JP2008265217A - 成形品の製造方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶着時に溶着バリが溶着部の外周側に生成し難くしてほぼ溶着部の内周側にだけ生成し得るようにし、容易に、低コストで製造でき、しかも十分な接着強度を有するものを製造できる成形品の製造方法及びその装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ボウル保持治具100に保持させたボウル本体1の溶着部11と、蓋保持治具110に保持させた蓋2の溶着部21とを、その外周側を下閉鎖壁部102と上閉鎖壁部115とによって閉鎖した状態で、溶着することにより、溶着バリ3を、上記溶着部11、21の外周側に生成し難くしてほぼ内外周側にだけ生成させる。
【選択図】図5
【解決手段】ボウル保持治具100に保持させたボウル本体1の溶着部11と、蓋保持治具110に保持させた蓋2の溶着部21とを、その外周側を下閉鎖壁部102と上閉鎖壁部115とによって閉鎖した状態で、溶着することにより、溶着バリ3を、上記溶着部11、21の外周側に生成し難くしてほぼ内外周側にだけ生成させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、2つの合成樹脂成形部品を溶着して成形品を製造する成形品の製造方法及びその装置に関するものである。
従来から、2つの合成樹脂成形部品を溶着することによって、例えばアンダーカットを有する複雑なデザインのものが製造されている。しかし、2つの合成樹脂成形部品を溶着すると、その際に溶着部にかけられる押圧力によってその溶着部の一部の樹脂が、溶着部の外周側及び内周側に流れて(逃げて)溶着バリとなる。外周側に生成した溶着バリは外観上、製品の価値を低下させてしまう。そのため、従来から、溶着して冷却した後、例えばカッターで溶着バリの大部分を予め削りとり、その後、バフ研磨作業によって最終仕上げがおこなわれている。ところが、相当な厚さの溶着バリの場合、カッターで削りとる作業が大変であり、バフ研磨作業を行うまでに手間を要してしまうという問題がある。
一方、振動溶着時の溶着バリの露出を防止しつつ接合し得るようにしたものも提案されている(特許文献1)。このものは、第1の合成樹脂成形部品の接合端部(溶着部)の側端部及び中間部から夫々前記第2の合成樹脂成形部品との接合方向に延出する第1のリブ及び第2のリブを形成し、前記第2の合成樹脂成形部品の接合端部に、前記第1の合成樹脂成形部品との接合方向及び該接合方向に対して直交する方向に開放する段部であって、前記第1及び第2の合成樹脂成形部品の接合時に前記第1の合成樹脂成形部品にと当接する接合面と、前記第2のリブに対峙する側面を有する段部を形成し、該段部の接合面と前記第2のリブの先端面とを圧接して振動溶着するものである。これにより、第2のリブの先端面と段部の接合面から発生する溶着バリは、第2のリブと第1のリブとの間及び第2のリブと段部の側面との間に収容され、第1及び第2の合成樹脂成形部品の接合端部の外側及び内側の何れにも溶着バリが露出することがないものにできる。
特開平07−266425号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものにおいては、予め第1の合成樹脂成形部品に第1のリブ及び第2のリブを形成するとともに、第2の合成樹脂成形部品に段部を形成しておかなければならず、製作がめんどうであるとともに、コスト高になってしまう。又、このものにおいては、第1の合成樹脂成形部品の接合端部の全体を第2の合成樹脂成形部品に振動溶着するのではなく、第1の合成樹脂成形部品の接合端部の中間部に形成した第2のリブだけを第2の合成樹脂成形部品に振動溶着しているため、大きな接着強度が必要とする製品の場合には、使用中に第1の合成樹脂成形部品と第2の合成樹脂成形部品とが外れるおそれがあり、このような製品には適応し難いという問題点がある。
本発明は、溶着時に溶着バリが溶着部の外周側に生成し難くしてほぼ溶着部の内周側にだけ生成し得るようにし、容易に、低コストで製造でき、しかも十分な接着強度を有するものを製造できる成形品の製造方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記実情に鑑み提案されたもので、次の特徴を有する成形品の製造方法を提供する。本発明の請求項1は、第1及び第2の合成樹脂成形部品を溶着することにより成形品を製造する成形品の製造方法であって、上記溶着に際して第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部の外周側に配置した閉鎖壁部材によって、上記外周側を、溶着部の一部の樹脂が外周側に逃げないように閉鎖しておくことにより、溶着バリが溶着部の外周側に生成し難いようにして溶着バリを内周側に生成させるようにしたことを特徴とする成形品の製造方法を提供する。
