JP2008269530A - 画像形成装置における認証システム - Google Patents
画像形成装置における認証システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008269530A JP2008269530A JP2007115266A JP2007115266A JP2008269530A JP 2008269530 A JP2008269530 A JP 2008269530A JP 2007115266 A JP2007115266 A JP 2007115266A JP 2007115266 A JP2007115266 A JP 2007115266A JP 2008269530 A JP2008269530 A JP 2008269530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- authentication
- user
- password
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【課題】画像形成装置において、ログイン認証のための操作が簡単にできるようにする。
【解決手段】リモート端末から画像形成装置にログインする時に、一組のユーザ名・パスワードから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行い、ユーザ情報を登録する。オペレーションパネルからログインするときも同様に行う。また、ユーザ名・パスワード情報の付加されたプリントデータから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行い、ユーザ情報を登録する。すでにそのユーザが登録済みの場合、ユーザ情報を更新する。オペレーションパネルやWebブラウザなどから、認証処理のための外部認証サーバや、使用制限情報取得処理のための外部LDAPサーバを切り替えることができる。
【選択図】図1
【解決手段】リモート端末から画像形成装置にログインする時に、一組のユーザ名・パスワードから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行い、ユーザ情報を登録する。オペレーションパネルからログインするときも同様に行う。また、ユーザ名・パスワード情報の付加されたプリントデータから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行い、ユーザ情報を登録する。すでにそのユーザが登録済みの場合、ユーザ情報を更新する。オペレーションパネルやWebブラウザなどから、認証処理のための外部認証サーバや、使用制限情報取得処理のための外部LDAPサーバを切り替えることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置における認証システムに関し、特に、ログインの認証要求が簡単に行える認証システムに関する。
多機能画像形成装置(MFP)には、コピー・スキャナ・ドキュメントボックス・プリンタ・FAXなどの機能が搭載されている。また、コピー機能においては、フルカラー・自動カラー・2色カラー・モノカラー・白黒の機能に大きく分けられる。プリンタ機能においても、カラー・白黒の機能に分けられる。そして、現在、MFPは上記の機能毎でかつ、ユーザごとに使用制限を設定できるという機能を持っている。さらに、上記の機能に対して、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバなどの外部サーバに、各ユーザの使用制限情報を取りまとめ、MFPへユーザがログインする毎にLDAPサーバにアクセスして、ログインしたユーザの使用制限情報を取得するという機能があり、すでにMFPに搭載され利用されている。
図6(a)で、MFPの操作パネルからログインする従来の方法を説明する。
<6-0>ユーザは、認証情報(ユーザIDとパスワード)とLDAPサーバログイン情報(サーバ名とログイン名とパスワード)を、あらかじめ機器のアドレス帳に登録しておく。
<6-1>MFPの操作パネルから、ユーザIDとパスワード(とドメイン名)を入力する。
<6-2>認証情報管理部(CCS)は、ログインユーザIDとログインパスワードを、LDAPサーバに送る。
<6-3>LDAPサーバは、アドレス帳データと機能制限情報を、認証情報管理部(CCS)に送る。
<6-4>認証情報管理部(CCS)は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
<6-0>ユーザは、認証情報(ユーザIDとパスワード)とLDAPサーバログイン情報(サーバ名とログイン名とパスワード)を、あらかじめ機器のアドレス帳に登録しておく。
<6-1>MFPの操作パネルから、ユーザIDとパスワード(とドメイン名)を入力する。
<6-2>認証情報管理部(CCS)は、ログインユーザIDとログインパスワードを、LDAPサーバに送る。
<6-3>LDAPサーバは、アドレス帳データと機能制限情報を、認証情報管理部(CCS)に送る。
<6-4>認証情報管理部(CCS)は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
図6(b)で、MFPでのリモートログインのシーケンスを説明する。
(1)リモート端末から、認証要求(ユーザ・パスワード)を認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求を検査する。
