JP2008273442A - 液圧ユニット - Google Patents

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Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Chiharu Nakazawa
千春 中澤
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Abstract

【課題】 ユニットを軽量化することができる液圧ユニットを提供すること。
【解決手段】 マスタシリンダとポンプとの間を連通または遮断するゲートインバルブと、マスタシリンダと2つのホイルシリンダとの間を連通または遮断するゲートアウトバルブと、ポンプとホイルシリンダとの間を連通または遮断する第1の増圧バルブと第2の増圧バルブと、ホイルシリンダとリザーバとの間を連通または遮断する第1の減圧バルブと第2の減圧バルブと、を備えた液圧ユニットにおいて、ハウジングに形成された第1の増圧バルブ、第2の増圧バルブ、第1の減圧バルブおよび第2の減圧バルブ用の収容穴の直径をゲートインバルブおよびゲートアウトバルブの収容穴の直径よりも小径に形成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ブレーキ液圧を制御する液圧ユニットに関する。
この種の技術としては、特許文献1に記載の技術が開示されている。この公報では、ハウジングに同径の弁収容穴が8つ形成されている。
特表2001−523611号公報
上記従来技術では、各弁が制御する流量に関わらず弁収容穴が同径に形成されているため、ユニットの重量が大きくなる虞がある問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ユニットを軽量化することができる液圧ユニットを提供することである。
上記目的を達成するため、液圧を発生させるマスタシリンダと、各車輪に制動力を発生させる4つのホイルシリンダと、ハウジングに装着された前記マスタシリンダとは別に液圧を発生させるポンプと、ブレーキ液を貯溜するリザーバと、2つの系統からなり、系統ごとに2つのホイルシリンダにブレーキ液を供給するブレーキ液圧回路と、前記ブレーキ液圧回路の系統ごとに1つ設けられ、前記マスタシリンダと前記ポンプとの間を連通または遮断するゲートインバルブと、前記ブレーキ液圧回路の系統ごとに1つ設けられ、前記マスタシリンダと2つのホイルシリンダとの間を連通または遮断するゲートアウトバルブと、前記ホイルシリンダごとに1つ設けられ、前記ポンプとホイルシリンダとの間を連通または遮断する第1の増圧バルブと第2の増圧バルブと、前記ホイルシリンダごとに1つ設けられ、ホイルシリンダと前記リザーバとの間を連通または遮断する第1の減圧バルブと第2の減圧バルブと、を備えた液圧ユニットにおいて、前記ハウジングに形成された前記第1の増圧バルブ、第2の増圧バルブ、第1の減圧バルブおよび第2の減圧バルブようの収容穴の直径を前記ゲートインバルブおよびゲートアウトバルブの収容穴の直径よりも小径に形成した。
ハウジングが小型化できるため、液圧ユニットを軽量化することができる。
以下、本発明の液圧ユニット30を実現する最良の形態を、実施例1において説明する。
[ブレーキ配管の構成]
図1は本発明の液圧ユニット30を適用したブレーキシステムの配管図である。図2、図3は液圧ユニット30のハウジング31のスケルトン図である。なお、図2、図3の液圧ユニット30は、図を見易くするためモータMと各バルブ1,2,3,4が取り付けられていない状態で示している。
このブレーキシステムは、コントローラからのVehicle Dynamics Control(以下VDC)、Anti-lock Brake System(以下ABS)の要求液圧に応じて液圧制御を行う。ブレーキシステムにおいては、P系統のブレーキ液圧回路21PとS系統のブレーキ液圧回路21Sの2系統からなる、X配管と呼ばれる配管構造となっている。P系統には、左前輪のホイルシリンダW/C(FL)、右後輪のホイルシリンダW/C(RR)が接続されており、S系統には、右前輪のホイルシリンダW/C(FR)、左後輪のホイルシリンダW/C(RL)が接続されている。また、P系統、S系統それぞれに、ピストンポンプPPとピストンポンプPSとが設けられており、このピストンポンプPPとピストンポンプPSは、1つのモータMによって駆動される。
