JP2008264346A - 薬剤容器及びガス供給装置 - Google Patents

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【課題】装置に取付けて安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生させることができる薬剤容器と、安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生させることができるガス供給装置を提供する。
【解決手段】薬剤容器1は、紫外線が照射されて二酸化塩素ガスを発生する安定化二酸化塩素水溶液3が収納された半透明の容器本体2と、容器本体2の内壁に着脱可能に取付けられていると共に容器本体2に収納された安定化二酸化塩素水溶液3の上方に位置する平板状のセパレーター4と、セパレーター4上に載置されていると共に安定化二酸化塩素水溶液3を保持する不織布からなる平板状の保液紙5と、安定化二酸化塩素水溶液3を吸い上げて保液紙5に安定化二酸化塩素水溶液3を保持させる吸液紙6と、保液紙5上に載置された無機質繊維で構成された平板状の気化パッド7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は薬剤容器及びガス供給装置に関する。詳しくは、二酸化塩素ガスを発生させて除菌や消臭等を行なうための薬剤容器及びガス供給装置に係るものである。
二酸化塩素は、塩素の酸化物で、化学式ClOで表される化合物であり、融点が−59℃、沸点が11℃の常温常圧においてガス状の物質である。また、水中の溶存酸素と同様にガスが水に溶解した形で存在するので、ガス化しやすい性質を持っている。また、二酸化塩素は、強い酸化力と殺菌性を有し、衛生環境水準が高い食品加工場や医療施設内等をガス消毒するためには有用な物質である。
また、二酸化塩素は、次亜塩素酸ソーダに代わってプール用殺菌剤として0.1〜0.4ppmでの使用が許可されており、また、小麦粉の殺菌及び漂白にも許可されており、二酸化塩素は、次亜塩素酸に代わるものとして全市場に拡大している。
また、我が国以外でも、安全性と有効性が確認されており、水道水、航空機内飲料水、食品の殺菌、鮮度維持、各種工場や事業所の排水処理、クリーニング等幅広い用途で使用されている。
例えば特許文献1には、二酸化塩素を用いた殺菌消臭装置が記載されており、この装置は、ゲル状の二酸化塩素を収納する容器と、空気を加熱する温度調節器付ヒーターと、このヒーターによって暖められた空気をゲル状二酸化塩素収納容器に吹き込むファンとを備えている。
しかし、この装置は、空気を加熱して二酸化塩素に吹き付け、この空気の熱によって二酸化塩素ガスを蒸発させるため、空気を加熱するために大型のヒータを使用する必要があり、電力消費が多く、冷暖房の空調に影響を与えるという問題があった。また、空気を二酸化塩素に吹き付けて二酸化塩素ガスを蒸発させる構造であるため、空気の案内通路が複雑で、大きなスペースを必要とする。
そこで、特許文献2には、図4に示すような殺菌脱臭ガス供給装置が記載されている。即ち、特許文献2の殺菌脱臭ガス供給装置は、ゲル状または液状の安定化二酸化塩素を収納する薬剤容器110と、薬剤容器に収納された二酸化塩素に紫外線を照射してガスを蒸散させる紫外線照射手段120と、薬剤容器を装置本体に連結させる連結部132とを備え、装置本体には、ガスが排出されるガス吐出部130と、空気が吸入されるフィルタ131が設けられている。
特開平11−285525号公報 特開2000−202009号公報
