JP2008260098A - 表面被覆切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 難削材の重切削加工等で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン系サーメットからなる超硬基体の表面に、(a)組成式:(Ti1−X Al)N(ただし、原子比で、Xは0.30〜0.70を示す)を満足する(Ti,Al)N層からなる下部層、(b)CrN層からなる中間層、(c)クロム酸化物層と、マンガン酸化物層またはニオブ酸化物層との交互積層構造として構成される上部層、以上(a)〜(c)で構成された硬質被覆層を形成する。
【選択図】 なし

Description

この発明は、特にステンレス鋼や高マンガン鋼、さらに軟鋼などの難削材の切削加工を、切刃に大きな機械的負荷が加わる高速高送り条件で行った場合にも、すぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具(以下、被覆工具という)に関するものである。
一般に、被覆超硬工具には、各種の鋼や鋳鉄などの被削材の旋削加工や平削り加工にバイトの先端部に着脱自在に取り付けて用いられるスローアウエイチップ、前記被削材の穴あけ切削加工などに用いられるドリルやミニチュアドリル、さらに前記被削材の面削加工や溝加工、肩加工などに用いられるソリッドタイプのエンドミルなどがあり、また前記スローアウエイチップを着脱自在に取り付けて前記ソリッドタイプのエンドミルと同様に切削加工を行うスローアウエイエンドミル工具などが知られている。
また、被覆超硬工具として、炭化タングステン(以下、WCで示す)基超硬合金または炭窒化チタン(以下、TiCNで示す)基サーメットで構成された工具基体の表面に、
組成式:(Ti1−X Al)N(ただし、原子比で、Xは0.30〜0.70を示す)を満足するTiとAlの複合窒化物[以下、(Ti,Al)Nで示す]層からなる硬質被覆層を0.1〜8.0μmの平均層厚で物理蒸着してなる被覆工具が知られており、かつ前記被覆工具の硬質被覆層である(Ti,Al)N層が、構成成分であるAlによって高温硬さと耐熱性、同Tiによって高温強度を具備することから、これを各種の鋼や鋳鉄などの連続切削や断続切削加工に用いた場合にすぐれた切削性能を発揮することも知られている。
さらに、上記の被覆工具が、例えば図2に概略説明図で示される物理蒸着装置の1種であるアークイオンプレーティング装置に上記の超硬基体を装入し、ヒータで装置内を、例えば500℃の温度に加熱した状態で、アノード電極と所定組成を有するTi−Al合金がセットされたカソード電極(蒸発源)との間に、例えば電流:90Aの条件でアーク放電を発生させ、同時に装置内に反応ガスとして窒素ガスを導入して、例えば2Paの反応雰囲気とし、一方上記工具基体には、例えば−100Vのバイアス電圧を印加した条件で、前記工具基体の表面に、上記(Ti,Al)N層からなる硬質被覆層を蒸着することにより製造されることも知られている。
特許第2644710号明細書
近年の切削加工装置の高性能化はめざましく、一方で切削加工に対する省力化および省エネ化、さらに低コスト化の要求は強く、これに伴い、切削加工は高速化の傾向にあるが、上記の従来被覆工具においては、これを鋼や鋳鉄などの切削を通常の切削加工条件で行うのに用いた場合には問題はないが、特に切粉の粘性が高く、かつ工具表面に溶着し易いステンレス鋼や高マンガン鋼、さらに軟鋼などの難削材の切削加工を、切刃に対して大きな機械的負荷がかかる高速高送り条件で行なった場合には、切削時に発生する高熱によって切粉は高温に加熱されて粘性度が一段と増大し、これに伴って益々工具表面に対する粘着度は増すようになることから、切刃部における耐摩耗性が急激に低下するとともにチッピング(微少欠け)の発生が増加し、これが原因で比較的短時間で使用寿命に至るのが現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、特に難削材の高速高送り切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する被覆工具を開発すべく、上記の従来被覆工具に着目し、研究を行った結果、
