JP2008265953A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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渡 川田
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祐二 山中
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義満 中根
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Abstract

【課題】生産性を向上させることのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】折り目付け手段310,320により、表裏両面に交互に、かつシート搬送方向と直交する方向に伸びた折り目が付けられた連続シートを積載手段350に、折り目から交互に折り曲げた状態で積載する。また、連続シートを、第1裁断手段330により、積載手段350に1回の処理分の連続シートが積載される位置で裁断し、第1裁断手段330により裁断され、積載手段350に束状に積載された連続シートをステイプル手段375により、ステイプルする。さらに、第2裁断手段385により、ステイプル手段375によりステイプルされた連続シート束の端部を裁断する。そして、ステイプル手段375によるステイプル位置を変更可能とし、ステイプル手段375によるステイプル位置に応じて第2裁断手段385による裁断位置を変更可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特に連続して画像が形成されているシートを処理するものに関する。
従来、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置において、画像が形成された後、排出されるシートを取り込み、このシートを中折り、或はシートの略中央付近を綴じ処理し、二つ折り等の処理を行って製本するシート処理装置を備えたものがある。
ところで、従来の画像形成装置において、時間当たりの生産性を向上させるためには、シート間の距離を短くすることが効果的である。そして、このシート間の距離をゼロとすることができる構成として、シートロールから繰り出されたシート同士の間隔がない連続したシート(以下、連続シートという)に所定間隔の間隙を設けて連続して画像を形成するようにしたものがある。
なお、このように連続シートに画像を形成した後、連続シートを製本処理する場合、例えば連続して画像が形成された連続シートをロール状に巻き取った後、製本処理を行うようにしたシート処理装置がある(特許文献1参照)。また、連続して画像が形成されたシートをZ形状にスタックした後、製本処理を行うようにしたシート処理装置がある(特許文献2参照)。
さらに、積載した連続シートを裁断した後、製本処理を行うようにしたシート処理装置がある(特許文献3参照)。
図11は、このように画像が形成された連続シートを切断して製本処理を行うようにした従来のシート処理装置の構成を示すものである。図11において、2は画像形成装置本体1から所定間隔の間隙を設けて連続して画像が形成されている連続シートSを処理するシート処理装置である。
そして、このシート処理装置2は、連続シートを製本する場合は、まず表面印字部1a及び裏面印字部1bを備えた画像形成装置本体1から表裏両面に所定間隔の間隙を設けて連続して画像が形成されている連続シートSに対し、折り機3により折り目を付ける。なお、この折り目は、連続した画像間の間隙に付けるようにする。
次に、折り機3により折り目が付けられた連続シートSを、Z折形状にして裁断器4に束状に積載し、この後、裁断器4においてシート束SAの図中左右両端部を切断することにより、各々切り離されたシートから成る独立したシート束を形成する。この後、切り離されたシートは単票として用途に合わせて使用される。さらに、切り離されたシート束SAを、別に設けられた二つ折り部やステイプル部に搬送した後、これら二つ折り部やステイプル部において二つ折り処理やステイプル処理を行い、この後、裁断処理を行うことにより、小冊子状に製本するようにしている。
特開平6−1318号公報 特開平5−229516号公報 特開平5−16329号公報
しかし、このような従来のシート処理装置において、折り機3にて折り目を付けてZ折形状にした後、裁断器4において裁断するようにした場合、単票シートの作成までは一つの工程とすることができるので、この工程に要する時間は短くてすむ。
しかし、この後の、最終成果物として小冊子を作成するために、ステイプル処理、二つ折り処理及び裁断処理を行う工程は、別工程となることから、製本処理に要する時間が長くなってしまい、生産性が低くなる。
また、シート束を単にステイプル処理する場合と、二つ折り処理する場合では、シート束のステイプル位置及び裁断位置が異なるため、その設定にも手間がかかり、さらに生産性が低くなる。
さらに、単票シートを作成した後に別工程としてステイプル処理、二つ折り処理及び及び裁断処理を行うため、小冊子を形成するシートの各々の画像形成位置がずれてしまう可能性がある。