しかしながら、従来の殺菌脱臭ガス供給装置のような構造では、ゲル状または液状の安定化二酸化塩素に紫外線を当て続けると、蒸散してゲル面や液面が次第に紫外線照射手段から離れていってしまい紫外線が当たりにくくなると共に、吸引された空気がゲル状または液状の安定化二酸化塩素に当たりにくくなり、安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生するには不充分であった。また、ゲル状の安定化二酸化塩素に紫外線及び風を当て続けると、水分が抜けて硬くなり、二酸化塩素ガスが出にくくなるという問題もあった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、装置に取付けて安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生させることができる薬剤容器、並びに安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生させることができるガス供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の薬剤容器は、ガス発生誘発物が適用されて二酸化塩素ガスを発生するガス発生源溶液を収納する容器本体を備える薬剤容器であって、前記容器本体の内壁に着脱可能に取付けられると共に前記容器本体に収納される前記ガス発生源溶液の上方に位置する隔離部材と、該隔離部材上に載置されると共に液体を保持する保液部材と、前記ガス発生源溶液を吸い上げて前記保液部材に前記ガス発生源溶液を保持させる吸液部材とを備えることを特徴とする。
ここで、容器本体の内壁に着脱可能に取付けられると共に容器本体に収納されるガス発生源溶液の上方に位置する隔離部材と、隔離部材上に載置されると共に液体を保持する保液部材とによって、隔離部材は容器本体の底面から所定の高さに固定されることになり、この隔離部材上に保液部材が載置されるので、液体を常に一定の位置に保持でき、また、ガス発生源溶液を吸い上げて保液部材にガス発生源溶液を保持させる吸液部材によって、ガス発生源溶液を常に一定の位置に保持できる。
また、本発明の薬剤容器において、吸液部材は帯状であり、帯状の吸液部材は、隔離部材に形成された複数の貫通孔に通されて隔離部材と保液部材との間に配置された場合、吸液部材が帯状であるので、保液部材と接触する吸液部材の面積が充分に広く、吸液部材から保液部材へガス発生源溶液を充分に保持させることができる。
また、本発明の薬剤容器において、保液部材は無機質繊維で構成された場合、二酸化塩素ガスの発生に伴い、保液部材上に塩化物が析出しても、塩化物が有機物に作用して生じる爆発のおそれがなく、また、無機質繊維で構成された他の部材を保液部材上に載置する必要がない。
また、上記の目的を達成するために、本発明のガス供給装置は、ガス発生誘発物が適用されて二酸化塩素ガスを発生するガス発生源溶液を収納する容器本体を備える薬剤容器と、該薬剤容器内のガス発生源溶液に対してガス発生誘発物を適用するガス発生誘発物適用手段と、該ガス発生誘発物適用手段によってガス発生誘発物が適用されて発生する二酸化塩素ガスに、風を当てて外部へ二酸化塩素ガスを供給する送風手段とを有するガス供給装置であって、前記薬剤容器は、前記容器本体の内壁に着脱可能に取付けられると共に前記容器本体に収納される前記ガス発生源溶液の上方に位置する隔離部材と、該隔離部材上に載置されると共に液体を保持する保液部材と、前記ガス発生源溶液を吸い上げて前記保液部材に前記ガス発生源溶液を保持させる吸液部材とを備え、前記ガス発生誘発物適用手段と前記ガス発生源溶液との間に前記保液部材が位置することを特徴とする。
ここで、容器本体の内壁に着脱可能に取付けられると共に容器本体に収納されるガス発生源溶液の上方に位置する隔離部材と、隔離部材上に載置されると共に液体を保持する保液部材とによって、隔離部材は容器本体の底面から所定の高さに固定されることになり、この隔離部材上に保液部材が載置されるので、液体を常に一定の位置に保持できる。また、ガス発生源溶液を吸い上げて保液部材にガス発生源溶液を保持させる吸液部材によって、ガス発生源溶液を常に一定の位置に保持できる。
また、ガス発生誘発物適用手段とガス発生源溶液との間に保液部材が位置することによって、容器本体のガス発生源溶液中全体にガス発生誘発物が適用されることがなく、保液部材に保持されたガス発生源溶液にガス発生誘発物が適用されるので、一度にガス発生源溶液全体から二酸化塩素ガスの発生が起きることを防止できる。