(a)上記従来被覆工具の硬質被覆層である0.1〜8.0μmの平均層厚を有する(Ti,Al)N層を下部層とし、この上に、酸化クロム(以下、Crで示す)層を同じく0.1〜8.0μmの平均層厚で形成して上部層を構成すると、前記Cr層は、熱的安定性にすぐれ、高温強度も大であるため、切削加工時にすぐれた耐摩耗性を示すが、高速高送り切削のような切刃に対して大きな機械的負荷がかかるとともに高熱発生を伴う厳しい切削条件下では、被削材(難削材)に対する耐溶着性は十分でなく、また、耐熱性も満足できるものではないこと。
(b)そこで、被削材(難削材)に対する耐溶着性と耐熱性を改善するため、平均層厚0.01〜1.0μmのCr層と、平均層厚0.01〜1.0μmの酸化マンガン(以下、MnOで示す)層または酸化ニオブ(以下、Nbで示す)層とを交互に積層して、合計平均層厚0.1〜8.0μmの、Cr層とMnO層またはNb層との交互積層構造からなる上部層を構成すると、この上部層はCr層の備えるすぐれた高温強度に加えて、すぐれた耐熱性とすぐれた耐溶着性、耐欠損性を示すようになること。
(c)しかし、Cr層とMnO層またはNb層との交互積層構造からなる上部層と、(Ti,Al)N層からなる下部層との密着性は十分でなく、特に高速高送り切削加工条件では剥離が発生し易いが、前記上部層と下部層間に窒化クロム(以下、CrNで示す)層を0.1〜3μmの平均層厚で介在させると、前記CrN層は前記上部層および下部層のいずれとも強固に密着することから、前記(Ti,Al)N層が工具基体表面に対してすぐれた密着性を有することと相俟って、前記Cr層とMnO層またはNb層との交互積層構造からなる上部層との間にCrN層を介在させてなる硬質被覆層は、上記難削材の高速高送り切削加工でも、層間剥離の発生はなく、すぐれた高温強度を示すとともに、すぐれた耐熱性とすぐれた耐溶着性、耐欠損性を示し、その結果、チッピング、欠損の発生を抑えすぐれた耐摩耗性を長期に亘り発揮するようになること。
(d)上記(c)の硬質被覆層は、例えば図1(a)に概略平面図で、同(b)に概略正面図で示される構造のアークイオンプレーティング装置(以下、AIP装置と略記する)の中央部に工具基体装着用回転テーブルを設け、前記回転テーブルを挟んで、一方側に前記AIP装置のカソード電極(蒸発源)として金属Cr、他方側に前記AIP装置のカソード電極(蒸発源)として金属Mn(または金属Nb)を対向配置し、さらに前記回転テーブルに沿って、かつ前記金属Crおよび金属Mn(または金属Nb)の各カソード電極から90度離れた位置に前記AIP装置のカソード電極(蒸発源)として所定の組成を有するTi−Al合金を配置した蒸着装置を用い、この装置の前記回転テーブル上の中心軸から半径方向に所定距離離れた位置に外周部に沿って複数の工具基体をリング状に装着し、この状態で装置内雰囲気を窒素雰囲気として前記回転テーブルを回転させると共に、蒸着形成される硬質被覆層の層厚均一化を図る目的で超硬基体自体も自転させながら、基本的に、まず前記Ti−Al合金のカソード電極(蒸発源)とアノード電極との間にアーク放電を発生させて、前記工具基体の表面に下部層として(Ti,Al)N層を0.1〜8.0μmの平均層厚で蒸着し、ついで、前記Ti−Al合金のカソード電極(蒸発源)とアノード電極との間のアーク放電を停止し、装置内雰囲気を窒素雰囲気に保持したままで、前記AIP装置のカソード電極(蒸発源)である金属Crとアノード電極との間にアーク放電を発生させて、中間層としてCrN層を0.1〜3μmの平均層厚で蒸着した後、前記蒸着装置内の雰囲気を酸素雰囲気とすると共に、前記AIP装置のカソード電極(蒸発源)として配置した金属Crとアノード電極との間にアーク放電を発生させて0.01〜1μmのCr層を蒸着し、次に、同じく酸素雰囲気内で前記AIP装置のカソード電極(蒸発源)である金属Mn(または金属Nb)とアノード電極との間にアーク放電を発生させて0.01〜1μmのMnO層(またはNb層)を蒸着し、Cr層の蒸着とMnO層(またはNb層)の蒸着を交互に行い、合計平均層厚0.8〜8.0μmの交互積層構造からなる上部層を形成することができること。
