JP2008262223A - Euvフォトリソグラフィ用の反射投影レンズ - Google Patents

Euvフォトリソグラフィ用の反射投影レンズ Download PDF

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Abstract

【課題】すべての像方向に沿ったゆがみ誤差をほぼ補正することができる大開口数で作動可能なEUV投影レンズを提供する。
【解決手段】極紫外線(EUV)スペクトル領域からの電磁放射を用いて物体平面上に配置されたパターンを像平面上に結像する投影レンズであって、反射コーティングを有して投影レンズの光軸を定める幾つかの結像鏡が、物体平面および像平面間に配置されており、各々の鏡がその鏡に特徴的な入射角範囲にわたって照射されるように、複数の鏡が相互に構成および配置されており、少なくとも最大入射角範囲を有する鏡が、コーティング軸に関して回転対称であるフィルム厚さ勾配を有する非中心性漸変反射コーティングを有しており、コーティング軸が投影レンズの光軸とほぼ一致している投影レンズ。
【選択図】図1

Description

本発明は、極遠紫外線(EUV)領域の電磁放射を用いて物体平面上に配置されたパターンを像平面上に結像する投影レンズに関する。
この形式の投影レンズは、半導体素子および他の微細装置の作製に使用される投影露光系に用いられ、以下に包括的用語「マスク」または「レチクル」を使用して呼ぶフォトマスクまたはレチクル上のパターンを、感光性コーティングを有する物体上に超高解像度で投影することができる。
さらに微細な構造を作製できるようにするために、投影レンズの解像度を改善するさまざまな方法が探求されている。投影レンズの像側開口数(NA)を増加させることによって解像度が改善されることは周知である。別の方法は、短波長電磁放射を用いるものである。
しかし、開口数の増加によって解像度を改善することには幾つかの欠点がある。主要な欠点は、開口数の増加に伴って、達成可能な焦点深度(DOF)が減少することであり、たとえば、製造すべき基板の達成可能な最大平坦度および機械的許容誤差の点から、少なくとも約1マイクロメートルの焦点深度が望ましいため、このことは不都合である。したがって、中程度の開口数で作動すると共に、極遠紫外線(EUV)領域の短波長電磁放射を用いて解像度を大幅に改善する系が開発された。13.4nmの作動波長を用いたEUVフォトリソグラフィの場合、開口数NA=0.1において約1μmの典型的な焦点深度で約0.1μmの解像度が理論的に達成されるであろう。
極遠紫外線領域の短波長の放射は、長波長を透過する周知の光学材料によって吸収されるため、屈折光学素子を使用して極遠紫外線領域の放射を合焦することができないことは周知である。したがって、物体平面および像平面間に配置された反射コーティングを有して投影レンズの光軸を定める幾つかの結像、すなわち、凹面または凸面鏡を備えた鏡系が、EUVフォトリソグラフィに用いられる。使用される反射コーティングは一般的に、たとえば、モリブデンおよびケイ素の交互層を有する多層コーティングである。
それぞれが均一厚さの層を有する反射コーティングを備えた4個の鏡を有してEUVフォトリソグラフィに使用される反射レンズが、米国特許第5,973,826号に開示されている。
別のEUVフォトリソグラフィック系が、米国特許第5,153,898号に示されている。この系は、最大5個の鏡を有し、そのうちの少なくとも1つが非球状反射面を有する。EUVに使用するのに適した多層反射コーティング用の材料の多数の組み合わせが記載されている。それらの層はすべて、均一厚さを有する。
均一厚さの反射コーティングは、塗布が比較的簡単であるが、それらの層の厚さは、特定の入射角か、狭い入射角範囲だけに対して最適化されているので、使用する鏡のそれらの領域に用いられる放射の撃角すなわち入射角が変化する結像系の場合、一般的に高い反射損失を生じる。別の欠点として、ひとみ放射照度が不均一であるため、テレセントリック誤差、構造依存型または視野依存型解像度限界(いわゆる「H−V差またはCD値のばらつき」)を発生し、一般的に処理窓が絞り込まれる。