また、本発明のガス供給装置において、吸液部材は帯状であり、帯状の吸液部材は、隔離部材に形成された複数の貫通孔に通されて隔離部材と保液部材との間に配置された場合、吸液部材が帯状であるので、保液部材と接触する吸液部材の面積が充分に広く、吸液部材から保液部材へガス発生源溶液を充分に保持させることができる。
また、本発明のガス供給装置において、保液部材は、無機質繊維で構成された場合、二酸化塩素ガスの発生に伴い、保液部材上に塩化物が析出しても、塩化物が有機物に作用して生じる爆発のおそれがなく、また、無機質繊維で構成された他の部材を保液部材上に載置する必要がない。
本発明に係る薬剤容器は、装置に取付けて安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生させることができる。
本発明に係るガス供給装置は、安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した薬剤容器の一構成例を説明する概略断面図である。図1において、本発明の薬剤容器1は、紫外線(ガス発生誘発物の一例である。)が照射されて二酸化塩素ガスを発生する安定化二酸化塩素水溶液(ガス発生源溶液の一例である。)3が収納された半透明の容器本体2と、容器本体2の内壁に着脱可能に固定して取付けられていると共に容器本体2に収納された安定化二酸化塩素水溶液3の上方に位置する平板状のセパレーター(隔離部材の一例である。)4と、セパレーター4上に載置されていると共に安定化二酸化塩素水溶液3を保持する不織布からなる平板状の保液紙(保液部材の一例である。)5と、安定化二酸化塩素水溶液3を吸い上げて保液紙5に安定化二酸化塩素水溶液3を保持させる吸液紙(吸液部材の一例である。)6と、保液紙5上に載置された無機質繊維で構成された平板状の気化パッド7とを備える。
また、吸液紙6は、吸水性のよい不織布からなり、逆U字形状に曲げられて、両端は安定化二酸化塩素水溶液3内に浸漬されているので、吸液紙6が安定化二酸化塩素水溶液3を吸い上げる。また、吸液紙6は、セパレーター4と保液紙5の間に配置されて保液紙5と接触しているので、吸液紙6によって吸い上げられた安定化二酸化塩素水溶液3が保液紙5に飽和保持される。
そして、気化パッド7を通して紫外線が保液紙5に照射されると、二酸化塩素水溶液中の二酸化塩素が気化して二酸化塩素ガスが発生する。
また、安定化二酸化塩素水溶液3に紫外線が照射されて二酸化塩素ガスが発生すると塩化物が析出するが、塩化物が高濃度であると有機物に作用して爆発のおそれもあるため、有機物である保液紙5上に塩化物が堆積することを防ぐために、保液紙5上に無機質繊維で構成された気化パッド7が載置されている。また、無機質繊維で構成された保液部材を用いれば、必ずしも無機質繊維で構成された気化パッド7を保液部材上に載置しなくてもよい。
また、紫外線等のガス発生誘発物が適用されて二酸化塩素ガスを発生する液体であれば、必ずしも安定化二酸化塩素水溶液を用いなくてもよく、例えば亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いてもよい。
また、安定化二酸化塩素水溶液や亜塩素酸ナトリウム水溶液に適用して二酸化塩素ガスを発生させるものであれば、必ずしも紫外線を水溶液に照射しなくてもよく、例えばオゾンを照射してもよい。
また、吸液部材の一例として、吸水性のよい不織布からなる吸液紙を挙げているが、ガス発生源溶液を吸い上げて保液部材にガス発生源溶液を保持させることができれば、必ずしも吸水性のよい不織布からなる吸液紙を用いなくてもよく、また、必ずしも逆U字形状に曲げられていなくてもよく例えば直線状であってもよい。
図2は、図1に示された薬剤容器から気化パッドと保液紙を取り去った状態の概略平面図である。図2に示すように、吸液紙6は帯状であり、吸液紙6は、セパレーター4に形成された2つの貫通孔8を通ってセパレーター4上にその一部が載置されており、その結果、セパレーター4上に保液紙5を載置すると、吸液紙6はセパレーター4と保液紙5の間に配置され、吸液紙6は保液紙5に接触することになる。