(e)上記の下部層、中間層および上部層で構成された硬質被覆層を蒸着形成してなる被覆工具は、特に溶着性(粘着性)の高いステンレス鋼や高マンガン鋼、さらに軟鋼などの難削材の高速高送り切削加工でも、下部層である(Ti,Al)N層がすぐれた高温硬さと耐熱性、さらにすぐれた高温強度を有し、かつCrN層からなる中間層が上部層と下部層との密着性、接合強度を確保し、Cr層とMnO層(またはNb層)の交互積層構造からなる上部層が、すぐれた耐熱性を有し、さらに、被削材(難削材)に対してのすぐれた耐溶着性、耐欠損性を有することから、チッピング、欠損、層間剥離等の発生なく、すぐれた耐摩耗性を長期に亘って発揮するようになること。
以上(a)〜(e)に示される研究結果を得たのである。
この発明は、上記の研究結果に基づいてなされたものであって、
「炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、下部層と中間層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、
上記下部層は、0.1〜8.0μmの平均層厚を有し、かつ、
組成式:(Ti1−X Al)N
を満足する(ただし、原子比で、Xは0.30〜0.70を示す)TiとAlの複合窒化物層からなり、
上記中間層は、0.1〜3μmの平均層厚を有する窒化クロム層からなり、
上記上部層は、0.8〜8.0μmの合計平均層厚を有する、0.01〜1.0μmの平均層厚を有するクロム酸化物層と、0.01〜1.0μmの平均層厚を有するマンガン酸化物層またはニオブ酸化物層との交互積層構造として構成されている、
ことを特徴とする被覆工具(表面被覆切削工具)」
に特徴を有するものである。
つぎに、この発明の被覆工具の硬質被覆層の構成層に関し、上記の通りに数値限定した理由を説明する。
(a)下部層
下部層を構成する(Ti,Al)N層におけるAl成分には高温硬さと耐熱性を向上させ、一方同Ti成分には高温強度を向上させる作用があるが、Alの割合を示すX値がTiの合量に占める割合(原子比、以下同じ)で0.30未満になると、相対的にTiの割合が多くなり過ぎて、難削材の高速高送り切削で要求されるすぐれた高温硬さと耐熱性を確保することができなくなり、摩耗進行が急激に促進するようになり、一方Alの割合を示すX値が同0.70を越えると、相対的にTiの割合が少なくなり過ぎて、高温強度が急激に低下し、この結果切刃部にチッピングなどが発生し易くなることから、X値を0.30〜0.70と定めた。
また、その平均層厚が0.1μm未満では、自身のもつすぐれた耐摩耗性を長期に亘って発揮するには不十分であり、一方その平均層厚が8.0μmを越えると、上記の粘性の高い難削材の高速高送り切削では、切刃部にチッピングが発生し易くなることから、その平均層厚を0.1〜8.0μmと定めた。
(b)中間層
CrN層からなる中間層は、その平均層厚が0.1μm未満では、上部層と下部層の間に強固な接合強度を確保することができず、一方その平均層厚が3μmを越えると、硬質被覆層の強度が中間層部分で急激に低下するようになり、これがチッピング発生の原因となることから、その平均層厚を0.1〜3μmと定めた。
(c)上部層
上部層の交互積層構造を構成するCr層は、すぐれた高温硬さを有し、MnO層は、耐熱性とともにすぐれた耐溶着性を有し、また、Nb層は、耐熱性とともにすぐれた耐欠損性を備えるが、上記Cr層は、その平均層厚が0.01μm未満になるとすぐれた高温硬さを発揮することができなくなり耐摩耗性の向上を期待できず、また、その平均層厚が1.0μmを超えると、チッピングの発生が見られるようになることから、その平均層厚を0.01〜1.0μmと定めた。また、上記MnO層またはNb層は、平均層厚が0.01μm未満では耐熱性、耐溶着性、耐欠損性の改善を図ることはできず、また、その平均層厚が1.0μmを超えると、チッピングの発生が見られるようになることから、その平均層厚を0.01〜1.0μmと定めた。
また、Cr層と、MnO層またはNb層との交互積層構造からなる上部層の合計平均層厚が0.8μm未満では、難削材の高速高送り切削における耐熱性、耐溶着性、耐欠損性の改善を期待できず、一方、合計平均層厚が8.0μmを超えると、チッピング、欠損の発生が見られるようになることから、合計平均層厚を0.8〜8.0μmと定めた。