マスタシリンダM/Cと液圧ユニット30とはポート20P,20Sを介して油路18P、18Sにおいて接続されている。この油路18とピストンポンプPP,PSの吸入側とは、油路10P,10Sによって接続されている。この各油路10上には、常閉型のソレノイドバルブであるゲートインバルブ1P,1Sが設けられている。また油路10上であって、ゲートインバルブ1とピストンポンプPとの間にはチェックバルブ5P,5Sが設けられており、この各チェックバルブ5は、ゲートインバルブ1からピストンポンプPへ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
各ピストンポンプPの吐出側と各ホイルシリンダW/Cとは、油路11P,11Sによって接続されている。この各油路11上には、各ホイルシリンダW/Cに対応する常開型のソレノイドバルブである増圧バルブ3FL,3RR,3FR,3RLが設けられている。また各油路11上であって、各増圧バルブ3とピストンポンプPとの間にはチェックバルブ6P,6Sが設けられており、この各チェックバルブ6は、ピストンポンプPから増圧バルブ3へ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。更に各油路11には、各増圧バルブ3を迂回する油路16FL,16RR,16FR,16RLが設けられており、この油路16には、チェックバルブ9FL,9RR,9FR,9RLが設けられている。この各チェックバルブ9は、ホイルシリンダW/CからピストンポンプPへ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
マスタシリンダM/Cと油路11とは油路12P,12Sによって接続されており、油路11と油路12とはピストンポンプPと増圧バルブ3との間において合流している。この各油路12上には、常開型のソレノイドバルブであるゲートアウトバルブ2P,2Sが設けられている。また各油路12には、各ゲートアウトバルブ2を迂回する油路17P,17Sが設けられており、この油路17には、チェックバルブ8P,8Sが設けられる。この各チェックバルブ8は、マスタシリンダM/C側からホイルシリンダW/Cへ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
ピストンポンプPの吸入側にはリザーバ15P,15Sが設けられており、このリザーバ15とピストンポンプPとは油路14P,14Sによって接続されている。リザーバ15とピストンポンプPとの間にはチェックバルブ7P,7Sが設けられており、この各チェックバルブ7は、リザーバ15からピストンポンプPへ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
ホイルシリンダW/Cと油路14とは油路13P,13Sによって接続されており、油路13と油路14とはチェックバルブ7とリザーバ15との間において合流している。この各油路13にそれぞれ、常閉型のソレノイドバルブである減圧バルブ4FL,4RR,4FR,4RLが設けられている。
なお、増圧バルブ3F(増圧バルブ3FR,3FL)は本発明の第1の増圧バルブ、増圧バルブ3R(増圧バルブ3RR,3RL)は本発明の第2の増圧バルブ、減圧バルブ4F(増圧バルブ4FR,4FL)は本発明の第1の増圧バルブ、減圧バルブ4R(増圧バルブ4RR,4RL)は本発明の第2の増圧バルブに相当する。
[バルブの配置]
図4は液圧ユニット30のハウジング31を各バルブ1,2,3,4が取り付けられる側から見た図であり、図5は図4の部分拡大断面図、図6は図4の側面図である。
図4に示すように、図中の上方から順に増圧バルブ3、減圧バルブ4がそれぞれ1列に配置されている。減圧バルブ4に下方にゲートインバルブ1とゲートアウトバルブ2が1列に配置されて、ゲートインバルブ1はゲートアウトバルブ2に対して内側に配置されている。また、図5に示すように、増圧バルブ3FR、減圧バルブ4FR、ゲートインバルブ1Sと、増圧バルブ3RL、減圧バルブ4RL、ゲートアウトバルブ2Sは、油路18Sに対して対称に配置されている。同じく、増圧バルブ3FL、減圧バルブ4FL、ゲートインバルブ1Pと、増圧バルブ3RR、減圧バルブ4RR、ゲートアウトバルブ2Pは、油路18Pに対して対称に配置される。
