JP2008273745A - エレベーター装置 - Google Patents

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直樹 橋口
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正哉 井上
Kunio Kato
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Abstract

【課題】昇降路に巻上機を内蔵し、かつ建物における最上階の階高に対応した高さの昇降路内に設置できるエレベーター装置を得る。
【解決手段】エレベーター昇降路1の上端部に、かご2及びつり合おもり3のそれぞれに対応した転向滑車10及び11を枢着し、この転向滑車10及び11により、主索12を鉛直方向から水平方向に転向させる。また、昇降路1の上端部に巻上機18を装着する。そして、駆動綱車6を、昇降路1の天井下面に側面が対面するように巻上機18の上部に配置し、鉛直軸線を介して巻上機18に枢持させる。
【選択図】図4

Description

この発明は、かご及びつり合おもりを連結した主索を駆動する巻上機が昇降路内に設置されたエレベーター装置に関する。
図18及び図19は、例えば特開平10−139321号公報に示された従来のエレベーター装置を示す図で、図18は概念的に示す斜視図、図19は図18の要部横断平面図である。図において、1は昇降路、2は昇降路1の所定経路を昇降するかご、3は昇降路1内の水平面における一側に配置されたつり合おもり、4は巻上機で、昇降路1上部に設けられた支持用部材5によって天井下面に配置され、鉛直軸線を介して枢持された駆動綱車6が設けられている。
7はかご2の下部の一側に設けられたかご第一滑車、8はかご2の下部の他側に設けられたかご第二滑車、9はつり合おもり3の上部に設けられたつり合おもり滑車、10は昇降路1の上部に水平軸線を介して枢着されてかご第二滑車8対応位置に配置されたかご側転向滑車、11は昇降路1の上部に水平軸線を介して枢着されてつり合おもり滑車9対応位置に配置されたつり合おもり側転向滑車である。なお、かご側転向滑車10、つり合おもり側転向滑車11は、水平投影面において、ともにその一部が、かご2と重なっている。
12は主索で、一端がかご第一滑車7に対応して昇降路1の天井に配置された第一綱止め具13によって昇降路1の上部に連結されて下降して、かご第一滑車7及びかご第二滑車8に巻掛けられて上昇し、かご側転向滑車10に巻掛けられて水平方向に張設され駆動綱車6に巻掛けられてつり合おもり側転向滑車11に巻掛けられ、下降してつり合おもり滑車9に巻掛けられて上昇して他端はつり合おもり滑車9に対応して昇降路1の天井に配置された第二綱止め具14によって昇降路1の上部に連結されている。
従来のエレベーター装置は上記のように構成され、巻上機4が付勢されて駆動綱車6が回転して主索12を介してかご2及びつり合おもり3が互いに反対方向に昇降する。また、巻上機4を昇降路1内の上部に配置して、独立的に設けられる機械室を省き、建物におけるエレベーター装置用のスペースを節減するようになっている。
特開平10−139321号公報
上記のような従来のエレベーター装置において、昇降路1上部に設けられた支持用部材5によって巻上機4が昇降路1の天井下面に配置され、また主索12がかご2の中央部上方を通過して張設される。このため、通常建物における最上階の階高よりも昇降路1の天井下面を高くすることが必要になり、エレベーター装置の設置のために建築費が嵩むという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、昇降路に巻上機を内蔵し、かつ建物における最上階の階高に対応した高さの昇降路に設置できるエレベーター装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーター装置においては、昇降路の所定経路を昇降するかごと、昇降路の内壁及びかごの間の空隙に配置されたつり合おもりと、昇降路の上端部に枢着されてかご及びつり合おもりのそれぞれに対応して設けられた転向滑車と、かご及びつり合おもりを吊持して昇降路内に配置され、転向滑車に巻掛けられてかご寄り側及びつり合おもり寄り側における鉛直方向から水平方向に転向して張設された主索と、昇降路の上端部に装着された巻上機と、鉛直軸線を介して巻上機に枢持され、昇降路の天井下面に側面が対面するように巻上機の上部に配置されると共に、転向滑車からの主索が巻掛けられた駆動綱車と、が設けられる。
また、この発明に係るエレベーター装置においては、かごの上面に形成された引退面に対応した位置に巻上機が配置される。