なお、酸化マンガン(MnO)層については、Mnと酸素の含有割合は1:2(原子比)であると、また、酸化ニオブ(Nb)層については、Nbと酸素の含有割合は2:5(原子比)であるとして示したが、酸化マンガン、酸化ニオブをそれぞれ、
組成式:Mn1−Y
組成式:Nb1−Z
で表した場合に、Yの値(原子比)は、0.22≦Y≦0.50をとり得るものであり、また、Zの値(原子比)は、0.28≦Z≦0.50をとり得るものであって、厳密にMn:酸素=1:2(原子比)、Nb:酸素=2:5(原子比)であることを必要としない。
この発明の被覆工具は、硬質被覆層を構成する下部層の(Ti,Al)N層がすぐれた高温硬さと耐熱性、さらにすぐれた高温強度を有し、かつ中間層のCrN層が下部層と上部層とを強固に密着接合し、さらに、Cr層とMnO層またはNb層の交互積層構造からなる上部層が、すぐれた耐熱性と耐溶着性、耐欠損性を有することから、特に粘着性の高いステンレス鋼や高マンガン鋼、さらに軟鋼などの難削材を、大きな機械的負荷がかかる高速高送り切削条件で加工を行っても、層間剥離、チッピング、欠損の発生なく、すぐれた耐摩耗性を長期に亘って発揮するものである。
つぎに、この発明の被覆工具を実施例により具体的に説明する。
原料粉末として、いずれも1〜3μmの平均粒径を有するWC粉末、TiC粉末、ZrC粉末、VC粉末、TaC粉末、NbC粉末、Cr3 2 粉末、TiN粉末、TaN粉末、およびCo粉末を用意し、これら原料粉末を、表1に示される配合組成に配合し、ボールミルで72時間湿式混合し、乾燥した後、100MPa の圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を6Paの真空中、温度:1400℃に1時間保持の条件で焼結し、焼結後、切刃部分にR:0.03のホーニング加工を施してISO規格・CNMG120408のチップ形状をもったWC基超硬合金製の工具基体A−1〜A−10を形成した。
また、原料粉末として、いずれも0.5〜2μmの平均粒径を有するTiCN(重量比でTiC/TiN=50/50)粉末、Mo2 C粉末、ZrC粉末、NbC粉末、TaC粉末、WC粉末、Co粉末、およびNi粉末を用意し、これら原料粉末を、表2に示される配合組成に配合し、ボールミルで24時間湿式混合し、乾燥した後、100MPaの圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を2kPaの窒素雰囲気中、温度:1500℃に1時間保持の条件で焼結し、焼結後、切刃部分にR:0.03のホーニング加工を施してISO規格・CNMG120408のチップ形状をもったTiCN系サーメット製の工具基体B−1〜B−6を形成した。
(a)ついで、上記の工具基体A−1〜A−10およびB−1〜B−6のそれぞれを、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、図1に示される蒸着装置内の回転テーブル上の中心軸から半径方向に所定距離離れた位置に外周部にそって装着し、一方側のAIP装置のカソード電極(蒸発源)として金属Cr、他方側のAIP装置のカソード電極(蒸発源)として金属Mnまたは金属Nbを対向配置し、さらに前記回転テーブルに沿って、かつ前記金属Crカソードおよび金属Mnカソード(または金属Nbカソード)のそれぞれから90度離れた位置にAIP装置のカソード電極(蒸発源)として所定の組成を有する下部層形成用Ti−Al合金を配置し、
(b)まず、装置内を排気して0.5Pa以下の真空に保持しながら、ヒーターで装置内を700℃に加熱した後、前記回転テーブル上で自転しながら回転する工具基体に−1000Vの直流バイアス電圧を印加し、かつカソード電極の前記金属Crとアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって工具基体表面を前記金属Crによってボンバード洗浄し、
(c)装置内に反応ガスとして窒素ガスを導入して4Paの反応雰囲気とすると共に、前記回転テーブル上で自転しながら回転する工具基体に−100Vの直流バイアス電圧を印加し、かつカソード電極の前記Ti−Al合金とアノード電極との間に120Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって前記工具基体の表面に、表3に示される目標組成および目標層厚の(Ti,Al)N層を硬質被覆層の下部層として蒸着形成し、