図6に示すように、液圧ユニット30のハウジング31を各バルブ1,2,3,4の取り付ける側の反対側にはモータMが取り付けられている。このモータMによってピストンポンプPが駆動される。
図1に示すように、ゲートインバルブ1とゲートアウトバルブ2は2つのホイルシリンダW/Cに対して1つずつ設けられている。それに対し、増圧バルブ3と減圧バルブ4は1つのホイルシリンダW/Cに対して1つずつ設けられている。よって、ゲートインバルブ1とゲートアウトバルブ2を通過するブレーキ液量に対して、増圧バルブ3と減圧バルブ4を通過するブレーキ液量は少ないため、ゲートインバルブ1およびゲートアウトバルブ2に対して、増圧バルブ3および減圧バルブ4を小さく形成することができる。
そこで実施例1では、増圧バルブ3と減圧バルブ4の各中心位置の間隔を、ゲートインバルブ1とゲートアウトバルブ2の各中心位置の間隔よりも密に配置している。図4において、増圧バルブ3RLと減圧バルブ4RLの中心を結ぶ線を軸線L1、増圧バルブ3FRと減圧バルブ4FRの中心を結ぶ線を軸線L2、増圧バルブ3RRと減圧バルブ4RRの中心を結ぶ線を軸線L3、増圧バルブ3FLと減圧バルブ4FLの中心を結ぶ線を軸線L4とする。また、軸線L1と平行であってゲートアウトバルブ2Sの中心を通る線を軸線L5、軸線L2と平行であってゲートインバルブ1Sの中心を通る線を軸線L6、軸線L3と平行であってゲートインバルブ1Pの中心を通る線を軸線L7、軸線L4と平行であってゲートインバルブ1Pの中心を通る線を軸線L8とする。このとき、軸線L5と軸線L6の内側に軸線L1および軸線L2が位置するように増圧バルブ3FR,3RLおよび減圧バルブ4FR,4RLが配置され、軸線L7と軸線L8の内側に軸線L3および軸線L4が位置するように増圧バルブ3FL,3RRおよび減圧バルブ4FL,4RRを配置されている。
なお、軸線L9は本発明の第1の軸線、軸線L10は本発明の第2の軸線、軸線L2,L4は本発明の第3の軸線、軸線L1,L3は本発明の第4の軸線、軸線L6,L8は本発明の第5の軸線、軸線L5,L7は本発明の第6の軸線に相当する。
また、図4において、増圧バルブ3RLの中心を結ぶ線を軸線L9、減圧バルブ4RLの中心を結ぶ線を軸線L10とする。このとき、軸線L9と軸線L10との間の距離は、軸線L5と軸線L6(または軸線L7と軸線L8)との間の距離よりも小さくなるように、増圧バルブ3と減圧バルブ4が配置されている。
また、ピストンポンプPは各バルブ1,2,3,4の下方に設けられており、ピストンポンプPの軸線に対して各バルブ1,2,3,4と対向する位置にリザーバ15が設けられている。
[バルブの構成]
図7は、液圧ユニット30の断面図である。図8は、ケーシング32の斜視図である。ハウジング31には各バルブ1,2,3,4が取り付けられ、ハウジング31にかしめて固定されている。各バルブ1,2,3,4のうち、ゲートインバルブ1、減圧バルブ4は常閉型のソレノイドバルブであり、ゲートアウトバルブ2、増圧バルブ3は常開型のソレノイドバルブである。
常閉型のソレノイドバルブであるゲートインバルブ1、減圧バルブ4は、磁性体で形成されるアーマチュア40と、電磁力により駆動するプランジャ41と、中空に形成されたシートバルブ42と、内部にシートバルブ42を収容するバルブボディ43と、プランジャ41とシートバルブ42との間に設けられたボール44と、アーマチュア40とプランジャ41との間に設けられたスプリング45から構成されている。
常開型のソレノイドバルブであるゲートアウトバルブ2、増圧バルブ3は、磁性体で形成されるアーマチュア50と、電磁力により駆動するプランジャ51と、中空に形成されたシートバルブ52と、内部にシートバルブ52を収容するバルブボディ53と、プランジャ51とシートバルブ52との間に設けられたスプリング55から構成されている。
図8に示すように、ケーシング32のカバー65には、コイル62を収容したヨーク60とコイル63、コイル64を収容したヨーク61が装着されている。ヨーク60はゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2に対応した位置に設けられ、ヨーク61は増圧バルブ3、減圧バルブ4に対応した位置に設けられる。コイル62はヨーク60の両端から、コイル63,64はヨーク61の両端から挿入される。ケーシング32がハウジング31に装着されると、図7に示すようにコイル62,63,64が各ソレノイドバルブ1,2,3,4のアーマチュア40,50、プランジャ41,51の径方向外側に位置するように形成されている。