そこで本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、生産性を向上させ、品位の高い成果物を得ることのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、所定間隔の間隙を設けて連続して画像が形成されているシートを製本処理するシート処理装置において、連続する画像間の間隙に、シート搬送方向と直交する方向に伸びた折り目を付ける折り目付け手段と、前記折り目付け手段により折り目が付けられたシートを折り曲げた状態で積載する積載手段と、シートを、1回の製本処理分の長さで裁断する第1裁断手段と、前記第1裁断手段により裁断されて前記積載手段に折り曲げた状態で積載されたシートをステイプルするステイプル手段と、前記ステイプル手段によりステイプルされたシート束の端部を裁断する第2裁断手段と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、束状に積載された連続シートにステイプル処理、折り処理をした後、裁断処理を行うことによって一つの工程として製本処理が可能となり、生産性を向上させ、品位の高い成果物を得ることができる。また、連続シートのステイプル位置及びステイプル位置に応じてステイプルされたシート束端部の裁断位置を変更可能とすることにより、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。図1において、500は画像形成装置、100は画像形成装置本体、300はシート処理装置である製本装置、400はロール状に巻かれた連続シートを画像形成装置本体100に供給するロールシート供給装置である。
ここで、本実施の形態のように連続する連続シートに対して所定間隔の間隙を設けて連続して画像を形成する場合、例えばシートを反転させて再度、画像形成部に搬送するという構成をとることができない。そこで、本実施の形態においては、画像形成装置本体100は、ロールシート供給装置400から供給された連続シートの上面に画像を形成する第1画像形成部100Aと、連続シートの下面に画像を形成する第2画像形成部100Bとを備えている。そして、これら第1及び第2画像形成部100A,100Bにより、連続シートの表裏両面に所定間隔の間隙を設けて連続して画像を形成するようにしている。
これら第1及び第2画像形成部100A,100Bは、それぞれ感光体ドラム102、現像部103、クリーニング部107及び感光体ドラム102の表面を露光して感光体ドラム上に静電潜像を形成するレーザ露光装置101を備えている。また、第1及び第2画像形成部100A,100Bは、感光体ドラム102と共に転写部を構成する転写ベルト104、トナー像が転写されたシート上にトナー像を定着させる定着部105等を備えている。
また、ロールシート供給装置400は、ロール芯部401の周囲にシートを巻きつけたシートロール410,420が上下方向に2つ配置されている。そして、上段のシートロール410のロール芯部401が回転することにより、連続シートが給紙され、上段のシートロール410が無くなると、下段のシートロール420から連続シートが給紙されるようになっている。
次に、このように構成された画像形成装置本体100の画像形成動作について説明する。
不図示のパーソナルコンピュータ等から画像データが送信されてくると、不図示の制御部は、画像形成動作を開始し、まず第1画像形成部100Aの表面が帯電された感光体ドラム102を矢印方向に回転させる。そして、この感光体ドラム102に対し、画像データ信号に応じてレーザ露光装置101からレーザ光Lを照射して感光体ドラム上に静電潜像を形成し、この後、この静電潜像を現像部103により現像してトナー画像として可視化する。
一方、このようなトナー像形成動作に並行してロールシート供給装置400から所定のタイミングで連続シートが給送され、この連続シートは感光体ドラム102の表面に形成されたトナー像の先端と一致するようなタイミングで転写ベルト104に搬送される。
そして、このように転写ベルト104に搬送された連続シートの上面に、感光体ドラム102の表面のトナー像が転写される。なお、連続シートに転写されずに感光体ドラム102上に残った転写残トナー又は転写ベルト104に付着したトナーはクリーニング部107により取り除かれる。
次に、上面にトナー像が転写された連続シートは定着部105に搬送され、この定着部105においてトナー像が定着される。この後、トナー像が定着された連続シートは、排紙ローラ対106により第2画像形成部100Bに搬送される。
更に、この後、第2画像形成部100Bにおいて、連続シートの裏面に画像が形成される。なお、第2画像形成部100Bにおける画像形成動作は連続シートの裏面に画像を形成することを除いて、第1画像形成部100Aと同様である。そして、第2画像形成部100Bにおいて、裏面に画像が形成された連続シートは、製本装置300に排出される。
ここで、このように画像形成装置本体100(の第2画像形成部100B)からシートが排出される製本装置300は、折り目付け手段である第1及び第2折り目付け部310,320を備えている。また、第1及び第2折り目付け部310,320により折り目が付けられた連続シートを裁断する第1裁断手段である第1裁断部330と、第1裁断部330により裁断された束状のシートを積載する積載手段である積載部350を備えている。