系全体の光軸に関して回転対称であるフィルム厚さ勾配を有することによって特徴づけられた漸変反射コーティングを有する鏡を備えた反射EUV結像系も周知である(米国特許第5,911,858号を参照されたい)。漸変反射コーティングを使用することによって、一定の入射角範囲全体で均一になった反射強度分布を達成することができる。
フォトリソグラフィック装置すなわちステッパは、マスクを基板上に投射するために2種類の方法、すなわち、「ステップリピート」方法および「ステップスキャン」方法を用いる。「ステップリピート」方法の場合、レチクル上に存在するパターン全体を使用して、基板の大面積を順に露光する。したがって、関連の投影光学素子は、マスク全体を基板上に結像できる十分な大きさの像視野を有する。各露光後に基板を平行移動させて、露光処理を繰り返す。ここでは好適であるステップスキャン方法の場合、マスク上のパターンが可動スリット越しに基板上に走査され、この場合、マスクおよびスリットが投影レンズの倍率に等しい比の速度で逆方向に同期平行移動する。
米国特許第5,973,826号 米国特許第5,153,898号 米国特許第5,911,858号
本発明の目的は、すべての像方向に沿ったゆがみ誤差をほぼ補正することができる大開口数で作動可能なEUV投影レンズを提供すると共に、十分な品質の結像を維持しながら、像視野の十分に対称的な高輝度照明を行うことである。特に、光学的視点から、波面誤差、ゆがみ、全透過率、視野均一性および均一ひとみ放射照度間で適当な折り合いをつけた投影レンズを考案する必要がある。
本発明は、極遠紫外線(EUV)領域の電磁放射を用いて物体平面上に配置されたパターンを像平面上に結像する投影レンズであって、反射コーティングを有して投影レンズの光軸を定める幾つかの結像鏡が、物体平面および像平面間に配置されており、これらの鏡の少なくとも1つが、コーティング軸に関して回転対称であるフィルム厚さ勾配を有する非中心性漸変反射コーティングを有しており、コーティング軸が、投影レンズの光軸に対して非中心性配置されている投影レンズによって上記目的を達成する。
発明を実施する形態
系全体の光学軸に対する漸変回転対称反射コーティングの非中心性によって、従来系にはなかった投影レンズの光学特性を最適化する追加自由度が得られ、ここで、EUV投影系の設計および光学的レイアウトをほぼ2つの連続段階に分割できることを十分に重視しなければならない。第1段階は、コンピュータおよび適当な光学設計ソフトウェアを使用し、波面収差、ゆがみ、組み立て状態、製造状態などの従来の基準を適切に考慮して、未被覆鏡基板のレイアウトおよび設計を最適化する段階である。次に、それらの反射コーティングを計算し、それらの反射コーティングを十分に重視して設計を計算し直す。コーティングは未被覆基板上に効率的に「積み重ねられる」が、一般的にその結果として、未被覆光学素子を有する系よりはるかに劣った結像性能になり、これは一般的に、それに続いて系を再最適化しなければ、許容できないであろう。
とりわけ、再最適化は、反射コーティングによって生じた波面収差および波面アポディゼーションを重視しなければならない。関連の匹敵する効果は主に、系の全透過率および視野均一性である。これらの重要な特性は一般的に、可能な設計変更の種類によって逆の影響を受けることがわかっている。十分な全透過率と十分な視野均一性とを組み合わせた良好な妥協策が、非中心性回転対称反射コーティングを使用することによって特に好都合に達成でき、非中心性漸変反射コーティングを設けることが全透過率に特に有益であることが一般的にわかっている。他方、視野均一性には、光軸上に中心を合わせた反射コーティングが有益である。
特に、実際に使用される各鏡の面積(それらの「専有面積」)、それらの表面上のすべての点における平均入射角、およびそれらの表面上の各点における角度帯域幅すなわち入射角範囲を算出することができる個別反射面についての角度範囲計算が、一般的にこの再最適化の出発点になる。データの特に重要な項目は、平均入射角と、入射角範囲(角度帯域幅)である。