ゲートインバルブ1、減圧バルブ4は、コイル62,64に通電がなされていないときには、スプリング45がプランジャ41をシートバルブ42側に付勢してボール44によってシートバルブ42の中空部を封鎖する。コイル62,64に通電がなされたときには、プランジャ41がアーマチュア40側に吸引されて、ボール44はシートバルブ42の中空部を開放する。
ゲートアウトバルブ2、増圧バルブ4は、コイル62,63に通電がなされていないときには、スプリング55がプランジャ51をアーマチュア50側に付勢してシートバルブ52の中空部を開放する。コイル62,63に通電がなされたときには、プランジャ51がシートバルブ52側に押圧されて、シートバルブ52の中空部を封鎖する。
[実施例1の構成による作用]
実施例1では、ゲートインバルブ1とゲートアウトバルブ2を流れるブレーキ液量に対して、増圧バルブ3と減圧バルブ4を通過するブレーキ液量が少ないことに注目し、ゲートインバルブ1およびゲートアウトバルブ2に対して、増圧バルブ3および減圧バルブ4を小さく形成することが可能となった。よって、増圧バルブ3と減圧バルブ4を収容する孔を小さくできるため、ハウジングを小型化することができ、液圧ユニット30を軽量化することができる。また、増圧バルブ3と減圧バルブ4の各中心位置の距離を、ゲートインバルブ1とゲートアウトバルブ2の各中心位置の距離よりも密に配置することができる。
また、増圧バルブ3と減圧バルブ4を、軸線L1,L3および軸線L2,L4が軸線L6,L8および軸線L5,L7よりも内側になるように配置した。よって、軸線L9,L10方向に広がることを回避しつつ、ゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2の直径方向(軸線L6,L8および軸線L5,L7方向)と増圧バルブ3、減圧バルブ4の直径方向(軸線L1,L3および軸線L2,L4方向)をずらすことが可能となる。
そのため、ゲートインバルブ1およびゲートアウトバルブ2と増圧バルブ3および減圧バルブ4を接近して配置することができ、ハウジング31を小型化することができる。
また、ゲートインバルブ1およびゲートアウトバルブ2に対して、増圧バルブ3および減圧バルブ4を小さく形成することが可能となったため、増圧バルブ3と減圧バルブ4との間の距離を、ゲートインバルブ1とゲートアウトバルブ2との間の距離よりも小さく形成した。
そのため、増圧バルブ3の中心と減圧バルブ4の中心を結ぶ方向にハウジング31を小型化することができる。
また、ピストンポンプPを各バルブ1,2,3,4の下方に配置し、ピストンポンプPの軸線に対して各バルブ1,2,3,4と対向する位置にリザーバ15を設けた。
そのため、各バルブ1,2,3,4を集中して配置することが可能となり、各バルブ1,2,3,4の制御部を集中させることができる。
また、ゲートインバルブ1およびゲートアウトバルブ2、増圧バルブ3、減圧バルブ4をそれぞれ直線上に配置した。
そのため、ヨーク60およびヨーク61を直線状に形成することができ、コイル62,63,64をヨーク60およびヨーク61に装着する際の作業性が向上することができる。また、ヨーク60およびヨーク61を各バルブ1,2,3,4に装着する際の作業性も向上する。
[実施例1の効果]
実施例1の効果について説明する。
(1)液圧を発生させるマスタシリンダM/Cと、各車輪に制動力を発生させる4つのホイルシリンダW/Cと、ハウジング31に装着され、マスタシリンダM/Cとは別に液圧を発生させるピストンポンプPと、ブレーキ液を貯溜するリザーバ15と、2つの系統からなり、系統ごとに2つのホイルシリンダW/Cにブレーキ液を供給するブレーキ液圧回路21と、ブレーキ液圧回路21の系統ごとに1つ設けられ、マスタシリンダM/CとピストンポンプPとの間を連通または遮断するゲートインバルブ1と、ブレーキ液圧回路21の系統ごとに1つ設けられ、マスタシリンダM/Cと2つのホイルシリンダW/Cとの間を連通または遮断するゲートアウトバルブ2と、ホイルシリンダW/Cごとに1つ設けられ、ピストンポンプPとホイルシリンダW/Cとの間を連通または遮断する増圧バルブ3Fと増圧バルブ3Rと、ホイルシリンダW/Cごとに1つ設けられ、ホイルシリンダW/Cとリザーバ15との間を連通または遮断する減圧バルブ4Fと減圧バルブ4Rと、を備えた液圧ユニット30において、ハウジング31に形成された増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4Fおよび減圧バルブ4R用の収容穴の直径をゲートインバルブ1およびゲートアウトバルブ2の収容穴の直径よりも小径に形成した。
