するエリアID(領域識別情報)が記憶されている。トリガ出力部25は、演算処理部23と協働しつつ、例えば100Hz前後に設定されるトリガ信号(電磁波)2に変調を加えて上記エリアIDを信号として重畳させる。
ここで例えば、所在管理システム1をオフィスビル内などで用いる場合、例えば執務室や会議室など比較的長時間同じ場所に滞在している状態が続く場所では、トリガ信号2の発信間隔(発信休止時間)を長くし、通路やエレベータホールのように人が頻繁に通過するような場所では発信間隔を短く設定する。一方、工場及び倉庫内で所在管理システム1を用い、製品などに磁場検知型ICタグ11を取付ける場合(例えば管理対象物の位置がほとんど動かない場合)などでは、さらにトリガ信号2の発信間隔を長くすることが可能である。このように目的に応じて、発信間隔を調整することで、磁場検知型ICタグ11に内蔵された後述する電池の消耗を防ぎ、電池寿命を延ばすことが可能となる。
一方、磁場アンテナ22は、図5及び図6に示すように、例えば、ゴム製シート111と加工溝113を有するゴム板112との間に挟み込まれてマット状に形成され、これが管理領域Eを構成する床面上に設置される。また、ゴム板112に加工溝113が形成されていることで、ゴム製シート111の表面の凹凸があらわれることを抑制することができる。また、磁場の大きさを変えるために磁場アンテナ22を2重、3重とする場合(2周、2周と周回させる場合)においても、凹凸の発生を懸念することなく、磁場アンテナ22を設置することができる。また、磁場アンテナ22を床面(又は地面など)の下に埋設し凹凸のないよう設置するようにしてもよい。また、設置場所は床面に限らず、管理領域Eを構成する室内などの壁面や天井面などに設置(例えば埋設)することも可能である。磁場範囲は、磁場アンテナ22の設置形状及び供給する電流量で決定されるため、実際に設置する場所の広さや建物の構造に応じて、適宜調節することが可能である。
図1、図3に示すように、磁場検知型ICタグ11は、所在の管理対象となる人物5が携行する(管理対象物に取り付けられる)無線ICタグであって、管理領域E内でトリガ信号(電磁波)2を受信可能で、かつ当該トリガ信号を受信した場合にこのトリガ信号に含まれる上記エリアIDとタグID(タグごとにユニークなタグ識別情報)とを含むタグ搬送波3を発信する。磁場検知型ICタグ11は、演算処理部14に電源を供給する電源部12と、トリガ信号2を検知しエリアIDを受信するトリガ検出部13と、受信したエリアIDと自身のタグIDを結合して送信情報を生成する演算処理部14と、電波を発信し送信情報を変調処理する発信処理部15と、変調した電波の出口となる内蔵送信アンテナ16と、記憶部19とにより構成される。トリガ検出部13は、例えばコイル状のアンテナやこのアンテナを介して受信した変調波としてのトリガ信号(電磁波)2を復調する復調回路などで構成される。また、記憶部19には、タグIDが記憶されている。発信処理部15は、演算処理部14と協働しつつ、例えば300MHz程度に設定されるタグ搬送波3に変調を加えてエリアID及びタグIDを信号として重畳させる。
電源部12は、一次電池あるいは二次電池で構成されており、数メートルから数十メートル離れた位置に受信アンテナ32がある場合においても、タグ搬送波3を到達させることができる。一次電池と二次電池は用途に応じて適用を変える。例えば、所在管理システム1をオフィスなどで用いる場合、在籍期間の短いアルバイトには、二次電池を内蔵させた磁場検知型ICタグ11を所持させて返却時に充電することにし、一方、長期間在籍している正規社員には、一次電池を内蔵させた磁場検知型ICタグ11を所持させるなど、管理対象となる人物に応じて適宜使い分けることが望ましい。
図1、図4に示すように、受信アンテナ32及び受信機31は、磁場検知型ICタグ11から発信されたタグ搬送波3を受信する。受信機31は、図4に示すように、受信アンテナ32を介して受信したタグ搬送波3(電波)を復調し信号を取り出す受信処理部33と、受信したタグ搬送波3に含まれるタグID及びエリアIDを分離する演算処理部34と、両ID情報と受信時間とを紐付けて一時的に保存するデータ記憶部35と、データ記録部35内の受信情報4を通信用ポート36eを介して統合制御装置41側に伝送する外部インターフェイス部36とから構成される。
