JP2008267295A - 内燃機関の制御システム - Google Patents

内燃機関の制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008267295A
JP2008267295A JP2007112352A JP2007112352A JP2008267295A JP 2008267295 A JP2008267295 A JP 2008267295A JP 2007112352 A JP2007112352 A JP 2007112352A JP 2007112352 A JP2007112352 A JP 2007112352A JP 2008267295 A JP2008267295 A JP 2008267295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
fuel
cylinder
ignition timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007112352A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4840240B2 (ja
Inventor
Satoshi Watanabe
智 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007112352A priority Critical patent/JP4840240B2/ja
Publication of JP2008267295A publication Critical patent/JP2008267295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4840240B2 publication Critical patent/JP4840240B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

【課題】燃料カット時など内燃機関の燃焼室への燃料供給が停止される際に、気筒内の筒内付着燃料が燃焼せずに排出されることによってエミッションが悪化することを抑制する。
【解決手段】点火時期をMBTより前へ進角させることができる内燃機関の制御システムにおいて、燃焼室への燃料供給がカットされる前の燃焼行程において、点火時期をMBTより前へ進角させ、燃焼室における温度上昇のピーク値を上昇させる。これにより、燃料供給がカットされる前に筒内付着燃料をより確実に燃焼させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、火花点火式の内燃機関を制御するシステムに関する。
内燃機関のアクセルがOFFされた時などに内燃機関の燃焼室への燃料供給を停止する場合、燃料供給を停止する前に予め点火時期を遅角させることによって、燃料供給の停止によるトルクショックを抑制する制御が行なわれる場合がある。
燃料供給の停止に伴ってこのような制御を行った場合には、燃焼室における温度上昇のピーク値が低下し、燃料供給の停止時に燃焼室内に残存している燃料量が増加してしまう場合があった。そうすると、燃料供給の停止中に、燃焼室に残存していた燃料が未燃成分のHCとして排出されてしまうことがあった。また、内燃機関における燃料供給の停止状態からの復帰時に空燃比がリッチ側に移行し、HCの排出量が増加してしまうことがあった。その結果、内燃機関の燃焼室への燃料供給の停止時または停止後においてエミッションが悪化する場合があった。
これに対し、内燃機関の燃焼室への燃料供給を停止した状態から燃料供給を再開するときに、点火時期を遅角するとともに吸入空気量の増量を実施して、HCの触媒コンバータにおける酸化を促進し、HCの排出量の増加を抑制する技術などが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この従来技術においては、触媒コンバータにおけるHCの浄化効率を上昇させてはいるものの、内燃機関から排出されるHC自体を減少させてはいない。
一方、従来、火花点火式の内燃機関において、点火時期をMBT(Minimum spark advance for Best Torque)より前へ進角させることにより、冷却水の温度上昇を促進し、以
て内燃機関の暖機性を向上させる技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。しかし、この従来技術においては、内燃機関の暖機性は考慮しているものの、排気エミッションについては考慮されていない。
特開平11−101150号公報 特開2000−240547号公報 特開平11−93719号公報 特開平9−32609号公報
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の燃焼室への燃料供給が停止される場合における、エミッションの悪化を抑制できる技術を提供することである。
本発明は、上記した課題を解決するために、トルクを略最大とできる点火時期であるMBTより前まで点火時期を進角させることができる内燃機関の制御システムにおいて、燃料供給が停止される場合に、点火時期をMBTより前へ進角させ、燃焼室における温度上昇のピーク値を上昇させることを最大の特徴とする。
より詳しくは、火花点火式の内燃機関の点火時期をMBTより前へ進角させる過進角手段と、
前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を停止する燃料供給停止手段と、