さらに、積載部350に積載されたシート束をステイプルするステイプル手段であるステイプル部375と、ステイプルされたシート束を二つ折りする折り手段である折り部376と、シート束後端を裁断する第2裁断手段である第2裁断部385を備えている。
ここで、第1及び第2折り目付け部310,320は、所定間隔の間隙を設けて連続して画像が形成されている連続シートが搬送される際、交互に動作するようになっている。これにより、連続シートの表裏両面には交互に、かつ画像の間にシート搬送方向と直交する方向に伸びた折り目を付けるようにしている。即ち、連続シートの連続した画像の間に凸方向と凹方向に交互に折り目を付けるようにしている。
そして、このように連続シートの連続した画像の間に凸方向と凹方向に交互に折り目を付けることにより、後述するように連続シートをZ形状に交互に折りながら後述する積載部350に積載することができる。
また、第1裁断部330は、第1及び第2折り目付け部310,320の下流側に設けられ、1回の製本処理分の長さだけ連続シートが搬送された後、連続シートを裁断するようにしている。つまり、連続シートは、1回の製本処理に必要な分の長さだけ搬送されるまでは第1及び第2折り目付け部310,320により交互に折り目付けされ、1回の製本処理分の長さだけ搬送された後は、第1裁断部330により裁断されるようなっている。
積載部350は、第1裁断部330の下流に設けられ、第1及び第2折り目付け部310,320により交互に折り目が付けられた連続シートを、交互に折り曲げた状態であるZ形状で積載するようにしている。なお、この積載部350の上方には、交互に折り目が付けられた連続シートと当接し、Z形状で積載部350に積載できるように連続シートをZ形状に促す揺動可能な積載補助部材340が配置されている。
また、この積載部350には、折り目から交互に折り曲げた状態で積載される束状の連続シートを下方より支持する支持位置と、連続シート束を落下させる開放位置とに移動可能なシャッタ360を備えている。また、このシャッタ360の下方には、シャッタ360の開放位置への移動に伴って落下した連続シート束を載置した後、後述するステイプル部375に搬送するシート束搬送部370が設けられている。
ここで、シート束搬送部370は上下方向に移動可能となっており、シャッタ360が開放位置に移動する際に下降し、シャッタ360の開放位置への移動に伴って落下した連続シート束を載置する載置位置に移動するようになっている。また、ステイプル部375に連続シート束を搬送する前に、載置位置から上昇し、開放位置から支持位置に移動したシャッタ360に連続シート束を押し付ける押付位置とに移動可能となっている。
これにより、シート束搬送部370が上昇すると、Z折りされて上下方向に膨らんでいる連続シート束を閉まった状態のシャッタ360に押し付けることができ、連続シート束を押しつぶすことができる。
なお、このシート束搬送部370には、Z折りされた連続シート束をステイプル部375に押し出すためのジョガー371が設けられており、このジョガー371により連続シート束をステイプル部375に搬送するようにしている。
折り部376は、ステイプル部375の下流に設けられ、ステイプル部375においてステイプルされた連続シート束を二つ折り(サドルステッチ)にするものであり、連続シート束の中央を突くためのシート突き部376aを備えている。
なお、これら第1及び第2折り目付け部310,320、第1裁断部330、積載部350のシャッタ360及びシート束搬送部370、ステイプル部375、折り部376及び第2裁断部385は、図2に示す制御部384により制御される。なお、この制御部384は、製本装置300に設けられているが、画像形成装置本体100に設けても良い。
次に、このように構成された製本装置300の連続シート処理動作について図3に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、連続シート処理動作として連続シート束を二つ折りして製本するサドルステッチモードが設定された場合について説明する。
画像形成装置本体100から連続シートが搬送されると、第1及び第2折り目付け部310,320が連続シートに対して交互に動作する(S100)。これにより、連続シートは、凸方向と凹方向に交互に折り目が付けられる。
ここで、このように交互に折り目付けされた連続シートは、積載補助部材340の作用により図1に示すようにZ形状に折り畳まれながら積載部350に積載される。なお、このときシャッタ360は連続シートSを下方より支持する位置にあり、これにより交互に折り目付けされた連続シートSは、順次折り畳まれながらシャッタ360上に積載されて行く。
次に、1回の製本処理分の画像が形成されたことを示す信号が画像形成装置本体100から入力されると、制御部384は連続シートを裁断するタイミングになったと判断し(S101のY)、第1裁断部330を動作させる(S102)。これにより、連続シートSは1回の製本処理分の長さで裁断され、図4の(a)に示すようにZ形状に折り畳まれた状態でシャッタ360上に積載される。なお、このときまでにシート束搬送部370は、待機位置まで下降している。
この後、図4の(b)に示すようにシャッタ360が開放し、これに伴いシャッタ360に支持された連続シート束SAが、待機位置に移動しているシート束搬送部370に落下する。なお、このように連続シート束SAを落下させた後、図5の(a)に示すようにシャッタ360は、元の連続シートを支持する位置に復帰し、このようにシャッタ360が元の位置に復帰した後、次の連続シートがシャッタ360上に積載されて行く。