また、この発明に係るエレベーター装置においては、昇降路の天井下面位置に鉛直軸線によって枢着されて、駆動綱車と転向滑車の間の主索を昇降路の内壁面に沿う方向に張設するそらせ車が設けられる。
また、この発明に係るエレベーター装置においては、水平投影面において巻上機の少なくとも一部がかごと重合して配置される。
この発明は、昇降路の所定経路を昇降するかごと、昇降路の内壁及びかごの間の空隙に配置されたつり合おもりと、昇降路の上端部に枢着されてかご及びつり合おもりのそれぞれに対応して設けられた転向滑車と、かご及びつり合おもりを吊持して昇降路内に配置され、転向滑車に巻掛けられてかご寄り側及びつり合おもり寄り側における鉛直方向から水平方向に転向して張設された主索と、昇降路の上端部に装着された巻上機と、鉛直軸線を介して巻上機に枢持され、昇降路の天井下面に側面が対面するように巻上機の上部に配置されると共に、転向滑車からの主索が巻掛けられた駆動綱車と、を設けたものである。
これによって、昇降路の上端部に巻上機が装着され、駆動綱車が鉛直軸線を介して巻上機に枢持される。また、駆動綱車は、昇降路の天井下面に側面が対面するように巻上機の上部に配置される。このため、建物における最上階の階高に相当した高さに形成された昇降路に巻上機を装着し、かつ主索を張設することができる。したがって、建物における最上階の階高よりも昇降路の天井下面を高くする必要がなく、エレベーター装置の設置スペースのために要する建築費を節減する効果がある。
また、巻上機上部に駆動綱車が配置されるので、巻上機の本体を回避した状態でのかごの最上昇位置を高くすることができる。このため、昇降路上端部におけるスペースを有効利用することができ、昇降路の構築費を節減する効果がある。
また、この発明は、かごの上面に形成された引退面に対応した位置に巻上機を配置したものである。
これによって、昇降路の上端部に巻上機が装着されると共に、巻上機がかごの上面に形成された引退面に対応した位置に配置される。また、駆動綱車が鉛直軸線を介して巻上機に枢持され、昇降路の天井下面に側面が対面するように巻上機の上部に配置される。このため、建物における最上階の階高に相当した高さに形成された昇降路に巻上機を装着し、かつ主索を張設することができる。したがって、かごの上方の昇降路上部におけるスペースを一層有効に利用することができ、建物における最上階の階高よりも昇降路の天井下面を高くする必要がなく、エレベーター装置の設置スペースのために要する建築費を節減する効果がある。
また、この発明は、昇降路の天井下面位置に鉛直軸線によって枢着されて、駆動綱車と転向滑車の間の主索を昇降路の内壁面に沿う方向に張設するそらせ車を設けたものである。
これによって、昇降路の上端部に巻上機が装着され、駆動綱車が鉛直軸線を介して巻上機に枢持される。また、駆動綱車は、昇降路の天井下面に側面が対面するように巻上機の上部に配置される。このため、建物における最上階の階高に相当した高さに形成された昇降路に巻上機を装着し、かつ主索を張設することができる。したがって、建物における最上階の階高よりも昇降路の天井下面を高くする必要がなく、エレベーター装置の設置スペースのために要する建築費を節減する効果がある。
また、そらせ車によって駆動綱車と転向滑車の間の主索が昇降路の内壁面に沿う方向に張設されるので、転向滑車の側面を昇降路の内壁面と平行に配置することができる。このため、かごの縁部と昇降路の内壁との隙間幅を縮小することができる。したがって、建物におけるエレベーター装置用のスペースを一層節減することができ、エレベーター装置の設置スペースのために要する建築費を節減する効果がある。
また、この発明は、水平投影面において巻上機の少なくとも一部をかごと重合して配置したものである。
これによって、昇降路の上端部に巻上機が装着され、駆動綱車が鉛直軸線を介して巻上機に枢持される。また、駆動綱車は、昇降路の天井下面に側面が対面するように巻上機の上部に配置される。このため、建物における最上階の階高に相当した高さに形成された昇降路に巻上機を装着し、かつ主索を張設することができる。したがって、建物における最上階の階高よりも昇降路の天井下面を高くする必要がなく、エレベーター装置の設置スペースのために要する建築費を節減する効果がある。また、水平投影面において、巻上機の少なくとも一部がかごと重合して配置されるので、昇降路の水平投影面におけるスペースを有効利用することができ、昇降路の構築費を節減する効果がある。