前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を停止する場合には、前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させる燃料停止時過進角制御手段と、
を備えることを特徴とする。
ここで、アクセルがOFFされた時のように、トルクがあまり要求されないような運転状態においては、内燃機関の燃焼室への燃料供給が停止される場合がある。このような場合は燃焼室において燃焼が生じないために、気筒内の壁面に付着した燃料または壁面に付着する前の燃料(以下、これらを総称して「筒内付着燃料」と称する場合もある)が、燃焼に供されることなく未燃のまま排出される場合がある。
その際、内燃機関の排気系に配置された触媒が未活性状態にあると、前記した未燃燃料成分が触媒において浄化されずに大気中へ放出される場合があった。あるいは、燃料供給の停止状態が解除され内燃機関の燃焼室への燃料供給が再開される際に、既に燃料が気筒内の壁面に付着していることから空燃比がリッチ側に移行し、燃焼再開後のHCの排出量が増加する場合があった。そうすると、いずれの場合にも、内燃機関の燃焼室への燃料供給の停止制御に伴ってエミッションが悪化する結果を招来する場合があった。
これに対し、本願発明者が鋭意の実験及び検証を行った結果、火花点火式の内燃機関において点火時期がMBTより前へ進角(以下、「過進角」と称する)されると、気筒内から排出される未燃燃料成分(例えば、HC)が著しく減少することが見出された。
これは、点火時期が過進角された場合は、圧縮上死点前に燃焼する混合気の量が増加するため、混合気の燃焼による昇圧・昇温効果がピストンの上昇動作による昇圧・昇温効果に加わって気筒内の圧力(以下、「筒内圧」とも称する)及び筒内温度のピーク値が高められ、筒内付着燃料の気化及び酸化が促進されることに因ると考えられる。ここで、筒内付着燃料が酸化することにより未燃燃料の量を減少させることができる。また、筒内付着燃料が気化することにより、より酸化し易くすることができるとともに排気浄化触媒における浄化を容易にすることができる。
そこで、本発明に係る内燃機関の制御システムにおいては、内燃機関の燃焼室への燃料供給を停止する場合に、点火時期を過進角させることにより気筒内から排出される未燃燃料成分の低減を図ることとした。これによれば、内燃機関の燃焼室への燃料供給の停止時におけるエミッションの悪化を抑制することができる。
また、本発明においては、前記燃料停止時過進角制御手段は、前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給が停止される前に、前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させるようにしてもよい。
そうすれば、内燃機関の燃焼室への燃料供給が停止される前の段階で、予め燃焼室の温度上昇のピーク値を上昇させて筒内付着燃料を酸化または気化させておくことができるので、内燃機関の燃焼室への燃料供給が停止された場合に、より確実にHCの排出を抑制することができ、より確実にエミッションを低減することができる。
また、本発明においては、前記内燃機関の稼動中に前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を一時的に停止する場合には、前記燃料停止時制御手段は、前記内燃機関の気筒において前記燃料供給が停止される直前の燃焼行程において、前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させるようにしてもよい。
例えば、アクセルOFFや、車輌の最高速度リミッタによって、内燃機関の稼働中に一時的に内燃機関の燃焼室への燃料供給が停止する場合には、各気筒において実際に燃料供給が停止される直前の燃焼行程において、点火時期をMBTより前へ進角させる。そうすれば、当該気筒において燃料供給が停止される前に、予め筒内付着燃料を酸化または気化させておくことができる。
また、内燃機関が複数の気筒を有する場合には、全ての気筒に対して、燃料供給が停止される直前の燃焼行程において、点火時期をMBTより前へ進角させるようにしてもよい。また、各気筒に対して、燃料供給が停止される直前の1回の燃焼行程において、点火時期をMBTより前へ進角させるようにしてもよし、直前の燃焼行程を含む複数の燃焼行程において、点火時期をMBTより前へ進角させるようにしてもよい。
また、本発明においては、前記内燃機関の停止動作時において前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を停止する場合には、前記燃料停止時過進角制御手段は、前記内燃機関の停止指令があった後の所定期間に亘り前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させた後に、前記燃料供給を停止するようにしてもよい。
ここで、内燃機関を停止させる際には、従来より、IGスイッチOFFと同時に、燃料系、点火系への通電も停止されていたので、内燃機関の停止中または次回の始動時に、気筒内に残存していた筒内付着燃料がHCとして排出される場合があった。特に、内燃機関の暖機が完了する前に停止した場合などは、気筒内に残存する筒内付着燃料の量が多いため、次回の内燃機関の始動時におけるHCの排出量が多くなる場合があった。