そのため、ハウジングに形成する増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4Fおよび減圧バルブ4R用の収容穴を小さくすることができ、軽量化することが可能となる。よって、収容穴間をつめることができるため、ハウジングを小型化することが可能となり、液圧ユニット30を軽量化することができる。
(2)増圧バルブ3Fと増圧バルブ3Rの両中心を通る線を軸線L9とし、減圧バルブ4Fと減圧バルブ4Rの両中心を通る線を軸線L10とし、増圧バルブ3Fと減圧バルブ4Fの両中心を通る線を軸線L2,L4とし、増圧バルブ3Rと減圧バルブ4Rの両中心を通る線を軸線L1,L3とし、ゲートインバルブ1の中心を通り軸線L2,L4および軸線L1,L3と平行な線を軸線L6,L8とし、ゲートアウトバルブ2の中心を通り軸線L2,L4および軸線L1,L3と平行な線を軸線L5,L7とし、増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4F、減圧バルブ4R、ゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2を軸線L9と軸線L10が平行であって、軸線L9および軸線L10と軸線L2,L4および軸線L1,L3とが直行するとともに、軸線L2,L4および軸線L1,L3が、軸線L6,L8と軸線L5,L7と異なる直線上に位置するように配置した。
よって、ゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2に対して、増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4F、減圧バルブ4Rの配置自由度が増すため、液圧ユニット30内のブレーキ液圧回路20の形成が容易となる。
(3)軸線L2,L4および軸線L1,L3が、軸線L6,L8と軸線L5,L7の内側になるように配置した。
よって、増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4F、減圧バルブ4Rを、軸線L9および軸線L10方向と軸線L2,L4および軸線L1,L3方向に詰めて配置することが可能となり、ハウジングを小型化することができる。
(4)増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4F、減圧バルブ4Rを軸線L9と軸線L10の間の距離を、軸線L6,L8と軸線L5,L7の間の距離よりも小さくなるように配置した。
よって、軸線L1,L3または軸線L2,L4方向にハウジングを小型化することができる。
(5)ポンプとしてピストンポンプPを用い、増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4F、減圧バルブ4R、ゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2を、ピストンポンプPの軸線に対してリザーバ15P,15Sと対向する位置に配置した。
そのため、増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4F、減圧バルブ4R、ゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2を集中して配置することが可能となり、増圧バルブ3F、増圧バルブ3R、減圧バルブ4F、減圧バルブ4R、ゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2の制御部を集中させることができる。
[他の実施例]
以上、本願発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
実施例1のブレーキシステムの配管図である。 実施例1のハウジングのスケルトン図である。 実施例1のハウジングのスケルトン図である。 実施例1のハウジングをバルブが取り付けられる側から見た図である。 実施例1のハウジングの部分拡大断面図である。 実施例1のハウジングの側面図である。 実施例1の液圧ユニットの断面図である。 実施例1のケーシングの斜視図である。
