JP2008264788A - ヘッドレストステイのプレス加工方法およびそのプレス加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のヘッドレストステイのプレス加工方法または加工装置20は、ロールパンチホルダー30をヘッドレストステイ10に対して相対的に前進させてロールパンチ列の各ロールパンチ37A,37B,37C,37Dを干渉量が小さいものから干渉量が大きいものへと順にヘッドレストステイ10の外周部と交差させヘッドレストステイの表面の所定箇所に各ロールパンチ37A,37B,37C,37Dの外周部を押圧して凹部14,15,16をプレス成形するに際して、各ロールパンチ37A,37B,37C,37Dは、ヘッドレストステイ10をプレスして通過した後、折り返してヘッドレストステイ10を逆方向から再度プレスすることを特徴としたものである。
【選択図】図1
Description
この凹部の加工方法としては、例えば、特開2002−361331号公報に開示されているように、ステイ部分の所定部位に予備成形用ローラの外周部を押圧して凹部を予備成形する予備成形工程と、前記所定部位に仕上成形用ローラの外周部を押圧して凹部を仕上成形する仕上成形工程とからなるヘッドレストステイの加工方法がある。また、この公報には、予備成形用ローラをステイ部分の上下に配置し、一方の予備成形ローラで凹部を予備成形するときローラがステイ部分を横切る手前で止めて退避させ、その後、他方の予備成形ローラでさらに凹部を押圧して予備成形する方法、さらに、最終成形用ローラをステイ部分の上下に配置し、一方の最終成形ローラで凹部を成形するときローラがステイ部分を横切る手前で止めて退避させ、その後、他方の最終成形ローラで凹部を押圧して最終成形する方法も開示している。
そこで、本発明の課題は、余肉による精度不良を防止でき、実施するために必要なスペースも小さくて済み、かつ生産性の高いヘッドレストステイのプレス加工方法およびプレス加工装置を提供することにある。
請求項2に記載した発明によれば、上記請求項1の効果に加え、干渉量が順次漸増する複数個のロールパンチによるプレス(往復プレス)がより短距離で実現するため、その分、加工時間を短縮でき、より生産性の高いヘッドレストステイのプレス成形方法となる。また、干渉量が漸増する次位のロールパンチによるプレスが逆方向からなされるため、干渉量が漸増する次位のロールパンチによるプレスが同一方向から始まる場合に比して、余肉による精度不良をより防止できる。
請求項3に記載した発明によれば、上記請求項1または2の効果に加え、ヘッドレストステイとの干渉量が漸増する複数個のロールパンチを簡素な構造で構成できる。
請求項4に記載した発明によれば、上記請求項1または2の効果に加え、ヘッドレストステイとの干渉量が漸増する複数個のロールパンチを他の簡素な構造で構成できる。
請求項5に記載した発明によれば、余肉による精度不良を防止でき、実施するために必要なスペースも小さくて済み、かつ生産性の高いヘッドレストステイのプレス成形装置となる。
請求項6に記載した発明によれば、上記請求項5の効果に加え、干渉量が順次漸増する複数個のロールパンチによるプレス(往復動プレス)がより短距離で実現するため、その分、加工時間を短縮でき、より生産性の高いヘッドレストステイのプレス成形装置となる。また、干渉量が漸増する次位のロールパンチによるプレスが逆方向からなされるため、干渉量が漸増する次位のロールパンチによるプレスが同一方向から始まる場合に比して、余肉による精度不良をより防止できる。
請求項7に記載した発明によれば、上記請求項5または6の効果に加え、ヘッドレストステイとの干渉量が漸増する複数個のロールパンチを簡素な構造で構成できる。
請求項8に記載した発明によれば、上記請求項5または6の効果に加え、ヘッドレストステイとの干渉量が漸増する複数個のロールパンチを他の簡素な構造で構成できる。
請求項9に記載した発明によれば、上記請求項5ないし8の効果に加え、クランプレバーでヘッドレストステイを受け台に強固に固定できるので、ロールパンチによる凹部のプレス加工時にヘッドレストステイが微動することを確実に防止できる。このため、ヘッドレストステイの一方の長尺部だけに凹部を高精度で加工することが可能になる。
20 ヘッドレストステイのプレス加工装置
21 基台
22 受け台
23 フレーム
24 支持軸
25 クランプレバー
26 アクチュエーター
27 プレススライダ
28 ガイドブロック
30 ロールパンチホルダー
34 シャフト
35 シャフト
36 ロールパンチ
