JP2008269004A - データ処理装置、データ処理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発生時刻が不確定な複数の処理要求を受けて、それらを一定の資源を使用して処理するシステムにおいて、過度の処理遅れが生じる可能性を低減する。
【解決手段】リクエストに応じて所定のデータ処理を行うデータ処理装置であって、以下のような構成を備える。すなわち、このデータ処理装置は、リクエストを受け取る受付部と、受け取ったリクエストに応じた処理を行う処理部と、受け取ったリクエストの送信元に返信を行う返信部と、を備える。そして、返信部は、処理部における処理が行われなかった旨の返信を行う場合には、処理が行われなかったリクエストを識別するための識別データを付加して送信元に返信する。処理部は、受け取ったリクエストであって識別データを含まない第1種のリクエストの処理よりも、受け取ったリクエストであって識別データを含む第2種のリクエストの処理を優先的に行う。
【選択図】図3

Description

この発明は、サーバへの処理要求を取り扱う技術に関する。
従来より、ネットワークに接続された複数の機器と、ネットワークを介してそれらの機器(端末)を管理するサーバと、で構成されるシステムが存在する。そのようなシステムにおいて、各機器は、状況に応じてサーバに対してリクエストを送信する。サーバは、各機器からのリクエストを受信し、リクエストに応じてサーバ内で所定の処理を実行する。また、サーバは、ネットワークを介して外部に対してリクエストに応じたデータを送信する。
上記のようなシステムにおいては、各機器からサーバへのリクエストが集中した場合には、サーバがすべてのリクエストを処理しきれなくなる場合がある。そのような場合には、処理を行うことができないリクエストについては、そのリクエストを行った機器に対して、「処理が行われなかった旨の返信」(「処理失敗」の返信)がなされる。そして、その機器は、一定の時間が経過した後、再びサーバに対してリクエストを行う。しかし、再度のリクエストがサーバにおいて必ずしも処理されるとは限らず、何度も「処理が行われなかった旨の返信」がなされる場合がある。
そのような事態を防止するための方法として、たとえば、以下のような方法がある。すなわち、時間を時間軸に沿って複数種類のタイムスロットに区分する。そして、機器ごとにサーバに対してリクエストを送信できるタイムスロットを定める(特許文献1)。この方法によれば、各機器のリクエストが各タイムスロットに分散されるため、サーバにリクエストが集中することを、ある程度、防止できる。
特開2006−33070号公報
しかし、1日のうちのある特定の時間帯にリクエストが集中するシステムにおいては、その時間帯に含まれる各タイムスロットにおいてやはりサーバにリクエストが集中する。そして、サーバが処理しきれなくなったリクエストを行った機器に対しては、やはり、「処理が行われなかった旨の返信」がなされる。すなわち、このよう態様のシステムにおいては、依然として、同じリクエストに対して何度も「処理が行われなかった旨の返信」がなされるという問題が生じうる。
また、上記の態様においては、リクエストが集中する時間帯を過ぎても、その機器に割り当てられたタイムスロットがくるまでは、再リクエストを行うことができない。このため、リクエストの待ち時間が不必要に長くなる。
さらに、24時間稼働しているシステムにおいては、緊急を要する処理のリクエストを次のタイムスロットにおいて行うこととしても時間遅れが過度に大きくなる可能性は低い。しかし、たとえば、毎日、夜11時から翌朝の5時までは休止するシステムにおいては、ある機器に割り当てられた最後のタイムスロットの後に、その機器に緊急の処理を要するリクエストをすべき事態が生じた場合には、その処理は、大幅に遅れて翌朝にサーバで処理されることとなる。
このような問題は、複数の機器から、発生時刻が不確定な処理要求を含む複数の処理要求を受けて、一定の資源を使用して処理要求に応じた処理を行うシステムにおいて、広く生じうる。
本発明は、上述した従来の課題の少なくとも一部を取り扱うためになされたものであり、複数の機器から発生時刻が不確定な処理要求を受けて、一定の資源を使用して処理要求に応じた処理を行うシステムにおいて、過度の処理の遅れが生じる可能性を低減することを目的とする。
本発明の一態様としてのデータ処理装置は、リクエストに応じて所定のデータ処理を行うデータ処理装置であって、以下のような構成を備える。すなわち、データ処理装置は、リクエストを受け取る受付部と、受け取ったリクエストに応じた処理を行う処理部と、受け取ったリクエストの送信元に返信を行う返信部と、を備える。そして、返信部は、処理部における処理が行われなかった旨の返信を行う場合には、処理が行われなかったリクエストを識別するための識別データを付加して送信元に返信する。処理部は、受け取ったリクエストであって識別データを含まない第1種のリクエストの処理よりも、受け取ったリクエストであって識別データを含む第2種のリクエストの処理を優先的に行う。
このような態様とすれば、過去に処理が行われなかった旨の返信がされたリクエストについては、そうではないリクエストよりも、優先的に処理が行われる。このため、識別データを使用しない態様に比べて、リクエストについて過度の処理遅れが生じる可能性を低減することができる。
なお、返信部と送信部は、同一のモジュールによって実現されてもよい。また、優先的な処理を行うか否かは、処理部が決定することとしても良いし、他のモジュールがその決定を行い、その決定に従って処理部がリクエストを処理することとしてもよい。
なお、処理部は、第1種および第2種のリクエストの処理を実行するための第1の処理部と、第2種のリクエストの処理を実行するための第2の処理部であって、第1種のリクエストの処理には使用されない第2の処理部と、を備えることが好ましい。そして、第2の処理部を使用して優先的な処理を行うことができる。
このような態様とすれば、簡易な構成で、第2種のリクエストについて、優先的な処理を行うことができる。
また、処理部は、受付部が第2種のリクエストを受け取った場合であって、処理部が1以上の第1種のリクエストの処理を実行中である場合には、少なくとも一つの第1種のリクエストの処理を中止して、第2種のリクエストの処理を実行することもできる。
このような態様とすれば、第2種のリクエストの処理のために専用の資源を確保する態様に比べて、処理を実行するための資源を効率的に活用して、処理を実行することができる。このため、全体として、処理に要する時間を短くすることができる。
なお、識別データは、有効期限に関する情報を含むことができる。そして、処理部は、有効期限が過ぎた識別データを含むリクエストについては、第1種のリクエストとして扱うことがこのましい。
このような態様とすれば、長期にわたって再リクエストをおこたっていた機器からのリクエストを、優先的に処理することによって、他のリクエストの処理が遅れる事態を防止することができる。
また、識別データは、優先度に関する情報を含むことができる。そして、処理部は、第2種のリクエストの処理のうち、第1の優先度を表す情報を含むリクエストの処理よりも、第1の優先度より高い第2の優先度を表す情報を含むリクエストの処理を優先的に行うことが好ましい。
