JP2008259078A - 再送要求送信方法、送信側装置及び受信側装置 - Google Patents

再送要求送信方法、送信側装置及び受信側装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送信側装置において、RLC-data-PDUを構成する最後のRLC-data-Sub-PDUに対する再送要求を処理する。
【解決手段】再送要求送信方法において、受信側装置は、RLC-data-Sub-PDUに対するSTATUS-PDU(NACK)によって、RLC-data-PDUの識別情報と、RLC-data-PDU内における再送開始位置及び再送終了位置とを通知し、送信側装置は、RLC-data-Sub-PDUに対するSTATUS-PDU(NACK)によって再送終了位置として所定値が通知されている場合、RLC-data-PDU内における再送開始位置から最後までの部分を再送する。
【選択図】図7

Description

本発明は、受信側装置が送信側装置から送信されたパケットに対する再送要求信号を送信する再送要求送信方法、送信側装置及び受信側装置に関する。
第3世代移動通信システムの標準化を行う団体である3GPPでは、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)における劇的な伝送速度の向上と伝送遅延の短縮を実現するために、LTE(Long Term Evolution)と総称される検討を行っており、その検討にかかる要素技術の標準仕様策定を進めている。
図1に示すように、LTE方式の移動通信システムにおける無線アクセスネットワーク(E-UTRAN:Evolved Universal Terrestrial RAN)は、移動局UE(User Equipment)と、無線基地局eNB(E-UTRAN Node B)とによって構成されており、移動局UEと無線基地局eNBとの間では、無線リンク(RL:Radio Link)を介して通信を行われるように構成されている。
また、移動局UE及び無線基地局eNBは、それぞれ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)サブレイヤと、RLC(Radio Link Control)サブレイヤと、MAC(Medium Access Control)サブレイヤと、物理(PHY:Physical)レイヤとを終端するように構成されている。
また、送信側装置(移動局UE又は無線基地局eNB)は、伝送するデータに対して、PDCP処理とRLC処理とMAC処理とPHY処理とを順に施してから、無線部にて無線信号として送信するように構成されている。
一方、受信側装置(移動局UE又は無線基地局eNB)は、無線部にて受信した無線信号に対して、PHY処理とMAC処理とRLC処理とPDCP処理とを順に施すことによって、伝送されたデータを抽出するように構成されている。
ここで、伝送するデータは、ユーザが使用するアプリケーション等により発生するユーザデータ(Uプレーンデータ)、及び、移動通信システムの制御に用いるRRC(Radio Resource Control)シグナリングやNAS(Non Access Stratum)シグナリング等の制御データ(Cプレーンデータ)を含む。
また、送信側装置のRLCサブレイヤと受信側装置のRLCサブレイヤとの間では、RLC再送制御処理が行われるように構成されており、送信側装置のMACサブレイヤと受信側装置のMACサブレイヤとの間では、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)再送制御処理(MAC再送制御処理)が行われるように構成されている。
以下、図9を参照して、かかる移動通信システムにおいて検討されているRLC再送制御処理について説明する。
図9に示すように、ステップS1001において、送信側装置のRLCサブレイヤが、SN=Xを付与してRLC-data-PDU(初送)を送信する。
ステップS1002において、受信側装置のRLCサブレイヤが、SN=XのRLC-data-PDUに対する再送要求であるSTATUS-PDU(NACK)を送信する。
ステップS1003において、送信側装置のRLCサブレイヤが、送信側装置と受信側装置との間の無線リンクの品質に応じた再分割処理によって、SN=XのRLC-data-PDU(初送)を、3つのRLC-data-Sub-PDU#1乃至3に分割する。
ここで、RLC-data-Sub-PDUには、「SN(RLC-data-Sub-PDUが属するRLC-data-PDUのシーケンス番号)」及び「SO(RLC-data-PDU内におけるRLC-data-Sub-PDUの先頭位置)」が設定される。
図9の例では、RLC-data-Sub-PDU#1には、「SN=X、SO=0」と設定され、RLC-data-Sub-PDU#2には、「SN=X、SO=100」と設定され、RLC-data-Sub-PDU#3には、「SN=X、SO=200」と設定されている。
送信側装置のRLCサブレイヤは、ステップS1004において、RLC-data-Sub-PDU#1を送信し、ステップS1005において、RLC-data-Sub-PDU#2を送信し、ステップS1006において、RLC-data-Sub-PDU#3を送信する。
ここで、受信側装置のRLCサブレイヤは、RLC-data-Sub-PDU#1及びRLC-data-Sub-PDU#3の受信に成功し、RLC-data-Sub-PDU#2の受信に失敗した場合(ケース(A))、RLC-data-Sub-PDU#2の再送を要求するために、「SN=X、First Octet(RLC-data-PDU内における再送開始位置)=100(RLC-data-PDU内におけるRLC-data-Sub-PDU#1の最後尾位置の1オクテット後、すなわち、RLC-data-PDU内におけるRLC-data-Sub-PDU#2の先頭位置)、Last Octet(RLC-data-PDU内における再送終了位置)=199(RLC-data-PDU内におけるRLC-data-Sub-PDU#3の先頭位置の1オクテット前、すなわち、RLC-data-PDU内におけるRLC-data-Sub-PDU#2の最後尾位置)」と設定されたSTATUS-PDUを生成して返送する。
以下、図10を参照して、かかる移動通信システムにおいて検討されている第2のRLC再送制御処理について説明する。
図10に示すように、ステップS1101において、送信側装置のRLCサブレイヤが、送信側装置と受信側装置との間の無線リンクの品質に応じた分割処理によって、SN=Xが付与されたRLC-SDU(すなわち、PDCP-PDU)を、3つのRLC-data-PDU#1乃至3に分割する。
なお、RLC-SDU(すなわち、PDCP-PDU)に付与されたSN=Xとは、送信側装置のPDCPサブレイヤにおいて付与されたものである。
ここで、RLC-data-PDUには、「SN(RLC-data-PDUが属するRLC-SDUのシーケンス番号)」及び「SO(RLC-SDU内におけるRLC-data-PDUの先頭位置)」が設定される。
図10の例では、RLC-data-PDU#1には、「SN=X、SO=0」と設定され、RLC-data-PDU#2には、「SN=X、SO=100」と設定され、RLC-data-PDU#3には、「SN=X、SO=200」と設定されている。
送信側装置のRLCサブレイヤは、ステップS1102において、RLC-data-PDU#1を送信し、ステップS1103において、RLC-data-PDU#2を送信し、ステップS1104において、RLC-data-PDU#3を送信する。
ここで、受信側装置のRLCサブレイヤは、RLC-data-PDU#1及びRLC-data-PDU#3の受信に成功し、RLC-data-PDU#2の受信に失敗した場合(ケース(A))、RLC-data-PDU#2の再送を要求するために、「SN=X、First Octet(RLC-SDU内における再送開始位置)=100(RLC-SDU内におけるRLC-data-PDU#1の最後尾位置の1オクテット後、すなわち、RLC-SDU内におけるRLC-data-PDU#2の先頭位置)」」、Last Octet(RLC-SDU内における再送終了位置)=199(RLC-SDU内におけるRLC-data-PDU#3の先頭位置の1オクテット前、すなわち、RLC-SDU内におけるRLC-data-PDU#2の最後尾位置)」と設定されたSTATUS-PDUを生成して返送する。
IMT-2000のRLC仕様:3GPP TS 25.322 V6.9.0 (2006-09) LTEのStage2仕様:3GPP TS 36.300 V8.0.0 (2007-03)
しかしながら、上述の移動通信システムにおけるRLC再送制御処理において、図9及び図10に示すように、受信側装置のRLCサブレイヤは、受信に失敗したRLC-data-Sub-PDU(図10の場合は、RLC-data-PDU)の最後尾位置を、当該RLC-data-Sub-PDU(図10の場合は、RLC-data-PDU)に後続するRLC-data-Sub-PDU(図10の場合は、RLC-SDUを構成するRLC-data-PDU)の先頭位置から特定するように構成されている。
そのため、受信側装置のRLCサブレイヤが、RLC-data-Sub-PDU#1(図10の場合は、RLC-data-PDU#1)及びRLC-data-Sub-PDU#2(図10の場合は、RLC-data-PDU#2)の受信に成功し、RLC-data-Sub-PDU#3(図10の場合は、RLC-data-PDU#3)の受信に失敗した場合には(ケース(B))、RLC-data-PDU(図10の場合は、RLC-SDU)を構成する最後のRLC-data-Sub-PDU(図10の場合は、RLC-data-PDU)であるRLC-data-Sub-PDU#3(図10の場合は、RLC-data-PDU#3)には、後続するRLC-data-Sub-PDU(図10の場合は、RLC-SDUを構成するRLC-data-PDU)が存在しないため、受信側装置のRLCサブレイヤは、RLC-data-PDU(図10の場合は、RLC-SDU)内におけるRLC-data-Sub-PDU#3(図10の場合は、RLC-data-PDU#3)の最後尾位置を特定することができず、STATUS-PDU(NACK)において、「Last Octet」を設定することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、送信側装置において、RLC-data-PDU(図10の場合は、RLC-SDU)を構成する最後のRLC-data-Sub-PDU(図10の場合は、RLC-data-PDU)に対する再送要求を処理することができる再送要求送信方法、送信側装置及び受信側装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、送信側装置が、受信側装置との間の無線リンクの品質に応じて、パケット識別情報を付与するデータ単位である第1パケットを分割して複数の第2パケットを生成して送信することができる移動通信システムにおいて、該受信側装置が、該送信側装置から送信されたパケットに対する再送要求信号を送信する再送要求送信方法であって、前記受信側装置が、前記第2パケットに含まれている前記第1パケットのパケット識別情報及び該第1パケットの内における該第2パケットの先頭位置に基づいて、該第2パケットの該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置を決定する工程と、前記受信側装置が、前記再送要求信号によって、前記送信側装置に再送を要求する前記第1パケットのパケット識別情報と、該第1パケット内において前記送信側装置に再送を要求する再送開始位置及び再送終了位置とを通知する工程と、前記送信側装置が、前記受信側装置から受信した前記再送要求信号に含まれている前記第1パケットのパケット識別情報と該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置とに基づいて、該第1パケット内における該再送開始位置から該再送終了位置までの部分を再送する工程とを有し、前記送信側装置は、前記再送要求信号によって前記再送終了位置として所定値が通知されている場合、前記第1パケット内における前記再送開始位置から最後までの部分を再送することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、受信側装置との間の無線リンクの品質に応じて、パケット識別情報を付与するデータ単位である第1パケットを分割して複数の第2パケットを生成して送信することができる移動通信システムにおいて、該受信側装置からの特定パケットに対する再送要求信号に応じて、該特定パケットを再送するように構成されている送信側装置であって、前記受信側装置から受信した前記再送要求信号に含まれている前記第1パケットのパケット識別情報と該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置とに基づいて、該第1パケット内における該再送開始位置から該再送終了位置までの部分を再送するように構成されており、前記再送要求信号によって前記再送終了位置として所定値が通知されている場合、前記第1パケット内における前記再送開始位置から最後までの部分を再送するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、送信側装置から送信されたパケットに対する再送要求信号を送信するように構成されている受信側装置であって、前記送信側装置が、前記受信側装置との間の無線リンクの品質に応じて、パケット識別情報を付与するデータ単位である第1パケットを分割して複数の第2パケットを生成して送信した場合に、該第2パケットに含まれている該第1パケットのパケット識別情報及び該第1パケットの内における該第2パケットの先頭位置に基づいて、該第2パケットの該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置を決定するように構成されており、前記再送要求信号によって、前記送信側装置に再送を要求する前記第1パケットのパケット識別情報と、該第1パケット内における前記送信側装置に再送を要求する再送開始位置及び再送終了位置とを通知するように構成されており、前記第1パケット内における前記再送開始位置から最後までの部分の再送を要求すべきであると判定した場合、前記再送要求信号によって、前記再送終了位置として所定値を通知するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、送信側装置において、RLC-data-PDU(図10の場合は、RLC-SDU)を構成する最後のRLC-data-Sub-PDU(図10の場合は、RLC-data-PDU)に対する再送要求を処理することができる再送要求送信方法、送信側装置及び受信側装置を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
なお、本実施形態では、図1に示すように、3GPPで標準化が進められているLTE/SAE(System Architecture Evolution)のアーキテクチャを具備する移動通信システムを例として説明を行うが、本発明は、かかる移動通信システムに限定されるものではなく、その他のアーキテクチャを具備する移動通信システムにも適用可能である。
図2を参照して、Acknowledgeモード(AM)のRLCサブレイヤ(以下、RLCサブレイヤ)の機能構成について説明する。
なお、図2に示すRLCサブレイヤを構成する機能(モジュール)の一部又は全部は、ICチップ上で、ハードウェア又はソフトウェアによって実現されていてもよい。
例えば、ICチップ上で、一般的に単純で高速処理が要求されているMACサブレイヤ及び物理レイヤを構成する機能(モジュール)をハードウェアで実現し、一般的に複雑な処理が要求されているRLCサブレイヤを構成する機能(モジュール)をソフトウェアで実現するように構成されていてもよい。
また、物理レイヤを構成する機能(モジュール)とMACサブレイヤを構成する機能(モジュール)とRLCサブレイヤを構成する機能(モジュール)とは、同一のICチップ上で実現されていてもよいし、別々のICチップ上で実現されていてもよい。
以下、図2を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおけるRLCサブレイヤの構成の一例を示す。
図2に示すように、RLCサブレイヤは、RLC-SDUバッファ11と、新規送信バッファ12と、分割統合処理部13と、ACK待ちバッファ14と、再送バッファ15と、RLC-PDU送信部16と、再分割処理部17と、RLC-PDU送信部18と、RLC-control-PDU生成部19と、RLC-control-PDUバッファ20と、多重解除部31と、順序補正バッファ32と、再構築バッファ33と、RLC-SDU再構築部34とを具備している。
RLC-SDUバッファ11は、上位レイヤから受信したRLC-SDUを格納するように構成されている。
新規送信バッファ12は、RLC-SDUバッファ11に格納されたRLC-SDUをコピーして格納するように構成されている。
分割統合処理部13は、MACサブレイヤからデータ送信機会が通知された場合、新規送信バッファ12に格納されているRLC-SDU(若しくは、その一部)に対して分割処理又は統合処理を施して、MACサブレイヤから併せて通知された許容送信データ量の範囲内でサイズが最大となるRLC-PDUを生成するように構成されている。この際、分割統合処理部13は、生成するRLC-data-PDU毎にシーケンス番号(パケット識別情報)を付与する。
また、分割統合処理部13は、生成したRLC-data-PDUを、RLC-PDU送信部16に送信すると共に、ACK待ちバッファ14に格納するように構成されている。
ACK待ちバッファ14は、分割統合処理部13からのRLC-data-PDUや、再送待ちバッファ15からのRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUや、再分割処理部17からのRLC-data-Sub-PDUを格納するように構成されている。
図4に、本実施形態に係る移動通信システムで用いられるRLC-data-PDUのフォーマット例を示し、図5に、本実施形態に係る移動通信システムで用いられるRLC-data-Sub-PDUのフォーマット例を示す。
図4に示すように、RLC-data-PDUのヘッダ部分は、「Type」フィールドと、「Poll」フィールドと、「Align」フィールドと、「Ext」フィールドと、「SN」フィールドと、「LI」フィールドとを有する。
また、図5に示すように、RLC-data-Sub-PDUのヘッダ部分は、「Type」フィールドと、「Poll」フィールドと、「LSF(Last Segment Flag)」フィールドと、「SN」フィールドと、「SO(Segment Offset)」フィールドとを有する。
「Type」フィールドは、RLC-PDUの種別を示すフィールドである。「Type」フィールドにおいて、RLC-PDUの種別として、例えば、RLC-data-PDUやRLC-data-Sub-PDUやRLC-control-PDU等が設定され得る。
「Poll」フィールドは、受信側装置のRLCサブレイヤに対して、STATUS-PDUの送信を要求しているか否かについて示すフィールドである。
「Align」フィールドは、RLC-data-PDUの先頭バイトがRLC-SDUの先頭バイトであるか否かについて、及び、RLC-data-PDUの最終バイトがRLC-SDUの最終バイトであるか否かについて示すフィールドである。
「Ext」フィールドは、当該RLC-data-PDUのヘッダ部分に拡張ヘッダが後続するか否かについて示すフィールドである。
「SN」フィールドは、RLC-data-PDUに含まれている場合、当該RLC-data-PDUのシーケンス番号を示し、RLC-data-Sub-PDUに含まれている場合、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDUのシーケンス番号を示すフィールドである。
「LI」フィールドは、当該RLC-data-PDU内の「Payload(ペイロード)」部分において、RLC-SDUの最終バイトの位置を示すフィールドである。
「LSF」フィールドは、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDUにおける最後のRLC-data-Sub-PDUであるか否かについて示すフィールドである。
「SO」フィールドは、当該RLC-data-Sub-PDUの「Payload」部分の先頭バイトが、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDUの何番目のバイトであるかについて示すフィールドである。
ACK待ちバッファ14は、格納しているRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUについて再送が必要であるか否かについて判断し、再送が必要であると判断したRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUを再送バッファ15に送信するように構成されている。
ここで、例えば、ACK待ちバッファ14は、受信側装置のRLCサブレイヤからのSTATUS-PDU(NACK)及びMACサブレイヤからのNACKを受信した場合等に、格納しているRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUについて再送する必要があると判断する。
図6に、本実施形態に係る移動通信システムで用いられるSTATUS-PDU(NACK)のフォーマット例を示す。
図6に示すように、STATUS-PDU(NACK)は、「Type」フィールドと、「Control PDU Type」フィールドと、「Selective NACK SN」フィールドと、「Selective NACK First Octet」フィールドと、「Selective NACK Last Octet」フィールドとを有する。
ここで、STATUS-PDU(NACK)は、複数組の「Selective NACK SN」フィールドと「Selective NACK First Octet」フィールドと「Selective NACK Last Octet」フィールドとを有してもよい。
「Control PDU Type」フィールドは、RLC-control-PDUの種別(STATUS-PDU(ACK)又はSTATUS-PDU(NACK)等)を示すフィールドである。
「Selective NACK SN」フィールドは、受信側装置のRLCサブレイヤの受信側ウィンドウ内でRLC再送が必要であると判断したRLC-data-PDUのシーケンス番号を示すフィールドである。
「Selective NACK First Octet」フィールドは、「Selective NACK SN」フィールドにより指定されたRLC-data-PDUの中で、何番目のバイト(オクテット)から再送が必要であるかについて示すフィールドである。
「Selective NACK Last Octet」フィールドは、「Selective NACK SN」フィールドにより指定されたRLC-data-PDUの中で、何番目のバイト(オクテット)まで再送が必要であるかについて示すフィールドである。
ここで、「Selective NACK Last Octet」フィールドにおいて、特別値(所定値)が設定されている場合、RLC-data-PDU内における最後まで再送すべきであると示す。
ここで、ACK待ちバッファ14は、受信側装置から受信したSTATUS-PDU(NACK)(再送要求信号)に含まれている「Selective NACK SN」フィールドの値(第1パケットの識別情報)と、「Selective NACK First Octet」フィールドの値(第1パケット内における再送開始位置)と、「Selective NACK Last Octet」フィールドの値(第1パケット内における再送終了位置)とに基づいて、前記第1パケット内における該再送開始位置から該再送終了位置までの部分を再送する必要があると判断するように構成されている。
なお、ACK待ちバッファ14は、受信側装置から受信したSTATUS-PDU(NACK)(再送要求信号)において、「Selective NACK Last Octet」フィールドの値に特別値(所定値)が設定されている場合(すなわち、再送要求信号によって再送終了位置として所定値が通知されている場合)、RLC-data-PDU内における再送開始位置から最後までの部分を再送する必要があると判断する。
再送バッファ15は、ACK待ちバッファ14からのRLC-data-PDUやRLC-data-Sub-PDUを格納するように構成されている。
RLC-PDU送信部16は、MACサブレイヤからデータ送信機会が通知された場合、分割統合処理部13から送信されたRLC-data-PDU、及び、再送バッファ15に格納されているRLC-data-PDUを、MACサブレイヤに送信するように構成されている。
ここで、RLC-PDU送信部16は、送信すべきRLC-data-PDUに対して、RLC-control-PDUバッファ20に格納されているRLC-control-PDU(STATUS-PDU等)を付与することによって、RLC-data-PDU-piggybacked-control-PDUを生成して送信するように構成されていてもよい。
再分割処理部17は、無線リンクの品質に応じて、具体的には、MACサブレイヤから併せて通知された許容送信データ量に応じて、再送バッファ15に格納されている1つのRLC-data-PDU(パケット識別情報(シーケンス番号)を付与するデータ単位である第1パケット)又はRLC-data-Sub-PDUを分割して、複数のRLC-data-Sub-PDU(第2パケット)を生成するように構成されている、すなわち、再送バッファ15に格納されているRLC-data-PDU又はRLC-data-Sub-PDUに対して再分割処理を行うように構成されている。
図3の例では、再分割処理部17は、1回目の再送時には、RLC-data-PDU(SN=X)を、3つのRLC-data-Sub-PDU#A乃至#Cに分割し、2回目の再送時には、3つのRLC-data-Sub-PDU#A乃至#Cを、それぞれ3つのRLC-data-Sub-PDU#A1乃至#A3、#B1乃至#B3、#C1乃至#C3に分割している。
ここで、RLC-data-Sub-PDU#A1、#A2、#B1、#B2、#C1、#C2は、それぞれRLC-data-PDU#A、#B,#Cを構成する最後のRLC-data-Sub-PDUでないため、「LSF」フィールドに「0」が設定されており、RLC-data-Sub-PDU#A3、#B3、#C3は、それぞれRLC-data-PDU#A、#B,#Cを構成する最後のRLC-data-Sub-PDUであるため、「LSF」フィールドに「1」が設定されている。
RLC-PDU送信部18は、MACサブレイヤからデータ送信機会が通知された場合、再分割処理部17により再分割処理が施されたRLC-data-Sub-PDUを、MACサブレイヤに送信するように構成されている。
ここで、RLC-PDU送信部18は、送信すべきRLC-data-Sub-PDUに対して、RLC-control-PDUバッファ20に格納されているRLC-control-PDU(STATUS-PDU等)を付与することによって、RLC-data-Sub-PDU-piggybacked-control-PDUを生成して送信するように構成されていてもよい。
RLC-control-PDU生成部19は、順序補正バッファ32からの通知に応じて、STATUS-PDU(ACK/NACK)を生成するように構成されている。
具体的には、RLC-control-PDU生成部19は、受信に失敗したRLC-data-Sub-PDUの再送を要求するために、受信に成功した当該RLC-data-Sub-PDUに後続するRLC-data-Sub-PDUの先頭位置に応じて、STATUS-PDU(NACK)において、「Selective NACK SN」フィールドの値(第1パケットの識別情報)、「Selective NACK First Octet」フィールドの値(第1パケット内における再送開始位置)及び「Selective NACK Last Octet」フィールドの値(第1パケット内における再送終了位置)を設定するように構成されている。
なお、RLC-control-PDU生成部19は、所定期間が経過した後も、「LSF」フィールドに「1」が設定されているRLC-data-Sub-PDUを受信しない場合、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDU内について、それまでに受信に成功したRLC-data-Sub-PDUの最後尾位置の次のバイトから最後までの部分を再送すべきであると決定し、STATUS-PDU(NACK)の「Selective NACK Last Octet」フィールドに特別値(所定値)を設定するように構成されている。
RLC-control-PDUバッファ20は、RLC-control-PDU生成部19によって生成されたRLC-control-PDUを格納するように構成されている。
多重解除部31は、MACサブレイヤから受信したRLC-PDUの中から、STATUS-PDUを抽出してACK待ちバッファ14に転送し、RLC-data-PDU及びRLC-data-Sub-PDUを抽出して順序補正バッファ32に転送するように構成されている。
順序補正バッファ32は、格納しているRLC-data-PDUに対して順序補正処理を行うように構成されている。
具体的には、順序補正バッファ32は、シーケンス番号順に格納されているRLC-data-PDU(in-sequence)を再構築バッファ33に格納するように構成されている。
一方、順序補正バッファ32は、シーケンス番号順に格納されていないRLC-data-PDU(out-of-sequence)については、順序補正タイマを用いたRLC-data-PDUに対するロス検出処理を行い、未受信のRLC-data-PDUに対するロスが検出された場合、その旨をRLC-control-PDU生成部19に通知するように構成されている。
順序補正バッファ32は、格納しているRLC-data-Sub-PDUからRLC-data-PDUを構築することができる場合は、かかるRLC-data-PDUを構築するように構成されている。
RLC-SDU再構築部34は、再構築バッファ33に格納されているRLC-data-PDUからRLC-SDUを構築することができる場合は、かかるRLC-SDUを構築して、シーケンス番号順に上位レイヤに送信するように構成されている。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図7に示すように、ステップS2001において、送信側装置のRLCサブレイヤが、SN=Xを付与してRLC-data-PDU(初送)(第1パケット)を送信する。ここで、RLC-data-PDU(初送)のフォーマットには、図4に示すフォーマットが適用されている。
ステップS2002において、受信側装置のRLCサブレイヤが、SN=XのRLC-data-PDUに対する再送要求であるSTATUS-PDU(NACK)を送信する。
ステップS2003において、送信側装置のRLCサブレイヤが、送信側装置と受信側装置との間の無線リンクの品質に応じた再分割処理によって、SN=XのRLC-data-PDU(初送)を、3つのRLC-data-Sub-PDU#1乃至3に分割する。ここで、RLC-data-Sub-PDU#1乃至3(再送)(第2パケット)のフォーマットには、図5に示すフォーマットが適用されている。
ここで、RLC-data-Sub-PDUには、「SN(RLC-data-Sub-PDUが属するRLC-data-PDUのシーケンス番号)」及び「SO(RLC-data-PDU内におけるRLC-data-Sub-PDUの先頭位置)」が設定される。
図7の例では、RLC-data-Sub-PDU#1には、「SN=X、SO=0」と設定され、RLC-data-Sub-PDU#2には、「SN=X、SO=100」と設定され、RLC-data-Sub-PDU#3には、「SN=X、SO=200」と設定されている。
送信側装置のRLCサブレイヤは、ステップS2004において、RLC-data-Sub-PDU#1を送信し、ステップS2005において、RLC-data-Sub-PDU#2を送信し、ステップS2006において、RLC-data-Sub-PDU#3を送信する。
ここで、受信側装置のRLCサブレイヤは、RLC-data-Sub-PDU#1及びRLC-data-Sub-PDU#2の受信に成功し、RLC-data-Sub-PDU#3の受信に失敗するものとする。
そこで、ステップS2007において、受信側装置のRLCサブレイヤは、所定期間が経過した後も、「LSF」フィールドに「1」が設定されているRLC-data-Sub-PDU(図7の例では、RLC-data-Sub-PDU#3)を受信しないため、当該RLC-data-Sub-PDUが関連するRLC-data-PDU内について、それまでに受信に成功したRLC-data-Sub-PDU(図7の例では、RLC-data-Sub-PDU#2)の最後尾位置の次のバイトから最後までの部分を再送すべきであると決定し、STATUS-PDU(NACK)の「Selective NACK Last Octet」フィールドに特別値(所定値)を設定する。
ステップS2008において、受信側装置のRLCサブレイヤは、「Selective NACK Last Octet」フィールドに特別値(所定値)が設定されたSTATUS-PDU(NACK)を送信する。
ステップS2009において、送信側装置のRLCサブレイヤは、受信側装置から受信したSTATUS-PDU(NACK)(再送要求信号)において、「Selective NACK Last Octet」フィールドの値に特別値(所定値)が設定されているため(すなわち、再送要求信号によって再送終了位置として所定値が通知されているため)、SN=XのRLC-data-PDU内における再送開始位置(「Selective NACK Fast Octet」フィールドに設定されている位置)から最後までの部分(図7の例では、RLC-data-Sub-PDU#3)を再送する必要があると判断して再送する。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、図7に示すように、受信側装置のRLCサブレイヤは、RLC-data-Sub-PDU#1及びRLC-data-Sub-PDU#2の受信に成功し、RLC-data-PDUを構成する最後のRLC-data-Sub-PDUであるRLC-data-Sub-PDU#3の受信に失敗した場合であっても(ケース(B))、STATUS-PDU(NACK)の「Selective NACK Last Octet」フィールドに、特別値を設定することによって、RLC-data-PDU内におけるRLC-data-Sub-PDU#3の最後尾位置を特定することができる。
(変更例1)
次に、図8を参照して、本発明の変更例1について説明する。以下、本発明の変更例1について、上述の第1の実施形態との相違点に着目して説明する。
図8に示すように、ステップS2101において、送信側装置のRLCサブレイヤが、送信側装置と受信側装置との間の無線リンクの品質に応じた分割処理によって、SN=Xが付与されたRLC-SDU(すなわち、PDCP-PDU)(第1パケット)を、3つのRLC-data-PDU#1乃至3(第2パケット)に分割する。ここで、RLC-data-PDU#1乃至3(再送)(第2パケット)のフォーマットには、図5に示すフォーマットが適用されている。
なお、RLC-SDU(すなわち、PDCP-PDU)に付与されたSN=Xとは、送信側装置のPDCPサブレイヤにおいて付与されたものである。
また、RLC-data-PDUには、「SN(RLC-data-PDUが属するRLC-SDUのシーケンス番号)」及び「SO(RLC-SDU内におけるRLC-data-PDUの先頭位置)」が設定される。
図8の例では、RLC-data-PDU#1には、「SN=X、SO=0」と設定され、RLC-data-PDU#2には、「SN=X、SO=100」と設定され、RLC-data-PDU#3には、「SN=X、SO=200」と設定されている。
送信側装置のRLCサブレイヤは、ステップS2102において、RLC-data-PDU#1を送信し、ステップS2103において、RLC-data-PDU#2を送信し、ステップS2104において、RLC-data-PDU#3を送信する。
ここで、受信側装置のRLCサブレイヤは、RLC-data-PDU#1及びRLC-data-PDU#2の受信に成功し、RLC-data-PDU#3の受信に失敗するものとする。
そこで、ステップS2104において、受信側装置のRLCサブレイヤは、所定期間が経過した後も、「LSF」フィールドに「1」が設定されているRLC-data-PDU(図8の例では、RLC-data-PDU#3)を受信しないため、当該RLC-data-PDUが関連するRLC-SDU内について、それまでに受信に成功したRLC-data-PDU(図8の例では、RLC-data-PDU#2)の最後尾位置の次のバイトから最後までの部分を再送すべきであると決定し、STATUS-PDU(NACK)の「Selective NACK Last Octet」フィールドに特別値(所定値)を設定する。
ステップS2105において、受信側装置のRLCサブレイヤは、「Selective NACK Last Octet」フィールドに特別値(所定値)が設定されたSTATUS-PDU(NACK)を送信する。
ステップS2106において、送信側装置のRLCサブレイヤは、受信側装置から受信したSTATUS-PDU(NACK)(再送要求信号)において、「Selective NACK Last Octet」フィールドの値に特別値(所定値)が設定されているため(すなわち、再送要求信号によって再送終了位置として所定値が通知されているため)、SN=XのRLC-SDU内における再送開始位置(「Selective NACK Fast Octet」フィールドに設定されている位置)から最後までの部分(図8の例では、RLC-data-PDU#3)を再送する必要があると判断して再送する。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの無線アクセスネットワークにおけるプロトコルレイヤ構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤにおいて行われる再分割処理について説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるRLC-data-PDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるRLC-data-Sub-PDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局及び無線基地局におけるRLCサブレイヤによって生成されるSTATUS-PDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の変更例1に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 LTE方式の移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 LTE方式の移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
11…RLC-SDUバッファ
12…新規送信バッファ
13…分割統合処理部
14…ACK待ちバッファ
15…再送バッファ
16、18…RLC-PDU送信部
17…再分割処理部
19…RLC-control-PDU生成部
20…RLC-control-PDUバッファ
31…多重解除部
32…順序補正バッファ
33…再構築バッファ
34…RLC-SDU再構築部

Claims (3)

  1. 送信側装置が、受信側装置との間の無線リンクの品質に応じて、パケット識別情報を付与するデータ単位である第1パケットを分割して複数の第2パケットを生成して送信することができる移動通信システムにおいて、該受信側装置が、該送信側装置から送信されたパケットに対する再送要求信号を送信する再送要求送信方法であって、
    前記受信側装置が、前記第2パケットに含まれている前記第1パケットのパケット識別情報及び該第1パケットの内における該第2パケットの先頭位置に基づいて、該第2パケットの該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置を決定する工程と、
    前記受信側装置が、前記再送要求信号によって、前記送信側装置に再送を要求する前記第1パケットのパケット識別情報と、該第1パケット内において前記送信側装置に再送を要求する再送開始位置及び再送終了位置とを通知する工程と、
    前記送信側装置が、前記受信側装置から受信した前記再送要求信号に含まれている前記第1パケットのパケット識別情報と該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置とに基づいて、該第1パケット内における該再送開始位置から該再送終了位置までの部分を再送する工程とを有し、
    前記送信側装置は、前記再送要求信号によって前記再送終了位置として所定値が通知されている場合、前記第1パケット内における前記再送開始位置から最後までの部分を再送することを特徴とする再送要求送信方法。
  2. 受信側装置との間の無線リンクの品質に応じて、パケット識別情報を付与するデータ単位である第1パケットを分割して複数の第2パケットを生成して送信することができる移動通信システムにおいて、該受信側装置からの特定パケットに対する再送要求信号に応じて、該特定パケットを再送するように構成されている送信側装置であって、
    前記受信側装置から受信した前記再送要求信号に含まれている前記第1パケットのパケット識別情報と該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置とに基づいて、該第1パケット内における該再送開始位置から該再送終了位置までの部分を再送するように構成されており、
    前記再送要求信号によって前記再送終了位置として所定値が通知されている場合、前記第1パケット内における前記再送開始位置から最後までの部分を再送するように構成されていることを特徴とする送信側装置。
  3. 送信側装置から送信されたパケットに対する再送要求信号を送信するように構成されている受信側装置であって、
    前記送信側装置が、前記受信側装置との間の無線リンクの品質に応じて、パケット識別情報を付与するデータ単位である第1パケットを分割して複数の第2パケットを生成して送信した場合に、該第2パケットに含まれている該第1パケットのパケット識別情報及び該第1パケットの内における該第2パケットの先頭位置に基づいて、該第2パケットの該第1パケット内における再送開始位置及び再送終了位置を決定するように構成されており、
    前記再送要求信号によって、前記送信側装置に再送を要求する前記第1パケットのパケット識別情報と、該第1パケット内における前記送信側装置に再送を要求する再送開始位置及び再送終了位置とを通知するように構成されており、
    前記第1パケット内における前記再送開始位置から最後までの部分の再送を要求すべきであると判定した場合、前記再送要求信号によって、前記再送終了位置として所定値を通知するように構成されていることを特徴とする受信側装置。
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