EUV系に用いられる反射コーティングの主たる目的は、できる限り多くの入射電磁放射光を反射することであるので、最大反射率が得られるように設計が最適化され、角度範囲計算から得られるすべての点での平均入射角を求めて、反射率の最適化に必要なフィルム厚さを計算するベースとして使用することができる。これを進めるやり方は主に、物体野の形状によって決定され、好適な実施形態の場合、これは環状セグメントである。
少なくとも最大入射角範囲、すなわち、最大角度帯域幅を有する鏡が、非中心性漸変反射コーティングを有していれば好都合であることがわかった。本発明は、一定厚さのフィルムは、特定の入射角か、狭い入射角範囲に対してだけ最適化されているので、反射部分全体で入射角度が大きく変化する系において一定フィルム厚さを用いると、非常に大きい反射損失が生じるという認識に基づいている。鏡に対する入射角がほぼそれらの開口数によって決まるので、このことは特に、大開口数系、たとえば、NA>0.2の系で問題になる。最大入射角範囲を有する鏡が特定されていれば、回転反射コーティングを軸外しシフトするなどの設計変更によって、系の結像特徴を非常に効果的に調整することができる。
好適な実施形態の場合、最大入射角範囲を有する鏡の入射角範囲は、5°〜10°未満から、10°〜15°を超える角度にわたる。関係する入射角範囲は、たとえば、約1°〜約17°にすることができる。
超高全透過率が得られるように反射系を最適化する必要があるが、視野均一性は重要でないか、大した要素ではない場合、これらの鏡のうちの少なくとも最大入射角範囲を有するものが、非中心性漸変反射コーティングを有し、関係する入射角範囲全体で用いられる光に対して高い反射率を有するように、そのフィルム厚さ勾配を半径方向に最適化することが好都合である。しかし、複雑な最適化が必要な場合、高い反射率が得られるように最適化されたコーティングを用いると、達成していた当初の局部最小値から大きく離れるように系を変位させるので、その最小値はもはや自動的に位置決めできなくなり、再最適化構造ではなく、新しい構造になるであろう。
反射系に単一の非中心性漸変反射コーティングを用いると、所望の好都合な効果に加えて、結像性能に悪影響も生じるであろうから、好適な実施形態は、第1非中心性漸変反射コーティングを有する鏡と、第2非中心性漸変反射コーティングを有する少なくとも1つの別の鏡とを有し、一定の結像誤差に対するそれらの反射コーティングの寄与を少なくとも部分的に補償し合うように、それらの非中心性、フィルム厚さ勾配などを互いに適合させているが、クロススキャン方向(x方向)に沿ったゆがみに対しては、走査による直角のy方向に沿った補償効果がないため、その方向のたわみが特に重要であろう。したがって、好適な実施形態では、それらの反射コーティングの非中心性は、それらのコーティング軸が、スキャナの場合にはスキャン方向に一致するy軸に沿った投影レンズの光軸に対して非中心性であるように構成される。
0が垂直入射(入射角0°)に対する最適フィルム厚さ、r0がx−y平面上の系の光軸に対するコーティング軸の非中心性、rがx−y平面上の現在の半径方向座標、係数cが多項係数、nが整数である時、回転対称フィルム厚さ勾配のフィルム厚さdは、
Figure 2008262223
であれば好都合であることがわかった。したがって、好適なフィルム厚さ勾配は、奇数累乗項がない、特に一次項がなく、最も単純な場合には、たとえば放物線になる二次多項式で説明されるであろう。
実施形態に関連して詳細に記載する好適な投影レンズは、6個の鏡を物体平面および像平面間に有する。物体平面の後に続く第5鏡が、最大入射角範囲を有する鏡である。最大反射率に対して最適化された系の場合、この鏡は、心合わせ漸変反射コーティングを有することができる。他の実施形態では、これらの鏡の幾つかが、ひとみ放射照度分布がほぼ回転対称的であるように互いに適合させた心合わせ漸変反射コーティングを備えている。横方向フィルム厚さ勾配は塗布するのが困難であるため、そのような鏡がここでは2個で、4個以下であることが好ましい。幾つかの品質基準、特に全透過率およびゆがみを同時に最適化できるように、少なくともこの第5鏡が非中心性漸変反射コーティングを備えている。