そこで、本発明においては、内燃機関の停止動作時に、燃料停止時過進角制御手段が、内燃機関の停止指令があった後の所定期間に亘り、過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させる制御を継続して、充分に各気筒の燃焼室における温度上昇のピーク値を上昇させることとした。そして、筒内付着燃料を充分に酸化または気化させた後に、内燃機関を停止させることとした。
これによれば、筒内付着燃料を可及的に減少させた状態で内燃機関を停止することができ、次回の内燃機関の始動時または内燃機関の停止中におけるエミッションの悪化を抑制することができる。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することができる。
本発明によれば、内燃機関の燃焼室への燃料供給が停止される場合におけるエミッションの悪化を、より確実に抑制することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図に基づいて説明する。
図1は、本実施例における内燃機関の制御システムの概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、複数の気筒2を有する4ストロークサイクルの火花点火式の内燃機関(ガソリンエンジン)である。内燃機関1の気筒2は、吸気ポート3を介して吸気通路30に接続されるとともに、排気ポート4を介して排気通路40に接続されている。
吸気ポート3には、気筒2内へ向かって燃料を噴射する燃料噴射弁5が設けられている。吸気通路30には、該吸気通路30内を流通する空気量を制御するスロットル弁6が設けられている。スロットル弁6より下流の吸気通路30には、該吸気通路30内の圧力(吸気圧)を測定する吸気圧センサ7が設けられている。スロットル弁6より上流の吸気通路30には、該吸気通路30を流れる空気量を測定するエアフローメータ8が設けられている。
一方、排気通路40には、排気浄化装置9が配置されている。排気浄化装置9は、三元触媒や吸蔵還元型NOx触媒等を具備し、所定の活性温度域にある時に排気を浄化する。
また、内燃機関1には、気筒2内に臨む吸気ポート3の開口端を開閉する吸気弁10と、気筒2内に臨む排気ポート4の開口端を開閉する排気弁11が設けられている。これら吸気弁10と排気弁11は、吸気側カムシャフト12と排気側カムシャフト13によりそれぞれ開閉駆動される。
気筒2の上部には、該気筒2内の混合気に点火する点火プラグ14が配置されている。また、気筒2内にはピストン15が摺動自在に挿入されている。ピストン15はコネクティングロッド16を介してクランクシャフト17と接続されている。
クランクシャフト17の近傍には、該クランクシャフト17の回転角度を検出するクランクポジションセンサ18が配置されている。更に、内燃機関1には、該内燃機関1を循環する冷却水の温度を測定する水温センサ19が取り付けられている。
このように構成された内燃機関1には、ECU20が併設されている。ECU20は、CPU、ROM、RAM等を備えた電子制御ユニットである。このECU20は、前述した吸気圧センサ7、エアフローメータ8、クランクポジションセンサ18、及び水温センサ19等の各種センサと電気的に接続され、各種センサの測定値を入力可能になっている。
ECU20は、前記した各種センサの測定値に基づいて燃料噴射弁5、スロットル弁6、点火プラグ14を電気的に制御する。
ここで、内燃機関1の燃料カット制御について説明する。この燃料カット制御は、内燃機関1の減速時、具体的にはアクセルがOFFされた場合や、車輌の最高速度リミッタが作動した場合などに行なわれる制御であり、トルクを発生させずに機関回転数を低下させるために、ECU20から燃料噴射弁5への燃料噴射指令信号の出力を停止し、気筒2への燃料供給を停止する制御である。
この燃料カット制御を行なった際には、気筒2において燃料が燃焼しないので、燃料カット制御の開始時に気筒2内の壁面に付着していた筒内付着燃料が未燃成分のHCとして内燃機関1から排出される場合があった。また、燃料カット制御からの復帰時において気筒2内の壁面の筒内付着燃料によって混合気の空燃比がリッチ側にずれ、排出されるHCの量が増加する場合があった。その結果、燃料カット制御中または制御終了直後のエミッションが悪化してしまう場合があった。
また従来、燃料カット制御が行われた際にはトルクが急激に低減してしまうことから、燃料カット制御直前に、点火プラグ14の点火時期を遅角させる制御を行うことで予めトルクを低減し、燃料カット制御によるトルクショックを回避していた。この場合、点火プラグ14の点火時期の遅角によって気筒2内の温度上昇のピーク値が低下し、燃料カット制御が開始される時点での筒内付着燃料の量が増加してしまう場合もあった。
一方、本願発明者の鋭意の実験及び検証によれば、点火プラグ14の点火時期をMBTより進角させることによって、気筒2の筒内圧や、筒内温度などのピーク値を特に上昇させることができることが見出された。
図2は、気筒2における点火時期によって、気筒2内の種々のパラメータとクランク角との関係が変化する様子を示したグラフである。横軸は内燃機関1のクランク角、縦軸は、気筒2内の各パラメータを示す。図2においては、点火プラグ14の点火がMBTより進角側(以下、「過進角」と称する)の後述するST1で行われた場合のグラフを実線で、点火がMBTで行われた場合のグラフを破線で、点火が圧縮上死点(TDC)で行われた場合のグラフを一点鎖線で示している。
点火時期が過進角された場合は、点火時期がMBTに設定された場合及び点火時期が圧縮上死点(TDC)に設定された場合に比べ、圧縮上死点前に燃焼される混合気の量が多くなる。このため、混合気の燃焼により発生する熱エネルギのピーク(図2中の熱発生率、発生熱量、及び燃焼質量割合を参照)が圧縮上死点前へシフトする。