(1.2)OKであれば、認証情報管理部(CCS)は、ユーザ登録情報(ログイン名・パスワード)を、外部サーバに送る。外部サーバは、メールアドレスやFAX番号や機能制限情報などを、認証情報管理部(CCS)に返す。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にログインOKを返す。
(1)リモート端末から、認証要求(ユーザ・パスワード)を認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求を検査する。
(1.2)OKであれば、認証情報管理部(CCS)は、ユーザ登録情報(ログイン名・パスワード)を、外部サーバに送る。外部サーバは、メールアドレスやFAX番号や機能制限情報などを、認証情報管理部(CCS)に返す。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にログインOKを返す。
このようにして、MFPの操作パネルやリモート端末からMFPにログインして利用することができる。以下に、これに関連する従来技術の例をあげる。
特許文献1に開示された「文書管理装置」は、組織変更に効率的に対応が可能な文書管理装置である。文書管理手段は、クライアントからの文書に対するアクセス要求に応じて、グループ間の継承関係を管理するアクセスコントロール管理手段より、現在有効なグループの情報と、該グループがアクセス権の引継ぎを受けた過去のグループの情報とを含むグループ情報を取得する。取得したグループ情報を、対応するユーザが所属するグループが文書に対してアクセス権を有する有効なグループに含まれるか否かの判定に用いる。
特開2006-099736号公報
しかし、従来の認証方法では、次のような問題がある。MFPからのログイン処理において、認証処理後にLDAPサーバから使用制限情報を取得しようとする場合、機器のアドレス帳にあらかじめ認証のためのユーザ名・パスワードの情報を保存し、さらに外部LDAPサーバにアクセスするためのサーバ名・ログイン名・パスワードをユーザ毎に設定しておく必要がある。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、画像形成装置において、認証のための操作が簡単にできるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明では、画像形成装置を、一組のユーザ名とパスワードが添付されたログイン要求を受信するログイン受付手段と、一組のユーザ名とパスワードに基づいて認証処理と使用制限情報の取得処理の両方を実行する手段と、認証処理が成功したことに応じて使用制限情報に従ってユーザ情報を登録する手段とを具備する構成とした。ログイン受付手段は、ログイン要求をリモート端末から受信する。または、ログイン要求を操作パネルから受信する。または、一組のユーザ名とパスワードが付加された印刷要求データを受信する。当該ユーザがすでに登録済みの場合には、ユーザ情報により登録済みのユーザ情報を更新する。さらに、認証処理を行うための外部認証サーバまたは取得処理を行うための外部LDAPサーバを切り替えるための操作手段を備える。
上記のように構成したことにより、画像形成装置において、認証のための操作が簡単にできるようになる。ユーザの入力したユーザ名とパスワードを認証モジュール内で管理し、認証処理と外部サーバにアクセスするためのログイン名・パスワードの両方に使用できるようにすることで、ユーザはMFPに対してユーザ名・パスワードを一度入力するだけで、外部認証サーバ・LDAPサーバにアクセスし、MFPの機能を利用できることとなる。外部認証サーバ・LDAPサーバの設定についてはユーザ毎ではなく、機器として一括してパネル・Webブラウザから設定できるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例は、リモート端末からログインする時や、操作パネルからログインする時や、一組のユーザ名とパスワードが付加された印刷要求データを受信した時に、一組のユーザ名・パスワードから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行ってユーザ情報を登録する画像形成装置である。
図1は、本発明の実施例における画像形成装置で、リモートからログインする構成の機能ブロック図である。図2は、画像形成装置で、操作パネルからログインする構成の機能ブロック図である。図3は、画像形成装置で、印刷アプリケーションプログラムからログインする構成の機能ブロック図である。図1〜図3において、MFP1は、多機能の画像形成装置である。認証サーバ2は、認証処理を行うサーバである。LDAPサーバ3は、ユーザ情報をディレクトリ情報として管理する一般的なディレクトリサーバである。多数のメールアドレスあるいはFAX電話番号と各アドレスまたは電話番号の相手に関する情報をデータベースとして備えており、キーワードを受信すると検索を行い、検索結果のメールアドレスまたはFAX電話番号を返送する。クライアントPC4は、ユーザのリモート端末である。
図4は、ログインの基本的な処理手順を示す流れ図である。図5は、画像形成装置にログインする場合の正常時のシーケンスと、認証失敗の場合のシーケンスと、ログイン失敗の場合のシーケンスを示す流れ図である。