このような態様とすれば、たとえば、エラー情報に関するリクエストなどの処理に緊急を要する処理を、他の処理と区別して、さらに優先的に処理することができる。
なお、識別データは、受け取ったリクエストについて処理部における処理が行われなかった旨の返信が行われた回数に関する情報を含むことができる。そして、処理部は、第2種のリクエストの処理のうち、第1の回数を表す情報を含むリクエストの処理よりも、第1の回数より高い第2の回数を表す情報を含むリクエストの処理を優先的に行うことが好ましい。
このような態様においては、あるリクエストについて、処理が行われなかった旨の返信が行われた回数が増大するほど、そのリクエストは優先的に処理されることとなる。このため、リクエストの処理が過度に遅れる事態を防止することができる。
また、データ処理装置であって、さらに、処理の優先度を表す優先度データであって、各識別データと対応づけられた優先度データを格納する優先度データ格納部を備えることが好ましい。そして、処理部は、第2種のリクエストの処理のうち、第1の優先度を表す優先度データに対応づけられた識別データを含むリクエストの処理よりも、第1の優先度より高い第2の優先度を表す優先度データに対応づけられた識別データを含むリクエストの処理を優先的に行うことが好ましい。
このような態様とすれば、返信を受け取った側で優先度を改変する不正行為が行われる事態を防止することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、リクエストの処理方法、それらの装置および方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現することができる。
A.第1実施例:
A1.全体の構成:
図1は、本発明の実施例であるプリンタ管理システム1000の構成を示す説明図である。このプリンタ管理システム1000においては、第1のネットワークシステム1100と、第2のネットワークシステム1200と、第3のネットワークシステム1300と、がインターネットINETを介して互いに接続されている。
第1のネットワークシステム1100は、たとえば、ある会社の社内ネットワークシステムである。この第1のネットワークシステム1100においては、クライアントCL11,CL12と、プリンタPRT11〜PRT13と、がローカルエリアネットワークLAN1によって接続されている。この第1のネットワークシステム1100は、ファイアウォールFW1を介してインターネットINETに接続されている。
なお、図1においては、プリンタPRT11〜PRT13のうち、代表してプリンタPRT11のみについて詳細な構成を示す。しかし、プリンタPRT12,PRT13もプリンタPRT11と同様の構成を有する。また、本実施例において単純に「プリンタ」と呼称しているデバイスは、FAX、スキャナ、コピーなどの各種の機能を備える、いわゆる「複合機」を含みうる。図1のプリンタPRT11においては、プリンタPRT11が有するそれら各種の構成および機能のうち、一部のみを示す。
第1のネットワークシステム1100を構成する各デバイス間の通信は、TCP/IPプロトコルに従って行われる。TCP/IPプロトコルでは、各デバイスのそれぞれにIPアドレスが割り当てられる。あるデバイスから発信された通信データには、発信元のデバイスのIPアドレス(発信元IPアドレス)と、送信先のデバイスのIPアドレス(送信先IPアドレス)とが含まれている。通信データは、送信先IPアドレスに従って、そのIPアドレスを有するデバイスに送信される。
たとえば、クライアントCL11は、印刷ジョブをプリンタPRT11に送信する。プリンタPRT11は、クライアントCL11から送信された印刷ジョブに従って印刷を実行する。第1のネットワークシステム1100のクライアントCL11,CL12は、第1のネットワークシステム1100の任意のプリンタPRT11〜PRT13に対して、印刷ジョブを送信することができる。
第2のネットワークシステム1200は、たとえば、第1のネットワークシステム1100の会社とは異なる会社の社内ネットワークシステムである。第2のネットワークシステム1200においては、クライアントCL21と、プリンタPRT21,PRT22と、がローカルエリアネットワークLAN2によって接続されている。この第2のネットワークシステム1100は、ファイアウォールFW2を介してインターネットINETに接続されている。
第2のネットワークシステム1200のプリンタPRT21,PRT22は、印刷機能、および第3のネットワークシステム1300の管理サーバSVとの関係に関する機能に関しては、第1のネットワークシステム1100のプリンタPRT11〜PRT13構成および機能を有する。また、第2のネットワークシステム1200のクライアントCL21は、印刷に関する機能、および第3のネットワークシステム1300の管理サーバSVとの関係に関する機能については、それぞれ第1のネットワークシステム1100のクライアントCL11,CL12と同様の構成および機能を有する。
第3のネットワークシステム1300においては、ローカルエリアネットワークLAN3に管理サーバSVが接続されている。第3のネットワークシステム1300は、ファイアウォールを介さずにインターネットINETに接続されている。
管理サーバSVは、インターネットを介して、第1のネットワークシステム1100のプリンタPRT11〜PRT13、ならびに第2のネットワークシステム1200のプリンタPRT21,22からリクエストを受け取って、それらのリクエストに応じた所定の処理を行う。そして、処理結果を各プリンタPRT11〜PRT22に送信する。
具体的には、管理サーバSVは、各プリンタから、各プリンタの状態に関する情報を伴ったリクエストを受け取って、各プリンタの状態を管理する。たとえば、各プリンタの電源投入時に、各プリンタから「機器構成に関する情報」を伴ったリクエストを受け取って、管理サーバSVは、それらの情報を管理する。
また、管理サーバSVは、各プリンタの状態に応じて、図示しない他の端末にLAN3またはインターネットを介して所定のデータを送信することができる。たとえば、あるプリンタから「エラーが発生した旨の情報」を受け取った場合には、管理サーバSVは、管理会社の端末に、エラーの内容とサポート員を派遣すべき旨の指示を送る。
なお、ファイアウォールを有するネットワークシステム1100,1200との情報のやりとりは、プリンタ側からサーバに送られるリクエストと、そのリクエストに対する返信(レスポンス)の形で行われる。このため、管理サーバSVは、ファイアウォールFW1,FW2に阻害されることなく、第1のネットワークシステム1100および第2のネットワークシステム1200と情報のやりとりを行うことが可能である。
なお、各プリンタPRT11〜PRT13,PRT21,PRT22と、管理サーバSVとの間の通信は、HTTP(hyper text transfer protocol)を用いて行われる。この通信は、HTTPの一種であるHTTPSプロトコルによる暗号化通信でおこなわれるものとする。
A2.プリンタおよび管理サーバの構成および動作:
以下では、プリンタおよび管理サーバSVの構成および動作について説明する。プリンタの構成および動作についてはプリンタPRT11を例に説明する。しかし、プリンタPRT11〜PRT22は、印刷機能、および第3のネットワークシステム1300の管理サーバSVとの関係に関する機能に関しては、いずれも同様の構成を備え、同様に動作する。