よって、混合気の燃焼による昇温・昇圧効果と、ピストンの上昇動作(下死点から上死点へ向かう動作)による圧縮効果との相乗効果により、圧縮行程から膨張行程までの期間における筒内圧及び筒内温度のピーク値が大幅に上昇する。なお、点火時期のMBTより前への過進角はECU20の指令によって実行されるので、本実施例において過進角手段はECU20を含んで構成される。
本実施例においては、上述の現象を利用して、燃料カット制御を実施する前に内燃機関1の点火時期をMBTよりさらに進角させることにより、気筒2内の温度ピークを上昇させて気筒2内の壁面における筒内付着燃料を酸化または気化させることとした。これにより、燃料カット制御中または制御直後に、筒内付着燃料がHCとして排出されてエミッションが悪化することを抑制することとした。
図3には、気筒2における点火時期とトルク及び、筒内最高温度との関係のグラフを示す。横軸は点火プラグ14の点火時期、縦軸はトルク及び筒内最高温度である。図3から分かるように、内燃機関1で発生するトルクは、点火時期をMBTとした場合が最も大きくなる。点火時期をMBTの前へ進角していくと、トルクは低下していく一方、筒内最高温度は上昇し、ST1で最高となる。
このように、点火時期をMBTより前まで進角させることにより、燃料カット制御の前に予めトルクを低減させることができ、燃料カット制御に起因するトルクショックを抑制できる。また、筒内最高温度を上昇させることができ、燃料カット制御前に気筒2における筒内付着燃料を予め酸化または気化させることができ、燃料カット制御中または制御後に未燃HCが排出されることを抑制でき、エミッションの悪化を抑制できる。
なお、本実施例において点火時期を過進角させる際の点火時期は、特に、図4に示すような、TDCにおいて筒内圧が最高になるような点火時期とした。この点火時期は、図3において、筒内最高温度が最も高くなる点火時期であるST1に相当することが分かっており、点火時期をこのように定めることで、最も効率よく筒内付着燃料を燃料カット前に酸化または気化させることができる。
但し、点火時期を過剰に進角させ、運転状態によって定まる失火限界点火時期(STMF_A)を超えてしまうと、図3にも示すように失火の危険性が大きくなるので、ST1
がSTMF_Aより進角側となってしまう運転状態においては、点火時期はSTMF_Aを
越えないように設定するようにしている。図5には、内燃機関1の運転状態とSTMF_
Aとの関係のマップを示す。
次に図6には、本実施例の内燃機関1における各気筒2の燃料カット制御のタイミングと、点火時期をMBTより前に進角させるタイミングとの関係について示す。図中の各気筒2に係る行程の中で、太線で囲まれた燃焼行程において点火時期の過進角が行なわれる。また、白抜き矢印のタイミングで、ECU20から燃料カット指令が出され、黒抜き矢印のタイミングで、各気筒2へ吸気ポート3から導入される燃料が実際にカットされる。
すなわち、本実施例における内燃機関1はポート噴射型内燃機関であるために、気筒2内に導入される燃料が実際にカットされるサイクルの前のサイクルにおける、吸気行程の終期または圧縮行程の始期のタイミングにおいて燃料噴射弁5から吸気ポート3に噴射される燃料がカットされる。そして、各気筒2内に実際に導入される燃料がカットされるタイミングの直前の燃焼行程において、点火時期が過進角される。
これにより、それぞれの気筒2において燃料カットが行なわれる直前の燃焼行程において、それぞれの気筒2の点火プラグ14の点火時期を過進角させることにより、全部の気筒2において筒内付着燃料を酸化または気化させることができるので、より確実に、HCが排出されてエミッションが悪化することを抑制できる。
図7には、本実施例における点火時期過進角制御ルーチンを示す。本ルーチンは、ECU20のROMに記憶されたプログラムであり、内燃機関1の稼動中はECU20によって、各気筒2に対して独立に、所定期間毎に実行される。
本ルーチンが実行されると、まずS101において、燃料カット制御前かどうかが判定される。具体的には、例えばアクセルOFFによる燃料カット制御については、図示しないアクセルポジションセンサの出力信号からアクセルOFFが検出され、且つクランクポジションセンサ18から機関回転数が所定値以下であることを条件に燃料カット制御前と判定してもよい。また、例えば、最高速度リミッタの作動による燃料カット制御については、車速が180kmを超えたことを条件に燃料カット制御前と判定してもよい。ここで、燃料カット制御前でないと判定された場合には、そのまま本ルーチンを一旦終了する。一方、燃料カット制御前であると判定された場合にはS102に進む。
S102では、ECU20から当該気筒2の燃料噴射弁5に対して燃料カット指令が出される。すなわち、当該気筒2の吸気行程の終期または圧縮行程の始期において、燃料噴射弁5からの燃料噴射が休止されるように設定される。S102の処理が終了するとS103に進む。
S103においては、当該気筒2において燃料噴射弁5からの燃料噴射が休止された直後の燃焼行程で、点火時期が過進角される。これによって、燃焼室の温度上昇のピーク値が高められ、当該気筒2における筒内付着燃料が確実に酸化または気化する。S103の処理が終了するとS104に進む。
S104においては、当該気筒2において点火時期が過進角された燃焼行程の直後の排気行程の終期または直後の吸気行程の始期において、吸気弁10の開弁時に当該気筒2への燃料の導入がないので、実質的に燃料がカットされる。S104の処理が終了すると本ルーチンを一旦終了する。