(d)上記の下部層形成用Ti−Al合金のカソード電極とアノード電極との間のアーク放電を停止し、装置内の雰囲気を同じ4Paの窒素雰囲気に保持すると共に、工具基体への直流バイアス電圧(−100V)も同じくしたままで、カソード電極の前記金属Crとアノード電極との間に120Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって同じく表3に示される目標層厚のCrN層を硬質被覆層の中間層として蒸着形成し、
(e)上記金属Crとアノード電極とのアーク放電を停止し、前記蒸着装置内の雰囲気を1.0〜3.0Paの酸素雰囲気とし、
(f)その後、金属Crカソード電極とアノード電極との間に120Aの電流を流してアーク放電を発生させ、表3に示される目標層厚のCr層を蒸着し、次に、同じく酸素雰囲気内で金属Mn(または金属Nb)カソード電極とアノード電極との間にアーク放電を発生させて同じく表3に示される目標層厚のMnO層またはNb層を蒸着し、
(g)上記(f)の操作を繰り返して、所定の合計目標層厚のCr層とMnO層またはNb層の交互積層構造からなる上部層を表3に示される合計平均目標層厚で蒸着形成することにより、本発明被覆工具としての本発明被覆スローアウエイチップ(以下、本発明被覆チップと云う)1〜16をそれぞれ製造した。
また、比較の目的で、これら工具基体A−1〜A−10およびB−1〜B−6を、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、それぞれ図2に示される蒸着装置に装入し、カソード電極(蒸発源)として種々の成分組成をもったTi−Al合金を装着し、まず、装置内を排気して0.1Pa以下の真空に保持しながら、ヒーターで装置内を500℃に加熱した後、前記工具基体に−1000Vの直流バイアス電圧を印加し、かつカソード電極の前記Ti−Al合金とアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって工具基体表面を前記Ti−Al合金でボンバード洗浄し、ついで装置内に反応ガスとして窒素ガスを導入して3Paの反応雰囲気とすると共に、前記工具基体に印加するバイアス電圧を−100Vに下げて、前記Ti−Al合金のカソード電極とアノード電極との間にアーク放電を発生させ、もって前記工具基体A−1〜A−10およびB−1〜B−6のそれぞれの表面に、表4に示される目標組成および目標層厚の(Ti,Al)N層を硬質被覆層として蒸着形成することにより、従来被覆超硬工具としての従来表面被覆超硬製スローアウエイチップ(以下、従来被覆チップと云う)1〜16をそれぞれ製造した。
つぎに、上記の各種の被覆チップを、いずれも工具鋼製バイトの先端部に固定治具にてネジ止めした状態で、本発明被覆チップ1〜16および従来被覆チップ1〜16について、
被削材:JIS・SUS316の丸棒、
切削速度: 400 m/min.、
切り込み: 1.5 mm、
送り: 0.4 mm/rev.、
切削時間: 10 分、
の条件(切削条件A)でのステンレス鋼の乾式連続高速高送り切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、200m/min.、0.2mm/rev.)、
被削材:JIS・S15Cの長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度: 350 m/min.、
切り込み: 2.0 mm、
送り: 0.40 mm/rev.、
切削時間: 5 分、
の条件(切削条件B)での軟鋼の乾式断続高速高送り切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、180m/min.、0.2mm/rev.)、
被削材:JIS・SCMnH1の丸棒、
切削速度: 300 m/min.、
切り込み: 1.5 mm、
送り: 0.35 mm/rev.、
切削時間: 10 分、