37 ロールパンチ
Claims (9)
- 金属製パイプ材からなるヘッドレストステイの表面にロールパンチを用いて凹部をプレス成形するヘッドレストステイのプレス加工方法であって、シャフトに回転可能に組み付けた複数個のロールパンチを前記ヘッドレストステイとの干渉量が漸増するように並べてロールパンチ列を形成し、複数個のロールパンチを干渉量が小さいものから干渉量が大きいものへと順に前記ヘッドレストステイの外周部と交差するように相対的に動かして、ヘッドレストステイの表面の所定箇所に各ロールパンチの外周部を押し付けて前記凹部をプレス成形するに際して、前記各ロールパンチが、前記ヘッドレストステイをプレスして通過した後、折り返して前記ヘッドレストステイを逆方向から再度プレスすることを特徴とするヘッドレストステイのプレス加工方法。
- 前記複数個のロールパンチは、干渉量が小さいものから干渉量が大きいものまでが、順次、前記ヘッドレストステイの配置位置付近に配されるようにプレスの進退方向に沿って交互に配され、干渉量が小さいものから干渉量が大きいものまでが、順次交互に逆方向から前記ヘッドレストステイをプレスする請求項1に記載のヘッドレストステイのプレス加工方法。
- 前記複数個のロールパンチは、前記ヘッドレストステイとの干渉量が漸増するように径の小さいものから径の大きいものまでが形成され、前記ヘッドレストステイは、径の小さいロールパンチから径の大きいロールパンチによって順次プレスされる請求項1または2に記載のヘッドレストステイのプレス加工方法。
- 前記複数個のロールパンチは、前記ヘッドレストステイとの干渉量が漸増するように複数のシャフトの軸心が所要方向にそれぞれずらされて配置され、前記ヘッドレストステイは、干渉量が小さいロールパンチから干渉量が大きいロールパンチによって順次プレスされる請求項1または2に記載のヘッドレストステイのプレス加工方法。
- 金属製パイプ材からなるヘッドレストステイの表面にロールパンチを用いて凹部をプレス成形するヘッドレストステイのプレス加工装置であって、前記ヘッドレストステイを載置する受け台と、受け台に載置したヘッドレストステイを固定するクランプ手段と、クランプ手段で受け台に固定したヘッドレストステイに対して相対的に進退可能に設けられ、かつ複数個のロールパンチを個別にシャフトに回転可能に組み付けるとともに、受け台に固定した前記ヘッドレストステイとの干渉量が漸増するように前記進退方向に沿って並べてロールパンチ列を形成したロールパンチホルダーとを備え、
前記ロールパンチホルダーを前記ヘッドレストステイに対して相対的に前進させてロールパンチ列の各ロールパンチを干渉量が小さいものから干渉量が大きいものへと順に前記ヘッドレストステイの外周部と交差させヘッドレストステイの表面の所定箇所に各ロールパンチの外周部を押圧して前記凹部をプレス成形するに際して、前記各ロールパンチは、前記ヘッドレストステイをプレスして通過した後、折り返して前記ヘッドレストステイを逆方向から再度プレスするように構成したことを特徴とするヘッドレストステイのプレス加工装置。 - 前記複数個のロールパンチは、干渉量が小さいものから干渉量が大きいものまでが、順次、前記ヘッドレストステイの配置位置付近に配されるようにプレスの進退方向に沿って交互に配され、干渉量が小さいものから干渉量が大きいものまでが、順次交互に逆方向から前記ヘッドレストステイをプレスする請求項5に記載のヘッドレストステイのプレス加工装置。
- 前記複数個のロールパンチは、前記ヘッドレストステイとの干渉量が漸増するように径の小さいものから径の大きいものまでが形成され、前記ヘッドレストステイは、径の小さいロールパンチから径の大きいロールパンチによって順次プレスされる請求項5または6に記載のヘッドレストステイのプレス加工装置。
- 前記複数個のロールパンチは、前記ヘッドレストステイとの干渉量が漸増するように複数のシャフトの軸心が所要方向にそれぞれずらされて配置され、前記ヘッドレストステイは、干渉量が小さいロールパンチから干渉量が大きいロールパンチによって順次プレスされる請求項5または6に記載のヘッドレストステイのプレス加工装置。
- 前記クランプ手段は、支持軸に回動可能に組み付けたクランプレバーと、前記クランプレバーの一端側を押圧して回動させるアクチュエーターとを有し、前記クランプレバーの他端側で前記ヘッドレストステイを前記受け台に締め付けるように構成されている請求項5ないし8のいずれかに記載のヘッドレストステイのプレス加工装置。
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