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は概念的に示す正面図、図2は図1の側面図、図3は図1の要部横断平面図、図4は図3に対応した斜視図である。図において、1は昇降路、2は昇降路1の所定経路を昇降するかごで、出入口15及び上梁16が設けられ、また天井上面が上梁16上面から下降して引退面17が形成されている。
3は昇降路1内の水平面における一側に配置されたつり合おもり、18は巻上機で、出入口15から離れたかご2の側面の上方対応位置、すなわちかご2の引退面17に対応した位置に配置されて昇降路1の天井下面位置に装着され、鉛直軸線を介して枢持された駆動綱車6が設けられている。7はかご2の下部の一側に設けられたかご第一滑車、8はかご2の下部の他側に設けられたかご第二滑車である。
9はつり合おもり3の上部に設けられたつり合おもり滑車、10はかご側転向滑車で、水平投影面において昇降路1の内壁及びかご2の間の空隙内に配置されて、昇降路1の上部に水平軸線を介して枢着されてかご第二滑車8対応位置に配置されている。
11はつり合おもり側転向滑車で、水平投影面において昇降路1の内壁及びかご2の間の空隙内に配置されて、昇降路1の上部に水平軸線を介して枢着されてつり合おもり滑車9対応位置に配置されている。19は昇降路1の底面に設けられてかご2及びつり合おもり3にそれぞれ対応して配置された緩衝器である。
12は主索で、一端がかご第一滑車7に対応して昇降路1上部に配置された第一綱止め具13によって昇降路1の上部に連結されて下降して、かご第一滑車7及びかご第二滑車8に巻掛けられて上昇し、かご側転向滑車10に巻掛けられて水平方向に張設され駆動綱車6に巻掛けられてつり合おもり側転向滑車11に巻掛けられ、下降してつり合おもり滑車9に巻掛けられて上昇して、他端はつり合おもり滑車9に対応して昇降路1上部に配置された第二綱止め具14によって昇降路1の上部に連結されている。
上記のように構成されたエレベーター装置において、巻上機18が付勢されて駆動綱車6が回転して主索12を介してかご2及びつり合おもり3が互いに反対方向に昇降する。また、巻上機4を昇降路1内の上部に配置して、独立的に設けられる機械室が省略されている。これにより、建物におけるエレベーター装置用のスペースが節減される。
また、昇降路1の上端部に巻上機18が装着されて巻上機18の下端が転向滑車10,11の下端よりも上方位置に配置される。また、巻上機18が出入口15から離れたかご2の側面の上方対応位置、すなわちかご2の引退面17に対応した位置に設けられる。さらに、かご側転向滑車10及びつり合おもり側転向滑車11が、かご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間内に配置される。
そして、巻上機18の上側に駆動綱車6が設けられると共に、主索1が駆動綱車6に対して水平方向に張設される。このため、建物における最上階(図示しない)の階高に相当した高さに形成された昇降路1に巻上機18を装着し、また主索12を張設することができる。
したがって、昇降路1の天井下面をかご2に接近させることができるので、建物における最上階の階高よりも昇降路1の天井下面を高くする必要がなく、エレベーター装置の設置スペースのために要する建築費を節減することができる。また、このような作用と共に建物の高さを低くすることができるので、近隣の日照権を損なう不具合を解消することができる。
また、図1等に示すように巻上機18の上部に駆動綱車6が配置されて、昇降路1の天井下面に側面を対面させて設置される。したがって、巻上機18の下部に駆動綱車6を配置した構成に比べて次に述べる作用を得ることができる。すなわち、かご2の天井上、すなわちかご2の上部には上梁16の他、図示が省略してあるが各種の機器が設けられる。
このため、かご2が最上昇位置に到達した状態で駆動綱車6に巻掛けられた主索12が、かご2上部機器に当たらないようにする必要がある。したがって、巻上機18上部に駆動綱車6を配置することにより、巻上機18の本体を回避した状態でのかご2の最上昇位置を、巻上機18下部に駆動綱車6を配置した場合よりも高くすることができる。これによって、昇降路1上端部におけるスペースを有効利用することができ、昇降路1の構築費を節減することができる。
また、図1等に示すように水平投影面において、巻上機1の少なくとも一部がかご2と重合して配置される。このため、昇降路1の水平投影面におけるスペースを有効利用することができ、昇降路1の構築費を節減することができる。
実施の形態2.
図5〜図8は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図であり、図5は概念的に示す正面図、図6は図5の側面図、図7は図5の要部横断平面図、図8は図7に対応した斜視図である。図において、前述の図1〜図4と同符号は相当部分を示す。