の条件(切削条件C)での高マンガン鋼の乾式連続高速高送り切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、150m/min.、0.2mm/rev.)、
を行い、いずれの切削加工試験でも切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。この測定結果を表5に示した。
Figure 2008260098
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Figure 2008260098
Figure 2008260098
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原料粉末として、平均粒径:5.5μmを有する中粗粒WC粉末、同0.8μmの微粒WC粉末、同1.3μmのTaC粉末、同1.2μmのNbC粉末、同1.2μmのZrC粉末、同2.3μmのCr32粉末、同1.5μmのVC粉末、同1.0μmの(Ti,W)C[質量比で、TiC/WC=50/50]粉末、および同1.8μmのCo粉末を用意し、これら原料粉末をそれぞれ表6に示される配合組成に配合し、さらにワックスを加えてアセトン中で24時間ボールミル混合し、減圧乾燥した後、100MPaの圧力で所定形状の各種の圧粉体にプレス成形し、これらの圧粉体を、6Paの真空雰囲気中、7℃/分の昇温速度で1370〜1470℃の範囲内の所定の温度に昇温し、この温度に1時間保持後、炉冷の条件で焼結して、直径が8mm、13mm、および26mmの3種の工具基体形成用丸棒焼結体を形成し、さらに前記の3種の丸棒焼結体から、研削加工にて、表7に示される組合せで、切刃部の直径×長さがそれぞれ6mm×13mm、10mm×22mm、および20mm×45mmの寸法、並びにいずれもねじれ角30度の4枚刃スクエア形状をもったWC基超硬合金製の工具基体(エンドミル)C−1〜C−8をそれぞれ製造した。
ついで、これらの工具基体(エンドミル)C−1〜C−8の表面をアセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図1に示される蒸着装置に装入し、上記実施例1と同一の条件で、表7に示される目標組成および目標層厚の(Ti,Al)N層からなる下部層と、同じく表7に示される目標層厚のCrN層からなる中間層と、同じく表7に示される目標層厚のCr層とMnO層またはNb層の交互積層構造からなる、同じく表7に示される合計平均目標層厚の上部層で構成された硬質被覆層を蒸着形成することにより、本発明被覆工具としての本発明表面被覆超硬製エンドミル(以下、本発明被覆エンドミルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
また、比較の目的で、上記の工具基体(エンドミル)C−1〜C−8の表面をアセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図2に示される蒸着装置に装入し、上記実施例1と同一の条件で、同じく表7に示される目標組成および目標層厚の(Ti,Al)N層からなる硬質被覆層を蒸着することにより、従来被覆工具としての従来表面被覆超硬製エンドミル(以下、従来被覆エンドミルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
つぎに、上記本発明被覆エンドミル1〜8および従来被覆エンドミル1〜8のうち、本発明被覆エンドミル1〜3および従来被覆エンドミル1〜3については、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・S15Cの板材、
切削速度: 100 m/min.、
溝深さ(切り込み): 5 mm、
テーブル送り: 180 mm/分、
の条件での軟鋼の乾式高速高送り溝切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、40m/min.、120mm/分)、
本発明被覆エンドミル4〜6および従来被覆エンドミル4〜6については、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SUS316の板材、
切削速度: 100 m/min.、