上記のように構成された本発明の実施例における画像形成装置の機能と動作を説明する。最初に、画像形成装置の機能の概要を説明する。リモートから画像形成装置にログインする時に、一組のユーザ名・パスワードから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行い、画像形成装置にユーザ情報を登録する。リモートからは、WebImageMonitorやFTPやTelnetやRidocなどを利用してアクセスする。画像形成装置のオペレーションパネルからログインするときにも、一組のユーザ名・パスワードから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行い、画像形成装置にその情報を登録する。ユーザ名・パスワード情報の付加されたプリントデータからも、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行い、ユーザ情報を登録する。すでにそのユーザが登録済みの場合、ユーザ情報を更新する。オペレーションパネルやWebブラウザなどから、認証処理のための外部認証サーバや、使用制限情報取得処理のための外部LDAPサーバを切り替えることができる。
次に、図1を参照しながら、リモートからログインする方法を説明する。
〈1-1〉WebImageMonitorなどリモートからMFP1にログインする場合、ユーザは、WebブラウザやFTPやTelnetなど、ネットワーク経由でMFP1にユーザ名とパスワードを送信する。
〈1-2〉認証情報管理部は、そのまま、ユーザ名とパスワードをSDK(Software Development Kit)アプリケーションへ渡す。
〈1-3〉SDKアプリは、ユーザ名とパスワードを利用し、認証サーバ2へ認証依頼を送信する。
〈1-4〉認証サーバ2は、送られてきたユーザ名とパスワードから、このユーザにMFP1を操作する権限があるかどうかを判断し、SDKアプリに結果を返す。
〈1-1〉WebImageMonitorなどリモートからMFP1にログインする場合、ユーザは、WebブラウザやFTPやTelnetなど、ネットワーク経由でMFP1にユーザ名とパスワードを送信する。
〈1-2〉認証情報管理部は、そのまま、ユーザ名とパスワードをSDK(Software Development Kit)アプリケーションへ渡す。
〈1-3〉SDKアプリは、ユーザ名とパスワードを利用し、認証サーバ2へ認証依頼を送信する。
〈1-4〉認証サーバ2は、送られてきたユーザ名とパスワードから、このユーザにMFP1を操作する権限があるかどうかを判断し、SDKアプリに結果を返す。
〈1-5〉認証が成功している場合、SDKアプリはさらにLDAPサーバ3に対して、ユーザ名とパスワードを用いて、現在のユーザの使用制限情報の取得要求を送信する。
〈1-6〉ユーザ名とパスワードからLDAPサーバ3にログインできた場合には、LDAPサーバ3に保存してあるユーザ情報(メールアドレス・FAX番号)や使用制限情報{コピー(フルカラー・自動カラー・2色カラー・モノカラー・白黒)・スキャン・ドキュメントボックス・プリンタ(カラー・白黒)・FAX}をSDKアプリに対して、送信する。
〈1-7〉SDKアプリは認証管理部に対して、〈1-6〉で取得したユーザ情報と使用制限情報を、認証情報管理部に登録する。
〈1-8〉認証情報管理部は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
〈1-6〉ユーザ名とパスワードからLDAPサーバ3にログインできた場合には、LDAPサーバ3に保存してあるユーザ情報(メールアドレス・FAX番号)や使用制限情報{コピー(フルカラー・自動カラー・2色カラー・モノカラー・白黒)・スキャン・ドキュメントボックス・プリンタ(カラー・白黒)・FAX}をSDKアプリに対して、送信する。
〈1-7〉SDKアプリは認証管理部に対して、〈1-6〉で取得したユーザ情報と使用制限情報を、認証情報管理部に登録する。
〈1-8〉認証情報管理部は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
次に、図2を参照しながら、MFP上のパネルからログインする場合の処理を説明する。
〈2-1〉ユーザはMFP1のオペレーションパネルからユーザ名とパスワードを入力する。
〈2-2〉認証情報管理部は、そのままユーザ名とパスワードをSDKアプリケーションへ渡す。
〈2-3〉SDKアプリケーションは、ユーザ名とパスワードを利用し、認証サーバ2へ認証依頼を送信する。
〈2-4〉認証サーバ2は、送られてきたユーザ名とパスワードから、このユーザにMFP1を操作する権限があるかどうかを判断し、SDKアプリに結果を返す。
〈2-1〉ユーザはMFP1のオペレーションパネルからユーザ名とパスワードを入力する。
〈2-2〉認証情報管理部は、そのままユーザ名とパスワードをSDKアプリケーションへ渡す。
〈2-3〉SDKアプリケーションは、ユーザ名とパスワードを利用し、認証サーバ2へ認証依頼を送信する。
〈2-4〉認証サーバ2は、送られてきたユーザ名とパスワードから、このユーザにMFP1を操作する権限があるかどうかを判断し、SDKアプリに結果を返す。
〈2-5〉認証が成功している場合、SDKアプリはさらにLDAPサーバ3に対して、ユーザ名とパスワードを用いて、現在のユーザの使用制限情報の取得要求を送信する。
〈2-6〉ユーザ名とパスワードからLDAPサーバ3にログインできた場合には、LDAPサーバ3に保存してあるユーザ情報(メールアドレス・FAX番号)や使用制限情報{コピー(フルカラー・自動カラー・2色カラー・モノカラー・白黒)・スキャン・ドキュメントボックス・プリンタ(カラー・白黒)・FAX}をSDKアプリに対して、送信する。
〈2-7〉SDKアプリは、〈2-6〉で取得したユーザ情報と使用制限情報を、認証情報管理部に登録する。
〈2-8〉認証情報管理部は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
〈2-6〉ユーザ名とパスワードからLDAPサーバ3にログインできた場合には、LDAPサーバ3に保存してあるユーザ情報(メールアドレス・FAX番号)や使用制限情報{コピー(フルカラー・自動カラー・2色カラー・モノカラー・白黒)・スキャン・ドキュメントボックス・プリンタ(カラー・白黒)・FAX}をSDKアプリに対して、送信する。