また、セパレーター4は、容器本体2の内壁に固定して取付けられているので、セパレーター4の位置は、容器本体の底面から所定の高さに固定されており、そのセパレーター4上に保液紙5が載置され、保液紙5に接触した吸液紙6から保液紙5に安定化二酸化塩素水溶液が移り保持されるので、ガス発生源溶液である安定化二酸化塩素水溶液は常に一定の位置にあることになる。
また、セパレーター4は、容器本体2の内壁に取付けられていて、しかも吸液紙6が通される貫通孔8が2箇所に形成されているだけなので、蓋の役割を果たし、安定化二酸化塩素水溶液がこぼれにくくなっている。また、貫通孔8の大きさは、吸液紙6の幅及び厚みと略同じであれば、貫通孔8から溶液がこぼれにくいため、好ましい。
図3は、本発明を適用したガス供給装置の一構成例を示す概略断面図である。図3において、本発明のガス供給装置9は、対向する壁面に空気吸入口12と二酸化塩素ガスを含んだ空気が排出されるガス排出口13とが形成された箱形の装置本体10と、装置本体10の下面に取付けられた薬剤容器1と、回転して外部の空気を、空気吸入口12を通して装置本体10内へ取り込むと共にガス排出口13へ向かう空気の流れを生じさせる、空気吸入口12に取付けられた回転羽根(送風手段の一例である。)11と、薬剤容器1へ向けて紫外線を照射する紫外線ランプ(ガス発生誘発物適用手段の一例である。)14と、薬剤容器側とは反対側であって紫外線ランプ14付近に取付けられた紫外線の光を反射するランプ傘15と、ランプ傘15と装置本体10の内壁との間に架設された、二酸化塩素ガスの流れを遮蔽して一方方向への流れを促す遮蔽板16と、装置本体10を支える脚17とを備える。
また、装置本体10の下面に取付けられた薬剤容器1は、図1に示す構造を有している。
また、回転羽根によって生じる空気の流れは、気化パッド7からの二酸化塩素ガスの気化を促す。
また、図3に示されるように、容器本体の安定化二酸化塩素水溶液3と紫外線ランプ14との間には、保液紙5や気化パッド7が位置している。
また、薬剤容器1の吸液紙6によって吸い上げられた安定化二酸化塩素水溶液3は、吸液紙6と接触する保液紙5に飽和保持され、紫外線ランプ14によって薬剤容器1へ向けて照射された紫外線が、保液紙5に飽和保持された安定化二酸化塩素水溶液3に当り、二酸化塩素ガスが発生する。
発生した二酸化塩素ガスは、遮蔽板16によって空気吸入口12側への流れが遮られ、ガス排出口13側への流れを促され、回転羽根11によって生じたガス排出口13へ向かう空気の流れに乗り、ガス排出口13からガス供給装置9の外部へ放出され、室内や物品の除菌や消臭等に利用される。
ここで、ガス供給装置が、薬剤容器、送風手段、及びガス発生誘発物適用手段を備えていれば、必ずしもガス供給装置は遮蔽板を備えていなくてもよく、また、紫外線ランプを用いずにオゾン発生手段を用いてもよい。
このように、本発明の薬剤容器は、容器本体の内壁に着脱可能に取付けられると共に容器本体に収納されるガス発生源溶液の上方に位置する隔離部材と、隔離部材上に載置されると共に液体を保持する保液部材とを備えるので、隔離部材は容器本体の底面から所定の高さに固定されることになり、この隔離部材上に保液部材が載置されるので、液体を常に一定の位置に保持でき、また、安定化二酸化塩素水溶液等のガス発生源溶液を吸い上げて保液部材にガス発生源溶液を保持させる吸液部材によって、ガス発生源溶液を常に一定の位置に保持でき、よって、紫外線ランプ等のガス発生誘発物適用手段を備えたガス供給装置に取付けられた場合、紫外線ランプと安定化二酸化塩素水溶液の間の距離が一定となり、薬剤容器の上方を流れる気化のための風も安定化二酸化塩素水溶液に届き易く、安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生させることができる。