請求項2のように、上記内周側に生成された溶着バリを、流動性を有する状態で、押し付け部材によって第1及び第2の合成樹脂成形部品の少なくとも一方の内壁面に押し付けてフラットにすることが好ましい。
本発明の請求項3は、第1及び第2の合成樹脂成形部品を溶着することにより成形品を製造する成形品の製造装置であって、上記溶着に際して第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部の外周側を、溶着部の一部の樹脂が外周側に逃げないように閉鎖する閉鎖壁部材を備え、この閉鎖壁部材が、上記溶着に際して第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部の外周側に配置されることにより、溶着バリが溶着部の外周側に生成し難いようにして内周側に生成し得るようにしたことを特徴とする成形品の製造装置を提供する。
請求項4のように、上記成形品の製造装置に、押し付け部材が、更に備えられ、この押し付け部材は、上記内周側に生成した溶着バリを、流動性を有する状態で、第1及び第2の合成樹脂成形部品の少なくとも一方の内壁面に押し付けてフラットにするよう構成されたものであることが好ましい。
請求項1及び請求項3によれば、溶着に際して第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部の一部の樹脂が溶着部の外周側に逃げようとしても、閉鎖壁部材によって閉鎖されているため、外周側に逃げ難いようにできるとともに、溶着部の内周側に逃がすことができる。これにより、溶着時に溶着バリが内周側に生成して外周側にほとんど生成しない成形品を得ることができる。従って、従来のように溶着バリをカッターで削り取る工程を不要にできる。又、外周側に溶着バリがほとんど出来ないため、例えば最終仕上げとしてバフ研磨をする場合でも、溶着バリを簡単に取り除いて仕上げることができ、バフ研磨作業を容易に短時間で行いうるものにできる。又、予め溶着部にリブや段部等を形成しておかなくても良く、容易に、しかも、低コストで製造できる。
また、溶着に際して外周側に溶着バリがほとんど出来ないものにできるため、溶着バリを考慮せずに第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部を十分な圧力をかけて溶着でき、十分な接着強度を有するものにできる。
請求項2及び請求項4によれば、溶着部の内周側に出来た溶着バリを、流動性を有する状態で、押し付け部材によって第1又は第2の合成樹脂成形部品の内壁面に押し付けてフラットにするため、例えば外部から見やすい部分に溶着バリがある場合でも、商品イメージが低下するようなことを防止し、商品価値をより高めることができる。
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。図1は、本発明の成形品の製造装置200に2つの合成樹脂成形部品をセットした状態の断面説明図である。
本発明の成形品の製造装置200は、第1の合成樹脂成形部品と第1の合成樹脂成形部品とを熱板溶着して成形品を製造する装置である。本発明の製造装置200の説明に先立って、この製造装置200により溶着される第1及び第2の合成樹脂成形部品について説明する。
第1の合成樹脂成形部品は、この実施形態では、図2(a)に示すようなボウル本体1から構成される。このボウル本体1は、アクリル合成樹脂、補強入りABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)あるいはPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の合成樹脂製のものから構成される。
又、ボウル本体1は、肉厚が3mm〜10mm程度で、外壁面の形状が半球状のものから構成されている。ボウル本体1の上端部は、第2の合成樹脂成形部品と溶着する溶着部11を構成している。
第2の合成樹脂成形部品は、この実施形態では、図2(a)に示すような蓋2から構成されている。この蓋2は、ボウル本体1と同じ材料により、厚さが3mm〜10mm程度のリング状のものから構成されている。又、蓋2の外径は、ボウル本体1の上端の外径とほぼ同じに設定されている。