これらの鏡のうちの、第5鏡に先行する少なくとも1つ、たとえば、第3または第4鏡も非中心性漸変反射コーティングを有し、縦続した漸変反射コーティングの両フィルム厚さ勾配の回転軸が、光軸に平行に非中心性変位して、クロススキャン方向に沿ったゆがみに対するそれらのそれぞれの寄与が少なくとも部分的に補償し合うようにした時、特に好都合な結果が達成される。
上記および他の特徴は、請求項と、説明および図面との両方から明らかであり、それらの個々の特徴は、単独か、本発明の実施形態に見られ、他の分野で実施されたサブセットの組み合わせの形などの幾つかで特許性がある特徴と共に、特許性がある好適な実施形態を表すであろう。
本発明の主たる原理の以下の説明において、「光軸」は、本明細書に記載する実施形態の場合、専ら湾曲反射面を有する鏡からなる関連の光学素子の湾曲の近軸中心を通る直線または一連の直線部分を表すものとする。本明細書に示されたこれらの例の場合、物体は、集積回路のパターン、または格子などの他のパターンを付けたマスク(レチクル)である。本明細書に示されたこれらの例の場合、それの像は、基板として機能するフォトレジスト層被覆ウェハ上に投影されるが、他の形式の基板、たとえば、液晶ディスプレイの構成部材または光学格子用の基板でもよい。
好適な実施形態に基づいたEUV投影レンズ1の典型的なレイアウトが、図1に示されている。それは、物体平面2上に配置されたレチクルなどの上のパターンの像を、物体平面に平行に並べられた像平面3上に縮小して、たとえば、4:1の縮尺で投影することができる。結像は、極遠紫外線(EUV)領域、特に約13.4nmの作動波長の電磁放射によって行われる。湾曲反射面を有し、従って結像鏡である合計6個の鏡4〜9が、互いに同軸的に物体平面2および像平面3間に配置されて、像平面および物体平面に直交する共通の光軸10を定めている。これらの鏡4〜9の基板は、共通の物理軸10と一致した対称軸を有する回転対称非球面形状を有する。この6鏡系は、ステップスキャンモードで作動するように構成されて、軸外し環状視野で作動して、2mm×26mmの一般的な視野寸法を有する環状視野に対して開口数NA=0.25を達成する。
図1からわかるように、ソフトX線源を含む照明系(図示せず)から送られた光はまず、物体平面2の像と反対の側部から物体平面2上に配置された反射マスクに当たる。マスクで反射した光は、物体に面した凹反射面を有する第1鏡4に当たり、それによってわずかに絞り込まれて第2鏡5へ反射される。この第2鏡5は、第1鏡4に面した凹反射面を有し、これは光を集束ビームの形で第3鏡6に向けて反射する。この第3鏡6は、凸反射面を有して、軸外し入射光を第4鏡7へ反射し、これは光軸から離れた位置にある鏡部分が利用されて、像平面3の近傍に配置された第5鏡8へ入射光を反射する一方、中間実像11を形成する。この第5鏡8は、像平面と反対側に面した凸反射面を有して、拡散入射光を第6鏡9に向けて反射し、これは像平面3に面する凹反射面を有して、入射光を反射して像平面3上にそれを合焦する。
鏡4〜9の反射面のすべてに、反射率増強反射コーティングが付着している。好適な実施形態の場合、これらのコーティングは、それぞれがケイ素の層およびモリブデンの層を含む約40対の交互層からなる積層体である。
Figure 2008262223
表1は、構造を表形式で概略的に示しており、表の第1列は、関係する反射または他の指定表面の番号を示し、第2列は、これらの表面の半径(mm)を示し、第3列は、関係するそれぞれの表面と次の表面との間の距離(mm)を示す。半径の代数符号は、正符号が像平面側に位置する反射面の曲率中心に対応するように選択されている。第4〜第9列は、「A」〜「E」で示されているが、非球状反射面の非球面係数を示す。すべての反射面が球状に湾曲していることがわかるであろう。それらの非球状面は、1/rがそれらの曲率、hが光軸からそれらの表面上の点までの距離である時、等式:
p(h)=[((1/r)h2)/(1+SQRT(1−(1+K)
(1/r)22)]+Ah4+Bh6+...