〈2-7〉SDKアプリは、〈2-6〉で取得したユーザ情報と使用制限情報を、認証情報管理部に登録する。
〈2-8〉認証情報管理部は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
次に、図3を参照しながら、プリンタアプリからログインする場合の処理を説明する。
〈3-1〉ユーザは、プリンタドライバで作成するプリントデータに、ユーザ名とパスワードを付加して、プリンタアプリに送信する。
〈3-2〉プリンタアプリは、プリントデータから、ユーザ名とパスワードを切り出して、認証情報管理部に伝える。
〈3-3〉認証情報管理部は、ユーザ名とパスワードを、そのままSDKアプリケーションへ渡す。
〈3-4〉SDKは、ユーザ名とパスワードを利用し、認証サーバ2へ認証依頼を送信する。
〈3-5〉認証サーバ2は、送られてきたユーザ名とパスワードから、このユーザにMFP1を操作する権限があるかどうかを判断し、SDKアプリに結果を返す。
〈3-1〉ユーザは、プリンタドライバで作成するプリントデータに、ユーザ名とパスワードを付加して、プリンタアプリに送信する。
〈3-2〉プリンタアプリは、プリントデータから、ユーザ名とパスワードを切り出して、認証情報管理部に伝える。
〈3-3〉認証情報管理部は、ユーザ名とパスワードを、そのままSDKアプリケーションへ渡す。
〈3-4〉SDKは、ユーザ名とパスワードを利用し、認証サーバ2へ認証依頼を送信する。
〈3-5〉認証サーバ2は、送られてきたユーザ名とパスワードから、このユーザにMFP1を操作する権限があるかどうかを判断し、SDKアプリに結果を返す。
〈3-6〉認証が成功している場合、SDKアプリはさらにLDAPサーバ3に対して、ユーザ名とパスワードを用いて、現在のユーザの使用制限情報の取得要求を送信する。
〈3-7〉ユーザ名とパスワードからLDAPサーバ3にログインできた場合には、LDAPサーバ3に保存してあるユーザ情報(メールアドレス・FAX番号)や使用制限情報{コピー(フルカラー・自動カラー・2色カラー・モノカラー・白黒)・スキャン・ドキュメントボックス・プリンタ(カラー・白黒)・FAX}をSDKアプリに対して、送信する。
〈3-8〉SDKアプリは、〈3-7〉で取得したユーザ情報と使用制限情報を、認証情報管理部に登録する。
〈3-9〉認証情報管理部は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
〈3-7〉ユーザ名とパスワードからLDAPサーバ3にログインできた場合には、LDAPサーバ3に保存してあるユーザ情報(メールアドレス・FAX番号)や使用制限情報{コピー(フルカラー・自動カラー・2色カラー・モノカラー・白黒)・スキャン・ドキュメントボックス・プリンタ(カラー・白黒)・FAX}をSDKアプリに対して、送信する。
〈3-8〉SDKアプリは、〈3-7〉で取得したユーザ情報と使用制限情報を、認証情報管理部に登録する。
〈3-9〉認証情報管理部は、登録された情報を元に、現在ログインしているユーザが各機能を使用できる権限があるかどうかを、それぞれのアプリに送信する。
次に、図4を参照しながら、ログインの基本的な処理手順を説明する。ステップ1において、ログインユーザが管理者かどうか調べる。管理者であれば、ステップ2において、管理者としてログインを許可する。管理者でなければ、ステップ3において、認証処理を行う。ステップ4において、認証結果を調べる。NGであれば、ステップ5において、認証失敗の処理を行って終了する。OKであれば、ステップ6において、個人情報を取得する。ステップ7において、ログインOKかどうか調べる。NGであれば終了する。OKであれば、ステップ8において、個人情報を機器に登録する。ステップ9において、ログイン処理を行う。
次に、図5を参照しながら、ログインの正常時のシーケンスと認証失敗の場合のシーケンスとログイン失敗の場合のシーケンスを説明する。図5(a)に、ログインの正常時のシーケンスを示す。
(1)リモート端末から認証要求(ユーザ・パスワード)を、認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求(ユーザ・パスワード)を、SDKアプリに送る。
(1.1.1)SDKアプリは、認証要求(ユーザ・パスワード)を、外部認証装置に送る。外部認証装置は、認証要求(ユーザ・パスワード)を検査して、SDKアプリにOKであると返答する。
(1.1.2)SDKアプリは、ログイン要求(ユーザ・パスワード)を、外部サーバに送る。外部サーバは、メールアドレス、FAX番号、機能制限情報などを、SDKアプリに返送する。
(1.1.3)SDKアプリは、ユーザ情報を認証情報管理部(CCS)に登録する。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にOKを返送する。
(1)リモート端末から認証要求(ユーザ・パスワード)を、認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求(ユーザ・パスワード)を、SDKアプリに送る。
(1.1.1)SDKアプリは、認証要求(ユーザ・パスワード)を、外部認証装置に送る。外部認証装置は、認証要求(ユーザ・パスワード)を検査して、SDKアプリにOKであると返答する。
(1.1.2)SDKアプリは、ログイン要求(ユーザ・パスワード)を、外部サーバに送る。外部サーバは、メールアドレス、FAX番号、機能制限情報などを、SDKアプリに返送する。