第1のネットワークシステム1100プリンタPRT11は、ネットワークボード110と、プリンタ制御部120と、プリントエンジン130と、を備えている。ネットワークボード110と、プリンタ制御部120は、それぞれ、図示しない中央処理装置(CPU)とメモリとを備えるコンピュータとして構成されている。プリントエンジン130は、与えられた印刷データに応じて印刷を実行する印刷機構である。
ネットワークボード110は、通信制御部112と、印刷ジョブ処理部114と、SNMPエージェント116と、リクエスト送信部118と、を備えている。通信制御部112は、ネットワークボード110が備えるネットワークインターフェース(図示しない)を制御することにより、ローカルエリアネットワークLAN1に接続されたクライアントCL11,CL12等のデバイスとの間でのTCP/IPプロトコルに従った通信を行う。
通信制御部112は、クライアントCL11,CL12からの印刷ジョブを含む通信データを受け取ると、受け取った通信データを印刷ジョブ処理部114に供給する。印刷ジョブ処理部114は、受け取った通信データからページ記述言語等で記述された文書データを抽出し、プリンタ制御部120に供給する。プリンタ制御部120は、文書データに基づいて印刷データを生成し、印刷データをプリントエンジン130に供給する。そして、プリントエンジン130は供給された印刷データに応じて印刷を実行する。
SNMPエージェント116は、プリンタPRT11に関する種々の情報を管理情報として収集して、メモリ上の管理データファイル140に格納する。管理データファイル140には、(1)プリンタPRT11の機器構成に関する第1の情報、(2)プリンタPRT11において使用された紙の種類および枚数に関する第2の情報、(3)完了した印刷ジョブに関する第3の情報、そして、(4)発生したエラーおよび解消したエラーに関する第4の情報が格納される。なお、これら第1〜第4の情報をまとめてプリンタの「管理情報」と呼ぶ。
これらの第1〜第4の情報は、それぞれ個別のファイルの形で管理データファイル140の一部として保持される。格納すべき情報がない場合には、各ファイルは生成されない。
たとえば、SNMPエージェント116は、プリンタPRT11の電源が投入されたときに、プリンタPRT11の機器構成を確認し、第1の情報に関するファイルを生成する。また、SNMPエージェント116は、8時間おきに、プリンタPRT11において使用された紙の種類および枚数の情報をプリンタ制御部120から情報を受け取って、新たに第2の情報に関するファイルを生成する。
そして、SNMPエージェント116は、プリンタ制御部120がプリントエンジン130への印刷データの供給を完了したタイミングで、プリンタ制御部120からその情報を受け取って、第3の情報に関するファイルを新たに生成する。さらに、SNMPエージェント116は、紙詰まりエラーやセンサのエラー等が発生すると、プリンタ制御部120からその情報を受け取って、第4の情報に関するファイルを生成する。これらのファイルの生成、すなわち管理情報の更新の処理は、たとえば、SNMPエージェント116が所定のタイミングでプリンタ制御部120に対して情報を要求することによって、開始される。
第3のネットワークシステム1300の管理サーバSVは、通信制御部310と、管理情報データベース320と、データベース管理部330と、を備えている。通信制御部310は、図示しないネットワークインターフェースを制御することにより、インターネットINETを介したプリンタPRT11〜PRT22との通信を行う。
管理情報データベース320は、管理サーバSVの外部記憶装置上に構築されている。管理情報データベース320には、プリンタPRT11〜PRT22から取得された管理情報、すなわち(1)プリンタPRT11の機器構成に関する第1の情報、(2)プリンタPRT11において使用された紙の種類および枚数に関する第2の情報、(3)完了した印刷ジョブに関する第3の情報、そして、(4)発生したエラーおよび解消したエラーに関する第4の情報が格納される。
データベース管理部330は、リクエスト受付部332と、優先処理制御部334と、処理部336と、を備えている。リクエスト受付部332は、プリンタPRT11〜PRT22から管理サーバSVに送信されるリクエストを取得する。また、リクエスト受付部332は、そのリクエストに対応する返信(レスポンス)をリクエストの送信元であるプリンタに送信する。なお、上述のように、各プリンタPRT11〜PRT22から管理サーバSVへの管理情報の送信は、HTTPにより行われる。そのため、リクエスト受付部332は、HTTPサーバとしての機能を有している。
処理部336は、プリンタから受信したリクエストに基づいて、管理情報データベース320に格納された管理情報の更新や管理情報データベース320への管理情報の追記等のデータベースの操作を行う。
この処理部336は、リクエストに基づく管理情報データベース320の操作に関して、2種類の処理を並行して行う。第1種の処理は、プリンタからの管理情報を伴う任意のリクエストに基づいて行う管理情報データベース320の操作である。そして、第2種の処理は、プリンタからの管理情報を伴うリクエストであって、優先チケットを伴うリクエストに基づいて行うデータベースの操作である。以下では、優先チケットを伴わないリクエストを「第1種のリクエスト」と呼ぶ。優先チケットを伴うリクエストを「第2種のリクエスト」と呼ぶ。なお、「優先チケット」とは、過去に処理が行われなかったために優先的に処理すべきリクエストを、そうではないリクエストと識別するためのデータである。
第1種の処理のために使用できる資源の量(CPUの処理能力やメモリの容量)と、第2種の処理のために使用できる資源の量とは、あらかじめ定められている。たとえば、処理部336が管理情報データベース320の操作のために使用できるメモリのうち70%が、第1種の処理のために使用される。そして、処理部336が管理情報データベース320の操作のために使用できるメモリのうち残りの30%が、第2種の処理のために使用される。以下、第1種の処理に使用されるメモリを、便宜的に「第1のメモリ336a」と呼ぶ。第2種の処理に使用されるメモリを、便宜的に「第2のメモリ336b」と呼ぶ。
たとえば、第1のメモリ336aが多数の第1種の処理のために使用されており、それ以上、処理を実行できない場合には、優先チケットを伴わない第1種のリクエストに基づく第1種の処理は実行されない。これに対して、優先チケットを伴う第2種のリクエストに基づく第2種の処理については、第1のメモリ336aを使用して処理できない場合にも、第2のメモリ336bを使用して処理可能であるか否かが検討される。そして、第2のメモリ336bを使用して実行可能である場合には、第2種の処理は実行される。
すなわち、各プリンタからのリクエストのうち、優先チケットを伴う第2種のリクエストは、優先チケットを伴わない第1種のリクエストよりも優先的に処理される。
優先処理制御部334は、リクエストに対応する処理を処理部336においておこなわれなかった旨のレスポンスがプリンタに送信される場合に、そのレスポンスに対する優先チケットを発行する。