を使用して計算することができる。したがって、p(h)は、z方向に沿った、すなわち、光軸に沿った表面の反曲点からその表面上の点までの半径方向距離を表す。係数K、A、Bなどは表1に示されている。
後続の列に示された係数C0、C2、xdeおよびydeは、好適な実施形態の場合、それぞれの鏡に塗布された反射コーティングのフィルム厚さ勾配を、前述の数式1に示された公式に従って示し、
Figure 2008262223
である。
次に、選択した反射コーティングが投影レンズの結像性能に対して有する効果を幾つかの段階で説明する。
これらの反射コーティングのコンピュータ設計は、使用したコーティング設計の各々で、系の基本設計を未被覆基板の場合について行った時に見られ、その場には高次波面誤差がほとんど全く発生しない特徴の局部最小値から系全体が変位しない点までだけ透過波面がたわむことができるようにする境界条件下において行われた。主な効果は、ゆがみおよび焦点はずれである。ゼルニケ係数や、スキャン方向すなわちy方向およびクロススキャン方向すなわちx方向に沿ったゆがみなどによって説明される波面に加えて、そのようなコーティング設計に適用される品質基準は、視野均一性およびひとみアポディゼーションである。系の設計および作製特徴は、未被覆基板の場合の基本設計と比較して、実質的に変化していない。
すべての反射コーティングが一定のフィルム厚さを有する投影レンズの説明から開始するが、その場合、すべての鏡について入射角範囲の計算から平均入射角を計算することが有用であり、それらの平均入射角は、使用表面全体について計算すべきである。次に、これらの全体的平均入射角に基づいて、関連の最適フィルム厚さを計算して、周知のようにして関連のコーティング設計に挿入する。これらの均一厚さのフィルムの主な効果は、スキャン方向に沿った一定の像オフセットであり、すぐにわかる焦点はずれが伴う。この一次誤差は、再最適化によって補正することができる。rms値によって表される波面収差は、未被覆鏡の設計の場合より約20%劣っていた。
図2および図3は、2つの視野点についての投影レンズの円形射出ひとみにおける放射照度分布を示す図であり、図2は、系の対称軸上に位置する視野点での分布を示し、図3は、環状視野の縁部の視野点での分布を示す。記載されている百分率は、投影レンズの入口での放射照度に対する割合を示す。一定のフィルム厚さであるため、光軸に平行な軸に関して回転対称である使用の系およびコーティングの回転対称性を維持する際に、これらの2つの放射照度分布は、射出ひとみ軸まわりの回転だけで異なる。関係する回転角は、物体平面または像平面上の視野点の位置から生じる。
これらの概略図は、顕著なひとみアポディゼーションが発生することを示す。放射照度レベルは、ひとみ全体で約3%〜14%変化する。図2および図3では、異なったひとみ放射照度を有するこれらの領域が、一定強度の等高線によって表示されている。中心が射出ひとみの外側に位置するこれらの分布の特殊な形状は、水平および垂直特徴についてのクリティカルディメンション(CD値)間に大きい差(h−v差)を生じるであろう。図4は、視野全体での透過率分布を概略的に示す。グラフのy軸に対応したスキャン方向に沿ったばらつきは、走査の統合効果のために大した悪影響を与えないが、スキャン方向に垂直な、すなわち、クロススキャン方向またはx方向の不均一性は、視野全体でのCD値のばらつきの原因となる。しかし、その放射照度分布にレチクルでの放射照度分布で重み付けをすると、約1%の動的均一性を達成することができ、これは、多くの用途形式において十分であろう。図示の例の場合、平均透過率は約13%であり、これは、用いた反射コーティングが簡単であることを考えれば、非常に高い値を示す。