(1.1.3)SDKアプリは、ユーザ情報を認証情報管理部(CCS)に登録する。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にOKを返送する。
図5(b)に、認証失敗の場合のシーケンスを示す。
(1)リモート端末から認証要求(ユーザ・パスワード)を、認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求(ユーザ・パスワード)を、SDKアプリに送る。
(1.1.1)SDKアプリは、認証要求(ユーザ・パスワード)を、外部認証装置に送る。外部認証装置は、認証要求(ユーザ・パスワード)を検査して、SDKアプリにNGであると返答する。SDKアプリは、認証情報管理部(CCS)にNGであると返答する。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にNGであると返答する。
(1)リモート端末から認証要求(ユーザ・パスワード)を、認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求(ユーザ・パスワード)を、SDKアプリに送る。
(1.1.1)SDKアプリは、認証要求(ユーザ・パスワード)を、外部認証装置に送る。外部認証装置は、認証要求(ユーザ・パスワード)を検査して、SDKアプリにNGであると返答する。SDKアプリは、認証情報管理部(CCS)にNGであると返答する。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にNGであると返答する。
図5(c)に、ログイン失敗の場合のシーケンスを示す。
(1)リモート端末から認証要求(ユーザ・パスワード)を、認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求(ユーザ・パスワード)を、SDKアプリに送る。
(1.1.1)SDKアプリは、認証要求(ユーザ・パスワード)を、外部認証装置に送る。外部認証装置は、認証要求(ユーザ・パスワード)を検査して、SDKアプリにOKであると返答する。
(1.1.2)SDKアプリは、ログイン要求(ユーザ・パスワード)を、外部サーバに送る。外部サーバは、ログイン要求を検査して、SDKアプリにNGを返答する。SDKアプリは、認証情報管理部(CCS)にNGであると返答する。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にNGであると返答する。
(1)リモート端末から認証要求(ユーザ・パスワード)を、認証情報管理部(CCS)に送る。
(1.1)認証情報管理部(CCS)は、認証要求(ユーザ・パスワード)を、SDKアプリに送る。
(1.1.1)SDKアプリは、認証要求(ユーザ・パスワード)を、外部認証装置に送る。外部認証装置は、認証要求(ユーザ・パスワード)を検査して、SDKアプリにOKであると返答する。
(1.1.2)SDKアプリは、ログイン要求(ユーザ・パスワード)を、外部サーバに送る。外部サーバは、ログイン要求を検査して、SDKアプリにNGを返答する。SDKアプリは、認証情報管理部(CCS)にNGであると返答する。認証情報管理部(CCS)は、リモート端末にNGであると返答する。
上記のように、本発明の実施例では、画像形成装置を、リモート端末からログインする時や、操作パネルからログインする時や、一組のユーザ名とパスワードが付加された印刷要求データを受信した時に、一組のユーザ名・パスワードから、認証処理・使用制限情報取得処理の両方を行ってユーザ情報を登録する構成としたので、認証のための操作が簡単にできるようになる。
本発明の画像形成装置は、認証が簡単に行える画像形成装置として最適である。
1・・・MFP、2・・・認証サーバ、3・・・LDAPサーバ、4・・・クライアントPC。
Claims (12)
- 一組のユーザ名とパスワードが添付されたログイン要求を受信するログイン受付手段と、前記一組のユーザ名とパスワードに基づいて認証処理と使用制限情報の取得処理の両方を実行する手段と、前記認証処理が成功したことに応じて前記使用制限情報に従ってユーザ情報を登録する手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
- 前記ログイン受付手段は、一組のユーザ名とパスワードが添付されたログイン要求をリモート端末から受信する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記ログイン受付手段は、一組のユーザ名とパスワードが添付されたログイン要求を操作パネルから受信する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記ログイン受付手段は、一組のユーザ名とパスワードが付加された印刷要求データを受信する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 当該ユーザがすでに登録済みの場合には前記ユーザ情報により登録済みのユーザ情報を更新する手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記認証処理を行うための外部認証サーバまたは前記取得処理を行うための外部LDAPサーバを切り替えるための操作手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 一組のユーザ名とパスワードが添付されたログイン要求を受信し、前記一組のユーザ名とパスワードに基づいて認証処理と使用制限情報の取得処理の両方を実行し、前記認証処理が成功したことに応じて前記使用制限情報に従ってユーザ情報を登録することを特徴とする認証方法。
- 一組のユーザ名とパスワードが添付されたログイン要求をリモート端末から受信することを特徴とする請求項7記載の認証方法。