図2は、管理情報を伴うリクエストを管理サーバSVに送信する際のプリンタPRT11の各部のやりとりを示すチャートである。図2のチャートでは、一例として、プリンタ制御部120が印刷データをプリントエンジン130に供給する動作Rq1以降の動作が示されている。
SNMPエージェント116(図1参照)は、所定のタイミングでプリンタ制御部120に対して情報要求を行い、プリンタ制御部120から管理情報を伴う処理結果の応答を受け取って、管理データファイル140を更新する。たとえば、SNMPエージェント116は、情報要求Rq2に対する処理結果の応答Rs2によって、「印刷完了」の情報を得て、管理データファイル140の第3の情報に関するファイルを更新する。
リクエスト送信部118(図1参照)は、所定のタイミングで、SNMPエージェント116に対して新たに収集すべき管理情報があるか否かを問い合わせる。具体的には、リクエスト送信部118は、上記管理データファイル140としての第1〜第4の情報のファイルが生成されているかをSNMPエージェント116に対して問い合わせ(図2のRq3)、SNMPエージェント116から管理情報を伴う処理結果の応答を受け取る(図2のRs3)。SNMPエージェント116が新たな情報を収集していた場合には、各情報のファイルが存在する。
リクエスト送信部118は、SNMPエージェント116から新たな管理情報を得た場合には、それを管理サーバSVに対するリクエストとして、インターネットを介して管理サーバSVに送信する(図2のRq4)。
プリンタPRT11の通信制御部112から送信された情報が、管理サーバSVに受け取られ処理された場合には、管理サーバSVから「正常処理」を表す処理結果が返信される。一方、プリンタPRT11の通信制御部112から送信された情報が、管理サーバSVで処理されなかった場合には、管理サーバSVから「処理失敗」を表す処理結果が返信される。
たとえば、どの会社のどのプリンタも、朝8時から9時の間に電源を投入される可能性が高い。このため、朝8時から9時の間は、ネットワークに接続された多数のプリンタから、プリンタの機器構成に関する第1の情報を伴うリクエストが、管理サーバSVに送信される。その結果、処理の負荷が管理サーバSVの処理能力を超えてしまう場合がある。そのような場合には、管理サーバSVから「処理失敗」の内容を表す処理結果が返信される。なお、図2におけるレスポンスRs4aは、「正常処理」の内容を表すレスポンスであるものとする。
図3は、管理情報を伴うリクエストを受け取った場合の管理サーバSVの動作を示すフローチャートである。図4は、管理情報を伴うリクエストを受け取った場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャートである。
図3のステップS10では、リクエスト受付部332は、プリンタPRT11から送信された管理情報を伴うリクエストを、通信制御部310(図1参照)を介して受信する。図4において、プリンタPRT11から送信された管理情報を伴うリクエストを、Rq4で示す。
具体的には、リクエスト受付部332は、リクエスト送信部118が送信するHTTPのポスト(POST)メッセージを受信し、受信したポストメッセージに含まれるデータから管理情報を抽出する。また、リクエスト受付部332は、ポストメッセージに含まれるデータに優先チケットが含まれている場合には、データから優先チケットの情報を抽出する。
図3のステップS20では、リクエスト受付部332は、処理部336に対して第1の処理能力の余力を問い合わせる(図4のRq11)。本実施例では、「第1の処理能力の余力」は、上記の第1のメモリ336aの容量のうち、使用されていないメモリの容量で評価されるものとする。
リクエスト受付部332は、問い合わせRq11に対する応答として、第1のメモリ336a容量のうち使用されていないメモリの容量の情報を伴う応答を、処理部336から受け取る(図4のRs11a)。
図3のステップS30では、リクエスト受付部332は、プリンタPRT11から受信したリクエストの処理に要するメモリの量を計算する。そして、リクエスト受付部332は、リクエストの処理に要するメモリの量と、処理部336から受け取った空き容量とを比較する。空きメモリ容量がリクエストの処理に要するメモリ量以上である場合には、処理はステップS40に進む。空きメモリ容量がリクエストの処理に要するメモリ量よりも小さい場合には、処理はステップS70に進む。
ステップS40では、リクエスト受付部332は、管理情報とともに処理のリクエストを処理部336に転送する(図4のRq12)。処理部336は、第1のメモリ336aを使用して、リクエストに応じて管理情報データベース320の操作を行う。そして、リクエスト受付部332は、「正常処理」の内容を表す処理結果をリクエスト受付部332に応答する(図4のRs12)。
図3のステップS50では、リクエスト受付部332は、「正常処理」の内容を表す処理結果のレスポンスRs4aを、通信制御部310を介してプリンタPRT11に送る(図4および図2参照)。
以上が、処理部336の第1の処理能力でリクエストを処理できる場合(図3のステップS30においてYes)の処理の流れである。
一方、図3のステップS30において、第1のメモリ336aの空き容量がリクエストの処理に要するメモリ量よりも小さい場合には、処理はステップS70に進む。
図5は、図3のステップS30において、第1のメモリ336aの空き容量がリクエストの処理に要するメモリ量よりも小さい場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャートである。図5のチャートは、リクエスト受付部332から処理部336への第1の処理能力の問い合わせRq11までは、図4のチャートと同じである。図5の例では、応答Rs11bによって取得された第1のメモリ336aの空き容量は、プリンタからのリクエストRq4の処理に要するメモリ量よりも小さいかったものとする。
図3のステップS70では、リクエスト受付部332(図1参照)は、プリンタPRT11から受信したリクエストが優先チケットを含むか否かを判定する。リクエストが優先チケットを含まない場合には、処理は、ステップS80に進む。リクエストが優先チケットを含む場合には、優先チケットの確認が行われた後、処理は、ステップS100に進む。
プリンタからのリクエスト(図5のRq4)が優先チケットを含まない場合には、リクエスト受付部332は、図3のステップS80で、優先処理制御部324に優先チケットの発行の依頼を送信する(図5のRq13)。優先処理制御部324は、プリンタから送られてきたリクエスト(図5のRq4)に対する優先チケットを発行し、その優先チケットを伴う処理結果の応答Rs13をリクエスト受付部332に送る。
「優先チケット」とは、前述のように、過去に処理が行われなかったために優先的に処理すべきリクエストを、そうではないリクエストと識別するためのデータである。優先チケットは、禁止期間の情報と、有効期限の情報を含む。
「禁止期間」とは、「リクエストが処理されなかった旨の応答をプリンタが受け取った後、再度、同じ内容のリクエストをプリンタが送信することが禁じられる期間」である。優先チケットにこのような情報を付加することで、プリンタによって頻繁に再リクエストが行われ、そのような一部のプリンタのリクエストによって管理サーバSVの負荷が増大してしまう事態を防止することができる。