図1に示された構造の場合、像に近い第5鏡8は、使用反射面全体での平均入射角の変化量が最大である鏡であり、ここで、「入射角」は、入射光が入射する方向と光がその表面に当たる地点における反射面に対する垂線との間の角度として定義される。関係する入射角の範囲は、約1°〜17°である。この鏡を一定厚さのコーティングで被覆すると、比較的大きい反射損失が生じるであろう。
少なくともこの鏡8が、等式1で示すことができるフィルム厚さ勾配を有する回転対称漸変反射コーティングを有していれば、高い反射率と許容可能な波面補正とをうまく折り合わせることができる。
反射率を大幅に改善するには、関係する平均入射角に合うように対称軸に沿ったフィルム厚さ勾配を適応させれば十分であることがわかった。
これは一般的に線形勾配であり、対応の非中心性(r0≠0)が許容される限 り、等式1の多項式を使用して十分に対応することができる。図5および図6は、たとえば、13.7%の高い平均透過率を生じる射出ひとみにおける強度分布を示すグラフであり、ばらつきが約12%〜約14%であり、したがって、上記の一定のフィルム厚さを有する多層コーティングの場合よりはるかに小さい。しかし、図7に示された視野均一性は約2.5%のばらつきを有し、一定のフィルム厚さを有するコーティングの場合より幾分劣っている。しかし、この形式の多層コーティングは、横方向フィルム厚さ勾配を有しており、クロススキャン方向(x方向)に沿ったゆがみが比較的大きく、走査はこのゆがみを補償する効果をまったく生じないため、例外的な場合にしか使用するのに適さない。
クロススキャン方向に沿ったこのゆがみの主要原因が、主に第5鏡8の漸変反射コーティングの非中心性にあることを示すことができた。したがって、関係する非中心性を小さくする、すなわち、光軸に関して回転対称になるように漸変反射コーティングを配置することによって、この効果を低減させることができる。第5鏡に心合わせ漸変反射コーティングを用いた構造の典型的な光学特徴が、図8〜図10に示されている。ひとみアポディゼーションが、ひとみ軸の近傍で約8%、ひとみの縁部で約14%であって、比較的大きい。しかし、ひとみ軸に関して回転対称であり、したがって、視野点に左右されず、したがって、図10に示された視野全体にわたってほぼ完全な均一性(<0.4%)を直ちに生じる。12%の全透過率は、考慮中の構造の場合より低い。
回転対称ひとみアポディゼーションを生じるように最適化された別の実施例を、図11〜図13に基づいて説明する。この実施形態の場合、心合わせ漸変反射コーティングを2つの鏡、すなわち、最大の入射角範囲を有する第5鏡8および光路上でそれの前方に位置する第6鏡9に塗布した。図8〜図10に示された実施形態の場合のように、ひとみアポディゼーションがほぼ回転対称になるように、これらの鏡の心合わせフィルム厚さ勾配を互いに適合させている。しかし、その実施形態とは異なって、この場合には、ひとみアポディゼーションが射出ひとみ全体に示す絶対ばらつきが小さく、これによって、単一の心合わせ漸変反射コーティングを用いた場合より、照明の均一性が大幅に改善される。図11〜図13から明らかなように、射出ひとみにおける放射照度のばらつきは、約13.4%〜約15.6%の範囲にすぎず、単一の心合わせ漸変反射コーティングだけを用いた実施形態(図8〜図10を参照されたい)の場合の対応のばらつきよりはるかに小さい。さらに、全透過率は、約14.7%であり、その実施形態より相当に良好であり、それの視野均一性は、0.4%未満で、ほぼ完全である(図13を参照されたい)。それの回転対称形の射出ひとみは、第3および第5鏡のコーティングのフィルム厚さ勾配を調整することによって達成される。本例は、フィルム厚さ勾配を互いに適当に適合させた幾つかの心合わせ漸変反射コーティングを用いることによって、ほぼ回転対称形のひとみ放射照度分布を達成できることを示している。
