JP2008275110A - 電動バルブ構造 - Google Patents

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秀寛 川尻
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Abstract

【課題】本発明は、モータの第1、第2回転軸間をスプライン部とし、ケーシングに熱気抜き穴を設けて、輻射熱と伝導熱を防止し、モータの温度上昇を抑えることを目的とする。
【解決手段】本発明による電動バルブ構造は、弁板(4)を有する配管(1)に接続するケーシング(8)に熱気抜き穴(22)を設け、弁板(4)とモータ(11)を接続する第1、第2回転軸(12,13)をスプライン部(21)で接続し、輻射熱と伝導熱の両方を防止し、モータ(11)の温度上昇を抑止する構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動バルブ構造に関し、特に、高温流体が流れる配管の弁板を作動させるモータを保持するケーシングに、熱気抜き穴及び遮熱板を設けると共に、モータ軸にスプライン部を設けることにより、高温流体からの熱がモータ等に伝熱されることを防止し、寿命の向上及び小型化を達成するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の電動バルブ構造としては、社内製作のみで特許出願を行っていないため、特に、特許文献等は開示していないが、従来構成として、図5及び図6で示される構成を挙げることができる。
すなわち、図5において符号1で示されるものは、高温流体2が流れる流路3を有する配管であり、この配管1内には前記流路3の高温流体2の流れの開閉及び流量制御等の制御を行うための弁板4が作動自在に設けられている。
前記配管1の外面1a(図5では配管1の上部に相当)には、仕切壁5によって仕切られた第1、第2室6,7を有するケーシング8が取付ネジ9により固定されている。
前記ケーシング8の第2室7には、減速機10を介してモータ11が設けられている。
前記弁板4に接続され軸受12a,12bにより回転自在な第1回転軸12は、前記第1室6を貫通して前記モータ11に接続された第2回転軸13に接続されている。
前記第1回転軸12には、回転板からなるフェールセーフ体14が一体状に設けられ、このフェールセーフ体14には、前記配管1の外面1aの凹部1aAに設けられたねじりバネ15の一端が接続され、前記フェールセーフ体14及び第1回転軸12は常時一方向、すなわち、前記ねじりバネ15が戻る方向に付勢されている。
前記第2回転軸13は、前記仕切壁5に形成された貫通孔16を貫通して配設され、前記モータ11は、前記ねじりバネ15のバネ力により前記一方向に付勢を受けているため、この付勢に抗して回転するように構成されている。また、前記第2回転軸13にはレゾルバからなる回転検出器20が取付けられている。
前記弁板4は、図2に示されているように、前記第1回転軸12の軸方向Aに対して傾斜して配設され、この第1回転軸12の回転により前記流路3の開閉及び前記高温流体2の流量制御を行うことができるように構成されている。
さらに、前記フェールセーフ体14の一端は、図示していないが、前記ケーシング8の外部に導出されており、前記モータ11が高温等で作動不能となった場合に、前記一端をバネ力で回動させることにより、前記弁板4を作動させてシステム上、安全サイドな位置に停止するよう構成されている。
従来の電動バルブ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ケーシングを構成する第1室6がほぼ閉状態で形成されているため、高温流体2により高温状態となった配管1からの輻射熱及び放射熱は、図5の矢印で示されるように第1室6内に滞留すると共に、仕切壁5が加熱され、モータ11側への伝熱を避けることが困難であった。
また、前記弁板4を保持する第1回転軸12が回転軸13に対して固定されているため、図6の矢印で示されるように、高温流体2の熱が各回転軸12,13を介してモータ11に伝熱され、モータ11に悪影響を与える可能性があった。
本発明による電動バルブ構造は、高温流体が内部を流れる配管の外面に設けられたケーシングと、前記ケーシング内に設けられ仕切壁に形成された貫通孔により互いに連通された一対の第1、第2室と、前記第1室に軸受を介して回転自在に設けられ前記配管内に延設された第1回転軸と、前記配管内に位置し前記第1回転軸に接続された弁板と、前記第1室の壁に形成された熱気抜き穴と、前記第1回転軸の外周側に設けられ前記各室間の前記仕切壁に沿って前記第1回転軸と共に回転する遮熱板と、前記第2室に接続されたモータと、前記モータに接続され前記第1回転軸とスプライン部を介して接続された第2回転軸と、からなり、前記第1、第2回転軸の回転により、前記弁板が回転して前記高温流体の流れが制御され、前記配管からの輻射熱及び放射熱は前記遮熱板の放熱により前記熱気抜き穴から外部へ導出され、前記第1回転軸から前記第2回転軸へ伝導する伝導熱は前記スプライン部で抑えられる構成であり、また、前記第2回転軸には、回転検出器が設けられ、前記遮熱板は前記第1回転軸に設けられ断面カップ型をなす保持筒に固定されている構成である。
本発明による電動バルブ構造は、以上のように構成されていたため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、モータが設けられたケーシングの第1室に設けられた熱気抜き穴から熱気を外部に逃がすことができ、配管からの熱を外部に導出し、モータへの輻射熱の流れを抑止することができる。