「有効期限」とは、その優先チケットが有効である期間である。有効期限を過ぎると、優先チケットを含むリクエストも、優先チケットを含まない第1種のリクエストとして扱われる。すなわち、優先チケットを含むリクエストの処理であっても、そのリクエストの優先チケットの有効期限が過ぎている場合には、第2のメモリ336bを使用して実行されない。
図3のステップS90では、リクエスト受付部332は、リクエストが処理されなかった旨の処理結果、すなわちリクエスト拒否のレスポンスRs4bを、プリンタPRT11に送る。リクエスト拒否のレスポンスRs4bは、優先処理制御部324によって発行された優先チケットを含む。
図6は、リクエストが拒否された場合のプリンタPRT11の各部の情報のやりとりを示すチャートである。図6のチャートは、リクエスト送信部118から管理サーバSVへのリクエストRq4までは、図2のチャートと同じである。図6の例では、レスポンスRs4bの処理結果は、リクエストRq4が処理されなかった旨の処理結果である(図5参照)。
優先チケットとともにリクエストが処理されなかった旨の処理結果のレスポンスRs4bを受け取ると、プリンタPRT11のリクエスト送信部118(図1参照)は、優先チケットに基づいて定められる禁止期間経過後、リクエストRq5を管理サーバSVに送信する。リクエストRq5は、リクエストRq4の管理情報と同じ管理情報、およびレスポンスRs4bで受け取った優先チケットを伴う。
図7は、管理情報と優先チケットを伴うリクエストRq5を受け取った場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャートである。図3のステップS10でリクエストRq5を受け取った後、リクエスト受付部332は、処理部336に第1の処理能力の余力を問い合わせ(図7のRq11),処理結果を得る(同、Rs11)。その結果、図3のステップS30において、依然として、処理部336の第1の処理能力には余力がなかったものとする(ステップS30においてNo)。その場合は、処理は、ステップS70に進む。
ステップS70では、プリンタから受け取ったリクエスト(図7のRq5)が優先チケットを含むか否かが判定される。リクエストが優先チケットを含む場合には、リクエストから抽出された優先チケットの情報が、優先処理制御部334に送信される(図7のRq14)。そして、優先処理制御部334において、優先チケットが真正なものであることが確認され、その結果がリクエスト受付部332に返される(図7のRs14)。優先チケットは真正なものであった場合には、処理はステップS100に進む。優先チケットが真正なものでなかった場合には、処理は、リクエストが優先チケットを含まない場合と同様に、ステップS80に進む。ここでは、優先チケットは真正なものであったとする。
ステップS100では、リクエスト受付部332は、処理部336に対して第2の処理能力の余力を問い合わせる(図7のRq15)。本実施例では、「第2の処理能力の余力」は、第2のメモリ336bの容量のうち、使用されていないメモリの容量で評価されるものとする。
ステップS100では、リクエスト受付部332は、第2種の処理にあてることができる空きメモリ容量の情報を処理部336から受け取る(図7のRs15)。そして、ステップS110で、プリンタPRT11から受信したリクエストの処理に要するメモリ量を計算し、処理部336から受け取った空きメモリ容量と比較する。空きメモリ容量がリクエストの処理に要するメモリ量以上である場合には、処理はステップS40に進む。
ステップS40では、リクエスト受付部332は、管理情報とともにプリンタからの処理のリクエストを処理部336に転送する(図7のRq16)。処理部336は、第2のメモリ336bを使用して、リクエストに応じて管理情報データベース320の操作を行う。そして、「正常処理」の内容を表す処理結果をリクエスト受付部332に返す(図7のRs16)。
図3のステップS50では、リクエスト受付部332は、「正常処理」の内容を表す処理結果のレスポンスRs5aを、通信制御部310を介してプリンタPRT11に送る。
このような態様においては、第1のメモリ336aの空き容量がプリンタからのリクエストの処理に十分ではない場合にも(図3のS20においてNo)、そのリクエストが第2種のリクエストである場合には(同、S70においてYes)、第2のメモリ336bを使用して処理を実行できる可能性がある(同、S40、S50)。その結果、いったん拒否されたリクエストを優先的に処理される。このため、リクエストの処理について、過度の遅れが生じる可能性を減らすことができる。
図8は、図3のステップS110において、第2のメモリ336bの空き容量がリクエストの処理に要するメモリ量よりも小さい場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャートである。図8のチャートは、処理部336からリクエスト受付部332への第2の処理能力の応答Rs15までは、図7のチャートと同じである。図8の例では、応答Rs15によって取得された第2のメモリ336bの空き容量は、プリンタからのリクエストRq5の処理に要するメモリ量よりも小さいかったものとする。
図3のステップS110において、第2のメモリ336bの空き容量がリクエストの処理に要するメモリ量よりも小さい場合には、処理はステップS80に進む。リクエスト受付部332は、ステップS80で、優先処理制御部324に優先チケットの発行の依頼を送信する(図8のRq17)。優先処理制御部324は、プリンタから送られてきたリクエスト(図8のRq5)に対する優先チケットを発行し、その優先チケットを伴う応答Rs17をリクエスト受付部332に返す。
なお、すでに優先チケットを伴っているリクエストに対して、再度、優先チケットを発行する場合には、優先処理制御部324は、上述の禁止期間をそれまでの禁止期間よりも短く設定する。このような態様とすることにより、複数回、拒否されたリクエストについては、拒否された回数が多いほど、より早期に処理される可能性が高くなるようにすることができる。
図3のステップS90では、リクエスト受付部332は、リクエストが処理されなかった旨の処理結果、すなわちリクエスト拒否のレスポンスRs5bを、プリンタPRT11に送る。リクエスト拒否のレスポンスRs5bは、優先処理制御部324によって発行された優先チケットのデータを含む。
以上で説明したネットワークシステムにおいては、一度、拒否されたリクエストは、その後、優先的に処理される。また、複数回、拒否されたリクエストは、その後、拒否された回数が増えるのに応じて、さらに優先的に処理される。その結果、リクエストの処理の待ち時間が過度に増大する事態を防止することができる。
B.第2実施例:
第1実施例においては、第1種のリクエストに対する処理と、第2種のリクエストに対する処理とが、それぞれ固定されたメモリの領域内で実行される(図1の第1のメモリ336aと第2のメモリ336b参照)。第2実施例では、第1種のリクエストに対する処理と、第2種のリクエストに対する処理とは、それぞれ固定されたメモリの領域内で実行されるわけではない。そして、第2実施例においては、優先チケットを有するリクエストに対する処理(図3のステップS70においてYes)が、第1実施例とは異なる。第2実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