また、本発明のガス供給装置は、薬剤容器を備え、紫外線ランプと安定化二酸化塩素水溶液との間には、保液紙や気化パッドが位置しているので、容器本体の安定化二酸化塩素水溶液中全体に紫外線が照射されることがなく、保液紙に保持された安定化二酸化塩素水溶液に紫外線が照射されるので、一度に安定化二酸化塩素水溶液全体から二酸化塩素ガスの発生が起きることを防止できる。一度に安定化二酸化塩素水溶液全体から二酸化塩素ガスの発生が起きると、一定時間後に水分のみ残り、安定した濃度の二酸化塩素ガスを発生し難くなる。
また、本発明のガス供給装置は、ヒーターを使用していないので、省電力であり、小さくて軽量である。
また、吸液紙は帯状であり、吸液紙は、セパレーターに形成された2つの貫通孔を通ってセパレーター上にその一部が載置されており、その結果、セパレーター上に保液紙を載置すると、吸液紙はセパレーターと保液紙の間に配置され、吸液紙は保液紙に接触するので、保液紙と接触する吸液紙の面積が充分に広く、吸液紙から保液紙へ安定化二酸化塩素水溶液を充分に保持させることができる。
本発明を適用した薬剤容器の一構成例を説明する概略断面図である。 図1に示された薬剤容器から気化パッドと保液紙を取り去った状態の概略平面図である。 本発明を適用したガス供給装置の一構成例を示す概略断面図である。 従来の殺菌脱臭ガス供給装置を説明する概略図である。
符号の説明
1 薬剤容器
2 容器本体
3 安定化二酸化塩素水溶液
4 セパレーター
5 保液紙
6 吸液紙
7 気化パッド
8 貫通孔
9 ガス供給装置
10 装置本体
11 回転羽根
12 空気吸入口
13 ガス排出口
14 紫外線ランプ
15 ランプ傘
16 遮蔽板
17 脚

Claims (6)

  1. ガス発生誘発物が適用されて二酸化塩素ガスを発生するガス発生源溶液を収納する容器本体を備える薬剤容器であって、
    前記容器本体の内壁に着脱可能に取付けられると共に前記容器本体に収納される前記ガス発生源溶液の上方に位置する隔離部材と、
    該隔離部材上に載置されると共に液体を保持する保液部材と、
    前記ガス発生源溶液を吸い上げて前記保液部材に前記ガス発生源溶液を保持させる吸液部材とを備える
    ことを特徴とする薬剤容器。
  2. 前記吸液部材は帯状であり、
    帯状の前記吸液部材は、前記隔離部材に形成された複数の貫通孔に通されて前記隔離部材と前記保液部材との間に配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載の薬剤容器。
  3. 前記保液部材は、無機質繊維で構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の薬剤容器。
  4. ガス発生誘発物が適用されて二酸化塩素ガスを発生するガス発生源溶液を収納する容器本体を備える薬剤容器と、
    該薬剤容器内のガス発生源溶液に対してガス発生誘発物を適用するガス発生誘発物適用手段と、
    該ガス発生誘発物適用手段によってガス発生誘発物が適用されて発生する二酸化塩素ガスに、風を当てて外部へ二酸化塩素ガスを供給する送風手段とを有するガス供給装置であって、
    前記薬剤容器は、前記容器本体の内壁に着脱可能に取付けられると共に前記容器本体に収納される前記ガス発生源溶液の上方に位置する隔離部材と、
    該隔離部材上に載置されると共に液体を保持する保液部材と、
    前記ガス発生源溶液を吸い上げて前記保液部材に前記ガス発生源溶液を保持させる吸液部材とを備え、
    前記ガス発生誘発物適用手段と前記ガス発生源溶液との間に前記保液部材が位置する
    ことを特徴とするガス供給装置。
  5. 前記吸液部材は帯状であり、
    帯状の前記吸液部材は、前記隔離部材に形成された複数の貫通孔に通されて前記隔離部材と前記保液部材との間に配置された
    ことを特徴とする請求項4に記載のガス供給装置。
  6. 前記保液部材は、無機質繊維で構成された
    ことを特徴とする請求項4に記載のガス供給装置。
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