なお、上記のS103において過進角が行なわれる燃焼行程は、実質的に当該気筒2において燃焼室に導入される燃料がカットされる直前の燃焼行程に相当する。このように、
本実施例においては、各気筒2において燃料がカットされる直前の燃焼行程において、点火時期を過進角することとした。これによって、燃料カットの実施に伴うトルクショックを抑制するとともに、燃料カットの開始時点で各気筒2の壁面に付着していた燃料が、燃料カット中または燃料カット後にHCとして排出されることを抑制できる。その結果、燃料カット中または燃料カット後におけるエミッションの悪化を抑制することができる。上記の点火時期過進角制御ルーチンのS102の処理を実行するECU20は、本実施例において燃料供給停止手段に相当する。また、S103の処理を実行するECU20は、本実施例において燃料停止時過進角制御手段に相当する。
なお、図6のタイミングチャートにおける各気筒2において、各気筒2の燃料噴射弁5への燃料カット指令は、1回ずつに限る必要はない。すなわち、各気筒2において連続する複数回のサイクルについて燃料カット制御を継続しても構わない。この場合は、各気筒2において実質的な燃料カット制御が開始される直前の燃焼行程において点火時期の過進角を行うようにすればよい。
ところで、上記においては、ポート噴射型の内燃機関において、燃料カット制御が行なわれる場合について説明したが、次に、直噴式の燃料噴射弁を備えた内燃機関において、燃料カット制御がおこなわれる場合について説明する。
図8には、直噴式の燃料噴射弁を備えている場合の、内燃機関1における各気筒2の燃料カット制御のタイミングと、点火時期をMBTより前に進角させるタイミングとの関係について示す。図中の各気筒2に係る行程の中で、太線で囲まれた燃焼行程において点火時期の過進角が行なわれる。また、黒抜き矢印のタイミングで、ECU20から燃料カット指令が出される。なお、この場合は、直噴式の燃料噴射弁を用いているので、燃料カット指令と燃料カットの実施が同じタイミングで行なわれる。
図9には、内燃機関1が直噴式の燃料噴射弁を備えている場合の点火時期過進角制御ルーチン2についてのフローチャートを示す。本ルーチンは、ECU20のROMに記憶されたプログラムであり、内燃機関1の稼動中はECU20によって各気筒2に対して独立に所定期間毎に実行される。
本ルーチンが実行されると、まずS101において、燃料カット制御前かどうかが判定される。この処理の内容は、図7で説明した点火時期過進角制御ルーチンにおけるS101の処理の内容と同じであるので、説明を省略する。ここで、燃料カット制御前でないと判定された場合には、そのまま本ルーチンを一旦終了する。一方、燃料カット制御前であると判定された場合にはS201に進む。
S201では、当該気筒2において点火時期が過進角された燃焼行程が完了したか否かが判定される。具体的には、当該気筒2の燃焼行程において点火時期の過進角が行なわれた際にそれぞれONされるフラグの値をECU20に読み込むことで判定してもよいし、当該気筒2における点火プラグ14の作動時期の設定値をECU20に読み込むことで判定してもよい。ここで当該気筒2において点火時期が過進角された燃焼行程が完了していないと判定された場合にはS203に進む。一方、当該気筒2において点火時期が過進角された燃焼行程が完了したと判定された場合にはS202に進む。
S202においては、当該気筒2に対して燃料カット制御が実行される。S202の処理が終了すると本ルーチンは一旦終了する。
S203においては、当該気筒2に対して点火時期の過進角が実行される。具体的には当該気筒2において、燃料がカットされる圧縮行程の直前の燃焼行程において、点火時期
がST1に設定され、点火プラグ14の点火が実行される。S203の処理が終了すると本ルーチンを一旦終了する。
以上、説明したように、直噴式の燃料噴射弁を備えた例においては、燃料カット制御が行なわれる直前の燃焼行程において、点火時期の過進角を行うこととし、燃料カット制御の実施に伴うトルクショックを抑制するとともに、燃料カット中の筒内付着燃料がHCとして排出されることによるエミッションの悪化を抑制できる。
次に、本発明における実施例2について説明する。本実施例においては、内燃機関を停止する際に、点火時期の過進角を実行してから内燃機関1を停止する処理について説明する。なお、本実施例における内燃機関1及び吸排気系、制御系は図1に示したものと同等である。
ここで、例えばアイドル状態から内燃機関1が停止される場合について考える。この場合は、内燃機関1が停止されて点火プラグ14の作動が停止された時点で各気筒2内の壁面に付着している筒内付着燃料が、次回の内燃機関1の始動時にHCとして排出される場合があった。あるいは内燃機関1の始動時における混合気の空燃比が目標値よりもリッチとなってしまう場合があった。これらのいずれの場合にも、内燃機関1の始動時におけるエミッションを悪化させてしまうおそれがあった。特に、内燃機関1が充分に暖機される前に内燃機関1が停止すると、気筒2内に残存する筒内付着燃料の量が多いため、次回の始動時におけるHCの排出量がより多くなる問題があった。
そこで、本実施例においては、内燃機関1の停止前には、各気筒2において点火時期の過進角を実行し、各気筒2内の筒内付着燃料をより確実に燃焼させることとした。