- 一組のユーザ名とパスワードが添付されたログイン要求を操作パネルから受信することを特徴とする請求項7記載の認証方法。
- 一組のユーザ名とパスワードが付加された印刷要求データを受信することを特徴とする請求項7記載の認証方法。
- 当該ユーザがすでに登録済みの場合には前記ユーザ情報により登録済みのユーザ情報を更新することを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の認証方法。
- 前記認証処理を行うための外部認証サーバまたは前記取得処理を行うための外部LDAPサーバを切り替えることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の認証方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007115266A JP2008269530A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 画像形成装置における認証システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007115266A JP2008269530A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 画像形成装置における認証システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008269530A true JP2008269530A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40048894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007115266A Pending JP2008269530A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | 画像形成装置における認証システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008269530A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128801A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
JP2010212993A (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置及び画像処理システム |
JP2011198166A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置およびログイン制御方法 |
US8549598B2 (en) | 2010-04-26 | 2013-10-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Multifunction apparatus, authentication server, and multifunction apparatus control system |
US9001356B2 (en) | 2009-12-08 | 2015-04-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Multifunction printer, multifunction printer control system, and recording medium |
JP2017204883A (ja) * | 2017-07-21 | 2017-11-16 | シャープ株式会社 | システムおよび制御方法 |
CN108337395A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-07-27 | 苏州友教习亦教育科技有限公司 | 一种一体式扫描的系统和方法 |
JP2019071509A (ja) * | 2017-10-05 | 2019-05-09 | キヤノン株式会社 | 通信装置及びその制御方法、プログラム、並びに通信システム |
-
2007
- 2007-04-25 JP JP2007115266A patent/JP2008269530A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128801A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
JP2010212993A (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置及び画像処理システム |
JP4697318B2 (ja) * | 2009-03-10 | 2011-06-08 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理システム |
US8164770B2 (en) | 2009-03-10 | 2012-04-24 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus and image processing system with remote login |
US9001356B2 (en) | 2009-12-08 | 2015-04-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Multifunction printer, multifunction printer control system, and recording medium |