この蓋2の下端部における径方向外側(外周側)の部分は、上記ボウル本体1の溶着部11に溶着する溶着部21を構成している。
そして、このように構成されたボウル本体1の溶着部11と蓋2の溶着部21とが溶着されることにより、図2(b)及び図2(c)に示すような、例えば洗面台のキャビネットの上面に配置される成形品としての洗面ボウル10とされる。
次に、本発明の製造装置200について説明する。この製造装置200は、図1に示すようにボウル本体1を保持する第1の保持治具としてのボウル保持治具100と、ボウル保持治具100の上方側に配置され蓋2を保持する第2の保持治具としての蓋保持治具110と、ボウル本体1の溶着部11と蓋2の溶着部21とを溶融温度まで加熱する加熱部材150とを備えている。
ボウル保持治具100の上面には、ボウル本体1の外壁面を保持する外壁面保持部101が備えられている。この外壁面保持部101は、ボウル保持治具100の上面から窪まされるようにして形成されている。また、外壁面保持部101は、ボウル本体1の外壁面とほぼ同形状の半球状に形成されており、ボウル本体1の外壁面のほぼ全体が当接するよう構成されている。
又、このボウル保持治具100の外壁面保持部101の上部には、下閉鎖壁部102が備えられている。この下閉鎖壁部102は、その上面に、平面状の蓋保持治具当接部102aが備えられている。
この実施形態の下閉鎖壁部102の蓋保持治具当接部102aは、外壁面保持部101にボウル本体1の外壁面を保持した図1に示す状態で、ボウル本体1の溶着部11よりも所定高さh(この実施形態では、1mm〜5mm程度)だけ上方側になるように設定されている。
蓋保持治具110は、蓋保持具本体111と、支持部材112と、押し下げ部材116とを備えている。蓋保持具本体111は、図3に示すように、下面に、蓋2を受容する蓋受容部111aを備えている。この蓋受容部111aは、蓋2の外径と略同じ径で、蓋保持具本体111の下面から窪まされるようにして形成されている。
又、蓋受容部111aの外周側には、上閉鎖壁部115が備えられている。この上閉鎖壁部115は、上記下閉鎖壁部102とで、閉鎖壁部材を構成するもので、その内径が蓋受容部111aの内周壁と略同じ大きさのものからなる。従って、上閉鎖壁部115の内周壁は、蓋受容部111aの内周壁と連続して一体的に形成されている。また、この上閉鎖壁部115は、上記下閉鎖壁部102の内径と略同じ大きさのものからなる。
又、上閉鎖壁部115の下面には、上記下閉鎖壁部102の蓋保持治具当接部102aに当接するボウル保持治具当接部115aが備えられている。このボウル保持治具当接部115aは、蓋保持治具当接部102aと対向するように配置されている。又、この実施形態では、ボウル保持治具当接部115aは、蓋保持治具110の蓋受容部111aに蓋2を保持した図1及び図3に示す状態で、蓋2の溶着部21とほぼ同高さとなる。
支持部材112は、この実施形態では、蓋2を下方側から支持するとともに、押し付け部材としての役目をも果たすもので、下方側に、上下方向移動可能、径が拡大・縮小可能に配置されたアーム113を備えている。
アーム113は、上面に蓋2を当接させて下方から支持する。又、アーム113の外周先端には、押し付け部113aが備えられている。
この押し付け部113aは、この実施形態では、アーム113の外周先端面全体に、ボウル本体1の上端の内壁面とほぼ同じ形状に形成されており、後述するように溶着部の内周側に出来た溶着バリ3をボウル本体1の内壁面に押し付けてフラットにできるよう構成されている。
蓋保持治具110の押し下げ部材116は、蓋保持具本体111の蓋受容部111aに上方側から貫通するようにあけられた貫通孔内に、上下方向移動可能に設置されており、蓋保持具本体111に保持された蓋2を、下方側に押圧してボウル本体1に押し付ける。
以上のように構成された上記ボウル保持治具100は、図1に示すように下プレート120に、蓋保持治具110は上プレート121に夫々、取り付けられている。又、この上プレート121は、下プレート120に対してガイドピン130を介して接近・退行する方向(図の上下方向)に移動可能とされている。
次に、加熱部材150について説明する。この加熱部材150は、板状のものから構成されている。又、加熱部材150は、図示しないが、加熱手段を備えている。
そして、この加熱部材150は、溶着に際して、ボウル保持治具100に保持されたボウル本体1と、蓋保持治具110に保持された蓋2とのほぼ上下中央位置に、それらと非接触に配置され、ボウル本体1の溶着部11及び蓋2の溶着部21を溶融温度まで加熱する。