図10には、本実施例における、内燃機関1における各気筒2の燃料カット制御及び、点火時期過進角のタイミングについて示す。即ち、IGスイッチがOFFされた場合にその次に各気筒2において迎える燃焼行程において、燃料の点火時期をST1に設定して点火時期の過進角を実行する。そして、全ての気筒2の燃焼行程において点火時期の過進角を伴った燃焼が完了した時点で、燃料噴射弁5、点火プラグ14への通電をOFFして内燃機関1を停止する。
こうすることによって、内燃機関1が停止された後は、内燃機関1の各気筒2内に筒内付着燃料が残存せず、次回の内燃機関1の始動時におけるエミッションを向上させることができる。
図11には、本実施例における点火時期過進角制御ルーチン3を示す。本ルーチンは、ECU20のROMに記憶されたプログラムであり、内燃機関1の稼動中はECU20によって所定期間毎に実行される。本ルーチンは気筒毎に独立に実行される必要はない。
本ルーチンが実行されると、まずS301において、IGスイッチがOFFされたかどうかが判定される。ここで、IGスイッチがON状態を継続していると判定された場合には、そのまま本ルーチンを一旦終了する。一方、IGスイッチがOFFされたと判定された場合にはS302に進む。
S302においては冷却水温が所定値以上か否かが判定される。具体的には、冷却水温センサ19の出力信号をECU20に読み込み、この値から得られた冷却水温を予め定められた所定値と比較することによって判定される。ここで、冷却水温が所定値以上であると判定された場合には、内燃機関1が充分に暖機されているためにそのまま機関停止して
も、気筒2内における筒内付着燃料が十分に少なく、次回の内燃機関1の始動時においてエミッションに影響しないと判断されるので、後述するS304に進む。一方、冷却水温が所定値より低いと判定された場合には、S303に進む。ここで所定値とは、冷却水温がこれ以上であれば、内燃機関1は充分に暖機されており、そのまま機関停止しても、気筒2内における筒内付着燃料が十分に少なく、次回の内燃機関1の始動時においてエミッションが悪化しないと判断される閾値としての冷却水温であり、予め実験などによって求められる。
S303においては、内燃機関1の全ての気筒2において点火時期の過進角が完了したかどうかが判定される。具体的には、全ての気筒2において点火時期の過進角が完了した際にONされるフラグの値をECU20に読み込むことで判定してもよいし、各気筒2における点火プラグ14の作動時期の設定値をECU20に読み込むことで判定してもよい。ここで未だ全ての気筒2において点火時期の過進角が完了していないと判定された場合にはS305に進む。一方、全ての気筒2において点火時期の過進角が既に完了していると判定された場合にはS304に進む。
S304においては、燃料噴射弁5、点火プラグ14への通電が停止され内燃機関1が停止される。S304の処理が終了すると本ルーチンは一旦終了する。
S305においては、各気筒2において点火時期の過進角が実行される。具体的には各気筒2の燃焼行程において、点火時期がST1に設定された上で点火プラグ14の点火が行なわれる。ここでは、全ての気筒2において点火時期の過進角が完了されるように、順番に各気筒2で点火時期の過進角が1回ずつ行なわれるようにしてもよい。S305の処理が終了すると本ルーチンを一旦終了する。
以上、説明したように、本実施例においては、内燃機関1の停止の前には、各気筒2において点火時期の過進角を行うこととした。これにより、内燃機関1の停止時における各気筒2での筒内付着燃料が次回の内燃機関1の始動時や内燃機関1の停止中にHCとして排出されることを抑制でき、エミッションの悪化を抑制することができる。
本発明の実施例における内燃機関及び吸排気系、制御系の概略構成を示す図である。 本発明の実施例に係る気筒における点火時期と気筒内の状態との関係を示すグラフである。 本発明の実施例に係る気筒における点火時期と内燃機関のトルク及び筒内最高温度との関係を示すグラフである。 本発明の実施例に係る気筒におけるクランク角と筒内圧の関係の、点火時期による相違を説明するためのグラフである。 本発明の実施例に係る内燃機関の運転状態と失火限界の点火時期との関係を示すマップの基準となるグラフの例である。 本発明の実施例1に係る内燃機関における各気筒の燃料カット制御及び、点火時期過進角のタイミングについて示す図である。 本発明の実施例1における点火時期過進角制御ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る内燃機関における各気筒の燃料カット制御及び、点火時期過進角のタイミングの別の例について示す図である。 本発明の実施例1における点火時期過進角制御ルーチン2を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における内燃機関における機関停止制御及び、点火時期過進角のタイミングについて示す図である。 本発明の実施例2における点火時期過進角制御ルーチン3を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・・・内燃機関
2・・・・・気筒
3・・・・・吸気ポート
4・・・・・排気ポート
5・・・・・燃料噴射弁
6・・・・・スロットル弁
7・・・・・吸気圧センサ
8・・・・・エアフローメータ
9・・・・・排気浄化装置
10・・・・吸気弁
11・・・・排気弁
12・・・・吸気側カムシャフト
13・・・・排気側カムシャフト
14・・・・点火プラグ
15・・・・ピストン
16・・・・コネクティングロッド
17・・・・クランクシャフト
18・・・・クランクポジションセンサ
19・・・・水温センサ
20・・・・ECU
30・・・・吸気通路
40・・・・排気通路

Claims (5)