受信アンテナ32は、設置場所の状況及び受信範囲に応じて、アンテナの種類を適宜変更することが可能である。例えば、室内の中央位置付近に設置する場合、水平方向の指向性が均一であるダイポールアンテナを使用し、通路のような幅が狭く奥行きが広い場所に設置する場合は、指向性の高い八木アンテナなどを使用する。
識別データベース42、統合制御装置41及び出力装置51は、受信機31により受信されたタグ搬送波3に含まれる情報内容に基づいて、管理対象となる人物5の所在を表す情報を報知する。すなわち、統合制御装置41は、例えばPCなどで実現されており、タグ搬送波3に含まれていたエリアID、タグID、これらのIDの取得日時(タグ搬送波3の取得日時)及び所定の付加情報を紐付けして識別データベース42へ保存する。また、統合制御装置41は、所定の良否判定ルールに従い、識別データベース42に格納された情報を精査し、出力装置51を通じて報知を行う。例えば、管理領域Eへ入ることが許可されていない人物が、管理領域Eへ入っていることが検出された場合(管理領域Eにて許可されていないタグIDが検出された場合)、エラーの報知などを行う。
出力装置51は、管理対象となる人物5の所在を表す情報を報知するために、ブザー音や所定のアナウンスなどを発生させる音声発生部(スピーカなど)、点灯/消灯を行わせる光源、及び所在を表す文字情報や報知メッセージなどを表示させる表示モニタなどを備える。表示モニタには、例えばエリアID、タグID、IDの取得日時、エリアの名称、及び磁場検知型ICタグ11を携行した人物5の名称などが、互いに対応付けられたかたちで表示される。ここで、出力装置51は、管理対象となる人物5に対して報知を行うものであってもよい。また、このような出力装置51は、例えば人物5に所持させた振動源や管理領域Eの床面などに埋設された振動源を、振動させるための駆動信号を出力するものであってもよい。さらに詳述すると、出力装置51は、例えば、立ち入り禁止区域などに人物が誤って進入した場合に、表示モニタ上に警告文字を表示させる。あるいは、禁止区域周辺において、警告灯やスピーカなどにより、警告を促すことができる。また、例えば出力装置51を管理者が指定するメールシステムに適用することで、関係者のPCや携帯電話への自動転送が可能となり、離れた場所でも管理領域における人物の所在を確認することができる。
次に、このように構成された所在管理システム1の動作を図7に示すシーケンス図に基づき説明する。
まず、管理領域E内で、トリガ発生機21は、磁場アンテナ22を介してエリアIDを含むトリガ信号2を所定の周期で発生させる(S1)。磁場検知型ICタグ11は、管理領域E内でトリガ信号2を受信した場合には、トリガ信号2に含まれるエリアIDとタグIDとを含むタグ搬送波3を発信する(S2)。受信機31は、受信アンテナ32を介してタグ搬送波3を受信し、タグ搬送波3に含まれるエリアID及びタグIDに加え、IDの受信日時などを受信情報4として統合制御装置41に伝送する(S3)。これを受信した統合制御装置41は、識別データベース42を参照しつつ(S4)、出力装置51に向けて報知情報の出力要請を通知する(S5)。この要請を受けた出力装置51は、管理対象となる人物5の所在を表す情報を報知する。
既述したように、本実施形態に係る所在管理システム1では、エリアIDを含むトリガ信号2を受信して初めて、磁場検知型ICタグ11がタグ搬送波を発信するように構成されているので、磁場検知型ICタグ11を動作させるための電力の消費を低減させることができる。これにより、電池交換作業などの負担を軽減できる共にランニングコストを低減させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施形態を図8〜図15に基づき説明する。ここで、図8は、この実施形態に係る所在管理システム101の構成図であり、図9は、マスタ情報の登録例であり、図10は、受信データの例示であり、さらに、図11は、所在情報(紐付け情報)の例示である。さらに、図12は、所在者数管理画面、図13は、エリア内所在者管理画面、図14は、動線確認画面、図15は、エリア入退確認画面である。なお、図8において、図1に示した第1の実施形態の所在管理システム1に設けられていたものと同一の構成要素については、同一の符号を付与しその説明を省略する。また、磁場検知型ICタグ11a、11b、11dと第1の実施形態の磁場検知型ICタグ11とは同一の構成を有し、さらに、トリガ発生機21a〜21dと第1の実施形態のトリガ発生機21とは、同一の構成を有する。