次に、本発明の製造装置200を用いて成形品としての洗面台の洗面ボウル10を製造する場合について説明する。
ボウル本体1がボウル保持治具100の外壁面保持部101に保持され、蓋2が蓋保持治具110の蓋受容部111a(図3に示す)に支持部材112を介して保持された図1の状態で、製造装置200を作動させる。
まず、ボウル本体1と蓋2との間に、加熱部材150が配置され、その加熱部材150によって、ボウル本体1の溶着部11及び蓋2の溶着部21が溶融温度まで加熱される。
次に、加熱部材150が退いた後、上プレート121が下方向に移動する。これにより、上プレート121に取り付けられた蓋保持治具110も下方向に移動してボウル保持治具100に接近し、図3に示すように、上閉鎖壁部115のボウル保持治具当接部115aと下閉鎖壁部102の蓋保持治具当接部102aとが当接する。
この状態では、ボウル本体1の溶着部11と蓋2の溶着部21とは、上記高さh分だけ距離を隔てて、未だ当接していない状態になっている。
その後、押し下げ部材116が下方向に移動し、蓋保持治具110に保持された蓋2を支持部材112と共に押し下げる。これにより、図4に示すように、蓋2の溶着部21とボウル本体1の溶着部11とが接近して当接する。
又、この状態で、ボウル本体1の溶着部11および蓋2の溶着部21の外周側は、溶着部11、21の外周と、上閉鎖壁部115及び下閉鎖壁部102とがほぼ密接した状態になっており、それらの間に空間が形成されていない閉鎖された状態になっている。
図4に示す状態から、更に、押し下げ部材116が下方向に移動していく。これにより、当接した蓋2の溶着部21とボウル本体1の溶着部11とに互いに押し付け合う方向の力が加えられ、蓋2の溶着部21とボウル本体1の溶着部11が溶着する。
又、この押圧により、ボウル本体1の溶着部11及び蓋2の溶着部21は加熱溶融されて流動状態になっているため、溶着部11、21で樹脂流れが起こる。その際、溶着部11、21の外周側が上閉鎖壁部115及び下閉鎖壁部102により閉鎖された状態になっており、樹脂の逃げ部がない状態になっている。
従って、樹脂は、図5に示すように、溶着部11、21の外周側には、逃げ難く、ほぼ溶着部11、21の内周側にだけ逃げる。よって、溶着バリ3は、溶着部11、21の外周側にはほとんど生成することがなく、ほぼ溶着部11、21の内周側にだけ生成する。
次に、図6に示すように支持部材112のアーム113が径が拡大し、溶着部11、21の内周側に生成した溶着バリ3を、アーム113の押し付け部113aがボウル本体1の内壁面に押し付ける。これにより、塊状の溶着バリ3は、フラット状になる。
その後、支持部材112の径が縮小し、更に上方側に移動して蓋2から離れるとともに、上プレート121が上方向に移動して蓋2が蓋保持治具110から外れる。又、上プレート121の上方向への移動により、ボウル本体1をボウル保持治具100から外すことができる。これにより、図2(a)、図2(b)に示すような蓋2とボウル本体1とからなる洗面ボウル10を得ることができる。
尚、溶着部11、21の外周と、上閉鎖壁部115及び下閉鎖壁部102との間に、若干の空間部ができるものであり、溶着部11、21の外周側に若干の溶着バリが生成しても良い。
また、ボウル保持治具100から外した洗面ボウル10の溶着部の外周に若干の溶着バリがある場合は、例えば最終仕上げ工程としてバフ研磨、あるいは、バフ研磨に変えて他の最終仕上げ工程、更には、バフ研磨と共に他の最終仕上げ工程を加えても良いが、最終仕上げ工程を行わないで、そのまま、製品として使用するようにしても良い。
又、上記実施形態では、溶着部11、21の内周側に生成した溶着バリ3をフラットに押圧しているが、そのままにしておいても良い。
また、上記実施形態では、溶着部11、21の内周側に生成した溶着バリ3を、支持部材112に設けた押し付け部113aによって押圧しているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えば押し付け部113aを、支持部材112とは別体のものから構成し、溶着バリが流動性を有する状態、具体的には、例えば200°C〜400°Cで押圧するようにすれば良い。
又、溶着部11、21の内周側に生成した溶着バリ3を押圧する場合において、その溶着バリ3の全部を押圧しなくても、例えば外部から見易い一部だけを押圧するようにしても良く、適宜変更できる。また、溶着バリ3を、ボウル本体の内壁面に押圧する形態のものに限らず、例えば蓋における溶着部の内周側近傍部分に、あるいは、ボウル本体の内壁面と共に蓋の上記部分に押圧するようにしても良い。