図9は、管理情報を伴うリクエストを受け取った場合の、第2実施例の管理サーバSVの動作を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、ステップS100,S110に代えてステップS120を有する。図9のフローチャートの他の点は、図3のフローチャートと同じである。
ステップS70において、プリンタからのリクエストが真正な優先チケットを有することが確認された場合には、処理はステップS120に進む。ステップS120では、実行中の処理のうち、第1種のリクエストの処理を1個以上、終了する。そして、処理部336が管理情報データベース320の操作のために使用できるメモリ内に空き領域を確保する。なお、前述のように、第2実施例においては、第1種のリクエストの処理と第2種のリクエストの処理とは、区切られていない一つのメモリの領域を使用して実行される。
処理部336は、たとえば、ステップS120において、実行中の第1種のリクエストの処理のうち、最もメモリを消費している処理を終了する。そして、プリンタから受け取ったリクエストに応じた第2の処理が実行できるだけの空き領域ができるか否かを確認する。依然としてメモリが不足である場合には、第2の処理が実行できるだけの空き領域ができるまで、消費するメモリの多い処理から順に一つずつ、第1の処理を終了する。そして、プリンタから受け取ったリクエストに応じた第2の処理が実行できるだけの空き領域が確保されたら、処理は、ステップS40に進む。
図9のステップS40では、リクエスト受付部332は、管理情報とともに処理のリクエストを処理部336に転送する(図7のRq16参照)。処理部336は、第2のメモリ336bを使用して、リクエストに応じて管理情報データベース320の操作を行う。そして、「正常処理」の内容を表す処理結果をリクエスト受付部332に返す(図7のRs16)。
図3のステップS50では、リクエスト受付部332は、「正常処理」の内容を表す処理結果を、通信制御部310を介してプリンタPRT11に返信する(図7のRs5a参照)。
このような態様とすれば、優先チケットを有する第2種のリクエストについて、リクエストが処理されなかった旨の処理結果が送信され、一方で、優先チケットを有さない第1種のリクエストの処理が実行されるという事態が防止される。その結果、リクエストが拒否され、処理されない時間が過度に長くなる事態を、第1実施例に比べてより効果的に防止できる。
また、優先チケットを有する第2種のリクエストが少ないときには、処理部336が管理情報データベース320の操作のために使用できるメモリをすべて使って、プリンタから受け取ったすべての第2種のリクエストの処理と、プリンタから受け取った一部の第1種のリクエストの処理と、を実行することができる。このため、メモリを有効に活用することができる。その結果、全体として、プリンタからリクエストが送信されてから、リクエストの処理が完了するまでの時間を短くすることができる。
C.変形例:
なお、この発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
第1実施例では、管理情報データベース320の操作のために使用できるメモリのうち70%が、第1種の処理のために使用される。そして、残りの30%が、第2種の処理のために使用される。しかし、これらの割合は、80%と20%など、任意の割合とすることができる。また、第1種と第2種の処理以外の処理のためにメモリを確保しておくこともできる。
C2.変形例2:
上記実施例においては、優先チケットは、禁止期間および有効期限の情報を保持している。しかし、優先チケットは、禁止期間および有効期限の情報以外にも、たとえば、優先度を表す情報を保持することができる。そして、優先値チケットを有する複数の第2種のリクエストの処理においては、より高い優先度を有するリクエストが優先的に処理されることが好ましい。
たとえば、上記実施例において、(4)発生したエラーおよび解消したエラーに関する第4の情報に関するリクエストの優先度を、他の情報に関するリクエストの優先度に比べて、高く設定することができる。そのような態様とすれば、リクエストを発する機器においてエラーが発生し、緊急の対応を要する場合に、その旨のリクエストを優先的に処理することで、事態を迅速に把握することができる。
また、たとえば、(1)プリンタPRT11の機器構成に関する第1の情報に関するリクエストよりも、(2)プリンタPRT11において使用された紙の種類および枚数に関する第2の情報に関するリクエストの優先度を、高く設定することが好ましい。そのような態様とすれば、プリンタPRT11の機器構成に関するリクエストが集中している時間帯においても、用紙切れが生じる事態を防止することができる。
さらに、優先度に応じた優先的な処理については、以下のような対応を採用することができる。たとえば、第2実施例の図9のステップS120の処理において、第1種のリクエストの処理がすべて終了されても十分なメモリの空き領域が確保でできない場合には、新たにプリンタから受け取ったリクエストの優先度よりも優先度が低いリクエストの処理のうち、優先度の低いものから順に処理を終了して、新たに受け取ったリクエストの処理を実行するようにすることもできる。
また、上記第1実施例においては、優先チケットを有するリクエストが再度、拒否される場合には、禁止期間がそれまでよりも短く設定される(図3のステップS80参照)。しかし、そのような処理に代えて、優先チケットを有するリクエストが再度、拒否される場合には、それまでよりも高い優先度を設定する態様とすることもできる。そのような態様において、優先度は、たとえば、それまでにそのリクエストが拒否された回数とすることができる。
なお、優先度が、それまでにそのリクエストが拒否された回数に基づいて決定される態様においては、優先チケットは、「禁止期間」を設けることがより好ましい。そのような態様とすれば、たとえば、1秒おきにリクエストを行うなど、短期間に頻繁に再リクエストを行って、優先度を増加させる不正行為を防止することができる。
C3.変形例3:
上記実施例においては、優先チケットは、拒否されたすべてのリクエストに対して発行される。しかし、優先チケットは、拒否されたすべてのリクエストのうち、一部のリクエストに対してのみ発行することもできる。
たとえば、(1)プリンタPRT11の機器構成に関する第1の情報、(2)プリンタPRT11において使用された紙の種類および枚数に関する第2の情報、(3)完了した印刷ジョブに関する第3の情報、そして、(4)発生したエラーおよび解消したエラーに関する第4の情報のうち、第4の情報を伴うリクエストに対してのみ、優先チケットを発行することもできる。また、第2と第4の情報を伴うリクエストに対してのみ、優先チケットを発行することもできる。
C4.変形例4:
第1実施例においては、第1種の処理のための第1の処理能力と、第2種の処理のための第2の処理能力とは、それぞれの処理のための専用メモリの空き容量で評価される。しかし、第1種の処理のための第1の処理能力と、第2種の処理のための第2の処理能力とは、他の要素を考慮して定めることもできる。