  1. 火花点火式の内燃機関の点火時期をMBTより前へ進角させる過進角手段と、
    前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を停止する燃料供給停止手段と、
    前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を停止する場合には、前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させる燃料停止時過進角制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御システム。
  2. 前記燃料停止時過進角制御手段は、前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給が停止される前に、前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御システム。
  3. 前記内燃機関の稼動中に前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を一時的に停止する場合には、前記燃料停止時過進角制御手段は、前記内燃機関の気筒において前記燃料供給が停止される直前の燃焼行程において、前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御システム。
  4. 前記内燃機関の停止動作時において前記燃料供給停止手段によって前記内燃機関における燃焼室への燃料供給を停止する場合には、前記燃料停止時過進角制御手段は、前記内燃機関の停止指令があった後の所定期間に亘り前記過進角手段により点火時期をMBTより前へ進角させた後に、前記燃料供給を停止することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御システム。
  5. 前記過進角手段は、前記内燃機関の点火時期をMBTより前であって、前記内燃機関の気筒内の圧力がTDC付近で最高となる点火時期まで進角させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の内燃機関の制御システム。
JP2007112352A 2007-04-20 2007-04-20 内燃機関の制御システム Expired - Fee Related JP4840240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007112352A JP4840240B2 (ja) 2007-04-20 2007-04-20 内燃機関の制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007112352A JP4840240B2 (ja) 2007-04-20 2007-04-20 内燃機関の制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008267295A true JP2008267295A (ja) 2008-11-06
JP4840240B2 JP4840240B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=40047100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007112352A Expired - Fee Related JP4840240B2 (ja) 2007-04-20 2007-04-20 内燃機関の制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4840240B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011089485A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Suzuki Motor Corp 車両用エンジンの制御装置及び方法
JP2011256863A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の制御方法および装置
JP2012197760A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Denso Corp エンジン制御装置
JP2013136977A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関の制御装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5828596A (ja) * 1981-08-13 1983-02-19 Toyota Motor Corp エンジンの電子制御装置
JPS5828593A (ja) * 1981-08-13 1983-02-19 Toyota Motor Corp エンジンの電子制御装置
JPS5828592A (ja) * 1981-08-13 1983-02-19 Toyota Motor Corp エンジンの電子制御装置
JPH04325751A (ja) * 1991-04-26 1992-11-16 Suzuki Motor Corp エンジンの燃料噴射制御装置
JPH0735015A (ja) * 1993-07-13 1995-02-03 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の点火制御装置