次に、図14〜図16に基づいて、全透過率および視野均一性を折り合わせることができる実施形態を説明する。前述の非中心性多層コーティングを用いることによって生じるクロススキャン方向に沿ったゆがみを補正するために、幾つかの、すなわち最後の2つの鏡のコーティングのフィルム厚さ勾配を非中心性にして、ゆがみに対するそれらの寄与を部分的または完全に補償できるように、それぞれの非中心性を互いに適合させることがまず予測される。図14〜図16は、第5鏡8および第6鏡9に加えて、第3鏡6も非中心性漸変反射コーティングを有する設計特徴を示している。クロススキャン方向に沿ったたわみの補正(残留たわみは一般的に1nm未満である)および許容波面補正(一般的に、30mλ未満のrmsばらつき)に加えて、系は約13.6%の非常に高い全透過率と、図16に示された約1.6%の許容静止視野均一性を有する。視野均一性は、走査移動によって統合されると、約1%以下になり、非常に良好になるであろう。図14および図15から、これらのコーティングがひとみにおける放射照度分布に勾配を生じることがわかり、これは、心合わせ漸変反射コーティングを用いた場合(図8および図9を参照されたい)より幾分劣る。関係するばらつきの範囲は、約9%〜14%である。しかし、アポディゼーションは完全でも回転対称でもなく、このことはテレセントリシティおよび処理窓に悪影響を与えるであろう。
当該技術分野の専門家には、本発明の基本原理の説明から、EUVマイクロリソグラフィに使用できるように設計された投影レンズの場合、適切に適合させ、必要ならば組み合わせた非中心性漸変反射コーティングを用いることによって、全反射率と視野均一性とをうまく折り合わせることができることが明らかであろう。そのため、幾つかの非中心性漸変反射コーティングを用いた構造は、そのようなコーティングの適当な相対配置を用いることによって、それらの良好な全透過率をほぼ維持しながら、ゆがみなどの結像誤差に対するそれらの悪影響を補償することができるので、特に好都合である。必要ならば、追加の非中心性漸変反射コーティングを用いることによって、許容できない残留誤差をさらに除去することができる。たとえば、第1鏡に非中心性勾配を適用することによって、全透
過率を大して低減させることなく、図14および図15に見られるひとみにおける非中心性を最小限に抑えることができる。
6個の鏡を有するEUV投影レンズの実施形態の概略的な長手方向断面図である。 一定のフィルム厚さを有する反射コーティングをすべての鏡に用いた場合の、対称軸上の視野点でのその投影レンズの射出ひとみにおける透過率分布を示す概略図である。 環状視野の縁部の視野点での射出ひとみにおける対応の透過率分布を示す。 一定のフィルム厚さを有する反射コーティングを用いた場合の像視野全体での透過率分布を示すグラフである。 鏡の1つが非中心性漸変反射コーティングを有する場合の、対称軸上の視野点での投影レンズの射出ひとみにおける透過率分布を示す概略図である。 環状視野の縁部の視野点での射出ひとみにおける対応の透過率分布を示す。 非中心性漸変反射コーティングを用いた場合の像視野全体での透過率分布を示すグラフである。 鏡の1つが心合わせ漸変反射コーティングを有する場合の、対称軸上の視野点での投影レンズの射出ひとみにおける透過率分布を示す概略図である。 環状視野の縁部の視野点での射出ひとみにおける対応の透過率分布を示す。 