JP2008272792A - 鋼帯溶接部検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋼帯の突合せ溶接部を精度よく検査することのできる鋼帯溶接部検査装置を提供する。
【解決手段】防塵ケース2に設けられたレーザ光照射用ガラス窓6から鋼帯の突合せ溶接部Wにレーザ光4を照射し、突合せ溶接部Wで反射したレーザ光4を防塵ケース2に設けられたレーザ光受光用ガラス窓7から防塵ケース2内に取り込んで突合せ溶接部Wを検査する鋼帯溶接部検査装置において、鋼帯と防塵ケース2との間にシャッター機構10を設け、このシャッター機構10によりレーザ光照射用ガラス窓6及びレーザ光受光用ガラス窓7を鋼帯に対して開閉可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば鋼帯の冷間圧延ラインや酸洗ラインなどで用いられる鋼帯溶接部検査装置に関する。
鋼帯の冷間圧延ラインや酸洗ラインなどでは、鋼帯を連続的に処理する目的で、先行鋼帯の後端部と後行鋼帯の先端部とをロータリーシャーなどで切断した後、先行鋼帯と後行鋼帯とをフラッシュバット溶接機などの抵抗溶接機によって突合せ溶接している。この場合、鋼帯の突合せ溶接部に溶接ビードなどの盛上がり部があると、鋼帯を連続的に処理することが困難となるため、盛上がり部をトリマーによってトリミングした後、盛上がり部が残存しているか否かを検査している(特許文献1及び2参照)。
鋼帯の突合せ溶接部に盛上がり部が残存しているか否かを検査する方法としては、従来、種々の方法があるが、たとえば、鋼帯の突合せ溶接部にレーザ光などの検査光を照射し、その反射光をCCDカメラで受光してトリミング後の突合せ溶接部を検査する場合には、ビード粉などの粉塵がCCDカメラなどの光学機器に付着しないようにする必要があるため、図7及び図8に示すような鋼帯溶接部検査装置を用いて鋼帯の突合せ溶接部を検査することが検討されている。
図7及び図8に示される鋼帯溶接部検査装置は防塵ケース2を備えており、この防塵ケース2内に設けられたレーザ光源3で発生した検査光としてのレーザ光4はミラー5で所定の方向に反射した後、防塵ケース2に設けられた検査光照射用ガラス窓としてのレーザ光照射用ガラス窓6から鋼帯Sの突合せ溶接部Wに照射されるようになっている。そして、レーザ光照射用ガラス窓6から鋼帯Sの突合せ溶接部Wに照射されたレーザ光4は突合せ溶接部Wの表面で反射した後、防塵ケース2に設けられた検査光受光用ガラス窓としてのレーザ光受光用ガラス窓7から防塵ケース2内に入射し、光電変換素子としてのCCDカメラ8で受光されるようになっている。なお、防塵ケース2は不図示のトリマーに固定され、鋼帯Sの幅方向(図中矢印方向)に移動するようになっている。
特開平10−6017号公報 特開平10−6029号公報
図7及び図8に示した鋼帯溶接部検査装置では、ビード粉などの粉塵がレーザ光源3、ミラー5、CCDカメラ8などに付着することを防止できるが、ビード粉などの粉塵や油分が防塵ケース2に設けられたレーザ光照射用ガラス窓6やレーザ光受光用ガラス窓7に付着することがあり、鋼帯Sの突合せ溶接部Wを精度よく検査することができなくなるおれがあった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、鋼帯の突合せ溶接部を精度よく検査することのできる鋼帯溶接部検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明に係る鋼帯溶接部検査装置は、防塵ケースに設けられた検査光照射用ガラス窓から鋼帯の突合せ溶接部に検査光を照射し、前記突合せ溶接部で反射した検査光を前記防塵ケースに設けられた検査光受光用ガラス窓から防塵ケース内に取り込んで前記突合せ溶接部を検査する鋼帯溶接部検査装置において、前記鋼帯と前記防塵ケースとの間にシャッター機構を設け、このシャッター機構により前記検査光照射用ガラス窓及び前記検査光受光用ガラス窓を前記鋼帯に対して開閉可能としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る鋼帯溶接部検査装置は、請求項1記載の鋼帯溶接部検査装置において、前記シャッター機構の内部に入り込んだ粉塵を前記シャッター機構の外部に排出するためのガスブロー機構を前記シャッター機構と前記防塵ケースとの間に設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明に係る鋼帯溶接部検査装置では、検査光照射用ガラス窓から鋼帯の突合せ溶接部に検査光を照射し、突合せ溶接部で反射した検査光を検査光受光用ガラス窓から防塵ケース内に取り込むとき以外はシャッター機構によって検査光照射用ガラス窓及び検査光受光用ガラス窓を鋼帯に対して閉じた状態にすることができ、これにより、ビード粉などの粉塵や油分が検査光照射用ガラス窓や検査光受光用ガラス窓に付着することを防止できるため、鋼帯の突合せ溶接部を精度よく経時的に安定して検査することができる。