JP2001065387A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関用点火装置
JP2007040259A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Nissan Motor Co Ltd エンジンの排気成分低減装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5828596A (ja) * 1981-08-13 1983-02-19 Toyota Motor Corp エンジンの電子制御装置
JPS5828593A (ja) * 1981-08-13 1983-02-19 Toyota Motor Corp エンジンの電子制御装置
JPS5828592A (ja) * 1981-08-13 1983-02-19 Toyota Motor Corp エンジンの電子制御装置
JPH04325751A (ja) * 1991-04-26 1992-11-16 Suzuki Motor Corp エンジンの燃料噴射制御装置
JPH0735015A (ja) * 1993-07-13 1995-02-03 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の点火制御装置
JP2001065387A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関用点火装置
JP2007040259A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Nissan Motor Co Ltd エンジンの排気成分低減装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011089485A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Suzuki Motor Corp 車両用エンジンの制御装置及び方法
JP2011256863A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の制御方法および装置
JP2012197760A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Denso Corp エンジン制御装置
JP2013136977A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4840240B2 (ja) 2011-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7958720B2 (en) Combustion control apparatus for direct-injection spark-ignition internal combustion engine
US8297248B2 (en) Efficiency enhancement to a laser ignition system
JP2009019538A (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
JP2005214041A (ja) 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP2012255366A (ja) 内燃機関の制御装置及び制御方法
JP4385940B2 (ja) 内燃機関装置およびこれを搭載する自動車並びに内燃機関の運転停止方法
JP2008208765A (ja) 内燃機関の制御システム
JP6460006B2 (ja) ガソリンエンジンの制御装置
JP4840240B2 (ja) 内燃機関の制御システム
JP3931820B2 (ja) 内燃機関および内燃機関の制御方法
JP2008267293A (ja) 内燃機関の制御システム
JP2008267294A (ja) 内燃機関の制御システム
JP5245579B2 (ja) エンジンのトルクショック抑制制御装置
JP2008274789A (ja) 直噴エンジンの制御システム
JP2011236802A (ja) 内燃機関の制御装置
JP6841119B2 (ja) エンジンの制御装置
JP4788632B2 (ja) 内燃機関の制御システム
JP2014141958A (ja) 内燃機関の制御装置
JP7424196B2 (ja) エンジン装置
JP2010270708A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2013108400A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2010163930A (ja) 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP2009257211A (ja) 内燃機関の制御システム
JP2008267292A (ja) 内燃機関の制御システム
JP6304937B2 (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110919

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees