JP2008275739A - 現像剤搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

現像剤搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤搬送装置の開口における現像剤の詰まりを低減すること。
【解決手段】
現像剤が流入する流入口(6)を有する現像剤搬送路(11)と、回転軸(17a)と、前記回転軸(17a)に支持された搬送羽根(17b)とを有し、前記現像剤搬送路(11)内に配置されて現像剤を搬送する搬送部材(17)と、前記流入口(6)に対応する前記回転軸(17a)に支持され且つ、前記回転軸(17a)の回転に伴って先端部が前記流入口(6)に進入、退避可能な可撓性を有する詰まり防止部材(21)と、を備えた現像剤搬送装置(1)。
【選択図】図9

Description

本発明は、現像剤搬送装置および画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、感光体表面に形成された潜像を現像装置で現像し、現像された可視像を媒体に転写、定着することで画像形成を行っている。このような画像形成装置において、現像装置には、現像剤搬送装置により、交換式の現像剤補給容器、いわゆるトナーカートリッジから新たな現像剤が補給される構成が広く採用されている。
前記現像剤搬送装置を使用して現像剤を補給する技術として、下記の特許文献1、2記載の技術が公知である。
特許文献1(特開平4−139469号公報)には、カートリッジ(1021)のトナーが、下方のリザーブタンク(1022)に供給され、リザーブタンク(1022)内を循環して撹拌されたトナーの一部が供給口(1048)から現像手段(53)に供給する
トナー供給装置(1020)が記載されている。
また、特許文献2(特開平11−84846号公報)には、現像ローラー(40)の情報に配置されたトナーホッパー(43)から、トナー供給ローラー(50,51)で現像室(44)に現像剤を落下、搬送すると共に、トナーホッパー(43)の壁面に沿って配置されたシート(55)によりトナーホッパー(43)内で固まったトナーを崩す技術が記載されている。
特許文献1、2に記載されているように、従来の現像剤補給装置では、カートリッジと現像剤補給装置との接続部や、現像剤搬送装置と現像装置との接続部では、強制的に現像剤を搬送する部材を設けず、搬送されてくる現像剤の供給圧力により搬送されている。従来の構成では、接続部分での現像剤の詰まりにより、単位時間当りの現像剤供給量が安定しない恐れがあるために、画像形成装置の小型化や設計の自由度が制約されながらも、供給側を上方に配置して被供給側を下方に配置し、重力による落下で搬送していた。
特開平4−139469号公報(第4ページ左上欄第8行〜第6ページ左下欄第4行、第3図、第4図、第6図) 特開平11−84846号公報(「0049」〜「0054」、図2、図4)
本発明は、前述の事情に鑑み、現像剤搬送装置の開口における現像剤の詰まりを低減することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の現像剤搬送装置は、
現像剤が流入する流入口を有する現像剤搬送路と、
回転軸と、前記回転軸に支持された搬送羽根とを有し、前記現像剤搬送路内に配置されて現像剤を搬送する搬送部材と、
前記流入口に対応する前記回転軸に支持され且つ、前記回転軸の回転に伴って先端部が前記流入口に進入、退避可能な可撓性を有する詰まり防止部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像剤搬送装置において、
湾曲した前記現像剤搬送路と、
前記現像剤搬送路に沿って形成された可撓性を有する樹脂製の前記搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の現像剤搬送装置において、
前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθとした場合に、
V>A>L、
α=θ、
r2≧r1、
R<r1×sinα、
V≧L+r2×cosα、
を満足することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の現像剤搬送装置において、
前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθとした場合に、
V>A>L、
α=θ、
r2<r1、
R<r2×sinα、
V≧L+r2×cosα、
を満足することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の現像剤搬送装置において、
前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθ、前記詰まり防止部材が前記回転軸に支持された位置における前記詰まり防止部材の下流側に隣接する搬送羽根と前記詰まり防止部材の軸方向下流端との間の距離をS2とした場合に、
V>A>L、
α≦θ、
S2≧r2×sin(θ−α)/sinθ、
V≧L+S2、
を満足することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1または2に記載の現像剤搬送装置において、
前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθ、前記詰まり防止部材が前記回転軸に支持された位置における前記詰まり防止部材の上流側に隣接する搬送羽根と前記詰まり防止部材の軸方向上流端との間の距離をS1とした場合に、
V>A>L、
α>θ、
S1≧r1×sin(α−θ)/sinθ、
V≧L+S1、
を満足することを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項7に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
前記現像装置に新たな現像剤を搬送する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤搬送装置と、
前記現像装置で現像された可視像を媒体に転写する転写器と、
前記媒体に転写された可視像を定着させる定着器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、流入口における現像剤の詰まりを低減することができ、現像剤の供給量を安定させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、湾曲した搬送路に沿って現像剤を安定して搬送できる。
請求項3に記載の発明によれば、詰まり防止部材の破損を防止しつつ確実に流入口における詰まりを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、詰まり防止部材の破損を防止しつつ確実に流入口における詰まりを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、詰まり防止部材の破損を防止しつつ確実に流入口における詰まりを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、詰まり防止部材の破損を防止しつつ確実に流入口における詰まりを防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば安定して供給される現像剤で現像でき、画質劣化を低減することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図3は本発明の実施例1の画像形成装置のサイドカバーが開放された状態の斜視説明図である。
図1〜3において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUは、画像が記録される媒体の一例としての記録媒体Sが収容される給紙容器TR1が下部に収容されており、上面には排紙部TRhが設けられている。また、プリンタUの上部には操作部UIが設けられている。
実施例1のプリンタUは、画像形成装置本体U1と、画像形成装置本体U1の前側に設けられた開閉可能な開閉部の一例としてのフロントカバーU2と、前記画像形成装置U1の側面に設けられた開閉可能な開閉部の一例としてのサイドカバーU3と、を有する。前記フロントカバーU2は、現像剤の補給や故障した部材の交換や紙詰まりした記録媒体Sを除去するために画像形成装置本体U1の内部を開放する際に開放され、前記サイドカバーU3は、現像剤補給容器、いわゆるトナーカートリッジの交換を行う際に開放される。
図3において、プリンタUのサイドカバーU3を開放位置に移動させると、プリンタUのサイドが開放され、現像剤収容容器の一例としてのトナーカートリッジTCy,TCm,TCc,TCkを取り扱い可能となる。
図2において、プリンタUは、プリンタUの各種制御を行う制御部Cと、制御部Cにより作動を制御される画像処理部IPS、像書込装置駆動回路DL、および電源装置E等を有している。電源装置Eは、後述の帯電器の一例としての帯電ローラCRy〜CRk、現像剤保持体の一例としての現像ローラおよび転写器の一例としての転写ローラT1y〜T1k等に電圧を印加する。
前記画像処理部GSは、外部の画像情報送信装置等から入力された印刷情報を、K(黒),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の4色の画像に対応した潜像形成用の画像情報に変換して、所定のタイミングで像書込装置駆動回路DLに出力する。像書込装置駆動回路DLは、入力された各色の画像情報に応じて駆動信号を潜像書込装置ROSに出力する。前記潜像書込装置ROSは、駆動信号に応じて、各色の画像書き込み用の画像書込光の一例としてのレーザビームLy、Lm,Lc,Lkを出射する。
図2において、前記潜像書込装置ROSの右方(+Y方向)にはY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)の各色の可視像の一例としてのトナー像を形成する可視像形成装置UY,UM,UC,UKが配置されている。
K(黒)の可視像形成装置UKは回転する像保持体の一例としての感光体Pkを有する。前記感光体Pkの周囲には、帯電器の一例としての帯電ロールCRk、感光体表面の静電潜像を可視像に現像する現像装置Gk、感光体Pk表面に残留した現像剤を除去する像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLk等が配置されている。
前記感光体Pkは、帯電ロールCRkと対向する帯電領域Q1kで帯電ロールCRkにより表面を一様に帯電された後、潜像形成領域でレーザビームLkにより潜像が書き込まれる。書き込まれた静電潜像は現像装置Gkと対向する現像領域において静電潜像が可視像化される。
実施例1の黒色の可視像形成装置UKは、感光体Pk、帯電器CRk、感光体クリーナCLkが一体的に構成されて交換可能な像保持体カートリッジと、現像装置Gkにより構成された交換可能な現像カートリッジと、により構成されている。
他の色の可視像形成装置UY,UM,UCも、黒色の可視像形成装置UKと同様に、画像形成装置本体U1に対して着脱可能な像保持体カートリッジと現像カートリッジとにより構成されている。なお、実施例1では、前記4つの可視像形成装置UY〜UKは、着脱可能な枠体Ut、いわゆる交換フレームUtに支持されており、4つの可視像形成装置UY〜UKが画像形成装置本体U1に対して一体的に交換可能に構成されている。
図2において、前記感光体Py〜Pkの前方(+X方向)には、開閉部U2に支持された記録媒体搬送装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、記録媒体保持搬送部材の一例としての媒体搬送ベルトBと、媒体搬送ベルトBを支持する駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRd、従動部材の一例としての従動ロールRjを含む保持搬送部材支持系の一例としてのベルト支持ロール(Rd+Rj)と、各感光体Py〜Pkに対向して配置された転写器の一例としての転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、保持搬送部材清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbと、前記従動ロールRjに対向して配置されて記録媒体Sを媒体搬送ベルトBに吸着させる記録媒体吸着部材の一例としての媒体吸着ロールRkとを有する。前記媒体搬送ベルトBは、前記ベルト支持ロール(Rd+Rj)により回転可能に支持されている。
なお、前記画像濃度センサSN1は、所定の時期に、制御部Cの図示しない画像濃度調整手段により形成される濃度検出用の画像、いわゆるパッチ画像の濃度を検出するためのものであり、画像濃度調整手段は、前記画像濃度検出部材で検出された画像濃度に基づいて、帯電器CRy〜CRkや現像装置Gy〜Gk、転写ロールT1y〜T1kへ印加する電圧の調整、潜像書込光Ly〜Lkの強度の調整を行うことにより、画像濃度の調整や補正、いわゆる、プロセスコントロールを行う。
媒体搬送ベルトBの下方に配置された給紙容器TR1の記録媒体Sは、給紙部材Rpにより取り出され、記録媒体搬送路SHに搬送される。
記録媒体搬送路SHの記録媒体Sは、記録媒体搬送部材の一例としての媒体搬送ロールRaにより搬送され、給紙時期調整部材の一例としてのレジロールRrに送られる。レジロールRrは、所定のタイミングで、従動ロールRjと媒体吸着ロールRkとの対向領域である記録媒体吸着位置Q6に前記記録媒体Sを搬送する。前記記録媒体吸着位置Q6に搬送された記録媒体Sは、前記媒体搬送ベルトBに静電吸着される。
前記媒体搬送ベルトBに吸着された記録媒体Sは、前記感光体Py〜Pkと接触する前記転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kを順次通過する。
前記転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて媒体搬送ベルトBの裏面側に配置された転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が印加される。
多色画像の場合、前記各感光体Py〜Pk上のトナー像は前記転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより媒体搬送ベルトB上の記録媒体Sに重ねて転写される。また、単色画像、いわゆる、モノクロ画像の場合、感光体Pk上にK(黒)のトナー像のみが形成され、このK(黒)のトナー像のみが転写器T1kにより記録媒体Sに転写される。
トナー像転写後の感光体Py〜Pkは、感光体クリーナCLy〜CLkにより表面に残留したトナーが回収されて清掃され、再び帯電ロールCRy〜CRkにより帯電される。
前記トナー像が転写された記録媒体Sは、定着器の一例としての定着装置Fの加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとが圧接して形成する定着領域Q5で定着される。画像が定着された記録媒体Sは、媒体排出部材の一例としての排出ローラRhから媒体排出部TRhに排出される。
記録媒体Sが離隔した後の前記媒体搬送ベルトBは、前記ベルトクリーナCLbにより清掃される。
(現像剤搬送装置の説明)
図4は現像剤収容容器の一例としてのトナーカートリッジが着脱される状態の説明図である。
図5は本発明の実施例1の現像剤搬送装置の説明図であり、図5Aは斜め後方から見た状態の説明図、図5Bは図5Aの矢印VB方向から見た図である。
なお、以下の説明において、Y,M,C,Kの各色毎に設けられた部材は同様に構成されているため、図面において各符号にy,m,c,kの添え字を付して記載し、明細書においては、説明をわかりやすくするため、添え字を省略する。
図4,図5において、前記画像形成装置本体U1の右側内部には、現像剤搬送装置1が固定支持されている。前記現像剤搬送装置1は、枠体2を有し、枠体2には、下から順にY,M,C,KのトナーカートリッジTCy,TCm,TCc,TCkが装着される4つのカートリッジ装着部3が形成されている。
図3〜図5において、前記カートリッジ装着部3には、それぞれ、トナーカートリッジTCy,TCm,TCc,TCkが収容可能なカートリッジ収容容器4(図5AではC色とK色のもののみ図示し、Y色とM色のものは図示省略)が、後端部を回転中心として回転可能に支持されている。
図5において、前記各カートリッジ装着部3の後端部には、トナーカートリッジTCy,TCm,TCc,TCkからの現像剤が流入する流入口6(図5AにはYの流入口のみ図示)が形成されている。前記各カートリッジ装着部3の流入口6の部分には、流入口閉塞部材の一例としてのシャッタ部材7(図5A参照)が配置されている。前記シャッタ部材7は、図5AのY色のシャッタ部材7に示す流入口6が開放された開放位置と、図5AのM色のシャッタ部材7に示す流入口が閉鎖された閉鎖位置との間で移動可能に支持されている。
図5A、図5Bにおいて、前記枠体2には、前記流入口6から前方に延びる外側に凹んだ本体側搬送路形成凹部8が形成されている。前記枠体2の内側の面には、各本体側搬送路形成凹部8に対応して、搬送路形成部材9(図5BではC色とK色のみ図示)が装着されている。前記本体側搬送路形成凹部8と前記搬送路形成部材9とにより囲まれた内部の円筒状の空間により現像剤搬送路11が構成されている。図6において、前記現像剤搬送路11は、流入口6の位置から現像装置Gy〜Gkまで延びている。実施例1の現像剤搬送路11は直線状ではなく、流入口6から水平方向に延びる流入側水平搬送部11aと、流入側水平搬送部11aから斜め上方に傾斜する傾斜搬送部11bと、傾斜搬送部11bから水平方向に延び現像装置Gy〜Gkに延びる現像側水平搬送部11dとを有する湾曲した形状に形成されている。
図6は本発明の実施例1の現像剤搬送装置および現像器の関係の説明図である。
図5B、図6において、前記搬送路形成部材9の前端側には、現像側水平搬送部11dを構成する現像装置接続部9aが形成されており、前記現像装置接続部9aには、流出口閉塞部材の一例としての流出口シャッタ12が装着されている。前記流出口シャッタ12は、付勢部材の一例としてのバネ13により常時前方の閉鎖位置に付勢されており、図6に示す現像剤搬送路11の流出口11fを閉塞している。したがって、前記フロントカバーU2が開放されて、現像装置Gy〜Gkが取り外される際には、前記バネ13により流出口シャッタ12が閉塞位置に移動して現像剤の漏れが防止される。一方、現像装置Gy〜Gkが取付けられる際には、現像装置Gy〜Gkの被接続部16(図6参照)によって押されて、流出口シャッタ12が移動し、被接続部16に現像装置接続部9aが嵌って、流出口11fから現像装置Gy〜Gkに現像剤の補給が可能となる。
図7は本発明の実施例1の現像剤搬送装置の流入口部分の要部拡大説明図である。
図8は本発明の実施例1の現像剤搬送部材の説明図である。
図5B、図6,図7において、前記現像剤搬送路11内には、湾曲した現像剤搬送路11に沿って現像剤搬送部材17が回転可能に支持されている。図5〜図8において、前記現像剤搬送部材17は、回転軸17aと、前記回転軸17aの外周部に形成された螺旋状の搬送羽根17bとを有する。実施例1の現像剤搬送部材17は、可撓性を有する樹脂材料により構成されており、回転に伴って現像剤搬送路11に沿った形状に湾曲しながら現像剤の一例としてのトナーを搬送する。図7において、前記現像剤搬送部材17の前記流入口6に対応する位置には、回転軸17aよりも大径の大径部17dが形成されており、前記大径部17dには詰まり防止部材装着部17eが形成されている。図5Bにおいて、前記枠体2の後端部には、補給用駆動系の一例としての各色毎の補給用モータ19が支持されている。図6において、前記補給用モータ19から延びる駆動軸19aに支持された駆動ギア20が、前記現像剤搬送部材17の後端に支持されたギア17gに駆動を伝達することで、前記現像剤搬送部材17を駆動してトナーを搬送させる。
図9は本発明の実施例1の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図である。なお、図9は、図7の視点に対して軸回りに180°回転した視点からの図面である。
図7、図9において、前記現像剤搬送部材17の前記詰まり防止部材装着部17eには、詰まり防止部材21の一端部が固定支持されている。実施例1の詰まり防止部材21は、可撓性を有する薄膜状、いわゆる、フィルム状に形成されており、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂により構成することができる。なお、図9において、前記現像剤搬送部材17は、現像剤搬送方向Ya方向に現像剤を搬送する。
図9において、流入口6の現像剤搬送方向の幅をV、搬送羽根17bの軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、回転軸17aの中心から流入口部分の現像剤搬送路11の内壁までの距離をR、詰まり防止部材21の回転軸17aへの取付け幅をL、現像剤搬送方向上流側の詰まり防止部材21の自由長をr1、現像剤搬送方向下流側の詰まり防止部材21の自由長をr2、詰まり防止部材21の前記回転軸17aに対する傾斜角をα、回転軸17aに対する前記搬送羽根の傾斜角をθとした場合に、実施例1の現像剤搬送部材17や詰まり防止部材21、流入口6の大きさや角度は、以下の式(1)〜式(5)の関係を満足するように設定されている。
V>A>L …(1)
α=θ …(2)
r2≧r1 …(3)
R<r1×sinα …(4)
V≧L+r2×cosα …(5)
すなわち、流入口6から流入した現像剤を速やかに搬送するために、ピッチAが流入口6の幅Vよりも小さく設定されている。また、現像剤搬送部材17の回転に伴って、可撓性のある詰まり防止部材21が回転軸17a(正確には大径部17d)に巻き込まれるように変形する際に、詰まり防止部材21が搬送羽根17bに接触して破損しないように搬送羽根17bの間に収まらせるために、詰まり防止部材21の幅LがピッチAよりも小さく且つ、式(2)を満足するように設定されている。さらに、詰まり防止部材21が、延びた状態で現像剤搬送路11から流入口6に進入し、外端部を外方に突出させるために、式(4)を満足するように設定されている。また、詰まり防止部材21が流入口6に挟まれて破損しないように、式(5)を満足するように設定されている。
前記符号2〜21を付した各部材により、実施例1の現像剤搬送装置1が構成されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、画像形成動作により、現像装置Gy〜Gkのトナーが消費されると、トナーカートリッジTCy〜TCkのトナーが流入口6から供給される。供給された現像剤は、現像剤搬送装置1の現像剤搬送部材17の回転により搬送され、補給される。
実施例1の流入口6は、垂直方向から少し傾斜して配置されており、トナーカートリッジTCy〜TCkからの現像剤は、水平方向に近い方向に搬送され、重力方向に落下しにくく詰まりが発生することがある。実施例1の現像剤搬送装置1では、現像剤搬送部材17の回転に伴って、回転軸17aに支持された詰まり防止部材21が前記流入口6に進入したり、回転軸17aに巻付くように撓んで流入口6から退避する。前記詰まり防止部材21の流入口6への進入により、流入口6でトナーの詰まりが発生していた場合には、詰まったトナーが崩される。すなわち、詰まりが解消され、トナーカートリッジTCy〜TCkから現像剤搬送装置1にトナーが安定して供給される。
図10は本発明の実施例2の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図であり、実施例1の図9に対応する図である。
次に本発明の実施例2の画像形成装置の説明を行うが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図10において、実施例2の現像剤搬送部材17や詰まり防止部材21、流入口6の大きさや角度は、以下の式(1)、式(2)、式(3′)、式(4′)、式(5)の関係を満足するように設定されている。
V>A>L …(1)
α=θ …(2)
r2<r1 …(3′)
R<r2×sinα …(4′)
V≧L+r2×cosα …(5)
すなわち、実施例2では、実施例1の場合と同様に式(1)、式(2)、式(5)を満足するように設定されている。そして、式(3)、式(4)に替えて式(3′)、式(4′)を満足するように設定されている。したがって、上流側の自由長r1が下流側の自由長r2よりも大きい場合に、詰まり防止部材21が、延びた状態で現像剤搬送路11から流入口6に進入するために、式(4′)を満足するように設定されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、式(1)、式(2)、式(3′)、式(4′)、式(5)の関係を満足する詰まり防止部材21は、現像剤搬送部材17の回転に応じて流入口6に対して進入、退避し、流入口6に詰まったトナーが崩され、詰まりが解消される。すなわち、実施例2の画像形成装置Uも実施例1の画像形成装置Uと同様の作用を有する。
図11は本発明の実施例3の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図であり、実施例1の図9に対応する図である。
次に本発明の実施例3の画像形成装置の説明を行うが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図11において、前記各V、L、A、r1、r2、R、αに加え、詰まり防止部材21が回転軸17aに支持された位置における詰まり防止部材21の上流側に隣接する搬送羽根17bと詰まり防止部材21の軸方向上流端との間の距離をS1とし、詰まり防止部材21が回転軸17aに支持された位置における詰まり防止部材21の下流側に隣接する搬送羽根17bと詰まり防止部材21の軸方向下流端との間の距離をS2とした場合に、実施例3の現像剤搬送部材17や詰まり防止部材21、流入口6の大きさや角度は、以下の式(1)、式(2′)、式(3)、式(4)、式(5′)、式(6)の関係を満足するように設定されている。
V>A>L …(1)
α≦θ …(2′)
r2≧r1 …(3)
R<r1×sinα …(4)
V≧L+S2、 …(5′)
S2≧r2×sin(θ−α)/sinθ…(6)
すなわち、実施例3では、実施例1の場合と同様に式(1)、式(3)、式(4)を満足するように設定されている。そして、式(2′)を満足する場合、すなわち、搬送羽根17bの角度θよりも詰まり防止部材21の角度αの方が小さい場合、搬送方向下流側で詰まり防止部材21が搬送羽根17bに接触し易くなるため、詰まり防止部材21の破損することを防止するために、式(6)を満足するように設定されている。また、詰まり防止部材21が流入口6で挟まれて破損することを防止するために、式(5)に替えて式(6)および式(5′)を満足するように設定されている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、式(1)、式(2′)、式(3)、式(4)、式(5′)、式(6)の関係を満足する詰まり防止部材21は、現像剤搬送部材17の回転に応じて流入口6に対して進入、退避し、流入口6に詰まったトナーが崩され、詰まりが解消される。すなわち、実施例3の画像形成装置Uも実施例1の画像形成装置Uと同様の作用を有する。
図12は本発明の実施例4の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図であり、実施例1の図9に対応する図である。
次に本発明の実施例4の画像形成装置の説明を行うが、この実施例4の説明において、前記実施例1、3の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例4は、下記の点で前記実施例1、3と相違しているが、他の点では前記実施例1、3と同様に構成されている。
図12において、実施例4の現像剤搬送部材17や詰まり防止部材21、流入口6の大きさや角度は、以下の式(1)、式(2″)、式(3)、式(4)、式(5″)、式(6′)の関係を満足するように設定されている。
V>A>L …(1)
α>θ …(2″)
r2≧r1 …(3)
R<r1×sinα …(4)
V≧L+S1、 …(5″)
S1≧r1×sin(α−θ)/sinθ…(6′)
すなわち、実施例4では、実施例1の場合と同様に式(1)、式(3)、式(4)を満足するように設定されている。そして、式(2″)を満足する場合、すなわち、搬送羽根17bの角度θよりも詰まり防止部材21の角度αの方が大きい場合、搬送方向上流側で詰まり防止部材21が搬送羽根17bに接触し易くなるため、詰まり防止部材21が破損することを防止するために、式(6′)を満足するように設定されている。また、詰まり防止部材21が流入口6で挟まれて破損することを防止するために、式(5)に替えて式(6′)および式(5′)を満足するように設定されている。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、式(1)、式(2″)、式(3)、式(4)、式(5″)、式(6′)の関係を満足する詰まり防止部材21は、現像剤搬送部材17の回転に応じて流入口6に対して進入、退避し、流入口6に詰まったトナーが崩され、詰まりが解消される。すなわち、実施例4の画像形成装置Uも実施例1の画像形成装置Uと同様の作用を有する。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆる、モノクロの画像形成装置により構成することも可能である。また、像保持体から媒体に直接転写される構成に限定されず、中間転写体を使用する構成にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、詰まり防止部材が十分な強度があったり、現像剤搬送部材17と現像剤搬送路11との間に十分な退避用の隙間があったりして破損等の恐れがない場合には、前記各関係式の関係を満足しないように長さや角度を設定することも可能である。逆に、詰まり防止部材に対応して、現像剤搬送路11にリング状の溝を形成したり、搬送羽根17bの外径を小さくすることで、現像剤搬送路11に退避用の隙間を形成することも可能である。
(H03)前記実施例において、新たな現像剤を補給するための現像剤搬送装置を例示したが、これに限定されず、廃棄現像剤を搬送する現像剤搬送装置にも適用可能である。
(H04)前記実施例において、現像剤搬送路11は湾曲した構成としたが、直線状に構成することも可能である。このとき、現像剤搬送部材17も可撓性のある樹脂材料ではなく、剛性の高い材料により構成することも可能である。
(H05)前記実施例において、流入口6を介して水平方向に近い傾斜方向にトナーが流入する場合を例示したが、これに限定されず、重力方向または重力方向に近い傾斜方向にトナーが流入する構成にも適用可能である。
(H06)前記実施例において、複数の現像剤搬送路11が連結された構成とすることも可能である。このとき、連結部分の流入側に詰まり防止部材を設けることも可能である。
(H07)前記実施例において、α、θ、V、L、A、r1,r2、R、S1,S2の関係は、実施例に例示した関係とすることが望ましいが、これに限定されず、材料の強度や組み合わせ、破損しやすさ、設計や仕様等に応じて、変更可能である。例えば、実施例3,4において、r1とr2の長さを同じ長さにしたが、r1<r2としたり、r1>r2とすることも可能である。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図3は本発明の実施例1の画像形成装置のサイドカバーが開放された状態の斜視説明図である。 図4は現像剤収容容器の一例としてのトナーカートリッジが着脱される状態の説明図である。 図5は本発明の実施例1の現像剤搬送装置の説明図であり、図5Aは斜め後方から見た状態の説明図、図5Bは図5Aの矢印VB方向から見た図である。 図6は本発明の実施例1の現像剤搬送装置および現像器の関係の説明図である。 図7は本発明の実施例1の現像剤搬送装置の流入口部分の要部拡大説明図である。 図8は本発明の実施例1の現像剤搬送部材の説明図である。 図9は本発明の実施例1の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図である。 図10は本発明の実施例2の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図であり、実施例1の図9に対応する図である。 図11は本発明の実施例3の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図であり、実施例1の図9に対応する図である。 図12は本発明の実施例4の現像剤搬送部材と詰まり防止部材の長さや位置関係の説明図であり、実施例1の図9に対応する図である。
符号の説明
1…現像剤搬送装置、
6…流入口、
11…現像剤搬送路、
17…搬送部材、
17a…回転軸、
17b…搬送羽根、
21…詰まり防止部材、
A…搬送羽根のピッチ、
F…定着器、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
L…詰まり防止部材の回転軸への取付け幅、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
R…回転軸の中心から現像剤搬送路内壁までの距離、
r1…現像剤搬送方向上流側の詰まり防止部材の自由長、
r2…現像剤搬送方向下流側の詰まり防止部材の自由長、
S…媒体、
S1…詰まり防止部材の上流側に隣接する搬送羽根と詰まり防止部材の軸方向上流端との距離、
S2…詰まり防止部材の下流側に隣接する搬送羽根と詰まり防止部材の軸方向下流端との距離、
T1y,T1m,T1c,T1k…転写器、
U…画像形成装置、
V…流入口の現像剤搬送方向の幅、
α…詰まり防止部材の回転軸に対する傾斜角、
θ…回転軸に対する搬送羽根の傾斜角。

Claims (7)

  1. 現像剤が流入する流入口を有する現像剤搬送路と、
    回転軸と、前記回転軸に支持された搬送羽根とを有し、前記現像剤搬送路内に配置されて現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記回転軸に支持され且つ、前記回転軸の回転に伴って先端部が前記流入口に進入、退避可能な可撓性を有する詰まり防止部材と、
    を備えたことを特徴とする現像剤搬送装置。
  2. 湾曲した前記現像剤搬送路と、
    前記現像剤搬送路に沿って形成された可撓性を有する樹脂製の前記搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤搬送装置。
  3. 前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθとした場合に、
    V>A>L、
    α=θ、
    r2≧r1、
    R<r1×sinα、
    V≧L+r2×cosα、
    を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤搬送装置。
  4. 前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθとした場合に、
    V>A>L、
    α=θ、
    r2<r1、
    R<r2×sinα、
    V≧L+r2×cosα、
    を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤搬送装置。
  5. 前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθ、前記詰まり防止部材が前記回転軸に支持された位置における前記詰まり防止部材の下流側に隣接する搬送羽根と前記詰まり防止部材の軸方向下流端との間の距離をS2とした場合に、
    V>A>L、
    α≦θ、
    S2≧r2×sin(θ−α)/sinθ、
    V≧L+S2、
    を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤搬送装置。
  6. 前記流入口の現像剤搬送方向の幅をV、前記搬送羽根の軸方向に隣接する羽根どうしの間隔であるピッチをA、前記回転軸の中心から前記流入口部分の現像剤搬送路内壁までの距離をR、前記詰まり防止部材の前記回転軸への取付け幅をL、前記現像剤搬送方向上流側の前記詰まり防止部材の自由長をr1、前記現像剤搬送方向下流側の前記詰まり防止部材の自由長をr2、前記詰まり防止部材の前記回転軸に対する傾斜角をα、前記回転軸に対する前記搬送羽根の傾斜角をθ、前記詰まり防止部材が前記回転軸に支持された位置における前記詰まり防止部材の上流側に隣接する搬送羽根と前記詰まり防止部材の軸方向上流端との間の距離をS1とした場合に、
    V>A>L、
    α>θ、
    S1≧r1×sin(α−θ)/sinθ、
    V≧L+S1、
    を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤搬送装置。
  7. 像保持体と、
    前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
    前記現像装置に新たな現像剤を搬送する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤搬送装置と、
    前記現像装置で現像された可視像を媒体に転写する転写器と、
    前記媒体に転写された可視像を定着させる定着器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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