請求項2記載の発明に係る鋼帯溶接部検査装置では、ビード粉などの粉塵がシャッター機構の内部に入り込んでもガスブロー機構によって粉塵をシャッター機構の外部に排出することが可能となるため、上述した効果に加え、シャッター機構の内部に入り込んだ粉塵によってシャッター機構が動作不能となることを防止することができる。
以下、本発明に係る鋼帯溶接部検査装置を図面に基づいて説明するが、図7及び図8に示したものと同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は割愛する。図1は本発明の第1の実施形態に係る鋼帯溶接部検査装置の側面図、図2は図1のII−II断面を示す図、図3は本発明の第1の実施形態に係る鋼帯溶接部検査装置の一部を分解して示す斜視図であり、図1及び図2に示されるように、本発明の第1の実施形態に係る鋼帯溶接部検査装置1は、鋼帯Sと防塵ケース2との間にシャッター機構10を有している。
シャッター機構10は、防塵ケース2に設けられたレーザ光照射用ガラス窓6及びレーザ光受光用ガラス窓7を開閉するシャッター10aを有している。このシャッター10aは、図3に示すように、矩形状に形成されたシャッタープレート10bと、このシャッタープレート10bに取り付けられたシャッター部材10c,10dとからなり、シャッタープレート10bと防塵ケース2との間には、シャッター機構10の内部に入り込んだビード粉などの粉塵を空気などのガスによってシャッター機構10の外部に排出するガスブロー機構11が設けられている。
また、シャッター機構10はシャッター10aを鋼帯Sの幅方向にスライド可能に支持するシャッターサポート10eを有しており、このシャッターサポート10eには、レーザ光照射用ガラス窓6を透過したレーザ光4を溶接部Wに照射するための開口窓10i(図3参照)が所定位置に形成されているとともに、溶接部Wで反射したレーザ光4をレーザ光受光用ガラス窓7から防塵ケース1内に取り入れるための開口窓10j(図3参照)が所定位置に形成されている。また、シャッターサポート10eには、シャッター10aを鋼帯Sの幅方向にスライド駆動するシャッター駆動手段としてのエアシリンダ10fが取り付けられているとともに、シャッター部材10c,10dを覆うフードカバー10g,10hが取り付けられている。なお、シャッタープレート10bには、通気孔10k,10l(図3参照)がそれぞれ所定位置に形成されている。また、シャッター機構10のシャッター部材10c,10dはシャッターサポート10eの開口窓10i,10j内に配置されている。
ガスブロー機構11はシャッター機構10のシャッター10aと防塵ケース2との間に配置されたブロー流路形成板11a(図3参照)と、このブロー流路形成板11aの両端部に設置されたガス供給ポート11b,11cとからなり、ブロー流路形成板11aには、ガス供給ポート11b,11cに供給された加圧ガスを防塵ケース2とシャッター機構10との間に流すための切欠き11d,11eがシャッター10aの移動方向に沿って形成されている。
なお、シャッター機構10のシャッターサポート10eは防塵ケース2に固定されている。また、シャッター機構10のシャッター部材10c,10d及びフードカバー10g,10hは、ビード粉などの粉塵が堆積しないように、鋼帯Sの幅方向と直交する断面が山形に形成されている。
このような構成において、図2に示す状態からシャッター機構10のエアシリンダ10fを作動させ、シャッター機構10のシャッター10aを図中左方にスライドさせると、図4に示すように、防塵ケース2に設けられたレーザ光照射用ガラス窓6及びレーザ光受光用ガラス窓7が鋼帯Sに対して閉じた状態となる。
したがって、上述した第1の実施形態では、レーザ光照射用ガラス窓6から鋼帯Sの突合せ溶接部Wにレーザ光4を照射し、突合せ溶接部Wで反射したレーザ光4をレーザ光受光用ガラス窓7から防塵ケース2内に取り込むとき以外はシャッター機構10によってレーザ光照射用ガラス窓6及びレーザ光受光用ガラス窓7を鋼帯Sに対して閉じた状態にすることができ、これにより、ビード粉などの粉塵や油分がレーザ光照射用ガラス窓6やレーザ光受光用ガラス窓7に付着することを防止できるため、鋼帯Sの突合せ溶接部Wを精度よく経時的に安定して検査することができる。