20は巻上機で、出入口15から離れたかご2の側面の上方対応位置、すなわちかご2の引退面17に対応した位置に配置されて昇降路1の天井下面位置に装着され、鉛直軸線を介して枢持された駆動綱車6が設けられると共に、駆動電動機21が下面から下方に突出して設けられて、この駆動電動機21がかご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間内に配置されている。
上記のように構成されたエレベーター装置においても、昇降路1の上端部に巻上機20が装着されて巻上機20の下端が転向滑車10,11の下端よりも上方位置に配置される。また、駆動電動機21が巻上機20の下面から下方に突設されるものの、かご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間内に配置される。さらに、巻上機20が出入口15から離れたかご2の側面の上方対応位置、すなわちかご2の引退面17に対応した位置に設けられる。
また、かご側転向滑車10及びつり合おもり側転向滑車11が、かご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間内に配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図5〜図8の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
実施の形態3.
図9〜図11も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図であり、図9は概念的に示す正面図、図10は図9の要部横断平面図、図11は図10に対応した斜視図である。図において、前述の図1〜図4と同符号は相当部分を示し、22は主索で、一端がかご2の反出入口15側の下部に連結されて上昇して、かご側転向滑車10に巻掛けられて水平方向に張設され駆動綱車6に巻掛けられてつり合おもり側転向滑車11に巻掛けられ、下降してつり合おもり3の上部に連結されている。
上記のように構成されたエレベーター装置においても、昇降路1の上端部に巻上機18が装着されてこれの下端が転向滑車10,11の下端よりも上方位置に配置される。また、巻上機18が出入口15から離れたかご2の側面の上方対応位置、すなわちかご2の引退面17に対応した位置に設けられる。さらに、かご側転向滑車10及びつり合おもり側転向滑車11が、かご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間内に配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図9〜図11の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
実施の形態4.
図12〜図14も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図であり、図12は概念的に示す正面図、図13は図12の要部横断平面図、図14は図13に対応した斜視図である。図において、前述の図1〜図4と同符号は相当部分を示し、23はそらせ車で、鉛直軸線によって昇降路1の天井下面位置に設けられ駆動綱車6とかご側転向滑車10の間の主索12を昇降路1の内壁面に沿う方向に張設する。
上記のように構成されたエレベーター装置においても、昇降路1の上端部に巻上機18が装着されてこれの下端が転向滑車10,11の下端よりも上方位置に配置される。また、巻上機18が出入口15から離れたかご2の側面の上方対応位置、すなわちかご2の引退面17に対応した位置に設けられる。さらに、かご側転向滑車10及びつり合おもり側転向滑車11が、かご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間内に配置される。
したがって、詳細な説明を省略するが図12〜図14の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、図12〜図14の実施の形態において、そらせ車23によって駆動綱車6とかご側転向滑車10の間の主索12が昇降路1の内壁面に沿う方向に張設されるので、かご側転向滑車10の側面を昇降路1の内壁面と平行に配置することができる。このため、かご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間幅を縮小することができ、建物におけるエレベーター装置用のスペースを一層節減することができる。
実施の形態5.
