JP2008259922A - 破袋装置 - Google Patents

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Koichiro Tazumi
幸一郎 田墨
Keiji Tazumi
啓治 田墨
Akira Kawano
晃 川野
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Abstract

【課題】狭いスペースにも設置可能で、製作コストが安く、しかも効率良くごみ袋を破袋することができるとともに、破袋後のごみ袋やごみの装置への巻付きを防止することのできる破袋装置を提供する。
【解決手段】ベルトコンベヤーのようなごみ袋搬送手段と、外周面に金属又はプラスチックのような硬質の弾性材料からなるワイヤーを複数取付けた回転軸を、高速で回転するワイヤーの先端が搬送されるごみ袋と接触する位置に対向させて配置することにより破袋装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばごみ処理場等において、一般家庭、その他の場所から排出されるごみを収容したごみ袋を破袋するために用いられる、破袋装置に関するものである。
一般家庭、その他の場所から排出されるごみの多くはポリエチレン等の合成樹脂製のごみ袋に収容されて廃棄され、ごみ処理場に収集された後、ごみ袋から取り出されて可燃ごみ、資源ごみ、不燃ごみ等に分別される。ごみ袋に収容されたごみを可燃ごみ、資源ごみ、不燃ごみ等に分別するには、ごみ袋を破袋してごみ袋からごみを取り出す必要があるが、ごみを収容したごみ袋の破袋作業は容易ではないため、これを機械化した破袋装置が用いられている。
従来の破袋装置としては、上部に投入ホッパ、下部に排出口を設けた破袋室内に2つの破袋軸を平行に取り付け、この破袋軸に破袋刃を放射状に所定間隔で複数設け、この破袋軸間でごみ袋を破袋する破袋装置が知られている。(特許文献1参照)
また、破袋室内に外周に螺旋状のスクリュー刃を有する一対の破袋スクリューを平行に設け、該一対の破袋スクリューを互いに反対方向に周期的に正・逆回転させて、破袋後のごみ袋やごみの巻付きを防止するようにした破袋装置も提案されている。(特許文献2参照)
特開2001−29831号公報 特開2002−186872号公報
しかしながら、これら従来の破袋装置では、2つの破袋軸を具備するため、装置自体が大きくなり広い設置スペースを必要とするとともに、装置自体の製作コストが高くなるという問題点がある。また、回転刃やスクリュー刃は高価であり、しかも硬いので磨耗しやすく、ランニングコストが高くなるという欠点がある。
そして、特許文献1に記載された破袋装置では、2つの破袋軸を常に一方向に回転させるので、ごみ袋が破袋軸に巻付き易いという欠点がある。一方、特許文献2に記載された破袋装置では、一対の破袋スクリューを周期的に正・逆回転させるために、ごみ袋の処理効率が低下するという問題点がある。
一方、縦型円筒状のケーシング内の中心に垂直姿勢で回転する回転軸を配設し、回転軸の上半部及び下半部に放射状で且つ軸方向に並列状に取付けた打撃チェーンを回転させて、ごみ袋及び内容物である廃棄物を打撃破砕する破袋選別機も提案されている(特許文献3参照)。しかしながら、この装置では、質量のある打撃チェーンを回転させるために、大型の駆動源(モーター)を必要とするとともに、凹凸のある打撃チェーンに破袋されたごみ袋や廃棄物が巻きつきやすい等の問題点がある。
特開2001-327885号公報
したがって、本発明はこれら従来技術の問題点を解消して、狭いスペースにも設置可能で、製作コストが安く、しかも効率良くごみ袋を破袋することができるとともに、破袋後のごみ袋やごみの装置への巻付きを防止することのできる破袋装置を提供することを目的とする。
本発明者等は鋭意検討した結果、回転軸の外周面に取付けた硬質の弾性材料からなるワイヤーを高速で回転させて、ワイヤーの先端部によりごみ袋を破袋することによって、上記課題が解決されることを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明はつぎの1〜5の構成をとるものである。
1.ごみ袋搬送手段と外周面に硬質の弾性材料からなるワイヤーを複数取付けた回転軸を、回転するワイヤーの先端が搬送されるごみ袋と接触する位置に対向させて配置したことを特徴とする破袋装置。
2.ごみ袋投入口とごみ排出口を有する破袋装置内に、前記ごみ袋搬送手段としてベルトコンベヤーを配置したことを特徴とする1に記載の破袋装置。
3.上方にごみ袋投入口を有する破袋装置において、前記ごみ袋搬送手段として該投入口の下方に装置の中心部に向って傾斜面を設けたことを特徴とする1に記載の破袋装置。
4.前記回転軸を500〜5,000rpmで高速回転可能としたことを特徴とする1〜3のいずれかに記載の破袋装置。
5.前記回転軸の外周面に設けるワイヤーを金属又は硬質プラスチックにより構成したことを特徴とする1〜4のいずれかに記載の破袋装置。
本発明の破袋装置では、サイズのきわめて小さい多数のワイヤーを高速回転させてごみ袋を破袋するので、金属等の異物が混入している場合でもワイヤーは破損せず、効率良く低コストでごみ袋を破袋することができる。また、破袋されたごみ袋がワイヤーや回転軸に巻付くことがない。
さらに、従来の破袋装置では、固定刃等を有する回転軸に、ごみ袋を押しつける押圧手段が必要であったが、本発明の破袋装置ではワイヤーの先端がごみ袋に接触すると同時に破袋されるので、押圧手段が不要となる。また、ワイヤーを取付けた回転軸の質量が小さいので、小型のモーターにより回転させることが可能となり、装置全体を小型化し、安価に構成することが可能となる。
つぎに、図に基づいて本発明の好ましい実施の形態について説明するが、以下の具体例は本発明を限定するものではない。
図1及び図2は、本発明の破砕装置の1例を示す図であり、図1は破砕装置全体の縦断面を示す模式図である。また、図2は、この破砕装置内に配置する回転軸を示す平面模式図である。
この破袋装置1は、横長の略長方形状の装置の一方の上部にガイド板21を有するごみ袋23の投入口2を、他方の下部にごみ24の排出口3を有する。装置1の投入口2の下方には、投入されたごみ袋23を搬送する手段として、ベルトコンベヤー4が横方向に配置されている。そして、ベルトコンベヤー4の他端部と対向する位置には、外周面に複数のワイヤー5を取付けた回転軸6が配置されている。回転軸6の上方には、保護板22が設けられている。
この回転軸6は、図2の(A)、(B)にみられるように、円柱状の回転軸6の外周面に、金属、プラスチック等の硬質の弾性材料により構成された多数のワイヤー5を取付けたものである。回転軸6の一端には駆動輪7が設置され、ベルト、チェーン等によりモーター(図示せず)に接続されている。
回転軸6の外周面に取付けるワイヤー5は、それ自体が図2の(A)に示すように自立性を有する棒状体(ピン)として設けることができる。また、図2の(B)に示すように、それ自体は自立性を有さない紐状体5’として回転軸6の外周面に取付け、回転軸を高速で回転させたときに、遠心力によって回転軸と垂直方向に立上るように構成してもよい。
破袋装置1、ベルトコンベヤー4及び回転軸6の寸法は、処理対象とするごみ袋23やごみ袋23内に収容したごみ24の種類や、装置を設置するスペース等に応じて任意に選択することができる。
また、回転軸6の外周面に取付けるワイヤー5の数や寸法も、適宜選択することができる。ワイヤー5を構成する材料としては、耐久性等の点でステンレス鋼等の金属材料により構成された針金、撚線等を使用することが好ましい。
つぎに、この破袋装置1を使用してごみ袋を破袋する手順について説明する。
破袋装置1の投入口2から投入されたごみ袋23は、ガイド板21により矢印方向に回転するベルトコンベヤー4上に落下し、装置1の他端部に配置された回転軸6に向けて搬送される。このベルトコンベヤー4は、変速可能なものを使用することが好ましい。
ベルトコンベヤー4の他端部に搬送されたごみ袋23は、矢印方向に高速で回転する回転軸6の外周面に取付けたワイヤー5と接触し、破袋される。そして、ごみ袋23内に収容されたごみ24及び破袋されたごみ袋は、回転軸6の下方に設けた排出口3から排出される。
回転軸6の回転数は、任意に選択することができるが、通常は200〜10,000rpm程度、好ましくは500〜5,000rpm程度で高速回転させる。
回転軸に固定刃やスクリュー刃を取付けた従来の破袋装置では、これらの刃は固いので摩耗し易い。また、ごみ袋内に、金属等の異物が混入していると高価な刃が破損することがある。一方、質量のある打撃チェーンを回転させてごみ袋の破袋と廃棄物の破壊を行なう特許文献3の装置では、凹凸のある打撃チェーンに破袋されたごみ袋や廃棄物が巻きつき易く、運転に支障が生じるといった問題点があった。
これに対して、本発明の破袋装置1では、安価で剛性と柔軟性を有し、個々のサイズは直径が例えば1〜10mm程度、長さが50〜200mm程度ときわめて小さい、多数のワイヤー5を高速回転させてごみ袋を破袋するので、金属等の異物が混入している場合でもワイヤー5は破損せず、効率良く低コストでごみ袋を破袋することができる。また、破袋されたごみ袋がワイヤー5や回転軸6に巻付くことがない。さらに、従来の破袋装置では、固定刃等を有する回転軸に、ごみ袋を押しつける押圧手段が必要であったが、本発明の破袋装置ではワイヤー5の先端がごみ袋に接触すると同時に破袋されるので、押圧手段が不要となる。そして、本発明の装置では、ワイヤー5を取付けた回転軸の質量が小さいので、小型のモーターにより回転させることが可能となり、装置全体を小型化し、安価に構成することが可能となる。
図3は、本発明の破袋装置の他の例を示す、装置全体の縦断面模式図である。
この破袋装置11では装置全体を縦長に構成し、ごみ袋23の搬送手段として投入口2の下方に装置の中心部に向って傾斜するガイド板21、21を設けて、ごみ袋23の自重によってごみ袋23を回転軸6に向って搬送するようにしたものである。
この装置11の下部には、図1の破袋装置1と同様の構成を有する外周面にワイヤー5を取付けた回転軸6、及び破袋されたごみ袋23に収容されていたごみ24の排出口3が設けられている。
本発明の破袋装置の1例を示す模式図である。 図1の破袋装置の回転軸の模式図(平面図)である。 本発明の破袋装置の他の例を示す模式図である。
符号の説明
1、11 破袋装置
2 投入口
3 排出口
4 ベルトコンベヤー
5 ワイヤー
6 回転軸
7 駆動輪
21 ガイド板
22 保護板
23 ごみ袋
24 ごみ

Claims (5)

  1. ごみ袋搬送手段と外周面に硬質の弾性材料からなるワイヤーを複数取付けた回転軸を、回転するワイヤーの先端が搬送されるごみ袋と接触する位置に対向させて配置したことを特徴とする破袋装置。
  2. ごみ袋投入口とごみ排出口を有する破袋装置内に、前記ごみ袋搬送手段としてベルトコンベヤーを配置したことを特徴とする請求項1に記載の破袋装置。
  3. 上方にごみ袋投入口を有する破袋装置において、前記ごみ袋搬送手段として該投入口の下方に装置の中心部に向って傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1に記載の破袋装置。
  4. 前記回転軸を500〜5,000rpmで高速回転可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の破袋装置。
  5. 前記回転軸の外周面に設けるワイヤーを金属又は硬質プラスチックにより構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の破袋装置。
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