JP2011198166A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置およびログイン制御方法 |
US8549598B2 (en) | 2010-04-26 | 2013-10-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Multifunction apparatus, authentication server, and multifunction apparatus control system |
JP2017204883A (ja) * | 2017-07-21 | 2017-11-16 | シャープ株式会社 | システムおよび制御方法 |
JP2019071509A (ja) * | 2017-10-05 | 2019-05-09 | キヤノン株式会社 | 通信装置及びその制御方法、プログラム、並びに通信システム |
CN108337395A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-07-27 | 苏州友教习亦教育科技有限公司 | 一种一体式扫描的系统和方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2506632C2 (ru) | Устройство обработки информации, способ его управления и компьютерно-считываемый носитель информации | |
EP2667318B1 (en) | Information processing apparatus, control method thereof, program, and image processing apparatus | |
US7606880B2 (en) | Method of printing over a network | |
US8433780B2 (en) | Systems and methods for automatically configuring a client for remote use of a network-based service | |
US20050055547A1 (en) | Remote processor | |
CN102238008B (zh) | 图像发送装置及图像发送装置中的认证方法 | |
JP4988003B2 (ja) | 複合機、複合機制御システム、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2008269530A (ja) | 画像形成装置における認証システム | |
US9886222B2 (en) | Image forming apparatus that displays button for accessing server, method of controlling the same, and storage medium | |
US9088566B2 (en) | Information processing system, information processing device, and relay server | |
JP2014092823A (ja) | システム及びサービス提供装置 | |
JP4650181B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法ならびにコンピュータプログラム | |
US20140223536A1 (en) | Information processing system | |
JP2019155610A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の認証方法、プログラム、及びプリントシステム | |
JP2009217820A (ja) | ネットワーク画像形成デバイスをリモート管理するための方法及びリモート画像形成デバイス管理アプリケーションソフトウェアツール | |
JP4758199B2 (ja) | ネットワーク管理システム | |
JP2005284985A (ja) | ネットワーク対応機器、ネットワーク対応機器を保守する保守方法、プログラム、プログラムが記録された媒体及び保守システム | |
US20150095651A1 (en) | Network system, management server system, control method, and storage medium | |
JP6891563B2 (ja) | 情報処理システム、機器、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP4470384B2 (ja) | 情報処理装置、ジョブ処理装置、指示データ作成装置及び署名プロキシ装置 | |
JP2011071588A (ja) | 画像処理装置およびその使用制限方法ならびにコンピュータプログラム | |
JP5176583B2 (ja) | 機器利用制御システム | |
JP6540642B2 (ja) | 認証システムおよび認証方法 | |
JP2010176301A (ja) | 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム | |
JP2018112811A (ja) | 認証システムおよび認証方法 |