すなわち、この実施形態の所在管理システム101は、図8に示すように、複数の管理領域A〜Dに所在する人物(磁場検知型ICタグ11a、11b、11dを携行する人物)を管理するものである。所在管理システム101に設けられた複数の電磁波発生部として機能する磁場アンテナ22及びトリガ発生機21a〜21dは、個々の管理領域内でトリガ信号をそれぞれ発生させる。
ここで、トリガ発生機21a〜21dは、トリガ信号を出力させているタイミングを互いに相違させる。つまり、トリガ発生機21a〜21dは、複数のトリガ発生機21a〜21d間を図2に示した入力端子24e及び出力端子24fを介して結線し、トリガ信号を発生させるタイミングをトリガ発生機21a〜21d間で制御する。例えば、近接した場所に複数台のトリガ発生機を設置する場合、トリガ信号を同時に発信させないように同期を取るために、1台目と2台目、2台目と3台目、3台目と4台目、…のように接続する。この際、トリガ信号の発生時間(1サイクルごとのトリガ信号の出力時間)は、全ての機器で同じ設定とする。
図2に示すように、例えば、1台目のトリガ発生機の演算処理部23は、自身のトリガ発生条件に従いトリガ出力させる。出力完了後、トリガ同期部24に対し完了信号を送り、2台目のトリガ同期部24へ開始信号を送る。2台目のトリガ同期部24は、これを受けて演算処理部23に開始信号を伝達する。このような手順で、複数台のトリガ発生機21a〜21dが同時にトリガ信号2を発信しないように制御することができる。これにより、図8に示すように、磁場アンテナ22同士が近接する状況であっても通信が混信することがなく、磁場検知型ICタグ11a、11b、11d側で電波を受信することができる。
ここで、本実施形態の所在管理システム101は、図9に例示するように、統合制御装置41が、受信機31から伝送される受信情報(受信データ)4をデコードし識別データベース42に格納して行く。例えば、所在管理システム101を管理する管理者は事前に、PCなどで実現される統合制御装置41の入力装置を通じて、トリガ発生機21a〜21dを識別するエリアID(A〜D)及びエリアの名称、並びにタグID及び所有者氏名(管理対象の人物)を、マスタ情報7、8として識別データベース42に登録しておくことになる。
また、統合制御装置41には、受信機31側からの受信情報4(受信機送信データ9)として、図10に示すように、受信日時(IDの受信日時)、エリアID、タグIDと付加情報が送られてくる。統合制御装置41は、これらの情報をデコードし、図11に示すように、IDと名称を紐付けた所在情報17を作成する。例えば、図10、図11のデータ番号1については、A0000001→エリアA、T0000001→○○太郎と紐付けされる。このようにして、統合制御装置41は、受信情報4を基に識別データベース42を作成することにより、下記の図12〜図15に示す各種情報を管理する(図12〜図15に示す管理画面を出力装置51にモニタ表示させる)ことができる。
すなわち、図12に示すように、出力装置51にモニタ表示される所在者数管理画面61では、指定フロアの各エリアにおける所在者数を確認することができる。所在者数管理画面61では、PCなどで実現される統合制御装置41の入力装置を通じて、例えば、プルダウンメニュー62から確認したいフロアを選択し、指定フロアにおける各エリアの在室者数の一覧表63を表示させることができる。
また、図13に示すように、エリア内所在者管理画面71では、指定エリアの在室者氏名を確認することができる。エリア内所在者管理画面71では、統合制御装置41の入力装置を通じて例えばプルダウンメニュー72から確認したいエリアを選択し、指定エリアにおける在室者の氏名の一覧表73を表示させることができる。
また、図14に示すように、動線確認画面81では、確認対象者の行動履歴を確認することができる。動線確認画面81では、統合制御装置41の入力装置を通じて例えばプルダウンメニュー82から確認したい管理対象者の氏名および日付を選択し、管理対象者の各エリアへの入域時刻の一覧表83を表示させることができる。
さらに、図15に示すように、エリア入退確認画面91では、指定エリアへの出入り日時及び出入り者を確認することができる。エリア入退確認画面91では、統合制御装置41の入力装置を通じて例えばプルダウンメニュー92から確認したいエリア及び日付を選択し、指定エリアへ出入りした管理対象者の入域及び退域時刻の一覧表93を表示する。例えば、これらの情報は、災害発生時等の緊急避難が必要となった際に、各エリアの在室者数を的確に把握することで避難指示を補助するとともに、避難状況を確認することができる。