一方、シャッタ360が元の位置に復帰した後、シート束搬送部370は上昇する。これにより、Z折りされて上下方向膨らんでいる連続シート束SAを閉まったシャッタ360に押し付けることができ、連続シート束SAを押しつぶすことができる。このように第1及び第2折り目付け部310,320により連続シートに一定の間隔で折り目を付けした後、連続シート束をシャッタ360に押し付けることにより、精度良く短時間で連続シート束SAをZ折りすることができる。
次に、精度良く連続シート束SAをZ折りした後、設定処理モードを判断する(S103)。この場合、サドルステッチモードであるので(S103のY)、図5の(b)に示すようにジョガー371を動作させ、連続シート束SAをステイプル部375に搬送する。そして、この後、図6の(a)に示すように連続シート束SAの中央部においてステイプル部375を動作させ(S104)、連続シート束SAの中央部にステイプルを行う。
次に、このようにステイプル処理を行った連続シート束SAの中央部で折り部376を動作させ(S105)、連続シート束SAを二つ折りする。この後、二つ折りされた連続シート束SAを、図7に示すようにステイプル部375と第2裁断部385との間に設けられ、二つ折りされた連続シート束SAが通過する第1搬送路380を通過させて第2裁断部385に搬送する。
そして、この第2裁断部385を連続シート束SAのシート搬送方向後端で動作させ(S106)、連続シート束SAのステイプル箇所と反対側の端部である連続シート束後端を裁断する。この後、裁断されたシート束SAを排出ローラ390により上下方向に移動可能な排紙トレイ391に排出する(S107)。
なお、連続シート束SAの二つ折り動作を行う場合、図5の(b)に示すように、折り部376のシート突き部376aの位置に、連続シート束SAのシート搬送方向中央部が達するようにシート束搬送部370を動作させる。
ここで、ステイプル部375でステイプル処理を行ったときの連続シート束SAを上方からみると、図6の(a)に示すように、ステイプル針Nの針足は、連続シート束SAの裏側になっている。これは、二つ折りを施す際、シート突き部376aが図中下から突きあがってくるためであり、このため二つ折り後にできる成果物の表面側にはステイプル針足が出ないようになっている。
また、このように連続シート束SAを二つ折りした場合、図8に示すように連続シート束SAの中央が長くなるが、第2裁断部385による裁断位置は、裁断面が連続シート面と略直角となる位置となっている。これにより、第2裁断部385によって連続シート束後端が裁断されると、連続シート束後端の端部が連続シート面と略直角となり、見栄えが良くなる。
次に、連続シートの処理動作としてステイプルモードが設定された場合について説明する。
この場合、既述したサドルステッチモードと同様、連続シートSが1回の製本処理分の画像が形成されたことを示す信号が画像形成装置本体100から入力されると、第1及び第2折り目付け部310,320は動作を停止する。そして、第1裁断部330が動作し(S102)、連続シートを裁断する。これにより、図4の(a)に示すように1回の製本処理分の長さの連続シートSがZ形状で積載部350に積載され、この後、図4の(b)に示すようにシャッタ360が開放し、連続シート束SAが待機位置に移動しているシート束搬送部370に落下する。
次に、設定処理モードを判断し(S103)、この場合、ステイプルモードであるので(S103のN)、次に再度設定処理モードを判断する(S110)。この場合、ステイプルモードであるので(S110のY)、図5の(b)に示すようにジョガー371を動作させ、連続シート束SAをステイプル部375に搬送する。
そして、この後、ステイプルモードの場合、図6の(b)に示すように連続シート束SAの一端部においてステイプル部375を動作させ(S111)、連続シート束SAの一端部にステイプルを行う。
また、ステイプル処理された連続シート束SAを、折り部376をそのまま通過させた後、ステイプル部375と第2裁断部385との間に設けられ、二つ折りされない連続シート束SAが通過する第2搬送路381から第2裁断部385まで搬送する。
さらに、この後、この第2裁断部385を図6の(b)の一点鎖線に示すように連続シート束SAのステイプルされた一端部である略先端部と、ステイプルされた一端部と反対側の端部である略後端部で動作させる(S112)。これにより、連続シート束SAの略先端部と略後端部の2ヶ所が裁断されるようになる。
ここで、ステイプルモードの場合、サドルステッチモードの場合と異なり、このように連続シート束SAの略先端部と略後端部の2ヶ所を裁断することで、Z形状に折られた連続シート束SAをバラバラにすることができる。なお、本実施の形態においては、ステイプルされている連続シート束の先端部も裁断しているが、この部分は、ステイプル処理されているためバラけることはないので、裁断を省くこともできる。
そして、このように連続シート束SAの略先端部と略後端部の2ヶ所を裁断した後、シート束SAを排出ローラ390により排紙トレイ391に排出する(S107)。
次に、連続シートの処理動作としてスタックモードが設定された場合について説明する。