溝深さ(切り込み): 5 mm、
テーブル送り: 160 mm/分、
の条件でのステンレス鋼の湿式(水溶性切削油使用)高速高送り溝切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、40m/min.、120mm/分)、
本発明被覆エンドミル7,8および従来被覆エンドミル7,8については、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SCMnH1の板材、
切削速度: 70 m/min.、
溝深さ(切り込み): 10 mm、
テーブル送り: 140 mm/分、
の条件での高マンガン鋼の乾式高速高送り溝切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、30m/min.、120mm/分)、
をそれぞれ行い、いずれの溝切削加工試験でも切刃部の外周刃の逃げ面摩耗幅が使用寿命の目安とされる0.1mmに至るまでの切削溝長を測定した。この測定結果を表7にそれぞれ示した。
Figure 2008260098
Figure 2008260098
上記の実施例2で製造した直径が8mm(工具基体C−1〜C−3形成用)、13mm(工具基体C−4〜C−6形成用)、および26mm(工具基体C−7、C−8形成用)の3種の丸棒焼結体を用い、この3種の丸棒焼結体から、研削加工にて、溝形成部の直径×長さがそれぞれ4mm×13mm(工具基体D−1〜D−3)、8mm×22mm(工具基体D−4〜D−6)、および16mm×45mm(工具基体D−7、D−8)の寸法、並びにいずれもねじれ角30度の2枚刃形状をもったWC基超硬合金製の工具基体(ドリル)D−1〜D−8をそれぞれ製造した。
ついで、これらの工具基体(ドリル)D−1〜D−8の切刃に、ホーニングを施し、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図1に示される蒸着装置に装入し、上記実施例1と同一の条件で、表8に示される目標組成および目標層厚の(Ti,Al)N層からなる下部層と、同じく表8に示される目標層厚のCrN層からなる中間層と、同じく表8に示される目標層厚のCr層とMnO層またはNb層の交互積層構造からなる表8に示される合計平均目標層厚の上部層で構成された硬質被覆層を蒸着形成することにより、本発明被覆工具としての本発明表面被覆超硬製ドリル(以下、本発明被覆ドリルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
また、比較の目的で、上記の工具基体(ドリル)D−1〜D−8の表面に、ホーニングを施し、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図2に示される蒸着装置に装入し、上記実施例1と同一の条件で、同じく表8に示される目標組成および目標層厚を有する(Ti,Al)N層からなる硬質被覆層を蒸着形成することにより、従来被覆工具としての従来表面被覆超硬製ドリル(以下、従来被覆ドリルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
つぎに、上記本発明被覆ドリル1〜8および従来被覆ドリル1〜8のうち、本発明被覆ドリル1〜3および従来被覆ドリル1〜3については、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SUS316の板材、
切削速度: 160 m/min.、
送り: 0.35 mm/rev、
穴深さ: 8 mm、
の条件でのステンレス鋼の湿式高速高送り穴あけ切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、80m/min.、0.20mm/rev.)、
本発明被覆ドリル4〜6および従来被覆ドリル4〜6については、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SCMnH1の板材、
切削速度: 130 m/min.、
送り: 0.30 mm/rev、
穴深さ: 16 mm、
の条件での高マンガン鋼の湿式高速高送り穴あけ切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、60m/min.、0.20mm/rev.)、