図15〜図17も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図であり、図15は概念的に示す正面図、図16は図15の要部横断平面図、図17は図16に対応した斜視図である。図において、前述の図12〜図14と同符号は相当部分を示し、24はつり合おもりで、かご1の出入口15に接続した外縁部と昇降路1の内壁面との隙間内に設けられている。
上記のように構成されたエレベーター装置においても、昇降路1の上端部に巻上機18が装着されてこれの下端が転向滑車10,11の下端よりも上方位置に配置される。また、巻上機18が出入口15から離れたかご2の側面の上方対応位置、すなわちかご2の引退面17に対応した位置に設けられる。さらに、かご側転向滑車10及びつり合おもり側転向滑車11が、かご2の縁部と昇降路1の内壁との隙間内に配置される。
また、そらせ車23によって駆動綱車6とかご側転向滑車10の間の主索12が昇降路1の内壁面に沿う方向に張設されるので、かご側転向滑車10の側面を昇降路1の内壁面と平行に配置することができる。
したがって、詳細な説明を省略するが図15〜図17の実施の形態においても図12〜図14の実施の形態と同様な作用が得られる。
この発明の実施の形態1を示す概念的正面図。 図1の側面図。 図1の要部横断平面図。 図3に対応した斜視図。 この発明の実施の形態2を示す概念的正面図。 図5の側面図。 図5の要部横断平面図。 図5に対応した斜視図。 この発明の実施の形態3を示す概念的正面図。 図9の要部横断平面図。 図10に対応した斜視図。 この発明の実施の形態4を示す概念的正面図。 図12の要部横断平面図。 図13に対応した斜視図。 この発明の実施の形態5を示す概念的正面図。 図15の要部横断平面図。 図16に対応した斜視図。 従来のエレベーター装置を示す概念的斜視図。 図18の要部横断平面図。
符号の説明
1 昇降路、2 かご、3 つり合おもり、6 駆動綱車、10 かご側転向滑車、11 つり合おもり側転向滑車、12 主索、15 出入口、17 引退面、18 巻上機、20 巻上機、21 駆動電動機、22 主索、23 そらせ車、24 つり合おもり。

Claims (4)

  1. 昇降路の所定経路を昇降するかごと、
    上記昇降路の内壁及び上記かごの間の空隙に配置されたつり合おもりと、
    上記昇降路の上端部に枢着されて上記かご及びつり合おもりのそれぞれに対応して設けられた転向滑車と、
    上記かご及び上記つり合おもりを吊持して上記昇降路内に配置され、上記転向滑車に巻掛けられて上記かご寄り側及びつり合おもり寄り側における鉛直方向から水平方向に転向して張設された主索と、
    上記昇降路の上端部に装着された巻上機と、
    鉛直軸線を介して上記巻上機に枢持され、上記昇降路の天井下面に側面が対面するように上記巻上機の上部に配置されると共に、上記転向滑車からの上記主索が巻掛けられた駆動綱車と、
    を備えたエレベーター装置。
  2. 巻上機を、かごの上面に形成された引退面に対応した位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 昇降路の天井下面位置に鉛直軸線によって枢着されて、駆動綱車と転向滑車の間の主索を上記昇降路の内壁面に沿う方向に張設するそらせ車を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 巻上機の水平投影面における少なくとも一部を、かごと重合して配置したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のエレベーター装置。
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