また、シャッター機構10のシャッター部材10c,10dがレーザ光照射用ガラス窓6及びレーザ光受光用ガラス窓7に対して開いた状態にある場合は、図5に示す矢印のように、ガスブロー機構11のガス供給ポート11b,11cに供給されたガスは、ブロー流路形成板11aに形成された切欠き11d,11e内を流通し、シャッターサポート10eに形成された開口窓10i,10jからシャッター機構10の外部に排出される。したがって、ビード粉などの粉塵や油分がシャッター機構10の開口窓10i,10jからシャッター機構10の内部に入り込み、レーザ光照射用ガラス窓6やレーザ光受光用ガラス窓7の表面に付着することを防止することができる。
さらに、シャッター機構10のシャッター部材10c,10dがレーザ光照射用ガラス窓6及びレーザ光受光用ガラス窓7に対して閉じた状態にある場合は、図6に示す矢印のように、ガスブロー機構11のガス供給ポート11b,11cに供給されたガスは、シャッタープレート10bに形成された通気孔10k,10lを通過し、シャッター部材10c,10dとフードカバー10g,10hとの間の隙間からシャッター機構10の外部に排出される。したがって、ビード粉などの粉塵がシャッター部材10c,10dとフードカバー10g,10hとの間の隙間からシャッター機構10の内部に入り込むことを防止することができる。また、ビード粉などの粉塵がシャッター機構10の内部に入り込んだとしてもガスブロー機構11によって粉塵をシャッター機構10の外部にブローできるため、シャッター機構10の開閉動作の安定化を図ることができる。
なお、上述した第1の実施形態では鋼帯Sの突合せ部Wに照射される検査光としてレーザ光を例示したが、検査光はレーザ光に限定されるものではない。また、鋼帯Sの突合せ部Wで反射した検査光を受光して電気信号する光電変換素子としてCCDカメラを例示したが、CCDカメラに限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態に係る鋼帯溶接部検査装置の側面図である。 図1のII−II断面を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る鋼帯溶接部検査装置の一部を分解して示す斜視図である。 図1に示すシャッター機構の作用を説明するための図である。 図1に示すレーザ光照射用ガラス窓及びレーザ光受光用ガラス窓が鋼帯に対して開いた状態にあるときにガスブロー機構のガス供給ポートに供給されたガスの流れを示す図である。 図1に示すレーザ光照射用ガラス窓及びレーザ光受光用ガラス窓が鋼帯に対して閉じた状態にあるときにガスブロー機構のガス供給ポートに供給されたガスの流れを示す図である。 鋼帯溶接部検査装置の従来例を示す図である。 図7のVIII−VIII断面を示す図である。
符号の説明
1 鋼帯溶接部検査装置
2 防塵ケース
3 レーザ光源
4 レーザ光
5 ミラー
6 レーザ光照射用ガラス窓
7 レーザ光受光用ガラス窓
8 CCDカメラ
10 シャッター機構
11 ガスブロー機構

Claims (2)

  1. 防塵ケースに設けられた検査光照射用ガラス窓から鋼帯の突合せ溶接部に検査光を照射し、前記突合せ溶接部で反射した検査光を前記防塵ケースに設けられた検査光受光用ガラス窓から防塵ケース内に取り込んで前記突合せ溶接部を検査する鋼帯溶接部検査装置において、
    前記鋼帯と前記防塵ケースとの間にシャッター機構を設け、このシャッター機構により前記検査光照射用ガラス窓及び前記検査光受光用ガラス窓を前記鋼帯に対して開閉可能としたことを特徴とする鋼帯溶接部検査装置。
  2. 請求項1記載の鋼帯溶接部検査装置において、前記シャッター機構の内部に入り込んだ粉塵を前記シャッター機構の外部に排出するためのガスブロー機構を前記シャッター機構と前記防塵ケースとの間に設けたことを特徴とする鋼帯溶接部検査装置。
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JP2011215517A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Micronics Japan Co Ltd リペア装置

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