この場合、既述したサドルステッチモードの場合と同様、連続シートSが1回の製本処理分の画像が形成されたことを示す信号が画像形成装置本体100から入力されると、第1及び第2折り目付け部310,320は動作を停止する。そして、第1裁断部330が動作し(S102)、連続シートを裁断する。これにより、図4の(a)に示すように1回の製本処理分の長さの連続シートがZ形状で積載部350に積載され、この後、図4の(b)に示すようにシャッタ360が開放し、連続シート束が待機位置に移動しているシート束搬送部370に落下する。
次に、設定処理モードを判断する(S103,S110)。この場合、サドルステッチモードでなく(S103のN)、またステイプルモードでもないので(S110のN)、この後、まず図5の(b)に示すようにジョガー371を動作させ、連続シート束SAをステイプル部375に搬送する。
ここで、スタックモードの場合、連続シート束SAを、ステイプル部375及び折り部376を素通させ、第2搬送路381から第2裁断部385まで搬送する。さらに、この後、この第2裁断部385を略先端部と、略後端部で動作させる(S113)。これにより、連続シート束SAの略先端部と略後端部の2ヶ所が裁断されるようになる。
そして、このように連続シート束SAの略先端部と略後端部の2ヶ所を裁断した後、裁断されたシート束SAを排出ローラ390により排紙トレイ391に排出する(S107)。このように画像形成から一つの工程で製本処理まで完了させることにより、各ページを形成するシート上の画像形成位置がきれいに揃った成果物としての小冊子が作成される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、束状に積載された連続シートにステイプル処理、折り処理をした後、裁断処理を行うことによって一つの工程として製本処理を行うことができる。また、連続シートのステイプル位置及びステイプル位置に応じてステイプルされた連続シート束端部の裁断位置を変更することができる。
これにより、サドルステッチモード、ステイプルモード及びスタックモードのいずれを選択されたとしても、画像形成を停止させることなく、連続シートの処理を行うことができる。この結果、画像形成から最終成果物作成までのトータル生産性、製本の品位を向上させた製本装置(シート処理装置)300を提供することができる。
このように、ステイプル処理、折り処理及び裁断処理を行うことができると共に、連続シートのステイプル位置及びステイプル位置に応じてステイプルされた連続シート束端部の裁断位置を変更可能とすることにより、生産性を向上させることができる。また、品位の高い成果物を得ることができる。また、排出ローラ390の直前に第2裁断部385を配置することにより、連続シート束SAの搬送性を安定させることができると共に、多彩な処理も可能になる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図9は、本実施の形態に係るシート処理装置の構成を示す図である。なお、図9において、図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
ここで、本実施の形態においては、生産性を向上させるため、図10の(a)及び(b)に示すように連続シートSの、シート搬送方向と直交する幅方向に例えば2冊分の画像A,Bをそれぞれ並ぶように形成している。
そして、このように2冊分の画像A,Bをそれぞれ並ぶように形成した連続シートの束を既述した各処理モードに応じて既述した第1の実施の形態と同様に、連続シート束の先端及び後端を裁断すると共に、幅方向の中央を裁断するようにしている。つまり、本実施の形態によれば、第1裁断部330により連続シートを1回の製本処理分の長さで裁断した後、幅方向の中央を裁断するようにしている。
図9において、386は第2裁断部385の下流に設けられ、連続シート束の幅方向の中央をシート搬送方向に裁断する第3裁断部である。そして、この第3裁断部386により、第2裁断部385により先端及び後端が裁断された後のシート束の幅方向の中央を裁断することにより、1回の製本処理で同時に2冊分の製本を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、連続シートSに2冊分の画像を並ぶように形成した場合について述べたが、連続シートSに3冊分以上の画像を並べて形成しても良い。そして、このように連続シートSに3冊分以上の画像を並べて形成した場合、例えば第3裁断部386を幅方向に移動可能として連続シート束の幅方向の側端部を裁断するようにしても良い。また、第3裁断部386に複数の裁断手段を幅方向に設けるようにしても良い。
また、本実施の形態においては、第3裁断部386を第2裁断部385の下流に設けたが、第3裁断部386を第2裁断部385の上流に設けるようにしても良い。