既述したように、本実施形態に係る所在管理システム101では、トリガ発生機を複数台設置することにより、例えば、ビルや工場などの建物内あるいは屋外における広い範囲の管理領域においても、管理対象物(人物)の所在位置を精度良く知ることができると共に、例えば管理者や周辺作業者に迅速に報知することができる。また、所在管理システム101では、タグ搬送波3に含まれるタグIDとこのタグIDを含むタグ搬送波3が受信された時刻(日時)情報などとに基づいて、個々の管理領域ごとに所在(滞在)する管理対象物(管理対象者)の数と個々の管理領域についての管理対象者の出入りの経緯とを報知(管理)することができる。また、本実施形態の所在管理システム101では、トリガ信号2の送信範囲及び発生のタイミングを制御することで、管理領域を例えば数十センチメートルの狭い範囲から数十メートルの広い範囲まで任意に設定することができる。
以上、本発明を各実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上述した各実施形態では、磁場検知型ICタグ11を取り付ける管理対象物が、人物であったが、管理対象物は、人物以外の例えば物品などであってもよい。
また、所在管理システム1、101の構成に加えて、図16に示すように管理領域を撮影するカメラ101と、カメラ(監視カメラ)101により撮影された映像を記録するレコーダ102と、を設けると共に、統合制御装置41に代えて、映像区分部103a及び映像検索部103bを備える統合制御装置103を適用してもよい。この場合の映像区分部103aは、タグ搬送波3に含まれるタグIDと、このタグIDを含むタグ搬送波3が受信された時刻情報と、を関連付けて、レコーダ102に記録された映像を区分する。また、映像検索部103bは、映像区分部103aに区分されたタグID又は時刻情報に対応する映像を検索する。さらに、出力装置51が備える表示モニタは、映像検索部103bにより検索された映像を可視的に表示させる。
詳述すると、カメラ101は、管理領域の状態を常時撮影し、映像をレコーダに記録させおくが、タグ搬送波3が検知されなければ映像は上書きして行く。例えばレコーダ102に保存する映像の保存時間を設定しておき、タグ搬送波3が検知された場合に、タグ搬送波3(管理対象者の管理領域への進入など)を検知した時点の前後の映像を保存する。このような所在管理システムを例えば病院に適用した場合には、乳児の連れ去りのおそれがある状況などでは有用である。また例えば介護施設での徘徊者保護が必要な場合などに、建屋出入り口などに図16の所在管理システムを設置することで、管理領域への人物の進入状況を自動的に記録しておくことができる。
また、上述した所在管理システム1、101では、受信アンテナ32及び受信機31が1セットのみ設けられていたが、これに代えて、図17に示すように、複数の受信アンテナ32a、32b…32n及び受信機31a、31b…31nを備える所在管理システムを構成してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る所在管理システムの構成図。 図1の所在管理システムが備えるトリガ発生機の構成図。 図1の所在管理システムが備える磁場検知型ICタグの構成図。 図1の所在管理システムが備える受信機の構成図。 図1の所在管理システムが備える磁場アンテナの周辺の構造を示す図。 図5の磁場アンテナの周辺の構造を示す断面図。 図1の所在管理システムの動作を示すシーケンス図。 本発明の第2の実施形態に係る所在管理システムの構成図。 マスタ情報の登録例。 受信データの内容を示す図。 所在情報(紐付け情報)の内容を示す図。 所在者数管理画面を示す図。 エリア内所在者管理画面を示す図。 動線確認画面を示す図。 エリア入退確認画面を示す図。 図1及び図8に示す所在管理システムと構成の異なる他の所在管理システムの構成図。 図1、図8及び図16に示す所在管理システムと構成の異なる他の所在管理システムの構成図。
符号の説明
1,101…所在管理システム、2…トリガ信号、3…タグ搬送波、4…受信情報、5…管理対象の人物、11…磁場検知型ICタグ、12…電源部(内蔵電池)、13…トリガ検出部、21、21A〜21D…トリガ発生機、22…磁場アンテナ、24…トリガ同期部、31、31a、31b〜31n…受信機、32、32a、32b〜32n…受信アンテナ、41…統合制御装置、42…識別データベース、51…出力装置、101…カメラ、102…レコーダ、111…ゴム製シート、112…ゴム板、113…加工溝。