また、本発明の成形品の製造方法及び装置は、洗面台の洗面ボウルに適用される形態のものに限らず、種々の成形品について適応できる。例えばキッチンのシンク、トイレの便器等の各種の成形品に適用できる。
1 ボウル本体(第1の合成樹脂成形部品)
2 蓋(第2の合成樹脂成形部品)
3 溶着バリ
10 ボウル(成形品)
11 ボウル本体の溶着部
21 蓋の溶着部
100 ボウル保持治具
102 下閉鎖壁部
110 蓋保持治具
115 上閉鎖壁部
2 蓋(第2の合成樹脂成形部品)
3 溶着バリ
10 ボウル(成形品)
11 ボウル本体の溶着部
21 蓋の溶着部
100 ボウル保持治具
102 下閉鎖壁部
110 蓋保持治具
115 上閉鎖壁部
Claims (4)
- 第1及び第2の合成樹脂成形部品を溶着することにより成形品を製造する成形品の製造方法であって、
上記溶着に際して第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部の外周側に配置した閉鎖壁部材によって、上記外周側を、溶着部の一部の樹脂が外周側に逃げないように閉鎖しておくことにより、溶着バリが溶着部の外周側に生成し難いようにして溶着バリを内周側に生成させるようにしたことを特徴とする成形品の製造方法。 - 上記内周側に生成された溶着バリを、流動性を有する状態で、押し付け部材によって第1及び第2の合成樹脂成形部品の少なくとも一方の内壁面に押し付けてフラットにするようにしたことを特徴とする請求項1記載の成形品の製造方法。
- 第1及び第2の合成樹脂成形部品を溶着することにより成形品を製造する成形品の製造装置であって、
上記溶着に際して第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部の外周側を、溶着部の一部の樹脂が外周側に逃げないように閉鎖する閉鎖壁部材を備え、この閉鎖壁部材が、上記溶着に際して第1及び第2の合成樹脂成形部品の溶着部の外周側に配置されることにより、溶着バリが溶着部の外周側に生成し難いようにして内周側に生成し得るようにしたことを特徴とする成形品の製造装置。 - 上記成形品の製造装置に、押し付け部材が、更に備えられ、
この押し付け部材は、上記内周側に生成した溶着バリを、流動性を有する状態で、第1及び第2の合成樹脂成形部品の少なくとも一方の内壁面に押し付けてフラットにするよう構成されたものであることを特徴とする請求項3記載の成形品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007113661A JP2008265217A (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 成形品の製造方法及びその装置 |
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JP2007113661A JP2008265217A (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 成形品の製造方法及びその装置 |
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ID=40045414
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JP (1) | JP2008265217A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010150820A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Ykk Ap株式会社 | 枠体の製造方法、障子、および、建具 |
JP2010150819A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Ykk Ap株式会社 | 枠体の製造方法、障子、および、建具 |
KR102312405B1 (ko) * | 2021-06-29 | 2021-10-14 | 에스티엘 (주) | 웨이퍼 세정용 메가소닉 롤러의 피크 융착 장치 |
-
2007
- 2007-04-24 JP JP2007113661A patent/JP2008265217A/ja active Pending
Cited By (3)
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