本発明被覆ドリル7,8および従来被覆ドリル7,8については、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・S15Cの板材、
切削速度: 60 m/min.、
送り: 0.30 mm/rev、
穴深さ: 32 mm、
の条件での軟鋼の湿式高速高送り穴あけ切削加工試験(通常の切削速度および送りは、それぞれ、25m/min.、0.20mm/rev.)、
をそれぞれ行い、いずれの湿式高速高送り穴あけ切削加工試験(水溶性切削油使用)でも先端切刃面の逃げ面摩耗幅が0.3mmに至るまでの穴あけ加工数を測定した。この測定結果を表8にそれぞれ示した。
Figure 2008260098
この結果得られた本発明被覆工具としての本発明被覆チップ1〜16、本発明被覆エンドミル1〜8、本発明被覆ドリル1〜8、および、従来被覆超硬工具としての従来被覆チップ1〜16、従来被覆エンドミル1〜8、従来被覆ドリル1〜8の硬質被覆層を構成する(Ti,Al)N層(下部層)の組成を、透過型電子顕微鏡を用いてのエネルギー分散X線分析法により測定したところ、それぞれ目標組成と実質的に同じ組成を示した。
また、上記の硬質被覆層の構成層の平均層厚を走査型電子顕微鏡を用いて断面測定したところ、いずれも目標層厚と実質的に同じ平均値(5ヶ所の平均値)を示した。
表3〜8に示される結果から、本発明被覆工具は、いずれも特に粘着性の高いステンレス鋼や高マンガン鋼、さらに軟鋼などの難削材の、高い熱発生を伴いかつ切刃に大きな機械的負荷がかかる高速高送り切削でも、硬質被覆層の下部層である(Ti,Al)N層がすぐれた高温硬さと耐熱性、さらにすぐれた高温強度を有し、かつ、中間層のCrN層が下部層と上部層とを強固に密着接合し、さらに、Cr層とMnO層またはNb層の交互積層構造からなる上部層が、すぐれた耐熱性とすぐれた耐溶着性、耐欠損性を有することから、大きな機械的負荷がかかる高速高送り切削条件で切削加工を行っても、硬質被覆層に溶着、層間剥離、チッピング、欠損の発生はなく、すぐれた耐摩耗性を長期に亘って発揮するのに対して、硬質被覆層が(Ti,Al)N層で構成された従来被覆工具においては、高い発熱を伴いかつ大きな機械的負荷がかかる高速高送り切削では、被削材(難削材)と硬質被覆層との溶着が生じ、これが原因で切刃部にチッピング、欠損が発生するようになり、比較的短時間で使用寿命に至ることが明らかである。
上述のように、この発明の被覆工具は、特に各種の鋼や鋳鉄などの通常の切削条件での切削加工は勿論のこと、特に切刃に対し大きな機械的負荷がかかると共に高い熱発生を伴う上記の難削材の高速高送り切削加工でも、すぐれた耐摩耗性を発揮し、長期に亘ってすぐれた切削性能を示すものであるから、切削加工装置の高性能化および自動化、並びに切削加工の省力化および省エネ化、さらに低コスト化に十分満足に対応できるものである。
被覆工具を構成する硬質被覆層を形成するのに用いた蒸着装置を示し、(a)は概略平面図、(b)は概略正面図である。 通常のアークイオンプレーティング装置の概略説明図である。

Claims (1)

  1. 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、下部層と中間層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、
    上記下部層は、0.1〜8.0μmの平均層厚を有し、かつ、
    組成式:(Ti1−X Al)N
    を満足する(ただし、原子比で、Xは0.30〜0.70を示す)TiとAlの複合窒化物層からなり、
    上記中間層は、0.1〜3μmの平均層厚を有する窒化クロム層からなり、
    上記上部層は、0.8〜8.0μmの合計平均層厚を有する、0.01〜1.0μmの平均層厚を有するクロム酸化物層と、0.01〜1.0μmの平均層厚を有するマンガン酸化物層またはニオブ酸化物層との交互積層構造として構成されている、
    ことを特徴とする表面被覆切削工具。
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