Claims (10)

  1. 特定の管理領域を識別する領域識別情報を含む電磁波を前記管理領域内で発生させる電磁波発生部と、
    所在の管理対象物に取り付けられると共に前記管理領域内で前記電磁波を受信可能であって、かつ当該電磁波を受信した場合にこの電磁波に含まれる前記領域識別情報とユニークなタグ識別情報とを含むタグ搬送波を発信する無線ICタグと、
    前記無線ICタグから発信された前記タグ搬送波を受信するタグ搬送波受信部と、
    前記タグ搬送波受信部により受信された前記タグ搬送波に含まれる情報内容に基づいて、前記管理対象物の所在を表す情報を報知する所在報知部と、
    を具備することを特徴とする所在管理システム。
  2. 特定された複数の管理領域を各々識別する領域識別情報を含む電磁波を個々の前記管理領域内でそれぞれ発生させる複数の電磁波発生部と、
    所在の管理対象物に取り付けられると共に前記複数の管理領域内で前記電磁波を受信可能であって、かつ前記複数の管理領域内のいずれかで前記電磁波を受信した場合にこの電磁波に含まれる前記領域識別情報とユニークなタグ識別情報とを含むタグ搬送波を発信する無線ICタグと、
    前記無線ICタグから発信された前記タグ搬送波を受信するタグ搬送波受信部と、
    前記タグ搬送波受信部により受信された前記タグ搬送波に含まれる情報内容に基づいて、前記管理対象物の所在を表す情報を報知する所在報知部と、
    を具備することを特徴とする所在管理システム。
  3. 前記電磁波発生部は、前記電磁波を周期的に発生させると共に、この周期的に発生させる電磁波の発生周期、パワー、及び1サイクル内の発生時間のうちの少なくとも一つを制御することを特徴とする請求項1又は2記載の所在管理システム。
  4. 前記複数の電磁波発生部は、前記電磁波を出力させているタイミングを互いに相違させることを特徴とする請求項2記載の所在管理システム。
  5. 前記電磁波発生部は、送信用アンテナを備え、さらにこの送信用アンテナが、前記管理領域を構成する室内の床面、壁面若しくは天井面に直接埋設された状態、又は前記床面上に置かれるマット状の部材に内蔵された状態で、設置されることを特徴とする請求項1又は2記載の所在管理システム。
  6. 前記タグ搬送波受信部は、受信用アンテナを備え、さらにこの受信用アンテナが、指向性を有することを特徴とする請求項1又は2記載の所在管理システム。
  7. 前記無線ICタグは、一次電池あるいは二次電池を内蔵することを特徴とする請求項1又は2記載の所在管理システム。
  8. 前記所在報知部は、光及び音声のうちの少なくとも一方を用いて報知を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の所在管理システム。
  9. 前記管理領域を撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影された映像を記録するレコーダと、をさらに備え、
    前記所在報知部は、
    前記タグ搬送波受信部により受信された前記タグ搬送波に含まれるタグ識別情報と、このタグ識別情報を含む前記タグ搬送波が受信された時刻情報と、を関連付けて、前記レコーダに記録された映像を区分する映像区分部と、
    前記映像区分部に区分された前記タグ識別情報又は前記時刻情報に対応する映像を検索する映像検索部と、
    前記映像検索部により検索された映像を可視的に表示させる表示部と、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の所在管理システム。
  10. 前記所在報知部は、
    前記タグ搬送波受信部により受信された前記タグ搬送波に含まれるタグ識別情報とこのタグ識別情報を含む前記タグ搬送波が受信された時刻情報とに基づいて、個々の前記管理領域ごとに所在する管理対象物の数と前記個々の管理領域についての前記管理対象物の出入りの経緯とを報知する、
    ことを特徴とする請求項2記載の所在管理システム。
JP2007118311A 2007-04-27 2007-04-27 所在管理システム Pending JP2008276450A (ja)

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