たとえば、管理サーバSVが、複数のCPUを備える場合には、第1種の処理を行うことができるCPUの数およびそれぞれの処理能力と、第2種の処理を行うことができるCPUの数およびそれぞれの処理能力と、を考慮して、それぞれ第1の処理能力と第2の処理能力と、を定めることができる。
すなわち、優先チケットを有するリクエストの処理を実行する処理能力と、優先チケットを有さないリクエストの処理を実行する処理能力と、は、それぞれの処理を実行するための任意の資源を考慮して定めることができる。
C5.変形例5:
上記実施例では説明を省略したが、優先チケットを伴うリクエストの処理が処理部336において実行された場合には、優先処理制御部334は、リクエスト受付部332からの要求に応じて、そのリクエストに対して発行されていた優先チケットを「無効」または「使用済み」とする処理を、管理情報データベースに対して行うことができる。そのような態様とすれば、プリンタ側において、すでに使用した優先チケットを他のリクエストに組み込んで、管理サーバに早期の処理を実現させるという不正行為を、防止することができる。
C6.変形例6:
上記実施例においては、プリンタPRT11〜PRT22と、管理サーバSVとの間の通信は、HTTPSプロトコルによる暗号化通信でおこなわれる。しかし、管理対象である機器(プリンタPRT11〜PRT22)と管理サーバとの間の通信は、暗号化を伴わないHTTPで行うこともできる。また、管理対象である機器と管理サーバとの間の通信は、他のプロトコルで行うこともできる。
C7.変形例7:
第1実施例においては、第2種のリクエストの処理を実行する余裕がない場合には(ステップS110においてNo)、再度、優先チケットを発行して(同、ステップS80参照)、処理が行われなかった旨の処理結果を返信する(同、ステップS90参照)。しかし、第2種のリクエストの処理を実行する余裕がない場合には、第2実施例のように第1種のリクエストの処理を1個以上中止して、第1種の処理のための資源(たとえばメモリの領域)を使用して、最後に受け取った第2種のリクエストの処理を実行することとしてもよい。
すなわち、リクエストに応じた処理を行う装置(サーバ)は、第2種のリクエストの処理を、第1種のリクエストの処理に比べて優先的に行う。ここで、「第2種のリクエストの処理を、第1種のリクエストの処理に比べて優先的に行う」とは、リクエストが「過去に処理が行われなかった旨の返信がなされたことを表す情報」を有していなければ(すなわち、第1種のリクエスト)、処理されないけれども、同じリクエストが「過去に処理が行われなかった旨の返信がなされたことを表す情報」を有していれば(すなわち、第2種のリクエスト)、処理され得るという状況が生じる任意の処理方法をいう。
C8.変形例8:
上記実施例においては、優先チケットは、禁止期間および有効期限の情報を保持している。しかし、優先チケットは、過去においてサーバに送信され処理されなかったリクエストを識別するための情報のみを有する態様とすることもできる。そのような態様においては、たとえば、管理情報データベース320内に、発行した優先チケットと、その優先チケットに対応づけられた有効期限や優先度のデータと、を保持することが好ましい。そして、優先処理制御部334は、リクエストから抽出された優先データをリクエスト受付部332から受け取ると、管理情報データベース320を参照して、その優先データに対応する有効期限や優先度の情報を取得する。そして、それらの情報をリクエスト受付部332に送信する。リクエスト受付部332は、それらの情報をもとに、図3や図9の処理を行うことができる。
このような態様とすれば、プリンタなどの端末装置側において有効期限や優先度の情報を改変して、管理サーバに早期に処理を行わせるという不正行為を防止できる。
C9.変形例9:
上記実施例では、管理サーバSVは、データベース管理部330を一つ備える(図1参照)。しかし、たとえば、管理サーバを複数のCPUを備える態様とすることにより、管理サーバにデータベース管理部330を複数設けることもできる。
そのような態様においては、管理サーバSVは、各データベース管理部にリクエストを割り当てるリクエスト分配部(ロードバランサ)を備えることが好ましい。リクエスト分配部は、各データベース管理部にすでに割り当てられているジョブの負荷と、新たに受け取ったリクエストのジョブの負荷と、に基づいて、新たに受け取ったリクエストのジョブをいずれかのデータベース管理部に割り当てる。その際、各データベース管理部に割り当てられたリクエストの負荷の合計値または負荷の推定値の合計がもっとも均等に近づくように、新たなリクエストがデータベース管理部に割り当てられることが好ましい。
C10.変形例10:
上記実施例では、管理サーバが管理する機器は、印刷機能を有するプリンタ、または印刷機能に加えてコピー機能やFAX機能を有する、いわゆる複合機である。しかし、管理サーバが管理する機器は、たとえば、銀行のATM(Automated Teller Machine)や、融資対象者に貸与するローンカードを発行するための端末とすることもできる。すなわち、管理サーバが管理する機器は、管理サーバとネットワークで接続されており、ネットワークを介して、管理サーバに対して不特定のタイミングを含む所定のタイミングで処理要求を行う機器とすることができる。
C11.変形例11:
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、ネットワークボード110の機能の一部を専用のハードウェア回路で実行するようにすることもできる。また、プリンタのネットワークボード110と、プリンタ制御部120と、プリントエンジン130と、をソフトウェアで実現することもできる。
このような機能を実現するコンピュータプログラムは、フロッピディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。ホストコンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からホストコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがホストコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをホストコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、ホストコンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなホストコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