鏡の1つが心合わせ漸変反射コーティングを有する場合の像視野全体での透過率分布を示すグラフである。 鏡の2つが、ほぼ回転対称ひとみ放射照度分布を生じるように互いに適合させた心合わせ漸変反射コーティングを有する場合の、対称軸上の視野点での投影レンズの射出ひとみにおける透過率分布を示す概略図である。 環状視野の縁部の視野点での射出ひとみにおける対応の透過率分布を示す。 鏡の2つが心合わせ漸変反射コーティングを有する場合の、対称軸上の視野点での投影レンズの射出ひとみにおける透過率分布を示す概略図である。 鏡の2つが非中心性漸変反射コーティングを有し、それらの反射コーティングの非中心性を、ゆがみに対するそれらのそれぞれの寄与を相殺するように互いに適合させた場合の、対称軸上の視野点での投影レンズの射出ひとみにおける透過率分布を示す概略図である。 環状視野の縁部の視野点での射出ひとみにおける対応の透過率分布を示す。 鏡の2つが、ゆがみに対するそれぞれの寄与を相殺するような非中心性漸変反射コーティングを有する場合の投影レンズの像視野全体での透過率分布を示すグラフである。
符号の説明
1 EUV投影レンズ
2 物体平面
3 像平面
4〜9 鏡
10 共通光軸
11 中間実像

Claims (10)

  1. 極紫外線(EUV)スペクトル領域からの電磁放射を用いて物体平面上に配置されたパターンを像平面上に結像する投影レンズであって、反射コーティングを有して投影レンズの光軸を定める幾つかの結像鏡が、物体平面および像平面間に配置されており、各々の鏡がその鏡に特徴的な入射角範囲にわたって照射されるように、複数の鏡が相互に構成および配置されており、少なくとも最大入射角範囲を有する鏡が、コーティング軸に関して回転対称であるフィルム厚さ勾配を有する非中心性漸変反射コーティングを有しており、コーティング軸が投影レンズの光軸とほぼ一致している投影レンズ。
  2. 漸変反射コーティングのフィルム厚さ勾配が、ほぼ回転対称であるひとみ放射照度分布を生じるように最適化されている請求項1記載の投影レンズ。
  3. 幾つか(少なくとも2つ)の鏡が、非中心性漸変反射コーティングを有しており、それらの反射コーティングのフィルム厚さの勾配が、ほぼ回転対称であるひとみ放射照度分布を生じるように、互いに適合されている請求項2記載の投影レンズ。
  4. 非中心性漸変反射コーティングを有する4個以下の鏡が存在する請求項3記載の投影レンズ。
  5. 5個より多い、特に6個の鏡が、物体平面および像平面間に配置されている請求項1〜4のいずれか1項記載の投影レンズ。
  6. すべての鏡が同軸的である請求項1〜5のいずれか1項記載の投影レンズ。
  7. 物体平面の後に続く少なくとも第5鏡が非中心性漸変反射コーティングを有しており、好ましくは物体平面の後に続く第4および第5鏡または第3および第5鏡が非中心性漸変反射コーティングを有する請求項5または6記載の投影レンズ。
  8. が垂直入射に対して最適化されたフィルム厚さ、rが非中心性、rがx−y平面上の半径方向座標、cが係数である時、非中心性漸変反射コーティングのフィルム厚さdが、
    Figure 2008262223
    で与えられる回転対称勾配を有する請求項1〜7のいずれか1項記載の投影レンズ。
  9. 投影レンズが、NA≧0.15、特にNA≧0.2である像側開口数NAを有する請求項1〜8のいずれか1項記載の投影レンズ。
  10. 前記鏡が、物体平面および像平面間に中間像が形成されるように、構成および配置されている請求項1〜9のいずれか1項記載の投影レンズ。
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