符号の説明
1P,1S ゲートインバルブ
2P,2S ゲートアウトバルブ
3FL,3RR,3FR,3RL 増圧バルブ
4FL,4RR,4FR,4RL 減圧バルブ
15P,15S リザーバ
21P,21S ブレーキ液圧回路
30 液圧ユニット
31 ハウジング
32 ケーシング
PP,PS ピストンポンプ
PS ピストンポンプ
W/C ホイルシリンダ
M/C マスタシリンダ

Claims (5)

  1. 液圧を発生させるマスタシリンダと、
    各車輪に制動力を発生させる4つのホイルシリンダと、
    ハウジングに装着された前記マスタシリンダとは別に液圧を発生させるポンプと、
    ブレーキ液を貯溜するリザーバと、
    2つの系統からなり、系統ごとに2つのホイルシリンダにブレーキ液を供給するブレーキ液圧回路と、
    前記ブレーキ液圧回路の系統ごとに1つ設けられ、前記マスタシリンダと前記ポンプとの間を連通または遮断するゲートインバルブと、
    前記ブレーキ液圧回路の系統ごとに1つ設けられ、前記マスタシリンダと2つのホイルシリンダとの間を連通または遮断するゲートアウトバルブと、
    前記ホイルシリンダごとに1つ設けられ、前記ポンプとホイルシリンダとの間を連通または遮断する第1の増圧バルブと第2の増圧バルブと、
    前記ホイルシリンダごとに1つ設けられ、ホイルシリンダと前記リザーバとの間を連通または遮断する第1の減圧バルブと第2の減圧バルブと、
    を備えた液圧ユニットにおいて、
    前記ハウジングに形成された前記第1の増圧バルブ、第2の増圧バルブ、第1の減圧バルブおよび第2の減圧バルブ用の収容穴の直径を前記ゲートインバルブおよびゲートアウトバルブの収容穴の直径よりも小径に形成したことを特徴とする液圧ユニット。
  2. 請求項1に記載の液圧ユニットにおいて、
    前記第1の増圧バルブと第2の増圧バルブの収容穴の両中心を通る線を第1の軸線とし、
    前記第1の減圧バルブと第2の減圧バルブの収容穴の両中心を通る線を第2の軸線とし、
    前記第1の増圧バルブと第1の減圧バルブの収容穴の両中心を通る線を第3の軸線とし、
    前記第2の増圧バルブと第2の減圧バルブの収容穴の両中心を通る線を第4の軸線とし、
    前記ゲートインバルブの収容穴の中心を通り前記第3の軸線および第4の軸線と平行な線を第5の軸線とし、
    前記ゲートアウトバルブの収容穴の中心を通り前記第3の軸線および第4の軸線と平行な線を第6の軸線とし、
    前記第1の増圧バルブ、第2の増圧バルブ、第1の減圧バルブ、第2の減圧バルブ、ゲートインバルブ、ゲートアウトバルブの収容穴を、前記第1の軸線と第2の軸線が平行であって、前記第1の軸線および第2の軸線と前記第3の軸線および第4の軸線とが直行するとともに、前記第3の軸線および第4の軸線が、前記第5の軸線と第6の軸線と異なる直線上に位置するように配置したことを特徴とする液圧ユニット。
  3. 請求項2に記載の液圧ユニットにおいて、
    前記第1の増圧バルブ、第2の増圧バルブ、第1の減圧バルブ、第2の減圧バルブ、ゲートインバルブ、ゲートアウトバルブの収容穴を、前記第3の軸線および第4の軸線が、前記第5の軸線と第6の軸線の内側になるように配置したことを特徴とする液圧ユニット。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の液圧ユニットにおいて、
    前記第1の増圧バルブ、第2の増圧バルブ、第1の減圧バルブ、第2の減圧バルブの収容穴を、前記第1の軸線と第2の軸線の間の距離が前記第5の軸線と第6の軸線の間の距離よりも小さくなるように配置したことを特徴とする液圧ユニット。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の液圧ユニットにおいて、
    前記ポンプはピストンポンプであって、
    前記第1の増圧バルブ、第2の増圧バルブ、第1の減圧バルブ、第2の減圧バルブ、ゲートインバルブ、ゲートアウトバルブの収容穴を、前記ピストンポンプの軸線に対して前記リザーバと対向する位置に配置したことを特徴とする液圧ユニット。
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