本発明の実施例であるプリンタ管理システム1000の構成を示す説明図。 管理情報を伴うリクエストを管理サーバSVに送信する際のプリンタPRT11の各部のやりとりを示すチャート。 管理情報を伴うリクエストを受け取った場合の管理サーバSVの動作を示すフローチャート。 管理情報を伴うリクエストを受け取った場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャート。 第1のメモリ336aの空き容量がリクエストの処理に要するメモリ量よりも小さい場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャート。 リクエストが拒否された場合のプリンタPRT11の各部の情報のやりとりを示すチャート。 管理情報とともに優先チケットを伴うリクエストRq5を受け取った場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャート。 第2のメモリ336bの空き容量がリクエストの処理に要するメモリ量よりも小さい場合の管理サーバSVの各部のやりとりを示すチャート。 管理情報を伴うリクエストを受け取った場合の、第2実施例の管理サーバSVの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1000…プリンタ管理システム
1100…第1のネットワークシステム
1200…第2のネットワークシステム
1300…第3のネットワークシステム
110…ネットワークボード
112…通信制御部
114…印刷ジョブ処理部
116…SNMPエージェント
118…リクエスト送信部
120…プリンタ制御部
130…プリントエンジン
140…管理データファイル
310…通信制御部
320…管理情報データベース
324…優先処理制御部
330…データベース管理部
330…優先処理制御部
332…リクエスト受付部
334…優先処理制御部
336…処理部
336a…第1のメモリ
336b…第2のメモリ
CL11,CL12,CL21…クライアント
INET…インターネット
LAN1,LAN2,LAN3…ローカルエリアネットワーク
PRT11〜PRT13,PRT21,PRT22…プリンタ
Rq1,Rq2…処理の要求
Rq4,Rq5…プリンタから管理サーバへの処理の要求
Rs2,Rs11a,Rs11b,Rs13,Rs15b…処理結果の応答
Rs4a,Rs4b,Rs5a,Rs5b…管理サーバからプリンタへの処理結果の応答
SV…管理サーバ

Claims (9)

  1. リクエストに応じて所定のデータ処理を行うデータ処理装置であって、
    リクエストを受け取る受付部と、
    前記受け取ったリクエストに応じた処理を行う処理部と、
    前記受け取ったリクエストの送信元に返信を行う返信部と、を備え、
    前記返信部は、前記処理部における前記処理が行われなかった旨の前記返信を行う場合には、前記処理が行われなかったリクエストを識別するための識別データを付加して送信元に返信し、
    前記処理部は、前記受け取ったリクエストであって前記識別データを含まない第1種のリクエストの前記処理よりも、前記受け取ったリクエストであって前記識別データを含む第2種のリクエストの前記処理を優先的に行う、データ処理装置。
  2. 請求項1記載のデータ処理装置であって、
    前記処理部は、
    前記第1種および第2種のリクエストの前記処理を実行するための第1の処理部と、
    前記第2種のリクエストの前記処理を実行するための第2の処理部であって、前記第1種のリクエストの前記処理には使用されない第2の処理部と、を備え、
    前記第2の処理部を使用して前記優先的な処理を行う、データ処理装置。
  3. 請求項1記載のデータ処理装置であって、
    前記処理部は、前記受付部が前記第2種のリクエストを受け取った場合であって、前記処理部が1以上の前記第1種のリクエストの前記処理を実行中である場合には、少なくとも一つの前記第1種のリクエストの前記処理を中止して、前記第2種のリクエストの前記処理を実行することによって、前記優先的な処理を行う、データ処理装置。
  4. 請求項1記載のデータ処理装置であって、
    前記識別データは、有効期限に関する情報を含み、
    前記処理部は、前記有効期限が過ぎた前記識別データを含むリクエストについては、前記第1種のリクエストとして扱う、データ処理装置。
  5. 請求項1記載のデータ処理装置であって、
    前記識別データは、優先度に関する情報を含み、
    前記処理部は、前記第2種のリクエストの処理のうち、第1の優先度を表す情報を含むリクエストの前記処理よりも、前記第1の優先度より高い第2の優先度を表す情報を含むリクエストの前記処理を優先的に行う、データ処理装置。
  6. 請求項1記載のデータ処理装置であって、
    前記識別データは、前記受け取ったリクエストについて前記処理部における前記処理が行われなかった旨の前記返信が行われた回数に関する情報を含み、
    前記処理部は、前記第2種のリクエストの処理のうち、第1の回数を表す情報を含むリクエストの前記処理よりも、前記第1の回数より高い第2の回数を表す情報を含むリクエストの前記処理を優先的に行う、データ処理装置。
  7. 請求項1記載のデータ処理装置であって、さらに、
    前記処理の優先度を表す優先度データであって、前記各識別データと対応づけられた優先度データを格納する優先度データ格納部を備え、
    前記処理部は、前記第2種のリクエストの処理のうち、第1の優先度を表す優先度データに対応づけられた前記識別データを含むリクエストの前記処理よりも、第1の優先度より高い第2の優先度を表す優先度データに対応づけられた前記識別データを含むリクエストの前記処理を優先的に行う、データ処理装置。
  8. リクエストに応じて所定のデータ処理を行う方法であって、
    (a)リクエストを受け取る工程と、
    (b)所定の条件下で、前記受け取ったリクエストに応じた処理を行う工程と、
    (c)前記受け取ったリクエストの送信元に返信を行う工程と、を備え、
    前記工程(c)は、
    前記処理が行われなかった旨の前記返信を行う場合に、前記処理が行われなかったリクエストを識別するための識別データを付加して送信元に返信する工程を含み、
    前記工程(b)は、
    前記受け取ったリクエストであって前記識別データを含まない第1種のリクエストの前記処理よりも、前記受け取ったリクエストであって前記識別データを含む第2種のリクエストの前記処理を優先的に行う工程を含む、方法。
  9. ネットワークに接続されたコンピュータにおいて、リクエストに応じて所定のデータ処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    リクエストを受け取る第1の機能と、
    所定の条件下で、前記受け取ったリクエストに応じた処理を行う第2の機能と、
    前記受け取ったリクエストの送信元に返信を行う第3の機能と、を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを含み、
    前記第3の機能は、
    前記処理が行われなかった旨の前記返信を行う場合に、前記処理が行われなかったリクエストを識別するための識別データを付加して送信元に返信する機能を含み、
    前記第2の機能は、
    前記受け取ったリクエストであって前記識別データを含まない第1種のリクエストの前記処理よりも、前記受け取ったリクエストであって前記識別データを含む第2種のリクエストの前記処理を優先的に行う機能を含む、コンピュータプログラム。
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