さらに、これまでの説明では、連続シートの下面に画像を形成するため第2画像形成部100Bを別体に設けたが、連続シートの表裏に同時に画像を形成できる画像形成部を用いても良い。また、連続シートの、例えば上面に画像を形成することができる画像形成部を2つ配置すると共に、画像形成部間にシートの表裏が逆になるように180度ねじる装置を配置して連続シートの表裏に画像を形成するようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の構成を示す図。 上記シート処理装置としての製本装置における制御ブロック図。 上記製本装置における連続シートの処理動作を説明するためのフローチャート。 上記製本装置における連続シートの処理動作を説明する第1の図。 上記製本装置における連続シートの処理動作を説明する第2の図。 上記製本装置における連続シート束の裁断位置とステイプル位置を示す図。 上記製本装置における連続シートの処理動作を説明する第3の図。 上記製本装置における連続シート束のサドルステッチ後の形状を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート処理装置の構成を示す図。 上記シート処理装置における連続シート束の裁断位置とステイプル位置を示す図。 従来のシート処理装置の構成を示す図。
符号の説明
100 画像形成装置本体
100A 第1画像形成部
100B 第2画像形成部
300 製本装置
310 第1折り目付け部
320 第2折り目付け部
330 第1裁断部
350 積載部
360 シャッタ
370 シート束搬送部
375 ステイプル部
376 折り部
380 第1搬送路
381 第2搬送路
384 制御部
385 第2裁断部
386 第3裁断部
400 ロールシート供給装置
500 画像形成装置
S 連続シート
SA 連続シート束

Claims (11)

  1. 所定間隔の間隙を設けて連続して画像が形成されているシートを製本処理するシート処理装置において、
    連続する画像間の間隙に、シート搬送方向と直交する方向に伸びた折り目を付ける折り目付け手段と、
    前記折り目付け手段により折り目が付けられたシートを折り曲げた状態で積載する積載手段と、
    シートを、1回の製本処理分の長さで裁断する第1裁断手段と、
    前記第1裁断手段により裁断されて前記積載手段に折り曲げた状態で積載されたシートをステイプルするステイプル手段と、
    前記ステイプル手段によりステイプルされたシート束の端部を裁断する第2裁断手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記ステイプル手段によるステイプル位置を変更可能とし、前記ステイプル手段によるステイプル位置に応じて前記第2裁断手段による裁断位置を変更可能としたことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記ステイプル手段により前記シート束の一端部がステイプルされた場合には、シート束の少なくともステイプルされた一端部と反対側の端部を前記第2裁断手段により裁断することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 前記折り目付け手段は、シートの表裏両面に交互に折り目を付けることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記ステイプル手段により中央部がステイプルされたシート束を、ステイプル箇所から二つ折りする折り手段を備え、
    前記折り手段によりシート束が二つ折りされた場合には、シート束の前記ステイプル箇所と反対側の端部を前記第2裁断手段により裁断することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記ステイプル手段によりステイプルされたシート束を、シート搬送方向に沿って複数に裁断する第3裁断手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. 前記積載手段に設けられ、前記折り目から交互に折り曲げた状態で積載されるシート束を下方より支持する支持位置と、支持したシート束を落下させる開放位置とに移動可能なシャッタと、
    前記ステイプル手段にシート束を搬送するよう前記シャッタの下方に配され、前記シャッタの開放位置への移動に伴って落下したシート束を載置する載置位置と、前記積載されたシート束を前記開放位置から前記支持位置に移動した前記シャッタに押し付ける押付位置とに移動可能なシート束搬送部と、を備え、
    前記シート束搬送部は、前記載置位置から前記押付位置に移動した後、前記ステイプル手段にシート束を搬送することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  8. 前記ステイプル手段と前記第2裁断手段との間に、前記折り手段により二つ折りされたシート束が通過する第1搬送路と、二つ折りされないシート束が通過する第2搬送路を設けたことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを処理する前記請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記画像形成部は、シートの表裏両面に画像を形成するように構成されていることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. シートの表裏両面に画像を形成するよう前記画像形成部を2つ備えたことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
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