また、前記第1室に設けられた遮熱板が仕切壁に沿って回転するため、この回転による遠心力によって高温のエアが熱気抜き穴に向けて導出されて外部に排出される。
また、弁板に接続された第1回転軸とモータに接続された第2回転軸とが、スプライン部を介して接続されているため、配管からの高温の伝熱がスプライン部で抑止され、遮熱板を介して熱気抜き穴から外部へ排熱され、モータへの伝熱を抑えることができる。また、遮熱板は、配管1からの輻射熱及び放射熱の第2室への流れを阻止する効果と放熱して温度を上げない効果を有する。
本発明は、高温流体が流れる配管の弁板を作動させるモータを保持するケーシングに、熱気抜き穴及び遮熱板を設けることにより、高温流体からの熱がモータ等に伝熱されることを防止し、寿命の向上及び小型化を達成するようにした電動バルブ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による電動バルブ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものは、高温流体2が流れる流路3を有する配管であり、この配管1内には前記流路3の高温流体2の流れの開閉及び流量制御等の制御を行うための弁板4が作動自在に設けられている。
前記配管1の外面1a(図1では配管1の上部に相当)には、仕切壁5によって仕切られた第1、第2室6,7を有するケーシング8が取付ネジ9により固定されている。
前記ケーシング8の第2室7には、減速機10を介してモータ11が接続されて設けられている。
前記弁板4に接続され軸受12a,12bにより回転自在な第1回転軸12は、前記第1室6を貫通して前記モータ11に接続された第2回転軸13に接続されている。
前記第1、第2回転軸12,13は、周知のスプライン部21を介して互いに回転自在に接続され、このスプライン部21により、第1回転軸12から第2回転軸13側への熱伝導を抑制することができるように構成されている。
前記第1室6の壁22Aには、複数の穴からなる熱気抜き穴22が形成され、前記第1回転軸12の上部には、断面カップ型をなす保持筒23を介して輪状の遮熱板24が設けられ、この遮熱板24は前記第1回転軸12と共に回転するように構成されている。
前記遮熱板24は、前記熱気抜き穴22の位置とはわずかにずれた上方位置に配設されると共に、この遮熱板24の外周24aは前記壁22Aの内壁22aとは極めて接近すると共に前記熱気抜き穴22ではなく内壁22aと対応することにより、外部に排気される熱気が第1室6からモータ11側へ通気することを抑制している。さらに、前記遮熱板24と仕切壁5との間の隙間も狭く形成されているため、第2室7への放射熱の流れを阻止することができる。
前記弁板4に接続され軸受12a,12bにより回転自在な第1回転軸12は、前記第1室6を貫通して前記モータ11に接続された第2回転軸13に接続されている。
前記第1回転軸12には、回転板からなるフェールセーフ体14が一体状に設けられ、このフェールセーフ体14には、前記配管1の外面1aの凹部1aAに設けられたねじりバネ15の一端が接続され、前記フェールセーフ体14及び第1回転軸12は常時一方向、すなわち、前記ねじりバネ15が戻る方向に付勢されている。
前記第2回転軸13は、前記仕切壁5に形成された貫通孔16を貫通して配設され、前記モータ11は、前記ねじりバネ15のバネ力により前記一方向に付勢を受けているため、この付勢に抗して回転するように構成されている。
また、前記第2回転軸13にはレゾルバからなる回転検出器20が取付けられている。
前記弁板4は、図2に示されているように、前記第1回転軸12の軸方向Aに対して傾斜して配設され、この第1回転軸12の回転により前記流路3の開閉及び前記高温流体2の流量制御を行うことができるように構成されている。
さらに、前記フェールセーフ体14の一端は、図示していないが、前記ケーシング8の外部に導出されており、前記モータ11が高温等で作動不能となった場合に、前記一端をバネ力で回動させることにより、前記弁板4を作動させてシステム上、安全サイドな位置に停止するように構成されている。
前記モータ11には、モータ用センサコネクタ30及びモータ用コネクタ31が接続されている。
前記ケーシング8には、バルブ開度信号コネクタ32が接続され、このバルブ開度信号コネクタ32を経て送られるバルブ開度信号32aは、前記弁板4の開度検出及びモータ位置信号(フィードバック信号)として構成されている。
前述の状態で、前記バルブ開度信号32aの供給により、図示しない制御部を介してモータ11に駆動信号が送られ、各回転軸12,13を介して弁板4が回転されて高温流体2の流量制御が行われる。
前述の場合、前記配管1からの輻射熱は、図3の矢印のように、熱気抜き穴22を介して外部に放熱され、各回転軸12,13に伝熱された配管1からの伝導熱は、図4の矢印のように、スプライン部21から第2回転軸13側への伝熱は従来より少なく、保持筒23及び遮熱板24を介して熱気抜き穴22から外部へ放熱される。
本発明による電動バルブ構造を示す断面図である。 図1の要部を示す部分構成図である。 図1の輻射熱の流れを示す断面図である。 図1の伝導熱の流れを示す断面図である。 従来の構成の輻射熱の流れを示す断面図である。 従来の構成の伝導熱の流れを示す断面図である。
符号の説明
1 配管
2 高温流体
3 流路
4 弁板
5 仕切壁
6 第1室
7 第2室
8 ケーシング
11 モータ
12 第1回転軸
13 第2回転軸
14 フェールセーフ体
15 ねじりバネ
16 貫通孔
20 回転検出器
21 スプライン部
22A 壁
23 保持筒
24 遮熱板

Claims (2)

  1. 高温流体(2)が内部を流れる配管(1)の外面(1a)に設けられたケーシング(8)と、前記ケーシング(8)内に設けられ仕切壁(5)に形成された貫通孔(16)により互いに連通された一対の第1、第2室(6,7)と、前記第1室(6)に軸受(12a,12b)を介して回転自在に設けられ前記配管(1)内に延設された第1回転軸(12)と、前記配管(1)内に位置し前記第1回転軸(12)に接続された弁板(4)と、前記第1室(6)の壁(22A)に形成された熱気抜き穴(22)と、前記第1回転軸(12)の外周側に設けられ前記各室(6,7)間の前記仕切壁(5)に沿って前記第1回転軸(12)と共に回転する遮熱板(24)と、前記第2室(7)に接続されたモータ(11)と、前記モータ(11)に接続され前記第1回転軸(12)とスプライン部(21)を介して接続された第2回転軸(13)と、からなり、
    前記第1、第2回転軸(12,13)の回転により、前記弁板(4)が回転して前記高温流体(2)の流れが制御され、前記配管(1)からの輻射熱及び放射熱は前記遮熱板(24)の放熱により前記熱気抜き穴(22)から外部へ導出され、前記第1回転軸(12)から前記第2回転軸(13)へ伝導する伝導熱は前記スプライン部(21)で抑えられる構成としたことを特徴とする電動バルブ構造。
  2. 前記第2回転軸(13)には、回転検出器(20)が設けられ、前記遮熱板(24)は前記第1回転軸(12)に設けられ断面カップ型をなす保持筒(23)に固定されていることを特徴とする請求項1記載の電動バルブ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013529279A (ja) * 2010-06-09 2013-07-18 カー エス ベー エス.アー.エス. 位置検出器を有するバルブ
KR101798262B1 (ko) 2010-06-09 2017-11-15 카에스베 에스.아.에스. 위치 센서를 갖는 밸브

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